JPH0616401Y2 - 電線コネクタ - Google Patents
電線コネクタInfo
- Publication number
- JPH0616401Y2 JPH0616401Y2 JP6742189U JP6742189U JPH0616401Y2 JP H0616401 Y2 JPH0616401 Y2 JP H0616401Y2 JP 6742189 U JP6742189 U JP 6742189U JP 6742189 U JP6742189 U JP 6742189U JP H0616401 Y2 JPH0616401 Y2 JP H0616401Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barrel
- saddle
- end bell
- projecting
- receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はエンドベルとバレルの組付けを簡易化すると共
に一体構造化した電線コネクタに関する。
に一体構造化した電線コネクタに関する。
[従来の技術] 電線コネクタは多く市販され使用されている。しかし一
般にはエンドベルの先端の内側に設けたねじ部とバレル
に設けたねじ部をねじ込んで結合し、またエンドベルの
他端側には、エンドベルの中心と相対して一体に張出し
た取付固定片を設け、この固定片を間にして上下からケ
ーブル締付けサドルを位置させてケーブルを間にして締
付け、更にエンドベルの先端側の外周に設けたフランジ
にカップリングの内壁に設けたフランジを係止してレセ
プタクル側に螺合して接続する構成となっている。
般にはエンドベルの先端の内側に設けたねじ部とバレル
に設けたねじ部をねじ込んで結合し、またエンドベルの
他端側には、エンドベルの中心と相対して一体に張出し
た取付固定片を設け、この固定片を間にして上下からケ
ーブル締付けサドルを位置させてケーブルを間にして締
付け、更にエンドベルの先端側の外周に設けたフランジ
にカップリングの内壁に設けたフランジを係止してレセ
プタクル側に螺合して接続する構成となっている。
[考案が解決しようとする問題点] 前記電線コネクタでは、エンドベルの先端側の内側にね
じ部を螺設し、更に、このエンドベルに取付けたバレル
にもねじ部を設けて互いにねじ込み嵌めるためねじ切り
の面倒があり、しかも使用中にも振動、ケーブルのひね
り等により、バレルとエンドベルとの螺合部が弛み短
絡、断線のおそれがあり、またバレルの挿込栓に電線を
接続した後エンドベルを回しながらねじ込むためケーブ
ルが撚れ、短絡、断線等のおそれがある。また組立て時
のねじ込みによる誤差や間違を生じることがある等の不
都合があった。
じ部を螺設し、更に、このエンドベルに取付けたバレル
にもねじ部を設けて互いにねじ込み嵌めるためねじ切り
の面倒があり、しかも使用中にも振動、ケーブルのひね
り等により、バレルとエンドベルとの螺合部が弛み短
絡、断線のおそれがあり、またバレルの挿込栓に電線を
接続した後エンドベルを回しながらねじ込むためケーブ
ルが撚れ、短絡、断線等のおそれがある。また組立て時
のねじ込みによる誤差や間違を生じることがある等の不
都合があった。
[問題点を解決するための手段] 本考案は斯様な実情に鑑み、これ等の問題に対処するた
め、バレル及びエンドベルに設けたねじ込み作業を排除
すると共にバレルとエンドベルは、バレルをエンドベル
の先端側に嵌めると共にエンドベルの先端をバレルのフ
ランジに当接させる一方バレルから突出させた突出片先
端の張出片とエンドベルに設けたサドル受けとケーブル
を押圧するサドルにより締付け一体構造とし、組立て時
の間違い及組立誤差をなくし、しかも構成の簡素化を目
的に提供するものである。
め、バレル及びエンドベルに設けたねじ込み作業を排除
すると共にバレルとエンドベルは、バレルをエンドベル
の先端側に嵌めると共にエンドベルの先端をバレルのフ
ランジに当接させる一方バレルから突出させた突出片先
端の張出片とエンドベルに設けたサドル受けとケーブル
を押圧するサドルにより締付け一体構造とし、組立て時
の間違い及組立誤差をなくし、しかも構成の簡素化を目
的に提供するものである。
[実施例] 次に本考案に係る電線コネクタの一実施例を図面に基い
て説明する。
て説明する。
1はエンドベルで、該エンドベル1の先端にはバレル2
を挿入するようになっている。また他端には、ケーブル
Kを締付けるサドル3の受け1aを半円弧状に一体に張
出して設けてある。
を挿入するようになっている。また他端には、ケーブル
Kを締付けるサドル3の受け1aを半円弧状に一体に張
出して設けてある。
またエンドベル1の内壁には前記サドル受け1aの上面
を通るようにエンドベル1の長手方向に相対して二条の
