JP3294658B2 - 軽車両用灯火器類の配設構造 - Google Patents

軽車両用灯火器類の配設構造

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JP3294658B2
JP3294658B2 JP04346193A JP4346193A JP3294658B2 JP 3294658 B2 JP3294658 B2 JP 3294658B2 JP 04346193 A JP04346193 A JP 04346193A JP 4346193 A JP4346193 A JP 4346193A JP 3294658 B2 JP3294658 B2 JP 3294658B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二輪車や揺動式三輪車等
の軽車両の灯火器類の配設構造に関する。
【0002】
【従来の技術】雨天にも対応できる軽車両として、運転
席上方にルーフを設けたものが知られている。また、左
右のピラーの上端部間に横柱を架設し、この横柱内にラ
ンプを配設した構造のものとして実開平2−96388
号に開示されるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】左右のピラーの上端部
間に横柱を架設する構造にあっては、ピラー自体の形状
が複雑になって製作が面倒である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決す軽車両
の運転席上方に設けられるルーフの後端部を下方に弯曲
させ、該ルーフ後端部の弯曲部上面にランプユニットを
後上方に指向させ、且つレンズ面を斜め下方に向けて
持し、前記ランプユニット上側に前記ルーフ上面と略面
一となるようにルーフに固着されるカバー部材を配設し
ことを特徴とする。請求項2は、請求項1において、
前記ルーフ後端部の弯曲部に、左右一対のピラー結合用
筒部を突出形成させるとともに、前記ルーフ後部の弯曲
部上方にランプユニット取付用ボス部を突出形成させ、
前記ルーフ後部の弯曲部領域でランプユニットとピラー
上部とを結合した後、該弯曲部を一体のカバーで覆った
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】ピラー上部に設けたルーフ後端に灯火器類を取
付ける。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係るランプの配設構
造を適用したスクータタイプの軽車両の全体側面図であ
り、この軽車両は前後に延びるフレーム1の前端部にヘ
ッドパイプ2を取り付け、このヘッドパイプ2にステア
リングシャフト3を挿通し、このステアリングシャフト
3の上端にハンドル4を取り付け、またステアリングシ
ャフト3の下端にフロントフォーク5を取り付け、この
フロントフォーク5の下端にて前輪6の軸を支持してい
る。
【0007】また、フレーム1の中間部には燃料タンク
7を、この燃料タンク7よりも若干後の上方にはオイル
タンク8を取り付け、更に燃料タンク7よりも後方位置
にはリンク機構9を介してエンジン、動力伝達機構等か
らなるパワーユニット10の前端部を連結し、このパワ
ーユニット10の後部とフレーム1の後部との間に緩衝
器11を介設するとともにパワーユニット10の後部で
後輪12の軸を支持している。
【0008】また、フレーム1はカバー類にて覆われて
いる。即ち、フレーム1の起立した前部にはレッグシー
ルド13が設けられ、このレッグシールド13の前面に
フロントボディカバー14が取り付けられ、またレッグ
シールド13に連続するように足載せフロア15が設け
られ、この足載せフロア15の後部に連続するようにリ
ヤボディカバー16が設けられ、このリヤボディカバー
16の内側で左右のフレーム1間には前方から後方にか
けて連続的にヘルメットなどを収める物品収納箱35が
設けられ、この物品収納箱35の前端部にシート17が
その前端部を枢支点として開閉自在に支持され、リヤボ
ディカバー16の後端にはテールアンドストップランプ
及びウインカーランプを組み込んだコンビネーションラ
ンプ36が取り付けられている。
【0009】更に、フロントボディカバー14の上端部
にはウインドシールド18の下端部が支持され、このウ
インドシールド18は運転席の上方まで延びてルーフ1
9となり、このルーフ19の後端はピラー20にて支持
