JP6426918B2 - ワイヤハーネス配索構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤハーネス配索構造体に関する。
従来、車両用のワイヤハーネスを製造するには、まず、配索板上に配索経路に沿ってフォーク状の治具を配設する。次いで、コネクタ、端子等を接続した電線を、治具を利用して配索経路に沿って配索する。次いで、配索した電線に、プロテクタ、コルゲートチューブ等の外装部材を取り付ける。次いで、外装部材と電線とを粘着テープ等で固定する。このようにして製造されたワイヤハーネスは、導通検査後に、車両における配索対象物に取り付けられる。この種の技術は、下記特許文献1に記載されている。
一方、車両のインストルメントパネルの奥部には、ワイヤハーネスが取り付けられる補強部材としてのビーム(リーンホースとも言う。)が配置されている。ビームにワイヤハーネスを取り付けるには、例えば、ワイヤハーネスに備えた外装部材に、固定部材としてのクリップを装着して粘着テープ等で固定するとともに、ビームにはクリップが係合するクリップ用孔を設けておく。そして、ワイヤハーネスと一体化したクリップをビームのクリップ用孔に係合させることで、ワイヤハーネスをビームに固定する。
特開2003−45255号公報
上記のようにワイヤハーネスを製造するには、治具板上にフォーク状の治具を配設して、治具に電線を掛け回して配索するので、ワイヤハーネスの製造に大変手間がかかるという問題がある。
また、製造されたワイヤハーネスは可撓性を有するので、搬送時の取り扱いが容易でないという問題がある。
また、ワイヤハーネスをビームに取り付けるのに、クリップ等の固定部材が別途必要であり、さらに固定部材をワイヤハーネスに装着して固定する作業も必要である。
したがって、ワイヤハーネスを製造してから取付対象物の配索箇所に配索するまでの作業に非常に多数の工程を有し、取付作業が複雑であるという問題がある。
本発明の目的は上記課題を解消することに係り、ワイヤハーネスの製造、取り扱い、配索が容易なワイヤハーネス配索構造体を提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1) 車体に取り付けられるワイヤハーネス配索部材と、
ワイヤハーネスを収容して保持するプロテクタと、
を備えたワイヤハーネス配索構造体であって、
前記プロテクタは、断面視で一方向が開放した凹形状であり、
前記ワイヤハーネス配索部材又は前記プロテクタの少なくとも一方に、前記プロテクタを前記ワイヤハーネス配索部材に固定する固定機構を備え、
前記固定機構により前記プロテクタと前記ワイヤハーネス配索部材とが一体化され、
前記プロテクタは、長手方向に分割された複数の部分から構成され、前記複数の部分同士が連結可能に構成され
前記プロテクタにおける前記凹形状の底面に対応する底壁が前記ワイヤハーネス配索部材と接触し、
前記プロテクタにおける前記凹形状の一対の側面の一方に対応する側壁に前記固定機構が設けられていることを特徴とするワイヤハーネス配索構造体。
(2) 前記プロテクタは、前記ワイヤハーネス配索部材との接触面が前記ワイヤハーネス配索部材の接触面の形状に倣った形状であることを特徴とする上記(2)に記載のワイヤハーネス配索構造体。
(3) 前記固定機構は、前記ワイヤハーネス配索部材に設けられたブラケットと、前記プロテクタに一体成形され前記ブラケットと係合する孔部を有するクリップと、を備えたことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のワイヤハーネス配索構造体。
(4) 前記ワイヤハーネスは、整流機能付きのジョイントコネクタを備え、
前記プロテクタは、ジョイントコネクタ収容部を有することを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載のワイヤハーネス配索構造体。
(5) 前記プロテクタは、前記ワイヤハーネスの幹線を収容する幹線収容部と、前記ワイヤハーネスの支線を収容する支線収容部とを有することを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載のワイヤハーネス配索構造体。
上記(1)の構成によれば、プロテクタが断面視で一方向が開放した凹形状であるので、プロテクタを開放部を上にして載置した状態で、ワイヤハーネスを収容することができる。したがって、従来用いていたフォーク状の治具を用いずとも、ワイヤハーネスを容易にプロテクタ内に配索することができる。
また、上記(1)の構成によれば、固定機構によりプロテクタとワイヤハーネス配索部材とが一体化されているので、ワイヤハーネスの取扱性がよい。また、車両への配索現場では、プロテクタを介してワイヤハーネスが一体化された配索部材を車両に取り付けるだけで、ワイヤハーネスを容易に配索することができる。
上記(2)の構成によれば、プロテクタのワイヤハーネス配索部材との接触面が、ワイヤハーネス配索部材の接触面の形状に倣った形状であるので、プロテクタがワイヤハーネス接触部材と密接するので、プロテクタがガタツキなくワイヤハーネス配索部材と一体化される。
