JPH0612174U - アシストグリップ取付構造 - Google Patents
アシストグリップ取付構造Info
- Publication number
- JPH0612174U JPH0612174U JP860591U JP860591U JPH0612174U JP H0612174 U JPH0612174 U JP H0612174U JP 860591 U JP860591 U JP 860591U JP 860591 U JP860591 U JP 860591U JP H0612174 U JPH0612174 U JP H0612174U
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- Japan
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- assist grip
- holder member
- bracket
- brackets
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- Passenger Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
〔目的〕 本考案は、アシストグリップのアシストグリ
ップホルダメンバへの取付けを容易に行なうことができ
るアシストグリップ取付構造を提供することを目的とす
る。 〔構成〕 本考案では、上記目的を達成するために、ア
シストグリップホルダメンバ3に予め溶着されたホルダ
メンバブラケット4の下端部4bを上記アシストグリップ
ブラケット5が位置される側へ向けて折曲し、もって、
上記ホルダメンバブラケット4の下端部4b上に上記アシ
ストグリップブラケット5が位置されるようにした構成
としている。
ップホルダメンバへの取付けを容易に行なうことができ
るアシストグリップ取付構造を提供することを目的とす
る。 〔構成〕 本考案では、上記目的を達成するために、ア
シストグリップホルダメンバ3に予め溶着されたホルダ
メンバブラケット4の下端部4bを上記アシストグリップ
ブラケット5が位置される側へ向けて折曲し、もって、
上記ホルダメンバブラケット4の下端部4b上に上記アシ
ストグリップブラケット5が位置されるようにした構成
としている。
Description
【0001】
本考案は、アシストグリップ取付構造に関する。
【0002】
一般的に、インストルメントパネルへアシストグリップを取付ける場合には、 該アシストグリップの支持強度を高くするために、該アシストグリップをインス トルメントパネルの裏側からアシストグリップホルダメンバによって支持するよ うにしていた。
【0003】 図8および図9は、従来の車両におけるアシストグリップ取付構造の要部を示 すものである。
【0004】 このアシストグリップ取付構造では、アシストグリップホルダメンバ20に予め 略コ字状断面形状を有するホルダメンバブラケット21, 21を溶着し、さらに、こ れらのホルダメンバブラケット21, 21に、インストルメントパネル22を挟んでア シストグリップ23に連結されるアシストグリップブラケット24, 24を複数のボル ト25を用いてそれぞれ固定している。
【0005】 そして、アシストグリップホルダメンバ20の一端を、上記インストルメントパ ネルの下部背面に設置されたインストルメントパネルホルダメンバ26に複数のボ ルト27によって固定し、その他端を図示しない車体サイドフレームに固定してい 。
【0006】 なお、図9に示されるように、アシストグリップブラケット24, 24は、その取 付時において、ホルダメンバブラケット21, 21の外側に位置されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、アシストグリップ23側をアシストグリップホルダメンバ20側へ取付 ける際、アシストグリップブラケット24, 24側をホルダメンバブラケット21, 21 に対して仮固定して位置決めできれば、作業がし易くなり好しいが、従来のまま では、この仮固定をすることが困難であった。
【0008】 このため、この取付け時に、アシストグリップブラケット24, 24がホルダメン バブラケット21, 21に対してずれたりすると、上記の組付けが不能になる虞れが あった。
【0009】 本考案は、上記実情に鑑みてなされたもので、アシストグリップのアシストグ リップホルダメンバへの取付け作業を容易に行なうことができるアシストグリッ プ取付構造を提供することを目的とする。
【0010】
本考案では、上記目的を達成するために、アシストグリップホルダメンバに予 め溶着されたホルダメンバブラケットに、アシストグリップに連結されたアシス トグリップブラケットを固定するようにしたアシストグリップ取付構造において 、上記ホルダメンバブラケットの下端部を上記アシストグリップブラケットが位 置される側へ向けて折曲し、もって、上記ホルダメンバブラケットの下端部上に 上記アシストグリップブラケットが位置される構成としている。
【0011】
