JP2571101Y2 - テーピング用クリップ - Google Patents

テーピング用クリップ

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JP2571101Y2
JP2571101Y2 JP1990089513U JP8951390U JP2571101Y2 JP 2571101 Y2 JP2571101 Y2 JP 2571101Y2 JP 1990089513 U JP1990089513 U JP 1990089513U JP 8951390 U JP8951390 U JP 8951390U JP 2571101 Y2 JP2571101 Y2 JP 2571101Y2
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clip
taping
panel
plate
rod
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JP1990089513U
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JPH0448483U (ja
Inventor
務 田中
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株式会社 ニフコ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は各種コード類の配線ないしはチューブ類の
配管等をテーピングして機器のパネル面等に組付けるの
に用いられるクリップの提供に関する。
[従来の技術] 自動車ないしは各種の機器類に各種の電気コード、ケ
ーブル等の配線をしたり、オイルチューブ等の配管をす
る場合、この配線ないしは配管されるコードあるいはチ
ューブ類が機器ないしはパネル等の取付け部分で折れ曲
がったり、取付け部分で損傷されたりすることのないよ
うに、機器ないしはパネル等に組付けられるクリップを
用意し、このクリップに配線ないしは配管されるコー
ド、チューブ類をテーピングで固定することが試みられ
ている。
第6図で示されるテーピングクリップは、その典型的
なものであって、コードないしはチューブ類をテーピン
グするための帯状板11の一方の側に突設した脚柱12の先
端側から、この帯状板11の側に向けて弾性係止片13〜13
を設けたクリップC′を用意し、このクリップC′の脚
柱12の設けられていない側の長手方向に沿ってコードな
いしはチューブ類の線、棒状物L′をテープT′でテー
ピングした後、パネルP′の穴h′にクリップC′の脚
柱12を挿入し、この脚柱12にある弾性係止片13の先端と
帯状板11との間でパネルP′の穴h′の穴縁を挾持させ
るようにして線、棒状物L′の取付けをなしていた。
かゝるテーピングクリップC′を用いたコードないし
はチューブ等の線、棒状物L′の配線あるいは配管で
は、クリップC′に線、棒状物L′がテープT′によっ
て密着して取付けられていることから、線、棒状物L′
のクリップC′との取付け面に傷を生ずることがなく、
しかも、がたつきのない取付け状態とすることができる
利点を有していると共に、パネルP′に対する取付けが
容易、確実であり、良好な配線、配管の作業性と、保
守、管理の作業性とが約束される利点を有していた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、かゝる従来のテーピング用のクリップ
類では、脚柱12に対して帯状板11が略直角となる向きに
設けてあり、パネルP′にクリップC′を組付けた際
に、このクリップC′の帯状板11とパネルP′との間に
間隙y′を生ずることゝなり、このクリップC′の組付
け部分が発生振動によって接触し合い、特有のビビリ音
を生ずる不都合があった。
又、クリップC′の取付け部分にあるパネルP′が第
7図で示されるように湾曲されている場合、クリップ
C′が、このパネルP′の湾曲に追随しきれずに上方に
向けて変形し、線、棒状物L′がパネルP′から浮いた
状態で取付けられる不都合があった。
本考案にかゝるテーピングクリップCは、かゝる従来
のクリップ類における不都合に鑑み特に案出されたもの
であって、パネルPに対しクリップCが常時弾性的に接
触されるようにしてパネルPとクリップCとの間におけ
るビビリ音の発生を無くすと共に、パネルPの湾曲部分
にもパネルPに密着してコード、チューブ類の配線ない
しは配管をなし得るようにしたテーピング用クリップの
提供を目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案にかゝるテーピング用クリップCは、かゝる目
的を達成するものとして、帯状板Aと、この帯状板Aか
ら突設され、且つ該帯状板Aの側に向けた弾性係止片1
〜1を有する取付け脚Bとからなり、前記帯状板Aの両
側部が薄肉部2を介して前記取付け脚Bの側に屈曲され
ている線、棒状物のテーピング部とされる傾斜板部3と
してあり、前記帯状板Aの前記取付け脚Bの備えられて
いる側と反対の側の板面には、前記線、棒状物Lの側面
に接して、該線、棒状物Lをガイドする凸部7が設けら
れていてクリップCを構成している。
[作用] 本考案にかゝるテーピング用クリップCは、薄肉部2
で帯状板Aを区分し、その両側に、取付け脚Bの側に屈
曲した傾斜板部3を設けることによって、この帯状板A
に線、棒状物LをテープTで止着してパネルPに取付け
た際に、この帯状板Aの傾斜板部3が、パネルPの面に
弾性的に接触する。
又、パネルPが帯状板Aの側に反り返った構成とされ
ている場合、帯状板Aの傾斜板部3が、薄肉部2の部分
から屈曲してパネルPの面に接触し、パネルPの反り返
った面に沿って線、棒状物Lが組付けられる。
[実施例] 以下、本考案にかゝる典型的なテーピング用クリップ
Cの一実施例を添付の図面について説明する。
このテーピング用クリップCは帯状板Aと取付け脚B
とをインジェクション成形等の方法で一体に成形したプ
ラスチック成形品とするのが好ましく、帯状板Aの一方
の側に偏った位置に取付け脚Bを突き出し状態に設けて
ある。
この取付け脚Bは、帯状板Aから起立している筒状部
4の対向している両側に設けた窓5内に、筒状部4の開
口側から帯状板Aの側に向けた弾性係止片1を設け、こ
の弾性係止片1の先端側が、この筒状部4の外周から突
き出す構成としてある。
又、この弾性係止片1の先端部の外側に凹欠状の段部
1aを設け、この段部1aの水平側、即ち、円周方向の面
と、立上り側の面との間がパネルPの穴hの一方の穴縁
に係当するようにしてある。
次いで帯状板Aは、この取付け脚Bの設けられている
水平板部6の両側に薄肉部2、2を介して傾斜板部3、
3が一連に設けられた構成としてあり、この水平板部6
に対し取付け脚Bが略直角となるように形成してある。
又、この水平板部6の幅側の両側を稍々弧状に張り出
した鍔6aとし、クリップCの摘み操作に適するようにな
すと共に取付け脚Bの補強に適する構成としてある。
又、この取付け脚Bの設けられていない側の水平板部6
の幅側の一方に偏って、その長手方向に向けて凸部7を
設け、線、棒状物Lの取付け時のガイド並びに取付けた
線、棒状物Lのずれ出しの防止をなすようにしてある。
尚、薄肉部2は、傾斜板部3の傾斜されている側の面
の幅方向に亘って凹弧状に溝2aを設けることで構成して
あり、この傾斜側に向けた反発弾性がより生じ易い構成
としている。
かゝるテーピング用クリップCの傾斜板部3に対、配
線、コード類あるいは配管のオイルチューブ等の線、棒
状物LをテープTで取付けると共に第4図で示されるよ
うにパネルPの穴hに該クリップCの取付け脚Bを挿入
し、第5図で示されるように取付けることで、クリップ
Cの傾斜板部3が薄肉部2で弾性的に変形しながらパネ
ルPの面に圧着状態で接触される。
又、このパネルPがテーピング用クリップCの側に湾
曲していたり、湾曲されたりした場合でも、クリップC
は、薄肉部2で変形されながら、この湾曲されているパ
ネルPの面に密着する状態で接触し、このクリップCに
取付けた線、棒状物Lの浮き出しがなく、しかもクリッ
プCとパネルPとの間にビビリ音を生ずることのない取
付け状態で組み付けられる。
[効果] 本考案にかゝるテーピング用クリップCは叙上の特長
ある構成からして線、棒状物Lをテーピングで止着した
クリップCが薄肉部2で区分されて取付け脚Bの設けら
れている側の水平板部6から突き出す状態に傾斜板部3
を有していることから、パネルPに取付けられるクリッ
プCは、この傾斜板部3が常時パネルPの面に弾性的に
密着される構成とされており、パネルPとの間に取付け
隙間を生じない特長を有している。
又、パネルPがクリップCの取付け側に向けて湾曲さ
れていたり、あるいは折り曲げられた場合でも、該クリ
ップCは、その傾斜板部3が薄肉部2で変形しながら、
このパネルPの面に追随して密着され、クリップCに組
付けた線、棒状物の浮き出しが生じない特長を有してい
る。
更に、クリップCの傾斜板部3がパネルPの面に弾性
的に接触されていることから、線、棒状物Lの取付け部
分に振動を生じた場合にも、ビビリ音を生ずることがな
い特長を有している。
更に又、クリップCの帯状板Aの取付け脚Bの突設側
と反対の側の板面に凸部7を設けたことから、線、棒状
物Lの取付け時のガイド並びに取付けた線、棒状物Lの
ずれ出しの防止をなし得、かかる線、棒状物Lのクリッ
プCの取付けを容易且つ確実になすことができる特長を
有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のテーピング用クリップの典型的な一実
施例を下面側から見た斜視図、第2図は同側面図、第3
図は同平面図、第4図は同取付け状態を一部断面で示し
た側面図、第5図は同幅方向の断面図、第6図及び第7
図は従来クリップを一部断面で示した側面図である。 A…帯状板、B…取付け脚、C…クリップ、L…線、棒
状物L、P…パネル、T…テープ 1…弾性係止片、2…薄肉部、3…傾斜板部、4…筒状
部、5…窓、6…水平板部、7…凸部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−15512(JP,A) 実開 平2−24185(JP,U) 実開 昭63−187530(JP,U) 実開 昭63−164282(JP,U) 実開 平2−126958(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状板と、この帯状板から突設され、且つ
    該帯状板の側に向けた弾性係止片を有する取付け脚とか
    らなり、 前記帯状板の両側部が薄肉部を介して前記取付け脚の側
    に屈曲されている線、棒状物のテーピング部とされる傾
    斜板部としてあり、前記帯状板の前記取付け脚の備えら
    れている側と反対の側の板面には、前記線、棒状物の側
    面に接して、該線、棒状物をガイドする凸部が設けられ
    ていることを特徴とするテーピング用クリップ。
JP1990089513U 1990-08-29 1990-08-29 テーピング用クリップ Expired - Lifetime JP2571101Y2 (ja)

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JPH0448483U JPH0448483U (ja) 1992-04-24
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JPH0521933Y2 (ja) * 1987-05-21 1993-06-04
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