JPH07180663A - 乾燥圧縮空気供給装置 - Google Patents
乾燥圧縮空気供給装置Info
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- JPH07180663A JPH07180663A JP5328703A JP32870393A JPH07180663A JP H07180663 A JPH07180663 A JP H07180663A JP 5328703 A JP5328703 A JP 5328703A JP 32870393 A JP32870393 A JP 32870393A JP H07180663 A JPH07180663 A JP H07180663A
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- water
- air
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
- F04B39/06—Cooling; Heating; Prevention of freezing
- F04B39/062—Cooling by injecting a liquid in the gas to be compressed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/26—Drying gases or vapours
- B01D53/265—Drying gases or vapours by refrigeration (condensation)
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
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- F04B39/02—Lubrication
- F04B39/0207—Lubrication with lubrication control systems
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F04B39/0215—Lubrication characterised by the use of a special lubricant
-
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- Drying Of Gases (AREA)
- Looms (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】水冷式の空気圧縮機を用いつつ、該空気圧縮機
を含む循環系への水の補給を不要とした乾燥圧縮空気供
給装置を提供する。 【構成】空気圧縮機１の吐出管路３には、アフタークー
ラ５及びセパレータ６を介して冷凍式ドライヤ７が接続
され、冷凍式ドライヤ７で除湿、乾燥した乾燥圧縮空気
は需要部（エアージェット織機）１８に供給される。セ
パレータ６及び冷凍式ドライヤ７で圧縮空気から分離さ
れた水分は、第２ドレン管８及び第１ドレン管１０を介
してレシーバタンク９に回収、貯溜される。レシーバタ
ンク９内の水は、ソレノイドバルブ１３の制御により適
宜、給水管路１１を介して、空気圧縮機１の吸入管路２
に供給され、外気からの吸入空気とともに圧縮機１内に
入り込み、冷却及び潤滑に供される。
を含む循環系への水の補給を不要とした乾燥圧縮空気供
給装置を提供する。 【構成】空気圧縮機１の吐出管路３には、アフタークー
ラ５及びセパレータ６を介して冷凍式ドライヤ７が接続
され、冷凍式ドライヤ７で除湿、乾燥した乾燥圧縮空気
は需要部（エアージェット織機）１８に供給される。セ
パレータ６及び冷凍式ドライヤ７で圧縮空気から分離さ
れた水分は、第２ドレン管８及び第１ドレン管１０を介
してレシーバタンク９に回収、貯溜される。レシーバタ
ンク９内の水は、ソレノイドバルブ１３の制御により適
宜、給水管路１１を介して、空気圧縮機１の吸入管路２
に供給され、外気からの吸入空気とともに圧縮機１内に