溝1b,1bを設け、該溝1b,1bに前記バレル2か
ら突出させた突出片4,4を夫々嵌めると共に突出片
4,4の夫々の先端側に設けた張出部4a,4aを前記
サドル受け1aの左右面上に重ねるようにしてある。
を通るようにエンドベル1の長手方向に相対して二条の
溝1b,1bを設け、該溝1b,1bに前記バレル2か
ら突出させた突出片4,4を夫々嵌めると共に突出片
4,4の夫々の先端側に設けた張出部4a,4aを前記
サドル受け1aの左右面上に重ねるようにしてある。
サドル受け1a上の突出片4,4からの張出部4a,4
a上にケーブルKを押圧する前記サドル3を置き、サド
ル受け1aとサドル3間に位置させたケーブルKをサド
ル3の左右に設けた孔3a,3a及び張出部4a,4a
の孔4b,4bを通してクランプネジ5,5をサドル受
け1aに設けたねじ孔1c,1cにねじ込み締付け固定
する。
a上にケーブルKを押圧する前記サドル3を置き、サド
ル受け1aとサドル3間に位置させたケーブルKをサド
ル3の左右に設けた孔3a,3a及び張出部4a,4a
の孔4b,4bを通してクランプネジ5,5をサドル受
け1aに設けたねじ孔1c,1cにねじ込み締付け固定
する。
バレル2は内部に挿込栓6,6を備えた絶縁体7を嵌め
て保持する一方、外周の中間部にはフランジ2aを設
け、該フランジ2aは、エンドベル1の先端側にバレル
2に嵌めた時エンドベル1の先端を受止めると共に、レ
セプタクルにバレル2を挿込み接続する場合レセプタク
ルに締付けるカップリング8の内壁に設けたフランジ8
aを係止する。
て保持する一方、外周の中間部にはフランジ2aを設
け、該フランジ2aは、エンドベル1の先端側にバレル
2に嵌めた時エンドベル1の先端を受止めると共に、レ
セプタクルにバレル2を挿込み接続する場合レセプタク
ルに締付けるカップリング8の内壁に設けたフランジ8
aを係止する。
バレル2の先端側は前記レセプタクルに挿込む挿入部2
bを設けると共に位置決めのキー2cを設けてある。
bを設けると共に位置決めのキー2cを設けてある。
[作用] 本考案は、エンドベル1の先端側の外側にカップリング
8を嵌める。また、該エンドベル1の先端側の内側に、
ケーブルKを挿込栓6に接続したバレル2の後部を嵌合
すると共に、エンドベル1の内側に設けた長手方向の溝
1b,1bにバレル2から後部に向けて突出させた突出
片4,4を摺嵌する一方、エンドベル1の先端をバレル
2の外周に設けたブランジ2aに突当て位置決めを行っ
た後に、エンドベル1の後端側に張出し一体に成形した
サドル受け1aの左右面上に、前記突出片4,4の先端
に設けた張出部4a,4aを重ね、更にエンドベル1内
を通るケーブルKを前記サドル受け1aと、上部からの
サドル3とによりクランプねじ5により突出片4,4の
張出部4a,4aを介して締付け固定するもので組付け
時のエンドベルバレルのねじによる組合せを排除し嵌合
として簡素化し、更にバレル2には突出片4,4を設け
て組付けの誤差及び順序により間違いを生じないように
したものである。
8を嵌める。また、該エンドベル1の先端側の内側に、
ケーブルKを挿込栓6に接続したバレル2の後部を嵌合
すると共に、エンドベル1の内側に設けた長手方向の溝
1b,1bにバレル2から後部に向けて突出させた突出
片4,4を摺嵌する一方、エンドベル1の先端をバレル
2の外周に設けたブランジ2aに突当て位置決めを行っ
た後に、エンドベル1の後端側に張出し一体に成形した
サドル受け1aの左右面上に、前記突出片4,4の先端
に設けた張出部4a,4aを重ね、更にエンドベル1内
を通るケーブルKを前記サドル受け1aと、上部からの
サドル3とによりクランプねじ5により突出片4,4の
張出部4a,4aを介して締付け固定するもので組付け
時のエンドベルバレルのねじによる組合せを排除し嵌合
として簡素化し、更にバレル2には突出片4,4を設け
て組付けの誤差及び順序により間違いを生じないように
したものである。
[効果] 本考案は上述のように、バレルには内部に挿込栓を備え
た絶縁体と、外側にはエンドベルの先端を突当てるフラ
ンジと、後部には、先端にエンドベルの後部に張出して
一体に成形したサドル受けに重ねる張出部を設けた突出
片を有し、またエンドベルには前記サドル受けと、バレ
ルからの突出片を嵌挿する長手方向の溝を設け、エンド
ベル内に設けた溝にバレルからの突出片を摺嵌すると共
に、エンドベルの先端側内にバレルを摺嵌してエンドベ
ルの先端をバレルに設けたフランジに突当てることでバ
レルの位置決めができ、しかも、この位置決めで突出片
からの張出部はエンドベル後端のサドル受け上に重ねる
ことができて、これをサドルとサドル受けで一体化して
組立てるのであって、従来の組付けのようにバレルとエ
ンドベルに螺合するねじ部を設けることがなく構成を簡
素化し、またバレルのフランジとバレルからの突出片に
設けた張出部により確実な位置決めによる組付け誤差及
び間違いを防止でき、しかも組付けが簡易で正確で、更
に組立時のケーブルのねじれを防止でき、また使用中の
ケーブルにねじれによる弊害も取り除くことができる等
の効果がある。
た絶縁体と、外側にはエンドベルの先端を突当てるフラ
ンジと、後部には、先端にエンドベルの後部に張出して
一体に成形したサドル受けに重ねる張出部を設けた突出
片を有し、またエンドベルには前記サドル受けと、バレ
ルからの突出片を嵌挿する長手方向の溝を設け、エンド
ベル内に設けた溝にバレルからの突出片を摺嵌すると共
に、エンドベルの先端側内にバレルを摺嵌してエンドベ
ルの先端をバレルに設けたフランジに突当てることでバ
レルの位置決めができ、しかも、この位置決めで突出片
からの張出部はエンドベル後端のサドル受け上に重ねる
ことができて、これをサドルとサドル受けで一体化して
組立てるのであって、従来の組付けのようにバレルとエ
ンドベルに螺合するねじ部を設けることがなく構成を簡
素化し、またバレルのフランジとバレルからの突出片に
設けた張出部により確実な位置決めによる組付け誤差及
び間違いを防止でき、しかも組付けが簡易で正確で、更
に組立時のケーブルのねじれを防止でき、また使用中の
ケーブルにねじれによる弊害も取り除くことができる等
の効果がある。
図面は本考案に係る電線コネクタの一実施例を示したも
ので、第1図は縦断側面図、第2図は分解した斜視図で
ある。 1……エンドベル、1a……サドル受け、1b……溝、
1c……ねじ孔、2……バレル、2a……フランジ、2
b……挿入部、3……サドル、4……突出片、4a……
張出部、4b……孔、5……クランプねじ、6……挿込
栓、7……絶縁体、8……カップリング、8a……フラ
ンジ、K……ケーブル
ので、第1図は縦断側面図、第2図は分解した斜視図で
ある。 1……エンドベル、1a……サドル受け、1b……溝、
1c……ねじ孔、2……バレル、2a……フランジ、2
b……挿入部、3……サドル、4……突出片、4a……
張出部、4b……孔、5……クランプねじ、6……挿込
栓、7……絶縁体、8……カップリング、8a……フラ
ンジ、K……ケーブル
Claims (1)
- 【請求項1】挿込栓を備えた絶縁体を内蔵し、外周には
フランジを設け、更に後部側には、後部に向けて突出さ
せた一体の対応させた突出片を有するバレルと、内部に
対応して前記突出片の夫々を摺嵌して案内する長手方向
の溝と、後端には張出した半円弧状のサドル受けを一体
に設けたエンドベルと、サドル受けと、前記突出片の先
端に設けた張出部を介在させて対応させるサドルで構成
し、エンドベルの先端側内にバレルを嵌め、更にバレル
からの突出片に設けた張出部をサドル受けとサドルで締
付け固定することを特徴とした電線コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6742189U JPH0616401Y2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 電線コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6742189U JPH0616401Y2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 電線コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH037274U JPH037274U (ja) | 1991-01-24 |
JPH0616401Y2 true JPH0616401Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=31600979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6742189U Expired - Lifetime JPH0616401Y2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 電線コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616401Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-09 JP JP6742189U patent/JPH0616401Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH037274U (ja) | 1991-01-24 |
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