以下、本考案に係るアシストグリップ取付構造の実施例について、添付図面を 参照しながら詳細に説明する。
【0012】 図1〜図4は、本考案の一実施例を示すものである。本実施例のアシストグリ ップ取付構造では、アシストグリップ1をインストルメントパネル2の裏側から アシストグリップホルダメンバ3によって支持している。このアシストグリップ ホルダメンバ3には、上下端部4a, 4bが互いに反対方向を向くように折曲された 一対のホルダメンバブラケット4が予め溶着されている。
【0013】 特に、一対のホルダメンバ4, 4の下端部4b, 4bは、共に外方を向くようにそれ ぞれ折曲されている。(図4参照)
【0014】 アシストグリップ1は、後述するように、インストルメントパネルの表面のア シストグリップ取付部2aに位置固定される。
【0015】 アシストグリップブラケット5は、略コ字状断面形状のブラケット本体5aの先 端に、該ブラケット本体に対して略直角に折曲された延設部5bを有している。
【0016】 アシストグリップ1は、インストルメントパネル2のアシストグリップ取付部 2aをアシストグリップブラケット5, 5の延設部5a, 5bとによって挟むことによっ てインストルメントパネル2に固定される。
【0017】 アシストグリップホルダメンバ3は、その一端がインストルメントパネルホル ダメンバ6に固定され、その他端が図示しない車体サイドブフレームに固定され る。
【0018】 インストルメントパネルホルダメンバ6は、図2に示すように、インストルメ ントパネル2を裏側から支えるもので、通常、該インストルメントパネルの下部 背面に位置される。
【0019】 アシストグリップ1は、アシストグリップホルダメンバ3へ次のようにして連 結される。
【0020】 まず、アシストグリップブラケット5, 5をそれぞれホルダメンバブラケット4, 4の下端部4a, 4b上に載せる。
【0021】 これにより、アシストグリップ1、インストルメントパネル2およびアシスト グリップブラケット5は、アシストグリップホルダメンバ3に仮保持される。
【0022】 この状態のまま、複数のボルト7を用いて、それぞれのホルダメンバブラケッ ト4およびアシストグリップブラケット5を互いに締結する。
【0023】 これにより、アシストグリップ1は、インストルメントパネル2に支えられる とともに、アシストグリップホルダメンバ3によっても支えられ、その取付強度 も高められる。
【0024】 上記のように、アシストグリップブラケット5をホルダメンバブラケット4に 締結する際、アシストグリップ1、インストルメントパネルおよびアシストグリ ップブラケット5がホルダメンバブラケット4の下端部4bによって仮保持される ので、これらがホルダメンバブラケット4に対してずれたりしなくなる。これに より、アシストグリップ1等のアシストグリップホルダメンバ3への取付け作業 を容易にかつ迅速に行なうことができる。
【0025】 図5〜図7は、本考案に係るアシストグリップ取付構造の他の実施例を示すも ので、前記実施例に示した要素と同一機能を有するものについては同一符号を付 し、それらの詳細な説明を省略する。
【0026】 本実施例では、一対のホルダメンバブラケット4, 4をその先端に向かって互い に近づくように狭閉させるとともに、一対のアシストグリップブラケット5, 5を その先端に向かって互いに離れるように拡開させている。
【0027】 これにより、例えば、一対のホルダメンバブラケット4, 4間のピッチまたは一 対のアシストグリップブラケット5, 5間のピッチが所定よりずれたりしている等 の寸法誤差がある場合でも、アシストグリップ1のアシストグリップホルダメン バ3への組付を容易に行なうことができる。
【0028】 すなわち、従来では、上記寸法誤差がある場合には上記組付けが困難になった のに対して、本実施例では、一対のホルダメンバブラケット4, 4および一対のア シストグリップブラケット5, 5の狭閉および拡開により上記寸法誤差が吸収され るので、上記組付けが困難になることを無くすことができる。
【0029】 なお、上記両実施例においては、一対のホルダメンバブラケット4, 4の下端部 4b, 4bを互いに反対方向である外方へ向けて折曲させているが、本考案はこれに 限らず内方へ向えて折曲させるようにしても勿論良く、要は、下端部4b, 4bをア シストグリップブラケットが位置される側へ折曲させるようにし、これによって 、アシストグリップブラケット5等をホルダメンバブラケット4の下端部で仮固 定して位置決めできるように折曲されれば、いかようにしても良い。
【0030】
以上説明したように、本考案に係るアシストグリップ取付構造によれば、ホル ダメンバブラケットの下端部をアシストグリップブラケットが位置される側ヘ向 けた構成としているので、アシストグリップをアシストグリップホルダメンバに 取付ける際、アシストグリップ、インストルメントパネルおよびアシストグリッ プブラケットを上記ホルダメンバブラケットに対して仮固定して位置決めするこ とができ、したがって、上記取付けに際して上記アシストグリップブラケットが ホルダメンバブラケットに対してずれたりせず、その取付けが困難になったりす ることが無くなり、上記取付け作業を容易かつ迅速に行なうことができる。
