JP3300721B2 - 排気ガス浄化触媒 - Google Patents

排気ガス浄化触媒

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は窒素酸化物(以下、NO
xと略す)、一酸化炭素(CO)、炭化水素(以下、H
Cと略す)を含有する排気ガスを浄化する触媒に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の排ガス処理においては、排ガ
ス中のCO、HCを利用して、貴金属系の触媒を用いて
浄化するのが一般的であるが、理論空燃比付近の極めて
狭い範囲でしかNOxを浄化していない。近年、地球環
境問題の高まりの中で自動車の低燃費化の要求は強く理
論空燃比以上で燃焼させるリーンバーンエンジンがキー
テクノロジーとして注目されている。ただし、自動車の
走行性、加速性を考慮に入れるとリーン領域のみのエン
ジンは不具合点が多く、実際は理論空燃比(ストイキ
オ)付近、リーン領域の双方で燃焼を行わせる必要があ
る。最近、リーン領域のNOxの浄化に関しては、コバ
ルト又は銅を含有した結晶性シリケート触媒が高性能を
有する触媒として脚光をあびている。
【0003】これらの触媒は反応初期においては十分な
性能を有するが、耐久性において問題点が生じており、
これまで耐久性を向上させるために種々の結晶性シリケ
ートの改良が検討されている。例えば、結晶性シリケー
トの主要な構成元素であるアルミニウムの脱離を防い
で、コバルト又は銅の安定性を図るために、結晶格子中
にVIII族元素や希土類元素(特開平3−165816号
公報)、さらにアルカリ土類金属(特願平3−3191
95)を添加させた新規なシリケートを用いる方法が提
案されている。加えて、アルミニウムの脱離を促進する
スチームの進入を防ぐため、結晶性シリケートの表層に
疎水性のシリカライトを結晶成長させ、耐スチーム性を
向上させた結晶性シリケートの適用も検討されている
(特願平3−192829)。
【0004】しかし、これらの触媒を用いることによ
り、リーン雰囲気での耐久性は飛躍的に向上したが、加
速する場合、ガス温度が瞬時に高温になり、かつ、この
時のガス組成は水素等の還元剤が過剰に存在するリッチ
雰囲気になる。この条件においては、上記改良型結晶性
シリケートを適用しても触媒の劣化を防ぐことができな
いため、高温リッチ雰囲気の触媒の耐久性向上がこれら
の触媒の実用化上の大きな課題となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記問題点は銅やコバ
ルトを活性金属として用いる限りは避けられない。すな
わち、700℃以上の高温では卑金属元素は全てシンタ
リングを起こし凝集してしまうからである。そのため、
開発した結晶性シリケートを用いてリーン雰囲気で脱硝
活性を有する卑金属以外の金属を用いることができれば
耐久性は十分保証され、実用化へ大きく前進すると考え
られる。
【0006】
【課題を解決するための手段】これまで、本発明者らは
従来触媒の不具合点を克服するため鋭意検討を行った結
果、イリジウムを担持した結晶性シリケート触媒がリー
ン雰囲気において脱硝性能を有し、かつ、リッチ条件の
高温雰囲気でもほとんど劣化しない触媒であることを見
い出している。さらに、鋭意研究の結果、本発明者らは
上記触媒の高酸素濃度下での脱硝性能を向上させるため
には、イリジウムのほかに希土類元素から選ばれた少な
くとも1種以上の金属を共存させた触媒が有効であるこ
とを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は (1)後記で詳記する表Aに示されるX線回折パターン
を有し、脱水された状態において酸化物のモル比で表わ
して (1±0.8)R2 O・〔aM2 3 ・bM′O・cAl2 3 〕・ySiO2 (上記式中、Rはアルカリ金属イオン及び/又は水素イ
オン、MはVIII族元素、希土類元素、チタン、バナジウ
ム、クロム、ニオブ、アンチモン及びガリウムからなる
群より選ばれた少なくとも1種以上の元素イオン、M′
はマグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウ
ムのアルカリ土類金属イオン、a>0、20>b>0
a+c=1、3000>y>11) なる化学式を有する結晶性シリケートにイリジウムとさ
らに希土類元素から選ばれた少なくとも1種以上の金属
担持させてなることを特徴とする排気ガス浄化触媒
及び(2)結晶性シリケートが、予め合成した結晶性シ
リケートを母結晶とし、その母結晶の外表面に母結晶と
同一の結晶構造を有するSiとOよりなる結晶性シリケ
ートを成長させた層状複合結晶性シリケートであること
を特徴とする上記(1)記載の排気ガス浄化触媒で
