JP3298197B2 - 似顔絵画像表示制御装置および似顔絵画像表示制御方法 - Google Patents

似顔絵画像表示制御装置および似顔絵画像表示制御方法

Info

Publication number
JP3298197B2
JP3298197B2 JP36089692A JP36089692A JP3298197B2 JP 3298197 B2 JP3298197 B2 JP 3298197B2 JP 36089692 A JP36089692 A JP 36089692A JP 36089692 A JP36089692 A JP 36089692A JP 3298197 B2 JP3298197 B2 JP 3298197B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display control
character data
portrait image
pattern
part images
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP36089692A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06203139A (ja
Inventor
大之 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP36089692A priority Critical patent/JP3298197B2/ja
Priority to MYPI93002768A priority patent/MY109854A/en
Priority to KR1019930028626A priority patent/KR970004115B1/ko
Priority to EP9393120562A priority patent/EP0603809A3/en
Priority to CN93112873A priority patent/CN1045677C/zh
Priority to KR1019930028849A priority patent/KR970004116B1/ko
Publication of JPH06203139A publication Critical patent/JPH06203139A/ja
Priority to US08/665,060 priority patent/US5588096A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3298197B2 publication Critical patent/JP3298197B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Calculators And Similar Devices (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記憶された人や動物
等の顔または体形等の似顔絵画像であるモンタージュ
を時間の経過に従って順次変更させて出力できるよう
にした似顔絵画像表示制御装置および似顔絵画像表示制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、貰った名刺のデータ等と共
に、その名刺の人の顔の印象を似顔絵的な視覚イメージ
として簡単に作成,記憶,表示できるようにしたモンタ
ージュ出力装置が開発され、それを搭載して、その記憶
したモンタージュを呼び出してその人の顔を容易に思い
出せるようにした電子手帳等が実用化されている。
【0003】そのモンタージュ出力装置は、顔や体形の
構成要素を目,鼻,口,眉,髪型,輪郭、手、足、胴部
等をパーツ画像であるパーツパターンとして、夫々複数
種類記憶していて、或る人物の顔や体形のモンタージュ
画像を作成して記憶する場合には、そのパーツパターン
の中から似たパーツを選択的に読み出し合成して、その
パーツパターンナンバー群等を記憶していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
モンタージュ出力装置では、一旦作成した顔や体形等の
モンタージュは、その表情や体形のポーズ等は一定でし
かも動きがないため面白味に欠けるという難点があっ
た。
【0005】また、たとえ複数の表情やポーズの顔や体
形のモンタージュを記憶して表示したとしても、それら
の顔の表情や体形のポーズを時系列的に変化させて動き
のあるモンタージュを出力することはできなかった。
【0006】そこで、本発明は、上記課題を解決するた
めになされたものであり、表示中の似顔絵画像のうちの
少なくとも一部が連続的に動くように変更させることが
でき、面白味を付加することのできる似顔絵画像表示制
御装置および似顔絵画像表示制御方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の手段は次の通りである。
【0008】請求項1に記載の発明に係る似顔絵画像表
示制御装置は、予め定められた複数の部位それぞれに配
置される、互いに異なる形状の複数のパーツ画像が記憶
されているとともに、当該各パーツ画像をそれぞれ指定
する指定データが記憶されている第1の記憶手段と、
の第1の記憶手段に記憶されている各パーツ画像のなか
から任意のパーツ画像を前記複数の部位毎に選択し、こ
の選択された各パーツ画像の組み合わせにより似顔絵画
像を作成する似顔絵画像作成手段と、この似顔絵画像作
成手段により作成された似顔絵画像を表示させる第1の
表示制御手段と、前記第1の記憶手段に記憶されている
似顔絵画像の各部位のなかの少なくとも一つの部位に対
応する前記互いに異なる形状の複数のパーツ画像を前記
第1の記憶手段から読み出し、この読み出されたパーツ
画像を一覧表示させる第2の表示制御手段と、この第2
の表示制御手段の制御により表示されている複数のパー
ツ画像の中から、順番に表示されるパーツ画像を順番に
選択する選択手段と、前記選択手段により選択された各
パーツ画像にそれぞれ対応する指定データを順番に記憶
する第2の記憶手段と、パーツ画像の連続的な変更の開
始を指示する変更開始指示手段と、前記変更開始指示手
段の変更開始の指示に応答して、前記第2の記憶手段に
順番に記憶されている複数の指定データを順番に読み出
し、この読み出された各指定データにそれぞれ対応する
パーツ画像を前記第1の記憶手段から順番に読み出し、
この順番に読み出されたパーツ画像を前記表示されてい
る同じ部位のパーツ画像と順番に差し替え、前記似顔絵
画像の少なくとも一部が連続的に動くように表示させる
第3の表示制御手段と、を備えていることを特徴とす
る。
【0009】また、請求項2に記載の発明に係る似顔絵
画像表示制御装置は、請求項1に記載の似顔絵画像表示
制御装置において、更に、文字データを順次入力する文
字データ入力手段と、前記文字データ入力手段により入
力された順番に複数の文字データを記憶する文字データ
記憶手段と、 この文字データ記憶手段に記憶されている
複数の文字データを表示させる文字データ表示制御手段
と、を備えていることを特徴とする。
【0010】また、請求項3に記載の発明に係る似顔絵
画像表示制御装置は、請求項2に記載の似顔絵画像表示
制御装置において、更に、複数の文字データとこれら複
数の文字データにそれぞれ対応する音声とが対応付けら
れて記憶されている音声記憶手段と、 前記各文字データ
に対応する音声を前記音声記憶手段から順次読み出し、
この順次読み出された音声を外部に出力する音声出力
段と、 を備えていることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明に係る似顔絵画像表示
制御方法は、予め定められた複数の部位それぞれに配置
される、互いに異なる形状の複数のパーツ画像が記憶さ
れているとともに、当該各パーツ画像をそれぞれ指定す
る指定データが記憶されている第1の記憶手段をアクセ
スし、この第1の記憶手段に記憶されている各パーツ画
像のなかから任意のパーツ画像を前記複数の部位毎に選
択する第1の選択ステップと、この第1の選択ステップ
により選択された各パーツ画像の組み合わせにより似顔
絵画像を作成する似顔絵画像作成ステップと、この似顔
絵画像作成ステップにより作成された似顔絵画像を表示
させる第1の表示制御ステップと、前記第1の記憶手段
に記憶されている似顔絵画像の各部位のなかの少なくと