されている。
【0010】次に、ルーフ19の後部の構造を図2乃至
図6に基づいて説明する。ここで、図2はルーフ後部の
分解斜視図、図3はルーフ後部の縦断面図、図4は図3
のA−A方向矢視図、図5は図3のB−B方向矢視図、
図6はルーフを後方から見た半裁図である。
【0011】先ず、ルーフ19とピラー20との結合部
について説明すると、ルーフ19の後部下面には下方に
突出するピラー結合用の筒部21が形成され、この筒部
21内には壁部22が設けられ、この壁部22の略中央
には小径筒部23が形成され、また壁部22には開口2
4,25が形成されている。
【0012】一方、ピラー20の上端にはキャップ状ラ
バー部材26が被冠され、このラバー部材26には前記
小径筒部23に嵌合する穴27と、前記開口24から上
方に突出する突起28が形成されている。ラバー部材2
6はピラー20からの振動がルーフ19に伝達されるの
を防止するためのものであり、ラバー部材26とピラー
20上端との間には振動等によってラバーが劣化するの
を防止する保護プレート29を介在している。
【0013】また、ピラー20の上端内側には取り付け
プレート30をリベットにて固着している。この取り付
けプレート30は前記開口25を貫通して壁部22上方
まで延び、その先端にはブラケット31がボルトにて止
着されている。このブラケット31はアングル状をな
し、水平部には前記小径筒部23に嵌合する穴32が形
成され、水平部下面は前記突起28に当接して壁部22
上面との間に隙間を形成し、振動が伝わらないようにし
ている。
【0014】尚、ルーフ19とピラー20とを結合する
には、取り付けプレート30を固着するとともにラバー
部材26を被冠したピラー20上端部を下方から筒部2
1内に挿入し、一方筒部21の壁部22上面には予めブ
ラケット31をセットしておき、このブラケット31と
取り付けプレート30とをボルトで結合することで完了
する。
【0015】一方、ルーフ19の後部は後方と左右の両
側に向かって徐々に下方に傾斜する湾曲面41と、この
湾曲面41に連続して後方と左右の両側に向かって徐々
に上方に傾斜する湾曲面42からなり、これら湾曲面4
1,42間に凹部を形成している。
【0016】また、前記湾曲面41と湾曲面42との境
界部には上方へ突出するランプユニット取付用のボス部
43が、湾曲面41の中間部には取り付け穴44が、更
に湾曲面42の後面には窓部45がそれぞれ形成され、
ボス部43にはタッピングスクリュー46にて上方から
ハイマウントストップランプ50が取り付けられ、また
取り付け穴44を介してタッピングスクリュー47にて
下方からカバー60が取り付けられ、このカバー60と
湾曲面41,42間に形成される中空部S内に前記ハイ
マウントストップランプ50が収められる。
【0017】ハイマウントストップランプ50は車幅方
向に延びる透明ケース51を前記窓部45に臨ませると
ともに、レンズ面を後端面で構成する透明ケース51内
に複数の発光素子(LED)52を配置してランプユニ
ットを構成し、更にケース51の上辺部を係合片53に
て窓部45の上辺部に係合してガタつかないようにして
いる。以上のランプユニット50は図3で明示されてい
るように後上方に指向してルーフに取り付けられてお
り、又ランプユニットのレンズ面を構成する透明ケース
50の後端面は窓部45から下方に向いている。
【0018】カバー60は前記タッピングスクリュー4
7が螺合するボス部61を下面に突設し、更に左右の両
側に向かって徐々に下方に傾斜する湾曲形状をなし、そ
の周縁形状は前記ルーフ19の湾曲面42の上縁部形状
に適合する形状となっている。
【0019】図7はルーフ19とピラー20との結合構
造が異なる別実施例を示すルーフ後部の縦断面図、図8
は図7のC−C方向矢視図、図9は図7のD−D方向矢
視図であり、ルーフ19とカバー60との間に形成され
る中空部Sにハイマウントストップランプ50が収めら
れている点は同一である。
【0020】即ち、この実施例にあっては筒部21内に
リング状の突部70を形成し、この突部70に筒状ラバ
ー部材71の外周部を係止し、この筒状ラバー部材71
内にピラー20を挿通せしめている。
【0021】また、ルーフ19にはボス部72を突設
し、このボス部72にアングル状クロス部材73を取り
付けている。具体的にはボス部72は車幅方向に離間し
て複数設けられ、このボス部72にラバーリング74を
填め付けた金具75をネジ76で締め付けることで取り
