JP3986378B2 - 間仕切り用金具および間仕切り - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、クリーンルームのクリーンエリアを確保するためなどに用いられる間仕切り用金具およびこれを用いた間仕切りに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、クリーンルームにおいては、特開平6−193161号公報に開示されるように、クリーンエリアを確保するために間仕切りで区画されている。
クリーンルームの間仕切り壁は、通常20mm〜40mmの心材の両面に薄いアルミニウムまたはカラー鋼板で仕上げたサンドイッチ状のパネルで仕切られている。
【0003】
その一例を図14ないし図17により説明する。
天井側では、図14または図15に示すように、天井部またはフィルタ取付枠などの天井部材1にアルミニウム製アングル材2を取り付け、そのアルミニウム製アングル材2にパネル3を小型ビス4で止め付け、各所隙間は気密保持のためにシリコーンシーラ5でシールしている。
【0004】
一方、床側では、図14または図15に示すように、アルミニウム製アングル材6またはアルミニウム製チャンネル7を取り付け、アルミニウム製アングル材6またはアルミニウム製チャンネル7にパネル3を小型ビス8で止め付け、各所隙間は気密保持のためにシリコーンシーラ9でシールしている。
また、図16または図17に示すように、パネル3,3間では、シリコーンシーラ10またはH型ジョイナー11でシールし、気密性を持たせて結合している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特開平6−193161号公報に開示されるように、室内の生産装置の変更やレイアウトの変更などに対し、間仕切りの変更を行うことは、比較的容易に行うことが可能である。
しかし、図14ないし図17に示す従来の間仕切りの設置では、工数が多く掛かり、シール処理の熟練度が要求され、工期短縮やコスト削減の大きな課題となっている。
【0006】
さらに、最近、シリコーンシーラからのガス発生が問題となっており、シリコーンシーラを使用しない工法が要望されている。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為されたもので、その目的は、作業が容易で確実に設置することが可能でかつシリコーンシーラを必要としない間仕切り用金具およびこれを用いた間仕切りを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、床側に固定される固定用床側金具と、この固定用床側金具にパネル固定時に組み付けられる挿入用床側金具とを備え、前記固定用床側金具は、前記床側に固定される基板と、この基板から立ち上げられた第一パネル側部受け用起立壁部と、前記基板から立ち上げられた基部をほぼL字状に折曲して成るパネル端部受け用折曲壁部と、このパネル端部受け用折曲壁部と前記基板との間に形成されるとともに前記第一パネル側部受け用起立壁部とは反対側に開口する凹溝とを備え、前記挿入用床側金具は、前記第一パネル側部受け用起立壁部と同じ高さの第二パネル側部受け用起立壁部と、この第二パネル側部受け用起立壁部の側部に形成され、前記凹溝内に嵌入されて該凹溝の内壁面に係止される2つの平行な壁面から成る係止用壁部と、前記第二パネル側部受け用起立壁部の下端部に形成される載置部とを備え、前記固定用床側金具の前記パネル端部受け用折曲壁部上で前記パネルの下端部側底面部を支持するとともに、前記第一パネル側部受け用起立壁部と前記固定用床側金具の凹溝内に前記係止用壁部を嵌入して固定される前記挿入用床側金具の前記第二パネル側部受け用起立壁部とによって該パネルの下端部側側面部を把持することを特徴とする。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1記載の間仕切り用床側金具において、前記第一パネル側部受け用起立壁部の先端部と前記第二パネル側部受け用起立壁部の先端部とには、前記パネルの把持時に該パネルに圧接する折曲部が形成されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1記載の間仕切り用床側金具において、前記凹溝と前記係止用壁部とには、該凹溝内に該係止用壁部を嵌入時に両者を結合する係止用の凹部および凸部が形成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項4に係る発明は、垂直部材側に固定される固定用垂直部材側金具と、この固定用垂直部材側金具にパネル固定時に組み付けられる挿入用垂直部材側金具とを備え、前記固定用垂直部材側金具は、前記垂直部材側に固定される基板と、この基板から立ち上げられた第一パネル側部受け用起立壁