JP3300286B2 - 間仕切りパネルの調整框 - Google Patents

間仕切りパネルの調整框

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JP3300286B2 JP17612498A JP17612498A JP3300286B2 JP 3300286 B2 JP3300286 B2 JP 3300286B2 JP 17612498 A JP17612498 A JP 17612498A JP 17612498 A JP17612498 A JP 17612498A JP 3300286 B2 JP3300286 B2 JP 3300286B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多数枚連結され
たパネルをハンガーレールに沿って引き出し、あるいは
畳み込んで室内空間を適宜に区画する間仕切りパネルに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の間仕切りパネルの一例として、特
許第2656170号公報に記載された間仕切りパネル
では、多数枚の中間パネルがハンガーレールに沿って移
動可能に支持されるとともに、長蝶番を介して互いに回
動可能に連結されている。そして、各パネルをハンガー
レールに沿って壁面間に引き出すことにより、室内空間
が区画される。
【0003】また、各パネルを互いに回動させて折り畳
むことにより、室内空間が開放される。中間パネルの後
端には、中間パネルの1/2の幅の後端パネルが長蝶番
を介して連結され、後端パネル側の壁面には調整框が取
着されている。そして、各パネルを引き出したときに
は、後端パネルの後端部が調整框内に没入して、パネル
後端と壁面との間での隙間の発生が防止される。
【0004】図6に示すように、調整框1は固定片2
と、その固定片2に対し回動可能に支持された回動片3
と、その回動片3を原位置に復帰させるための捩じりコ
イルスプリングとから構成される。
【0005】すなわち、回動片3の一方端縁には嵌合部
4が形成され、その嵌合部4が固定片2に形成された軸
部5に回動可能に嵌合されている。そして、各パネルを
後端パネル側に畳み込む場合には、後端パネルはその後
端部が調整框1内に没入した状態で回動片3とともに回
動されることにより、パネルの畳み込み寸法が削減され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような間仕切り
パネルでは、調整框1の固定片2が上下方向に複数のネ
ジで壁面に固定されている。このため、壁面が歪みある
いは反り等により上下方向に直線状でない場合には、固
定片2を壁面に固定した場合、固定片2が壁面に沿って
撓み、軸部5が撓む。そして、軸部5が撓んでいると、
回動片3の回動時に軸部5と嵌合部4との摺動により異
音が発生したり、あるいは無用に摩擦が増大するという
問題点がある。
【0007】この発明の目的は、壁面の歪みあるいは反
り等に関わらず、回動片を円滑に回動させ得る間仕切り
パネルの調整框を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1では、多数枚の
パネルをハンガーレールに沿って移動可能に支持すると
ともに、各パネルをそれぞれ回動可能に連結し、前記パ
ネルの後端に接続される後端パネルの後端を壁面に取着
された調整框に没入させ、前記調整框には前記後端パネ
ルの回動とともに回動する回動片を設けて、該後端パネ
ルの後端を調整框に没入させた状態で該後端パネルを回
動可能とした間仕切りパネルにおいて、前記調整框は、
壁面に基台部を固定し、前記基台部と別体に形成した固
定片を該基台部に取着し、前記回動片を前記固定片に回
動可能に取着した。
【0009】請求項2では、前記固定片を、基台部に回
動可能に取着した。請求項3では、前記固定片及び回動
片と前記基台部との間には、該固定片及び回動片と基台
部との間隙を覆うカバーを設けた。
【0010】請求項4では、前記回動片には、前記後端
パネルの回動時に該後端パネルに当接するクッションゴ
ムを設けた。請求項5では、前記固定片と回動片との一
方に内嵌軸を設けるとともに他方に外嵌軸を設け、該内
嵌軸と外嵌軸を嵌合して前記回動片を固定片に所定角度
の範囲で回動可能に取着し、前記基台部には、前記回動
片の回動時に前記内嵌軸と外嵌軸とが回動限度に達する
前に該回動片の回動を規制するクッションゴムを設け
た。
【0011】
【発明の実施の形態】(第一の実施の形態)以下、この