上記(3)の構成によれば、ワイヤハーネス配索部材に設けられたブラケットと、プロテクタに一体成形されたクリップとにより、簡単な構成で固定機構が得られる。
上記(4)の構成によれば、ワイヤハーネスが整流機能付きのジョイントコネクタを備えた場合であっても、ジョイントコネクタはプロテクタのジョイントコネクタ収容部に収容されるので、ジョイントコネクタもワイヤハーネスとともにプロテクタと一体化される。したがって、取り扱い時にジョイントコネクタがぶらつくことがなく、作業性がよい。
上記(5)の構成によれば、幹線と支線とを有するワイヤハーネスであっても、従来用いていたフォーク状の治具を用いずとも、ワイヤハーネスを容易にプロテクタ内に配索することができる。
本発明によれば、ワイヤハーネスの製造、取り扱い、配索が容易なワイヤハーネス配索構造体を提供することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。さらに、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は本発明の一実施形態に係るワイヤハーネス配索構造体の分解斜視図である。 図2はプロテクタの斜視図である。 図3はプロテクタをビームに固定する固定機構の斜視図である。 図4は図3の固定機構の断面図である。 図5はプロテクタの変形例の斜視図である。
以下、本発明に係るワイヤハーネス配索構造体について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るワイヤハーネス配索構造体の分解斜視図、図2はプロテクタの斜視図、図3はプロテクタをビームに固定する固定機構の斜視図、図4は図3の固定機構の断面図、図5はプロテクタの変形例の斜視図である。
図1に示すように、ワイヤハーネス配索構造体10は、車両のインストルメントパネルの奥部に配設されるビーム20と、電源と各種機器とを電気的に接続するワイヤハーネス30と、ワイヤハーネス30を収容したプロテクタ40とを備えている。ビーム20は、剛体からなり、車両の幅方向に沿って配置される。
ワイヤハーネス30は、幹線31である電線(以下、単に幹線とも言う。)と、該幹線31から分岐された複数の支線32である電線(以下、単に支線とも言う。)と、を有する。また、ワイヤハーネス30は、幹線31及び支線32の一端が、図示しないコネクタにより整流機能付きのジョイントコネクタ33に接続されている。ジョイントコネクタ33は、略直方体形状であり、幹線31及び支線32の一端は、ジョイントコネクタ33の1つの面33aだけに接続されている。また、ワイヤハーネス30は、幹線31及び支線32の他端に、車両内の各機器に接続されるコネクタ34を備えている。ジョイントコネクタ33は、内部で各幹線31及び支線32どうしを所定の接続状態に接続している。
プロテクタ40は合成樹脂製であり、図2に示すように、ワイヤハーネス30の幹線31を収容する幹線収容部41と、幹線31から分岐された支線32を収容する支線収容部42と、を備えており、ワイヤハーネス30を分岐状態に収容して保持する。プロテクタ40は、幹線収容部41及び支線収容部42の横断面が凹形状(コ字形状)に形成されている。プロテクタ40は平面視形状が略T字形状である。また、プロテクタ40は、ジョイントコネクタ33を収容するジョイントコネクタ収容部43を備えている。ジョイントコネクタ収容部43は、幹線収容部41に隣接して設けられて幹線収容部41と連通している。
ジョイントコネクタ収容部43は、ジョイントコネクタ33を弱圧入状態で固定することが好ましい。幹線収容部41及び支線収容部42も、幹線31及び支線32を弱圧入状態で固定することが好ましい。このようにすることで、ジョイントコネクタ33、幹線31及び支線32は、別部品としての保持具を用いずにプロテクタ40に収容して保持することができる。
プロテクタ40は幹線収容部41がビーム20に固定される。そのため、プロテクタ40の幹線収容部41は、ビーム20の長手形状に倣って長手形状に形成されている。プロテクタ40の底面40aは概ね平坦であり、配索板の上に安定に載置することができる。なお、プロテクタ40は、ワイヤハーネス30及びジョイントコネクタ33を収容した際の持ち運び時に、撓み変形しない程度の剛性を有する。
プロテクタ40には、ビーム20に取り付けるためのクリップ44が一体成形されている。本実施形態では、3つのクリップ44がプロテクタに一体形成されている。
ビーム20は、中空円筒形状の軸部21の両端に、車体に固定するためのフランジ22が設けられている。また、ビーム20には、プロテクタ40のクリップ44に対応した位置に、板状のブラケット23が設けられている。ブラケット23は基部をねじ24により軸部21に固定されている。ブラケット23の先端側にはクリップ固定用の係合孔23aが形成されている。
ビーム20は剛体であり、本実施形態のビーム20は鉄製であるが、必要とされる剛性が得られれば、樹脂製、セラミック製であってもよい。