部と、前記基板から立ち上げられた基部をほぼL字状に折曲して成るパネル端部受け用折曲壁部と、このパネル端部受け用折曲壁部と前記基板との間に形成されるとともに前記第一パネル側部受け用起立壁部とは反対側に開口する凹溝とを備え、前記挿入用垂直部材側金具は、前記第一パネル側部受け用起立壁部と同じ高さの第二パネル側部受け用起立壁部と、この第二パネル側部受け用起立壁部の側部に形成され、前記凹溝内に嵌入されて該凹溝の内壁面に係止される2つの平行な壁面から成る係止用壁部と、前記第二パネル側部受け用起立壁部の下端部に形成される載置部とを備え、前記固定用垂直部材側金具の前記パネル端部受け用折曲壁部で前記パネルの側端部側側端面部を支持するとともに、前記第一パネル側部受け用起立壁部と前記固定用垂直部材側金具の凹溝内に前記係止用壁部を嵌入して固定される前記挿入用垂直部材側金具の前記第二パネル側部受け用起立壁部とによって該パネルの側端部側側面部を把持することを特徴とする。
【0010】
請求項5に係る発明は、請求項4記載の間仕切り用垂直部材側金具において、前記前記第一パネル側部受け用起立壁部の先端部と前記第二パネル側部受け用起立壁部の先端部とには、前記パネルの把持時に該パネルに圧接する折曲部が形成されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項4記載の間仕切り用垂直部材側金具において、前記凹溝と前記係止用壁部とには、該凹溝内に該係止用壁部を嵌入時に両者を結合する係止用の凹部および凸部が形成されていることを特徴とする。
【0011】
請求項7に係る発明は、天井側に固定される基板と、この基板から立ち上げられた第一起立壁部と、この第一起立壁部と平行して前記基板から立ち上げられるとともに前記第一起立壁より高い第二起立壁部と、前記第一起立壁部と前記第二起立壁部との間に形成されたパネル挿入部とで構成され、前記パネル挿入部に挿入されるパネルの上端部側を前記第一起立壁部と前記第二起立壁部とによって把持する間仕切り用天井側金具と、請求項1ないし請求項3の何れか1項記載の間仕切り用床側金具とを備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項8に係る発明は、天井側に固定される基板と、この基板から立ち上げられた第一起立壁部と、この第一起立壁部と平行して前記基板から立ち上げられるとともに前記第一起立壁より高い第二起立壁部と、前記第一起立壁部と前記第二起立壁部との間に形成されたパネル挿入部とで構成され、前記パネル挿入部に挿入されるパネルの上端部側を前記第一起立壁部と前記第二起立壁部とによって把持する間仕切り用天井側金具と、請求項1ないし請求項3の何れか1項記載の間仕切り用床側金具と、請求項4ないし請求項6の何れか1項記載の間仕切り用垂直部材側金具とを備えたことを特徴とする。
【0013】
請求項9に係る発明は、請求項7記載の複数の間仕切り用金具と、複数のパネルとを備え、前記天井側金具は、天井側に前記基板を固定することにより取り付けられ、前記固定用床側金具は、床側に前記基板を固定することにより取り付けられ、前記複数のパネルは、上端部が前記天井側金具の前記パネル挿入部内に嵌入され、下端部が前記固定用床側金具の前記パネル端部受け用折曲壁部に載置されるとともに前記第一パネル側部受け用起立壁部と前記固定用床金具の凹溝内に前記係止用壁部を嵌入して固定される前記挿入用床側金具の前記第二パネル側部受け用起立壁部とによって把持されていることを特徴とする。
【0014】
請求項10に係る発明は、請求項8記載の複数の間仕切り用金具と、複数のパネルとを備え、前記天井側金具は、天井側に前記基板を固定することにより取り付けられ、前記固定用床側金具は、床側に前記基板を固定することにより取り付けられ、前記間仕切り用垂直部材側金具は、垂直部材側に前記基板を固定することにより取り付けられ、前記複数のパネルは、上端部が前記天井側金具の前記パネル挿入部内に嵌入され、下端部が前記固定用床側金具の前記パネル端部受け用折曲壁部に載置されるとともに前記第一パネル側部受け用起立壁部と前記固定用床金具の凹溝内に前記係止用壁部を嵌入して固定される前記挿入用床側金具の前記第二パネル側部受け用起立壁部とによって把持され、かつ側端部が前記固定用垂直部材側金具の前記パネル端部受け用折曲壁部で前記パネルの側端部側側端面部を支持されるとともに、前記第一パネル側部受け用起立壁部と前記固定用垂直部材側金具の凹溝内に前記係止用壁部を嵌入して固定される前記挿入用垂直部材側金具の前記第二パネル側部受け用起立壁部とによって該パネルの側端部側側面部を把持されていることを特徴とする。
【0015】