発明を具体化した第一の実施の形態を図1〜図4に従っ
て説明する。図1に示す調整框11は、基台部12と、
その基台部12に回動可能に支持される固定片13と、
その固定片13に回動可能に支持される回動片14とか
ら構成される。
【0012】前記基台部12は、アルミ形材で形成さ
れ、左右方向中央部に円筒の一側を開口した形状の第一
の外嵌軸15が形成されている。また、基台部12の左
右両端部には、係止突条16が形成されている。
【0013】そして、基台部12は第一の外嵌軸15の
左右両側部が上下方向に複数個所でネジ17により壁面
18に固定されている。前記固定片13は、断面ほぼL
型のアルミ形材で形成され、その基端辺には前記第一の
外嵌軸15の内側に嵌合可能とした第一の内嵌軸19が
形成され、その第一の内嵌軸19が第一の外嵌軸15に
回動可能に支持されている。なお、この実施の形態では
前記固定片13に蹴り出し装置を構成するラック片20
が取着されている。
【0014】前記固定片13の基端辺端部には、前記第
一の内嵌軸19よりやや小径の第二の内嵌軸21が形成
されている。前記回動片14は、同じくアルミ形材で形
成され、その基端縁には前記第二の内嵌軸21の外側に
嵌合可能な第二の外嵌軸22が形成されている。そし
て、第二の外嵌軸22が第二の内嵌軸21に回動可能に
嵌合されている。なお、前記回動片14は固定片13と
の間に配設される捩じりコイルスプリング(図示しな
い)により矢印方向に付勢されている。
【0015】前記第一の外嵌軸15の両側において、前
記基台部12と固定片13との間及び前記基台部12と
第二の外嵌軸22との間には合成樹脂で成形されたカバ
ー23が取着されている。このカバー23は、前記係止
突条16と前記第一の外嵌軸15の外周面に形成された
係止突条24とに弾性的に係合支持され、第一の外嵌軸
15の露出を防止している。
【0016】前記回動片14の先端には、前記固定片1
3側に向かって突出するクッションゴム25が取着さ
れ、この調整框11内に挿通される後端パネルの回動時
にこのクッションゴム25が後端パネルに当接するよう
になっている。
【0017】このような調整框11を壁面18に取着す
るには、固定片13の第二の内嵌軸21に回動片14の
第二の外嵌軸22を嵌合して、固定片13に回動片14
を回動可能に連結する。
【0018】次いで、基台部12の第一の外嵌軸15に
固定片13の第一の内嵌軸19を嵌合して、基台部12
に対し固定片13を回動可能に連結する。次いで、基台
部12を壁面18にあてがい、図2に示すように、基台
部12に対し固定片13を一方へ回動した状態で、基台
部12の第一の外嵌軸15の一側をネジ17で壁面18
に固定する。次いで、図3に示すように、基台部12に
対し固定片13を他方へ回動した状態で、基台部12の
第一の外嵌軸15の他側をネジ17で壁面18に固定す
る。次いで、図1に示すように、固定片13と回動片1
4との間にカバー23を取着する。
【0019】上記のように構成された調整框11では、
次に示す作用効果を得ることができる。 (1)回動片14が固定片13に回動可能に支持されて
いるので、後端パネルの回動にともなって回動片14を
回動させることができる。従って、間仕切りパネルの畳
み込み寸法を削減することができる。 (2)壁面18には基台部12が取着され、その基台部
12に固定片13が支持され、その固定片13に回動片
14が回動可能に支持される。従って、壁面の歪みある
いは反り等により、基台部12の第一の外嵌軸15が撓
んでも、使用時には固定片13は回動しないので、基台
部12と固定片13との間で異音が発生することはな
い。
【0020】また、第一の外嵌軸15が変形しても、固
定片13の第二の内嵌軸21が撓むことはないので、回
動片14の回動にともなって異音が発生したり、第二の
内嵌軸21と第二の外嵌軸22との間で摩擦が無用に増
大することはない。
【0021】この結果、後端パネルの回動にともなっ
て、回動片14を円滑に回動させることができる。 (3)回動片14の先端部にはクッションゴム25が取
着され、そのクッションゴム25が後端パネルに当接す
るので、後端パネルと回動片14との摩擦による異音の
発生及び後端パネルの損傷を未然に防止することができ
る。 (4)カバー23により、基台部12と固定片13との
間隙及び前記基台部12と第二の外嵌軸22との間隙を
平坦状に覆って、調整框11の美観を向上させることが
できる。 (第二の実施の形態)図5は、第二の実施の形態を示
す。この実施の形態は、基台部26の構成を除いて前記
第一の実施の形態と同一構成である。
