JP3022191B2 - ワイヤーハーネスの組立用支持具およびこれに使用される支持具用アダプタ - Google Patents
ワイヤーハーネスの組立用支持具およびこれに使用される支持具用アダプタInfo
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- JP3022191B2 JP3022191B2 JP6204892A JP20489294A JP3022191B2 JP 3022191 B2 JP3022191 B2 JP 3022191B2 JP 6204892 A JP6204892 A JP 6204892A JP 20489294 A JP20489294 A JP 20489294A JP 3022191 B2 JP3022191 B2 JP 3022191B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワイヤーハーネスを
組み立てる際にワイヤーハーネスを構成する電線を受け
止めるための組立用支持具と、これに取付けられる支持
具用アダプタに関するものである。
組み立てる際にワイヤーハーネスを構成する電線を受け
止めるための組立用支持具と、これに取付けられる支持
具用アダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にワイヤーハーネスは、組立完成後
のワイヤーハーネスの組立線図が描かれた布線板と、上
記組立線図に沿って布線板上に配設された複数の組立用
支持具とを備えた組立図板を用いて組み立てられてい
る。ワイヤーハーネスを組み立てるには、所定の長さに
裁断された複数の電線を上記組立用支持具によって受け
止めて布線板上で布線することにより、上記組立線図に
従った枝形状の電線束を形成し、そして、この電線束が
ばらばらにならないように外周をテープ等で巻付け、最
後にクランプ,プロテクタ等の付属部品を取付けるとい
う工程を採用している。
のワイヤーハーネスの組立線図が描かれた布線板と、上
記組立線図に沿って布線板上に配設された複数の組立用
支持具とを備えた組立図板を用いて組み立てられてい
る。ワイヤーハーネスを組み立てるには、所定の長さに
裁断された複数の電線を上記組立用支持具によって受け
止めて布線板上で布線することにより、上記組立線図に
従った枝形状の電線束を形成し、そして、この電線束が
ばらばらにならないように外周をテープ等で巻付け、最
後にクランプ,プロテクタ等の付属部品を取付けるとい
う工程を採用している。
【0003】ところで、各組立用支持具は、電線を受け
止めるための略U字状の電線受け部を有している。この
電線受け部は、受け止める電線束の太さに合わせて、そ
のU字の内幅寸法が設定されている。すなわち、電線束
が太いワイヤーハーネスの幹線部分を受け止める電線受
け部は、内幅寸法が大きくされており、電線束が細いワ
イヤーハーネスの枝線部分を受け止める電線受け部は、
内幅寸法が小さくされている。
止めるための略U字状の電線受け部を有している。この
電線受け部は、受け止める電線束の太さに合わせて、そ
のU字の内幅寸法が設定されている。すなわち、電線束
が太いワイヤーハーネスの幹線部分を受け止める電線受
け部は、内幅寸法が大きくされており、電線束が細いワ
イヤーハーネスの枝線部分を受け止める電線受け部は、
内幅寸法が小さくされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、組立図
板上には、上記電線受け部の内幅寸法が小さいものから
大きいものまで多種類の組立用支持具が配設される。こ
のため、以下に示すような問題点がある。 (1) 組み立てようとするワイヤーハーネスの形態に合わ
せて、幹線部分を支持するのに用いる組立用支持具は、
上記内幅寸法の大きいものを使用し、枝線部分を支持す
るのに用いる組立用支持具は、上記内幅寸法の小さいも
のを使用しなければならないので、組立図板を製作する
場合には、上記内幅寸法の異なる多種類の組立用支持具
を予め在庫として用意しておかなければならないという
問題がある。また、組立図板の製作において、組立用支
持具の取付けミス(たとえば、内幅寸法の小さい組立用
支持具を取付けなければならないのに、内幅寸法の大き
い組立用支持具を取付けてしまうというミス)のおそれ
もある。
板上には、上記電線受け部の内幅寸法が小さいものから
大きいものまで多種類の組立用支持具が配設される。こ
のため、以下に示すような問題点がある。 (1) 組み立てようとするワイヤーハーネスの形態に合わ
せて、幹線部分を支持するのに用いる組立用支持具は、
上記内幅寸法の大きいものを使用し、枝線部分を支持す
るのに用いる組立用支持具は、上記内幅寸法の小さいも
のを使用しなければならないので、組立図板を製作する
場合には、上記内幅寸法の異なる多種類の組立用支持具
を予め在庫として用意しておかなければならないという
問題がある。また、組立図板の製作において、組立用支
持具の取付けミス(たとえば、内幅寸法の小さい組立用
支持具を取付けなければならないのに、内幅寸法の大き
い組立用支持具を取付けてしまうというミス)のおそれ
もある。