請求項11に係る発明は、請求項9または請求項10記載の間仕切りにおいて、前記パネルの間には、横断面H型の連結金具が取り付けられており、前記連結金具は、2つの凹溝状の受け部を有するとともに両受け部の先端部に前記パネルの把持時に該パネルに圧接する折曲部が形成されていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に用いる間仕切り用天井側金具20を示す。
本実施形態に用いる間仕切り用天井側金具20は、天井側に固定される底面部21aを有し、長手方向に伸張する基板21と、この基板21から立ち上げられた長手方向に伸張する第一起立壁部22と、この第一起立壁部22と平行して基板21から立ち上げられるとともに、第一起立壁22の高さH1より高い高さH2を有し、長手方向に伸張する第二起立壁部23と、第一起立壁部22と第二起立壁部23との間に形成された長手方向に伸張するパネル挿入部24とを備えている。
【0017】
本実施形態に用いる間仕切り用天井側金具20は、アルミニウムの押出し材または引抜材で構成される長尺の型成形材料であり、勿論、間仕切りを形成する天井側金具として要求される機能を持つのに十分な剛性を有する構造体である。
基板21は、ビスなどの金具または接着剤などによって底面部21aが固着される。
【0018】
第一起立壁部22は、パネルPを差し込むときに、パネルPの上端部Paを第一起立壁部22と第二起立壁部23との間に挿入し易くするために第二起立壁部23より低く形成されている。
また、第一起立壁部22と第二起立壁部23とは、パネル挿入部24に挿入されるパネルPの上端部Pa側を把持する機能を発揮する。
【0019】
そのために、第一起立壁部22と第二起立壁部23とは、それぞれの先端部に内側に向かって折れ曲がる折曲部22a,23aを形成し、その間隔L1がパネルPの幅L0より小さくなるようにしてある。
また、第一起立壁部22には、第一起立壁部22がパネルPによって押し広げられるときに第一起立壁部22が広がりやすくするために、根本部近傍に複数の切り込み部22bが形成されている。また、複数の切り込み部22bは、復帰時に第一起立壁部22にバネ力を付与する機能も発揮する。
【0020】
次に、このように構成された本実施形態に用いる間仕切り用天井側金具20の作用を説明する。
先ず、天井部またはフィルタ取付枠などの天井側27に、基板21の底面部21aをビスなどの金具または接着剤などによって固着する。
次に、このように固定された間仕切り用天井側金具20にパネルPを下側から取り付ける。
【0021】
この際、間仕切り用天井側金具20は、第一起立壁部22の高さH1が第二起立壁部23の高さH2より低く形成されているので、パネルPを斜め方向からパネルPの上端部Paを第一起立壁部22と第二起立壁部23との間に挿入し、その後にパネルPを第二起立壁部23方向へ回動することにより、パネルPを第一起立壁部22と第二起立壁部23との間に容易に挿入することができる。
【0022】
このパネルPの挿入時には、第一起立壁部22の先端部と第二起立壁部23の先端部にそれぞれ設けた折曲部22a,23aとがパネルPによって押し広げられ、それに追随して第一起立壁部22と第二起立壁部23とが押し広げられる。
そして、パネルPの挿入が終わると、挿入されたパネルPに対して第一起立壁部22および第二起立壁部23が復元力によりそれぞれの折曲部22a,23aを介して押圧力を与えることとなり、強固に圧接することとなる。
【0023】
この際、パネルPと折曲部22a,23aとは、折曲部22a,23aによる圧接力によりシール無しでも十分に気密性を保持することが可能となる。
以上のように、本実施形態に用いる間仕切り用天井側金具20によれば、天井側27から立ち下がる第一起立壁部22と第二起立壁部23とに長さの差ΔHを設けたので、パネルPの挿入は、パネルPを斜めにして上端部Paをパネル挿入部24内に挿入するだけで容易にできる。
【0024】
しかも、第一起立壁部22の先端部と第二起立壁部23の先端部とにそれぞれ設けた折曲部22a,23aは、手前側になる第一起立壁部22の折曲部22aが第二起立壁部23の折曲部23aの位置より低くしてあるので、パネル挿入部24内に挿入されたパネルPの側面P1,P2が折曲部22a,23aに当接し、パネルPの挿入を助け、かつ回動をし易くすることができる。
【0025】
図2ないし図4は、本発明の一実施形態に係る間仕切り用床側金具30を示す。
本実施形態に係る間仕切り用床側金具30は、床側に固定される固定用床側金具31と、この固定用床側金具31にパネル固定時に組み付けられる挿入用床側金具36とで構成されている。
【0026】
本実施形態に係る間仕切り用床側金具30は、アルミニウムの押出し材または引抜材で構成される長尺の型成形材料であり、勿論、間仕切りを形成する床側金具として要求される機能を持つのに十分な剛性を有する構造体である。
