JP3294661B2 - 緩衝器のバルブ構造 - Google Patents

緩衝器のバルブ構造

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JP3294661B2 JP09312193A JP9312193A JP3294661B2 JP 3294661 B2 JP3294661 B2 JP 3294661B2 JP 09312193 A JP09312193 A JP 09312193A JP 9312193 A JP9312193 A JP 9312193A JP 3294661 B2 JP3294661 B2 JP 3294661B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は緩衝器のバルブ構造に関
し、特に2段バルブ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の緩衝器におけるバルブ構造とし
て、例えばシリンダ内にピストンロッドを挿通し、この
ピストンロッドの先端部にシリンダ内周面に摺接するピ
ストンを装着して2つの油室を画成し、ピストンには圧
縮側油路及び伸び側油路を形成し、ピストンの両側には
圧縮側油路を開閉する圧縮側バルブ及び伸び側油路を開
閉する伸び側バルブを設け、この場合圧縮側油路は伸び
側バルブを、伸び側油路は圧縮側バルブをバイパスして
他方の油室に臨むように且つその一部を固定オリフィス
とし、またピストンの伸び側及び圧縮側ラウンド面を円
形(円環状)ラウンド面に形成したものがある。
【0003】このバルブ機構においては、伸び行程で一
方の油室の作動油が伸び側油路を通じて伸び側バルブを
押上げて他方の油室内に流入して減衰力を発生し、また
圧縮行程で他方の油室の作動油が圧縮側油路を通じて圧
縮側バルブを押し下げて一方の油室に流入して減衰力を
発生するが、この場合、発生する減衰力特性は低速時に
は固定オリフィスによる2乗特性となり、中高速時には
ピストンのバルブ受圧面が円形ラウンド面となっている
ことから勾配の小さな2/3乗特性となる。
【0004】また、シリンダ内にピストンロッドを挿通
し、このピストンロッドの先端部にシリンダ内周面に摺
接するピストンを装着して2つの油室を画成し、ピスト
ンには圧縮側油路及び伸び側油路を形成し、ピストンの
両側には圧縮側油路を開閉する圧縮側バルブ及び伸び側
油路を開閉する伸び側バルブを設け、またピストンの伸
び側バルブ側ラウンド面を異形ラウンド面に形成したも
のもある。
【0005】このバルブ機構においては、伸び行程で一
方の油室の作動油が伸び側油路を通じて伸び側バルブを
押上げて他方の油室内に流入して減衰力を発生し、また
圧縮行程で他方の油室の作動油が圧縮側油路を通じて圧
縮側バルブを押し下げて一方の油室に流入して減衰力を
発生するが、発生する減衰力特性はピストンのバルブ受
圧面が異形(非円環状)ラウンド面となっていることか
ら低速から中高速に至るまで勾配の大きな2/3乗特性
となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
バルブ構造にあっては低速域で2乗特性となるために吸
収エネルギーが少なく減衰性が十分でないためにバタツ
キ感やロール感が生じ、また後者のバルブ構造にあって
は低速から中高速域まで勾配の大きな2/3乗特性にな
るため、高速域での減衰力を抑えることができないの
で、悪路を走行した場合にゴツゴツ感や突き上げ感が生
じて、乗心地が悪くなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、ピストンロッドに第1ピストンと第2ピストン
とを直列に固定し、これらの第1,第2ピストンにはそ
れぞれ減衰力発生用の油路を形成して、各油路を開閉す
るバルブを設け、第1ピストンのバルブ受圧面を円形ラ
ウンド面とするとともにバルブ受圧面の内外周部に段差
を形成することでこの段差に押し付けることによりバル
ブに予荷重を発生させ、第2ピストンのバルブ受圧面を
異形ラウンド面とし、更に第1ピストンのバルブをバイ
パスして第2ピストンの油路に作動油を誘導する誘導路
を、ピストンロッド、ピストン或いはピストン及び伸び
側バルブ内周面に形成して設けた。
【0008】
【作用】緩衝器の低速域では異形ラウンド面を有する第
2ピストンの油路及びバルブによって勾配の大きな2/
3乗特性の減衰力が発生し、中高速域では円形ラウンド
面を有する第1ピストンの油路及びバルブによって勾配
の小さな2/3乗特性の減衰力が発生する。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係るバルブ構造を適
用した緩衝器のピストン周りの断面図、図2及び図3は
同緩衝器の第1ピストンの断面図及び底面図、図4及び
