JP3288825B2 - 作業状況管理システム - Google Patents

作業状況管理システム

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JP3288825B2
JP3288825B2 JP25191793A JP25191793A JP3288825B2 JP 3288825 B2 JP3288825 B2 JP 3288825B2 JP 25191793 A JP25191793 A JP 25191793A JP 25191793 A JP25191793 A JP 25191793A JP 3288825 B2 JP3288825 B2 JP 3288825B2
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は作業状況管理システムに
係り、より詳しくは、建築現場の作業状況を管理するた
めの作業状況管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】建築現
場においてフランジパイプを連結する場合には、フラン
ジパイプのフランジ同士を突き合わせた状態で、フラン
ジに穿設された孔にボルトを挿入し、作業者の勘でボル
トの締め付けを行っている。また、最近は、エア式又は
電気式のインパクトレンチでボルトの締め付けを行うこ
ともある。このボルトを締め付ける箇所は、1つの接合
部において複数箇所存在し、また接合部、すなわち作業
位置が多数箇所存在するため、ボルト締め付け忘れ等も
生じやすい。また、締め付けトルクも作業者の勘により
ところが大きいため、トルク不足や1つの接合部に複数
存在するボルトが均一に締め付けられていない状態であ
る片締めが生じてしまうこともある。更に、全ての接合
部を接合した後では、ボルト締め付け忘れ等が生じてい
る作業位置を発見するのが困難であった。
【0003】また、各建築現場は、それぞれ形状、施工
方法、設備等が異なり、各建築現場に共通の作業位置を
設定することは不可能であり、従って、作業位置が常に
一定のファクトリーオートメーションの技術等を建築現
場の作業状況管理に適用することは困難である。
【0004】本発明は上記問題点を解決するために成さ
れたもので、各作業位置における作業状況を正確に把握
して、作業状況を管理することができる作業状況管理シ
ステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、作業状況を検出し、予め設
定された作業状況の完了情報を出力する工具を適用し、
この工具を複数用いた作業状況を一括管理する作業状況
管理システムであって、少なくとも組立対象となる部材
を表す部材情報及び作業を行う作業位置を表す位置情報
を入力するための入力手段と、前記工具に設けられ、
該工具を識別する識別情報を出力すると共に、前記作業
位置における当該工具を使用した1つの作業の完了時に
当該作業が完了したことを検出し、前記作業が完了した
ことを示す完了情報を出力する出力手段と、予め使用し
た工具を特定する識別情報が記憶され、前記入力手段か
ら入力された部材情報、位置情報、及び前記出力手段
らの前記完了情報の入力によって、当該作業位置におけ
る工具を使用した1つの作業の完了時に、前記位置情
報、前記識別情報および前記完了情報を関連付けて管理
する管理制御手段と、前記管理制御手段から前記完了情
報が入力され、当該完了情報に基づいて工具毎に1つの
作業が完了した回数をカウントするカウント手段と、前
記管理制御手段から入力された前記位置情報および前記
識別情報と前記カウント手段のカウント値に基づいて、
前記カウント値が前記作業位置の全作業完了に対応して
予め定められた値になったか否かを工具毎に判断する判
断手段と、を含んで構成したものである。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、前記請求
項1に記載の作業状況管理システムにおいて、前記入力
手段は、前記工具に設けられたことを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は請求
項2に記載の作業状況管理システムにおいて、前記出力
手段は、前記完了情報を無線で送信する送信手段である
ことを特徴としている。さらに、請求項4に記載の発明
は、前記請求項1乃至請求項3記載の作業状況管理シス
テムにおいて、前記管理制御手段は、前記位置情報、前
記識別情報および前記完了情報を無線で送信する送信手
段を更に備えたことを特徴としている。
【0007】請求項5に記載の発明は、カウント手段の
カウント値が前記予め定められた値にならなかった場合
であって、かつ前記完了情報が所定の時間内に入力され
なかった場合に、警報を発する処理を行う処理手段を更
に設けたものである。
【0008】請求項6に記載の発明は、作業現場の図面
を表示するCRTを備え、カウント手段のカウント値が
前記予め定められた値になったときに、作業が終了した
作業位置をCRTに表示された図面上に表示する処理手
段を更に設けたものである。
【0009】そして、請求項7に記載の発明は、工具を
使用して作業を行う作業者を識別する作業者識別情報を
入力するための入力手段と、前記識別情報と前記作業者
識別情報とを対応させる対応手段と、作業者、作業位
置、作業対象、作業種別の少なくとも1つ毎に前記判断
手段の判断結果を集計する集計手段と、を備えた処理手
段を更に設けたものである。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明では、少なくとも入力手
段から組立対象となる部材を表す部材情報及び工具を使
用して作業を行う作業位置を表す位置情報を入力する。
管理制御手段は、工具を使用した1つの作業の完了時
に、入力手段から入力された部材情報及び位置情報と、
予め記憶されていた使用した工具を特定する識別情報
と、出力手段から出力される識別情報及び出力手段から
出力される1つの作業が完了したことを示す完了情報
関連付けて管理する。カウント手段は、出力手段から出
力された完了情報に基づいて工具毎に1つの作業が完了
した回数をカウントする。そして、判断手段は、カウン
ト手段のカウント値が作業位置の全作業完了に対応して
予め定められた値になったか否かを工具毎に判断する。
カウント手段のカウント値が予め定められた値になった
ことが判断されると、その作業位置の全作業が完了した
ことになり、これによって自動的に建築現場の作業状況
を管理することができる。
【0011】この管理は、カウント手段のカウント値が
前記予め定められた値にならなかった場合であって、か
つ前記完了情報が所定の時間内に入力されなかった場合
に、警報を発する処理を行う処理手段や、作業現場の図
面を表示するCRTを備え、カウント手段のカウント値
が前記予め定められた値になったときに、作業が終了し
た作業位置をCRTに表示された図面上に表示する処理
手段によっても行うことができる。
【0012】また、工具を使用して作業を行う作業者を
識別する作業者識別情報を入力するための入力手段と、
前記識別情報と前記作業者識別情報とを対応させる対応
手段と、作業者、作業位置、作業対象、作業種別の少な
くとも1つ毎に前記判断手段の判断結果を集計する集計
手段と、を備えた処理手段を更に設け、作業者、作業位
置、作業対象、作業種別の少なくとも1つ毎に作業状況
を管理することもできる。
【0013】工具を使用した1つの作業の終了時に、作
業が完了したことを示す完了情報を送信する送信手段を
更に工具に設けることで、作業状況を管理する管理装置
等に当該完了情報を送信することができる。また、前記
管理制御手段が、作業位置を表す位置情報、前記識別情
報および前記完了情報を無線で送信する送信手段を更に
設けることで、作業状況を遠隔から管理することができ
る。なお、この送信手段は、工具以外の部位に設けるこ
ともできる。
【0014】
【実施例】以下図面を参照して本発明の第1の実施例を
詳細に説明する。図1は本実施例の作業状況管理システ
ムを建設工事現場に設置したものであり、一階の入退場
口の近傍には出入りする作業者50が所持しているIC
カード10に記録されている情報を読取るカードリーダ
12が設けられている。このICカード10には、所持
している作業者を特定する個人IDコード、作業者の氏
名、所属会社及び連絡先等が記録されている。このカー
ドリーダ12の近傍には、作業内容を記載した作業指示
書(図5参照)をプリントアウトするためのプリンタ1
3が接続された入退場管理端末14が設けられている。
【0015】作業現場の二階には、作業所に設けられた
LANを管理するLANサーバ16、必要な情報を入力
するためのデータエントリー端末18、作業所内の人員
・業務等を管理する作業所管理コンピュータ20が設け
られている。
【0016】作業所管理コンピュータ20には、プリン
タ22が接続されている。図2には、フランジパイプの
接続が完了した状態を示す系統図が示されている。この
系統図には、各フランジパイプの部材番号、フランジパ
イプのフランジ部の接合番号等が与えられている。この
フランジパイプの系統図のCADデータが記憶された磁
気ディスクをデータエントリー端末18に挿入すること
により、フランジパイプの各フランジ部の接合番号とフ
ランジパイプの部材番号とが取り込まれる。なお、図3
に示したフランジ部の接合番号がバーコードで表示され
たシールが、図4に示すように、フランジパイプを製造
する工場で対応するフランジ部に予め接着される。な
お、フランジ部の接合番号を直接フランジパイプの対応
するフランジ部に印刷するようにしてもよい。また、プ
リンタ22は、作業終了後に作業結果をプリントアウト
するためのものである。また、データエントリー端末1
8には、入力された部材番号(部材コード)、作業位置
情報(接合部コード)、工具種別名(工具IDコード)
が個人IDコード毎に対応して記憶されている。
【0017】三階には作業現場28があり、この作業現
場28内に作業者管理端末42が設置されている。この
作業者管理端末42には、工具系無線ユニット38、バ
ーコードリーダ無線ユニット40が接続されている。作
業現場28内で作業する作業者50、52、54・・が
使用するインテリジェントトルクレンチ26、28、3
0・・にはそれぞれ、締め付けトルクが一定値以上にな
ったことを検出するセンサ、工具を特定する工具IDコ
ードを記憶したメモリ及びセンサが所定値以上の締め付
けトルクを検出した時に工具IDコード及び作業完了情
報を無線によって出力する送信機26A、28A、30
A・・が各々設けられている。工具系無線ユニット38
は、インテリジェントトルクレンチ26、28・・の送
信機26A、28A、30A・・から出力された工具I
Dコード及び作業完了情報を受信して作業者管理端末4
2にこれらの情報を出力するためのものである。また、
バーコードリーダ32、34、36・・には、作業者の
IDを表すバーコード、使用する工具のIDを表すバー
コード、作業者が作業する作業位置を表す接合部コード
等を表すバーコードを読み取る読取手段と、読み取った
コードを無線によって出力する送信機32A、34A、
36A・・が設けられている。無線ユニット40は、バ
ーコードリーダ32、34、・・の送信機32A、34
A、36A・・から出力されたコードを受信して作業者
管理端末42にこの情報を出力するためのものである。
また、管理者70は、管理者コンピュータ72を用いて
作業現場28の作業状況をチェックする。この管理者コ
ンピュータ72は、計測装置(風速計、圧力計、湿度計
等)に接続する接続部、作業状況に関するデータを入力
するテンキー及び接続部を介して計測装置から収集した
データやテンキーから入力したデータを発信する発信機
が設けられている。管理者コンピュータ無線ユニット7
4は、管理者コンピュータから出力されたデータを受信
し、受信したデータをコントローラ76を介して、デー
タエントリー端末18、作業所管理コンピュータ20に
出力するためのものである。
【0018】入退場管理端末14、LANサーバ16、
データエントリー端末18、作業所管理コンピュータ2
0、作業者管理端末42はLANで接続されている。
【0019】次に、フランジパイプのフランジ部をボル
トによって接合する作業を行う場合を例にとって図6に
示す作業者管理端末42の制御ルーチン及び図7に示す
作業所管理コンピュータ20の制御ルーチンを参照して
本実施例を説明する。
【0020】入退場口から作業者50が入場し、作業者
50がICカード10をカードリーダ12に挿入する
と、記録されている個人IDコードが読み込まれて入退
場管理端末14に入力され、作業所管理コンピュータ2
0の指示に従ってこの個人IDコードに対応する作業内
容を記載した作業指示書(図5参照)が入退場管理端末
14に接続されているプリンタ13からプリントアウト
される。この作業指示書には各作業者の作業する階(本
実施例では3階)、作業する位置に関する情報(接合番
号、接合部コード)、接合するフランジパイプの部材
名、作業の詳細、使用する工具種別名、ボルトの締め付
けトルク、各接合部の作業数(締め付けるボルトの数)
が詳細に記載されており、作業者はこの作業書に従い所
定の作業を行うことができる。この作業指示書に従い所
定の作業現場28に行くと、図6のステップ102にお
いて、作業者の個人IDコードの入力指示を行う。ステ
ップ104で、作業者の個人IDコードの入力が有った
か否か判断する。この個人IDコードは、作業者がIC
カード10に付されている個人IDコードに対応するバ
ーコードをバーコードリーダ32で読み取り、読み取ら
れた個人IDコードが、バーコードリーダ32の送信機
32Aから出力されて、無線ユニット40を介して作業
者管理端末42に入力される。作業者管理端末42は、
個人IDコードの入力があるまで待機状態となり、この
個人IDコードの入力があった場合には、次のステップ
106で、工具IDコードの入力指示を行う。ステップ
108で、工具IDコードの入力が有ったか否か判断す
る。この工具IDコードは、作業者がインテリジェント
トルクレンチ26に付されているバーコードをバーコー
ドリーダ32で読み取り、読み取られた工具IDコード
がバーコードリーダ32の送信機32Aから出力され
て、無線ユニット40を介して作業者管理端末42に入
力される。作業者管理端末42は、工具IDコードの入
力があるまで待機状態となり、この工具IDコードの入
力が合った場合には、次のステップ110で、作業位置
情報(接合番号のバーコード)の入力指示を行う。ステ
ップ112で、作業位置情報の入力が有ったか否か判断
する。この作業位置情報は、フランジパイプのフランジ
部に付されている接合番号のバーコードをバーコードリ
ーダ32の読取手段で読み取り、読み取られた作業位置
情報がバーコードリーダ32の送信機32Aから出力さ
れて、無線ユニット40を介して作業者管理端末42に
入力される。作業者管理端末42は、作業位置情報の入
力があるまで待機状態となり、作業位置情報を入力が有
った場合には、ステップ114で、締付完了信号と工具
IDコードの入力が有ったか否か判断する。すなわち、
作業者は、作業位置情報の入力を行った後は、その位置
のボルトの締め付けをインテリジェントトルクレンチ2
6を用いて行う。一つのボルトの締め付けによってボル
ト締め付けトルクが所定値以上になるとインテリジェン
トトルクレンチ26からインテリジェントトルクレンチ
26を特定する工具IDコードと締付完了信号が無線に
よって出力される。これらの情報は工具系無線ユニット
38が受信し作業者管理端末42に出力される。作業者
管理端末42は、ステップ114において締付完了信号
及び工具IDコードが入力されたか否か判断し、作業者
管理端末424はこの工具IDコード及び締付完了信号
が入力されると、ステップ116において、作業位置情
報、工具IDコード、締付完了信号及びトルク値をLA
Nを介してデータエントリー端末18に出力する。
【0021】ステップ130(図7参照)において作業
所管理コンピュータ20は位置情報、工具IDコード、
締付完了信号、設定トルク値が入力されたか否かを判断
する。これらの情報が入力されたと判断された場合に
は、ステップ132において入力された工具IDコード
を判断し、ステップ134において工具IDコード毎に
定められたカウント値Cを1インクルメントする。ステ
ップ136ではカウント値Cが全作業完了に対応して予
め定められた所定値C0以上になったか否かを判断す
る。カウント値Cが所定値C0以上にならなかった時に
はステップ130に戻って締付完了信号等の入力があっ
たか否かを判断する。一方、カウント値Cが所定値C0
以上になった時には、その位置における全作業が終了し
たことになるためステップ138において全作業終了信
号を作業者管理端末42に出力する。作業者管理端末4
2は、ステップ118(図6参照)において全作業終了
信号が入力されたか否か判断し、入力されたときにはス
テップ120において作業者管理端末42に設けられた
表示部に全作業が終了したことを表示することにより全
作業終了が報知される。これによって作業者はその位置
における全てのボルトが確実に締め付けられたことを確
認することができる。なおこの表示は音声等によって行
ってもよい。また、ステップ140(図7参照)では、
作業所管理コンピュータ20のCRTに表示されている
図2に示す接続が完了したフランジパイプの全体構成の
図面に作業終了箇所を斜線や表示色を変更する等によっ
て示すことによって作業の進行状況を表示する。
【0022】一方ステップ130で締付完了信号が入力
されないと判断された場合には、ステップ142におい
て所定時間経過したか否かを判断する。所定時間経過し
ない場合には、ステップ130に戻り、所定時間経過す
るまで待機状態となり、締付完了信号が所定時間以上入
力されない時は作業者のボルト締め付け忘れであると判
断し、ステップ144において作業所管理コンピュータ
20から異常信号を出力して、ステップ146に進む。
この異常信号が作業者管理端末42によって受信される
と、ステップ122(図6参照)において異常信号が入
力されたと判断され、ステップ124において作業者管
理端末42の表示部に異常が報知される。これによって
作業者はボルトの締め付け忘れを知ることができ、締め
付け忘れがあったボルトを締め付けることができる。
【0023】ステップ146(図7参照)では、作業現
場28でインテリジェントトルクレンチ26を使用して
いる作業員の個人IDコードを判別し、ステップ148
で、この個人IDコードに対応して記憶されている工具
IDコードに基づいて全作業終了回数や異常信号出力回
数を集計する。
【0024】以上説明した第1の実施例では、ボルト締
め付けトルクが所定値以上になると出力される締付完了
信号をカウントし、このカウント値が全作業完了に対応
して予め定められた所定値以上になったか否か判断する
ことから、フランジパイプの接合部のボルトの締め付け
箇所が全て締め付けられたか否かの作業状況を管理する
ことができる。
【0025】また、所定時間経過しても締付完了信号が
入力されなかった場合には異常信号を発することから、
フランジパイプの接合部のボルトの締め付け箇所が全て
締め付けられていないことが認識でき、これによりフラ
ンジパイプの接合部のボルトの締め付けを確実に行うこ
とがてきる。
【0026】さらに、作業所管理コンピュータのCRT
上のフランジパイプの作業終了箇所が斜線又は表示色を
変更することによって表示されることから、作業の進行
状況を的確に把握することがてきる。
【0027】また、作業者毎に全作業終了回数や異常信
号出力回数を集計することから、各作業員の作業の正確
度等を把握することができる。
【0028】次に本発明の第2の実施例を説明する。本
実施例の作業状況管理システムは前述の第1の実施例と
略同様であるので、同一部分は同一の符号を付して説明
を省略し、異なる部分のみ説明する。
【0029】本実施例では、図1に示した一階の入退場
管理端末14には、図8に示すように、ワーカーズトラ
ンスミッタ収排装置230が設けられている。このワー
カーズトランスミッタ収排装置230は複数のワーカー
ズトランスミッタ232を収容しており、作業員がIC
カードをICカードリーダ12の挿入するとICカード
に記録された個人IDコードがインストールされたワー
カーズトランスミッタ232が入退場管理端末14の指
示に従い排出される。
【0030】このワーカーズトランスミッタ232は、
図9(a)及び図10に示すように、電磁結合コイル2
01、202、コントロールユニット204及び無線ユ
ニット206から構成されている。電磁結合コイル20
1、202は、インテリジェントトルクレンチ26の電
磁結合コイル248、250と電磁結合して所定の信号
等を送受信するためのものである。コントロールユニッ
ト204は、図9(b)に示すように、表示装置20
8、データを入力する入力キーボード210及び図示し
ないマイクロプロセッサから構成されている。無線ユニ
ット206は、電磁結合コイル238を介して受信した
データや入力キーボード210から入力したデータを無
線によって工具系無線ユニット38に出力するためのも
のである。そして、作業者は、図9(a)に示すよう
に、電磁係合コイル201、202が手のひらに位置す
るようにワーカーズトランスミッタ232を装着する。
【0031】図11には、インテリジェントトルクレン
チ26のブロック図が示されている。この図11に示す
ように、インテリジェントトルクレンチ26は、電磁結
合コイル248、250、電磁係合コイル248の電磁
結合によって電力を入力する電源処理部244、電磁結
合コイル250から工具IDコードや締付完了信号を送
信するために電磁結合コイル250を電磁結合させた
り、電磁係合コイル250の電磁結合によってワーカー
ズトランスミッタ232のIDコードを検出する信号処
理部246を備えている。電源処理部244及び信号処
理部246はマイクロプロセッサ240に接続されてお
り、マイクロプロセッサ240には、更に、インテリジ
ェントトルクレンチ26を表す工具IDコードを記憶し
た工具IDコードメモリ242とボルトを締め付けた際
のトルクを検出するセンサ212が接続されている。
【0032】図12は、ワーカーズトランスミッタ23
2のブロック図が示されている。この図12に示すよう
に、ワーカーズトランスミッタ232は、電磁結合コイ
ル201、202、電源がオンされた場合に電磁結合コ
イル248(図11参照)に電力を供給するために電磁
結合コイル201をインテリジェントトルクレンチ26
の電磁結合コイル248と電磁結合させる電源処理部2
64、ワーカーズトランスミッタ232のIDコードを
送信するために、また、工具IDコード及び締付完了信
号を検出するために、電磁結合コイル202をインテリ
ジェントトルクレンチ26の電磁結合コイル250(図
11参照)と電磁結合させる信号処理部266を備えて
いる。電源処理部264及び信号処理部266は、マイ
クロプロセッサ260に接続されており、マイクロプロ
セッサ260には、更に、ワーカーズトランスミッタ2
32のIDコードを記憶したIDコードメモリ262が
接続されている。
【0033】次に、本実施例の作用を説明する。前述の
第1の実施例では、工具IDコード及び締付完了信号を
インテリジェントトルクレンチ26から工具無線ユニッ
トに直接出力するものであるが、本実施例では、工具I
Dコード及び締付完了信号をインテリジェントトルクレ
ンチ26の電磁結合コイル250からワーカーズトラン
スミッタ232の電磁結合コイル202に送信し、ワー
カーズトランスミッタ232の無線ユニット206から
工具無線ユニット38に出力するものである。以下、図
13に示すワーカーズトランスミッタ232のコントロ
ールユニット204におけるマイクロコンプロセッサ2
60の制御ルーチンと図14に示すインテリジェントト
ルクレンチ26のマイクロコンプロセッサ240の制御
ルーチンを参照して本実施例の作用を説明する。なお、
本実施例は、ワーカーズトランスミッタ232のみ電源
を有している場合について説明する。また、作業位置情
報は、前述の第1の実施例のようにバーコードリーダ3
2、34・・で読み取るようにしてもよく、ワーカーズ
トランスミッタ232の入力キーボード210から入力
するようにしてもよい。
【0034】図13のステップ302で、ワーカーズト
ランスミッタ232の主電源がオンされたか否か判断
し、オンされていない場合にはオンされるまで待機状態
となる。主電源がオンされた場合には、ステップ304
で、電磁結合コイル201、202に所定の電流を流す
ことにより電磁係合コイル201、202に磁界を発生
させる。
【0035】また、図14のステップ402で、ワーカ
ーズトランスミッタ232を手にはめた作業員がインテ
リジェントトルクレンチ26を把持することにより、ワ
ーカーズトランスミッタ232の電磁結合コイル20
1、202で発生した磁界によりインテリジェントトル
クレンチ26の電磁結合コイル248、250が電磁結
合されたか否か判断し、電磁結合されるまで待機状態と
なる。一方、電磁結合コイル248が電磁結合された場
合には、次のステップ404で、電磁結合により電磁結
合コイル248から電力を入力する。ステップ406
で、電磁係合コイル250を介して工具IDコードを、
ワーカーズトランスミッタ232の電磁結合コイル20
2に出力する。
【0036】ステップ306(図13参照)で、インテ
リジェントトルクレンチ26のIDコードを電磁結合コ
イル250と電磁結合させた電磁係合コイル202を介
して受信したか否か判断し、このIDコードを受信した
場合には、ステップ308で、受信した工具IDコード
がマイクロプロセッサ内に保存されている作業指示のイ
ンテリジェントトルクレンチ26の工具IDコードと同
じか否か、すなわち、適正な工具IDコードを受信した
か否か判断し、適正な工具IDコードを受信しなかった
場合には、ステップ312で作業中止の警告と工具交換
指示を表示装置208に表示して、ステップ306に戻
り、再度インテリジェントトルクレンチ26の工具ID
コードを受信したか否か判断する。一方、適正な工具I
Dコードを受信した場合には、ステップ314で、コン
トロールユニット204における表示装置208に作業
指示を表示して、次のステップ316で、ワーカーズト
ランスミッタ232のIDコードを送信する。
【0037】ステップ408(図14参照)で、電磁結
合コイル202と電磁結合させた電磁結合コイル250
を介してワーカーズトランスミッタ232のIDコード
を受信したか否か判断し、受信した場合には、ステップ
410で、受信したワーカーズトランスミッタ232の
IDコードが適正なものか否か判断し、適正なワーカー
ズトランスミッタ232のIDコードを受信したと判断
した場合には、ステップ412で作業内容の送信をす
る。この作業内容の送信は、前述の第1の実施例と同様
に、作業者が作業指示書に従って作業を行い、一つのボ
ルトの締め付けによってボルト締め付けトルクが所定値
以上になるとインテリジェントトルクレンチ26からイ
ンテリジェントトルクレンチ26を特定する工具IDコ
ードと締付完了信号とを電磁係合コイル250を介して
送信するものである。一方、受信したIDコードが適正
なものでない場合には、ステップ414で、警報を発信
し、作業内容を送信せずに本制御を終了する。
【0038】ステップ318で(図13参照)で作業内
容を受信したワーカーズトランスミッタ232は、受信
した作業内容を工具系無線ユニット38に出力して本制
御を終了する。
【0039】以上説明した第2の実施例では、ワーカー
ズトランスミッタの電磁結合コイルが手のひらに位置す
ることから、作業者がインテリジェントトルクレンチを
握っただけで工具IDコード、締付完了信号を即時に収
集することができる。
【0040】また、インテリジェントトルクレンチ26
からの工具IDコードをワーカーズトランスミッタの電
磁係合コイルを介して受信し、コントロールユニットに
予め記憶されている作業指示と比較して、工具が適正で
ない場合には作業中止の警告及び工具交換指示を表示装
置に表示しているので、作業ミスを事前に防止すること
ができ、これにより、確実に作業管理を行うことができ
る。
【0041】以上説明した第2の実施例におけるワーカ
ーズトランスミッタは、コントロールユニットと無線ユ
ニットとが一体となっており腕にはめるタイプのものに
ついて説明したが、これに限られるものでなく、例え
ば、次のタイプのワーカーズトランスミッタがある。図
15には、3種類のワーカーズトランスミッタ232が
示されている。図15(a)には、コントロールユニッ
ト204と無線ユニット206が一体となったものを腕
にはめる腕タイプのワーカーズトランスミッタ232が
示されている。なお、電磁係合コイルとコントロールユ
ニットとはケーブル244を介して接続されている。こ
のタイプは、着脱が容易であり、コントロールユニット
を小型にして腕にはめても作業がし易いようにしたもの
である。また、図15(b)には、表示装置と入力キー
ボードとが一体となったもの246を腕にはめ、マイク
ロコンピュータと無線ユニットとが一体となったもの2
48を肩にかける腕肩タイプのワーカーズトランスミッ
タ232が示されている。なお、電磁結合コイルと表示
装置等、表示装置等と入力キーボード等は、ケーブル2
50を介して接続されている。このタイプは、腕タイプ
と比較すると着脱しにくいが、表示装置等と無線ユニッ
ト等とは分離してそれぞれ小型として作業をし易いよう
になっている。さらに、図15(c)には、コントロー
ルユニット204と無線ユニット206が一体となった
ものを腰に下げる腰タイプのワーカーズトランスミッタ
232が示されている。なお、電磁結合コイルとコント
ロールユニットとはケーブル254を介して接続されて
いる。このタイプは、腕には何もはめていないため、作
業し易くなっている。
【0042】また、前述の第2の実施例は、ワーカーズ
トランスミッタのみに電源を有しているものであるが、
ワーカーズトランスミッタとインテリジェントトルクレ
ンチに電源を有する場合についても適用することができ
る。
【0043】更に、第2の実施例では、インテリジェン
トトルクレンチに電力を供給するための磁界を誘導させ
る電磁結合コイルと、所定の信号を送受信するための電
磁結合コイルを別々に備えているが、これに限られるも
のでなく、図16、図17に示すように1つの電磁結合
コイル272、282を用いる場合についても適用する
ことができる。なお、この場合には、電力を送受するた
めの磁界に対応する電流と所定の信号に対応する電流と
を対応する電源処理部と信号処理部に送受する電流処理
部270、280が必要となる。
【0044】以上説明した実施例では、フランジに作業
位置を表示して入力する例について説明したが、フラン
ジパイプの部材を表す情報に位置情報を含ませておいて
この部材情報を入力することによって作業位置を把握す
るようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明した請求項1乃至請求項4に
載の発明は、出力手段から出力された完了情報に基づい
て工具としての工具毎に1つの作業が完了した回数をカ
ウントし、このカウント値が作業位置の全作業完了に対
応して予め定められた値になったか否かを工具毎に判断
する。このカウント値が予め定められた値になった場合
には、その作業位置の全作業が完了したことになるた
め、建築現場の作業状況を容易に管理することができ
る、という効果を有する。
【0046】請求項5に記載の発明は、カウント手段の
カウント値が前記予め定められた値にならなかったとき
に警報を発することから、建築現場の作業状況を確実に
管理することができる、という効果を有する。
【0047】請求項6に記載の発明は、カウント手段の
カウント値が前記予め定められた値になったときに、作
業が終了した作業位置を作業現場の図面が表示されてい
るCRTに表示することから、建築現場の作業進行状況
を的確に把握することができる、という効果を有する。
【0048】請求項7に記載の発明は、識別情報と作業
者識別情報とを対応させ、作業者毎に前記判断手段の判
断結果を集計することから、作業者、作業位置、作業対
象、作業種別の少なくとも1つ毎に作業状況を管理する
ことができる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の作業状況管理システムの概略図
である。
【図2】接続が完了したフランジパイプの全体系統図で
ある。
【図3】フランジパイプのフランジ部に接着する接合番
号(接合部コード)が表示されたシールを示した図であ
る。
【図4】接合番号(接合部コード)が表示されたシール
が接着されたフランジ部を示した図である。
【図5】作業指示書を示した図である。
【図6】作業者管理端末の制御ルーチンを示す流れ図で
ある。
【図7】作業所管理コンピュータの制御ルーチンを示す
流れ図である。
【図8】入退場口近傍に備えられたワーカーズトランス
ミッタ収排装置の概略図である。
【図9】ワーカーズトランスミッタの概略図である。
【図10】インテリジェントトルクレンチ及びワーカー
ズトランスミッタのブロック図である。
【図11】電力を送受する電磁結合コイルと所定の信号
を送受する電磁結合コイルとを別々に備えたインテリジ
ェントトルクレンチの回路図である。
【図12】電力を送受する電磁結合コイルと所定の信号
を送受する電磁結合コイルとを別々に備えたワーカーズ
トランスミッタの回路図である。
【図13】ワーカーズトランスミッタのコントロールユ
ニットのマイクロプロセッサの制御ルーチンを示す流れ
図である。
【図14】インテリジェントトルクレンチのマイクロプ
ロセッサの制御ルーチンを示す流れ図である。
【図15】3種類のワーカーズトランスミッタのそれぞ
れの装着位置を示した図である。
【図16】電力を送受する電磁結合コイルと所定の信号
を送受する電磁結合コイルとを1つの電磁結合コイルで
対応したインテリジェントトルクレンチの回路図であ
る。
【図17】電力を送受する電磁結合コイルと所定の信号
を送受する電磁結合コイルとを1つの電磁結合コイルで
対応したワーカーズトランスミッタの回路図である。
【符号の説明】
10 ICカード 12 ICカードリーダ 14 入退場管理端末 16 LANサーバ 18 データエントリー端末 20 作業所管理コンピュータ 26、28、30 インテリジェントトルクレンチ 32、34、36 バーコードリーダ 38 工具系無線ユニット 40 無線ユニット 42 作業者管理端末 50、52、54 作業者 70 管理者 72 管理者コンピュータ 74 管理者コンピュータ無線ユニット 76 コントローラ 230 ワーカーズトランスミッタ収排装置 201、202 電磁結合コイル 248、205 電磁結合コイル 204 コントロールユニット 206 無線ユニット 208 表示装置 210 入力キーボード 212 センサ 232 ワーカーズトランスミッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂呂 隆 東京都中央区銀座8丁目21番地1号 株 式会社竹中工務店 東京本店内 (72)発明者 内田 孝 東京都中央区銀座8丁目21番地1号 株 式会社竹中工務店 東京本店内 (72)発明者 後神 洋介 千葉県印旗群印西町大塚1丁目5番 株 式会社竹中工務店 技術研究所内 (72)発明者 小栗 英彦 大阪府大阪市中央区本町4丁目1番13号 株式会社竹中工務店 大阪本店内 (72)発明者 菊田 修治 東京都中央区銀座8丁目21番地1号 株 式会社竹中工務店 東京本店内 (72)発明者 相田 信一 東京都中央区銀座8丁目21番地1号 株 式会社竹中工務店 東京本店内 (72)発明者 阿部 裕司 東京都中央区銀座8丁目21番地1号 株 式会社竹中工務店 東京本店内 (56)参考文献 特開 昭62−259782(JP,A) 特開 昭59−73280(JP,A) 特開 平1−175072(JP,A) 特開 平2−236359(JP,A) 特開 平2−180531(JP,A) 実開 昭62−184987(JP,U) 実開 平3−100079(JP,U) 実開 平3−126579(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08C 17/00 B25B 23/144 E04G 21/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業状況を検出し、予め設定された作業
    状況の完了情報を出力する工具を適用し、この工具を複
    数用いた作業状況を一括管理する作業状況管理システム
    であって、 少なくとも組立対象となる部材を表す部材情報及び作業
    を行う作業位置を表す位置情報を入力するための入力手
    段と、 前記工具に設けられ、当該工具を識別する識別情報を出
    力すると共に、前記作業位置における当該工具を使用し
    た1つの作業の完了時に当該作業が完了したことを検出
    し、前記作業が完了したことを示す完了情報を出力する
    出力手段と、 予め使用した工具を特定する識別情報が記憶され、前記
    入力手段から入力された部材情報、位置情報、及び前記
    出力手段からの前記完了情報の入力によって、当該作業
    位置における工具を使用した1つの作業の完了時に、前
    記位置情報、前記識別情報および前記完了情報を関連付
    けて管理する管理制御手段と、 前記管理制御手段から前記完了情報が入力され、当該完
    了情報に基づいて工具毎に1つの作業が完了した回数を
    カウントするカウント手段と、 前記管理制御手段から入力された前記位置情報および前
    記識別情報と前記カウント手段のカウント値に基づい
    て、前記カウント値が前記作業位置の全作業完了に対応
    して予め定められた値になったか否かを工具毎に判断す
    る判断手段と、 を含む作業状況管理システム。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は、前記工具に設けられた
    ことを特徴とする請求項1記載の作業状況管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記出力手段は、前記完了情報を無線で
    送信する送信手段であることを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の作業状況管理システム。
  4. 【請求項4】 前記管理制御手段は、前記位置情報、前
    記識別情報および前記完了情報を無線で送信する送信手
    段を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3
    記載の作業状況管理システム。
  5. 【請求項5】 カウント手段のカウント値が前記予め定
    められた値にならなかった場合であって、かつ前記完了
    情報が所定の時間内に入力されなかった場合に、警報を
    発する処理を行う処理手段を更に含む請求項1の作業状
    況管理システム。
  6. 【請求項6】 作業現場の図面を表示するCRTを備
    え、カウント手段のカウント値が前記予め定められた値
    になったときに、作業が終了した作業位置をCRTに表
    示された図面上に表示する処理手段を更に含む請求項1
    の作業状況管理システム。
  7. 【請求項7】 工具を使用して作業を行う作業者を識別
    する作業者識別情報を入力するための入力手段と、前記
    識別情報と前記作業者識別情報とを対応させる対応手段
    と、作業者、作業位置、作業対象、作業種別の少なくと
    も1つ毎に前記判断手段の判断結果を集計する集計手段
    と、を備えた処理手段を更に含む請求項1の作業状況管
    理システム。
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