プロテクタ40のクリップ44には、ブラケット23が挿入されるスリット45(図4参照)が形成されている。また、クリップ44には、片持ち支持された弾性変形可能なロックアーム46が設けられている。ロックアーム46には、スリット45内に挿入されたブラケット23の、係合孔23aの縁部23bに係合する爪部46aが設けられている。ロックアーム46は、爪部46aがブラケット23の係合孔23aの縁部23bに係合することで、クリップ44がブラケット23から離脱するのを防止する。
本実施形態では、プロテクタ40のクリップ44と、ビーム20のブラケット23とにより、本発明における固定機構が構成されている。
ワイヤハーネス30及びジョイントコネクタ33を収容したプロテクタ40は、クリップ44のスリット45内にビーム20のブラケット23が挿入されるように、ビーム20に装着される。クリップ44のスリット45内にビーム20のブラケット23が適正に挿入されると、クリップ44のロックアーム46の爪部46aがブラケット23の係合孔23aの縁部23bに係合し、クリップ44とブラケット23が離脱不能に固定される。これにより、ワイヤハーネス30及びジョイントコネクタ33を収容したプロテクタ40は、ビーム20に確実に固定される。ここで、図4に示すように、プロテクタ40のビーム20との接触面40bは、ビーム20の周面形状に倣った円弧面になっている。したがって、プロテクタ40は、ガタツキなくビーム20と密接状態で固定される。
次に、上記実施形態のワイヤハーネス配索構造体10の組み立て方法について説明する。
まず始めに、幹線31及び支線32の一端をジョイントコネクタ33に接続し、幹線31及び支線32の他端に各機器用のコネクタ34を接続する。
次に、図示しない配索板の上に、開口部を上にしてプロテクタ40を載置する。次に、ジョイントコネクタ33をジョイントコネクタ収容部43に収容し、幹線31を幹線収容部41に収容する。次に、支線収容部42を利用して幹線31から支線32を分岐して、支線32を支線収容部42に収容する。このようにして、プロテクタ40により保持されて分岐したワイヤハーネス30が製造される。このとき、ジョイントコネクタ33を、幹線31及び支線32との接続面33aが幹線収容部41側を向くように収容する。こうすることで、ジョイントコネクタ33から配索される幹線31及び支線32に無理な負荷がかからない。
次に、ワイヤハーネス30を収容したプロテクタ40をビーム20に取り付ける。具体的には、プロテクタ40の各クリップ44のスリット45内に、ビーム20の各ブラケット23が挿入されるように、プロテクタ40をビーム20に組み付ける。ブラケット23がクリップ44のスリット45に適正長さまで挿入されると、クリップ44のロックアーム46の爪部46aがブラケット23の係合孔23aの縁部に係合し、クリップ44とブラケット23が完全に固定される。これにより、ワイヤハーネス30を収容したプロテクタ40がビーム20に一体に固定され、ワイヤハーネス配索構造体10が完成する。
完成したワイヤハーネス配索構造体10は、導通検査後、車両への取付作業所へ搬送されて車両のインストルメントパネルの奥部に取り付けられる。取り付けられたワイヤハーネス配索構造体10は、幹線31及び支線32の端部に備えたコネクタ34が各種機器に電気的に接続される。
上記実施形態のワイヤハーネス配索構造体10によれば、プロテクタ40が断面視で一方向が開放した凹形状であるので、プロテクタ40を開放部を上にして載置した状態で、ワイヤハーネス30を収容することができる。したがって、従来用いていたフォーク状の治具を用いずとも、ワイヤハーネス30を容易にプロテクタ40内に配索することができる。
また、上記実施形態のワイヤハーネス配索構造体10によれば、クリップ44とブラケット23とによりプロテクタ40とビーム20とが一体化されているので、ワイヤハーネス30の取扱性がよい。また、車両への配索現場では、プロテクタ40を介してワイヤハーネス30が一体化されたビーム20を車両に取り付けるだけで、ワイヤハーネス30を容易に配索することができる。
したがって、上記実施形態のワイヤハーネス配索構造体10によれば、ワイヤハーネス30の製造、取り扱い、配索が容易なワイヤハーネス配索構造体を提供することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態のプロテクタ40は、略T字形状の一体成形物であったが、図5に示すように、プロテクタ40Aは長手方向に分割された構成であってもよい。プロテクタ40Aが分割された構成であると、プロテクタ40Aをコンパクトにして搬送することができる。また、複数のプロテクタ分割体41Aを用意しておくことで、複数の分岐配索形態及び形状の異なる複数のジョイントコネクタに対応することができる。このために形状の異なるジョイントコネクタ収容部43Aが形成される。
また、上記実施形態におけるプロテクタ40をビーム20に固定するための固定機構は、板状のブラケット23を用いる構成であったが、丸棒又は角棒形状のブラケットを用い、クリップ44のスリット45をこれらに係合する孔にしてもよい。
また、固定機構は、ビーム20又はプロテクタ40の一方だけに設けられてもよい。