固定用床側金具31は、床側40に固定される底面部32aを有し、長手方向に伸張する基板32と、この基板32から立ち上げられた長手方向に伸張する第一パネル側部受け用起立壁部33と、基板32からほぼL字状に立ち上げられた長手方向に伸張するパネル端部受け用折曲壁部34と、このパネル端部受け用折曲壁部34と基板32との間に形成されるとともに、第一パネル側部受け用起立壁部33とは反対側に開口し、長手方向に伸張する凹溝35とを備えている。
【0027】
挿入用床側金具36は、第一パネル側部受け用起立壁部33と同じ高さを有し、長手方向に伸張する第二パネル側部受け用起立壁部37と、この第二パネル側部受け用起立壁部37の側部に形成され、凹溝35内に嵌入されて凹溝35の内壁面35a,35bに係止される2つの平行な壁面38a,38bを形成した長手方向に伸張する係止用壁部38と、第二パネル側部受け用起立壁部37の下端部に形成され長手方向に伸張する載置部39とを備えている。
【0028】
第一パネル側部受け用起立壁部33の先端部と第二パネル側部受け用起立壁部37の先端部とには、パネルPの把持時にパネルPに圧接する折曲部33a,37aが長手方向に伸張して形成されている。
第一パネル側部受け用起立壁部33には、折曲部33aよりに複数の切り込み部33bが形成されている。また、複数の切り込み部33bは、パネルPの把持時に第一パネル側部受け用起立壁部33にバネ力を付与する機能も発揮する。
【0029】
凹溝35と係止用壁部38とには、凹溝35内に係止用壁部38を嵌入時に両者を結合する係止用の凹部38c,38dおよび凸部35b,35cが長手方向に伸張して形成されている。
次に、斯くして構成された本実施形態に係る間仕切り用床側金具30の作用を説明する。
【0030】
先ず、固定用床側金具31は、床側40に基板32の底面部32aをビスなどの金具または接着剤などによって固着される。
次に、パネルPの下端部Pbを固定用床側金具31のパネル端部受け用折曲壁部34上でパネルPの下端部側底面部Pb1を支持する。
次に、パネルPの側部P2側から挿入用床側金具36を固定用床側金具31に向かって押圧し、固定用床側金具31の凹溝35内に係止用壁部38を嵌入する。そして、凹溝35と係止用壁部38とは、それぞれに設けた係止用の凹部38c,38dおよび凸部35b,35cを係合することによって、強固に結合される。
【0031】
これによって、パネルPの下端部側側面部Pb2,Pb3が第一パネル側部受け用起立壁部33と第二パネル側部受け用起立壁部37とによって把持される。
この際、パネルPと折曲部33a,37aとは、折曲部33a,37aによる圧接力によりシール無しでも十分に気密性を保持することが可能となる。
以上のように、本実施形態に係る間仕切り用床側金具30によれば、パネルPの下端部Pbを固定用床側金具31のパネル端部受け用折曲壁部34上で下端部側底面部Pb1を支持するとともに、パネルPの下端部Pbの下端部側側面部Pb2を床側40から立ち下がる第一パネル側部受け用起立壁部33に押し当てた状態で、パネルPの側部P2側から挿入用床側金具36を固定用床側金具31に向かって押圧し、固定用床側金具31の凹溝35内に係止用壁部38を嵌入することによって、第一パネル側部受け用起立壁部33と第二パネル側部受け用起立壁部37とによってパネルPの下端部側側面部Pb2,Pb3を把持することができるので、パネルPの床側固定が容易にできる。
【0032】
しかも、固定用床側金具31の凹溝35内に嵌入した係止用壁部38は、載置されたパネルPの荷重により、両者の噛み合いがより強固となり、通常の力では両者を離すことはできない係合状態を確保することができる。
図5ないし図7は、本発明の一実施形態に係る間仕切り用垂直部材側金具50を示す。
【0033】
本実施形態に係る間仕切り用垂直部材側金具50は、柱、壁などの垂直部材側60に固定される固定用垂直部材側金具51と、この固定用垂直部材側金具51にパネル固定時に組み付けられる挿入用垂直部材側金具56とで構成されている。
本実施形態に係る間仕切り用垂直部材側金具50は、アルミニウムの押出し材または引抜材で構成される長尺の型成形材料であり、勿論、間仕切りを形成する垂直部材側金具として要求される機能を持つのに十分な剛性を有する構造体である。
【0034】
固定用垂直部材側金具51は、垂直部材側60に固定される底面部52aを有し、長手方向に伸張する基板52と、この基板52から立ち上げられた長手方向に伸張する第一パネル側部受け用起立壁部53と、基板52からほぼL字状に立ち上げられた長手方向に伸張するパネル端部受け用折曲壁部54と、このパネル端部受け用折曲壁部54と基板52との間に形成されるとともに、第一パネル側部受け用起立壁部53とは反対側に開口し、長手方向に伸張する凹溝55とを備えている。
【0035】