る。
【0008】
【作用】通常、イリジウムを担持した本発明でいう結晶
性シリケートを用いて、NOx、CO、HCを含有する
排気ガスを浄化する浄化反応式は下記のとおりである。
【0009】
【化1】 *1)炭化水素(HC)の例としてC3 6 を代表とし
て示した。 *2)含酸素炭化水素の例としてCH2 Oを代表として
示した。 上記反応式において、(1)はHCの活性化、(2)は
HCの燃焼、(3)は脱硝反応、(4)はCOの燃焼を
意味している。
【0010】イリジウムとさらに希土類元素から選ばれ
た1種以上の金属を担持させた本発明でいう結晶性シリ
ケートも上記反応により脱硝反応が進むが、希土類元素
を添加することにより、高酸素濃度下においても(3)
の脱硝反応をより促進させることができる。
【0011】本発明触媒は、700℃以上の高温リーン
又はリッチ雰囲気に長時間さらされても上記k1
2 ,k3 及びk4 の反応速度定数はほとんど変化せ
ず、耐久性を有する触媒であることを見い出している。
【0012】本発明において使用される結晶性シリケー
トは下記表Aに示されるX線回折パターンを有し、脱水
された状態において酸化物のモル比で表わして (1±0.8)R2 O・〔aM2 3 ・bM′O・cAl2 3 〕・ySiO2 (上記式中、Rはアルカリ金属イオン及び/又は水素イ
オン、MはVIII族元素、希土類元素、チタン、バナジウ
ム、クロム、ニオブ、アンチモン及びガリウムからなる
群より選ばれた少なくとも1種以上の元素イオン、M′
はマグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウ
ムのアルカリ土類金属イオン、a>0、20>b>0
a+c=1、3000>y>11) なる化学式を有するものである。
【0013】
【表1】 VS:非常に強い S:強い M:中級 W:弱い X線源:Cu Kα
【0014】また上記結晶性シリケートが予め合成した
結晶性シリケートを母結晶とし、その母結晶の外表面に
母結晶と同一の結晶構造を有するSiとOよりなる結晶
性シリケートを成長させた層状複合結晶性シリケートを
使用してもよい。この層状複合結晶性シリケートは外表
面に成長したSiとOよりなる結晶性シリケート(シリ
カライトと呼ぶ)の疎水性作用により、H2 Oだけが該
結晶性シリケート内部まで浸透しにくくなり、触媒の反
応活性点の回りにはH2 Oの濃度が低くなる効果を有
し、脱メタル作用を抑制する作用を奏する。そのため、
高温スチーム雰囲気においても結晶性シリケートの構造
は維持されており、イリジウム及び希土類元素に対する
担体効果は保持されているので触媒劣化はほとんどな
い。
【0015】すなわち、従来のシリカ担体等とは異な
り、本発明の結晶性シリケート上においてはイリジウム
及び希土類元素の分散性が如何なる条件においても均一
に保持されており、シンタリング等の現象は認められな
い。
【0016】本発明触媒は上記結晶性シリケートをイリ
ジウムと希土類元素の金属塩の水溶液に浸漬し、イオン
交換法又は含浸法にて担持する方法によって製造でき
る。担持するイリジウムは0.002wt%以上で十分
に活性が発現し、好ましくは0.02wt%以上で高い
活性を有する。また、共存する希土類元素はランタン
(La)、セリウム(Ce)、プラセオジウム(P
r)、ネオジウム(Nd)、サマリウム(Sm)等があ
げられ、0.002wt%以上の希土類元素を一種以上
添加することによって高活性を奏することができる。以
下、本発明の実施例をあげて本発明を詳述する。
【0017】
【実施例】
(実施例1) 〇(母結晶1の合成)水ガラス1号(SiO2 :30
%)5616gを水5429gに溶解し、この溶液を溶
液Aとする。一方、水4175gに硫酸アルミニウム7
18.9g、塩化第2鉄110g、酢酸カルシウム4
7.2g、塩化ナトリウム262g、濃塩酸2020g
を溶解し、この溶液を溶液Bとする。溶液Aと溶液Bを
一定割合で供給し、沈殿を生成させ、十分攪拌してpH
=8.0のスラリ−を得る。このスラリ−を20リット
ルのオートクレーブに仕込み、さらにテトラプロピルア
ンモニウムブロマイドを500g添加し、160℃にて
72時間水熱合成を行い、合成後水洗して乾燥させ、さ
らに500℃、3時間焼成させ結晶性シリケート1を得
る。この結晶性シリケート1は酸化物のモル比で(結晶
水を省く)下記の組成式で表され、結晶構造はX線回折
で前記表Aにて表示されるものである。0.5Na2
・0.5H2 O・〔0.8Al2 3 ・0.2Fe2
3 ・0.25CaO〕・25SiO2
【0018】〇(層状複合結晶性シリケート1の合成)
微粉砕した上記母結晶1(結晶性シリケート1)100
0gを水2160gに添加し、さらにコロイダルシリカ
(SiO2 :20%)4590gを添加し十分攪拌を行
