JP2005119391A - スクータ型車両の正面カバー構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクータ型車両の正面カバー構造において,正面メインカバーの開口部からのメンテナンス性を阻害することなく,正面メインカバーの上部の剛性を高める。
【解決手段】車体フレーム2のヘッドパイプ2aの前側を覆う正面カバー15を,左右両内側縁がV字状をなす開口部20を上部中央に有して車体フレーム2に固着される正面メインカバー15mと,開口部20を覆うようにして正面メインカバー15mに接続される正面サブカバー15sとで構成した,スクータ型車両の正面カバー構造において,正面メインカバー15mに,開口部20の左右両内側縁の上端部相互を連結する補強壁21を一体に形成する一方,正面サブカバー15sを,これにより開口部20と共に補強壁21を覆うように形成した。
【選択図】 図4

Description

本発明は,車体フレームのヘッドパイプの前側を覆う正面カバーを,左右両内側縁がV字状をなす開口部を上部中央に有して車体フレームに固着される正面メインカバーと,前記開口部を覆うようにして正面メインカバーに接続される正面サブカバーとで構成した,スクータ型車両の正面カバー構造の改良に関する。
かゝるスクータ型車両の正面カバー構造は,例えば下記特許文献1に開示されるように既に知られており,正面サブカバーを正面メインカバーから取り外せば,正面メインカバーの開口部を通して,ヘッドパイプに取り付けられたホーンその他の付属機器や配線等のメンテナンスを行うことができるようになっている。
特許第3199759号公報
ところが,従来のかゝるスクータ型車両の正面カバー構造では,正面メインカバーの開口部が,上縁部を開放したV字状の切欠き状に形成されているため,正面メインカバーの上部の剛性が低下する場合がある。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,正面メインカバーの開口部からのメンテナンス性を阻害することなく,正面メインカバーの上部の剛性を効果的に増強し得るようにした,前記スクータ型車両の正面カバー構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,車体フレームのヘッドパイプの前側を覆う正面カバーを,左右両内側縁がV字状をなす開口部を上部中央に有して車体フレームに固着される正面メインカバーと,前記開口部を覆うようにして正面メインカバーに接続される正面サブカバーとで構成した,スクータ型車両の正面カバー構造において,正面メインカバーに,前記開口部の左右両内側縁の上端部相互を連結する補強壁を一体に形成する一方,正面サブカバーを,これにより前記補強壁を前方から覆うように形成したことを第1の特徴とする。
また本発明は,第1の特徴に加えて,正面メインカバーには,開口部の左右両内側縁に沿ってヘッドパイプ側に後退する段部を形成し,この段部に正面サブカバーの両内側縁部を係合したことを第2の特徴とする。
さらに本発明は,第1又は第2の特徴に加えて,正面サブカバーを,その中央部で単一の締結部材により車体フレームに固着したことを第3の特徴とする。 尚,前記単一の締結部材は,後述する本発明の実施例中のビス33,133に対応する。
さらにまた本発明は,第3の特徴に加えて,正面カバーの前方に配置されるバスケットを,正面サブカバーを車体フレームに固着する前記単一の締結部材と,正面メインカバーを車体フレームに固着する複数の締結部材とに固着したことを第4の特徴とする。
尚,前記複数の締結部材は,後述する本発明の実施例中のビス125に対応する。
本発明の第1の特徴によれば,正面メインカバーでは,開口部のV字状をなす左右両内側縁の上端部を補強壁により相互に一体に連結したことにより,正面メインカバー上端部の剛性を強化することができ,したがって,正面メインカバーの各部に位置精度が向上するので,それに対する正面サブカバーの組付性を向上させることができる。
しかも正面サブカバーは,前記補強壁覆って外部に露出させないから,正面カバーの外観を良好に保つことができる。
また正面サブカバーを外せば,従来通り,開口部からヘッドパイプ周りの付属機器のメンテナンスを行うことができる。
また本発明の第2の特徴によれば,前記補強壁と前記段部との協働により,正面メインカバー上端部の剛性を一層強化することができる。
さらに本発明の第3の特徴によれば,上述のように正面メインカバー上端部の剛性が強化されたことで,正面サブカバーの中央部を単一の締結部材で車体フレームに固着するのみで,正面サブカバーにより,正面メインカバーを強固に押圧保持することができ,走行中,開口部周辺でのビビリ音の発生を防ぐことができ,また部品点数及び組立工数の削減を図り,コストの低減に寄与し得る。
さらにまた本発明の第4の特徴によれば,正面メインカバー及び正面サブカバーを車体フレームに固着する締結部材を利用してバスケットを取り付けるようにしたので,その取り付けのために,正面メインカバーや正面サブカバーに新たな加工を加えずに済み,したがってバスケットの組付性が良好であるのみならず,バスケットを取り外した場合でも,正面メインカバー及び正面サブカバーの良好な外観を確保することができる。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて説明する。
図1は本発明に係るスクータ型車両の側面図,図2は同車両の正面図,図3は図2の要部拡大図,図4は図3の4−4線断面図,図5は図3の5−5線断面図,図6は図3の6−6線断面図,図7は車体カバーの斜視図,図8は車体カバーにおける正面メインカバーの斜視図,図9は正面サブカバーの斜視図,図10は後部アッパカバーの斜視図,図11は後部ロアカバーの斜視図,図12は正面カバーにバスケットを取り付けた場合の正面図,図13は図12の13−13線断面図,図14は操向ハンドル周りの平面図,図15は図14の15矢視図,図16は図15の16−16線断面図,図17は図15の17−17線断面図,図18はハンドルカバーの分解斜視図である。
先ず図1及び図2において,スクータ型車両1は,前端にヘッドパイプ2aを有する車体フレーム2と,上記ヘッドパイプ2aに操向可能に支承されるフロントフォーク3と,このフロントフォーク3上端部のステアリングステムに取り付けられるバー型操向ハンドル4と,車体フレーム2に上下揺動可能に取り付けられる,エンジンを含むパワーユニット5とを備え,フロントフォーク3の下端部に前輪6Fが軸支され,パワーユニット5の揺動端部には,パワーユニット5の動力で駆動される後輪6Rが軸支される。
図1及び図7に示すように,車体フレーム2は,ヘッドパイプ2aの後面側から下方へ延びた後,後方へ水平に屈曲した前部フレーム2Fと,この前部フレーム2Fの後端から後方上向きに延びた後,後方へ水平に屈曲する後部フレーム2Rとからなっており,その前部フレーム2Fには,ヘッドパイプ2aの周辺部を囲む車体前部カバー8Fと,その下部に連なるステップフロア9とが取り付けられ,後部フレーム2Rには,ラゲッジボックス10と,それを囲む車体後部カバー8Rとが取り付けられ,車体後部カバー8Rの上部に,ラゲッジボックス10のリッドを兼ねるシート11が取り付けられる。また後部フレーム2Rには,パワーユニット5の後端部に連結したリアクッション12の上端が連結される。またバー型操向ハンドル4には,左右のグリップ部を除いく中間部を囲むハンドルカバー13が取り付けられる。
図3〜図11により,前部カバー8Fについて説明する。
車体前部カバー8Fは,ヘッドパイプ2aの前側を覆う正面カバー15と,ヘッドパイプ2aの背面側を覆う背面カバー16とから構成される。一方,ヘッドパイプ2aには,上記正面カバー15を支持するための上部ブラケット17及び下部ブラケット18が固設されている。また上部ブラケット17にはホーン14が取り付けられる。
背面カバー16は,ヘッドパイプ2aに取り付けられると共に正面カバー15と接合される背面アッパカバー16U(図10参照)と,正面カバー15及びステップフロア9(図7参照)に接続される背面ロアカバー16L(図11参照)とからなっており,これら背面アッパカバー16U及び背面ロアカバー16L間には,上面を開放した物入れ19(図4参照)が形成される。
