JP3288759B2 - プリント基板加工機における集塵装置 - Google Patents
プリント基板加工機における集塵装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板加工機に
おける集塵装置にかかり、特に、プレッシャフット内に
冷却液を供給して工具の冷却効率を向上させるようにし
たプリント基板加工機における集塵装置に関するもので
ある。
おける集塵装置にかかり、特に、プレッシャフット内に
冷却液を供給して工具の冷却効率を向上させるようにし
たプリント基板加工機における集塵装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】プリント基板穴明機などのプリント基板
加工機においては、たとえば、特開平3−3713号公
報に開示されているように、プレッシャフットからドリ
ルに向けて圧縮空気を吹き付けるようにしたものが提案
されている。このような装置においては、プリント基板
の加工時に、プレッシャフット内に吹き込まれた圧縮空
気が急激に膨張し、プレッシャフット内の温度を下げ、
ドリルの冷却効率を向上させることができる。また、プ
レッシャフット内の気流が増加し切粉の排出を確実に行
なうことができるなどの利点がある。
加工機においては、たとえば、特開平3−3713号公
報に開示されているように、プレッシャフットからドリ
ルに向けて圧縮空気を吹き付けるようにしたものが提案
されている。このような装置においては、プリント基板
の加工時に、プレッシャフット内に吹き込まれた圧縮空
気が急激に膨張し、プレッシャフット内の温度を下げ、
ドリルの冷却効率を向上させることができる。また、プ
レッシャフット内の気流が増加し切粉の排出を確実に行
なうことができるなどの利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、加工速度が向
上すると、冷却効果が不十分になり、ドリルの温度上昇
による摩耗の増加や、加工品質の低下などの問題が発生
する。
上すると、冷却効果が不十分になり、ドリルの温度上昇
による摩耗の増加や、加工品質の低下などの問題が発生
する。
【0004】本発明の目的は、上記の事情に鑑み、ドリ
ルの冷却効率をさらに高め加工速度の高速化を可能にす
るためのプリント基板加工機における集塵装置を提供す
ることにある。
ルの冷却効率をさらに高め加工速度の高速化を可能にす
るためのプリント基板加工機における集塵装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、冷却液を蓄えるタンクと、この
タンクに付設され、タンク内から汲み上げた冷却液を冷
却液用の配管を通して、プレッシャフットの吐出口に向
けて送り出すポンプと、前記プレッシャフットに接続さ
れた排気管を通して、プレッシャフット内の排気を行う
排気装置と、前記排気管に介装され、気体、液体及び固
体を分離するバグセパレータと、前記冷却液用の配管に
介装され、冷却液の通路を開閉する2ポートの第1の弁
と、前記プレッシャフットとバグセパレータを結ぶ排気
管に介装された3ポートの第2の弁と、一端が前記第1
の弁とプレッシャフットを結ぶ冷却液用の配管に接続さ
れ、他端が前記第2の弁に接続される排液管とを設け、
前記第2の弁により、加工時は前記バグセパレータに前
記プレッシャフットを接続し、その他の場合は、前記バ
グセパレータに前記プレッシャフットと前記排液管を接
続する。
め、本発明においては、冷却液を蓄えるタンクと、この
タンクに付設され、タンク内から汲み上げた冷却液を冷
却液用の配管を通して、プレッシャフットの吐出口に向
けて送り出すポンプと、前記プレッシャフットに接続さ
れた排気管を通して、プレッシャフット内の排気を行う
排気装置と、前記排気管に介装され、気体、液体及び固
体を分離するバグセパレータと、前記冷却液用の配管に
介装され、冷却液の通路を開閉する2ポートの第1の弁
と、前記プレッシャフットとバグセパレータを結ぶ排気
管に介装された3ポートの第2の弁と、一端が前記第1
の弁とプレッシャフットを結ぶ冷却液用の配管に接続さ
れ、他端が前記第2の弁に接続される排液管とを設け、
前記第2の弁により、加工時は前記バグセパレータに前
記プレッシャフットを接続し、その他の場合は、前記バ
グセパレータに前記プレッシャフットと前記排液管を接
続する。
【0006】
【作用】そして、プリント基板を加工している間、ポン