【0005】(2) 組立用支持具は、上述のように、支持
する電線束の太さによって使い分けられるのであるが、
組み立てようとするワイヤーハーネスの仕様ごとに使い
分けられているのではない。詳しく説明すると、ワイヤ
ーハーネスは、その仕様によって含まれる電線数がまち
まちで、幹線部分および枝線部分の電線束の太さも仕様
によって異なっている。ところが、このように仕様が異
なっていても、ワイヤーハーネスの基本形態が同一であ
れば、電線束の太さに多少の差があっても製造コストを
低減させる等の要請から共通の組立図板が使用される。
する電線束の太さによって使い分けられるのであるが、
組み立てようとするワイヤーハーネスの仕様ごとに使い
分けられているのではない。詳しく説明すると、ワイヤ
ーハーネスは、その仕様によって含まれる電線数がまち
まちで、幹線部分および枝線部分の電線束の太さも仕様
によって異なっている。ところが、このように仕様が異
なっていても、ワイヤーハーネスの基本形態が同一であ
れば、電線束の太さに多少の差があっても製造コストを
低減させる等の要請から共通の組立図板が使用される。
【0006】このため、図5に示すように、電線数が少
ない仕様のワイヤーハーネスの電線束WEを支持した場
合に、この組立用支持具1によって分岐される枝線2
は、電線受け部3の外側に大きく偏ってしまう。一方、
上記組立線図に指示された指示寸法は、電線受け部3の
U字の中心が基準とされている。従って、上記枝線2が
電線受け部3の外側に偏ってしまえば、組立て後の枝線
2の長さが上記指示寸法とずれてしまい、ワイヤーハー
ネスの組立精度が低下してしまうという問題がある。
ない仕様のワイヤーハーネスの電線束WEを支持した場
合に、この組立用支持具1によって分岐される枝線2
は、電線受け部3の外側に大きく偏ってしまう。一方、
上記組立線図に指示された指示寸法は、電線受け部3の
U字の中心が基準とされている。従って、上記枝線2が
電線受け部3の外側に偏ってしまえば、組立て後の枝線
2の長さが上記指示寸法とずれてしまい、ワイヤーハー
ネスの組立精度が低下してしまうという問題がある。
【0007】(3) また、枝線2の先端には、一般にコネ
クタCが取付けられるが、図6(a)に示すように、枝
線2に含まれる電線数と電線受け部3の内幅寸法とがマ
ッチしていれば、コネクタCを傾けることなく真っ直ぐ
に保持することができるのであるが、同図(b)に示す
ように、枝線2に含まれる電線の数が少なく、電線受け
部3の内幅寸法とマッチしていなければ、電線受け部3
により枝線2を受け止めた場合、コネクタCが異方に傾
いてしまい、枝線2部分の採寸基準となるコネクタCの
端面Tを固定することができない。このため、上記(2)
の問題と相まって、枝線2部分の組立寸法が、上記組立
指示寸法から一層ずれてしまうという問題もある。
クタCが取付けられるが、図6(a)に示すように、枝
線2に含まれる電線数と電線受け部3の内幅寸法とがマ
ッチしていれば、コネクタCを傾けることなく真っ直ぐ
に保持することができるのであるが、同図(b)に示す
ように、枝線2に含まれる電線の数が少なく、電線受け
部3の内幅寸法とマッチしていなければ、電線受け部3
により枝線2を受け止めた場合、コネクタCが異方に傾
いてしまい、枝線2部分の採寸基準となるコネクタCの
端面Tを固定することができない。このため、上記(2)
の問題と相まって、枝線2部分の組立寸法が、上記組立
指示寸法から一層ずれてしまうという問題もある。
【0008】そこで、この発明の第1の目的は、一の種
類のワイヤーハーネスの組立用支持具が、太さの太いも
のから細いものにまで適合して電線束を支持することを
可能とする支持具用アダプタを提供することである。ま
た、この発明の第2の目的は、組立図板の製造の簡単容
易化およびワイヤーハーネスの組立寸法精度の向上を図
ることができるワイヤーハーネスの組立用支持具を提供
することである。
類のワイヤーハーネスの組立用支持具が、太さの太いも
のから細いものにまで適合して電線束を支持することを
可能とする支持具用アダプタを提供することである。ま
た、この発明の第2の目的は、組立図板の製造の簡単容
易化およびワイヤーハーネスの組立寸法精度の向上を図
ることができるワイヤーハーネスの組立用支持具を提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】 上記第1の目的を達成するため、請求項1に係る支
持具用アダプタは、ワイヤーハーネスを組み立てる際
に、ワイヤーハーネスの構成要素である電線を支持する
ためのワイヤーハーネスの組立用支持具に取付け可能な
支持具用アダプタであって、所定の板厚を有する板部材
を含む本体と、上記本体の上面の所定位置から下方へ向
かって開口され、上記本体の前面から後面に貫通形成さ
れた、所定の幅を有する電線挿通溝と、上記本体に設け
られ、当該本体を上記組立用支持具の電線受け部に対し
て着脱自在に取付けるための嵌合部とを備えていること
を特徴とするものである。
持具用アダプタは、ワイヤーハーネスを組み立てる際
に、ワイヤーハーネスの構成要素である電線を支持する
ためのワイヤーハーネスの組立用支持具に取付け可能な
支持具用アダプタであって、所定の板厚を有する板部材