図5は同緩衝器の第2ピストンの断面図及び底面図、図
6及び図7は同緩衝器のセパレータの断面図及び底面図
である。
【0010】チューブ1内には上方からピストンロッド
2を挿通し、このピストンロッド2の先端部にはチュー
ブ1内周面に摺接する第1ピストン3を装着し、この第
1ピストン3の前方側にはセパレータ4を介して第2ピ
ストン5を装着している。
【0011】第1ピストン3には図2及び図3にも示す
ように、軸方向に圧縮側油路7及び伸び側油路8を形成
し、この第1ピストン3の上面には圧縮側油路7を開閉
する複数のディスクバルブからなる圧縮側バルブ10を
装着し、第1ピストン3の下面には伸び側油路8を開閉
する複数のディスクバルブからなる伸び側バルブ11を
装着している。
【0012】この第1ピストン3の伸び側バルブ11が
当接するバルブ受圧面12は図3に示すように円形(円
環状)ラウンド面とし、また内外周部に段差を形成する
ことによって伸び側バルブ11に対して予荷重が負荷さ
れるようにしている。更に、圧縮側油路7及び伸び側油
路8の一部はそれぞれ伸び側バルブ11及び圧縮側バル
ブ10をバイパスする油路7a,8aとしている。
【0013】第2ピストン5には図4及び図5にも示す
ように軸方向に伸び側油路14を形成し、この第2ピス
トン5の下面には伸び側油路14を開閉する複数のディ
スクバルブからなる伸び側バルブ16を装着している。
この第2ピストン5の伸び側バルブ16が当接するバル
ブ受圧面17は図5に示すように花ビラ状の異形(非円
環状)ラウンド面としている。
【0014】そして、ピストンロッド2内には第1ピス
トン3の伸び側バルブ11をバイパスして第2ピストン
5の伸び側油路14に作動油を誘導するための誘導路1
8を形成し、第1ピストン3と第2ピストン5との間に
介装したセパレータ4は、図6及び図7にも示すように
外壁部4aと4個の内壁部4bとによって誘導路18で
誘導される作動油を第2ピストン5の上側に案内する案
内路19を形成している。
【0015】これらの第1ピストン3、セパレータ4、
第2ピストン5、バルブ10,11,16及びバルブシ
ート21〜23はストッパシート24を介してピストン
ロッド2の先端部に固定し、またピストンロッド2の先
端部には誘導路18の形成のために穿設した孔を閉塞す
るための袋ナット26を装着している。
【0016】以上のように構成した緩衝器のバルブ構造
において、伸び行程でピストンロッド2が上動すると
き、低速時には油室S1の作動油がピストンロッド2の
誘導路18からセパレータ4の案内路19を通って、第
2ピストン5の伸び側油路14に誘導されて伸び側バル
ブ16を押し開いて油室S2内に流入する。
【0017】このとき、第1ピストン3の伸び側バルブ
11には予荷重がかかっているので、伸び側油路8を作
動油が流れない(バルブ11が開かない)ため、第2ピ
ストン5の伸び側油路14及び伸び側バルブ16で発生
させる減衰力特性がそのまま得られることになる。そし
て、第2ピストン5のバルブ受圧面17は異形ラウンド
面としているので、その減衰力特性は勾配の大きな2/
3乗特性になる。したがって、低速域ではスムーズな発
生で十分な減衰力が得られ、良路においてしっかりした
乗心地が得られる。
【0018】そして、中高速時には第1ピストン3の伸
び側バルブ11の予荷重を超える内圧が発生するので、
油室S1内の作動油が第1ピストン3の伸び側油路8に
流入して伸び側バルブ11を押し開いて油室S2内に流
入することになるとともに、前記のように第2ピストン
5の伸び側油路14を通じても油室S2内に流入する。
【0019】このとき、第1ピストン3のバルブ受圧面
12は円形ラウンド面としているので、その減衰力特性
は勾配の小さな2/3乗特性となり、一方第2ピストン
5で発生する減衰力特性は前記のとおり勾配の大きな2
/3乗特性になるが、バルブ受圧面のラウンド面の形状
との関係で第2ピストン5の伸び側油路14より第1ピ
ストン3の伸び側油路8に流れる作動油の流量が極めて
大きくなるため、合成した減衰力特性は第1ピストン3
による勾配の小さな2/3乗特性の方が強くなる。した
がって、中高速域では過度の減衰力の発生が抑えられる
ので、悪路でのソフトな減衰力が得られ、ゴツゴツ感や
突き上げ感のないマイルドな乗心地が得られる。
【0020】次に、図8は本発明に係る別のバルブ構造
を適用した緩衝器のピストン周りの断面図、図9及び図
10は同緩衝器の第1ピストンの断面図及び底面図、図
11及び図12は同緩衝器の第2ピストンの断面図及び
底面図である。
【0021】チューブ31内には上方からピストンロッ
ド32を挿通し、このピストンロッド32の先端部には
チューブ31内周面に摺接する第1ピストン33を装着
し、この第1ピストン33の軸部33aに第2ピストン