入り込み、冷却及び潤滑に供される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、作動機器に乾燥圧縮空
気を供給する乾燥圧縮空気供給装置に関する。
気を供給する乾燥圧縮空気供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、湿気を嫌う作動機器に圧縮空
気を供給する際には、空気を圧縮する空気圧縮機と、こ
の空気圧縮機から供給される圧縮空気を再生可能な吸着
剤により除湿する除湿部と、この除湿部からの乾燥圧縮
空気を貯える空気貯槽部とを備えた乾燥圧縮空気供給装
置が利用されている。なおこのような装置において、除
湿用の吸着剤は乾燥した圧縮空気を逆流させたり、ヒー
タ等により加熱したりすることによって適時再生され
る。
気を供給する際には、空気を圧縮する空気圧縮機と、こ
の空気圧縮機から供給される圧縮空気を再生可能な吸着
剤により除湿する除湿部と、この除湿部からの乾燥圧縮
空気を貯える空気貯槽部とを備えた乾燥圧縮空気供給装
置が利用されている。なおこのような装置において、除
湿用の吸着剤は乾燥した圧縮空気を逆流させたり、ヒー
タ等により加熱したりすることによって適時再生され
る。
【０００３】ところで、空気圧縮機においては、断熱圧
縮や摩擦等により発生する熱による高温化を防止した
り、摺動部における潤滑性を確保したりする必要があ
り、冷却及び潤滑のために吸込空気中に油を混入させる
油冷式の空気圧縮機が一般的に用いられている。例え
ば、特開昭６０−３５１９５号公報には、空気吸込口に
給油口が設けられ該給油口から圧縮機本体へ給油可能と
された油冷式空気圧縮機が開示されている。この圧縮機
の吐出管路には、圧縮機で圧縮され油滴を含んだ圧縮空
気から油滴を分離、貯溜する油レシーバタンクが接続さ
れ、この油レシーバタンク内の油が上記圧縮機の給油口
に供給される。なお、油レシーバタンク内では、圧縮空
気から油滴を分離するために、油セパレータエレメント
が用いられている。
縮や摩擦等により発生する熱による高温化を防止した
り、摺動部における潤滑性を確保したりする必要があ
り、冷却及び潤滑のために吸込空気中に油を混入させる
油冷式の空気圧縮機が一般的に用いられている。例え
ば、特開昭６０−３５１９５号公報には、空気吸込口に
給油口が設けられ該給油口から圧縮機本体へ給油可能と
された油冷式空気圧縮機が開示されている。この圧縮機
の吐出管路には、圧縮機で圧縮され油滴を含んだ圧縮空
気から油滴を分離、貯溜する油レシーバタンクが接続さ
れ、この油レシーバタンク内の油が上記圧縮機の給油口
に供給される。なお、油レシーバタンク内では、圧縮空
気から油滴を分離するために、油セパレータエレメント
が用いられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記セパレー
タエレメントで圧縮空気中の油分を完全に除去すること
は困難である。このため、とく油分が混入された乾燥圧
縮空気が供給されるのを嫌う作動機器、例えばエアージ
ェット織機に、油冷式圧縮機を備えた乾燥圧縮空気供給
装置を用いることは困難である。
タエレメントで圧縮空気中の油分を完全に除去すること
は困難である。このため、とく油分が混入された乾燥圧
縮空気が供給されるのを嫌う作動機器、例えばエアージ
ェット織機に、油冷式圧縮機を備えた乾燥圧縮空気供給
装置を用いることは困難である。
【０００５】なお、空気圧縮機として、油の代わりに水
を用いた水冷式の空気圧縮機も従来より知られている。
例えば、実公昭６１−３６７９８号公報には、上記油セ
パレータエレメントの代わりに水セパレータエレメント
を用い、上記油レシーバタンクを水レシーバタンクとし
て用いた水冷式の空気圧縮機が開示されている。水冷式
空気圧縮機であれば、圧縮空気中への油分の混入は防止
できる。しかし、水セパレータエレメントでは水滴しか
分離できないので、水セパレータエレメントを通過して
外部に供給される圧縮空気には飽和水蒸気が含まれてい
る。このため、空気圧縮機及び水レシーバタンクの循環
系において、上記飽和水蒸気量に相当する水分が外部に
漏出して不足することとなるため、適宜この循環系に水
を補給する必要があり、面倒であるとともに、水の補給
忘れによる圧縮機の損傷が懸念される。
を用いた水冷式の空気圧縮機も従来より知られている。
例えば、実公昭６１−３６７９８号公報には、上記油セ
パレータエレメントの代わりに水セパレータエレメント
を用い、上記油レシーバタンクを水レシーバタンクとし
て用いた水冷式の空気圧縮機が開示されている。水冷式
空気圧縮機であれば、圧縮空気中への油分の混入は防止
できる。しかし、水セパレータエレメントでは水滴しか
分離できないので、水セパレータエレメントを通過して
外部に供給される圧縮空気には飽和水蒸気が含まれてい
る。このため、空気圧縮機及び水レシーバタンクの循環
系において、上記飽和水蒸気量に相当する水分が外部に
漏出して不足することとなるため、適宜この循環系に水
を補給する必要があり、面倒であるとともに、水の補給
忘れによる圧縮機の損傷が懸念される。
【０００６】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、水冷式の空気圧縮機を用いつつ、該空気圧縮機
を含む循環系への水の補給を不要とした乾燥圧縮空気供
給装置を提供することを解決すべき技術課題とするもの
である。
であり、水冷式の空気圧縮機を用いつつ、該空気圧縮機
を含む循環系への水の補給を不要とした乾燥圧縮空気供
給装置を提供することを解決すべき技術課題とするもの
である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の乾燥圧縮空気供給装置は、乾燥圧縮空気の供給を必
要とする需要部に乾燥圧縮空気を供給する装置であっ
て、吸入管路及び吐出管路を有する空気圧縮機と、該空
気圧縮機の吐出管路に接続され、該空気圧縮機で圧縮さ
れた圧縮空気を除湿、乾燥して上記需要部に乾燥圧縮空
気を供給する冷凍式ドライヤと、該冷凍式ドライヤで該
圧縮空気を除湿、乾燥することにより発生した水を第１
ドレン管を介して回収、貯溜するレシーバタンクと、該
レシーバタンク内の水を上記空気圧縮機の吸入管路に供
給する給水管路とを備えたことを特徴とするものであ
る。
明の乾燥圧縮空気供給装置は、乾燥圧縮空気の供給を必
要とする需要部に乾燥圧縮空気を供給する装置であっ
て、吸入管路及び吐出管路を有する空気圧縮機と、該空
気圧縮機の吐出管路に接続され、該空気圧縮機で圧縮さ
れた圧縮空気を除湿、乾燥して上記需要部に乾燥圧縮空
気を供給する冷凍式ドライヤと、該冷凍式ドライヤで該
圧縮空気を除湿、乾燥することにより発生した水を第１
ドレン管を介して回収、貯溜するレシーバタンクと、該
レシーバタンク内の水を上記空気圧縮機の吸入管路に供
給する給水管路とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【０００８】なお、上記冷凍式ドライヤは、圧縮機、凝
縮器、膨張弁及び蒸発器を有する冷凍サイクルを利用し
て、上記圧縮空気を蒸発器の周囲を通過させることによ
り除湿、乾燥するものであり、上記圧縮空気を十分に除
湿、乾燥し得る除湿機能を備えたものである。本発明の
乾燥圧縮空気供給装置の好ましい態様として、前記空気
圧縮機の吐出管路と前記冷凍式ドライヤとの間に、該吐
出管路内の圧縮空気を冷却するアフタークーラと、該ア
フタークーラで冷却された圧縮空気から水滴を分離する
セパレータとを順次配設し、該セパレータで分離した水
滴を第２ドレン管を介して前記レシーバタンクに回収す
るように構成することができる。
縮器、膨張弁及び蒸発器を有する冷凍サイクルを利用し
て、上記圧縮空気を蒸発器の周囲を通過させることによ
り除湿、乾燥するものであり、上記圧縮空気を十分に除
湿、乾燥し得る除湿機能を備えたものである。本発明の
乾燥圧縮空気供給装置の好ましい態様として、前記空気
圧縮機の吐出管路と前記冷凍式ドライヤとの間に、該吐
出管路内の圧縮空気を冷却するアフタークーラと、該ア
フタークーラで冷却された圧縮空気から水滴を分離する
セパレータとを順次配設し、該セパレータで分離した水
滴を第２ドレン管を介して前記レシーバタンクに回収す
