JPH0713271Y2 - 電子機器ユニット挿入口蓋取付装置 - Google Patents

電子機器ユニット挿入口蓋取付装置

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JPH0713271Y2
JPH0713271Y2 JP11806990U JP11806990U JPH0713271Y2 JP H0713271 Y2 JPH0713271 Y2 JP H0713271Y2 JP 11806990 U JP11806990 U JP 11806990U JP 11806990 U JP11806990 U JP 11806990U JP H0713271 Y2 JPH0713271 Y2 JP H0713271Y2
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JP
Japan
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lid
chassis
unit
fixture
fixing portion
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JP11806990U
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JPH0474483U (ja
Inventor
公貴 神谷
隆 藤井
Original Assignee
ディエックスアンテナ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、ユニット内蔵電子機器筐体に関し、ユニット
収容ケース内への出入れが容易に出来る電子機器ユニッ
ト挿入口蓋取付装置に関するものである。
「従来の技術」 従来、電気回路あるいは電子回路は点検や整備を容易に
するため、各電子機器の使用に適合するようにその一部
分を箱形のケースに内蔵し配線盤等に設けたユニット収
容ケースに挿入して筐体内の電気回路に接続させるよう
に構成したものがある。
第8図に示すように、電気回路または電子回路を内蔵す
る箱形のユニット101をシャーシ102の挿入口103から挿
入し、シャーシ102内部のコネクタと接続し、挿入口103
を覆う蓋を固定する従来の電子機器ユニット挿入口蓋取
付装置では、シャーシ102の挿入口103近傍に設けたネジ
孔105に、挿入口103を覆った蓋をネジ締めしていた。
「考案が解決しようとする課題」 上記の従来の電子機器ユニット挿入口蓋取付装置では、
使用する場合によっては、ネジを緩め過ぎてネジが脱
落、紛失したり、ネジを締め過ぎてネジ孔をつぶしたり
していた。また、その上、ネジは締め込んだり、緩めた
りするのに回転させねばならず、作業時間がかかり、決
して蓋の取付作業で作業性のよいものではなかった。
「課題を解決するための手段」 そこで、本考案は、上記の事情に鑑み、ネジを使用せ
ず、簡単な操作で蓋が固定され、その上、蓋固定の操作
と連動してユニットも固定しようとするものであって、
電気回路または電子回路を内蔵する箱形のユニットをシ
ャーシの挿入口から挿入し、シャーシ内部のコネクタと
接続し、挿入口を覆う蓋を取付具で固定する電子機器ユ
ニット挿入口蓋取付装置であって、シャーシの挿入口左
右に、取付具回転軸部の小径部を案内する切欠きを設
け、切欠き端部に取付具回転軸部の大径部を受け入れる
受入孔に形成し、蓋固定部を突設したつまみ部と、前記
蓋固定部に対向した突出片を有するユニット固定部と、
つまみ部とユニット固定部とを連結する大径部と大径部
に対し90°ずれた箇所を小径にした小径部とを有する小
判形回転軸部とよりなる取付具を備え、前記取付具をシ
ャーシ受入孔に挿入し位置させ上記ユニットを挿入口よ
り挿入しシャーシの挿入口を覆う蓋を上記挿入口に位置
させ前記取付具を回転させ蓋固定部と突出部とで蓋を挟
持固定したものである。
「作用」 取付具をシャーシの切欠きに案内させて受入孔内に90°
回転させて位置させ、ユニットをシャーシの挿入口より
挿入してコネクタと接続させ、挿入口を蓋で覆わせ、前