挿入用垂直部材側金具56は、第一パネル側部受け用起立壁部53と同じ高さを有し、長手方向に伸張する第二パネル側部受け用起立壁部57と、この第二パネル側部受け用起立壁部57の側部に形成され、凹溝55内に嵌入されて凹溝55の内壁面55a,55bに係止される2つの平行な壁面58a,58bを形成した長手方向に伸張する係止用壁部58と、第二パネル側部受け用起立壁部57の下端部に形成され長手方向に伸張する載置部59とを備えている。
【0036】
第一パネル側部受け用起立壁部53の先端部と第二パネル側部受け用起立壁部57の先端部とには、パネルPの把持時にパネルPに圧接する折曲部53a,57aが長手方向に伸張して形成されている。
第一パネル側部受け用起立壁部53には、折曲部53aよりに複数の切り込み部53bが形成されている。また、複数の切り込み部53bは、パネルPの把持時に第一パネル側部受け用起立壁部53にバネ力を付与する機能も発揮する。
【0037】
凹溝55と係止用壁部58とには、凹溝55内に係止用壁部58を嵌入時に両者を結合する係止用の凹部58c,58dおよび凸部55b,55cが長手方向に伸張して形成されている。
次に、斯くして構成された本実施形態に係る間仕切り用垂直部材側金具50の作用を説明する。
【0038】
先ず、固定用垂直部材側金具51は、垂直部材側60に基板52の底面部52aをビスなどの金具または接着剤などによって固着される。
次に、パネルPの側端部Pcを固定用垂直部材側金具51のパネル端部受け用折曲壁部54上でパネルPの側端部側側面部Pc1を支持する。
次に、パネルPの側部P2側から挿入用垂直部材側金具56を固定用垂直部材側金具51に向かって押圧し、固定用垂直部材側金具51の凹溝55内に係止用壁部58を嵌入する。そして、凹溝55と係止用壁部58とは、それぞれに設けた係止用の凹部58c,58dおよび凸部55b,55cを係合することによって、強固に結合される。
【0039】
これによって、パネルPが第一パネル側部受け用起立壁部53と第二パネル側部受け用起立壁部57とによってパネルPの側端部側側面部Pc2,Pc3を把持することができる。
この際、パネルPと折曲部53a,57aとは、折曲部53a,57aによる圧接力によりシール無しでも十分に気密性を保持することが可能となる。
【0040】
以上のように、本実施形態に係る間仕切り用垂直部材側金具50によれば、パネルPの側端部Pcを固定用垂直部材側金具51のパネル端部受け用折曲壁部54上で側端部側側面部Pc1を支持するとともに、パネルPの側端部Pcの側端部側側面部Pc2を垂直部材側60から立ち下がる第一パネル側部受け用起立壁部53に押し当てた状態で、パネルPの側部P2側から挿入用床側金具56を固定用垂直部材側金具51に向かって押圧し、固定用垂直部材側金具51の凹溝55内に係止用壁部58を嵌入することによって、パネルPが第一パネル側部受け用起立壁部53と第二パネル側部受け用起立壁部57とによってパネルPの側端部側側面部Pc2,Pc3を把持することができるので、パネルPの垂直部材側固定が容易にできる。
【0041】
しかも、固定用垂直部材側金具51の凹溝55内に嵌入した係止用壁部58は、載置されたパネルPの荷重により、両者の噛み合いがより強固となり、通常の力では両者を離すことはできない係合状態を確保することができる。
図8ないし図10は、本発明の一実施形態に係る間仕切り70を示す。
【0042】
本実施形態に係る間仕切り70は、図1に示す間仕切り用天井側金具20と図2ないし図4に示す間仕切り用床側金具30とから成る間仕切り用金具Sと、複数のパネルPとで構成されている。
間仕切り用金具Sは、複数のパネルPが天井部またはフィルタ取付枠などの天井側71と床側72との間に垂直に固定できるように、図1に示す間仕切り用天井側金具20と図2ないし図4に示す間仕切り用床側金具30とを対向してそれぞれの底面部21a,32aを接着剤またはビスなどによって固定することによって設置されている。
【0043】
次に、図8に基づいてパネルPの組付について説明する。
先ず、図8(a)に示すように、パネルPの上端部Paを斜め方向から間仕切り用天井側金具20の第一起立壁部22と第二起立壁部23との間に挿入し、その後にパネルPを間仕切り用床側金具30方向へ回動する。
この際、間仕切り用天井側金具20は、図1に示すように、第一起立壁部22の高さH1が第二起立壁部23の高さH2より低く形成されているので、パネルPを斜め方向からパネルPの上端部Paを第一起立壁部22と第二起立壁部23との間に挿入し、その後にパネルPを第二起立壁部23方向へ回動することにより、パネルPを第一起立壁部22と第二起立壁部23との間に容易に挿入することができる。
【0044】
このパネルPの挿入時には、第一起立壁部22の先端部と第二起立壁部23の先端部にそれぞれ設けた折曲部22a,23aとがパネルPによって押し広げられ、それに追随して第一起立壁部22と第二起立壁部23とが押し広げられる。