を含む本体と、上記本体の上面の所定位置から下方へ向
かって開口され、上記本体の前面から後面に貫通形成さ
れた、所定の幅を有する電線挿通溝と、上記本体に設け
られ、当該本体を上記組立用支持具の電線受け部に対し
て着脱自在に取付けるための嵌合部とを備えていること
を特徴とするものである。
【0010】上記構成によれば、嵌合部と組立用支持具
の電線受け部とを嵌合させることにより、本体を上記電
線受け部に着脱自在に取付けることができる。この本体
には、上面の所定位置から下方へ向かって開口された所
定幅の電線挿通溝が、前面から後面に貫通形成されてい
るので、本体を電線受け部に取付けることによって、電
線を上方から上記電線挿通溝内に挿通して受け止めるこ
とができる。すなわち、上記本体を電線受け部に取付け
ることによって、電線受け部の中心位置および内幅寸法
を所要の中心位置および幅寸法に変更することができ
る。
の電線受け部とを嵌合させることにより、本体を上記電
線受け部に着脱自在に取付けることができる。この本体
には、上面の所定位置から下方へ向かって開口された所
定幅の電線挿通溝が、前面から後面に貫通形成されてい
るので、本体を電線受け部に取付けることによって、電
線を上方から上記電線挿通溝内に挿通して受け止めるこ
とができる。すなわち、上記本体を電線受け部に取付け
ることによって、電線受け部の中心位置および内幅寸法
を所要の中心位置および幅寸法に変更することができ
る。
【0011】 上記第1の目的を達成するため、請求
項2に係る支持具用アダプタは、請求項1記載の支持具
用アダプタにおいて、上記嵌合部は、上記電線挿通溝と
同方向に延びて上記本体の両側面に形成された、上記電
線受け部と嵌合可能な一対の凹条を含んでいることを特
徴とするものである。上記構成によれば、上記請求項1
に係る支持具用アダプタと同様の作用を奏する。特に、
本体の両側面に形成された一対の凹条に電線受け部を挿
入すれば、本体を電線受け部に嵌合させて簡単に取付け
ることができる。また、本体を電線受け部から抜き取る
だけで簡単に支持具用ダプタを電線受け部から取り外す
ことができる。
項2に係る支持具用アダプタは、請求項1記載の支持具
用アダプタにおいて、上記嵌合部は、上記電線挿通溝と
同方向に延びて上記本体の両側面に形成された、上記電
線受け部と嵌合可能な一対の凹条を含んでいることを特
徴とするものである。上記構成によれば、上記請求項1
に係る支持具用アダプタと同様の作用を奏する。特に、
本体の両側面に形成された一対の凹条に電線受け部を挿
入すれば、本体を電線受け部に嵌合させて簡単に取付け
ることができる。また、本体を電線受け部から抜き取る
だけで簡単に支持具用ダプタを電線受け部から取り外す
ことができる。
【0012】 上記第2の目的を達成するための請求
項3に係るワイヤーハーネスの組立用支持具は、ワイヤ
ーハーネスを布線板上で組み立てる際に用いられるワイ
ヤーハーネスの組立用支持具であって、ワイヤーハーネ
スの構成要素である電線を受け止める略U字状の電線受
け部と、上記電線受け部を上端部に支持する支柱部と、
上記支柱部の下端部に設けられ、上記布線板に固定され
る固定部と、上記電線受け部に着脱自在であり、電線受
け部に装着されることによって、略U字状の電線受け部
の幅を狭める幅調整部材とを備え、幅調整部材は、所定
の板厚を有する板部材を含む本体と、上記本体の上面の
所定位置から下方へ向かって開口され、上記本体の前面
から後面に貫通形成された、所定の幅を有する電線挿通
溝と、上記本体に設けられ、当該本体を上記略U字状の
電線受け部に対して着脱自在に取付けるための嵌合部と
を備えていることを特徴とするものである。
項3に係るワイヤーハーネスの組立用支持具は、ワイヤ
ーハーネスを布線板上で組み立てる際に用いられるワイ
ヤーハーネスの組立用支持具であって、ワイヤーハーネ
スの構成要素である電線を受け止める略U字状の電線受
け部と、上記電線受け部を上端部に支持する支柱部と、
上記支柱部の下端部に設けられ、上記布線板に固定され
る固定部と、上記電線受け部に着脱自在であり、電線受
け部に装着されることによって、略U字状の電線受け部
の幅を狭める幅調整部材とを備え、幅調整部材は、所定
の板厚を有する板部材を含む本体と、上記本体の上面の
所定位置から下方へ向かって開口され、上記本体の前面
から後面に貫通形成された、所定の幅を有する電線挿通
溝と、上記本体に設けられ、当該本体を上記略U字状の
電線受け部に対して着脱自在に取付けるための嵌合部と
を備えていることを特徴とするものである。
【0013】上記構成によれば、幅調整部材により、電
線受け部の内幅寸法を、所定の内幅寸法に狭めることが
できる。これにより、幅調整部材を取り替えることによ
り、電線受け部の内幅寸法を所望の寸法に変更すること
が可能であり、一の種類の組立用支持具が、複数の太さ
の電線束に適合することが可能となる。
線受け部の内幅寸法を、所定の内幅寸法に狭めることが
できる。これにより、幅調整部材を取り替えることによ
り、電線受け部の内幅寸法を所望の寸法に変更すること
が可能であり、一の種類の組立用支持具が、複数の太さ