も一つの部位に対応する前記互いに異なる形状の複数の
パーツ画像を前記第1の記憶手段から読み出し、この読
み出されたパーツ画像を一覧表示させる第2の表示制御
ステップと、この第2の表示制御ステップの制御により
表示されている複数のパーツ画像の中から、順番に表示
されるパーツ画像を順番に選択する第2の選択ステップ
と、この第2の選択ステップにより選択された各パーツ
画像にそれぞれ対応する指定データを順番に記憶する第
2の記憶ステップと、パーツ画像の連続的な変更の開始
を指示するために操作される変更開始指示手段の変更開
始の指示に応答して、前記第2の記憶ステップにより順
番に記憶されている複数の指定データを順番に読み出
し、この読み出された各指定データにそれぞれ対応する
パーツ画像を前記第1の記憶手段から順番に読み出す読
ステップと、この読出ステップにより順番に読み出さ
れたパーツ画像を前記表示されている同じ部位のパーツ
画像と順番に差し替え、前記似顔絵画像の少なくとも一
部が連続的に動くように表示させる第3の表示制御ステ
ップと、を備えていることを特徴とする。また、請求項
5に記載の発明に係る似顔絵画像表示制御方法は、請求
項4に記載の似顔絵画像表示制御方法において、更に、
文字データを順次入力する文字データ入力ステップと、
前記文字データ入力ステップにより入力された順番に複
数の文字データを記憶する文字データ記憶ステップと、
この文字データ記憶ステップにて記憶されている複数の
文字データを表示させる文字データ表示制御手段と
備えていることを特徴とする。また、請求項6記載の発
に係る似顔絵画像表示制御方法は、請求項5に記載の
似顔絵画像表示制御方法において、更に、複数の文字デ
ータとこれら複数の文字データにそれぞれ対応する音声
とが対応付けられて記憶されている音声記憶手段をアク
セスし、前記各文字データに対応する音声を前記音声記
手段から順次読み出し、この順次読み出された音声を
外部に出力する音声出力ステップを備えることを特徴と
する。
【0012】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。請求項
1に記載の似顔絵画像表示制御装置、及び請求項4に記
載の似顔絵画像表示制御方法によれば、記憶されている
各パーツ画像のなかから任意のパーツ画像を前記複数の
部位毎に選択し、この選択された各パーツ画像の組み合
わせにより似顔絵画像を作成して表示させることができ
る。 また、そればかりでなく、記憶されている似顔絵画
像の各部位のなかの少なくとも一つの部位に対応する前
記互いに異なる形状の複数のパーツ画像を読み出して一
覧表示させ、この一覧表示されている複数のパーツ画像
の中から、順番に表示されるパーツ画像を順番に選択し
て各パーツ画像にそれぞれ対応する指定データを順番
記憶させることができる。更に、変更開始指示手段の変
更開始の指示に応答して、前記順番に記憶されている複
数の指定データを順番に読み出し、この読み出された各
指定データにそれぞれ対応するパーツ画像を順番に読み
出し、この順番に読み出されたパーツ画像を前記表示さ
れている同じ部位のパーツ画像と順番に差し替え、前記
似顔絵画像の少なくとも一部が連続的に動くように表示
させることができる。したがって、パーツ画像を組み合
わせて作成される似顔絵画像を順次動的に変更させた状
態で出力できるので、動きのある似顔絵画像表示を行う
ことが可能となり、当該似顔絵画像表示制御装置および
似顔絵画像表示制御方法を電子手帳等に適用した場合に
は、面白味を付加してその実用的価値や商品的価値を大
きく向上させることができる。
【0013】また、請求項2に記載の似顔絵画像表示制
御装置、及び請求項5に記載の似顔絵画像表示制御方法
によれば、入力された順番に複数の文字データを記憶
し、この記憶されている各文字データを表示させるるこ
とができる。
【0014】さらに、請求項3に記載の似顔絵画像表示
制御装置、及び請求項6に記載の似顔絵画像表示制御方
によれば、順番に読み出された文字データに対応する
音声を順次読み出し、この順次読み出された音声を外部
に出力することができる。
【0015】
【実施例】以下、図1〜図22に基づいて本発明に係る
似顔絵画像表示制御装置の第1実施例および第2実施例
について説明する。
【0016】先ず、本発明に係る似顔絵画像表示制御装
置の一実施例であるモンタージュ出力装置の構成を説明
する。
【0017】図1は、本実施例に係るモンタージュ出力
装置Mを適用した電子手帳の概略構成を示す外観図であ
る。
【0018】図1において、電子手帳本体1は、蝶番状
部材1Cを介して開閉自在に連結される表示/操作パネ
ル1aとデータ入力パネル1bとから構成されている。
【0019】表示/操作パネル1aには、液晶ドットマ
トリックス表示装置等で構成される表示部2と各種操作
キーが配設されている。
【0020】各種操作キーの内、主なものを説明する
と、前記表示部2の直下には、電子手帳1のモードをモ
ンタージュ作成/表示モードに設定するモンタージュモ
ード選択スイッチMSが配設されている。
【0021】また、その下方には、おしゃべり機能を動
作させるおしゃべりキー4,各種モードを設定するモー
ド設定キー5,モンタージュの動作を開始させるスター
トキー6,モンタージュの口を動かす動く口キー7,電
源のオン/オフスイッチ8,作成したモンタージュ等を
登録する登録キー13,表示部2に表示される各種デー
タの指定等を行うカーソル移動キー(基本型選択キー
「△▽」9,変更パーツ選択キー「↓↑」10,パター
ン変更キー「←→」11)等が配設されている。また、
データ入力パネル1bには、数値データを入力するテン
キー14と、文字データを入力するアルファベットキー
15が配設されている。
【0022】次に、モンタージュ出力装置Mの回路構成
を説明する。
【0023】図2は、本実施例に係るモンタージュ出力
装置Mの回路構成の一例を示すブロック図である。
【0024】モンタージュ出力装置Mは、CPU(Cent
ral Processing Unit)20に、ROM21を構成する
基本パーツパターンROM22や、口パターンROM2
3、RAM24、パーツパターンRAM25、口パター
ンRAM26、キー入力部1b(12,13)等、表示
部2、および合成RAM27等が接続されて構成されて
いる。
【0025】CPU(Central Processing Unit)20
は、キー入力部1b(12,13)から供給されるキー
操作信号に基づき、ROM21に格納されている各種制
御プログラムに従って各種ROM21,22,23や各
種RAM24,25,26との間で各種データの授受を
行いながら各種動作に必要な演算処理を行い、その演算
処理に基づいてモンタージュ出力装置Mの各部を制御す
るための各種制御信号を出力する。
【0026】基本パーツパターンROM22は、モンタ
ージュ作成の元となる各部位毎の複数種類のパーツパタ
ーンが格納されている。
【0027】そのパーツパターンは、輪郭、髪型、目、
鼻、口等に分類されて、基本パーツパターンROM22
内のパーツパターン記憶領域22aにアドレス指定(番
号付け)されたビットマップデータとして格納されてい
る。
【0028】即ち、このパーツパターン記憶領域22a
には、例えば、図3に示すように、輪郭パーツパターン
の”1番地(No.1)”には「四角い顔の輪郭パーツ
パターン」,”2番地(No.2)”には「少し角張っ
た顔の輪郭パーツパターン」,・・・”50番地(N
o.50)”には「顎の尖った顔の輪郭パーツパター
ン」等が格納されている。
【0029】また、髪型パーツパターンの”1番地(N
o.1)”には「髪の立った髪型パーツパターン」,”
2番地(No.2)”には「七三分けの髪型パーツパタ
ーン」,・・・”50番地(No.50)”には「毛が
三本はえた髪型パーツパターン」等が格納されている。
【0030】また、同様にして、目のパーツパターン,
鼻のパーツパターンや口のパーツパターン等も複数種類
格納されている。
【0031】尚、本実施例では、人間の顔をモチーフと
したパーツパターンのみを格納する場合について述べた
が、これに限らず人間以外の生命体である動物の顔等を
一緒に格納するようにしてもよい。
【0032】口パターンROM23内には、複数種類の
唇の形(パーツNo.1〜50)について複数種類の口
の開け方のパターンが異なるパーツパターンが1〜15
0まで番号付けされて格納されている。
【0033】例えば、図4に示すように、パーツNo.