付ける。
【0022】更に、クロス部材73の両端には金属ベル
ト77が溶接されており、この金属ベルト77をピラー
20の上端に巻回してボルト78で締め付けることでル
ーフ19とピラー20とが結合される。ここで、金属ベ
ルト77には穴77aが形成され、ピラー20の上端に
は穴77aに嵌合する突起20aが形成されている。こ
のように穴77aに突起20aを嵌めることで、ピラー
20の下方への抜けを防止でき強固に結合することがで
きる。尚、上方への抜けはピラー20の上端がクロス部
材73に突き当たるので防止できる。
【0023】尚、実施例にあっては灯火器類としてハイ
マウントストップランプを示したが、テールランプ、正
規のストップランプ、方向指示器等のランプ或いはリフ
レクタであってもよい。灯火器類をルーフの中だけでな
く、ルーフの上あるいは下に設けてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
軽車両の運転席上方に設けられるルーフの後端部を下方
に弯曲させ、該ルーフ後端部の弯曲部上面にランプユニ
ットを後上方に指向させ、且つレンズ面を斜め下方に向
けて支持し、ランプユニット上側に前記ルーフ上面と略
面一となるようにルーフに固着されるカバー部材を配設
したので、ピラーの上端部間に横柱を架設するなどピラ
ー自体の形状を特殊な形状とする必要がなく、製作が容
易で、更にルーフに灯火器類を固着した後にピラーに取
り付けるだけで済むので、組付性に優れ且つ組付後の耐
水性にも優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るランプの配設構造を適用した軽車
両の全体側面図
【図2】ルーフ後部の分解斜視図
【図3】ルーフ後部の縦断面図
【図4】図3のA−A方向矢視図
【図5】図3のB−B方向矢視図
【図6】ルーフを後方から見た半裁図
【図7】別実施例を示すルーフ後部の縦断面図
【図8】図7のC−C方向矢視図
【図9】図7のD−D方向矢視図
【符号の説明】
19…ルーフ、20…ピラー、21…筒部、22…壁
部、26,71…ラバー部材、30…取り付けプレー
ト、31…ブラケット、50…ランプ、60…カバー、
73…クロス部材、S…中空部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−16888(JP,A) 特開 昭57−37039(JP,A) 実開 平4−72093(JP,U) 実開 平2−96338(JP,U) 実開 平1−176544(JP,U) 実願 平2−116086号(実開 平4− 72093号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 平1−5178号(実開 平2− 96388号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62J 6/04 B62J 17/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽車両の運転席上方に設けられるルーフ
    の後端部を下方に弯曲させ、該ルーフ後端部の弯曲部上
    面にランプユニットを後上方に指向させ、且つレンズ面
    を斜め下方に向けて支持し、 前記ランプユニット上側に前記ルーフ上面と略面一とな
    るようにルーフに固着されるカバー部材を配設した、 ことを特徴とする軽車両用灯火器類の配設構造。
  2. 【請求項2】 前記ルーフ後端部の弯曲部に、左右一対
    のピラー結合用筒部を突出形成させるとともに、前記ル
    ーフ後部の弯曲部上方にランプユニット取付用ボス部を
    突出形成させ、前記ルーフ後部の弯曲部領域でランプユ
    ニットとピラー上部とを結合した後、該弯曲部を一体の
    カバーで覆ったことを特徴とする請求項1に記載の軽車
    両用灯火器類の配設構造。
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IT94TO000144A IT1268031B1 (it) 1993-03-04 1994-03-03 Struttura di un contenitore porta oggetti in un veicolo leggero munito di tetto.
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