JPH0929735A - 切削水供給ノズル機構 - Google Patents

切削水供給ノズル機構

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Publication number
JPH0929735A
JPH0929735A JP7204092A JP20409295A JPH0929735A JP H0929735 A JPH0929735 A JP H0929735A JP 7204092 A JP7204092 A JP 7204092A JP 20409295 A JP20409295 A JP 20409295A JP H0929735 A JPH0929735 A JP H0929735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
water
pipe
drain
cutting water
Prior art date
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Pending
Application number
JP7204092A
Other languages
English (en)
Inventor
Genji Araki
源司 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP7204092A priority Critical patent/JPH0929735A/ja
Publication of JPH0929735A publication Critical patent/JPH0929735A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切削装置等のブレードのセットアップ時に切
削水供給ノズルから水が垂れないようにした、切削水供
給ノズル機構を提供する。 【解決手段】 切削装置等のブレードのセットアップ時
に切削水供給ノズルから切削水が垂れないようにした切
削水供給ノズル機構であって、前記切削水供給ノズルに
連結した供給パイプの所要位置にドレンパイプに連通す
るドレン連通部が形成され、セットアップ時には切削水
供給ノズルとドレン連通部間の切削水をドレンパイプよ
り排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切削装置等の切削
水供給ノズル機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイサー等の精密切削装置は、例えば図
4に示すようにカセット載置領域Aに載置されたカセッ
トCから搬出入手段BによってウェーハW(粘着テープ
NにてフレームFに固定)を待機領域Dに搬出し、旋回
アームを有する搬送手段EにてチャックテーブルTに搬
送して保持させ、このチャックテーブルTをアライメン
ト手段Gにてアライメントした後、回転ブレードを備え
た切削手段Hにて切削する。前記切削手段Hは、図3に
示すようにブレード1のZ軸方向の基準位置がチャック
テーブルTの近くに配設されたブレード位置検出手段2
により検出してセットアップされた後に、切削水供給ノ
ズル3により切削水(切削液)を供給しながらウェーハ
Wを切削する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ブレード1をセットア
ップするには、前記発光素子2a、受光素子2bから成
る非接触式のブレード位置検出手段2を用いる方法と、
図示は省略したがブレードに電極を配してチャックテー
ブルTとの接触によって生じる通電を捉えてブレードの
基準位置を検出する方法とがあるが、いずれの方法にお
いてもブレード1の近辺に付着した切削水が垂れると正
確なセットアップがなされない。従って、セットアップ
に先立ち、切削水供給ノズル3はもちろんブレード1の
周辺に付着している水滴を図4に示す高圧エアガンIで
吹き飛ばす必要がある。しかし、切削水供給ノズル3に
連結している供給パイプには水が溜っているため、水滴
を高圧エアガンIで吹き飛ばした後においても切削水供
給ノズル3から水が垂れる問題がある。そこで、本発明
はセットアップ時に切削水供給ノズルから水が垂れない
ようにした、切削水供給ノズル機構を提供することを課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を技術的に解決
するための手段として、本発明は、切削装置等のブレー
ドのセットアップ時に切削水供給ノズルから切削水が垂
れないようにした切削水供給ノズル機構であって、前記
切削水供給ノズルに連結した供給パイプの所要位置にド
レンパイプに連通するドレン連通部が形成され、セット
アップ時には切削水供給ノズルとドレン連通部間の切削
水をドレンパイプより排出する切削水供給ノズル機構を
要旨とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を添
付図面に基づいて(従来と同一部材は同一符号で)詳説
する。図1において、4は切削手段Hの基台であり、Y
軸方向に移動可能なY軸移動テーブル5を有しこのY軸
移動テーブル5に対してスピンドルユニット6がZ軸方
向移動可能に取り付けられ、このスピンドルユニット6
はスピンドル7を保持すると共に、その先端部に前記ブ
レード1が装着されている。
【0006】前記スピンドルユニット6の先端部にはブ
レードカバー8が取り付けられ、そのブレードカバー8
の下端部に前記切削水供給ノズル3が前記ブレード1を
両側から挟むようにして配設されている。
【0007】図2に示すように、ブレードカバー8の上
端部には切削水供給口8aが設けられて供給パイプ9が
接続されており、この供給パイプ9の所要位置にはソレ
ノイドバルブ等の切り替えバルブ10からドレンパイプ
11に連通するドレン連通部12が形成され、セットア
ップ時には切削水供給ノズル3とドレン連通部12間の
切削水をドレンパイプ11より排水受け13に排出す
る。
【0008】14は水道等の水源であり、前記切り替え
バルブ10を介して供給パイプ9に接続され、切削時に
切削水を供給パイプ9を経て前記切削水供給ノズル3に
供給出来るようにしてある。従来は図2に二点鎖線で示
すように、水源Sは開閉バルブVを介して供給パイプ9