そして、パネルPの挿入が終わると、挿入されたパネルPに対して第一起立壁部22および第二起立壁部23が復元力によりそれぞれの折曲部22a,23aを介して押圧力を与えることとなり、強固に圧接することとなる。
【0045】
この際、パネルPと折曲部22a,23aとは、折曲部22a,23aによる圧接力によりシール無しでも十分に気密性を保持することが可能となる。
次に、図8(b)に示すように、パネルPの下端部Pbを間仕切り用床側金具30の固定用床側金具31のパネル端部受け用折曲壁部34上でパネルPの下端部側底面部Pb1を支持する。
【0046】
次に、図8(c)および図2に示すように、パネルPの側部P2側から挿入用床側金具36を固定用床側金具31に向かって押圧し、固定用床側金具31の凹溝35内に係止用壁部38を嵌入する。そして、凹溝35と係止用壁部38とは、それぞれに設けた係止用の凹部38c,38dおよび凸部35b,35cを係合することによって、強固に結合される。
【0047】
これによって、図8(d)および図2に示すように、パネルPは、第一パネル側部受け用起立壁部33と第二パネル側部受け用起立壁部37とによってパネルPの下端部側側面部Pb2,Pb3が把持されることとなる。
この際、パネルPと折曲部33a,37aとは、折曲部33a,37aによる圧接力によりシール無しでも十分に気密性を保持することが可能となる。
【0048】
以上により、パネルPの取付が完了する。
次に、パネルPの側部P1またはP2に横断面H型の連結金具80を取り付ける。
この連結金具80は、2つの凹溝状の受け部81,82を有するとともに両受け部81,82の先端部にパネルPの把持時にパネルPに圧接する折曲部81a,81b、82a,82bが形成されている。
【0049】
連結部材80は、アルミニウムの押出し材または引抜材で構成される長尺の型成形材料であり、勿論、間仕切りを形成する連結金具として要求される機能を持つのに十分な剛性を有する構造体である。
次に、次のパネルPを同様にして間仕切り用金具Sに取り付け、連結金具80側へ移動して隣り合うパネルPとの間の隙間を連結金具80により埋める。
【0050】
これにより、パネルP間の隙間は連結金具80の折曲部81a,81b、82a,82bがパネルPに圧接し、折曲部81a,81b、82a,82bによる圧接力によりシール無しでも十分に気密性を保持することが可能となる。
以上の操作を繰り返すことによって、必要とするパネルPの組付を行い、目的とする間仕切り70を得る。図10はその一例を示す。
【0051】
以上のように、本実施形態によれば、パネルPの取付が容易に行える。
取り付けられたパネルPは、間仕切り用金具Sの折曲部22a,23a,33a,37aおよび連結金具80の折曲部81a,81b、82a,82bにより気密性を持って把持されるので、シール処理に熟練工を必要とせず、工期が短縮でき、コストも低減できる。
【0052】
しかも、パネルPのシール部分には、従来のようにシリコーンシーラを用いないので、シリコーンシーラの使用に伴う不具合が解消される。
図11ないし図13は、本発明の別の実施形態に係る間仕切り90を示す。
本実施形態に係る間仕切り90は、図1に示す間仕切り用天井側金具20と図2ないし図4に示す間仕切り用床側金具30と図5ないし図7に示す間仕切り用垂直部材側金具50とから成る間仕切り用金具SAと、複数のパネルPとで構成されている。
【0053】
本実施形態に係る間仕切り90は、柱92に間仕切り用垂直部材側金具50を取り付けた点で、図10に示す間仕切り70とは相違する。
本実施形態に係る間仕切り90では、柱92に間仕切り用垂直部材側金具50を取り付けたので、柱92との間においても、十分な気密性を保持することが可能となる。
【0054】
なお、図12は、柱92に対して三方向に間仕切り90を設けた場合、図13は、柱92に対して二方向に間仕切り90を設けた場合を示す。
勿論、間仕切り90の設置は、柱92に対して四方向でも一方向でも良い。
【0055】
【発明の効果】
本発明によれば、パネルをシール材、接着剤、固定ビスなどを用いることなく簡単に構築することができるので、間仕切りおよび間仕切りのの接合構造を簡便に確実に設置することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に用いる間仕切り用天井側金具を示す側面図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る間仕切り用床側金具を示す側面図である。
【図3】 図2に示す間仕切り用床側金具の固定用床側金具を示す側面図である。
【図4】 図2に示す間仕切り用床側金具の挿入用床側金具を示す側面図である。
【図5】 本発明の一実施形態に係る間仕切り用垂直部材側金具を示す側面図である。
【図6】 図5に示す間仕切り用垂直側金具の固定用垂直部材側金具を示す側面図である。
【図7】 図5に示す間仕切り用垂直部材側金具の挿入用垂直部材側金具を示す側面図である。