記取付具を90°回転して蓋を蓋固定部と突出片とで挟持
させユニットを固定する。
「実施例」 本考案を添付する図面に示す具体的な実施例に基づい
て、以下詳細に説明する。
第1図に全体の概要を示す。
符号1がシャーシ、符号2が電気回路あるいは電子回路
を内蔵するユニット、符号3は蓋、符号4は取付具であ
る。
シャーシ1は、その後面11にユニット2を挿入する挿入
口12を穿設し前記挿入口12の左右に、取付具回転軸部の
小径部を案内する切欠き13を設け、切欠き13端部に取付
具回転軸部の大径部を受け入れる受入孔14を連設する。
箱形のユニット2は、シャーシ1後面の案内溝15によ
り、その側面のガイド20を案内させてシャーシ1内に収
容させる。
蓋3は、シャーシ1の挿入口12を覆う大きさで、コ字状
断面に形成してあり、シャーシ1内にユニット2を収容
し、前記ユニット2の端子とシャーシ1内のコネクタと
を電気的に接続後、蓋3にて挿入口12を覆わせる。蓋3
の上片16は挿入口12の上部に位置し、下片17はシャーシ
1の底板18と挟持板19との間に差し込み、両側部は挿入
口12側部周縁に当接する。
取付具4は、あらかじめユニット2を収容する前にシャ
ーシ1の受入孔14,14に挿入されており、シャーシ1に
装着されて蓋3をシャーシ1の挿入口12を覆わせて固定
するもので、蓋固定部21を突設したつまみ部22と、ユニ
ット固定部23と、つまみ部22とユニット固定部23とを連
結する大径部と大径部に対し90°ずれた箇所を小径にし
た小径部とを有する小判形回転軸部24とを有する。
この取付具4を、第2図により、さらに詳しく説明す
る。
つまみ部22は小判形回転軸部24との連接面を対向するユ
ニット固定部23との間にシャーシ1の板厚の間隔だけへ
だてさせてシャーシ接触部26を形成する。また、前記の
蓋固定部21はこのシャーシ接触部26から蓋3の板厚分だ
けつまみ部22の先端側に向けてへだててある。
次に、小判形回転軸部24は、第2図、特に第2図(f)
より明かなように、大径部31と大径部31に対し90°ずれ
た箇所を小径にした小径部32とを有する小判形断面であ
る。
また、ユニット固定部23は、ユニット2の角部を保持で
きるように段部33を形成し(第2図(a)参照)、ユニ
ット側面保持部は円弧面34に形成する。ここで、蓋固定
部21、小判形回転軸部24およびユニット固定部23の長手
方向は図示のように、同一方向に設定する。
次に、この電子機器ユニット挿入口蓋取付装置の作動に
ついて述べる。
まず、取付具4をシャーシ1に装着する。すなわち、第
3図(a)に示すように、取付具4の蓋固定部21とユニ
ット固定部23との間にシャーシ1の挿入口12周縁の板厚
分を挟ませ、小判形回転軸部24が小径部32が水平になる
ようにして、切欠き13に対向させる。続いて、第3図
(b)に示すように、切欠き13内に進入させる。さら
に、小判形回転軸部24を切欠き13内を進入させると、第
3図(c)に示すように、小判形回転軸部24は受入孔14
内に位置する。ここで、第3図(d)に示すように、取
付具4を90°回転すると、小判形回転軸部24の大径部35
が垂直方向に位置し、小判形回転軸部24は切欠き13の方
へ外れることはない。この状態が第4図の状態である。
次に、第5図に示すように、シャーシ1の後面11の挿入
口12から箱形のユニット2を差し込み収容し、内部のコ
ネクタと接続する。
次に、蓋3の上片16を挿入口12の上部に位置させ、下片
17をシャーシ1の底板18と挟持片19との間に差し込ま
せ、その側部はシャーシ1の挿入口12の周縁に当接させ
る。ここで前記の取付具4を、蓋固定部21およびユニッ
ト固定部23が、第6図および第7図に示すように、水平
方向を向くように90°回転させる。すると、取付具4の
蓋固定部21とユニット固定部23の突出片35との間に蓋3
の側部端縁を挟ませ、同時にユニット固定部23の段部34
にユニット2の角部を位置させ、このようにして蓋3を
固定すると同時にユニット2を固定する。
このシャーシ1内からユニット2を取り出す時は、取付
具4のつまみ部22を把持して蓋固定部21およびユニット
固定部23が第4図に示すように下方を向くように90°回