の電線束に適合することが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。図1は、組立図板上でワイヤーハ
ーネスWHを組み立てている状態を示した要部拡大分解
斜視図である。図1を参照して、この組立図板Aは、組
立完成後のワイヤーハーネスの組立線図(図示せず)が
上面に描かれた布線板Bと、組み立てられるワイヤーハ
ーネスWHの構成要素である電線を支持する組立用支持
具(以下、「支持具」という。)Sとを有している。各
電線は、上記支持具Sによって受け止められて、布線板
B上で布線されることにより、上記組立線図に従った枝
形状を有する電線束を形成する。そして、このように形
成された電線束にテーピング等を施して結束し、最後に
クランプ,プロテクタ等の付属部品を取付けることによ
り、ワイヤーハーネスWHの組み立てが完了する。
がら詳細に説明する。図1は、組立図板上でワイヤーハ
ーネスWHを組み立てている状態を示した要部拡大分解
斜視図である。図1を参照して、この組立図板Aは、組
立完成後のワイヤーハーネスの組立線図(図示せず)が
上面に描かれた布線板Bと、組み立てられるワイヤーハ
ーネスWHの構成要素である電線を支持する組立用支持
具(以下、「支持具」という。)Sとを有している。各
電線は、上記支持具Sによって受け止められて、布線板
B上で布線されることにより、上記組立線図に従った枝
形状を有する電線束を形成する。そして、このように形
成された電線束にテーピング等を施して結束し、最後に
クランプ,プロテクタ等の付属部品を取付けることによ
り、ワイヤーハーネスWHの組み立てが完了する。
【0015】なお、上記組立線図は、組立完成後のワイ
ヤーハーネスの形態を原寸大で描かれており、ワイヤー
ハーネスの幹線部分W1,枝線部分W2の組立指示寸法
も併せて記入されている。この組立指示寸法の基準とな
るのは、各支持具Sの電線受け部10の中心(図に示す
U字状部分の中心)を通る線である。上記支持具Sは、
ワイヤーハーネスの構成要素である電線を受け止める略
U字状の電線受け部10と、この電線受け部10を上端
部に支持する支柱部20と、この支柱部20の下端部に
設けられ、上記布線板Bに固定される固定部30と、上
記電線受け部10に着脱自在に取付けられる支持具用ア
ダプタ(以下、「アダプタ」という。)40とを有して
いる。
ヤーハーネスの形態を原寸大で描かれており、ワイヤー
ハーネスの幹線部分W1,枝線部分W2の組立指示寸法
も併せて記入されている。この組立指示寸法の基準とな
るのは、各支持具Sの電線受け部10の中心(図に示す
U字状部分の中心)を通る線である。上記支持具Sは、
ワイヤーハーネスの構成要素である電線を受け止める略
U字状の電線受け部10と、この電線受け部10を上端
部に支持する支柱部20と、この支柱部20の下端部に
設けられ、上記布線板Bに固定される固定部30と、上
記電線受け部10に着脱自在に取付けられる支持具用ア
ダプタ(以下、「アダプタ」という。)40とを有して
いる。
【0016】本実施例の特徴とするところは、上記電線
受け部10の略U字状の内幅を調整する幅調整部材とし
ての働きをするアダプタ40が備えられている点にあ
り、このアダプタ40によって、支持具Sの電線受け容
量を変化させることができる点にある。ここに、電線受
け容量とは、略U字状の電線受け部10の中心位置およ
び内幅寸法から決定される、受け止める電線の量および
その受け止め位置をいう。
受け部10の略U字状の内幅を調整する幅調整部材とし
ての働きをするアダプタ40が備えられている点にあ
り、このアダプタ40によって、支持具Sの電線受け容
量を変化させることができる点にある。ここに、電線受
け容量とは、略U字状の電線受け部10の中心位置およ
び内幅寸法から決定される、受け止める電線の量および
その受け止め位置をいう。
【0017】電線受け部10,支柱部20および固定部
30は、金属製の丸棒により一体に形成された公知のも
のである。固定部30には、ねじ31が形成されてお
り、ナット付の取付用ワッシャ32が設けられている。
そして、この固定部30を布線板Bの取付孔に挿入し
て、固定部30の下端からナット33を締め付けること
によって、当該ナット33と上記取付用ワッシャ32と
で布線板Bを挟持して固定するようになっている。
30は、金属製の丸棒により一体に形成された公知のも
のである。固定部30には、ねじ31が形成されてお
り、ナット付の取付用ワッシャ32が設けられている。
そして、この固定部30を布線板Bの取付孔に挿入し
て、固定部30の下端からナット33を締め付けること
によって、当該ナット33と上記取付用ワッシャ32と
で布線板Bを挟持して固定するようになっている。
【0018】図2は、アダプタ40の一部断面斜視図で
ある。図1および図2を参照しながらアダプタ40につ
いて詳述する。このアダプタ40は、本体41と、この
本体41に形成された電線挿通溝42と、上記本体41
に設けられ、当該本体41を上記電線受け部10に対し
て着脱自在に取付けるための嵌合部としての周溝43と
を備えている。
ある。図1および図2を参照しながらアダプタ40につ
いて詳述する。このアダプタ40は、本体41と、この
本体41に形成された電線挿通溝42と、上記本体41