い、この溶液を溶液aとする。一方、水2008gに水
酸化ナトリウム105.8gを溶解させ溶液bを得る。
溶液aを攪拌しながら溶液bを徐々に滴下し、沈殿を生
成させてスラリ−を得る。このスラリ−をオートクレー
ブに入れ、テトラプロピルアンモニウムブロマイド56
8gを水2106gに溶解させた溶液を上記オートクレ
ーブに添加する。このオートクレーブで160℃、72
時間水熱合成を行い(200rpmにて攪拌)、攪拌後
洗浄して乾燥後、500℃、3時間焼成を行い層状複合
結晶性シリケート1を得る。
【0019】上記層状複合結晶性シリケート1を4Nの
NH4 Cl水溶液40℃に3時間攪拌してNH4 イオン
交換を実施した。イオン交換後洗浄して100℃、24
時間乾燥させた後、400℃、3時間焼成してH型の層
状複合結晶性シリケート1を得た。
【0020】〇(触媒化)次に、上記100部のH型の
層状複合結晶性シリケート1に対して、バインダーとし
てアルミナゾル3部、シリカゾル55部(SiO2 :2
0%)及び水200部加え、充分攪拌を行いウォッシュ
コート用スラリ−とした。次にコージェライト用モノリ
ス基材(400セルの格子目)を上記スラリ−に浸漬
し、取り出した後余分なスラリを吹きはらい200℃で
乾燥させた。コート量は基材1リットルあたり200g
担持し、このコート物をハニカムコート物1とする。
【0021】次に、塩化イリジウムと塩化セリウム水溶
液(IrCl4 ・H2 O:2.88g+CeCl3 :1
0g/200cc、H2 O)に上記ハニカムコート物を
浸漬し1時間含浸した後、基材の壁の付着した液をふき
とり200℃で乾燥させた。次で500℃で窒素雰囲気
で12時間パージ処理を行い、ハニカム触媒1を得た。
【0022】(実施例2)実施例1の母結晶1の合成法
において塩化第2鉄の代わりに塩化コバルト、塩化ルテ
ニウム、塩化ロジウム、塩化ランタン、塩化セリウム、
塩化チタン、塩化バナジウム、塩化クロム、塩化アンチ
モン、塩化ガリウム及び塩化ニオブを各々酸化物換算で
Fe2 3 と同じモル数だけ添加した以外は母結晶1と
同様の操作を繰り返して母結晶2〜12を調製した。こ
れらの母結晶の結晶構造はX線回折で前記表Aに表示さ
れるものであり、その組成は酸化物のモル比(脱水され
た形態)で表わして(1±0.8)R2 O・(0.2M
2 3 ・0.8Al2 3 ・0.25CaO)・25S
iO2 である。ここでRはNa及びH,MはCo,R
u,Rh,La,Ce,Ti,V,Cr,Sb,Ga,
Nbである。これら母結晶の構成は後記の表Bに示す。
【0023】これらの母結晶2〜12を微粉砕し、実施
例1の層状複合結晶性シリケート1の合成と同様の方法
にて、母結晶1の代わりに母結晶2〜12を用い、オー
トクレーブを用いて水熱合成させた結果、層状複合結晶
性シリケート2〜12を得た。
【0024】実施例1の母結晶1の合成法において酢酸
カルシウムの代わりに酢酸マグネシウム、酢酸ストロン
チウム、酢酸バリウムを各々酸化物換算でCaOと同じ
モル数だけ添加した以外は母結晶1と同様の操作を繰り
返して母結晶13〜15を調製した。これらの母結晶の
結晶構造はX線回折で前記表Aに表示されるものであ
り、その組成は酸化物のモル比(脱水された形態)で表
わして0.5NaO2 ・0.5H2 O・(0.2Fe2
3 ・0.8Al2 3 ・0.25MeO)・25Si
2 である。ここでMeはMg,Sr,Baである。こ
れらの母結晶13〜15を微粉砕して、実施例1の層状
複合結晶性シリケート1の合成と同様の方法にてオート
クレーブを用いて水熱合成を行い層状複合結晶性シリケ
ート13〜15を得た。
【0025】上記層状複合結晶性シリケート2〜15を
用いて実施例1と同様の方法でH型の層状複合結晶性シ
リケート2〜15を得、このシリケート2〜4、6〜1
5を用いてさらに実施例1の触媒の調製と同様の工程に
てコージェライトモノリス基材にコートしてハニカムコ
ート物2〜14を得た。次に塩化イリジウムと塩化セリ
ウム水溶液に浸漬し実施例1と同様の処理にてハニカム
触媒2〜14を得た。
【0026】(実施例3) 実施例1と2で得た母結晶1〜15を用いて実施例1と
同様の方法でH型の結晶性シリケート16〜30を得、
このシリケート16〜23、25〜27、29を用いて
さらに実施例1の触媒の調製と同様の工程にてハニカコ
ート物及びハニカム触媒15〜26を得た。
【0027】(実施例4) 実施例1及び実施例2で示した母結晶1〜15(層状複
合化及びイオン交換していないもの)をコージェライト
モノリス基材にコートしてハニカムコート物27〜41
を得、これを実施例1と同様に塩化イリノジウムと塩化
セリウム水溶液に浸漬してハニカム触媒27〜41を得
た。