に直結していた。
【0009】前記チャックテーブルTは、図1に示すよ
うにX軸方向に移動可能なX軸移動テーブル15の上に
回転可能に保持されると共に外周にはウォータカバー1
6が配設されている。このウォータカバー16は、上面
に前記ブレード位置検出手段2が配設され且つウォータ
ケース17の開口部17aに沿ってチャックテーブルT
と共にX軸方向に移動する。尚、図4のようにウォータ
カバー16の両端部には蛇腹カバーJが取り付けられ、
ウォータカバー16が移動しても前記ウォータケース1
7の開口部17aを覆って内部に切削水の廃液が浸入す
るのを防止する。
【0010】前記ウォータケース17は図1のように端
部に排水口17bが設けられ、この排水口17bには排
水パイプ18が接続され、切削時に生じた廃液を排水パ
イプ18を経て前記排水受け13に排出する。この場
合、排水パイプ18の先端部は前記ドレンパイプ11に
接続してドレンと合流させるようにしてある。
【0011】このように構成された切削装置は、チャッ
クテーブルT上に保持した前記ウェーハWの切削時に、
図1のように水源14から供給パイプ9に切削水を送り
込み、切削水供給ノズル3から噴出させながら前記ブレ
ード1でウェーハWを切削する。この時生じた廃液は、
前記ウォータケース17に流れ込むと共に排水口17b
から排水パイプ18に流入し排水受け13に排出され
る。
【0012】切削後に図2のように切り替えバルブ10
を切り替えると、供給パイプ9への切削水の供給は停止
されると共に、供給パイプ9とドレンパイプ11とが連
通され即ちドレン連通部12が形成され、供給パイプ9
内の残圧やサイホンの原理によって切削水供給ノズル3
とドレン連通部12間の残留切削水はドレンパイプ11
より排水受け13に排出される。従って、切削水供給ノ
ズル3内には切削水が溜らないので、セットアップ時に
切削水が垂れ落ちることはない。
【0013】セットアップ後に切削を再開する時には、
前記切り替えバルブ10を図1のように切り替えて供給
パイプ9と水源14とを連通させ、供給パイプ9を経て
切削水供給ノズル3に切削水を供給し噴出させることが
出来る。
【0014】尚、セットアップ時のドレン連通部からの
水抜きはバキューム等によって強制的に排水するように
しても良い。又、セットアップ機能に同期させて、切り
替えバルブ10を自動的に切り替えるように構成するこ
とも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
切削装置の切削水(切削液)供給経路にドレン連通部を
設け、ブレードのセットアップ時に切り替えバルブを切
り替えて供給パイプとドレンパイプを連通させ、切削水
供給ノズルとドレン連通部間の残留切削水をドレンパイ
プから排出するようにしたので、切削水供給ノズルに切
削水が溜らずセットアップ時の水垂れを未然に防止する
と共に、ブレード位置検出を精密に行える等の優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す要部の説明図であ
る。
【図2】 セットアップ時の状態を示す要部の説明図で
ある。
【図3】 セットアップ時のブレードの位置関係を示す
説明図である。
【図4】 従来の切削装置の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…ブレード 2…ブレード位置検出手段 2a…
発光素子 2b…受光素子 3…切削水供給ノズル
4…基台 5…Y軸移動テーブル 6…スピン
ドルユニット 7…スピンドル 8…ブレードカバ
ー 9…供給パイプ 10…切り替えバルブ 1
1…ドレンパイプ 12…ドレン連通部 13…排
水受け 14…水源 15…X軸移動テーブル
16…ウォータカバー 17…ウォータケース 1
7a…開口部 17b…排水口 18…排水パイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切削装置等のブレードのセットアップ時
    に切削水供給ノズルから切削水が垂れないようにした切
    削水供給ノズル機構であって、前記切削水供給ノズルに
    連結した供給パイプの所要位置にドレンパイプに連通す
    るドレン連通部が形成され、セットアップ時には切削水
    供給ノズルとドレン連通部間の切削水をドレンパイプよ
    り排出する切削水供給ノズル機構。
JP7204092A 1995-07-19 1995-07-19 切削水供給ノズル機構 Pending JPH0929735A (ja)

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JP7204092A JPH0929735A (ja) 1995-07-19 1995-07-19 切削水供給ノズル機構

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JP7204092A JPH0929735A (ja) 1995-07-19 1995-07-19 切削水供給ノズル機構

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JPH0929735A true JPH0929735A (ja) 1997-02-04

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ID=16484662

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109098228A (zh) * 2018-09-20 2018-12-28 高峰 一种全自动冷却水专用桶

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63186546U (ja) * 1987-05-25 1988-11-30
JPH03164209A (ja) * 1989-11-22 1991-07-16 Tokyo Seimitsu Co Ltd 脆性材料の切断方法
JPH0655403A (ja) * 1992-08-12 1994-03-01 Hitachi Seiko Ltd プリント基板加工機における集塵装置

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