に設けられ、当該本体41を上記電線受け部10に対し
て着脱自在に取付けるための嵌合部としての周溝43と
を備えている。
【0019】本体41は、たとえば、樹脂により構成す
ることができ、所定の板厚dを有する板部材からなって
いる。電線挿通溝42は、所定の幅Waを有して上記本
体41の前面41bから後面41cに貫通形成されてお
り、本体41の上面41aの略中央部に開口された開口
部42aを有している。
ることができ、所定の板厚dを有する板部材からなって
いる。電線挿通溝42は、所定の幅Waを有して上記本
体41の前面41bから後面41cに貫通形成されてお
り、本体41の上面41aの略中央部に開口された開口
部42aを有している。
【0020】周溝43は、本体41の両側面41dに形
成され、上記電線挿通溝42が延びる方向と同方向に延
びた一対の側溝部43aと、この一対の側溝部43aに
連続し、本体41の底面41eに形成された底溝部43
bとを有している。この周溝43の内面部分は、半円形
形状をしており、この半円の直径は、電線受け部10を
構成する丸棒の外径に対応している。また、側溝部43
aの底面間の距離は、電線受け部10の略U字の内幅寸
法に略一致されている。さらに、底溝部43bは、湾曲
して形成されており、この湾曲部分の曲率半径は、電線
受け部10の略U字の曲率半径に略一致されている。こ
れにより、アダプタ40は、電線受け部10に嵌合可能
となっている。
成され、上記電線挿通溝42が延びる方向と同方向に延
びた一対の側溝部43aと、この一対の側溝部43aに
連続し、本体41の底面41eに形成された底溝部43
bとを有している。この周溝43の内面部分は、半円形
形状をしており、この半円の直径は、電線受け部10を
構成する丸棒の外径に対応している。また、側溝部43
aの底面間の距離は、電線受け部10の略U字の内幅寸
法に略一致されている。さらに、底溝部43bは、湾曲
して形成されており、この湾曲部分の曲率半径は、電線
受け部10の略U字の曲率半径に略一致されている。こ
れにより、アダプタ40は、電線受け部10に嵌合可能
となっている。
【0021】本実施例によれば、図1に示すように、上
方からアダプタ40を電線受け部10に嵌め合わすよう
にして挿入する。このとき、アダプタ40の嵌合部と電
線受け部10とが嵌合し、アダプタ40は、電線受け部
10に着脱自在に取付けることができる。特に、本実施
例では、電線受け部10の一対の真直部11は、当該真
直部11の外径に対応した内径を有するアダプタ40の
側溝部43aに挿入され、電線受け部10の湾曲部12
は、同じく前記湾曲部12の外径に対応した内径を有す
るアダプタ40の底溝部43bに挿入される。これによ
り、アダプタ40を電線受け部10に対して抜脱する状
態で極簡単に着脱することができるという利点がある。
方からアダプタ40を電線受け部10に嵌め合わすよう
にして挿入する。このとき、アダプタ40の嵌合部と電
線受け部10とが嵌合し、アダプタ40は、電線受け部
10に着脱自在に取付けることができる。特に、本実施
例では、電線受け部10の一対の真直部11は、当該真
直部11の外径に対応した内径を有するアダプタ40の
側溝部43aに挿入され、電線受け部10の湾曲部12
は、同じく前記湾曲部12の外径に対応した内径を有す
るアダプタ40の底溝部43bに挿入される。これによ
り、アダプタ40を電線受け部10に対して抜脱する状
態で極簡単に着脱することができるという利点がある。
【0022】また、アダプタ40の本体41には、上記
開口部42aを有する電線挿通溝42が、前面41bか
ら後面41cに貫通形成されているので、アダプタ40
を電線受け部10に取付けることによって、図3に示す
ように、布線すべき電線を上方から上記電線挿通溝42
内に挿通して受け止めることができる。すなわち、アダ
プタ40を電線受け部10に取付けることによって、電
線受け部10の内幅寸法を元の電線受け部10の内幅寸
法LaからWaに小さくすることができる。
開口部42aを有する電線挿通溝42が、前面41bか
ら後面41cに貫通形成されているので、アダプタ40
を電線受け部10に取付けることによって、図3に示す
ように、布線すべき電線を上方から上記電線挿通溝42
内に挿通して受け止めることができる。すなわち、アダ
プタ40を電線受け部10に取付けることによって、電
線受け部10の内幅寸法を元の電線受け部10の内幅寸
法LaからWaに小さくすることができる。
【0023】このように、アダプタ40を電線受け部1
0に取付けるだけで、電線受け部10の、受け止める電
線の量を簡単に変化させることができる。これにより、
電線数が少ない仕様のワイヤーハーネスの電線束を受け
止める場合でも、電線束と電線受け部10との間にガタ
を発生させることがない。その結果、支持具Sによって
分岐される枝線W2が、電線受け部10の外側に大きく
偏ってしまうのを抑えることができ、組立て後の枝線W
2の長さを、組立線図に指示された指示寸法通りに正確
に採寸することができる。
0に取付けるだけで、電線受け部10の、受け止める電
線の量を簡単に変化させることができる。これにより、
電線数が少ない仕様のワイヤーハーネスの電線束を受け
止める場合でも、電線束と電線受け部10との間にガタ
を発生させることがない。その結果、支持具Sによって
分岐される枝線W2が、電線受け部10の外側に大きく
偏ってしまうのを抑えることができ、組立て後の枝線W
2の長さを、組立線図に指示された指示寸法通りに正確
に採寸することができる。
【0024】また、上記アダプタ40については、次の
ような変形例が考えられる。図4は、変形例に係るアダ
プタ50の斜視図である。図4を参照して、このアダプ
タ50が、上記アダプタ40と異なる点は、 本体41に設けられた電線挿通溝52の中心位置が、
上記電線挿通溝42の中心位置よりも本体41の側面4
1d側に所定量オフセットされている点、および、 電線挿通溝52の幅寸法Wbが、上記電線挿通溝42
の幅寸Waよりも狭くされている点にある。
ような変形例が考えられる。図4は、変形例に係るアダ
プタ50の斜視図である。図4を参照して、このアダプ
タ50が、上記アダプタ40と異なる点は、 本体41に設けられた電線挿通溝52の中心位置が、
上記電線挿通溝42の中心位置よりも本体41の側面4
1d側に所定量オフセットされている点、および、 電線挿通溝52の幅寸法Wbが、上記電線挿通溝42
の幅寸Waよりも狭くされている点にある。
【0025】なお、その他の構成については、アダプタ
40と同様であるので、同一の符号を付してその説明を
省略する。このアダプタ50によれば、上記アダプタ4
0と同様に、支持具Sの電線受け部10の内幅寸法を元
の電線受け部10の内幅寸法LaからWbに簡単に小さ
くすることができ、これにより、電線数が極めて少ない
電線束を受け止める場合でも、電線束と電線受け部10
との間にガタを発生させることなく支持することがで
き、枝線W2の長さを正確に採寸することができる。ま
た、図3に示すように、電線束の細い枝線W2の先端部
を支持する場合において、枝線W2の中心と支持具Sの
電線受け部52の中心とを略一致させるとができ、コネ
クタCをガタつかせることなく(コネクタCを異方に傾
かせることなく)真っ直ぐに固定することができる。そ
の結果、枝線W2の長さを採寸する際に基準となるコネ
クタCの端面Tを固定することができ、一層正確に枝線
W2の長さを採寸することができる。
40と同様であるので、同一の符号を付してその説明を
省略する。このアダプタ50によれば、上記アダプタ4
0と同様に、支持具Sの電線受け部10の内幅寸法を元
の電線受け部10の内幅寸法LaからWbに簡単に小さ
くすることができ、これにより、電線数が極めて少ない
電線束を受け止める場合でも、電線束と電線受け部10
との間にガタを発生させることなく支持することがで
き、枝線W2の長さを正確に採寸することができる。ま
た、図3に示すように、電線束の細い枝線W2の先端部
を支持する場合において、枝線W2の中心と支持具Sの
電線受け部52の中心とを略一致させるとができ、コネ
クタCをガタつかせることなく(コネクタCを異方に傾
かせることなく)真っ直ぐに固定することができる。そ
の結果、枝線W2の長さを採寸する際に基準となるコネ
クタCの端面Tを固定することができ、一層正確に枝線
W2の長さを採寸することができる。
【0026】なお、アダプタの電線挿通溝の中心位置お
よび内幅寸法は、組み立てようとするワイヤーハーネス
の電線束の太さに合わせて設計変更することができる。
このように、本実施例に係る支持具Sでは、アダプタ4
0,50によって、電線受け部10の中心位置および内
幅寸法を、所要の中心位置および内幅寸法に変更するこ
とができるので、一の種類の支持具が、複数の太さの電
線束を支持するのに適合することが可能となる。その結
果、組立図板Aを製作する際に、多種類の支持具を予め
用意しておく必要がなく、少ない種類の支持具を用い
て、多種類の組立図板を製作することができるという利
点がある。
よび内幅寸法は、組み立てようとするワイヤーハーネス
の電線束の太さに合わせて設計変更することができる。
このように、本実施例に係る支持具Sでは、アダプタ4
0,50によって、電線受け部10の中心位置および内
幅寸法を、所要の中心位置および内幅寸法に変更するこ
とができるので、一の種類の支持具が、複数の太さの電
線束を支持するのに適合することが可能となる。その結
果、組立図板Aを製作する際に、多種類の支持具を予め
用意しておく必要がなく、少ない種類の支持具を用い
て、多種類の組立図板を製作することができるという利
点がある。
【0027】なお、この発明は、上記実施例に限定され
ることはなく、上述のアダプタ40,50では、本体4
1の両側面41dに側溝部43aを設け、底面41eに
底溝部43bを設けたが、両側面41dに側溝部43a
のみを設けるだけでも良い。さらに、この場合、半円形
形状の溝を形成する他に、上記電線受け部10を構成す
る丸棒の外径と略同一の内径を有する長孔を穿設しても
良い。
ることはなく、上述のアダプタ40,50では、本体4
1の両側面41dに側溝部43aを設け、底面41eに
底溝部43bを設けたが、両側面41dに側溝部43a
のみを設けるだけでも良い。さらに、この場合、半円形
形状の溝を形成する他に、上記電線受け部10を構成す