また、上記実施形態におけるワイヤハーネス配索部材は、インストルメントパネルの奥部に配置されるビーム20であったが、ワイヤハーネス配索部材は、ドアパネル、フロアパネル、天井パネル等にワイヤハーネスを配索する部材であってもよい。
ここで、上述した本発明に係るワイヤハーネス配索構造体の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 車体に取り付けられるワイヤハーネス配索部材(20)と、
ワイヤハーネス(30)を収容して保持するプロテクタ(40)と、
を備えたワイヤハーネス配索構造体(10)であって、
前記プロテクタ(40)は、断面視で一方向が開放した凹形状であり、
前記ワイヤハーネス配索部材(20)又は前記プロテクタ(40)の少なくとも一方に、前記プロテクタ(40)を前記ワイヤハーネス配索部材(20)に固定する固定機構(ブラケット23,クリップ44)を備え、
前記固定機構(ブラケット23,クリップ44)により前記プロテクタ(40)と前記ワイヤハーネス配索部材(20)とが一体化されたことを特徴とするワイヤハーネス配索構造体(10)。
[2] 前記プロテクタ(40)は、前記ワイヤハーネス配索部材(20)との接触面(40b)が前記ワイヤハーネス配索部材(20)の接触面の形状に倣った形状であることを特徴とする上記[1]に記載のワイヤハーネス配索構造体(10)。
[3] 前記固定機構(23,44)は、前記ワイヤハーネス配索部材(20)に設けられたブラケット(23)と、前記プロテクタ(40)に一体成形され前記ブラケット(23)と係合する孔部(45)を有するクリップ(44)と、を備えたことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載のワイヤハーネス配索構造体(10)。
[4] 前記ワイヤハーネス(30)は、整流機能付きのジョイントコネクタ(33)を備え、
前記プロテクタ(40)は、ジョイントコネクタ収容部(43)を有することを特徴とする上記[1]〜[3]のいずれかに記載のワイヤハーネス配索構造体(10)。
[5] 前記プロテクタ(40)は、前記ワイヤハーネス(30)の幹線(31)を収容する幹線収容部(41)と、前記ワイヤハーネス(30)の支線(32)を収容する支線収容部(42)とを有することを特徴とする上記[1]〜[4]のいずれかに記載のワイヤハーネス配索構造体(10)。
10 ワイヤハーネス配索構造体
20 ビーム(ワイヤハーネス配索部材)
21 軸部
23 ブラケット(固定機構)
23a 係合孔
30 ワイヤハーネス
31 幹線
32 支線
33 ジョイントコネクタ
34 コネクタ
40 プロテクタ
41 幹線収容部
42 支線収容部
43 ジョイントコネクタ収容部
44 クリップ(固定機構)
45 スリット
46 ロックアーム
46a 爪部

Claims (5)

  1. 車体に取り付けられるワイヤハーネス配索部材と、
    ワイヤハーネスを収容して保持するプロテクタと、
    を備えたワイヤハーネス配索構造体であって、
    前記プロテクタは、断面視で一方向が開放した凹形状であり、
    前記ワイヤハーネス配索部材又は前記プロテクタの少なくとも一方に、前記プロテクタを前記ワイヤハーネス配索部材に固定する固定機構を備え、
    前記固定機構により前記プロテクタと前記ワイヤハーネス配索部材とが一体化され、
    前記プロテクタは、長手方向に分割された複数の部分から構成され、前記複数の部分同士が連結可能に構成され
    前記プロテクタにおける前記凹形状の底面に対応する底壁が前記ワイヤハーネス配索部材と接触し、
    前記プロテクタにおける前記凹形状の一対の側面の一方に対応する側壁に前記固定機構が設けられていることを特徴とするワイヤハーネス配索構造体。
  2. 前記プロテクタは、前記ワイヤハーネス配索部材との接触面が前記ワイヤハーネス配索部材の接触面の形状に倣った形状であることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス配索構造体。
  3. 前記固定機構は、前記ワイヤハーネス配索部材に設けられたブラケットと、前記プロテクタに一体成形され前記ブラケットと係合する孔部を有するクリップと、を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のワイヤハーネス配索構造体。
  4. 前記ワイヤハーネスは、整流機能付きのジョイントコネクタを備え、
    前記プロテクタは、ジョイントコネクタ収容部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のワイヤハーネス配索構造体。
  5. 前記プロテクタは、前記ワイヤハーネスの幹線を収容する幹線収容部と、前記ワイヤハーネスの支線を収容する支線収容部とを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のワイヤハーネス配索構造体。
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