JPH0895633A - 操作支援システム - Google Patents

操作支援システム

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JPH0895633A
JPH0895633A JP6233189A JP23318994A JPH0895633A JP H0895633 A JPH0895633 A JP H0895633A JP 6233189 A JP6233189 A JP 6233189A JP 23318994 A JP23318994 A JP 23318994A JP H0895633 A JPH0895633 A JP H0895633A
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JP
Japan
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operation target
abnormality
data
identification code
processing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP6233189A
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English (en)
Inventor
Eiichi Okuma
栄一 大熊
Keiichi Watanabe
慶一 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba System Technology Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0895633A publication Critical patent/JPH0895633A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作対象に異常が生じた場合にも、この異常
に対処する方法を作業員に伝達することのできる操作支
援システムを提供する。 【構成】 本発明は、無線により操作対象の少なくとも
操作手順を示すデータの送信を行なうデータ処理装置
と、前記データ処理装置から送信されるデータを受信
し、この受信したデータにより前記操作対象の少なくと
も操作手順を報知する可搬型データ処理装置とを備えた
操作支援システムにおいて、前記データ処理装置(1)
は、前記操作対象から入力される設備状況に基づいて前
記操作対象の異常の判断を行ない、この異常に対処する
ための対応操作を出力する機能を有し、前記可搬型デー
タ処理装置(2)は、前記データ処理装置から出力され
た対応操作を報知する機能を有したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、火力発電所等
のプラントに異常が発生した場合に、作業員のプラント
修復操作を支援する操作支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、火力発電所に代表される
プラントに於いては、プラント制御用コンピュータシス
テムが広く導入されており、現場に行かなくとも、大半
のプラントの設備状況は、中央制御室の表示装置を見る
ことによって確認することができる。
【0003】また、通常運転時に於けるプラント運転操
作は、プラント制御用コンピュータシステムの中央制御
室から行なえるようになっている。しかしながら、プラ
ントの設備に何らかの異常が発生した場合には、異常が
発生したプラントの設備に於いて、直接、作業員がプラ
ントの設備の操作を行なう必要がある。
【0004】更に、プラントの保守・点検のために定期
的にプラントの設備作動状況を現場で確認する必要があ
り、人間による現場でのプラントの設備操作は依然とし
て必要不可欠な状況である。
【0005】このような現場において作業を行なう作業
員のプラント設備操作を支援するために、予め現場で行
なうべき操作手順を記憶させた可搬型データ処理装置を
持参し、この可搬型データ処理装置の指示に従って、作
業員がプラントの設備操作を行なうことによりプラント
の操作対象において誤操作等が発生するのを防止してい
る。
【0006】また、プラント制御用コンピュータシステ
ムのデータ処理装置と、現場に持ち込まれる可搬型デー
タ処理装置を無線により接続することにより、操作対象
の操作手順、操作内容、操作結果及び任意の設備の操作
状況の送受信を行なう方法も採用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記プ
ラント設備操作の支援によりプラントの設備操作を行な
っても、作業員の誤ったプラントの設備操作に起因し
て、操作対象に異常が生じた場合、又は操作対象となる
設備以外の設備で異常が発生し、それによって、操作対
象に異常が生じた場合には、操作対象で異常が発生した
ことを作業員が判断することができない場合がある。
【0008】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、作業員の誤った設備操作や、操作対象となる設