プから送り出された冷却液を、プレッシャフットの吐出
口からプレッシャフット内に吐出するとともに、排気装
置でプレッシャフット内の排気を行う。すると、プレッ
シャフット内に吐出された冷却液は、吐出口から霧状に
なってプレッシャフット内に広がった後、吸引口から切
粉とともに排気装置に向けて吸引される。この時、霧状
になった冷却液の一部がドリルに接触して蒸発し、その
気化熱でドリルを冷却する。吸引口から吸引されバグセ
パレータに引き込まれると、バグフィルタで切粉と共に
冷却液が分離され、空気だけが排気装置から排気され
る。一方、バグフィルタで捕捉された切粉はバグフィル
タ内に残り、冷却液は、バグフィルタから滴下してバグ
セパレータの下部に集められる。
プから送り出された冷却液を、プレッシャフットの吐出
口からプレッシャフット内に吐出するとともに、排気装
置でプレッシャフット内の排気を行う。すると、プレッ
シャフット内に吐出された冷却液は、吐出口から霧状に
なってプレッシャフット内に広がった後、吸引口から切
粉とともに排気装置に向けて吸引される。この時、霧状
になった冷却液の一部がドリルに接触して蒸発し、その
気化熱でドリルを冷却する。吸引口から吸引されバグセ
パレータに引き込まれると、バグフィルタで切粉と共に
冷却液が分離され、空気だけが排気装置から排気され
る。一方、バグフィルタで捕捉された切粉はバグフィル
タ内に残り、冷却液は、バグフィルタから滴下してバグ
セパレータの下部に集められる。
【0007】ドリルの交換時には、冷却液用の配管の弁
を作動させて冷却液の供給を止めるとともに、切換弁を
作動させ、プレッシャフット及び排液管をバグセパレー
タに接続する。すると、弁とプレッシャフットを結ぶ冷
却液用の配管中に残っている冷却液が、排気装置により
吸引され、バグセパレータに回収される。したがって、
工具交換時あるいは工具の測定時に、プレッシャフット
から冷却液の垂れ落ちをなくすことができる。
を作動させて冷却液の供給を止めるとともに、切換弁を
作動させ、プレッシャフット及び排液管をバグセパレー
タに接続する。すると、弁とプレッシャフットを結ぶ冷
却液用の配管中に残っている冷却液が、排気装置により
吸引され、バグセパレータに回収される。したがって、
工具交換時あるいは工具の測定時に、プレッシャフット
から冷却液の垂れ落ちをなくすことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1ないし図4
に基づいて説明する。図1において、1はプリント基板
で、下板2と一体に結合され、プリント基板穴明機のテ
ーブル(図示せず)に固定されている。3はドリルで、
プリント基板穴明機のスピンドル(図示せず)に着脱可
能に支持されている。4はプレッシャフットで、前記ス
ピンドルを回転可能に支持するスピンドルユニット(図
示せず)に、その軸方向に摺動可能に支持され、かつエ
アシリンダ(図示せず)によって、前記テーブル側に向
けて付勢されている。このプレッシャフット4には、軸
方向の中央部に吸引口5が形成され、先端部に内部に向
けて冷却液の吐出口6が形成され、プリント基板1と接
する面に溝7が形成されている。そして、前記吸引口5
および吐出口6は、それぞれ排気管8と、冷却液用の配
管9を介して集塵装置10に接続されている。
に基づいて説明する。図1において、1はプリント基板
で、下板2と一体に結合され、プリント基板穴明機のテ
ーブル(図示せず)に固定されている。3はドリルで、
プリント基板穴明機のスピンドル(図示せず)に着脱可
能に支持されている。4はプレッシャフットで、前記ス
ピンドルを回転可能に支持するスピンドルユニット(図
示せず)に、その軸方向に摺動可能に支持され、かつエ
アシリンダ(図示せず)によって、前記テーブル側に向
けて付勢されている。このプレッシャフット4には、軸
方向の中央部に吸引口5が形成され、先端部に内部に向
けて冷却液の吐出口6が形成され、プリント基板1と接
する面に溝7が形成されている。そして、前記吸引口5
および吐出口6は、それぞれ排気管8と、冷却液用の配
管9を介して集塵装置10に接続されている。
【0009】前記集塵装置10は、図2に示すような構
成になっている。同図において、11(a,b)はバグ
セパレータで、それぞれ弁12(a,b)を介して、プ
レッシャフット4の吸引口5に接続された排気管8に並
列に接続されている。13は中間タンクで、自動弁14
(a,b)を介してバグセパレータ11(a,b)に接
続されている。15は排気装置で、切換弁16を介して
バグセパレータ11(a,b)に接続され、自動切換弁
17を介して中間タンク13に接続されている。18は
自動弁で、中間タンク13の排出口に接続されている。
なお、自動弁14(a,b)、自動切換弁17および自
動弁18は、制御装置(図示せず)により所定の順序で
駆動制御される。
成になっている。同図において、11(a,b)はバグ
セパレータで、それぞれ弁12(a,b)を介して、プ
レッシャフット4の吸引口5に接続された排気管8に並
列に接続されている。13は中間タンクで、自動弁14
(a,b)を介してバグセパレータ11(a,b)に接
続されている。15は排気装置で、切換弁16を介して
バグセパレータ11(a,b)に接続され、自動切換弁
17を介して中間タンク13に接続されている。18は
自動弁で、中間タンク13の排出口に接続されている。
なお、自動弁14(a,b)、自動切換弁17および自
動弁18は、制御装置(図示せず)により所定の順序で
駆動制御される。
【0010】19は冷却液タンクで、仕切板20により
回収タンク19aと供給タンク19bに仕切られてい
る。21はポンプで、回収タンク19aに配置されてい
る。22は弁で、ポンプ21に接続されている。23は
フィルタで、弁22に接続されている。24は温度制御
装置で、供給タンク19bに配置されている。25はポ
ンプで、供給タンク19bに配置され、配管9を通して
プレッシャフット4の吐出口6に接続されている。
回収タンク19aと供給タンク19bに仕切られてい
る。21はポンプで、回収タンク19aに配置されてい
る。22は弁で、ポンプ21に接続されている。23は
フィルタで、弁22に接続されている。24は温度制御
装置で、供給タンク19bに配置されている。25はポ
ンプで、供給タンク19bに配置され、配管9を通して
プレッシャフット4の吐出口6に接続されている。
【0011】前記バグセパレータ11(a,b)は、図
3に示すような構成になっている。同図において、11
cはケーシングで、吸引口11d、エアー排出口11
e、および冷却液排出口11fが形成されている。11
gはバグフィルタで、ケーシング11cの中に、吸引口
11dを覆うように配置されている。11hは仕切板
で、バグフィルタ11gの上部を覆うように配置されて
いる。
3に示すような構成になっている。同図において、11
cはケーシングで、吸引口11d、エアー排出口11
e、および冷却液排出口11fが形成されている。11
gはバグフィルタで、ケーシング11cの中に、吸引口
11dを覆うように配置されている。11hは仕切板
で、バグフィルタ11gの上部を覆うように配置されて
いる。
【0012】図4は、プレッシャフット4と集塵装置1
0の間の配管系統を示すもので、同図において、26は
弁で、冷却液用の配管9に介装されている。27は切換
弁で、排気管8に介装されている。28は排液管で、配
管9のプレッシャフット4と弁26の間から分岐され、
切換弁27に接続されている。
0の間の配管系統を示すもので、同図において、26は
弁で、冷却液用の配管9に介装されている。27は切換
弁で、排気管8に介装されている。28は排液管で、配
管9のプレッシャフット4と弁26の間から分岐され、
切換弁27に接続されている。
【0013】このような構成で、穴明け加工時には、配
管9が連通するように弁26を移動させ、排気管8のみ
が連通するように切換弁27を移動させる。
管9が連通するように弁26を移動させ、排気管8のみ
が連通するように切換弁27を移動させる。
【0014】また、バグセパレータ11aを使用すると
きには、切換弁16をバグセパレータ11a側に切替え
ると共に、弁12aを開き、弁12bを閉める。する
と、バグセパレータ11aおよびパイプ8を通してプレ
ッシャフット4と排気装置15が接続される。この状態
で、排気装置15を作動させると共に、ポンプ25を作
動させ、供給タンク19bに溜められた冷却液をプレッ
シャフット4の吐出口6に供給し、吐出口6からプレッ
シャフット4内に冷却液を吐出させる。すると、プレッ
シャフット4内が負圧になっているため、冷却液は霧状
になってプレッシャフット内に広がり、吸引口5からバ
グセパレータ11aに吸引されてゆく。
きには、切換弁16をバグセパレータ11a側に切替え
ると共に、弁12aを開き、弁12bを閉める。する
と、バグセパレータ11aおよびパイプ8を通してプレ
ッシャフット4と排気装置15が接続される。この状態
で、排気装置15を作動させると共に、ポンプ25を作
動させ、供給タンク19bに溜められた冷却液をプレッ
シャフット4の吐出口6に供給し、吐出口6からプレッ
シャフット4内に冷却液を吐出させる。すると、プレッ
シャフット4内が負圧になっているため、冷却液は霧状
になってプレッシャフット内に広がり、吸引口5からバ
グセパレータ11aに吸引されてゆく。
【0015】この状態で、プリント基板1の加工が行な
われる。この時、霧状の冷却液が、加工によって温度上
昇したドリル3に接触すると、ドリル3の熱で冷却液が
蒸発し、気化熱がドリルの熱を奪うことによりドリル3
を冷却する。プレッシャフット4内に吐出された冷却液
と加工によって発生した切粉は、プレッシャフット4の
溝7から吸い込まれた空気と共に排気管8、切換弁27
および弁12aを通り、バグセパレータ11a内に吸い
込まれる。すると、バグセパレータ11a内で流速が低
下して、切粉と冷却液はバグフィルタ11g内に落下
し、空気だけがバグフィルタ11gの上部を透過して排
気装置15から排気される。一方、バグフィルタ11g
内で落下した冷却液は微細な切粉と共に、バグフィルタ
11gの下部を透過してケーシング11c内に滴下し、
バグフィルタ11gの目より大きな切粉だけがバグフィ
ルタ11g内に残る。
われる。この時、霧状の冷却液が、加工によって温度上
昇したドリル3に接触すると、ドリル3の熱で冷却液が
蒸発し、気化熱がドリルの熱を奪うことによりドリル3
を冷却する。プレッシャフット4内に吐出された冷却液
と加工によって発生した切粉は、プレッシャフット4の
溝7から吸い込まれた空気と共に排気管8、切換弁27
および弁12aを通り、バグセパレータ11a内に吸い
込まれる。すると、バグセパレータ11a内で流速が低
下して、切粉と冷却液はバグフィルタ11g内に落下
し、空気だけがバグフィルタ11gの上部を透過して排
気装置15から排気される。一方、バグフィルタ11g
内で落下した冷却液は微細な切粉と共に、バグフィルタ
11gの下部を透過してケーシング11c内に滴下し、
バグフィルタ11gの目より大きな切粉だけがバグフィ
ルタ11g内に残る。
【0016】この状態で、プリント基板1の加工が行な
われる。この時、霧状の冷却液が、加工によって温度上
昇したドリル3に接触すると、ドリル3の熱で冷却液が
蒸発し、その気化熱を奪うことによりドリル3を冷却す
る。プレッシャフット4内に吐出された冷却液と加工に
よって発生した切粉は、プレッシャフット4の溝7から
吸い込まれた空気と共に排気管8、切換弁27および弁
12aを通り、バグセパレータ11a内に吸い込まれ
る。すると、バグセパレータ11a内で流速が低下し
て、切粉と冷却液はバグフィルタ11g内に落下し、空
気だけがバグフィルタ11gの上部を透過して排気装置
15から排気される。一方、バグフィルタ11g内で落
下した冷却液は微細な切粉と共に、バグフィルタ11g
の下部を透過してケーシング11c内に滴下し、バグフ
ィルタ11gの目より大きな切粉だけがバグフィルタ1
1g内に残る。
われる。この時、霧状の冷却液が、加工によって温度上
昇したドリル3に接触すると、ドリル3の熱で冷却液が
蒸発し、その気化熱を奪うことによりドリル3を冷却す
る。プレッシャフット4内に吐出された冷却液と加工に
よって発生した切粉は、プレッシャフット4の溝7から
吸い込まれた空気と共に排気管8、切換弁27および弁
12aを通り、バグセパレータ11a内に吸い込まれ
る。すると、バグセパレータ11a内で流速が低下し
て、切粉と冷却液はバグフィルタ11g内に落下し、空
気だけがバグフィルタ11gの上部を透過して排気装置
15から排気される。一方、バグフィルタ11g内で落
下した冷却液は微細な切粉と共に、バグフィルタ11g
の下部を透過してケーシング11c内に滴下し、バグフ
ィルタ11gの目より大きな切粉だけがバグフィルタ1
1g内に残る。
【0017】排気装置15が作動してから所定の時間が
経過すると、前記制御装置が作動して、自動弁18を閉
めると共に、自動切換弁17を切換て中間タンク13を
排気装置15に接続し、中間タンク13内の排気を行な
う。そして、中間タンク13内の圧力が、バグセパレー
タ11a内の圧力と同じになると、制御装置は、自動弁
14aを作動させ、バグセパレータ11aと中間タンク
13を連通させる。すると、ケーシング11c内に溜っ
た冷却液が自動弁14aを通して中間タンク13に流れ
る。一定時間経過すると、制御装置は、自動弁14aを
閉じると共に、切換弁17を作動させ、中間タンク13
内を大気に連通させる。ついで、自動弁18を開き中間
タンク13内に回収された冷却液を、冷却液タンク19
の回収タンク19aに送り出す。なお、バグセパレータ
11aから冷却液を排出するタイミングは、プレッシャ
フット4に供給されるれる冷却液の量とバグセパレータ
11aの容量によって設定すればよい。
経過すると、前記制御装置が作動して、自動弁18を閉
めると共に、自動切換弁17を切換て中間タンク13を
排気装置15に接続し、中間タンク13内の排気を行な
う。そして、中間タンク13内の圧力が、バグセパレー
タ11a内の圧力と同じになると、制御装置は、自動弁
14aを作動させ、バグセパレータ11aと中間タンク
13を連通させる。すると、ケーシング11c内に溜っ
た冷却液が自動弁14aを通して中間タンク13に流れ
る。一定時間経過すると、制御装置は、自動弁14aを
閉じると共に、切換弁17を作動させ、中間タンク13
内を大気に連通させる。ついで、自動弁18を開き中間
タンク13内に回収された冷却液を、冷却液タンク19
の回収タンク19aに送り出す。なお、バグセパレータ
11aから冷却液を排出するタイミングは、プレッシャ
フット4に供給されるれる冷却液の量とバグセパレータ
11aの容量によって設定すればよい。
【0018】一方、回収タンク19aに回収された冷却
液は、ポンプ21によって汲み上げられ、弁22を通し
てフィルタ23に送り込まれ、微細な切粉を濾過された
後、供給タンク19bに溜められる。同時に、温度制御
装置24によって、所定の温度に制御される。このよう
な温度制御装置24を設けることにより、冷却液の温度
上昇を押え、より効率良くドリル3を冷却することがで
きる。
液は、ポンプ21によって汲み上げられ、弁22を通し
てフィルタ23に送り込まれ、微細な切粉を濾過された
後、供給タンク19bに溜められる。同時に、温度制御
装置24によって、所定の温度に制御される。このよう
な温度制御装置24を設けることにより、冷却液の温度
上昇を押え、より効率良くドリル3を冷却することがで
きる。
【0019】バグセパレータ11aのバグフィルタ11
g内に溜った切粉を取り除くために、バグセパレータ1
1bに切替えるときには、弁12bを開くと共に、弁1
2aを閉める。そして、切換弁16を切換てバグセパレ
ータ11aを排気装置15から切離すと共に、バグセパ
レータ11bを排気装置15に接続する。そして、バグ
セパレータ11aからバグフィルタ11gを取りだし、
その中に溜った切粉を取り除く。
g内に溜った切粉を取り除くために、バグセパレータ1
1bに切替えるときには、弁12bを開くと共に、弁1
2aを閉める。そして、切換弁16を切換てバグセパレ
ータ11aを排気装置15から切離すと共に、バグセパ
レータ11bを排気装置15に接続する。そして、バグ
セパレータ11aからバグフィルタ11gを取りだし、
その中に溜った切粉を取り除く。
【0020】ドリル3の交換、測定時には、弁26を移
動させ、配管9を遮断するとともに、切換弁27を移動
させ、排気管8と排液管28を集塵装置10に接続す
る。すると、プレッシャフット4と弁26の間の配管9
の中に滞留する冷却液が、排気装置15によって吸引さ
れ、バグセパレータ11aに回収される。
動させ、配管9を遮断するとともに、切換弁27を移動
させ、排気管8と排液管28を集塵装置10に接続す
る。すると、プレッシャフット4と弁26の間の配管9
の中に滞留する冷却液が、排気装置15によって吸引さ
れ、バグセパレータ11aに回収される。
【0021】したがって、弁26からプレッシャフット
4までの配管9中に冷却液が滞留することがないので、
ドリル3の交換、測定時に、ドリル3が静止していて
も、プレッシャフット4から冷却液が垂れ落ちることは
ない。
4までの配管9中に冷却液が滞留することがないので、
ドリル3の交換、測定時に、ドリル3が静止していて
も、プレッシャフット4から冷却液が垂れ落ちることは
ない。
【0022】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、冷却
液を蓄えるタンクと、このタンクに付設され、タンク内
から汲み上げた冷却液を冷却液用の配管を通して、プレ
ッシャフットの吐出口に向けて送り出すポンプと、前記
プレッシャフットに接続された排気管を通して、プレッ
シャフット内の排気を行う排気装置と、前記排気管に介
装され、気体、液体及び固体を分離するバグセパレータ
と、前記冷却液用の配管に介装され、冷却液の通路を開
閉する弁と、この弁とプレッシャフットを結ぶ冷却液用
の配管から分岐された排液管と、この排液管の一端と、
前記プレッシャフットとバグセパレータを結ぶ排気管に
介装され、プレッシャフットとバグセパレータ、あるい
は、プレッシャフット及び排気管をバグセパレータに切
り換え接続する切換弁とを設けたので、ドリルの冷却効
率を高め加工速度の高速化を可能にすることができる。
また、プレッシャフットから冷却液が垂れ落ちることが
ないので、工具交換時あるいは測定時にプリント基板や
工具マガジン、測定器などを汚染することもない。
液を蓄えるタンクと、このタンクに付設され、タンク内
から汲み上げた冷却液を冷却液用の配管を通して、プレ
ッシャフットの吐出口に向けて送り出すポンプと、前記
プレッシャフットに接続された排気管を通して、プレッ
シャフット内の排気を行う排気装置と、前記排気管に介
装され、気体、液体及び固体を分離するバグセパレータ
と、前記冷却液用の配管に介装され、冷却液の通路を開
閉する弁と、この弁とプレッシャフットを結ぶ冷却液用
の配管から分岐された排液管と、この排液管の一端と、
前記プレッシャフットとバグセパレータを結ぶ排気管に
介装され、プレッシャフットとバグセパレータ、あるい
は、プレッシャフット及び排気管をバグセパレータに切
り換え接続する切換弁とを設けたので、ドリルの冷却効
率を高め加工速度の高速化を可能にすることができる。
また、プレッシャフットから冷却液が垂れ落ちることが
ないので、工具交換時あるいは測定時にプリント基板や
工具マガジン、測定器などを汚染することもない。
【図1】本発明を適用したプリント基板加工機のプレッ
シャフットの要部を示す正面断面図。
シャフットの要部を示す正面断面図。
【図2】集塵装置の構成を示す構成図。
【図3】図2におけるバグセパレータの構成図。
【図4】プレッシャフットと集塵装置を結ぶ配管系統
図。
図。
4 プレッシャフット 5 吸引口 6 吐出口 8 配管 11a、11b バグセパレータ 13 中間タンク 15 排気装置 19a 回収タンク 19b 供給タンク 23 フィルタ 24 温度制御装置 25 ポンプ 26 弁 27 切換弁 28 排液管
Claims (1)
- 【請求項1】冷却液を蓄えるタンクと、このタンクに付
設され、タンク内から汲み上げた冷却液を冷却液用の配
管を通して、プレッシャフットの吐出口に向けて送り出
すポンプと、前記プレッシャフットに接続された排気管
を通して、プレッシャフット内の排気を行う排気装置
と、前記排気管に介装され、気体、液体及び固体を分離
するバグセパレータと、前記冷却液用の配管に介装さ
れ、冷却液の通路を開閉する2ポートの第1の弁と、前
記プレッシャフットとバグセパレータを結ぶ排気管に介
装された3ポートの第2の弁と、一端が前記第1の弁と
プレッシャフットを結ぶ冷却液用の配管に接続され、他
端が前記第2の弁に接続される排液管とを設け、前記第
2の弁により、加工時は前記バグセパレータに前記プレ
ッシャフットを接続し、その他の場合は、前記バグセパ
レータに前記プレッシャフットと前記排液管を接続する
ことを特徴とするプリント基板加工機における集塵装
置。
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JP21489092A Expired - Fee Related JP3288759B2 (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | プリント基板加工機における集塵装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
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- 1992-08-12 JP JP21489092A patent/JP3288759B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0655403A (ja) | 1994-03-01 |
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