【0028】(実施例5) 実施例1で得た層状複合結晶性シリケート1をコートし
たハニカムコート物1を用いて、塩化セリウム水溶液の
代わりに、塩化ランタン(LaCl3 ・7H2O:10
g/200cc、H2 O)、塩化ネオジウム(NdCl
3 ・6H2 O:10g/200cc、H2 O)、塩化サ
マリウム(SmCl3 ・6H2 O:10g/200c
c、H2 )の各水溶液に浸漬し、実施例1と同様の方
法により触媒化を行い、ハニカム触媒42〜44を得
た。
【0029】(比較例1) 実施例1でイリジウムのみをα−Al2 3 に担持した
場合の触媒45を得た。また、α−Al2 3 担体に実
施例1と同様イリジウムとセリウムを担持させたハニカ
ム触媒46を得た
【0030】以上、本発明の実施例触媒及び比較触媒の
構成を表Bに示す。
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】
【表4】
【0034】
【表5】
【0035】(実験例1) 実施例1、2、3、4、5及び比較例1にて調製したハ
ニカム触媒1〜46の活性評価試験を実施した。活性評
価条件は下記の通り。 ○(ガス組成) NO:400ppm、CO:1000ppm、C
2 4 :1000ppm、C3 6 :340ppm、O
2 :8%、CO2 :10%、H2 O:10%、残:
2 、GHSV 30000h-1、触媒形状:15mm
×15mm×60mm(144セル数)
【0036】反応温度350、450℃における初期状
態の触媒の脱硝率を後記表Cに示す。
【0037】(実験例2) ハニカム触媒1〜46をリッチ雰囲気(還元雰囲気)で
強制劣化試験を実施した。強制劣化試験は下記の通り。 ○(ガス組成) H2 :3%、H2 O:10%、残:N2 GHSV:5000h-1、温度:700℃、ガス供給時
間:6時間 触媒形状:15mm×15mm×60mm(144セル
数)
【0038】上記強制劣化条件にて処理した触媒1〜
を実験例1の活性評価条件において活性評価試験を実
施した。反応温度350、450℃における強制劣化試
験後の触媒の脱硝率を表Cに併せて示す。表Cに示すよ
うに本発明触媒1〜44は高温還元雰囲気においても触
媒の活性を高く維持することを確認した。
【0039】
【表6】
【0040】
【表7】
【0041】
【表8】
【0042】
【表9】
【0043】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明による排
気ガス浄化触媒は耐久性に富む安定な触媒であることを
可能にし、ガソリン車のリーンバーンエンジン排ガス用
やディーゼルエンジン排ガス浄化用触媒として利用が可
能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芹沢 暁 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重 工業株式会社 長崎造船所内 (56)参考文献 特開 平6−71181(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 21/00 - 38/74 B01D 53/86 B01D 53/94

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本文で詳記する表Aに示されるX線回折
    パターンを有し、脱水された状態において酸化物のモル
    比で表わして (1±0.8)R2 O・〔aM2 3 ・bM′O・cAl2 3 〕・ySiO2 (上記式中、Rはアルカリ金属イオン及び/又は水素イ
    オン、MはVIII族元素、希土類元素、チタン、バナジウ
    ム、クロム、ニオブ、アンチモン及びガリウムからなる
    群より選ばれた少なくとも1種以上の元素イオン、M′
    はマグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウ
    ムのアルカリ土類金属イオン、a>0、20>b>0
    a+c=1、3000>y>11) なる化学式を有する結晶性シリケートにイリジウムとさ
    らに希土類元素から選ばれた少なくとも1種以上の金属
    担持させてなることを特徴とする排気ガス浄化触媒。
  2. 【請求項2】 結晶性シリケートが予め合成した結晶性
    シリケートを母結晶とし、その母結晶の外表面に母結晶
    と同一の結晶構造を有するSiとOよりなる結晶性シリ
    ケートを成長させた層状複合結晶性シリケートであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の排気ガス浄化触媒。
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