【図8】 本発明の一実施形態に係る間仕切りの組立手順を示す説明図である。
【図9】 パネルの接合部を示す平面図である。
【図10】 本発明の一実施形態に係る間仕切りを示す正面図である。
【図11】 本発明の別の実施形態に係る間仕切りを示す正面図である。
【図12】 本発明の別の実施形態に係る間仕切りの要部を示す平面図である。
【図13】 本発明の別の実施形態に係る間仕切りの要部を示す平面図である。
【図14】 従来の間仕切りを示す説明図である。
【図15】 従来の間仕切りを示す説明図である。
【図16】 (a)従来の間仕切りにおけるパネルの接合部を示す正面図である。
(b)従来の間仕切りにおけるパネルの接合部を示す平面図である。
【図17】 (a)従来の間仕切りにおけるパネルの接合部を示す正面図である。
(b)従来の間仕切りにおけるパネルの接合部を示す平面図である。
【符号の説明】
20 間仕切り用天井側金具
21 基板
22 第一起立壁部
22a,23a 折曲部
23 第二起立壁部
24 パネル挿入部
30 間仕切り用床側金具
31 固定用床側金具
32 基板
33 第一パネル側部受け用起立壁部
33a,37a 折曲部
34 パネル端部受け用折曲壁部
35 凹溝
36 挿入用床側金具
37 第二パネル側部受け用起立壁部
38 係止用壁部
39 載置部
40 床側
50 間仕切り用垂直部材側金具
51 固定用垂直部材側金具
52 基板
53 第一パネル側部受け用起立壁部
54 パネル端部受け用折曲壁部
55 凹溝
56 挿入用垂直部材側金具
57 第二パネル側部受け用起立壁部
58 係止用壁部
59 載置部
60 垂直部材側
70 間仕切り
71 天井側
72 床側
80 横断面H型の連結金具
81,82 凹溝状の受け部
81a,81b、82a,82b 折曲部
90 間仕切り
92 柱
P パネル
Pa パネルPの上端部
Pb パネルPの下端部
Pb1 パネルPの下端部側底面部
Pb2,Pb3 パネルPの下端部側側面部
P1,P2 パネルPの側部
LI 折曲部22a,23aの間隔
L0 パネルPの幅
S 間仕切り用金具
SA 間仕切り用金具

Claims (11)

  1. 床側に固定される固定用床側金具と、この固定用床側金具にパネル固定時に組み付けられる挿入用床側金具とを備え、
    前記固定用床側金具は、
    前記床側に固定される基板と、
    この基板から立ち上げられた第一パネル側部受け用起立壁部と、
    前記基板から立ち上げられた基部をほぼL字状に折曲して成るパネル端部受け用折曲壁部と、
    このパネル端部受け用折曲壁部と前記基板との間に形成されるとともに前記第一パネル側部受け用起立壁部とは反対側に開口する凹溝とを備え、
    前記挿入用床側金具は、
    前記第一パネル側部受け用起立壁部と同じ高さの第二パネル側部受け用起立壁部と、
    この第二パネル側部受け用起立壁部の側部に形成され、前記凹溝内に嵌入されて該凹溝の内壁面に係止される2つの平行な壁面から成る係止用壁部と、
    前記第二パネル側部受け用起立壁部の下端部に形成される載置部とを備え、
    前記固定用床側金具の前記パネル端部受け用折曲壁部上で前記パネルの下端部側底面部を支持するとともに、前記第一パネル側部受け用起立壁部と前記固定用床側金具の凹溝内に前記係止用壁部を嵌入して固定される前記挿入用床側金具の前記第二パネル側部受け用起立壁部とによって該パネルの下端部側側面部を把持する
    ことを特徴とする間仕切り用床側金具。
  2. 請求項1記載の間仕切り用床側金具において、
    前記第一パネル側部受け用起立壁部の先端部と前記第二パネル側部受け用起立壁部の先端部とには、前記パネルの把持時に該パネルに圧接する折曲部が形成されている
    ことを特徴とする間仕切り用床側金具。
  3. 請求項1記載の間仕切り用床側金具において、
    前記凹溝と前記係止用壁部とには、該凹溝内に該係止用壁部を嵌入時に両者を結合する係止用の凹部および凸部が形成されている
    ことを特徴とする間仕切り用床側金具。
  4. 垂直部材側に固定される固定用垂直部材側金具と、この固定用垂直部材側金具にパネル固定時に組み付けられる挿入用垂直部材側金具とを備え、
    前記固定用垂直部材側金具は、
    前記垂直部材側に固定される基板と、
    この基板から立ち上げられた第一パネル側部受け用起立壁部と、
    前記基板から立ち上げられた基部をほぼL字状に折曲して成るパネル端部受け用折曲壁部と、
    このパネル端部受け用折曲壁部と前記基板との間に形成されるとともに前記第一パネル側部受け用起立壁部とは反対側に開口する凹溝とを備え、
    前記挿入用垂直部材側金具は、
    前記第一パネル側部受け用起立壁部と同じ高さの第二パネル側部受け用起立壁部と、
    この第二パネル側部受け用起立壁部の側部に形成され、前記凹溝内に嵌入されて該凹溝の内壁面に係止される2つの平行な壁面から成る係止用壁部と、
    前記第二パネル側部受け用起立壁部の下端部に形成される載置部とを備え、
    前記固定用垂直部材側金具の前記パネル端部受け用折曲壁部で前記パネルの側端部側側端面部を支持するとともに、前記第一パネル側部受け用起立壁部と前記固定用垂直部材側金具の凹溝内に前記係止用壁部を嵌入して固定される前記挿入用垂直部材側金具の前記第二パネル側部受け用起立壁部とによって該パネルの側端部側側面部を把持する
    ことを特徴とする間仕切り用垂直部材側金具。
  5. 請求項4記載の間仕切り用垂直部材側金具において、
    前記前記第一パネル側部受け用起立壁部の先端部と前記第二パネル側部受け用起立壁部の先端部とには、前記パネルの把持時に該パネルに圧接する折曲部が形成されている
    ことを特徴とする間仕切り用垂直部材側金具。
  6. 請求項4記載の間仕切り用垂直部材側金具において、
    前記凹溝と前記係止用壁部とには、該凹溝内に該係止用壁部を嵌入時に両者を結合する係止用の凹部および凸部が形成されている
    ことを特徴とする間仕切り用垂直部材側金具。
  7. 天井側に固定される基板と、この基板から立ち上げられた第一起立壁部と、この第一起立壁部と平行して前記基板から立ち上げられるとともに前記第一起立壁より高い第二起立壁部と、前記第一起立壁部と前記第二起立壁部との間に形成されたパネル挿入部とで構成され、前記パネル挿入部に挿入されるパネルの上端部側を前記第一起立壁部と前記第二起立壁部とによって把持する間仕切り用天井側金具と、
    請求項1ないし請求項3の何れか1項記載の間仕切り用床側金具と
    を備えたことを特徴とする間仕切り用金具。
  8. 天井側に固定される基板と、この基板から立ち上げられた第一起立壁部と、この第一起立壁部と平行して前記基板から立ち上げられるとともに前記第一起立壁より高い第二起立壁部と、前記第一起立壁部と前記第二起立壁部との間に形成されたパネル挿入部とで構成され、前記パネル挿入部に挿入されるパネルの上端部側を前記第一起立壁部と前記第二起立壁部とによって把持する間仕切り用天井側金具と、
    請求項1ないし請求項3の何れか1項記載の間仕切り用床側金具と、
    請求項4ないし請求項6の何れか1項記載の間仕切り用垂直部材側金具と
    を備えたことを特徴とする間仕切り用金具。
  9. 請求項7記載の複数の間仕切り用金具と、
    複数のパネルと
    を備え、
    前記天井側金具は、天井側に前記基板を固定することにより取り付けられ、
    前記固定用床側金具は、床側に前記基板を固定することにより取り付けられ、
    前記複数のパネルは、上端部が前記天井側金具の前記パネル挿入部内に嵌入され、下端部が前記固定用床側金具の前記パネル端部受け用折曲壁部に載置されるとともに前記第一パネル側部受け用起立壁部と前記固定用床金具の凹溝内に前記係止用壁部を嵌入して固定される前記挿入用床側金具の前記第二パネル側部受け用起立壁部とによって把持されている
    ことを特徴とする間仕切り。
  10. 請求項8記載の複数の間仕切り用金具と、
    複数のパネルと
    を備え、
    前記天井側金具は、天井側に前記基板を固定することにより取り付けられ、
    前記固定用床側金具は、床側に前記基板を固定することにより取り付けられ、
    前記間仕切り用垂直部材側金具は、垂直部材側に前記基板を固定することにより取り付けられ、
    前記複数のパネルは、上端部が前記天井側金具の前記パネル挿入部内に嵌入され、下端部が前記固定用床側金具の前記パネル端部受け用折曲壁部に載置されるとともに前記第一パネル側部受け用起立壁部と前記固定用床金具の凹溝内に前記係止用壁部を嵌入して固定される前記挿入用床側金具の前記第二パネル側部受け用起立壁部とによって把持され、かつ側端部が前記固定用垂直部材側金具の前記パネル端部受け用折曲壁部で前記パネルの側端部側側端面部を支持されるとともに、前記第一パネル側部受け用起立壁部と前記固定用垂直部材側金具の凹溝内に前記係止用壁部を嵌入して固定される前記挿入用垂直部材側金具の前記第二パネル側部受け用起立壁部とによって該パネルの側端部側側面部を把持されている
    ことを特徴とする間仕切り。
  11. 請求項9または請求項10記載の間仕切りにおいて、
    前記パネルの間には、横断面H型の連結金具が取り付けられており、
    前記連結金具は、2つの凹溝状の受け部を有するとともに両受け部の先端部に前記パネルの把持時に該パネルに圧接する折曲部が形成されている
    ことを特徴とする間仕切り。
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