転させてから、蓋3を取り外しユニット2を取り出すこ
とができる。
「考案の効果」 本考案は、上述のように、電気回路または電子回路を内
蔵する箱形のユニットをシャーシの挿入口から挿入し、
シャーシ内部のコネクタと接続し、挿入口を覆う蓋を取
付具で固定する電子機器ユニット挿入口蓋取付装置であ
って、シャーシの挿入口左右に、取付具回転軸部の小径
部を案内する切欠きを設け、切欠き端部に取付具回転軸
部の大径部を受け入れる受入孔に形成し、蓋固定部を突
設したつまみ部と、前記蓋固定部に対向した突出片を有
するユニット固定部と、つまみ部とユニット固定部とを
連結する大径部と大径部に対し90°ずれた箇所を小径に
した小径部とを有する小判形回転軸部とよりなる取付具
を備え、前記取付具をシャーシ受入孔に挿入し位置させ
上記ユニットを挿入口より挿入しシャーシの挿入口を覆
う蓋を上記挿入口に位置させ前記取付具を回転させ蓋固
定部と突出部とで蓋を挟持固定できるようにした電子機
器ユニット挿入口蓋取付装置であるので、ネジを用いず
に蓋を固定できると共にユニットの固定ができるので、
作業効率が上がるとともにネジを用いてないためネジの
脱落紛失の問題やネジを締め過ぎたりすることはなくな
り、しかも簡単な構成により蓋の取付装置の提供ができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の具体的位置実施例の分解斜視図、第2
図は取付具を示す図であって、第2図(a)はその正面
図、第2図(b)は第2図(a)の右側面図、第2図
(c)は第2図(a)の左側面図、第2図(d)は第2
図(a)の平面図、第2図(e)は第2図(a)の底面
図、第2図(f)は第2図(a)のf−f断面図、第3
図は取付具をシャーシ受入孔に取付ける順序を示す図、
第4図はシャーシに取付具を取付けた状態を示す正面
図、第5図はシャーシにユニットを収容し、蓋を閉めた
状態の縦断面図、第6図はシャーシにユニットを収容
し、蓋を閉め、取付具で固定した状態を示す正面図、第
7図は第6図のVII−VII断面図、第8図は従来の電子機
器ユニット挿入口の正面図である。 2…ユニット 1…シャーシ 12…挿入口 4…取付具 32…小径部 13…切欠き 14…受入孔 21…蓋固定部 22…つまみ部 35…突出片 33…大径部 24…小判形回転軸部 23…ユニット固定部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気回路または電子回路を内蔵する箱形の
    ユニットをシャーシの挿入口から挿入し、シャーシ内部
    のコネクタと接続し、挿入口を覆う蓋を取付具で固定す
    る電子機器ユニット挿入口蓋取付装置であって、シャー
    シの挿入口左右に、取付具回転軸部の小径部を案内する
    切欠きを設け、取付具回転軸部の大径部を受け入れる受
    入孔を前記切欠き端部に連設し、蓋固定部に突設したつ
    まみ部と、前記蓋固定部に対向した突出片を有するユニ
    ット固定部と、つまみ部とユニット固定部とを連結する
    大径部と大径部に対し90°ずれた箇所を小径にした小径
    部とを有する小判形回転軸部とよりなる取付具を備え、
    前記取付具をシャーシ受入孔に挿入し位置させ上記ユニ
    ットを挿入口より挿入しシャーシの挿入口を覆う蓋を上
    記挿入口に位置させ前記取付具を回転させ蓋固定部と突
    出部とで蓋を挟持固定できることを特徴とする電子機器
    ユニット挿入口蓋取付装置。
JP11806990U 1990-11-10 1990-11-10 電子機器ユニット挿入口蓋取付装置 Expired - Lifetime JPH0713271Y2 (ja)

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JPH0474483U JPH0474483U (ja) 1992-06-30
JPH0713271Y2 true JPH0713271Y2 (ja) 1995-03-29

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