1〜50の唇の形について、口の開け方パターンの「N
o.1」には「口を閉じたパーツパターン」が格納さ
れ、パターンの「No.2」には「少し口を開けたパー
ツパターン」が格納され、パターンの「No.3」には
「口を少し横に広げて開いたパーツパターン」が格納さ
れている。
【0034】以降も同様にしてパターンNo.毎に開け
方の異なる口パーツパターンが夫々格納されている。
【0035】RAM(Random Access Memory)24は、
キー入力部1b(12,13)から入力される氏名、電
話番号等の個人データ等を記憶する。
【0036】また、パーツパターンRAM25は、個人
別の顔を合成するための各パーツパターンのパーツパタ
ーンナンバー群を番号付けして格納する。
【0037】例えば、図5に示すように、例えば、個
人:甲について、その顔を構成する各パーツパターンの
パーツパターンナンバー群GP1が格納されている。
【0038】パーツパターンナンバー群GP1は、「輪
郭」のパーツパターンとしての「No.1」、「髪型」
のパーツパターンとしての「No.3」、「目」のパー
ツパターンとしての「No.2」、「鼻」のパーツパタ
ーンとしての「No.50」、「口」のパーツパターン
としての「No.1」・・・から構成されている。
【0039】また、個人:乙の顔を構成する各パーツパ
ターンのパーツパターンナンバー群GP2は、「輪郭」
のパーツパターンとしての「No.3」、「髪型」のパ
ーツパターンとしての「No.2」、「目」のパーツパ
ターンとしての「No.50」、「鼻」のパーツパター
ンとしての「No.1」、「口」のパーツパターンとし
ての「No.3」・・・から構成されている。
【0040】以降、同様にして、各個人毎にパーツパタ
ーンナンバー群が夫々格納される。口パターンRAM2
6は、前記パーツパターンRAM25のパーツパターン
ナンバー群に従って合成されるモンタージュの口のパー
ツパターンをアドレスのナンバーにしたがって順次入れ
換えるための口パーツパターンナンバー群を格納する。
【0041】例えば、図6に示すように、個人:甲につ
いて、アドレスナンバーNo.0,No.1,No.2
・・・の順で、口パーツパターンナンバー群KP1が
「1,2,4,3,8,10,5,・・・・」のように
格納されている。
【0042】また、個人:乙については、アドレスナン
バーNo.0,No.1,No.2・・・の順で、口パ
ーツパターンナンバー群KP2が「3,15,20,1
7,9,30,1,・・・・」のように格納されてい
る。
【0043】以降、同様にして、各個人毎に口パーツパ
ターンナンバー群が夫々格納される。
【0044】次に、図7乃至図10に示すフローチャー
トに基づいて第1実施例に係るモンタージュ出力装置M
で実行される主な処理の処理手順について説明する。
【0045】先ず、図8に示すゼネラル・フローチャー
トを参照して、モンタージュ作成処理の処理手順を説明
する。
【0046】この処理は、或る人物の顔を、予め登録さ
れている各種パーツパターンを合成して作成する処理で
あり、先ず、ステップS100でモンタージュ作成モー
ド選択スイッチMSが入力されたか否かが判定され、入
力されていないと判定した場合には、ループを形成して
待機状態となり、入力されたと判定した場合にはステッ
プS101に移行する。
【0047】ステップS101では、RAM24内に、
第1の基本型を指定する番号(例えば、図3に示す基本
パーツパターンROM22内の「01」)を初期設定す
ると共に、変更対象となるパーツ(部位)を指定する番
号(例えば、輪郭に対応するパーツ番号「1」)を初期
設定してから、ステップS102に移行する。
【0048】ステップS102では、前記ステップS1
01で設定された第1の基本型を指定する番号の「0
1」に対応する各パーツパターンを基本パーツパターン
ROM25から順次読み出して合成RAM27に一時的
に記憶し合成するパーツパターン合成処理のサブルーチ
ンを実行してからステップS103に移行する。
【0049】ここで、パーツパターン合成処理につい
て、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
【0050】先ず、ステップS1021では、前記ステ
ップS101で初期設定された各パーツ毎のNo.「0
1」のうち、前記パーツ番号の「1」の「輪郭」に対応
するパーツパターンナンバー(ここでは、「01」)を
読み取ってからステップS1022に移行し、そのパー
ツパターンナンバー「01」に対応する輪郭のパーツパ
ターンを基本パーツパターンROM22から読み取って
そのパーツパターンを合成RAM27に転送してからス
テップS1023に進む。
【0051】ステップS1023では、次のパーツ番号
の「2」の「髪型」に対応するパーツパターンナンバー
(ここでも、「01」)を読み取ってからステップS1
024に移行し、そのパーツパターンナンバー「01」
に対応するパーツパターンを基本パーツパターンROM
22から読み取ってそのパーツパターンを合成RAM2
7に転送してからステップS304に進み、以下、パー
ツ番号の「2」,「3」,「4」・・・「目」のパー
ツ,「鼻」のパーツ,「口」のパーツについても同様
に、夫々の「01」のパーツパターンナンバーに対応す
る各パーツパターンを基本パーツパターンROM22か
ら順次読み取り、合成RAM27に転送してからステッ
プS1026に移行する。
【0052】ステップS1026では、合成RAM27
に転送されて一時的に記憶された各パーツパターンが組
み合わされ一つの顔F1として合成され、表示駆動回路
の制御によって表示部2に表示(図11参照)してから
図7の処理に戻ることとなる。
【0053】一方、図7のステップS103では、前記
ステップS1026で表示部2に表示されている合成さ
れた基本となる顔F1と併せて、当該顔F1の下方位置
には前記基本型のパーツパターンナンバー群を表示し、
さらに、前記顔F1の隣には前記基本パーツパターンR
OM22内の全パーツパターンPを表形式で一覧表示
(図11参照)してからステップS104に進む。
【0054】ステップS104では、表示/操作パネル
1aの基本型選択キー「△▽」の何れかが入力されたか
否かが判定され、入力されたと判定した場合にはステッ
プS105に進んで基本型を指定する番号を変更(ここ
では、基本型のNo.の「01」からNo.の「02」
に変更)してから前記ステップS102のパーツパター
ン合成処理に戻り、入力されていないと判定した場合に
はステップS105に移行する。
【0055】したがって、前記ステップS104におい
て基本型選択キー「△▽」を操作する毎に表示部2に表
示される基本型の顔が順次変更(即ち、基本型選択キー
「△▽」が押される度に、基本型を指定するナンバーが
「01」→「02」→「03」→・・・というように順
次変更)されるので、操作者が希望する基本型を選択す
ることができる。
【0056】ステップS106では、変更パーツ選択キ
ー「↓↑」の何れかが入力されたか否かが判定され、入
力されたと判定した場合にはステップS107に進んで
変更するパーツ(部位)ナンバーを現在初期設定されて
いる「輪郭」の「1」から、「髪型」のパーツ番号を示
す「2」に変更してから前記ステップS102のパーツ
パターン合成処理に戻り、入力されていないと判定した
場合にはステップS108に移行する。
【0057】したがって、前記ステップS106で変更
パーツ選択キー「↓↑」を操作する毎に表示部2に表示
されているる基本となる顔においてパーツを変更できる
部位パーツが順次「輪郭」→「髪型」→「目」・・・・
のように移動されるので、操作者は希望するパーツの変
更位置を選択することができる。
【0058】尚、例えば、図11に示すように、表示部
2に表示された基本型のパーツパターンナンバー群の変
更可能位置や一覧表示されたパーツパターンPの該当パ
ーツパターンを点滅表示し、変更パーツ選択キー「↓
↑」の操作によってその変更可能な位置を移動できるよ
うにしても良い。
【0059】ステップS108では、パターン変更キー
「←→」の何れかが入力されたか否かが判定され、入力
されたと判定した場合にはステップS109に進んでパ
ーツパターンナンバーを変更(例えば、前記ステップS
7で「髪型」のパーツが指定されている場合には、「髪
型」のパーツパターンナンバーを「01」から「02」
に変更)してから前記ステップS102のパーツパター
ン合成処理に戻り、入力されていないと判定した場合に
はステップS110に移行する。
【0060】したがって、前記ステップS108でパタ
ーン変更キーを操作する毎に、表示部2に表示中のパー
ツパターンを異なる他のパーツパターンに変更できるた
め、操作者は希望するパーツパターンを選択することが
できる。
【0061】尚、例えば、変更パーツ選択キー「↓↑」
の操作によって、図11のように表示部2に一覧表示さ
れたパーツパターンPから希望のパーツパターンを選択
するようにしてもよい。
【0062】ステップS110では、登録キー13が入
力されたか否かが判定され、入力されていないと判定し
た場合にはステップS104に戻って、再びパーツパタ
ーンナンバー群等を変更可能な状態とし、入力されたと
判定した場合にはステップS111に移行して、前記ス
テップS104〜ステップS109の実行によって変更
された顔F2のパーツパターンナンバー群HP1をパー
ツパターンRAM25に登録してから処理を終了する。
【0063】このモンタージュ作成処理によって、操作
者が作成しようとする顔を容易にしかも迅速に作成、登
録することが可能となる。
【0064】次に、図9のフローチャートに基づいて口
変化設定モード処理についてその処理手順を説明する。
【0065】この口変化設定モード処理は、モードキー
5の操作によってモンタージュ出力装置Mが口変化設定
モードとなった際に実行される処理であり、モンタージ
ュの口の変化パターンを設定、登録する処理である。
【0066】先ず、ステップS200では、前述した作
成処理で予め登録した複数のモンタージュのなかから、
一つの登録済モンタージュ(例えば、顔F2のモンター
ジュ)を選択してからステップS201に移行する。
【0067】ステップS201では、動く口キー7が入
力されたか否かが判定され、入力されていないと判定し
た場合にはループを形成して動く口キー7が入力される
まで待機し、入力されたと判定した場合にはステップS
202に進み、前記ステップS200で選択された登録
済モンタージュF2の口パーツパターンナンバー(この
例では、「口」のパーツパターンナンバーは「No.0
1」)に対応するパーツパターンを口パターンROM2
3から読み出してステップS203に移行する。
【0068】ステップS203では、全口パターン等を
一括表示(図12(A)参照)してからステップS20
4に移行し、変更パーツ選択キー「↓↑」等の操作によ
って所望の口パターンを選択してステップS205に進
む。
【0069】ステップS205では、選択した口パター
ンの番号を口パターンRAM26に登録(例えば、個
人:甲のアドレスナンバーNo.1に口パターン番号”
1”を登録)してからステップS206に移行し、口パ
ターンRAM26のアドレスナンバーを”1”インクリ
メントしてからステップS207に進む。
【0070】ステップS207では、OKキー12が入
力されたか否かが判定され、入力されていないと判定し
た場合には、前記ステップS203に戻って再び他の口
パターンを選択、記憶する処理を継続して行い、OKキ
ー12が入力された場合には当該処理を終了する。
【0071】この処理によって、操作者が望むモンター
ジュの口の変化パターン(例えば、個人:甲については
図6のKP1のようなパターン、個人:乙については図
6のKP2のようなパターン)を自由に設定することが
できる。
【0072】次に、図10に示すフローチャートに基づ
いて口変化モード処理の処理手順について説明する。
【0073】この口変化モード処理は、表示されたモン
タージュの口の開け方のパターンを変化させる処理であ
り、先ず、ステップS300で、登録済の多数のモンタ
ージュのなかから、一つの登録済モンタージュ(例え
ば、顔F2のモンタージュ)を選択してからステップS
301に移行する。
【0074】ステップS301では前記ステップS30
0で選択した顔F2のパーツパターンナンバー群HP1
をパーツパターンRAM25から読み出し、そのパーツ
パターンナンバー群HP1に従って各パーツパターンを
基本パーツパターンROM22から読み出して合成し、
表示部2にそのモンタージュを表示(図12(A)参
照)してからステップS302に移行する。
【0075】ステップS302では、スタートキー6が
入力されたか否かが判定され、入力されていないと判定
した場合にはループを形成してスタートキー6が入力さ
れるまで待機し、入力されたと判定した場合にはステッ
プS303に進む。
【0076】ステップS303では、前記ステップS3
00で選択したモンタージュに対応する口パーツパター
ンナンバー(この例では、個人:甲に対応するKP1の
アドレスナンバーの「1」に対応する口パターンナンバ
ーの「No.2」)を口パターンRAM26から読み出
してステップS304に移行する。
【0077】ステップS304では、表示中の口パター
ンナンバー(No.1)から前記ステップS303で読
み出した口パターンナンバー(No.2)に差し換えて
からステップS305に進み、差し換えられたパーツパ
ターンナンバー(No.2)に対応する口パーツパター
ンを用いて、現在表示中の他のパーツの各パーツパター
ンと合成した顔F2’のモンタージュを表示部2に表示
(図12(B)参照)してステップS306に進む。
【0078】ステップS306では所定時間経過したか
否かが判定され、経過していないと判定した場合には所
定時間に達するまで待機し、経過したと判定した場合に
はステップS307に移行する。
【0079】ステップS307では、全口パターンナン
バーの読み出しが終了したか否か(即ち、口パターンR
AM26のアドレスナンバーの最終まで達したか否か)
が判定され、未だ終了していないと判定した場合にはス
テップS308に移行して、次のアドレス(アドレスナ
ンバー2)の口パーツパターンの(No.4)を読み出
してからステップS304に戻り、再び表示中の口パタ
ーンナンバーの(No.2)と前記ステップS303で
読み出した口パターンナンバーの(No.4)へと差し
換えてからステップS305に進み、差し換えられた口
パーツパターンナンバー(No.4)に対応する口パー
ツパターンを用いて表示中の他のパーツのパーツパター
ンと合成した顔F2”のモンタージュを表示部2に表示
(図12(C)参照)してステップS306以降に進
み、ステップS307で全口パターンナンバーの読み出
しが終了したと判定されるまで、ステップS304〜S
308の処理を繰り返し行う。
【0080】また、前記ステップS307で全口パター
ンナンバーの読み出しが終了した(即ち、口パターンR
AM26のアドレスナンバーの最終まで達した)と判定
した場合には処理を終了する。
【0081】この処理によって、表示部2に表示された
顔のモンタージュは、口の部分が、口パターンRAM2
6に格納された口パーツパターンに従って時間の経過に
伴って動的に変化するため、あたかも喋っているかのよ
うに見せることが可能となる。
【0082】尚、本実施例では顔のモンタージュの口の
パターンのみを変化させる場合について説明したが、こ
れに限らず、例えば、図12(C)に示すように、併せ
てモンタージュの手のパターンを変化させるようにもで
きる。
【0083】その場合には、本実施例と同様に、手パタ
ーンRAMをさらに設けて、複数種類の手のパターンナ
ンバーを登録し、それに対応する手のパターンを順次読
み出して表示することとなる。
【0084】また、同様にして、顔のモンタージュの他
の部位(眉、目、鼻等)を動的に変化させて表示するこ
とも可能である。
【0085】次に、図13から図23に基づいて、本発
明に係る似顔絵画像表示制御装置の第2実施例について
説明する。
【0086】図13は、第2実施例に係るモンタージュ
出力装置M’の回路構成の一例を示すブロック図であ
る。
【0087】モンタージュ出力装置M’は、CPU(Ce
ntral Processing Unit)20に、ROM21、基本パ
ーツパターンROM22、口パターンROM30、音声
ROM31、RAM24、個人データ・パーツパターン
RAM32、口パーツパターン対応時間RAM33、キ
ー入力部1b(12,13)等、音声合成部(音声合成
チップ等)35、増幅器36、表示部2、および合成R
AM27等が接続されて構成されている。
【0088】CPU(Central Processing Unit)20
は、キー入力部1b(12,13)から供給されるキー
操作信号に基づき、ROM21に格納されている各種制
御プログラムに従って各種ROM22,30,31や各
種RAM24,32,33との間で各種データの授受を
行いながら各種動作に必要な演算処理を行い、その演算
処理に基づいてモンタージュ出力装置M’の各部を制御
するための各種制御信号を出力する。
【0089】尚、CPU20は、その内部に時間計測の
ためのタイマ34を備えている。
【0090】基本パーツパターンROM22は、図3に
示す基本パーツパターンROM22と同様のものであ
り、モンタージュ作成の元となる各部位毎の複数種類の
パーツパターンが格納されている。
【0091】口パターンROM30内には、無音状態と
五十音(あ、い、う、え、お、・・・・わ、ん)の各発
音に対応する五十数種類(濁音等を含む)の口の開け方
について、唇の形が異なる複数種類のパーツパターン
が、対応するかな文字(あ、い、う、え、お、・・・)
と共に格納されている。
【0092】例えば、図14に示すように、口パターン
ROM30内には、基本パーツパターンROM22内の
各パーツパターンNo.1〜No.50の唇の形ごと
に、”無音、あ、い、う、・・・・・”の各音を発音す
る際の口の開け方に対応する口パーツパターンが夫々格
納されている。
【0093】また、音声ROM31には、五十音(あ、
い、う、え、お、・・・・わ、ん)の各音に対応する音
声がサンプリングデータとして格納されている。
【0094】尚、”だ”,”が”等の濁音や、”
ぱ”,”ぴ”等の半濁音等も同様にサンプリングデータ
として格納されている。
【0095】また、各かな文字には番号付け(無音は
「No.0」、”あ”は「No.1」、”い”は「N
o.2」・・・)がなされている。
【0096】RAM(Random Access Memory)24は、
氏名、電話番号、顔のモンタージュデータ(パーツパタ
ーンナンバー群)、音声データ・口パターンデータ等を
記憶する。
【0097】例えば、図16に示すように、名前の「相
田 健」と、その読み「あいだ けん」と、電話番号の
「03(300)****」と、その読み「ぜろさんさ
んぜろぜろ・・・・」と、「相田 健」の顔のパーツパ
ターンナンバー群GP1(この例では、「輪郭」のパー
ツパターンとしての「No.1」、「髪型」のパーツパ
ターンとしての「No.50」、「目」のパーツパター
ンとしての「No.1」、「鼻」のパーツパターンとし
ての「No.3」、「口」のパーツパターンとしての
「No.1」)と、「相田 健」の読みに対応する音声
データ・口パターンデータおよび「電話番号のナンバ
ー」の読みに対応する音声データ・口パターンデータが
格納される。
【0098】また、名前の「大化 九太郎」と、その読
み「おおば くたろう」と、電話番号の「0425(5
3)****」と、その読み「ぜろよんにいごうごうさ
ん・・・・」と、「大化 九太郎」の顔のパーツパター
ンナンバー群GP2(この例では、「輪郭」のパーツパ
ターンとしての「No.2」、「髪型」のパーツパター
ンとしての「No.1」、「目」のパーツパターンとし
ての「No.3」、「鼻」のパーツパターンとしての
「No.50」、「口」のパーツパターンとしての「N
o.3」)と、「大化 九太郎」の読みに対応する音声
データ・口パターンデータおよび「電話番号のナンバ
ー」の読みに対応する音声データ・口パターンデータが
格納される。
【0099】以降同様にして、他の者の個人データ等も
格納される。
【0100】また、口パーツパターン対応時間RAM3
3には、口パーツパターンとして、口パターンROM3
0内の五十音の何れかに対応する番号と、その口パーツ
パターンおよび対応する音声の出力時間がアドレス指定
されて格納されている。
【0101】例えば、図17に示すように、口パーツパ
ターン対応時間RAM33内のアドレスNo.1には、
口パーツパターンNo.1(かな文字”あ”に対応)と
出力時間”3秒”が格納され、アドレスNo.2には、
口パーツパターンNo.2(かな文字”い”に対応)と
出力時間”2秒”が格納され、また、アドレスNo.3
には、口パーツパターンNo.30(かな文字”だ”に
対応)と出力時間”3秒”が格納される。
【0102】以降、各アドレス毎に口パーツパターンの
ナンバーと出力時間が夫々格納される。
【0103】次に、図18から図21に示すフローチャ
ートを参照して本実施例に係るモンタージュ出力装置
M’における各種処理の処理手順を説明する。
【0104】先ず、図18のフローチャートに基づい
て、個人データ入力処理の処理手順を説明する。
【0105】この個人データ入力処理は、氏名,電話番
号、顔のモンタージュデータ等を入力し登録する処理で
あり、先ず、ステップS400でモードキー5を操作し
てモンタージュ出力装置M’を個人データ入力モードに
設定してからステップS401に移行する。
【0106】ステップS401では、表示部2に「名前
は?」と表示してからステップS402に移行し、キー
入力部の操作によって名前(例えば、”あいだ け
ん”)を入力してステップS403に進む。
【0107】ステップS403では、前記ステップS4
02で入力された名前(”あいだけん”)を漢字変換し
て(”あいだ けん”→”相田 健”)からステップS
404に移行する。
【0108】ステップS404では、OKキー12が入
力されたか否かが判定され、入力されていないと判定し
た場合には前記ステップS403に戻って所望の漢字に
変換されるまで処理を繰り返し、OKキー12が入力さ
れたと判定された場合には、ステップS405に進む。
【0109】ステップS405では、前記ステップS4
03で変換された漢字データをRAM24に記憶してか
らステップS406に移行する。
【0110】ステップS406では、表示部2に「名前
の読みは?」と表示してステップS407に移行し、キ
ー入力部1bの操作によって名前の読み(この例で
は、”あいだけん”)を入力してからステップS408
に進む。
【0111】ステップS408では、OKキー12が入
力されたか否かが判定され、入力されていないと判定し
た場合には前記ステップS407に戻って名前の読みを
入れ直し、OKキー12が入力されたと判定された場合
には、ステップS409に進む。
【0112】ステップS409では、前記ステップS4
07で入力された名前の読みのカナデータをRAM24
に記憶してからステップS410に移行する。
【0113】ステップS410では、表示部2に「TE
L?」と表示してステップS411に移行し、キー入力
部1bのテンキー14の操作によって電話番号(この例
では、03(300)****)を入力してからステッ
プS412に進み、OKキー12が入力されたか否かが
判定され、入力されていないと判定した場合には前記ス
テップS411に戻って電話番号を入れ直し、OKキー
12が入力されたと判定された場合には、ステップS4
13に進む。
【0114】ステップS413では、前記ステップS4
11で入力された電話番号(03(300)****)
とその読みを表すかなデータ(ぜろさんさんぜろぜろ・
・・・)とをRAM24に記憶してからステップS41
4に移行する。
【0115】ステップS414では、表示部2に「モン
タージュ作成?」と表示してからステップS415に移
行し、モンタージュ作成キーMSが入力されたか否かが
判定され、入力されていないと判定した場合にはそのま
まステップS417に移行し、入力されたと判定した場
合にはステップS416に進む。
【0116】ステップS416では、図19に示すモン
タージュ作成処理のサブルーチンを実行してからステッ
プS417に移行し、登録キー13が入力されたか否か
が判定され、入力されていないと判定した場合には前記
ステップS401に戻って、他の者の個人データを入力
する処理を繰り返し、登録キー13が入力されたと判定
した場合にはステップS418に移行して、入力された
個人データおよびモンタージュデータをRAM24に記
憶して処理を終了する。
【0117】この処理によって、名前、電話番号等とそ
の読みを表すかなデータおよびモンタージュデータを自
在に入力して、記憶することができる。
【0118】次に、図19に示すフローチャートに基づ
いて前記ステップS416のモンタージュ作成処理の処
理手順について説明する。
【0119】この処理は、或る人物の顔を、予め登録さ
れている各種パーツパターンを合成して作成する処理で
あり、先ず、ステップS501で、RAM24内に、第
1の基本型を指定する番号(例えば、「01」)が初期
設定されると共に、パーツパターンナンバー群のパーツ
パターンナンバーの内、変更対象となるパーツパターン
を指定する番号(例えば、輪郭パーツパターンに対応す
る番号「1」)が初期設定されステップS502に移行
する。
【0120】ステップS502では、前記ステップS5
01で読み出された基本型にしたがって基本パーツパタ
ーンROM22(図3参照)からパーツパターンを順次
読み出して合成RAM27に一時的に記憶し合成するパ
ーツパターン合成処理のサブルーチンを実行してからス
テップS504に移行する。
【0121】ここで、パーツパターン合成処理につい
て、前出の図8を参照して説明すると、先ず、ステップ
S1021では、前記ステップS501で初期設定され
た各パーツ毎のNo.「01」のうち、前記パーツ番号
の「1」の「輪郭」に対応するパーツパターンナンバー
(ここでは、「01」)を読み取ってからステップS1
022に移行し、そのパーツパターンナンバー「01」
に対応する輪郭のパーツパターンを基本パーツパターン
ROM22から読み取ってそのパーツパターンを合成R
AM27に転送してからステップS1023に進む。
【0122】ステップS1023では、次のパーツ番号
の「2」の「髪型」に対応するパーツパターンナンバー
(ここでも、「01」)を読み取ってからステップS1
024に移行し、そのパーツパターンナンバー「01」
に対応するパーツパターンを基本パーツパターンROM
22から読み取ってそのパーツパターンを合成RAM2
7に転送してからステップS304に進み、以下、パー
ツ番号の「2」,「3」,「4」・・・「目」のパー
ツ,「鼻」のパーツ,「口」のパーツについても同様
に、夫々の「01」のパーツパターンナンバーに対応す
る各パーツパターンを基本パーツパターンROM22か
ら順次読み取り、合成RAM27に転送してからステッ
プS1026に移行する。
【0123】ステップS1026では、合成RAM27
に転送されて一時的に記憶された各パーツパターンが一
つの顔F1として組み合わされて合成され、表示駆動回
路35の制御によって表示部2に表示(図22(A)参
照)してから図19のメイン処理に戻ることとなる。
【0124】一方、図19のステップS504では、表
示/操作パネル1aの基本型選択キー「△▽」の何れか
が入力されたか否かが判定され、入力されたと判定した
場合にはステップS505に進んで基本型を指定する番
号を変更(ここでは、基本型のNo.の「01」からN
o.の「02」に変更)してから前記ステップS502
のパーツパターン合成処理に戻り、入力されていないと
判定した場合にはステップS506に移行する。
【0125】したがって、前記ステップS504におい
て基本型選択キー「△▽」を操作する毎に表示部2に表
示される基本型の顔が順次変更されるので操作者は希望
する基本型の顔を選択することができる。
【0126】ステップS506では、変更パーツ選択キ
ー「↓↑」の何れかが入力されたか否かが判定され、入
力されたと判定した場合にはステップS507に進んで
パーツ(部位)ナンバーを現在初期設定されている「輪
郭」の「1」から「髪型」のパーツ番号を示す「2」に
変更してから前記ステップS502のパーツパターン合
成処理に戻り、入力されていないと判定した場合にはス
テップS508に移行する。
【0127】したがって、前記ステップS506で変更
パーツ選択キー「↓↑」を操作する毎に表示部2に表示
される基本となる顔においてパーツを変更できる部位
(パーツ)が、順次「輪郭」→「髪型」→「目」・・・
のように移動されるので、操作者は希望するパーツ変更
位置を選択することができる。
【0128】ステップS508では、パターン変更キー
「←→」の何れかが入力されたか否かが判定され、入力
されたと判定した場合にはステップS509に進んでパ
ーツパターンナンバーを変更(例えば、前記ステップS
506で「髪型」のパーツが指定されている場合には、
「髪型」のパーツパターンナンバーを「01」から「0
2」に変更してから前記ステップS502のパーツパタ
ーン合成処理に戻り、入力されていないと判定した場合
にはステップS510に移行する。
【0129】したがって、前記ステップS508でパタ
ーン変更キーを操作する毎に表示部2に表示中のパーツ
パターンを異なる他のパーツパターンに変更できるた
め、操作者は希望するパーツパターンを選択することが
できる。
【0130】ステップS510では、OKキー12が入
力されたか否かが判定され、入力されていないと判定し
た場合にはステップS504に戻って、再びパーツパタ
ーンナンバー群等を変更可能な状態とし、入力されたと
判定した場合にはステップS511に移行して、前記ス
テップS504〜ステップS509の実行によって変更
された顔のパーツパターンナンバー群を個人データパー
ツパターンRAM32に記憶してから処理を終了する。
【0131】このモンタージュ作成処理によって、操作
者が作成しようとする顔を容易にしかも迅速に作成、登
録することが可能となる。
【0132】次に、図20に示すフローチャートに基づ
いて、口変化設定モード処理の処理手順について説明す
る。
【0133】この口変化設定モード処理は、モードキー
5の操作によってモンタージュ出力装置M’が口変化設
定モードとなった際に実行される処理であり、モンター
ジュの口の変化パターンを設定、登録する処理である。
【0134】先ず、ステップS600では、一つの登録
済モンタージュ(例えば、顔F1のモンタージュ)を選
択してからステップS601に移行する。
【0135】ステップS601では、動く口キー7が入
力されたか否かが判定され、入力されていないと判定し
た場合にはループを形成して動く口キー7が入力される
まで待機し、入力されたと判定した場合にはステップS
602に進み、前記ステップS600で選択された登録
済モンタージュF1の口パーツパターンナンバーに対応
するパーツパターンを口パターンROM30から読み出
してステップS603に移行する。
【0136】ステップS603では、全口パターン等を
一括表示してからステップS604に移行し、変更パー
ツ選択キー「↓↑」等の操作によって所望の口パターン
を選択してステップS605に進む。
【0137】ステップS605では、変更した口パター
ンを表示部2に表示し、所定の音声を出力する時間を設
定してからステップS606に移行し、選択された口パ
ターンと共に設定した時間データを口パーツパターン対
応時間RAM33の所定アドレスに記憶(図18参照)
してステップS607に進む。
【0138】ステップS607では、口パーツパターン
対応時間RAM33のアドレスナンバーを”1”インク
リメントしてからステップS608に移行し、OKキー
12が入力されたか否かを判定し、入力されたと判定し
た場合には処理を終了し、入力されなかったと判定した
場合には前記ステップS603に戻って再び他の口パタ
ーンを選択、記憶する処理を継続して行うこととなる。
【0139】この処理によって、操作者が望むモンター
ジュの口の変化パターンおよび出力時間を自由に設定す
ることができる。
【0140】次に、図21に示すフローチャートに基づ
いて、個人データ出力処理の処理手順について説明す
る。
【0141】この個人データ出力処理は、氏名、電話番
号等の個人データを表示して出力すると共に、音声によ
ってもその内容を出力する処理であり、先ず、ステップ
S700でモードキー5の操作によって個人データ出力
モードに設定してからステップS701に移行する。
【0142】ステップS701では、キー入力部1bか
らの入力に基づいて所望の個人データを検索(例えば、
「相田 健」と入力)してステップS702に進む。
【0143】ステップS702では、前記ステップS7
01で入力された者が記憶データと一致するか否かが判
定され、一致しないと判定した場合にはステップS71
4に移行して、表示部2に「データがみつかりません」
と表示してからステップS701に戻り、個人データの
検索を再度行い、一致したと判定した場合にはステップ
S703に移行する。
【0144】ステップS703では、対応する個人デー
タおよびモンタージュデータ(この例では、「相田
健」の個人データとパーツパターンナンバー群GP1)
をRAM24から読み出してステップS704に移行す
る。
【0145】ステップS704では、ステップS703
で読みだしたパーツパターンナンバー群GP1に従って
対応するパーツパターンを基本パーツパターンROM2
2から読み出して「相田 健」の顔F1のモンタージュ
を合成してステップS705に進む。
【0146】ステップS705では、「相田 健」の個
人データと合成モンタージュを表示(図22(A)参
照)してステップS706に移行する。
【0147】ステップS706では、おしゃべりキー4
が入力されたか否かが判定され、入力されていないと判
定した場合にはそのまま処理を終了し、入力されたと判
定した場合にはステップS707に移行する。
【0148】ステップS707では、個人データに対応
した音声データ・口パターンデータをRAM24から読
み出してステップS708に進み、CPU20内のタイ
マ34をクリアしてステップS709に移行する。
【0149】ステップS709では、記憶済の音声デー
タ・口パターンデータの読み出しを行ってからステップ
S709に進み、読み出された音声データを音声合成部
35に送出し、読み出された口パターンデータを合成R
AM27に送出してからステップS711に移行する。
【0150】ステップS711では、読み出された音声
データに基づいてスピーカ3から音声(”あ”なる音
声)を出力すると共に、表示部2に合成した顔F2のモ
ンタージュを表示出力(図22(B)参照)してステッ
プS712に進む。
【0151】ステップS712では、所定時間(ここで
は、図18に示すように3秒)が経過したか否かが判定
され、経過していないと判定した場合には所定時間に達
するまで待機し、経過したと判定した場合にはステップ
S713に移行する。
【0152】ステップS713では、全音声および口パ
ターンデータの読み出し終了か否かが判定され、Yes
の場合には処理を終了し、Noの場合には前記ステップ
S709に戻って音声および合成モンタージュの出力を
繰り返すこととなる。
【0153】したがって、本実施例では、図22
(B),(C),(D)に示すように、「相田 健」の
個人データ(名前、電話番号等)が表示部2に表示され
ると共に、スピーカ3から「あいだ・・・」と音声出力
させることができ、当該モンタージュ出力装置を電子手
帳等に適用した場合には、記憶データを変化するモンタ
ージュとその変化のモンタージュに対応する音声によっ
て出力できるという今までにない機能を付加することが
でき、実用的価値を多いに高めることができる。
【0154】
【発明の効果】請求項1に記載の似顔絵画像表示制御装
置、及び請求項4に記載の似顔絵画像表示制御方法によ
れば、記憶されている各パーツ画像のなかから任意のパ
ーツ画像を前記複数の部位毎に選択し、この選択された
各パーツ画像の組み合わせにより似顔絵画像を作成して
表示させることができる。また、そればかりでなく、記
憶されている似顔絵画像の各部位のなかの少なくとも一
つの部位に対応する前記互いに異なる形状の複数のパー
ツ画像を読み出して一覧表示させ、この一覧表示されて
いる複数のパーツ画像の中から、順番に表示されるパー
ツ画像を順番に選択して各パーツ画像にそれぞれ対応す
る指定データを順番に記憶させることができる。 更に、
変更開始指示手段の変更開始の指示に応答して、前記順
番に記憶されている複数の指定データを順番に読み出
し、この読み出された各指定データにそれぞれ対応する
パーツ画像を順番に読み出し、この順番に読み出された
パーツ画像を前記表示されている同じ部位のパーツ画像
と順番に差し替え、前記似顔絵画像の少なくとも一部が
連続的に動くように表示させることができる。このた
、パーツ画像を組み合わせて作成される似顔絵画像を
順次動的に変更させた状態で出力できるので、動きのあ
る似顔絵画像表示を行うことが可能となり、当該似顔絵
画像表示制御装置および似顔絵画像表示制御方法を電子
手帳等に適用した場合には、面白味を付加してその実用
的価値や商品的価値を大きく向上させることができる。
【0155】また、請求項2に記載の似顔絵画像表示制
御装置、及び請求項5に記載の似顔絵画像表示制御方法
によれば、請求項1に記載の似顔絵画像表示制御装置、
及び請求項2に記載の似顔絵画像表示制御方法による効
果に加えて、入力された氏名等の文字データを表示させ
ことが可能となる。
【0156】さらに、請求項3に記載の似顔絵画像表示
制御装置、及び請求項6に記載の似顔絵画像表示制御方
によれば、順番に読み出された文字データに対応する
音声を順次読み出し、この順次読み出された音声を外部
に出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモンタージュ出力装置を登載した
電子手帳の外観図である。
【図2】本発明に係る第1実施例のモンタージュ出力装
置の概略回路構成を示すブロック図である。
【図3】該モンタージュ出力装置の基本パーツパターン
ROMのパーツパターンの格納状態を示す図である。
【図4】該モンタージュ出力装置の口パターンROMの
口パターンの格納状態を示す図である。
【図5】該モンタージュ出力装置のパーツパターンRA
Mの記憶状態を示す図である。
【図6】該モンタージュ出力装置の口パターンRAMの
記憶状態を示す図である。
【図7】モンタージュ作成処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図8】モンタージュ作成処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図9】口変化設定モード処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図10】口変化モード処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図11】表示部の表示状態を示す説明図である。
【図12】表示部の表示状態を示す説明図である。
【図13】本発明に係る第2実施例のモンタージュ出力
装置の概略回路構成を示すブロック図である。
【図14】該モンタージュ出力装置の口パターンROM
の口パターンの格納状態を示す図である。
【図15】該モンタージュ出力装置の音声RAMの記憶
状態を示す図である。
【図16】該モンタージュ出力装置のRAMの記憶状態
を示す図である。
【図17】該モンタージュ出力装置の口パーツパターン
対応時間RAMの記憶状態を示す図である。
【図18】個人データ入力処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図19】モンタージュ作成処理の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図20】口変化設定モード処理の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図21】個人データ出力処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図22】表示部の表示状態を示す説明図である。
【符号の説明】
M,M’モンタージュ出力装置 1 電子手帳本体 1a 表示/操作パネル 1b データ入力パネル 2 表示部(出力手段) MS モンタージュモード選択スイッチ 20 CPU 21 ROM 24 RAM 27 合成RAM

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定められた複数の部位それぞれに配置
    される、互いに異なる形状の複数のパーツ画像が記憶さ
    れているとともに、当該各パーツ画像をそれぞれ指定す
    る指定データが記憶されている第1の記憶手段と、 この第1の記憶手段に記憶されている各パーツ画像のな
    かから任意のパーツ画像を前記複数の部位毎に選択し、
    この選択された各パーツ画像の組み合わせにより似顔絵
    画像を作成する似顔絵画像作成手段と、 この似顔絵画像作成手段により作成された似顔絵画像を
    表示させる第1の表示制御手段と、 前記第1の記憶手段に記憶されている似顔絵画像の各部
    位のなかの少なくとも一つの部位に対応する前記互いに
    異なる形状の複数のパーツ画像を前記第1の記憶手段か
    ら読み出し、この読み出されたパーツ画像を一覧表示さ
    せる第2の表示制御手段と、 この第2の表示制御手段の制御により表示されている複
    数のパーツ画像の中から、順番に表示されるパーツ画像
    を順番に選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された各パーツ画像にそれぞれ
    対応する指定データを順番に記憶する第2の記憶手段
    と、 パーツ画像の連続的な変更の開始を指示する変更開始指
    示手段と、 前記変更開始指示手段の変更開始の指示に応答して、前
    記第2の記憶手段に順番に記憶されている複数の指定デ
    ータを順番に読み出し、この読み出された各指定データ
    にそれぞれ対応するパーツ画像を前記第1の記憶手段か
    ら順番に読み出し、この順番に読み出されたパーツ画像
    を前記表示されている同じ部位のパーツ画像と順番に差
    し替え、前記似顔絵画像の少なくとも一部が連続的に動
    くように表示させる第3の表示制御手段と、 を備えていることを特徴とする似顔絵画像表示制御装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の似顔絵画像表示制御装置
    において、更に、 文字データを順次入力する文字データ入力手段と、この 文字データ入力手段により入力された順番に複数の
    文字データを記憶する文字データ記憶手段と、この文字データ記憶手段に記憶されている複数の文字デ
    ータを 表示させる文字データ表示制御手段と、 を備えていることを特徴とする似顔絵画像表示制御装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の似顔絵画像表示制御装置
    において、更に、 複数の文字データとこれら複数の文字データにそれぞれ
    対応する音声とが対応付けられて記憶されている音声記
    憶手段と、前記各文字 データに対応する音声を前記音声記憶手段か
    ら順次読み出し、この順次読み出された音声を外部に出
    力する音声出力手段と、 を備えていることを特徴とする似顔絵画像表示制御装
    置。
  4. 【請求項4】予め定められた複数の部位それぞれに配置
    される、互いに異なる形状の複数のパーツ画像が記憶さ
    れているとともに、当該各パーツ画像をそれぞれ指定す
    る指定データが記憶されている第1の記憶手段をアクセ
    スし、この第1の記憶手段に記憶されている各パーツ画
    像のなかから任意のパーツ画像を前記複数の部位毎に選
    択する第1の選択ステップと、 この第1の選択ステップにより選択された各パーツ画像
    の組み合わせにより似顔絵画像を作成する似顔絵画像作
    成ステップと、 この似顔絵画像作成ステップにより作成された似顔絵画
    像を表示させる第1の表示制御ステップと、 前記第1の記憶手段に記憶されている似顔絵画像の各部
    位のなかの少なくとも一つの部位に対応する前記互いに
    異なる形状の複数のパーツ画像を前記第1の記憶手段か
    ら読み出し、この読み出されたパーツ画像を一覧表示さ
    せる第2の表示制御ステップと、 この第2の表示制御ステップの制御により表示されてい
    る複数のパーツ画像の中から、順番に表示されるパーツ
    画像を順番に選択する第2の選択ステップと、 この第2の選択ステップにより選択された各パーツ画像
    にそれぞれ対応する指定データを順番に記憶する第2の
    記憶ステップと、 パーツ画像の連続的な変更の開始を指示するために操作
    される変更開始指示手段の変更開始の指示に応答して、
    前記第2の記憶ステップにより順番に記憶されている複
    数の指定データを順番に読み出し、この読み出された各
    指定データにそれぞれ対応するパーツ画像を前記第1の
    記憶手段から順番に読み出す読出ステップと、 この読出ステップにより順番に読み出されたパーツ画像
    を前記表示されている同じ部位のパーツ画像と順番に差
    し替え、前記似顔絵画像の少なくとも一部が連続的に動
    くように表示させる第3の表示制御ステップと、 を備えていることを特徴とする似顔絵画像表示制御方
    法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の似顔絵画像表示制御方法
    において、更に、 文字データを順次入力する文字データ入力ステップと、この 文字データ入力手段により入力された順番に複数の
    文字データを記憶する文字データ記憶ステップと、この文字データ記憶ステップにて記憶されている複数の
    文字データを表示させる文字データ表示制御ステップ
    と、 を備えていることを特徴とする似顔絵画像表示制御方
    法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の似顔絵画像表示制御方法
    において、更に、 複数の文字データとこれら複数の文字データにそれぞれ
    対応する音声とが対応付けられて記憶されている音声記
    憶手段をアクセスし、前記各文字データに対応する音声
    を前記音声記憶手段から順次読み出し、この順次読み出
    された音声を外部に出力する音声出力ステップを備えて
    いることを特徴とする似顔絵画像表示制御方法。
JP36089692A 1992-12-21 1992-12-30 似顔絵画像表示制御装置および似顔絵画像表示制御方法 Expired - Fee Related JP3298197B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36089692A JP3298197B2 (ja) 1992-12-30 1992-12-30 似顔絵画像表示制御装置および似顔絵画像表示制御方法
KR1019930028626A KR970004115B1 (ko) 1992-12-21 1993-12-20 물체화상 표시장치
EP9393120562A EP0603809A3 (en) 1992-12-21 1993-12-20 Object image display devices.
MYPI93002768A MY109854A (en) 1992-12-21 1993-12-20 Object image display devices
CN93112873A CN1045677C (zh) 1992-12-21 1993-12-21 目标图像显示装置
KR1019930028849A KR970004116B1 (ko) 1992-12-21 1993-12-21 패턴화된 화상데이터를 얻기 위한 데이터 처리장치 및 처리방법
US08/665,060 US5588096A (en) 1992-12-21 1996-05-15 Object image display devices

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36089692A JP3298197B2 (ja) 1992-12-30 1992-12-30 似顔絵画像表示制御装置および似顔絵画像表示制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06203139A JPH06203139A (ja) 1994-07-22
JP3298197B2 true JP3298197B2 (ja) 2002-07-02

Family

ID=18471371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36089692A Expired - Fee Related JP3298197B2 (ja) 1992-12-21 1992-12-30 似顔絵画像表示制御装置および似顔絵画像表示制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3298197B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06203139A (ja) 1994-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0603809A2 (en) Object image display devices
KR0142133B1 (ko) 전자식 몽타주 작성장치
CN107705341A (zh) 用户表情头像生成的方法及其装置
JP3298197B2 (ja) 似顔絵画像表示制御装置および似顔絵画像表示制御方法
JP2019135603A (ja) カラーオペレーション装置、情報処理方法、およびコンピュータプログラム
JP3261778B2 (ja) モンタージュ作成出力装置
JP3543154B2 (ja) 物体画像出力制御装置および物体画像出力制御方法
JP3455756B2 (ja) 物体画像表示制御装置および物体画像表示制御方法
KR970004115B1 (ko) 물체화상 표시장치
JP3334202B2 (ja) モンタージュ画像出力装置およびモンタージュ画像出力方法
JP3500709B2 (ja) 物体画像比較装置
JP3413859B2 (ja) 生命体表示装置および生命体表示制御方法
JP3341049B2 (ja) 画像表示制御装置及び画像表示制御方法
JPH05334411A (ja) モンタージュ作成装置
JP3298198B2 (ja) モンタージュ画像出力装置およびモンタージュ画像出力方法
JPH09231394A (ja) 物体画像作成装置
JP4007380B2 (ja) 絵文章作成表示プログラムおよび絵文章作成表示装置
JP3298167B2 (ja) モンタージュ作成装置
JP3261774B2 (ja) モンタージュ作成装置、似顔絵表示制御装置および似顔絵表示制御方法
JPH06180744A (ja) 似顔絵作成装置
JPH0319020A (ja) 個人別画面展開方式
JP2791189B2 (ja) 図形描画装置及び方法
JPH0275060A (ja) 外字作成支援機能付き日本語処理装置
JP3404895B2 (ja) 占い結果出力装置
JP3772373B2 (ja) 画像表示制御装置および画像表示制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100419

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110419

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120419

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees