JPH08219024A - 油冷式圧縮機のドレン水除去方法ならびに装置 - Google Patents

油冷式圧縮機のドレン水除去方法ならびに装置

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JPH08219024A
JPH08219024A JP4901895A JP4901895A JPH08219024A JP H08219024 A JPH08219024 A JP H08219024A JP 4901895 A JP4901895 A JP 4901895A JP 4901895 A JP4901895 A JP 4901895A JP H08219024 A JPH08219024 A JP H08219024A
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oil
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lubricating oil
circuit
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Yuichi Hitomi
雄一 人見
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Anest Iwata Corp
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Anest Iwata Corp
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/16Filtration; Moisture separation

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸込弁閉鎖形油冷式圧縮機において、油冷の
ために循環供給する潤滑油を貯溜するオイルタンクを有
し、該オイルタンク中に蓄積するドレン水を、除湿した
空気を利用して、潤滑油中に混入している水分を効率的
に除去することによって、前記ドレン水が蓄積しないよ
うにして、定期的にドレン水を排出している作業を排除
することを目的とする。 【構成】 吸込弁を閉鎖した無負荷運転時に、水分離器
または、エアドライアで除湿した空気を、閉鎖した吸込
弁後の吸込み流路に導入する、バイパス回路を持つ閉回
路を形成し、該バイパス回路にオリフィスを設けて、空
気流量を抑制して循環し、圧縮機本体内で潤滑油中に含
んだ水分を、乾燥空気中に取り込み、前記空気と潤滑油
の循環によって、オイルタンク中のドレン水を除去する
方法と装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクリュウ形回転圧縮
機本体内に、潤滑油を供給して、圧縮中の空気等を冷却
する油冷式圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来圧縮空気の冷却、回転ロータ部の潤
滑、圧縮空間のシール等の目的でロータ部に形成される
圧縮空間に潤滑油を導くようにした油冷式圧縮機は公知
である。図2は、従来例の吸込弁閉鎖形のツインロータ
形のスクリュウ圧縮機の全体構成を示す模式図である。
図中実線矢印は空気の流れ方向を示し、点線矢印は潤滑
油の流れ方向を示す。エアフィルタAFを介して吸入し
た空気は、吸込弁板IVを介し、ツインロータ形の圧縮
機本体Eに吸引される。吸込弁板IVは、吸込弁プラン
ジャLPに加えられる空気圧力によって開かれており、
無負荷運転時は、吸込弁プランジャLPに加えられてい
た空気圧力を放気し、吸込弁プランジャLPに取付けら
れているばね力によって吸込弁板IVが閉じられ、無負
荷運転となる。そして、無負荷運転時本体内を必要以上
に負圧にしないための負圧緩和用バイパスバルブBV1
が配設されている。圧縮機本体Eに吸込まれる空気は、
モータMOでVベルト1を介して駆動される。圧縮機本
体Eのメス、オス二本のロータによって空気が圧縮され
る。そして、圧縮機本体Eには、吸込み側から潤滑油が
吐出されて、空気の冷却、ロータの隙間シール、ロータ
の冷却等が行われる。潤滑油が混入した圧縮空気は、プ
リセパレータPS部で圧縮空気中に含まれる潤滑油の一
次分離が行われる。プリセパレータPS部には、温度セ
ンサTSRがあり、圧縮熱で昇温する圧縮機本体吐出部
の温度を検知し、設定温度以上に温度が昇温した場合、
圧縮機の運転を停止するセンサとなっている。
【0003】プリセパレータPSで一次分離された潤滑
油は、オイルタンクOTに回収される。潤滑油がオイル
タンクOTに回収される際、大気中に含まれる水分は空
気圧縮によって凝縮し、潤滑油と共にオイルタンクOT
に回収される。そしてオイルタンク中にドレン水が徐々
に蓄積されてゆく。潤滑油を一次分離した空気は、セパ
レータエレメントOSによって圧縮空気中に残っている
油分を濾過して分離する。殆ど完全に分離された空気
は、ミニマムプレッシャバルブVPを経てアフタークー
ラCaに送られる。ミニマムプレッシャバルブVPは、
逆止弁の役目と負荷運転時の最低圧力保持の役目をもっ
ている。セパレータエレメントOSで濾過された潤滑油
は、潤滑油回収回路3から小孔ノズルTNを介して、空
気と混合した状態で圧縮機本体Eに再び供給される。セ
パレータエレメントOSに行く途中に、安全弁SVがあ
り、該エレメントOSのつまり等の異常時作動する。ま
た、オイルタンクOTには、オイル給油口FCから注入
され、油量計SGの指示レベルまで潤滑油が貯溜されて
いる。
【0004】オイルタンクOTに貯溜されている潤滑油
は、一次分離で回収される昇温した潤滑油を、潤滑油循
環回路5を介して、オイルクーラCoで冷却する。該循
環回路5には、温調弁BV2が配設される、潤滑油の過
冷却を防ぎ、ドレン水の発生を抑えるようになってい
る。潤滑油循環回路5からオイルフィルタOFを通し
て、潤滑油供給路6によって、メインの潤滑油が、圧縮
機本体Eに供給される。オイルタンクの最下部にドレン
バルブDm3が設けられていて、空気圧縮で凝縮発生し
た水分が、タンク下部に沈降したドレン水として排出す
る。このドレンの排出は、従来作業前等定期的に必ず排
出しなければならないものである。もし、排出を怠れば
供給する潤滑油に替わりドレン水が圧縮機本体Eに供給
され、圧縮機本体Eの破損につながる重大な故障の原因
となる。
【0005】セパレータエレメントOSを通した空気の
一部は、制御回路4を介して、三方電磁弁SOLと放気
用電磁弁SOL2に連結している。三方電磁弁SOL
は、制御基板からの信号により作動し、アンローディン
グバルブUVと前記吸込弁プランジャLPに作動圧力を
送っている。そして、無負荷運転の指令信号により、三
方電磁弁SOLは、閉じられ、放気弁UAが開放され
る。吸込弁板IVは、ばね力によって閉じられ無負荷運
転となる。放気用電磁弁SOL2は、無負荷運転中の背
圧低下と、圧縮機停止時の空気タンク圧の放気を行うよ
うになっている。前記オイルクーラCo、アフタクーラ
Caは、モータMOの軸に取付けられた冷却ファンFN
によって冷却されている。アフタークーラCaで冷却さ
れた圧縮空気は、水分離器、またはエアドライアを介し
て、圧縮機セットの空気取出し口バルブDm2から空気
タンク等に送られ充填される。冷凍式エアドライアに
は、乾燥空気を作るために必ず自動排水装置のオートド
レンが取付けられているが、圧縮機セットに冷凍式エア
ドライアが付属しないで、アフタークーラCaのみの場
合には、アフタークーラの後にオートドレン付の水分離
器が配設されるものもある。
【0006】上記の従来機において、圧縮機本体E内の
オイルタンクOTのドレン抜き作業を排除するための具
体的手段に、オイルタンク最下部からドレン抜きをする
ための配管を設けて、アフタークーラやオイルクーラを
空冷するための流動空気で、ドレン水を蒸発させるも
の、また、前記ドレン抜きの配管を圧縮機本体の吸込み
流路に導入して、ドレン水が溜まったのを検知して、吸
込み空気と共に圧縮機本体に吸込ませる方法があるが、
アフタークーラを空冷する流動空気で蒸発させる方法
は、アフタークーラの放熱板をドレンで汚したり、油分
の含んだ空気を排出するため、周囲環境を汚染する問題
がある。また、吸込み流路に再導入させる手段では、水
分を含んだ大気と共にドレンを吸込ませるため、オイル
タンク中のドレンを除去する効率が悪く、その間通常の
運転を行うための動力ロスが大きい難点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
大気中の水分が、空気圧縮によって凝縮し、一次分離さ
れる潤滑油と共に、オイルタンクに回収され、オイルタ
ンク内で沈降して、底部に蓄積する。蓄積したドレン水
が、万一再び圧縮機本体に供給されると、該本体を損傷
する危険があるため、運転開始前等に必ずドレン抜きを
行ってドレン水を排出しなければならない煩わしさがあ
った。本発明は、この煩わしさを解消するために、充填
する空気タンク等が所定の空気圧力となり、圧縮機が負
荷運転から吸込弁を閉鎖した無負荷運転に切替えられる
時を利用して、オイルタンク中のドレン水を除去して、
ドレン抜き作業を不要とする方法と、その機構をもつ空
冷式圧縮機を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸込弁閉鎖形
油冷式圧縮機において、吸込弁を閉鎖した無負荷運転時
に、除湿した吐出空気を、閉鎖した吸込弁後の吸込み流
路に導入して、閉回路を形成し、該閉回路で空気を循環
するようにしたもので、前記除湿した圧縮空気の吐出口
から吸込弁後の吸込み流路に導入するための、バイパス
回路を配設して閉回路を形成するとき、該バイパス回路
にオリフィスを設けて、循環空気量を抑制して吸込み流
路に導入するようにした、油冷式圧縮機のドレン水除去
方法である。
【0009】また、吸込弁閉鎖形油冷式圧縮機におい
て、圧縮機本体、オイルタンクをもつ潤滑油分離機構、
アフタークーラ、および冷凍式エアドライアまたは、水
分離器を経た、除湿した圧縮空気を、吸込弁閉鎖後の吸
込み流路に導入するためのバイパス回路を配設し、該バ
イパス回路にオリフィスを設けた、閉回路を形成し、該
閉回路で空気を循環するように配設した、油冷式圧縮機
のドレン水除去装置である。
【0010】
【作用】湿度をもつ大気が、圧縮機本体で圧縮すると
き、凝縮して水滴となった水が潤滑油と共にオイルタン
クに回収される。オイルタンク内に沈降するドレン水
は、運転中、オイルタンクの底部近傍から潤滑油に混入
しながら吐出され、潤滑油を冷却するためのオイルクー
ラの回路を経て、圧縮機本体に供給され、再び一次分離
室で分離されて回収される循環回路となっている。した
がって、オイルタンク内の潤滑油は時間と共に水分量は
多くなって行く。そして運転停止後沈降して最下部に蓄
積貯溜する。
【0011】一方セパレータエレメントで分離された圧
縮空気は、アフタークーラで冷却され、冷却時発生する
水分を水分離器、または冷凍式エアドライアで、水を除
去して空気タンクに充填される。圧縮機の吐出容量は通
常、使用される空気使用量より数割高い容量のものが設
備されるので、一定時間運転されると、空気タンクは設
定された空気圧力となり、制御装置が作動して、吸込弁
が閉鎖されて無負荷運転となる。無負荷運転に切替えら
れると同時に、水分離器、または冷凍式エアドライアを
経た除湿空気を、吸込口を閉鎖した後の吸込み流路に導
入するバイパス配管によって、再び圧縮本体に送り込
む。バイパス回路には空気タンクからの逆流を防ぐため
の逆止弁、バイパス回路に流すための制御機器が取付ら
ている。バイパス回路から圧縮機本体に吸引される除湿
空気は、圧縮機本体内で潤滑油中に含まれる水を乾燥空
気中に取り込みながらセパレーターエレメントを経て、
再びアフタークーラから水分離器、または冷凍式エアド
ライアで水を分離除去する。この循環閉回路中を乾燥し
た空気を循環させることによって、オイルタンク中に含
まれる水分は、新たな大気を吸込まずに循環することか
ら、短時間の運転で除去される。そして、負荷運転直後
にこの作動が繰返されることから、オイルタンク中のド
レン水の大半は沈降する前に除去される。また、ドレン
除去運転中の空気の循環は、バイパス回路をオリフィス
で絞って、圧縮機の吸込圧力が大気圧を超える圧力以上
にならないように運転される。これによって、圧縮機の
軸受等に大きな負荷が加わることなく安全に運転でき
る。さらに、ドレン水除去運転は、無負荷運転時の一定
時間運転して停止される、また、ドレン水除去運転中に
空気タンク圧が低下して再起動する場合は、ドレン水除
去運転を即時停止して負荷運転に切替えられるように制
御される。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は、本発明の油冷式圧縮機全体構成を示す模式
図である。従来例の図2で説明したのと同一構成部分は
同一符号を付し、原則として重複する部分の詳細説明は
省略する。図1において、従来例図2と異なる点は、一
点鎖線で示す枠内部分である。圧縮機本体Eで圧縮した
潤滑油の混入した圧縮空気は、プリセパレータPSで潤
滑油を一次分離し、セパレータエレメントOSでさらに
濾過分離して配管7を介して、アフタークーラCaで冷
却される。アフタクーラCaで冷却された空気は、エア
ドライアまたは、水分離器100で水分を除去する。負
荷運転時水分が除去された除湿空気は、一点鎖線内の逆
止弁101を通して空気取出し口バルブDm2から吐出
され、空気タンク等に接続される。逆止弁101と空気
取出し口バルブDm2の間の配管に、設定する空気タン
ク等の圧力を検知して、無負荷運転等に切替えるための
圧力センサPSRが取付けられている。今、負荷運転
時、空気タンク圧力が設定圧力まで充填されると、圧力
センサPSRが配管圧力を検知して電気信号を基板に送
る。基板からの指令信号により、吸込弁板IVが閉鎖さ
れ無負荷運転となる。無負荷運転となると同時に一点鎖
線内の二方電磁弁SOL3が作動し、除湿空気は二方電
磁弁SOL3を通して、バイパス回路102に流れ、圧
縮機の吸込弁板IVの閉鎖後の吸込み流路に吐出され
る。バイパス回路102にはオリフィス103が設けら
れ、循環空気流量を絞って、負荷を軽減した状態で運転
されるようになっている。上記によって、循環圧縮を繰
返す、空気の閉回路が形成される。
【0013】吸込み流路に導入された除湿空気は、潤滑
油供給回路6から供給される水分を含んだ潤滑油と共に
圧縮され、潤滑油に含んだ水分は除湿空気中に取り込ま
れる。そして、プリセパレータPSで水分の少なくなっ
た潤滑油が一次分離されてオイルタンクOTに回収され
る。オイルタンクOTの潤滑油は、該オイルタンクOT
の下部から潤滑油循環回路5、潤滑油供給通路6を介し
て循環しているので、上記作用が繰返されて循環するこ
とによりオイルタンク中の水分は除去される。一方、潤
滑油中の水分を取り込んだ空気は、アフタークーラCa
を経て、水分離器または、エアドライア100で水分が
除去される。除去された水は、自動排水装置のオートド
レンによって装置外に排出される。
【0014】上記、本発明の方法および、装置による実
験結果によれば、吸込弁閉鎖後のドレン除去運転によっ
て、潤滑油に含まれる水分の90%が除去され、圧縮機
潤滑油として問題ないことが確認された。又、この除去
効果は、ドライ空気を循環供給しない従来例に比較し
て、数段優れたものであることが確認された。
【0015】図3、図4は、アフタークーラ203後
に、冷凍式エアドライア204を配設する装置と、配設
しない装置があることから、これを説明するための回路
を示す概略の模式図である。図3は、冷凍式エアドライ
アを搭載する場合で、圧縮機本体201、オイルタンク
202、アフタークーラ203を経て冷凍式エアドライ
ア204、該冷凍式エアドライア204に付属され、自
動的に水を除去するオートドレン205で、無負荷運転
時バイパス回路206から、吸込圧力を大気圧を超える
圧力とならないための回路を絞るオリフィス207を介
して吸込弁閉鎖後の吸込み流路に乾燥空気が供給され循
環する閉回路を形成する。ここに、オリフィス207
は、圧縮機本体内のラジアル方向の負荷大による軸受ロ
ータ等の破損を防止することができる。
【0016】図4は、アフタークーラ203後水分離器
のみを配設する場合で、図3と同一構成部分は同一符号
とし、説明は省略する。アフタークーラ203で冷却さ
れて分離しやすくなった水分を水分離器208で分離す
る。水分離器は、単体で水分離機能をもち分離された水
は、冷凍式エアドライアの場合と同じく自動的に水を装
置外に排出するオートドレンとなっている。
【0017】
【発明の効果】本発明は、圧縮空気中の水分をアフター
クーラ後の水分離器または、冷凍式エアドライアで除湿
された乾燥空気を吸込弁閉鎖後の吸込み流路中に導入す
る閉回路を形成して、空気を循環することによって次の
ような効果が得られる。
【0018】負荷運転時にオイルタンク中に混入する水
分を、無負荷運転直後に、乾燥空気を循環して除水する
ので、オイルタンクのドレン抜き作業が不要となると共
に、オイルタンク設計時、ドレン水を貯溜する容積が不
要となることから、オイルタンクの小形化が可能とな
り、圧縮機のコンパクト化につながる効果がある。
【0019】吸込弁閉鎖後に除水作動が行われるので、
外気の湿度の影響を全く受けないで、効率的な除去効果
が得られると共に、大気開放運転でないので排気音がな
く、低騒音で除去できる。
【0020】閉回路を形成するバイパス回路にオリフィ
スを設けることによって、除水時、圧縮機の吸込圧力が
大気圧を超える圧力となるのを防止し、圧縮機本体の軸
受等への過負荷からの損傷を防止することができる。
又、負荷を軽減した状態で運転するので、動力ロスの僅
少な運転で、除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油冷式圧縮機全体構成と流体流れを示
す模式図である。
【図2】従来例の油冷式圧縮機全体構成と流体流れを示
す模式図である。
【図3】エアドライアを搭載する場合の概略の模式図で
ある。
【図4】水分離器を配設する場合の概略の模式図であ
る。
【符号の説明】
100 エアドライヤまたは水分離器 102 バイパス回路 103 オリフィス Ca アフタークーラ IV 吸込弁板 LP 吸込弁プランジャ OS セパレータエレメント OT オイルタンク PS プリセパレータ PSR 圧力センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F04C 29/10 321 F04C 29/10 321D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込弁閉鎖形油冷式圧縮機において、吸
    込弁を閉鎖した無負荷運転時に、除湿した吐出空気を、
    閉鎖した吸込弁後の吸込み流路に導入して、閉回路を形
    成し、該閉回路で空気を循環するようにした、油冷式圧
    縮機のドレン水除去方法。
  2. 【請求項2】 吸込弁を閉鎖した無負荷運転時に、除湿
    した圧縮空気の吐出口から吸込弁後の吸込み流路に導入
    するための、バイパス回路を配設して閉回路を形成する
    とき、該バイパス回路にオリフィスを設けて、循環空気
    量を抑制して吸込み流路に導入するようにした、請求項
    1記載の油冷式圧縮機のドレン水除去方法。
  3. 【請求項3】 吸込弁閉鎖形油冷式圧縮機において、圧
    縮機本体、オイルタンクをもつ潤滑油分離機構、アフタ
    ークーラ、およびエアドライアを経た、圧縮空気を、吸
    込弁閉鎖後の吸込み流路に導入するためのバイパス回路
    を配設し、該バイパス回路にオリフィスを設けた、閉回
    路を形成し、該閉回路で空気を循環するように配設し
    た、油冷式圧縮機のドレン水除去装置。
  4. 【請求項4】 吸込弁閉鎖形油冷式圧縮機において、圧
    縮機本体、オイルタンクをもつ潤滑油分離機構、アフタ
    ークーラ、および水分離器を経た、圧縮空気を、吸込弁
    閉鎖後の吸込み流路に導入するためのバイパス回路を配
    設し、該バイパス回路にオリフィスを設けた、閉回路を
    形成し、該閉回路で空気を循環するように配設した、油
    冷式圧縮機のドレン水除去装置。
JP4901895A 1995-02-14 1995-02-14 油冷式圧縮機のドレン水除去方法ならびに装置 Pending JPH08219024A (ja)

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