る丸棒の外径と略同一の内径を有する長孔を穿設しても
良い。
【0028】
【発明の効果】 請求項1に係る発明によれば、支持具用アダプタの
嵌合部と組立用支持具の電線受け部とを嵌合させて支持
具用アダプタを組立用支持具に取付けるだけで、電線受
け部の中心位置および内幅寸法を所要の中心位置および
内幅寸法に変更することができるので、細い電線束を支
持する場合でも電線束と電線受け部との間にガタを発生
させることなくぴったりと受け止めることができる。こ
れにより、組立用支持具によって分岐される枝線が、電
線受け部の外側に大きく偏ってしまうのを抑えることが
でき、組立て後の枝線の長さを、設計通りに正確に採寸
することができる。
嵌合部と組立用支持具の電線受け部とを嵌合させて支持
具用アダプタを組立用支持具に取付けるだけで、電線受
け部の中心位置および内幅寸法を所要の中心位置および
内幅寸法に変更することができるので、細い電線束を支
持する場合でも電線束と電線受け部との間にガタを発生
させることなくぴったりと受け止めることができる。こ
れにより、組立用支持具によって分岐される枝線が、電
線受け部の外側に大きく偏ってしまうのを抑えることが
でき、組立て後の枝線の長さを、設計通りに正確に採寸
することができる。
【0029】また、枝線の先端部を受け止める場合に
も、電線受け部との間にガタを発生させることなくぴっ
たりと受け止めることができるので、上記枝線の先端に
取付けられるコネクタを異方に傾けることなく真っ直ぐ
に固定することができる。その結果、枝線の採寸基準と
なるコネクタの端面を固定することができ、組立て後の
枝線の長さを、設計通りに一層正確に採寸することがで
きる。
も、電線受け部との間にガタを発生させることなくぴっ
たりと受け止めることができるので、上記枝線の先端に
取付けられるコネクタを異方に傾けることなく真っ直ぐ
に固定することができる。その結果、枝線の採寸基準と
なるコネクタの端面を固定することができ、組立て後の
枝線の長さを、設計通りに一層正確に採寸することがで
きる。
【0030】しかも、支持具用アダプタは、電線受け部
に対して着脱自在に取付可能であるから、必要な場合の
み支持具用アダプタを取付け、電線受け部の中心位置お
よび内幅寸法を変更できるという利点がある。 請求項2に係る発明によれば、上記請求項1に係る
発明と同様の効果を奏し、特に、支持具用アダプタに形
成された一対の凹条に電線受け部を挿入するだけで簡単
に取付けることができ、また、電線受け部から抜き取る
だけで簡単に取り外すことができるという利点がある。
に対して着脱自在に取付可能であるから、必要な場合の
み支持具用アダプタを取付け、電線受け部の中心位置お
よび内幅寸法を変更できるという利点がある。 請求項2に係る発明によれば、上記請求項1に係る
発明と同様の効果を奏し、特に、支持具用アダプタに形
成された一対の凹条に電線受け部を挿入するだけで簡単
に取付けることができ、また、電線受け部から抜き取る
だけで簡単に取り外すことができるという利点がある。
【0031】 請求項3に係る発明によれば、幅調整
部材により、電線受け部の内幅寸法を、所定の内幅寸法
に変更することができるので、内幅寸法の大きい一の種
類の組立用支持具であっても、複数の太さの電線束に適
合することが可能となる。これにより、組立図板を製作
する場合に、予め多種類の組立用支持具を用意する必要
がなく、少ない種類の組立用支持具を用いて、多種類の
組立図板を製作することができる。
部材により、電線受け部の内幅寸法を、所定の内幅寸法
に変更することができるので、内幅寸法の大きい一の種
類の組立用支持具であっても、複数の太さの電線束に適
合することが可能となる。これにより、組立図板を製作
する場合に、予め多種類の組立用支持具を用意する必要
がなく、少ない種類の組立用支持具を用いて、多種類の
組立図板を製作することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る支持具を含む組立図板
によって、ワイヤーハーネスを組み立てている状態を示
した要部拡大分解斜視図である。
によって、ワイヤーハーネスを組み立てている状態を示
した要部拡大分解斜視図である。
【図2】アダプタの一部断面斜視図である。
【図3】アダプタが備えられた支持具によって電線束を
受け止めている状態を示した組立図板の要部拡大平面図
である。
受け止めている状態を示した組立図板の要部拡大平面図
である。
【図4】変形例に係るアダプタの斜視図である。
【図5】従来の支持具によって電線束を支持している状
態を示した要部拡大斜視図である。
態を示した要部拡大斜視図である。
【図6】(a)従来の支持具によって、枝線の端末部分
を支持している状態を示した要部拡大斜視図である。 (b)電線束の太さとマッチしていない従来の支持具に
よって、枝線の端末部分を支持している状態を示した要
部拡大斜視図である。
を支持している状態を示した要部拡大斜視図である。 (b)電線束の太さとマッチしていない従来の支持具に
よって、枝線の端末部分を支持している状態を示した要
部拡大斜視図である。