35を嵌着している。
【0022】第1ピストン33には図9及び図10にも
示すように、圧縮側油路37及び伸び側油路38を形成
し、この第1ピストン33の上面には圧縮側油路37を
開閉する複数のディスクバルブからなる圧縮側バルブ4
0を装着し、第1ピストン33の下面には第2ピストン
35との間に伸び側油路38を開閉する複数のディスク
バルブからなる伸び側バルブ41を装着している。
【0023】この第1ピストン33の伸び側バルブ41
が当接するバルブ受圧面42は図10に示すように円形
(円環状)ラウンド面とし、また内外周部に段差を形成
することによって伸び側バルブ41に対して予荷重が負
荷されるようにしている。
【0024】第2ピストン35には図11及び図12に
も示すように略筒状に形成された部材の内部を伸び側油
路44とし、この第2ピストン35の下面には伸び側油
路44を開閉する複数のディスクバルブからなる伸び側
バルブ46を装着している。この第2ピストン35の伸
び側バルブ46が当接するバルブ受圧面47は図12に
示すように異形(非円環状)ラウンド面としている。
【0025】そして、第1ピストン33には図9及び図
10に示すように軸部33の外周部に伸び側油路38に
連通して伸び側バルブ41をバイパスして第2ピストン
35の伸び側油路44に作動油を誘導するための誘導路
48を形成している。
【0026】これらの第1ピストン33、第2ピストン
35、バルブ40,41,46及びバルブシート51,
52はリテーナ53,54間に挟持してロックナット5
5でピストンロッド32の先端部に固定している。
【0027】このように第1ピストン33に誘導路48
を形成しても、上記実施例と同様の効果を得ることがで
きるとともに、ピストンロッド内部に誘導路を形成する
場合よりは加工が簡単になる。
【0028】図13は本発明に係る更に別のバルブ構造
を適用した緩衝器のピストン周りの断面図、図14及び
図15は同緩衝器の第1ピストンの断面図及び底面図、
図16乃至図18は同緩衝器の第2ピストンの上面図、
断面図及び底面図である。
【0029】チューブ61内には上方からピストンロッ
ド62を挿通し、このピストンロッド62の先端部には
チューブ61内周面に摺接する第1ピストン63を装着
し、この第1ピストン63の下側に第2ピストン65を
嵌着している。
【0030】第1ピストン63には図14及び図15に
も示すように、圧縮側油路67及び伸び側油路68を形
成し、この第1ピストン63の上面には圧縮側油路67
を開閉する複数のディスクバルブからなる圧縮側バルブ
70を装着し、第1ピストン63の下面には第2ピスト
ン65との間に伸び側油路68を開閉する複数のディス
クバルブからなる伸び側バルブ71を装着している。
【0031】この第1ピストン63の伸び側バルブ71
が当接するバルブ受圧面72は図15に示すように円形
(円環状)ラウンド面とし、また内外周部に段差を形成
することによって伸び側バルブ71に対して予荷重が負
荷されるようにしている。
【0032】第2ピストン65には図16乃至図18に
も示すように略筒状に形成された部材の内部を伸び側油
路74とし、この第2ピストン65の下面には伸び側油
路74を開閉する複数のディスクバルブからなる伸び側
バルブ76を装着している。この第2ピストン65の伸
び側バルブ76が当接するバルブ受圧面77は図18に
示すように異形(非円環状)ラウンド面としている。
【0033】そして、第1ピストン63には図14及び
図15にも示すように内側ラウンド部63aの一部を切
り欠いて伸び側油路68に連通し、内側ラウンド部63
a内周面とピストンロッド62外周面との間に隙間を形
成して、これを伸び側バルブ71をバイパスして第2ピ
ストン65の伸び側油路74に作動油を誘導するための
誘導路78aとし、また伸び側バルブ71にもその内周
の一部にセンタリング用突部71aを形成してピストン
ロッド62外周面との間に隙間を形成して誘導路78b
としている。
【0034】更に、第2ピストン65内周面には図17
に示すようにセンタリング用突部65aを形成してピス
トンロッド62外周面との間に隙間を形成して、この隙
間を第1ピストン63及び伸び側バルブ71の誘導路7
8a,78bを通じて誘導される作動油を伸び側油路7
4に案内するための案内路79としている。
【0035】これらの第1ピストン63、第2ピストン
65、バルブ70,71,76及びバルブシート81〜
83はリテーナ84,85間に挟持してロックナット8
6でピストンロッド62の先端部に固定している。
【0036】このように第1ピストン63及び伸び側バ
ルブ71とピストンロッド62との間に誘導路78a,
78bを形成しても、上記各実施例と同様の効果を得る
ことができるとともに、第1ピストン63の加工が簡単
になる。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
ピストンロッドに第1ピストンと第2ピストンとを直列
に固定し、これらの第1,第2ピストンにはそれぞれ減
衰力発生用の油路を形成して、各油路を開閉するバルブ
を設け、第1ピストンのバルブ受圧面を円形ラウンド面
するとともにバルブ受圧面の内外周部に段差を形成す
ることでこの段差に押し付けることによりバルブに予荷
重を発生させ、第2ピストンのバルブ受圧面を異形ラウ
ンド面とし、更に第1ピストンの油路をバイパスして第
2ピストンの油路に作動油を誘導する誘導路を設けたの
で、第1ピストンのバルブに予荷重をかけるために、低
速域では異形ラウンド面を設けた第2ピストン側のバル
ブだけの減衰力特性となり、スムーズな発生で十分な減
衰力が得られ、良路においてしっかりした乗心地が得ら
れるとともに、中高速域では過度の減衰力の発生が抑え
られるので、悪路でのソフトな減衰力が得られ、ゴツゴ
ツ感や突き上げ感のないマイルドな乗心地が得られて、
乗心地性が向上する。また、誘導路を第1ピストンに設
けることによって誘導路の加工が容易になり、更に第1
ピストン及びその伸び側バルブ内周面に設けることによ
ってピストンの加工が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバルブ構造を適用した緩衝器のピ
ストン周りの断面図
【図2】図3のA−A線に沿う断面図
【図3】同緩衝器の第1ピストンの底面図
【図4】図5のB−B線に沿う断面図
【図5】同緩衝器の第2ピストンの底面図
【図6】図7のC−C線に沿う断面図
【図7】同緩衝器のセパレータの底面図
【図8】本発明に係る別のバルブ構造を適用した緩衝器
のピストン周りの断面図
【図9】図10のD−D線に沿う断面図
【図10】同緩衝器の第1ピストンの底面図
【図11】図12のE−E線に沿う断面図
【図12】同緩衝器の第2ピストンの底面図
【図13】本発明に係る更に別のバルブ構造を適用した
緩衝器のピストン周りの断面図
【図14】図15のF−F線に沿う断面図
【図15】同緩衝器の第1ピストンの底面図
【図16】同緩衝器の第1ピストンの伸び側バルブの上
面図
【図17】図18のG−G線に沿う断面図
【図18】同緩衝器の第2ピストンの底面図
【符号の説明】
1,31,61…チューブ、2,32,62…ピストン
ロッド、3,33,63…第1ピストン、4…セパレー
タ、5,35,65…第2ピストン、7,37,67…
圧縮側油路、8,38,68…第1ピストンの伸び側油
路、10,40,70…圧縮側バルブ、11,41,7
1…第1ピストンの伸び側バルブ、12,42,72…
第1ピストンのバルブ受圧面、14,44,74…第2
ピストンの伸び側油路、16,46,76…第2ピスト
ンの伸び側バルブ、17,47,77…第2ピストンの
バルブ受圧面、18,48,78a,78b…誘導路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 9/348

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンロッドに固着されたピストンに
    形成した油路に、開閉バルブを設けて減衰力を発生する
    ようにした緩衝器のバルブ構造において、前記ピストン
    ロッドには第1ピストンと第2ピストンとが直列に固定
    され、これら第1及び第2ピストンにはそれぞれ減衰力
    発生用の油路が形成され、各油路には開閉バルブが設け
    られ、前記第1ピストンのバルブ受圧面円形ラウンド
    面とするとともにバルブ受圧面の内外周部に段差を形成
    することでこの段差に押し付けることによりバルブに予
    荷重を発生させ、前記第2ピストンのバルブ受圧面
    形ラウンド面と、更に前記第1ピストンのバルブをバ
    イパスして前記第2ピストンの油路に作動油を誘導する
    誘導路が設けられていることを特徴とする緩衝器のバル
    ブ構造。
  2. 【請求項2】 前記誘導路はピストンロッドに形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の緩衝器のバル
    ブ構造。
  3. 【請求項3】 前記誘導路はピストンに形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の緩衝器のバルブ構
    造。
  4. 【請求項4】 前記誘導路はピストン及びバルブ内周面
    に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の緩
    衝器のバルブ構造。
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