JP3291326B2 - α−ヒドロキシメチルアクリレート化合物の製造方法 - Google Patents

α−ヒドロキシメチルアクリレート化合物の製造方法

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JP3291326B2
JP3291326B2 JP28863992A JP28863992A JP3291326B2 JP 3291326 B2 JP3291326 B2 JP 3291326B2 JP 28863992 A JP28863992 A JP 28863992A JP 28863992 A JP28863992 A JP 28863992A JP 3291326 B2 JP3291326 B2 JP 3291326B2
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、α−ヒドロキシメチル
アクリレート化合物の製造方法に関し、更に詳しくはア
クリレート化合物とアルデヒド化合物とからα−ヒドロ
キシメチルアクリレート化合物を効率よく製造する方法
に関する。
【0002】α−ヒドロキシメチルアクリレート化合物
は高屈折率、耐熱性および活性水酸基を有する重合体の
製造に使用する単量体などとして有用である。
【0003】
【従来の技術】米国特許第3,743,669号明細書
には、一般式:
【0004】
【化4】
【0005】で表されるアクリレート化合物と一般式:
【0006】
【化5】
【0007】で表されるアルデヒド化合物とを、触媒と
して環状三級アミンを用い0〜200℃の温度で均一系
にて反応させて、一般式:
【0008】
【化6】
【0009】(上記式中、R’およびR”は各々アルキ
ル基またはアリール基を示す)で表されるα−ヒドロキ
シアルキルアクリレート化合物を製造する方法が記載さ
れている。
【0010】欧州特許第18431号公報には、一般
式:
【0011】
【化7】
【0012】で表されるアクリレート化合物を水和ホル
ムアルデヒドまたは炭素数1〜6のアルコールから誘導
される半アセタールとを、触媒として環状三級アミンを
用い0〜150℃の温度で反応させて、一般式:
【0013】
【化8】
【0014】(上記式中、R’はアルキル基またはアリ
ール基を示す)で表されるα−ヒドロキシメチルアクリ
レート化合物を製造する方法が記載されている。しか
し、実際には、環状三級アミンとしてジアザビシクロ
[2,2,1]オクタンを用いた例のみが示されている
にすぎない。
【0015】しかし、上記方法は反応速度が遅く、反応
完結に数日から1週間の反応時間を必要とし、生産性の
面から工業的製法としては好ましい方法とはいえない。
【0016】国際公開番号WO91/18861号公報
には、反応速度をあげることを目的として、上記と同様
の触媒系反応において電磁波を照射しながら反応を行う
方法が記載されている。しかし、この方法は反応速度を
あげることはできるものの、目的とするα−ヒドロキシ
メチルアクリレートは低い収率でしか得られず、また特
殊な装置を必要とし、さらに電磁波に対する環境対策を
必要とすることから経済的に好ましい方法とはいえな
い。
【0017】さらに、上記従来方法には次のような問題
点がある。すなわち、その一つは使用する三級アミン触
媒のいずれもが出発原料および目的生成物に溶解するた
め触媒の分離が困難となり、反応終了後に中和処理など
の触媒除去工程が必要となることである。他の問題点と
しては、中和処理の後の廃液処理が必要となること、触
媒を回収する場合には複雑な工程を必要とすることなど
が挙げられる。
【0018】このように、α−ヒドロキシメチルアクレ
ート化合物を工業的に安価に製造する満足できる方法は
いまだ見出されていない。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、アク
リレート化合物とアルデヒド化合物とから効率よくα−
ヒドロキシメチルアクリレート化合物を製造する方法を
提供することである。
【0020】本発明の他の目的は、アクリレート化合物
とアルデヒド化合物とを、高反応速度、高活性かつ高選
択率であり、さらに反応液との分離が容易で、しかも分
離した後再使用しても活性の低下がない触媒を用いて、
反応させて経済的に有利にα−ヒドロキシメチルアクリ
レート化合物を製造する方法を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、アクリレ
ート化合物とホルムアルデヒドなどのアルデヒド化合物
とを反応させて対応するα−ヒドロキシメチルアクリレ
ート化合物を製造するに好適な触媒について鋭意検討し
た結果、次のような知見を得た。すなわち、従来公知の
触媒を用いた場合、目的とするα−ヒドロキシメチルア
クリレート化合物の選択率が低く高分子量の副生物が多
く生成し、さらに反応温度の上昇とともに目的物の選択
率が低下し、このため反応速度を犠牲にしつつ反応を低
温で行い目的物の選択率を上げる必要がある。これに対
して、触媒として塩基性イオン交換樹脂を用いると、
(イ)高選択率で目的とするα−ヒドロキシメチルアク
リレート化合物が得られる、(ロ)この触媒はグラム等
量当りの活性が高い、(ハ)この触媒はデカンテーショ
ンなどの簡単な分離操作により容易に反応液と分離でき
る、(ニ)分離した反応液はそのまま蒸留することがで
きるので、溶媒を使用した場合、目的物であるα−ヒド
ロキシメチルアクリレート化合物と溶媒とを容易に分離
することができる、(ホ)このため、回収された未反応
物および溶媒は不純物が含まれず、回収した未反応物お
よび溶媒を再度反応系に戻して使用できることが判明し
た。本発明はこのような知見に基づいて完成されたもの
である。すなわち、本発明は、一般式(1):
【0022】
【化9】
【0023】(式中、Rは、炭素数1〜18のアルキル
基、炭素数3〜10のシクロアルキル基、アリール基、
炭素数1〜8のヒドロキシアルキル基、−(CH2m
12、−(CH2mN(R123+・M-、または
−(C24O)p4を示す(ここで、R1、R2およびR
3は同一でも異なっていてもよく、各々、炭素数1〜8
のアルキル基であり、R4は炭素数1〜18のアルキル
基であり、m=2〜5、p=1〜80であり、M-はC
-、Br-、SO4 2-、PO4 3-、CH3COO-またはH
COO-である))で表されるアクリレート化合物とホ
ルムアルデヒド、トリオキサンおよび一般式(2):
【0024】
【化10】
【0025】(式中、q=1〜100であり、Xは水
素、炭素数1〜8のアルキル基または炭素数3〜10の
シクロアルキル基を示す)で表されるオキシメチレン化
合物から選ばれる少なくとも1種のホルムアルデヒド化
合物とを塩基性イオン交換樹脂の存在下に反応させるこ
とを特徴とする一般式(3):
【0026】
【化11】
【0027】(式中、Rは上記一般式(1)の定義と同
じである)で表されるα−ヒドロキシメチルアクリレー
ト化合物の製造方法である。
【0028】以下、本発明を詳細に説明する。
【0029】本発明で使用する一般式(1)で表される
アクリレート化合物の具体例としては、 (a)R=炭素数1〜18のアルキル基(直鎖または分
岐):メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−
プロピルアクリレート、イソプロピルアクリレート、n
−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレート、te
rt−ブチルアクリレート、n−オクチルアクリレー
ト、イソオクチルアクリレート、2−エチルヘキシルア
クリレート、ラウリルアクリレート、ステアリルアクリ
レートなど、 (b)R=炭素数3〜10のシクロアルキル基(置換ま
たは無置換):シクロペンチルアクリレート、シクロヘ
キシルアクリレートなど、 (c)R=アリール基(置換または無置換):フェニル
アクリレート、o−メトキシフェニルアクリレート、p
−メトキシフェニルアクリレート、p−ニトロフェニル
アクリレート、o−メチルフェニルアクリレート、p−
メチルフェニルアクリレート、p−tert−ブチルフ
ェニルアクリレートなど、 (d)R=炭素数1〜8のヒドロキシアルキル基:2−
ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ルアクリレート、3−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、4−ヒドロキシブチルアクリレートなど、 (e)R=−(CH2mNR12:N,N−ジメチルア
ミノエチルアクリレート、N,N−ジエチルアミノエチ
ルアクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピルアク
リレート、N,N−ジエチルアミノプロピルアクリレー
ト、N,N−ジメチルアミノブチルアクリレート、N,
N−ジエチルアミノブチルアクリレート、N,N−ジメ
チルアミノネオペンチルアクリレート、N,N−ジエチ
ルアミノネオペンチルアクリレートなど、 (f)R=−(CH2mN(R123+・M-:中和
または四級化されたN,N−ジアルキルアミノアルキル
アクリレートなど、 (g)R=−(C24O)p4:メトキシエチルアクリ
レート、エトキシエチルアクリレート、ラウリルオキシ
トリオキシエチルアクリレート、1〜80個、好ましく
は3〜30個のオキシエチレン基を有するメトキシポリ
オキシエチレンアクリレートなど、を挙げることができ
る。
【0030】なお、上記R1、R2、R3およびR4のアル
キル基は直鎖でも分岐していてもよい。
【0031】アクリレート化合物としては、上記化合物
のうち、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n
−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルアクリレートおよび2−ヒド
ロキシプロピルアクリレートが特に好適に使用される。
【0032】本発明で使用するアルデヒド化合物とは、
ホルムアルデヒド、トリオキサンおよび一般式(2)で
表されるオキシメチレン化合物から選ばれる少なくとも
1種のアルデヒド化合物である。なお、一般式(2)に
おけるXとしての炭素数1〜8のアルキル基は直鎖でも
分岐していてもよく、また炭素数3〜10のシクロアル
キル基は置換基を有していてもよい。
【0033】一般式(2)のオキシメチレン化合物の具
体例としては、ホルムアルデヒドの重合体であって8〜
100量体のパラホルムアルデヒド、ホルムアルデヒド
濃度が20〜50重量%のホルマリン水溶液(水和ホル
ムアルデヒド)、ホルムアルデヒドメチル半アセター
ル、ホルムアルデヒドエチル半アセタール、ホルムアル
デヒド−n−プロピル半アセタール、ホルムアルデヒド
イソプロピル半アセタール、ホルムアルデヒド−n−ブ
チル半アセタール、ホルムアルデヒドイソブチル半アセ
タール、ホルムアルデヒド−tert−ブチル半アセタ
ール、ホルムアルデヒド−n−オクチル半アセタール、
ホルムアルデヒド−2−エチルヘキシル半アセタール、
ホルムアルデヒド−n−ヘキシル半アセタール、ホルム
アルデヒドシクロヘキシル半アセタール、ホルムアルデ
ヒド−n−ペンチル半アセタールなどの炭素数1〜8の
アルコールとホルムアルデヒドとから誘導される半アセ
タールなどを挙げることができる。
【0034】取り扱いの容易性からアルデヒド化合物を
2種以上混合して使用することも工業的実施には必要な
場合もある。
【0035】ホルムアルデヒド化合物としては、上記化
合物のうち、ホルマリン水溶液(水和ホルムアルデヒ
ド)、低級アルコールとホルムアルデヒドとから誘導さ
れる半アセタール類およびパラホルムアルデヒド、特に
ホルマリン水溶液(水和ホルムアルデヒド)およびパラ
ホルムアルデヒドが好適に使用される。
【0036】本発明で使用する塩基性イオン交換樹脂の
ベースレジンについては特に制限はなく、例えばジビニ
ルベンゼンとアクリレートとの共重合体、ジビニルベン
ゼンとスチレンとの共重合体、エポキシ−ポリアミン樹
脂、フェノール−ホルマリン樹脂などを用いることがで
きる。このベースレジンの形態についても特に制限はな
くゲル型、ポーラス型またはハイポーラス型のいずれで
もよい。このベースレジンに導入する交換基としては一
級アミン、二級アミン、三級アミンおよび四級アンモニ
ウムが単独または2種以上組み合わせて用いられるが、
三級アミンが交換基として組み合わされているのが好ま
しく、反応速度および選択率が高く、また高収率で目的
生成物を得ることができる。これらのうち、一般式
(4):
【0037】
【化12】
【0038】または一般式(5):
【0039】
【化13】
【0040】(上記式中、R5およびR6は同一でも異な
っていてもよく、各々、炭素数1〜8のアルキル基また
は−(CH2rCOOM’(ここで、r=1〜8であ
り、M’はアルキル金属、アルキル土類金属または亜鉛
である)であり、R7は水素または炭素数1〜3のアル
キル基であり、またn=1〜8である)で表される三級
アミンが交換基として用いられているものが特に好適に
使用される。
【0041】本発明で触媒として使用する塩基性イオン
交換樹脂の具体例としては、ローム&ハース社製のアン
バーライトA−21、アンバーライトIRA−68、ア
ンバーライトIRA−60E、アンバーライトIRA−
67、アンバーライトIRA−35、アンバーライトI
RA−45、アンバーライトIRA−93ZU、アンバ
ーライトIRA−94S、アンバーライトIRA−99
およびアンバーライトIRA−743;三菱化成(株)
製のダイヤイオンWA−10、ダイヤイオンWA−1
1、ダイヤイオンWA−20、ダイヤイオンWA−21
およびダイヤイオンWA−30;ダウ・ケミカル社製の
ダウエックスMWA−1、ダウエックス66、ダウエッ
クスWGR2およびダウエックスA−1;並びに住友化
学(株)製のデュオライトA−368、デュウオライト
−378、デュオライト−561、デュオライトA−3
0B、デュオライトA−7、デュオライトA−340、
デュオライトKA−890、デュオライトA−375お
よびデュオライトA−587などを挙げることができ
る。
【0042】触媒としての塩基性イオン交換樹脂の使用
量は、アクリレート化合物の1モルに対し0.01〜2
グラム当量、好ましくは0.05〜1グラム当量であ
る。
【0043】反応温度は使用する塩基性イオン交換樹脂
の使用限界温度以下であり、好ましくは0〜120℃、
特に好ましくは0〜80℃である。
【0044】反応時間は反応温度、触媒の種類および使
用量、アクリレート化合物とアルデヒド化合物とのモル
比およびアクリレート化合物の種類により異なるので一
概に特定できないが、通常、1〜30時間である。
【0045】アクリレート化合物とアルデヒド化合物と
の割合は通常等モル比であるが、一方を過剰に使用する
ことも工業的実施には必要な場合もある。
【0046】溶媒は使用しなくともよいが、反応速度を
制御するために不活性溶媒を使用してもよい。不活性溶
媒としては、水;メチルアルコール、エチルアルコー
ル、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、t
ert−ブチルアルコール、n−ヘキシルアルコール、
n−オクチルアルコール、イソオクチルアルコール、2
−エチルヘキシルアルコール、シクロペンチルアルコー
ル、シクロヘキシルアルコール、ラウリルアルコール、
ステアリルアルコール、エチレングリコール、プロピレ
ングリコールなどのアルコール類;ジメチルエーテル、
ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類;およびn−
ヘキサン、n−ペンタン、シクロペンタン、シクロヘキ
サンなどの脂肪族炭化水素などを単独または2種以上混
合して使用することができる。
【0047】溶媒の使用量はアクリレート化合物の0.
1〜30重量倍量、好ましくは1〜10重量倍量であ
る。
【0048】アクレート化合物およびα−ヒドロキシメ
チルアクリレート化合物はいずれも高い重合性を有する
ことから、反応時に重合反応が起こるのを抑制する目的
で、分子状酸素および重合禁止剤を用いるのが好まし
い。分子状酸素としては、例えば空気が用いられ、反応
液中に空気を吹き込みながら反応を行う。重合禁止剤と
しては、ハイドロキノン、メトキシベンゾキノン、p−
メトキシフェノール、ハイドロキノンモノメチルエーテ
ルなどのキノン類;フェノチアジン、2,4−ジメチル
−6−tert−ブチルフェノールなどのヒンダードフ
ェノール類などを挙げることができる。これら重合禁止
剤は単独または2種以上混合して使用することもでき、
また空気と組み合わせて使用することもできる。重合禁
止剤は通常アクリレート化合物の0.01〜1モル%の
割合で用いられる。
【0049】反応は通常大気圧で行うが、減圧下または
加圧下で行うこともできる。
【0050】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。
【0051】なお、α−ヒドロキシメチルアクリレート
化合物の同定はH−NMR、C−NMRおよびIRで行
い、またその定量は高速液体クロマトグラフィーにより
行った。
【0052】実施例1 撹拌機、温度計、冷却管およびバブリング管を備えた1
00ml四つ口フラスコにエチルアクリレート40g
(0.4モル)、パラホルムアルデヒド12g(0.4
モル)、重合禁止剤としてメトキシベンゾキノン0.0
4g(1000ppm対エチルアクリレート)、触媒と
してアンバーライトIRA−68(ローム・アンド・ハ
ース社製の塩基性イオン交換樹脂;三級アミン/アクリ
ル系)30ml(0.05グラム当量、0.13モル対
エチルアクリレート1モル)を仕込み、空気をバブリン
グしながら浴温60℃にて12時間撹拌した。反応終了
後、反応液をデカンテーションにより触媒と分離した。
次いで、この反応液を分別蒸留した。α−ヒドロキシメ
チルアクリル酸エチル(沸点82−85℃/3mmH
g)が無色透明液として22.6g得られた。仕込みエ
チルアクリレートに対する収率および選択率はそれぞれ
43.5モル%および72.4モル%であった。 実施例2 実施例1で使用したと同じ装置にメチルアクリレート3
4.4g(0.4モル)、パラホルムアルデヒド12g
(0.4モル)、重合禁止剤としてハイドロキノン0.
04g(1000ppm対メチルアクリレート)、触媒
として実施例1で使用したと同じアンバーライトIRA
−68を30ml(0.05グラム当量、0.13モル
対メチルアクリレート1モル)仕込み、空気をバブリン
グしながら浴温50℃にて12時間撹拌した。反応終了
後、実施例1と同様に処理したところ、α−ヒドロキシ
メチルアクリル酸メチル(沸点60−65℃/1mmH
g)が無色透明液として22.3g得られた。仕込みメ
チルアクリレートに対する収率および選択率はそれぞれ
48.0モル%および78.1モル%であった。
【0053】実施例3 撹拌機、温度計、冷却管およびバブリング管を備えた2
00ml四つ口フラスコにn−ブチルアクリレート3
8.5g(0.3モル)、パラホルムアルデヒド9g
(0.3モル)、n−ブタノール12g(2重量倍対パ
ラホルムアルデヒド)、重合禁止剤としてメトキシベン
ゾキノン0.02g(1000ppm対n−ブチルアク
リレート)、触媒として実施例1で使用したと同じアン
バーライトIRA−68を50ml(0.08グラム当
量、0.27モル対n−ブチルアクリレート1モル)仕
込み、空気をバブリングしながら浴温80℃にて20時
間撹拌した。反応終了後、実施例1と同様に処理したと
ころ、α−ヒドロキシメチルアクリル酸n−ブチル(沸
点90−92℃/2mmHg)が無色透明液として2
4.8g得られた。仕込みn−ブチルアクリレートに対
する収率および選択率はそれぞれ52.3モル%および
67.8モル%であった。
【0054】実施例4 撹拌機、温度計、冷却管およびバブリング管を備えた3
00ml四つ口フラスコにエチルアクリレート50g
(0.5モル)、35%ホルムアルデヒド水溶液52g
(0.6モル)、重合禁止剤としてハイドロキノン0.
05g(1000ppm対エチルアクリレート)、触媒
として実施例1で使用したと同じアンバーライトIRA
−68を75ml(0.12グラム当量、0.24モル
対エチルアクリレート1モル)仕込み、空気をバブリン
グしながら浴温60℃にて8時間撹拌した。反応終了
後、反応液をデカンテーションにより触媒と分離した。
分離した反応液を油層と水層とに分離し、水層部をメチ
ルエチルケトン50mlで2回抽出し油層部に加えた。
次いで、この油層部を分別蒸留した。α−ヒドロキシメ
チルアクリル酸エチルが無色透明液として50.7g得
られた。仕込みエチルアクリレートに対する収率および
選択率はそれぞれ78.0モル%および90.6モル%
であった。
【0055】実施例5 撹拌機、温度計、冷却管およびバブリング管を備えた3
00ml四つ口フラスコにエチルアクリレート30g
(0.3モル)、エタノール−ホルムアルデヒド半アセ
タール31g(0.4モル)、重合禁止剤としてハイド
ロキノン0.03g(1000ppm対エチルアクリレ
ート)、触媒としてダイヤイオンWA−10(三菱化成
(株)製の塩基性イオン交換樹脂;三級アミン/アクリ
ル系)75ml(0.09グラム当量、0.30モル対
エチルアクリレート)を仕込み、空気をバブリングしな
がら浴温50℃にて20時間撹拌する。反応終了後、反
応液をデカンテーションにより触媒と分離した。次い
で、この反応液を分別蒸留した。α−ヒドロキシメチル
アクリル酸エチルが無色透明液として21.5g得られ
た。仕込みエチルアクリレートに対する収率および選択
率はそれぞれ55.0モル%および59.8モル%であ
った。
【0056】実施例6 撹拌機、温度計、冷却管およびバブリング管を備えた3
00ml四つ口フラスコにエチルアクリレート50g
(0.5モル)、パラホルムアルデヒド15g(0.5
モル)、エタノール7.5g(0.5重量倍対パラホル
ムアルデヒド)、重合禁止剤としてフェノチアジン0.
05g(1000ppm対エチルアルコール)、触媒と
して実施例1で使用したと同じアンバーライトIRA−
68を50ml(0.08グラム当量、0.16モル対
エチルアクリレート1モル)仕込み、空気をバブリング
しながら浴温50℃にて18時間撹拌した。反応終了
後、反応液をデカンテーションにより触媒と分離した。
次いで、この反応液を分別蒸留した。α−ヒドロキシメ
チルアクリル酸エチルが無色透明液として38.0g得
られた。仕込みエチルアクリレートに対する収率および
選択率はそれぞれ58.8モル%および62.1モル%
であった。
【0057】実施例7 撹拌機、温度計、冷却器およびバブリング管を備えた2
00ml四つ口フラスコにエチルアクリレート30g
(0.3モル)、パラホルムアルデヒド12g(0.4
モル)、水6g(0.5重量倍対パラホルムアルデヒ
ド)、重合禁止剤としてメトキシベンゾキノン0.03
g(1000ppm対エチルアクリレート)および触媒
として実施例1で使用したと同じアンバーライトIRA
−68を50ml(0.08グラム当量、0.26モル
対エチルアクリレート1モル)仕込み、空気をバブリン
グしながら浴温60℃にて6時間撹拌した。反応終了
後、反応液をデカンテーションにより触媒と分離した。
次いで、この反応液を分別蒸留した。α−ヒドロキシメ
チルアクリル酸エチルが無色透明液として30.8g得
られた。仕込みエチルアクリレートに対する収率および
選択率はそれぞれ78.8モル%および93.5モル%
であった。
【0058】実施例8 撹拌機、温度計、冷却管およびバブリング管を備えた3
00ml四つ口フラスコにエチルアクリレート30g
(0.3モル)、パラホルムアルデヒド12g(0.4
モル)、水12g(1重量倍対エチルアクリレート)、
ジオキサン24g(2重量倍対パラホルムアルデヒ
ド)、重合禁止剤としてメトキシベンゾキノン0.3g
(1000ppm対エチルアクリレート)、触媒として
実施例1で使用したと同じアンバーライトIRA−68
(0.08グラム当量、0.25モル対エチルアクリレ
ート1モル)を50ml仕込み、空気をバブリングしな
がら浴温70℃で6時間撹拌した。反応終了後、反応液
をデカンテーションにより触媒と分離した。次いで、こ
の反応液を分別蒸留した。α−ヒドロキシメチルアクリ
ル酸エチルが無色透明液として31.1g得られた。仕
込みエチルアクリレートに対する収率および選択率はそ
れぞれ79.7モル%および92.5モル%であった。
【0059】実施例9 撹拌機、温度計、冷却器およびバブリング管を備えた2
00ml四つ口フラスコにエチルアクリレート30g
(0.3モル)、パラホルムアルデヒド9g(0.3モ
ル)、水4.5g(0.5重量倍対ホルムアルデヒ
ド)、テトラヒドロフラン45g(5重量倍対パラホル
ムアルデヒド)、重合禁止剤としてメトキシベンゾキノ
ン0.03g(1000ppm対エチルアクリレート)
および触媒としてアンバーライトIRA−93ZU(ロ
ーム&ハース社製の塩基性イオン交換樹脂;三級アミン
/スチレン系)を90ml(0.12グラム当量、0.
40モル対エチルアクリレート1モル)を仕込み、空気
をバブリングしながら浴温30℃にて30時間撹拌し
た。反応終了後、反応液をデカンテーションにより触媒
と分離した。次いで、この反応液を分別蒸留した。α−
ヒドロキシメチチルアクリル酸エチルが無色透明液とし
て24.3gで得られた。仕込みエチルアクリレートに
対する収率および選択率はそれぞれ62.4モル%およ
び77.8モル%であった。
【0060】実施例10 撹拌機、温度計、冷却管およびバブリング管を備えた3
00ml四つ口フラスコにエチルアクリレート40g
(0.4モル)、35%ホルムアルデヒド水溶液43g
(0.5モル)、ジオキサン60g(4重量倍対パラホ
ルムアルデヒド)、重合禁止剤としてメトキシベンゾキ
ノン0.04g(1000ppm対エチルアクリレー
ト)、触媒としてアンバーライトIRA−743T(ロ
ーム&ハース社製の塩基性イオン交換樹脂;三級アミン
/スチレン系)を90ml(0.06グラム当量、0.
15モル対エチルアクリレート1モル)仕込み、空気を
バブリングさせながら浴温70℃にて10時間撹拌し
た。反応終了後、反応液をデカンテーションによる触媒
と分離した。分離した反応液を油層と水層とに分別し、
水層部をメチルエチルケトン50mlにて2回抽出し、
抽出分を油層部に加えた。次いで、この油層部を分別蒸
留した。α−ヒドロキシメチルアクリル酸エチルが無色
透明液として40.3g得られた。仕込みエチルアクリ
レートに対する収率および選択率はそれぞれ77.5モ
ル%および87.5モル%であった。
【0061】実施例11 撹拌機、温度計、冷却管およびバブリング管を備えた3
00ml四つ口フラスコにメチルアクリレート35g
(0.4モル)、パラホルムアルデヒド15g(0.5
モル)、水7.5g(0.5重量倍対パラホルムアルデ
ヒド)、重合禁止剤としてメトキシベンゾキノン0.0
4g(1000ppm対メチルアクリレート)、触媒と
して実施例1で使用したと同じアンバーライトIRA−
68を50ml(0.08グラム当量、0.20モル対
メチルアクリレート1モル)仕込み、空気をバブリング
しながら浴温50℃にて7時間撹拌した。反応終了後、
反応液をデカンテーションにより触媒と分離した。次い
で、反応液を分別蒸留した。α−ヒドロキシメチルアク
リル酸エチルが無色透明液として35.8g得られた。
仕込みメチルアクリレートに対する収率および選択率は
それぞれ77.0モル%および91.2モル%であっ
た。
【0062】実施例12 実施例8において、分離した触媒を再度フラスコに戻
し、同じ反応を繰り返した。反応終了後、反応液をデカ
ンテーションにより触媒と分離した。次いで、反応液を
分別蒸留した。α−ヒドロキシエメチルアクリル酸エチ
ルが無色透明液として30.0g得られた。仕込みエチ
ルアクリレートに対する収率および選択率はそれぞれ7
7.0モル%および89.6モル%であった。
【0063】比較例1 撹拌機、温度計、冷却器およびバブリング管を備えた四
つ口フラスコにエチルアクリレート30g(0.3モ
ル)、パラホルムアルデヒド9g(0.3モル)、水
4.5g(0.5重量倍対パラホルムアルデヒド)、重
合禁止剤としてメトキシベンゾキノン0.03g(10
00ppm対エチルアクリレート)および触媒としてD
ABCO(ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン)を
0.03モル仕込み、空気をバブリングしながら浴温6
0℃にて8時間撹拌した。反応終了後、飽和食塩水を5
0ml加えた後、pH値が5.5になる量の濃塩酸を添
加した。次いで、反応液を油層および水層とに分別し、
水層部をジエチルエーテル50mlにて2回抽出し、油
層部に加えた。この油層部を飽和食塩水50mlで洗
浄、分別し油層部を無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。
次いで、油層部を分別蒸留した。α−ヒドロキシメチル
アクリル酸エチルが無色透明液として13.8g得られ
た。仕込みエチルアクリレートに対する収率および選択
率はそれぞれ35.5モル%および42.3モル%であ
った。
【0064】比較例2 撹拌機、温度計、冷却器およびバブリング管を備えた2
00ml四つ口フラスコにエチルアクリレート30g
(0.3モル)、35%ホルムアルデヒド水溶液26g
(0.3モル)、重合禁止剤としてメトキシベンゾキノ
ン0.03g(1000ppm対エチルアクリレート)
および触媒としてDABCO(ジアザビシクロ[2,
2,2]オクタン)を0.03モル仕込み、空気をバブ
リングしながら浴温60℃にて8時間撹拌した。反応終
了後、pH値が5.5になる量の濃塩酸を添加した。次
いで、反応液を油層および水層とに分離し、水層部をジ
エチルエーテル50mlにて2回抽出し、油層部に加え
た。次いで、この油層部を分別蒸留した。α−ヒドロキ
シメチルアクリル酸エチルが無色透明液として17.8
g得られた。仕込みエチルアクリレートに対する収率お
よび選択率はそれぞれ45.5モル%および51.0モ
ル%であった。
【0065】
【発明の効果】本発明の主たる効果を列挙すれば次のと
おりである。
【0066】(1)触媒として使用する塩基性イオン交
換樹脂の活性が高く、α−ヒドロキシメチルアクリレー
ト化合物を高収率かつ高選択率で製造することができ
る。
【0067】(2)塩基性イオン交換樹脂触媒はデカン
テーションなどの簡単な操作により容易に反応液と分離
できるので、目的生成物であるα−ヒドロキシメチルア
クリレート化合物の分離、精製操作が簡単である。
【0068】(3)塩基性イオン交換樹脂触媒を分離し
た反応液はそのまま蒸留できるので、溶媒を使用した場
合、目的生成物であるα−ヒドロキシメチルアクリレー
ト化合物と溶媒とを容易に分離することができる。
【0069】(4)回収された溶媒には不純物が含まれ
ていないので、回収した未反応物および溶媒を再度反応
系に戻して使用できる。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1): 【化1】 (式中、Rは、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数3
    〜10のシクロアルキル基、アリール基、炭素数1〜8
    のヒドロキシアルキル基、−(CH2mNR12、−
    (CH2mN(R123+・M-、または−(C24
    O)p4を示す(ここで、R1、R2およびR3は同一で
    も異なっていてもよく、各々、炭素数1〜8のアルキル
    基であり、R4は炭素数1〜18のアルキル基であり、
    m=2〜5、p=1〜80であり、M-はCl-、B
    -、SO4 2-、PO4 3-、CH3COO-またはHCOO-
    である))で表されるアクリレート化合物とホルムアル
    デヒド、トリオキサンおよび一般式(2): 【化2】 (式中、q=1〜100であり、Xは水素、炭素数1〜
    8のアルキル基または炭素数3〜10のシクロアルキル
    基を示す)で表されるオキシメチレン化合物から選ばれ
    る少なくとも1種のアルデヒド化合物とを塩基性イオン
    交換樹脂の存在下に反応させることを特徴とする一般式
    (3): 【化3】 (式中、Rは上記一般式(1)の定義と同じである)で
    表されるα−ヒドロキシメチルアクリレート化合物の製
    造方法。
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