【0031】 また、本考案では、上記ホルダメンバブラケットおよびアシストグリップブラ ケットをそれぞれ複数設けた場合に、それぞれが互いに適宜に合致するように狭 閉または拡開することにより、上記複数のホルダメンバブラケット間のピッチま たは上記複数のアシストグリップブラケット間のピッチが所定よりもずれている 等の寸法誤差がある場合でも、その寸法誤差を吸収できるので、その寸法誤差に よって組付け困難になることを無くすことができる。
【図1】本考案に係るアシストグリップの取付構造の一
実施例を示す分解斜視図である。
実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の一実施例の要部を一部省略して示す縦
断面図である。
断面図である。
【図3】本考案の一実施例のアシストグリップホルダメ
ンバを概念的に示す斜視図である。
ンバを概念的に示す斜視図である。
【図4】本考案の一実施例の要部を示す縦断面図であ
る。
る。
【図5】本考案に係るアシストグリップ取付構造の他の
実施例の要部を示す略水平断面図である。
実施例の要部を示す略水平断面図である。
【図6】本考案の他の実施例のアシストグリップホルダ
メンバを示す平面図である。
メンバを示す平面図である。
【図7】本考案の他の実施例のアシストグリップホルダ
メンバを示す平面図である。
メンバを示す平面図である。
【図8】従来のアシストグリップ取付構造の要部を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図9】従来のアシストグリップ取付構造の要部を示す
略水平断面図である。
略水平断面図である。
1 アシストグリップ 2 インストルメントパネル 3 アシストグリップホルダメンバ 4 ホルダメンバブラケット 4a 上端部 4b 下端部 5 アシストグリップブラケット
Claims (1)
- 【請求項1】 アシストグリップホルダメンバに予め溶
着されたホルダメンバブラケットに、アシストグリップ
に連結されたアシストグリップブラケットを固定するよ
うにしたアシストグリップ取付構造において、上記ホル
ダメンバブラケットの下端部を上記アシストグリップブ
ラケットが位置される側へ向けて折曲し、もって、上記
ホルダメンバブラケットの下端部上に上記アシストグリ
ップブラケットが位置されるようにしたことを特徴とす
るアシストグリップ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP860591U JP2530884Y2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | アシストグリップ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP860591U JP2530884Y2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | アシストグリップ取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612174U true JPH0612174U (ja) | 1994-02-15 |
JP2530884Y2 JP2530884Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=11697594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP860591U Expired - Lifetime JP2530884Y2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | アシストグリップ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2530884Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018047889A (ja) * | 2016-08-05 | 2018-03-29 | マグナ ステアー ファールゾイヒテクニーク アーゲー ウント コ カーゲー | クロスメンバ及びコックピットモジュール |
-
1991
- 1991-01-30 JP JP860591U patent/JP2530884Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018047889A (ja) * | 2016-08-05 | 2018-03-29 | マグナ ステアー ファールゾイヒテクニーク アーゲー ウント コ カーゲー | クロスメンバ及びコックピットモジュール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2530884Y2 (ja) | 1997-04-02 |
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