A 組立図板 WH ワイヤーハーネス W1 幹線 W2 枝線 B 布線板 S 支持具 10 電線受け部 20 支柱部 30 固定部 40 アダプタ 41 本体 41a 上面 41b 前面 41c 後面 41d 側面 42 電線挿通溝 42a 開口部 43 周溝 50 アダプタ 52 電線挿通溝
Claims (3)
- 【請求項1】ワイヤーハーネスを組み立てる際に、ワイ
ヤーハーネスの構成要素である電線を支持するためのワ
イヤーハーネスの組立用支持具に取付け可能な支持具用
アダプタであって、 所定の板厚を有する板部材を含む本体と、 上記本体の上面の所定位置から下方へ向かって開口さ
れ、上記本体の前面から後面に貫通形成された、所定の
幅を有する電線挿通溝と、 上記本体に設けられ、当該本体を上記組立用支持具の電
線受け部に対して着脱自在に取付けるための嵌合部とを
備えていることを特徴とする支持具用アダプタ。 - 【請求項2】請求項1記載の支持具用アダプタにおい
て、 上記嵌合部は、上記電線挿通溝と同方向に延びて上記本
体の両側面に形成された、上記電線受け部と嵌合可能な
一対の凹条を含んでいることを特徴とする支持具用アダ
プタ。 - 【請求項3】ワイヤーハーネスを布線板上で組み立てる
際に用いられるワイヤーハーネスの組立用支持具であっ
て、 ワイヤーハーネスの構成要素である電線を受け止める略
U字状の電線受け部と、 上記電線受け部を上端部に支持する支柱部と、 上記支柱部の下端部に設けられ、上記布線板に固定され
る固定部と、 上記電線受け部に着脱自在であり、電線受け部に装着さ
れることによって、略U字状の電線受け部の幅を狭める
幅調整部材とを備え、 幅調整部材は、所定の板厚を有する板部材を含む本体
と、 上記本体の上面の所定位置から下方へ向かって開口さ
れ、上記本体の前面から後面に貫通形成された、所定の
幅を有する電線挿通溝と、 上記本体に設けられ、当該本体を上記略U字状の電線受
け部に対して着脱自在 に取付けるための嵌合部とを備え
ていることを特徴とするワイヤーハーネスの組立用支持
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6204892A JP3022191B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ワイヤーハーネスの組立用支持具およびこれに使用される支持具用アダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6204892A JP3022191B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ワイヤーハーネスの組立用支持具およびこれに使用される支持具用アダプタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0869721A JPH0869721A (ja) | 1996-03-12 |
JP3022191B2 true JP3022191B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=16498130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6204892A Expired - Fee Related JP3022191B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ワイヤーハーネスの組立用支持具およびこれに使用される支持具用アダプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022191B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4494030B2 (ja) * | 2004-02-06 | 2010-06-30 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤーハーネス製造用支持具 |
JP4728689B2 (ja) * | 2005-04-28 | 2011-07-20 | 古河電気工業株式会社 | U字形電線受け具用アタッチメント |
JP4894271B2 (ja) * | 2006-01-11 | 2012-03-14 | 住友電装株式会社 | 電線保持具 |
JP5484982B2 (ja) * | 2010-03-25 | 2014-05-07 | 古河電気工業株式会社 | 電線固定具及びワイヤハーネスの製造方法 |
CN114255930B (zh) * | 2022-02-28 | 2022-06-28 | 成都凯迪飞研科技有限责任公司 | 飞机地面综合保障测试设备电缆的制作方法 |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP6204892A patent/JP3022191B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0869721A (ja) | 1996-03-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |