JP3016173B2 - フレキシブルフラットケーブル用取付装置 - Google Patents

フレキシブルフラットケーブル用取付装置

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JP3016173B2
JP3016173B2 JP6021335A JP2133594A JP3016173B2 JP 3016173 B2 JP3016173 B2 JP 3016173B2 JP 6021335 A JP6021335 A JP 6021335A JP 2133594 A JP2133594 A JP 2133594A JP 3016173 B2 JP3016173 B2 JP 3016173B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の電線又は導電部
材を偏平状に集束したフレキシブルフラットケーブル
(以下、FFCと言う。)を例えば自動車内等の壁に固
定するための取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からFFC用の取付装置としては種
々なものが知られている。図8に示したように第1従来
例としての取付装置56は、並列された複数の被覆した
電線52が表裏に設けた合成樹脂層53により偏平状に
集束されているFFC51の一側面に対し、板状体54
にクリップ55を突設した構造であり、FFC51にテ
ープ巻き57により一体的に取り付けられている。上記
構成による取付装置56は、FFC51の長手方向の適
所に複数設けられていて、クリップ55が自動車内等の
取付けパネルに設けられた取付孔に押し込まれて嵌合さ
れることにより、FFC51が取付けパネルに取り付け
られる。
【0003】図9に示すように第2従来例としての取付
装置64は、実開昭63−2652号公報に開示されて
いるものである。FFC61は、並列された複数の被覆
された電線62が表裏に設けた、例えば塩化ビニール等
の可熱融合する合成樹脂層63により偏平状に集束され
ている。取付装置64は、例えばポリアセタール又は6
ナイロン等の比較的強度の大きな合成樹脂材により形成
されたクリップ65付きの板状取付基部66と、例えば
塩化ビニール材で形成された板状囲周部67とより構成
されている。FFC61の裏面側に位置させた板状囲周
部67に対して表面側より板状取付基部66を相互に嵌
込み凸部66aと嵌込み凹部67aを介して組み合わせ
るようになっている。
【0004】上記構成による取付装置64は、FFC6
1の長手方向の適所に適数組み合わされた後、板状囲周
部67が加熱処理されることにより、当接されたFFC
61の合成樹脂層63の塩化ビニール材と一体的に融合
されて固定される。よって、グリップ65が自動車内等
の取付けパネルに設けられた取付孔に押し込まれて嵌合
されることにより、FFC61が取付けパネルに取り付
けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1従
来例で示した取付装置56では、テープ巻き57の経年
劣化により、板状体54の固定力が弱くなる。よって、
自動車等の振動によりFFC51が取付けパネルに対し
て移動したり、ガタ付きによる異音が発生するという不
具合が生ずることになり、信頼性が劣るという問題があ
る。
【0006】また、第2従来例で示した取付装置64で
は、塩化ビニール材で形成された板状囲周部67とFF
C61の合成樹脂層63との接触面が加熱融合されてい
るので、第1従来例のようなFFCが取付けパネルに対
して移動するような不具合は解消される。しかし、加熱
融合させるための加熱装置と工数を要するので、コスト
アップにつながるという問題がある。
【0007】また、加熱融合後は、FFC61と取付装
置64との関係位置が固定されるから、現場での位置調
整が不能となり、作業性が劣るという問題がある。更
に、FFC61を2枚重ねて使用する場合には、板状取
付基部66の嵌込み凸部66aの寸法と、板状囲周部6
7の嵌込み凹部の寸法を変更する必要があるため、新た
に製造しなければならない。よって、汎用性が劣るとい
う問題がある。
【0008】本発明の目的は、上記従来の問題点にかん
がみてなされたものであり、FFCの取付装置への固定
を確実かつ容易にすると共に、FFCの使用板数に適用
可能な汎用性を備えたFFC用取付装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、複
数の導電部材を並列にして可撓性材料で偏平状に集束し
たFFCを壁に取り付けるためのFFC用取付装置にお
いて、可撓性材料からなる断面コの字状クランプ部の基
部中央に前記壁に取り付けるためのクリップを外側に向
けて設けると共に、前記基部両端に内側に向けた一対の
挟持部の間隔が前記FFCの幅より小さく設定され、か
つ前記両挟持部内端に相手挟持部に向けて引掛爪を備え
ることにより達成することができる。
【0010】また、上記目的は前記基部が外側に凹状に
彎曲されてなることにより達成することができる。更
に、上記目的は前記基部両端に外側に向けて突起を設け
ることにより達成することができる。また更に、上記目
的は前記基部の内面及び外面に複数の溝を設けることに
より達成することができる。また、上記目的は前記引掛
爪を前記挟持部に対して鋭角状に設けることにより達成
することができる。更に、上記目的は両端に切込みが適
数対設けられたフレキシブルフラットケーブルを取り付
けるための取付装置であって、前記挟持部の間隔が前記
切込みの底辺間の幅より小さく設定されていることによ
り達成することができる。
【0011】
【作 用】本発明のFFC用取付装置においては、FF
Cが取付装置の両挟持部に挟持されると、FFCの幅が
挟持部の間隔よりも大きく設定されているので、FFC
は彎曲した状態で取付装置に挟持されることになる。即
ち、FFCは引掛爪に引掛かると共に、両挟持部を押し
拡げるFFCの弾性作用が働いて基部を外側凹状に彎曲
させる。この状態で取付装置がクリップにより壁に装着
されると、外側凹状に彎曲された基部が壁によって平ら
になるため、押し拡げられた両挟持部の間隔が元の状態
に復帰しようとする。よって、FFCが内側凹状に彎曲
した状態で壁に固定されることになる。
【0012】従って、FFCが元の平板状に戻ろうとす
る弾性力と、クランプ部の両挟持部が自由状態における
間隔Dに戻ろうとする付勢力とにより摩擦力が働くの
で、FFCは取付装置に対し位置ずれやガタ付きを発生
することはない。また、上記摩擦力は経年劣化を起すこ
ともない。更に、組付け現場において取付装置に対する
FFCの位置を調整する必要があれば、グリップを壁か
ら抜き取れば、FFCに対する相対位置は容易にずらせ
ることができる。
【0013】また、FFCの装着枚数が多少変化して
も、FFCと両挟持部の撓み量が変化するだけで装着可
能であり、新たに別寸法の取付装置を用意する必要はな
い。尚、上記撓み量による付勢力を調整する必要があれ
ば、FFCの幅方向に一対の切込みを入れることにより
容易に調整できる。また、基部が予め外側凹状に彎曲し
ていれば、両挟持部は内側になるにつれて拡がっている
ので、FFCは取付装置に一層容易に装着できるように
なる。
【0014】更に、基部両端に外側に向けて突起を設け
れば、クリップを壁に押し込んだときに、基部がFFC
と共に内側に彎曲されるので、FFCは両挟持部に強く
押圧されると共に、容易に両挟持部間に装着できる。ま
た更に、引掛爪が挟持部に対して鋭角に設けてあれば、
やはりFFCは両挟持部間に容易に装着できる。尚、基
部の内面及び外面に複数の溝が設けてあると、基部は容
易に彎曲できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明のFFC用取付装置を実施例に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例で
あるFFC用取付装置を示す斜視図、図2は図1におけ
る作用説明図、図3は本発明の第2実施例であるFFC
用取付装置の作用説明図、図4は本発明の第3実施例で
あるFFC用取付装置を示す斜視図、図5は本発明の第
4実施例であるFFC用取付装置を示す斜視図、図6は
本発明の第5実施例であるFFC用取付装置を示す斜視
図、図7は本発明の取付装置に適用されるFFCの部分
斜視図である。
【0016】図1に示すように、第1実施例であるFF
C用取付装置4が適用されるFFC1は、複数の導電部
材2を並列にして、例えば塩化ビニール等の合成樹脂か
ら形成された可撓性材料層3により、幅Hの偏平状に集
束されて構成されている。
【0017】取付装置4は、例えばポリアセタール又は
6ナイロン等の可撓性の合成樹脂から形成されている。
この取付装置4のクランプ部5は、予め外側に向けて凹
状に彎曲された帯板状の基部6と、この基部6の両端に
内側に向けて設けられた一対の板状の挟持部7,7と、
該両挟持部7,7の内端に相手挟持部に向けて設けられ
た引掛爪8とから構成されている。
【0018】上記両挟持部7,7の間隔Dは、前記FF
C1の幅Hよりも小さく設定されている。更に、上記基
部6の外面中央には、自動車内等の取付けパネルPに取
付装置4を取付けるためのクリップ9が外方に向けて設
けられている。このクリップ9には中心部に撓み用のス
リット9aと、先端部に係止爪9bが設けられている。
【0019】図2に示すように、FFC1の適宜な位置
に取付装置4が嵌め込まれると、FFC1の幅Hが一対
の挟持部7の間隔Dより大きいため、両挟持部7,7が
押し拡げられると共に、基部6の彎曲も図2(a)に示
したように一層強められる。この状態でFFC1の中央
部を押すことによってクリップ9を取付けパネルPの取
付け孔に押し込んで係止爪9bを壁面に係止させると、
彎曲されていた基部6は取付けパネルPに押し付けられ
て直線状になる。すると、一対の挟持部7,7の内端に
おける間隔が狭められるため、FFC1は図2(b)に
示したように両端が引掛爪8に引掛けられて内側凹状に
彎曲した状態で壁面に固定されることになる。
【0020】従って、FFC1が直線状に戻ろうとする
弾性力と、クランプ部5の一対の挟持部7,7が更に狭
まろうとする付勢力とにより、両者の接触部に強い摩擦
力が働くことになる。よって、FFC1は取付装置4に
対して位置ずれやガタ付きを発生することなく、強固に
保持される。また、上記摩擦力はテープ巻きのように経
年劣化を起すこともないので信頼性も向上する。更に組
付け現場において、取付装置4に対するFFC1の位置
を調整したい場合には、クリップ9を取付けパネルPか
ら外すことによって容易に位置調整ができるから、作業
性が著しく向上する。
【0021】更に、図2(c)に示すように、取付装置
4に対するFFC1の装着枚数が多少変化しても、FF
C1と挟持部7の撓み量が変化するだけで装着可能であ
り、汎用性に優れている。
【0022】次に、図3に示すように第2実施例におけ
るFFC用取付装置11が、第1実施例における取付装
置4と異る点は、基部12が直線状であり、かつ基部1
2の両端に外側に向けて突起13が設けられていること
である。他の部分は取付装置4と全く同じであるから、
図3に同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0023】上記構成の取付装置11においては、FF
C1が嵌め込まれると、一対の挟持部7,7の間隔は拡
大されると共に、基部12は多少外側凹状に彎曲され
る。この状態でFFC1の中央部を押すことによってク
リップ9を取付けパネルPの取付孔に押し込んで係止爪
9bを壁面に係止させると、突起13も壁面に当接され
るので、基部12は必然的に内側凹状に彎曲される。す
ると、挟持部7,7の間隔が縮小する。
【0024】他方、内側凹状に彎曲されたFFC1も元
の平らな状態に戻ろうとする弾性力が作用するので、互
の接触点には強い摩擦力が働き、FFC1は取付装置1
1に強固に固定されて位置ずれやガタ付きを起すような
ことはない。また、上記摩擦力は経年劣化を起すことは
ないので信頼性が向上すると共に、無負荷状態における
基部12は直線状であるから、簡単な金型構造で成形す
ることができる。尚、その他の効果は第1実施例と同様
なので説明を省略する。
【0025】次に、図4に示すように第3実施例におけ
るFFC用取付装置18は、基部17の両端付近の外面
に複数の溝16が設けられたものである。よって他の同
一部分は同一符号を付することによって説明を省略す
る。この溝16が設けられていることにより、基部17
は外側凹状に撓み易くなっている。よって、FFCが取
付装置18に嵌め込まれる時、基部17が撓み易いため
装着が容易となり作業性が向上する。この取付装置18
にFFCが嵌め込まれた時は、FFCの弾性力により基
部17は外側凹状に彎曲する。そして、取付装置18が
取付けパネルに取付けられると、基部17は元の平らな
状態に復帰すると共に、一対の挟持部7,7の間隔が元
の状態に戻りFFCは彎曲した状態で取付けパネルに固
定されることになる。
【0026】次に、図5に示すように第4実施例におけ
るFFC用取付装置21は、第2実施例と第3実施例を
組合せたもので、図3の取付装置11の基部12の両端
付近に図4の溝16を設けたものである。
【0027】上記構成においては、FFCが取付装置2
1に嵌め込まれた後、FFCの中央部を押すことによっ
てクリップ9を取付けパネルの取付孔に押し込んで係止
爪を壁面に係止させる。この時、基部17は溝16のと
ころで大きく内側に彎曲されるので、一対の挟持部7,
7の間隔は一層狭まろうとする。よって、突起13の作
用は一層高まるので、FFCは取付装置21に一層強固
に固定されることになり、信頼性がより向上することに
なる。また、基部17に溝16が設けられているので、
FFCを取付装置21に嵌め込むとき、基部17が撓み
易いため装着が容易となり作業性が向上する。
【0028】次に、図6に示すように第5実施例におけ
るFFC用取付装置26は、第1実施例における取付装
置4と異るのは、引掛爪27が挟持部7に対して鋭角状
になっている点と基部28が直線状になっている点であ
る。他の部分は第1実施例と同様なので、同一符号を付
することにより説明を省略する。
【0029】この引掛爪27は挟持部7に対して鋭角状
に設けられているので、取付装置26にFFCを容易に
嵌め込むことができ、作業性がより向上する。FFCが
取付装置26に嵌め込まれると、FFCの突っ張り力に
よって基部28が、外側凹状に彎曲されることによっ
て、第1実施例と同様な作用及び効果を得ることができ
る。尚、上記鋭角状の引掛爪27は、第5実施例だけで
なく、上述した第1乃至第4実施例にも適用することが
でき、FFCの取付装置への嵌め込み作業が容易になり
作業性の向上を得ることができる。
【0030】次に、図7に示すようにFFC32の幅H
の両端には、上述したFFC用取付装置に係合するため
の一対の切込み31,31が設けられている。この一対
の切込み31,31の底辺間の幅hは上記一対の挟持部
7,7の間隔Dより大きく定められている。
【0031】上記構成により、例えば第1実施例の取付
装置4に組付けた場合、上記幅hはFFC32の両端幅
Hより小さいから、FFC32は取付装置4に容易に嵌
め込むことができると共に、両切込み31,31間が取
付装置4の一対の挟持部7,7により係合される。よっ
て、FFC32と取付装置4の相互の位置関係は、例え
挟持部7,7と切込み31,31の底辺との間の摩擦力
が弱くても、切込み31,31の側辺がストッパーとな
るため位置ズレすることはない。
【0032】また、図2(c)に示したように、FFC
32を2枚嵌め込んで、挟持部7を拡大する拡開力が強
すぎた場合には、上記幅hを調整することにより適宜に
加減することができる。
【0033】尚、本発明は上述の第1乃至第5実施例に
限定されるものでなく、適宜な変更を行うことにより、
他の態様でも実施することができる。例えば、本実施例
では一体的なクリップ9により取付けパネルPの取付孔
に固定していたが、別ピースで取付けパネルPの反対側
から締付けても差支えないものである。また、図4に示
した第3実施例においては、溝16が基部17の外面に
設けられているが、内面に設けてあっても差支えない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のFFC用
取付装置によれば、基部両端に内側に向けた一対の挟持
部の間隔がFFCの幅より小さく設定され、かつ両挟持
部内端に引掛爪を備えている。取付装置が取付けパネル
に装着されたとき、FFCの拡開力によって外側凹状に
彎曲されていた挟持部の間隔が狭められる方向に弾性力
が作用する。そのため、取付装置とFFCとの接触部に
大きな摩擦力が働く。
【0035】よって、FFCは取付装置に対して位置ズ
レすることはなく、また摩擦力は経年劣化が殆んどない
ので信頼性の向上を図ることができる。また、取付装置
に対するFFCの位置を調整したい場合には、クリップ
を取付けパネルから外せば容易に行うことができるた
め、作業性の向上を図ることができる。
【0036】更に、取付装置に対するFFCの装着枚数
が多少変化しても、相互の可撓性によって生ずる摩擦力
により確実に保持されるので、汎用性の向上を図ること
ができる。尚、FFCの幅H両端に取付位置を係合させ
る適数対の切込みが設けてあれば、互いの位置関係の保
持は不動のものとなるので、信頼性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFFC用取付装置の第1実施例を示す
斜視図である。
【図2】図1における作動説明図であり、(a)図は取
付けパネルへの装着前の状態を示し、(b)図は取付け
パネルに装着された状態を示し、(c)図は2枚のFF
Cを組付け、取付けパネルに装着した状態を示す。
【図3】本発明のFFC用取付装置の第2実施例を示す
作用説明図である。
【図4】本発明のFFC用取付装置の第3実施例を示す
斜視図である。
【図5】本発明のFFC用取付装置の第4実施例を示す
斜視図である。
【図6】本発明のFFC用取付装置の第5実施例を示す
斜視図である。
【図7】本発明のFFC用取付装置に適用されるFFC
の斜視図である。
【図8】第1従来例を示すFFC用取付装置の斜視図で
ある。
【図9】第2従来例を示すFFC用取付装置の斜視図で
ある。
【符号の説明】 1,32 FFC(フレキシブルフラットケーブ
ル) 2 導電部材 3 可撓性材料層 4 FFC用取付装置(第1実施例) 6,12,17,28 基部 7 挟持部 8,27 引掛爪 9 クリップ 11 FFC用取付装置(第2実施例) 13 突起 16 溝 18 FFC用取付装置(第3実施例) 21 FFC用取付装置(第4実施例) 26 FFC用取付装置(第5実施例) 31 切込み D 挟持部の間隔 H FFCの幅寸法 h FFCの切込み幅寸法
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−161597(JP,U) 実開 昭61−186286(JP,U) 実開 昭63−2652(JP,U) 実公 昭57−39673(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/22 - 3/28

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の導電部材を並列にして可撓性材料
    層で偏平状に集束したフレキシブルフラットケーブルを
    壁に取り付けるための取付装置において、 可撓性材料からなる断面コの字状クランプ部の基部中央
    に前記壁に取り付けるためのクリップを外側に向けて設
    けると共に、前記基部両端に内側に向けた一対の挟持部
    の間隔が前記フレキシブルフラットケーブルの幅より小
    さく設定され、かつ前記両挟持部内端に引掛爪を備えて
    なることを特徴とするフレキシブルフラットケーブル用
    取付装置。
  2. 【請求項2】 前記基部が外側に凹状に彎曲されてなる
    請求項1記載のフレキシブルフラットケーブル用取付装
    置。
  3. 【請求項3】 前記基部両端に外側に向けて突起を設け
    てなる請求項1記載のフレキシブルフラットケーブル用
    取付装置。
  4. 【請求項4】 前記基部の内面又は外面に複数の溝を設
    けてなる請求項1記載のフレキシブルフラットケーブル
    用取付装置。
  5. 【請求項5】 前記引掛爪を前記挟持部に対して鋭角状
    に設けてなる請求項1記載のフレキシブルフラットケー
    ブル用取付装置。
  6. 【請求項6】 両端に切込みが適数対設けられたフレキ
    シブルフラットケーブルを取り付けるための取付装置で
    あって、前記挟持部の間隔が前記切込みの底辺間の幅よ
    り小さく設定されている請求項1記載のフレキシブルフ
    ラットケーブル用取付装置。
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