備以外の設備に異常が発生して、操作対象に異常が生じ
た場合でも、この異常に対処するための操作情報を作業
員に伝達することができる操作支援システムを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】従って、上記目的を達成
するために、請求項1の発明によれば、無線により操作
対象の少なくとも操作手順を示すデータの送信を行なう
データ処理装置と、前記データ処理装置から送信される
データを受信し、この受信したデータにより前記操作対
象の少なくとも操作手順を報知する可搬型データ処理装
置とを備えた操作支援システムにおいて、前記データ処
理装置は、前記操作対象から入力される設備状況に基づ
いて前記操作対象の異常の判断を行ない、この異常に対
処するための対応操作データを送信する機能を有し、前
記可搬型データ処理装置は、前記データ処理装置から送
信された対応操作データを報知する機能を有したことを
特徴とする。
【0010】また、請求項2の発明によれば、請求項1
記載の操作支援システムにおいて、前記データ処理装置
は、前記操作対象より入力される前記操作対象の設備状
況を示す設備状況データと、あらかじめ入力されている
前記操作対象の設備状況比較データとによって前記操作
対象に異常が生じたか否かを監視する異常監視部と、前
記操作対象に生じた各異常に対処するための対応操作を
示す対応操作支援データを格納する対応操作支援データ
ベース部と、前記異常監視部により前記操作対象の異常
が検出された場合に、前記操作対象の異常に対応する対
応操作を決定し、前記対応操作支援データベース部に格
納されている対応操作支援データの中から、この決定さ
れた対応操作に対応する対応操作支援データを出力する
対応操作判断部と、前記対応操作判断部より出力された
前記対応操作支援データを、前記可搬型データ処理装置
に無線により伝送する送信部と、を備えたことを特徴と
する。
【0011】さらに、請求項3の発明によれば、請求項
1記載の操作支援システムにおいて、前記可搬型データ
処理装置は、設備に取り付けられた識別コードを読み込
む識別コード読み込み部と、前記識別コード読み込み部
によって読み込まれた前記識別コードがあらかじめ定め
られた前記操作対象の識別コードと一致しているかを判
定する識別コード判定部と、前記識別コード判定部によ
って、前記識別コード読み込み部によって読み込まれた
前記識別コードが前記操作対象の識別コードと一致して
いないと判定された場合に、操作対象でない旨のメッセ
ージデータを出力するメッセージ出力部と、前記メッセ
ージ出力部より出力されたメッセージデータを表示する
表示部と、を具備したことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1の発明によれば、データ処理装置が操
作対象から入力される設備状況に基づいて、操作対象の
異常の判断を行ない、この異常に対処するための対応操
作を出力し、可搬型データ処理装置によって対応操作を
報知するので、操作対象に対して誤った操作が行なわれ
ることを防止することができる。
【0013】請求項2の発明によれば、異常監視部によ
り、操作対象に異常が生じたか否かを監視し、操作対象
の異常が検出された場合に、対応操作判断部が操作対象
の異常に対処する対応操作を決定し、対応操作支援デー
タベース部に格納された対応操作支援データの中から、
この決定された対応操作に対応する対応操作支援データ
を出力し、この出力された対応操作支援データが送信部
を介して、可搬型データ処理装置の表示部に表示される
ので、作業員が、可搬型データ処理装置に表示された方
法を確認しながら、早期に操作対象の異常に対して対応
する処置を採ることができる。
【0014】請求項3の発明によれば、識別コード判定
部によって、識別コード読み込み部によって読み込まれ
た識別コードが操作対象の識別コードと一致していない
と判定された場合に、可搬型データ処理装置の表示部に
操作対象でない旨のメッセージデータを表示するので、
作業員が誤って異なる操作対象に対して、操作を行なう
ことを未然に防止することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る操作支援シス
テムについて図1を参照して説明する。この操作支援シ
ステムは、プラント制御用システムのデータ処理装置1
と、可搬型データ処理装置2で構成されている。
【0016】データ処理装置1は、無線により操作対象
となる設備の操作手順・内容等を示すデータの送信を行
なうものであり、具体的には、異常監視部3、対応操作
判断部4、対応操作支援データベース部5及び送信部6
を備えている。
【0017】このうち異常監視部3は、操作対象から入
力される操作対象の設備状況を示す設備状況データと、
あらかじめ入力されている操作対象の設備状況比較用デ
ータによって操作対象に異常が生じたか否かを監視する
ものである。
【0018】この異常監視部3への設備状況データの入
力は、例えば、データ処理装置1に対して、複数のI/
O(input/output)装置を接続する一方、
操作対象に複数のセンサーを取り付け、これらセンサー
からの設備状況データを各I/Oを通してデータ処理装
置1に送ることにより行なわれる。
【0019】また、この設備状況を示すデータの入力周
期は、高速である必要はなく、例えば、10秒から15
秒の周期で行なわれる。対応操作支援データベース部4
は、操作対象に生じた各異常に対処するための対応操作
を示す対応操作支援データを格納するものである。
【0020】対応操作判断部5は、異常監視部3により
操作対象の異常が検出された場合に、操作対象の異常に
対応する対応操作を決定し、対応操作支援データベース
部5に格納されている対応操作支援データの内、この対
応操作に対応する対応操作支援データを出力するもので
ある。
【0021】送信部6は、対応操作判断部4より出力さ
れた対応操作支援データを、可搬型データ処理装置2に
無線伝送を行なうものである。データ処理装置2は、デ
ータ処理装置1から送信されるデータを受信し、この受
信データに基づいて操作対象の操作手順・内容等を表示
部に表示することにより操作対象の操作手順・内容等を
操作対象の作業員に知らせる機能を有しており、具体的
には、受信部7、表示部8、識別コード読み込み部9、
識別コード判定部10、メッセージ出力部11を備えて
いる。
【0022】受信部7は、送信部6から送信された対応
操作支援データを受信するものである。表示部8は、受
信部7にて受信された対応操作支援データや、メッセー
ジ出力部11より出力されたメッセージデータを表示す
るものである。
【0023】識別コード読み込み部9は、設備に取り付
けられた識別コードを読み込むものである。識別コード
判定部10は、識別コード読み込み部9によって読み込
まれた識別コードがあらかじめ定められた操作対象の識
別コードと一致しているかを判定するものである。
【0024】メッセージ出力部11は、識別コード判定
部10によって読み込まれた識別コードが操作対象の識
別コードと一致していないと判定された場合に、操作対
象でない旨のメッセージデータを出力するものである。
【0025】次に、上記のように構成した操作支援シス
テムの動作について説明する。まず、プラントに設けら
れた各設備の設備状況を示すデータが、データ処理装置
1の異常監視部3に入力される。
【0026】異常監視部3は、操作対象より入力される
操作対象の設備状況を示すデータと、あらかじめ入力さ
れている操作対象の設備状況比較データにより操作対象
に異常が生じているか否かを監視する。
【0027】そして、異常監視部3により操作対象の異
常が検出された場合、対応操作判断部4は、操作対象の
異常に対応する対応操作を決定し、対応操作支援データ
ベース部5からこの対応操作に対応する対応操作支援デ
ータを送信部6に出力する送信部6は、対応操作判断部
4より出力された対応操作支援データを、可搬型データ
処理装置2に無線により伝送する。
【0028】一方、可搬型データ処理装置2の受信部7
は、無線により伝送された対応操作支援データを受信
し、この操作対象の異常に対処するための対応操作支援
データを表示部8に表示する。
【0029】これにより、作業員は、操作対象に適切な
操作を行なうことができる。また、作業員が、プラント
に設けられた複数の設備の内、どの設備が操作対象であ
るか判断できない場合には、可搬型データ処理装置2に
設けられている識別コード読み込み部9によって、プラ
ントの各設備に取り付けられた識別コードを読み込む。
【0030】識別コード読み込み部9によって読み込ま
れた識別コードは、識別コード判定部10によって、可
搬型データ処理装置2にあらかじめ入力されている操作
対象の識別コードと一致しているか否かが判定される。
【0031】そして、識別コード判定部10によって、
識別コード読み込み部9によって読み込まれた識別コー
ドが、操作対象の識別コードと一致していないと判定さ
れた場合、操作対象でない旨のメッセージデータがメッ
セージ出力部11より出力され、このメッセージデータ
が可搬型データ処理装置の表示部8に表示される。
【0032】従って、異常監視部3により、操作対象に
異常が生じたか否かを監視し、操作対象の異常が検出さ
れた場合に、操作対象の異常に対応する対応操作を判断
し、対応操作支援データベース部5に格納された対応操
作支援データから、この対応操作に対応する対応操作支
援データを送信部6を介して、可搬型データ処理装置2
の表示部1に表示するので、作業員は、可搬型データ処
理装置2の表示部8に表示された方法を確認しながら、
早期に操作対象の異常に対して対応する処置を行なうこ
とができる。
【0033】また、識別コード判定部10によって、識
別コード読み込み部9によって読み込まれた識別コード
が操作対象の識別コードと一致していないと判定された
場合に、表示部8に操作対象でない旨のメッセージデー
タを表示するので、作業員が誤って異なる操作対象に対
して、操作を行なうことを未然に防止することができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明に係る操作
支援システムによれば、作業員の誤った設備操作や、操
作対象となる設備以外の設備に異常が発生した結果、操
作対象に異常が発生した場合にも、この異常に対処する
ための情報を可搬型データ処理装置の表示部に表示する
ことにより、伝達することができるので、作業員は、可
搬型データ処理装置の表示部に表示された方法を確認し
ながら、早期に操作対象の異常に対して対応する処置を
行なうことができる。
【0035】また、識別コード読み込み部によって、設
備に取り付けられた識別コードを読みとり、操作対象で
あるか否かを判断し、操作対象でない場合には、表示部
に操作対象でない旨のメッセージデータを表示するの
で、作業員が誤って異なる操作対象に対して、操作を行
なうことを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る操作支援システムの構
成を示す図。
【符号の説明】
1…データ処理装置、2…可搬型データ処理装置、3…
異常監視部、4…対応操作判断部、5…対応操作支援デ
ータベース部、6…送信部、7…受信部、8…表示部、
9…識別コード読み込み部、10…識別コード判定部、
11…メッセージ出力部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線により操作対象の少なくとも操作手
    順を示すデータの送信を行なうデータ処理装置と、前記
    データ処理装置から送信されるデータを受信し、この受
    信したデータにより前記操作対象の少なくとも操作手順
    を報知する可搬型データ処理装置とを備えた操作支援シ
    ステムにおいて、 前記データ処理装置は、前記操作対象から入力される設
    備状況に基づいて前記操作対象の異常の判断を行ない、
    この異常に対処するための対応操作データを送信する機
    能を有し、前記可搬型データ処理装置は、前記データ処
    理装置から送信された対応操作データを報知する機能を
    有したことを特徴とする操作支援システム。
  2. 【請求項2】 前記データ処理装置は、 前記操作対象より入力される前記操作対象の設備状況を
    示す設備状況データと、あらかじめ入力されている前記
    操作対象の設備状況比較データとによって前記操作対象
    に異常が生じたか否かを監視する異常監視部と、 前記操作対象に生じた各異常に対処するための対応操作
    を示す対応操作支援データを格納する対応操作支援デー
    タベース部と、 前記異常監視部により前記操作対象の異常が検出された
    場合に、前記操作対象の異常に対応する対応操作を決定
    し、前記対応操作支援データベース部に格納されている
    対応操作支援データの中から、この決定された対応操作
    に対応する対応操作支援データを出力する対応操作判断
    部と、 前記対応操作判断部より出力された前記対応操作支援デ
    ータを、前記可搬型データ処理装置に無線により伝送す
    る送信部と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の操作支援シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記可搬型データ処理装置は、 設備に取り付けられた識別コードを読み込む識別コード
    読み込み部と、 前記識別コード読み込み部によって読み込まれた前記識
    別コードがあらかじめ定められた前記操作対象の識別コ
    ードと一致しているかを判定する識別コード判定部と、 前記識別コード判定部によって、前記識別コード読み込
    み部によって読み込まれた前記識別コードが前記操作対
    象の識別コードと一致していないと判定された場合に、
    操作対象でない旨のメッセージデータを出力するメッセ
    ージ出力部と、 前記メッセージ出力部より出力されたメッセージデータ
    を表示する表示部と、 を具備したことを特徴とする請求項1記載の操作支援シ
    ステム。
JP6233189A 1994-09-28 1994-09-28 操作支援システム Pending JPH0895633A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1048099A (ja) * 1996-07-31 1998-02-20 Toshiba Corp 巡視支援システム
JPH1165641A (ja) * 1997-08-20 1999-03-09 Toshiba Corp プラント機器操作装置
JP2011034180A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Idemitsu Kosan Co Ltd プラント等の運転操作支援システム
WO2015045851A1 (ja) * 2013-09-27 2015-04-02 Ntn株式会社 作業支援システムおよび作業者支援方法
WO2017163757A1 (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 日本電気株式会社 情報処理装置および情報処理方法

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