図3,図4,図8及び図9に明示するように,正面カバー15は,正面メインカバー15Mと正面サブカバー15Sとに分割される。正面メインカバー15Mには,左右両内側縁20a,20aがV字状をなす開口部20が上部中央に設けられると共に,この開口部20の左右両内側縁20a,20aの上端部相互を連結する補強壁21が一体に形成され,結局,開口部20は逆三角形をなすことになる。また正面メインカバー15Mには,開口部20の左右両内側縁20a,20aに沿ってヘッドパイプ2a側に後退する段部22が形成される。その段部22には,開口部20に隣接する下部と左右両側部の三箇所に係止孔23,23…が設けられる。また補強壁21には,その左右両端部の背面から突出する有底円筒状の一対の中空ボス24,24が一体に形成される。この正面メインカバー15Mは,前記下部ブラケット18の左右一対の腕部18a,18aに一対のビス25,25で固着される。その際,ビス25,25は,各腕部18a,18aに溶接されたナット26,26に螺合される。図8中,符号29は,上記ビス25,25が貫通する正面メインカバー15Mのビス孔である。
正面サブカバー15Sは,正面視で逆三角形をなすと共に,横断面が前方に膨らむように湾曲した形状をなしており,その上端には,後方に張り出して操向ハンドル4の基部前半周を囲む鍔部27が形成され,この鍔部27により正面サブカバー15S全体に剛性が付与される。また正面サブカバー15Sの,前記ホーン14に対向する部分には多数の音孔28,28…が穿設される。
この正面サブカバー15Sは,その左右両側縁を上記段部22に係合させながら開口部20及び補強壁21を前方から覆うように配置される。この正面サブカバー15Sには,その背面から突出して前記係止孔23,23…に係合し得る下方に屈曲した三個の鉤状係止爪30,30…と,前記有底円筒状の一対の中空ボス24,24内に挿入される一対の側部連結ボス31,31と,正面サブカバー15Sの,前記開口部20に対応する中央部背面から突出する中央連結ボス32とが形成される。
この正面サブカバー15Sの取り付けに際しては,三個の係止爪30,30…を正面メインカバー15Mの三個の係止孔23,23…に上方から係合してから,中央連結ボス32を,前記上部ブラケット17に前記開口部20内で重ねてビス33で固着し,その際,ビス33は上部ブラケット17に溶接されたナット34に螺合される。図9中,符号35は,ビス33が貫通する正面サブカバー15Sのビス孔である。
次いで,図5に示すように,側部連結ボス31,中空ボス24及び背面アッパカバー16Uの三者を重ね,背面アッパカバー16U側からタッピングスクリュー37を側部連結ボス31に螺合して三者を締結する。
このように,正面サブカバー15Sは,逆三角形の開口部20に隣接する三箇所で係止孔23,23…と係止爪30,30…との係合により正面メインカバー15Mに結合されるので,正面サブカバー15Sの中央部を一本のビス33で上部ブラケット17に固着するだけで,正面サブカバー15Sを上部ブラケット17に強固に取り付けることができと共に,この正面サブカバー15Sにより正面メインカバー15Mを押圧保持することができる。結局,正面カバー15は,全体として,下部ブラケット18の二箇所と,上部ブラケット17の一箇所の計三箇所にビス止めされ,ヘッドパイプ2aに取り付けられる。
ところで,正面メインカバー15Mにおいては,開口部20のV字状をなす左右両内側縁20a,20aの上端部が補強壁21により相互に連結され,また左右両内側縁20a,20aに沿ってそれらを後退させる段部22が形成されるので,正面メインカバー15M上端部の剛性が著しく強化され,したがって,補強壁21の左右両端部に配置される一対の係止孔23,23の相対位置精度が高められ,これら係止孔23,23への係止爪30,30の係合が容易となり,正面サブカバー15Sの組付性を良好にすることができる。
また正面メインカバー15M上端部の剛性が強化されたことにより,正面サブカバー15Sの一箇所を上部ブラケット17にビス止めするのみで,正面サブカバー15Sにより正面メインカバー15Mの上部を強固に押圧保持することができ,走行中,開口部20周辺でのビビリ音の発生を防ぐことができる。かくして,上記のように正面カバー15を計三箇所で上部ブラケット17及び下部ブラケット18にビス止めすることで,ヘッドパイプ2aに強固に取り付けることができ,組立性が向上する。
しかも正面サブカバー15Sは,前記補強壁21を覆って外部に露出させないから,正面カバー15の外観を良好に保つことができる。
ビス33を外して,正面サブカバー15Sを前方へ引き上げれば,係止爪30,30…が正面メインカバー15Mの係止孔23,23…から離脱して,正面サブカバー15Sを正面メインカバー15Mから取り外すことができるので,開口部20からホーン14やその周辺の配線等のメンテナンスを従来通り行うことができる。
次に,図12及び図13を参照しながら,正面カバー15の前面にバスケット38を取り付ける構造について説明する。
この場合は,先ず,正面メインカバー15M及び正面サブカバー15Sを上部及び下部ブラケット17,18に固着した前記三本のビス25,25,33は,頭部にねじ孔125a,133aを有する三本のボルト125,125,133に置き換えられる。そして,これらボルト125,125,133の頭部に重ねたバスケット38の裏板38aが,前記ねじ孔125a,133aに螺合する三本のビス39,39…により固定される。
このように,バスケット38の取り付けには,正面メインカバー15M及び正面サブカバー15Sを上部及び下部ブラケット18に固着するボルト125,125,133が利用されるので,その取り付けのために,正面メインカバー15Mや正面サブカバー15Sに新たな加工を加えずに済み,したがってバスケット38の組付性が良好であるのみならず,バスケット38を取り外した場合でも,正面メインカバー15M及び正面サブカバー15Sの良好な外観を確保することができる。
最後に,図14〜図18により,前記ハンドルカバー13及びその周辺部の構造について説明する。
ハンドルカバー13は,バー型操向ハンドル4の,左右のグリップ部を除く中間部の前側を覆うハンドル前部カバー13Fと,同中間部の後側を覆うハンドル後部カバー13Rとで構成され,ハンドル前部カバー13Fには,ヘッドライト40h及び左右のウインカ40w,40wをユニット化したコンビネーションライト40が取り付けられ,ハンドル後部カバー13Rには,スピードメータ41a及び燃料残量計41b等を備えたメータユニット41が取り付けられる。
図17に示すように,ハンドル後部カバー13Rは,操向ハンドル4に固設された複数のブラケット43,43′(図16及び図17参照)にビス44,44′で固着され,このハンドル後部カバー13Rの上下両側縁部にハンドル前部カバー13Fの上下両側縁部が突き当てられて,両カバー13F,13Rは複数のビス45,45…により相互に結合される。
図14に示すように,上記メータユニット41は,平面視で底辺を前方へ向けると共に,各辺を外方に湾曲された略二等辺三角形をなしている。このメータユニット41のレンズ42は,その全面にスモーク処理を施して,幻惑光線を吸収するようになっており,レンズ42の前縁部にはバイザ状の隆起部42aが形成され,この隆起部42aは,その前後両面を斜面とする山形をなしている。
このメータユニット41は,ハンドル後部カバー13Rに次のようにして取り付けられる。図15及び図18に示すように,ハンドル後部カバー13Rの中央部には,メータユニット41の略二等辺三角形に対応した形状の開口部47が設けられ,その開口部47の前縁には,下方に突出した補強壁48が形成される。ハンドル後部カバー13Rの単体時に,上記開口部の内周面にメータユニット41の上端部外周面が下側から嵌合される。そしてメータユニット41の左右両側面と後面とに突設された三本の取り付け腕49,49…が,これらに対応してハンドル後部カバー13Rの内側面に突設された三個の取り付けボス50,50…にビス51,51…で固着される。こうしてメータユニット41は,ハンドル後部カバー13Rに取り付けられる。
ハンドル前部カバー13F及びハンドル後部カバー13Rの左右両端部同士の上部結合線Lは,前記開口部47の左右の角部と交差するように配置される。換言すれば,上部結合線Lは,開口部47により左右に分割される。そしてハンドル前部カバー13Fの中央部の後縁13Faは,補強壁48を超えて開口部47に臨むように配置され,具体的には開口部47の前縁と上下に揃うように配置される。また前部カバー13Fの中央部の上記後縁13Faに連なる上面は,メータユニット41のレンズ42の隆起部42aの前部斜面に続くように屈曲形成される。
上記のように,メータユニット41の上端部が嵌合する開口部47は,ハンドル前部カバー13F及びハンドル後部カバー13Rの左右両端部同士の上部結合線Lを左右に分割するようにハンドル後部カバー13Rに設けられるので,メータユニット41は,前記結合線Lより前方に食み出すことになり,したがって上部結合線Lに邪魔されることなくハンドル後部カバー13Rに大きな開口部47を形成して,大型のメータユニット41の装着が可能となる。
しかも大型開口部47の前縁には下方に屈曲した補強壁48が一体に形成されるので,大型開口部47の形成によるも,補強壁48によりハンドル後部カバー13Rの必要な剛性を確保することができる。
さらにハンドル前部カバー13Fの中央部の後縁13Faは,開口部47の前端の補強壁48を覆いながら,開口部47前縁と上下に揃っているので,開口部47にメータユニット41を装着した状態では,開口部47が恰もハンドル前部カバー13Fとハンドル後部カバー13Rとの間に形成されている如く見え,外観をシンプルにすることができる。
その上,ハンドル前部カバー13Fの後縁13Faに連なる上面は,メータユニット41のレンズ42の前縁部に形成されたバイザ状の隆起部42aの前部斜面に続くように屈曲しているので,走行風がハンドル前部カバー13Fの上面からレンズ42の隆起部42aにスムーズに流れることになり,空気抵抗の減少を図ることができる。
本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
本発明に係るスクータ型車両の側面図。 同車両の正面図。 図2の要部拡大図。 図3の4−4線断面図。 図3の5−5線断面図。 図3の6−6線断面図。 車体カバーの斜視図。 車体カバーにおける正面メインカバーの斜視図。 正面サブカバーの斜視図。 後部アッパカバーの斜視図。 後部ロアカバーの斜視図。 正面カバーにバスケットを取り付けた場合の正面図。 図12の13−13線断面図。 操向ハンドル周りの平面図。 図14の15矢視図。 図15の16−16線断面図。 図15の17−17線断面図。 ハンドルカバーの分解斜視図。
符号の説明
1・・・・・スクータ型車両
2・・・・・車体フレーム
2a・・・・ヘッドパイプ
15・・・・正面カバー
15M・・・正面メインカバー
15S・・・正面サブカバー
20・・・・開口部
21・・・・補強壁
22・・・・段部
25・・・・ビス(締結部材)
33・・・・ビス(締結部材)
125・・・ボルト(締結部材)
133・・・ボルト(締結部材)

Claims (4)

  1. 車体フレーム(2)のヘッドパイプ(2a)の前側を覆う正面カバー(15)を,左右両内側縁がV字状をなす開口部(20)を上部中央に有して車体フレーム(2)に固着される正面メインカバー(15M)と,前記開口部(20)を覆うようにして正面メインカバー(15M)に接続される正面サブカバー(15S)とで構成した,スクータ型車両の正面カバー構造において,
    正面メインカバー(15M)に,前記開口部(20)の左右両内側縁の上端部相互を連結する補強壁(21)を一体に形成する一方,正面サブカバー(15S)を,これにより前記補強壁(21)を前方から覆うように形成したことを特徴とする,スクータ型車両の正面カバー構造。
  2. 請求項1記載のスクータ型車両の正面カバー構造において,
    正面メインカバー(15M)には,開口部(20)の左右両内側縁に沿ってヘッドパイプ(2a)側に後退する段部(22)を形成し,この段部(22)に正面サブカバー(15S)の両内側縁部を係合したことを特徴とする,スクータ型車両の正面カバー構造。
  3. 請求項1又は2記載のスクータ型車両の正面カバー構造において,
    正面サブカバー(15S)を,その中央部で単一の締結部材(33,133)により車体フレーム(2)に固着したことを特徴とする,スクータ型車両の正面カバー構造。
  4. 請求項3記載のスクータ型車両の正面カバー構造において,
    正面カバー(15)の前方に配置されるバスケット(38)を,正面サブカバー(15S)を車体フレーム(2)に固着する前記単一の締結部材(133)と,正面メインカバー(15M)を車体フレーム(2)に固着する複数の締結部材(125)とに固着したことを特徴とする,スクータ型車両の正面カバー構造。
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