るように構成することができる。
【０００９】このように吐出管路と冷凍式ドライヤとの
間にアフタークーラ及びセパレータを順次配設し、セパ
レータで分離した水滴をレシーバタンクで回収するよう
に構成した場合は、さらに好ましい態様として、このレ
シーバタンク内の上方空間部と前記給水管路とを絞り部
を有する減圧管路により接続することができる。また、
前記レシーバタンクの好ましい態様としては、貯水量が
一定量を越えると自動的に排水するオートドレン機構を
備えことができる。
間にアフタークーラ及びセパレータを順次配設し、セパ
レータで分離した水滴をレシーバタンクで回収するよう
に構成した場合は、さらに好ましい態様として、このレ
シーバタンク内の上方空間部と前記給水管路とを絞り部
を有する減圧管路により接続することができる。また、
前記レシーバタンクの好ましい態様としては、貯水量が
一定量を越えると自動的に排水するオートドレン機構を
備えことができる。
【００１０】さらに、本発明の乾燥圧縮空気供給装置
は、エアージェット織機への乾燥圧縮空気の供給用に用
いることを好ましい態様として挙げることができる。
は、エアージェット織機への乾燥圧縮空気の供給用に用
いることを好ましい態様として挙げることができる。
【００１１】
【作用】本発明の乾燥圧縮空気供給装置では、空気圧縮
機が吸入管路を介して外気から吸入した空気を圧縮し、
吐出管路を介して冷凍式ドライヤに圧縮空気を送り込
り、冷凍式ドライヤにてこの圧縮空気を十分に除湿、乾
燥して、需要部に乾燥圧縮空気を供給する。そして、冷
凍式ドライヤで圧縮空気を除湿、乾燥することにより発
生した水は第１ドレン管を介してレシーバタンクに回
収、貯溜されるとともに、レシーバタンク内の水は空気
圧縮機の吸入圧力やレシーバタンク内の水圧により給水
管路を介して空気圧縮機の吸入管路に供給される。な
お、空気圧縮機の吸入管路に供給された水は外気からの
吸入空気とともに圧縮機内に入り込み、圧縮機の冷却及
び潤滑に供される。
機が吸入管路を介して外気から吸入した空気を圧縮し、
吐出管路を介して冷凍式ドライヤに圧縮空気を送り込
り、冷凍式ドライヤにてこの圧縮空気を十分に除湿、乾
燥して、需要部に乾燥圧縮空気を供給する。そして、冷
凍式ドライヤで圧縮空気を除湿、乾燥することにより発
生した水は第１ドレン管を介してレシーバタンクに回
収、貯溜されるとともに、レシーバタンク内の水は空気
圧縮機の吸入圧力やレシーバタンク内の水圧により給水
管路を介して空気圧縮機の吸入管路に供給される。な
お、空気圧縮機の吸入管路に供給された水は外気からの
吸入空気とともに圧縮機内に入り込み、圧縮機の冷却及
び潤滑に供される。
【００１２】このように、本発明の乾燥圧縮空気供給装
置は、冷凍式ドライヤにて圧縮空気中の水分を十分に回
収することができるので、空気圧縮機、冷凍式ドライヤ
及びレシーバタンクを含む循環系への水の補給が不要と
なるとともに、需要部には十分に乾燥した乾燥圧縮空気
を供給することが可能となる。また、空気圧縮機の冷却
及び潤滑を水で行うため、需要部に供給される乾燥圧縮
空気中に油分が混入するおそれもない。
置は、冷凍式ドライヤにて圧縮空気中の水分を十分に回
収することができるので、空気圧縮機、冷凍式ドライヤ
及びレシーバタンクを含む循環系への水の補給が不要と
なるとともに、需要部には十分に乾燥した乾燥圧縮空気
を供給することが可能となる。また、空気圧縮機の冷却
及び潤滑を水で行うため、需要部に供給される乾燥圧縮
空気中に油分が混入するおそれもない。
【００１３】また、本発明の乾燥圧縮空気供給装置にお
いて、空気圧縮機の吐出管路と冷凍式ドライヤとの間
に、該吐出管路内の圧縮空気を冷却するアフタークーラ
と、該アフタークーラで冷却された圧縮空気から水滴を
分離するセパレータとを順次配設し、該セパレータで分
離した水滴を第２ドレン管を介して前記レシーバタンク
に回収するように構成した場合は、空気圧縮機で圧縮さ
れた高温で多くの水分を含む圧縮空気を冷凍式ドライヤ
に送り込む前に冷却し、該圧縮空気から水滴を除去する
ことができるので、その分冷凍式ドライヤにおける除湿
機構の負荷を低減させることが可能となる。
いて、空気圧縮機の吐出管路と冷凍式ドライヤとの間
に、該吐出管路内の圧縮空気を冷却するアフタークーラ
と、該アフタークーラで冷却された圧縮空気から水滴を
分離するセパレータとを順次配設し、該セパレータで分
離した水滴を第２ドレン管を介して前記レシーバタンク
に回収するように構成した場合は、空気圧縮機で圧縮さ
れた高温で多くの水分を含む圧縮空気を冷凍式ドライヤ
に送り込む前に冷却し、該圧縮空気から水滴を除去する
ことができるので、その分冷凍式ドライヤにおける除湿
機構の負荷を低減させることが可能となる。
【００１４】さらに、このように吐出管路と冷凍式ドラ
イヤとの間にアフタークーラ及びセパレータを順次配設
し、セパレータで分離した水滴をレシーバタンクで回収
するように構成し、かつ、レシーバタンク内の上方空間
部と前記給水管路とを絞り部を有する減圧管路により接
続した場合は、空気圧縮機の吸入圧力によりレシーバタ
ンク内の上方空間部が減圧されるので、セパレータ及び
冷凍式ドライヤ間で発生する差圧により、セパレータか
ら第２ドレン管、レシーバタンクの上方空間部及び第１
ドレン管を介して冷凍式ドライヤへ水分が逆流するおそ
れをなくすことができる。
イヤとの間にアフタークーラ及びセパレータを順次配設
し、セパレータで分離した水滴をレシーバタンクで回収
するように構成し、かつ、レシーバタンク内の上方空間
部と前記給水管路とを絞り部を有する減圧管路により接
続した場合は、空気圧縮機の吸入圧力によりレシーバタ
ンク内の上方空間部が減圧されるので、セパレータ及び
冷凍式ドライヤ間で発生する差圧により、セパレータか
ら第２ドレン管、レシーバタンクの上方空間部及び第１
ドレン管を介して冷凍式ドライヤへ水分が逆流するおそ
れをなくすことができる。
【００１５】また、本発明の乾燥圧縮空気供給装置にお
いて、レシーバタンクの貯水量が一定量を越えると自動
的に排水するオートドレン機構をレシーバタンクに具備
せしめた場合は、空気圧縮機、冷凍式ドライヤ及びレシ
ーバタンクを含む循環系における水量に、空気圧縮機に
吸入される外気に含まれる水分量が加算されることを見
越してレシーバタンクの容量を予め大きく設定する必要
がない。
いて、レシーバタンクの貯水量が一定量を越えると自動
的に排水するオートドレン機構をレシーバタンクに具備
せしめた場合は、空気圧縮機、冷凍式ドライヤ及びレシ
ーバタンクを含む循環系における水量に、空気圧縮機に
吸入される外気に含まれる水分量が加算されることを見
越してレシーバタンクの容量を予め大きく設定する必要
がない。
【００１６】このような本発明の乾燥圧縮空気供給装置
の需要部にエアージェット織機を採用すれば、十分に乾
燥し、かつ、油分が混入していない乾燥圧縮空気をエア
ージェット織機に供給することが可能となる。また、従
来の水冷式空気圧縮機を備えた乾燥圧縮空気供給装置を
エアージェット織機に用いる場合は、前述したように水
補強を必要とし、そのための配管の都合上、水源の近く
に設置された乾燥圧縮空気供給装置を複数のエアージェ
ット織機で共用する必要があるのに対し、本発明の乾燥
圧縮空気供給装置は水を補給するための配管が必要ない
ので、複数のエアージェット織機毎に独立して設置する
ことが可能となる。
の需要部にエアージェット織機を採用すれば、十分に乾
燥し、かつ、油分が混入していない乾燥圧縮空気をエア
ージェット織機に供給することが可能となる。また、従
来の水冷式空気圧縮機を備えた乾燥圧縮空気供給装置を
エアージェット織機に用いる場合は、前述したように水
補強を必要とし、そのための配管の都合上、水源の近く
に設置された乾燥圧縮空気供給装置を複数のエアージェ
ット織機で共用する必要があるのに対し、本発明の乾燥
圧縮空気供給装置は水を補給するための配管が必要ない
ので、複数のエアージェット織機毎に独立して設置する
ことが可能となる。
【００１７】
【実施例】以下、実施例により本発明の空気乾燥装置を
具体的に説明する。本実施例は、作動機器としてエアー
ジェット織機を用いた例である。図１の概略図に示すよ
うに、図示しない駆動源に接続されたスクロール型の空
気圧縮機１は吸入管路２及び吐出管路３を有し、吸入管