【0022】基台部26の一側には、前記回動片14の
回動範囲を規制するガイド片27が形成される。すなわ
ち、基台部26は前記回動片14側に延長され、先端部
はパネルの移動方向に屈曲され、その先端にクッション
ゴム28が取着されている。
【0023】そして、後端パネルの回動にともなって回
動片14が回動されるとき、第二の外嵌部22の端縁と
第二の内嵌部21の基端部との当接に先立って、回動片
14がクッションゴム28に当接するようになってい
る。
【0024】このように構成された調整框11では、回
動片14の回動時に第二の外嵌部22の端縁と第二の内
嵌部21の基端部との衝突を防止することができる。従
って、前記実施の形態の作用効果に加えて、パネルの畳
み込み動作時に、第二の外嵌部22の端縁と第二の内嵌
部21の基端部との衝突による異音の発生を未然に防止
することができる。
【0025】なお、上記各実施の形態は次のような構成
とすることもできる。 ・基台部12,26のネジ取付位置を固定片13及び回
動片14より外側に位置させれば、固定片13を基台部
12,26に対し回動不能に取着してもよい。 ・回動片に内嵌軸を設け、固定片に外嵌軸を設けて、両
者を回動可能に連結してもよい。
【0026】上記実施の形態から把握できる前記請求項
以外の技術思想を、以下にその効果とともに述べる。 (1)請求項5において、前記基台部を側方に延長する
とともに、さらにパネルの移動方向に突出してガイド片
を形成し、該ガイド片の先端にクッションゴムを取着し
た。回動片をクッションゴムに当接させて、内嵌軸と外
嵌軸とが回動限度まで回動されないので、回動片の回動
時に異音の発生を防止することができる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は壁面の
歪みあるいは反り等に関わらず、回動片を円滑に回動さ
せ得る間仕切りパネルの調整框を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一の実施の形態の調整框を示す断面図であ
る。
【図2】 調整框の組立過程を示す断面図である。
【図3】 調整框の組立過程を示す断面図である。
【図4】 調整框の動作を示す断面図である。
【図5】 第二の実施の形態の調整框を示す断面図であ
る。
【図6】 従来例の調整框を示す断面図である。
【符号の説明】
11 調整框 12 基台部 13 固定片 14 回動片 18 壁面

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数枚のパネルをハンガーレールに沿っ
    て移動可能に支持するとともに、各パネルをそれぞれ回
    動可能に連結し、前記パネルの後端に接続される後端パ
    ネルの後端を壁面に取着された調整框に没入させ、前記
    調整框には前記後端パネルの回動とともに回動する回動
    片を設けて、該後端パネルの後端を調整框に没入させた
    状態で該後端パネルを回動可能とした間仕切りパネルに
    おいて、 前記調整框は、壁面に基台部を固定し、前記基台部と別
    体に形成した固定片を該基台部に取着し、前記回動片を
    前記固定片に回動可能に取着したことを特徴とする間仕
    切りパネルの調整框。
  2. 【請求項2】 前記固定片を、基台部に回動可能に取着
    したことを特徴とする請求項1記載の間仕切りパネルの
    調整框。
  3. 【請求項3】 前記固定片及び回動片と前記基台部との
    間には、該固定片及び回動片と基台部との間隙を覆うカ
    バーを設けたことを特徴とする請求項1乃至2のいずれ
    かに記載の間仕切りパネルの調整框。
  4. 【請求項4】 前記回動片には、前記後端パネルの回動
    時に該後端パネルに当接するクッションゴムを設けたこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の間仕
    切りパネルの調整框。
  5. 【請求項5】 前記固定片と回動片との一方に内嵌軸を
    設けるとともに他方に外嵌軸を設け、該内嵌軸と外嵌軸
    を嵌合して前記回動片を固定片に所定角度の範囲で回動
    可能に取着し、前記基台部には、前記回動片の回動時に
    前記内嵌軸と外嵌軸とが回動限度に達する前に該回動片
    の回動を規制するクッションゴムを設けたことを特徴と
    する請求項1乃至4のいずれかに記載の間仕切りパネル
    の調整框。
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