路２には外気からの空気が吸入フィルタ４を介して吸い
込まれるようになっている。吐出管路３にはアフターク
ーラ５、セパレータ６及び冷凍式ドライヤ７が順次接続
されている。アフタークーラ５は、図示しない駆動装置
に接続されたファン５ａにより吐出管路３内の圧縮空気
を冷却するものである。また、セパレータ６はアフター
クラー５により冷却された圧縮空気から水滴を分離、除
去するためのものである。このセパレータ６は第２ドレ
ン管８により後述するレシーバタンク９の上方空間部９
ａに接続され、セパレータ６で分離された水滴は第２ド
レン管８を介してレシーバタンク９に回収、貯溜される
ようになっている。なお、第２ドレン管８には、タンク
９内の圧力を減圧するための絞り部８ａが設けられてい
る。
具体的に説明する。本実施例は、作動機器としてエアー
ジェット織機を用いた例である。図１の概略図に示すよ
うに、図示しない駆動源に接続されたスクロール型の空
気圧縮機１は吸入管路２及び吐出管路３を有し、吸入管
路２には外気からの空気が吸入フィルタ４を介して吸い
込まれるようになっている。吐出管路３にはアフターク
ーラ５、セパレータ６及び冷凍式ドライヤ７が順次接続
されている。アフタークーラ５は、図示しない駆動装置
に接続されたファン５ａにより吐出管路３内の圧縮空気
を冷却するものである。また、セパレータ６はアフター
クラー５により冷却された圧縮空気から水滴を分離、除
去するためのものである。このセパレータ６は第２ドレ
ン管８により後述するレシーバタンク９の上方空間部９
ａに接続され、セパレータ６で分離された水滴は第２ド
レン管８を介してレシーバタンク９に回収、貯溜される
ようになっている。なお、第２ドレン管８には、タンク
９内の圧力を減圧するための絞り部８ａが設けられてい
る。
【００１８】冷凍式ドライヤ７は、圧縮機、凝縮器、膨
張弁及び蒸発器を有する冷凍サイクルから構成され、上
記圧縮空気を蒸発器の周囲を通過させることにより除
湿、乾燥するものである。この冷凍式ドライヤ７は、上
記圧縮空気を十分に除湿、乾燥し得る除湿機能を備えて
いる。そして、冷凍式ドライヤ７で圧縮空気を除湿、乾
燥することにより発生した水をレシーバタンク９に回
収、貯溜すべく冷凍式ドライヤ７とレシーバタンク９の
上方空間部９ａとは第１ドレン管１０を介して接続され
ている。また、第１ドレン管１０にも、第２ドレン管８
と同様に絞り部１０ａが設けられている。このレシーバ
タンク９には、レシーバタンク９内の貯水量が一定量を
越えたときに自動的に排水するオートドレン機構９ｂが
設けられている。なお、この排水は排水管１９により外
部に排出される。
張弁及び蒸発器を有する冷凍サイクルから構成され、上
記圧縮空気を蒸発器の周囲を通過させることにより除
湿、乾燥するものである。この冷凍式ドライヤ７は、上
記圧縮空気を十分に除湿、乾燥し得る除湿機能を備えて
いる。そして、冷凍式ドライヤ７で圧縮空気を除湿、乾
燥することにより発生した水をレシーバタンク９に回
収、貯溜すべく冷凍式ドライヤ７とレシーバタンク９の
上方空間部９ａとは第１ドレン管１０を介して接続され
ている。また、第１ドレン管１０にも、第２ドレン管８
と同様に絞り部１０ａが設けられている。このレシーバ
タンク９には、レシーバタンク９内の貯水量が一定量を
越えたときに自動的に排水するオートドレン機構９ｂが
設けられている。なお、この排水は排水管１９により外
部に排出される。
【００１９】上記レシーバタンク９の底部と上記空気圧
縮機１の吸入管路２とは給水管路１１により接続され、
レシーバタンク９内の水が該吸入管路２から吸い込まれ
る吸入空気に混入して空気圧縮機１内に入り込み、空気
圧縮機１の冷却及び潤滑に供されるようになっている。
この給水管路１１には、タイマー機構１２により制御さ
れるソレノイドバルブ１３と、水分中の不純物を除去す
るためのフィルタ１４が配設されている。なお、タイマ
ー機構１２によりソレノイドバルブ１３を開閉制御する
ことにより、レシーバタンク９内の水が空気圧縮機１内
に定期的に供給される。また、ソレノイドバルブ１３及
びフィルタ１４間に位置する給水管路１１と上記レシー
バタンク９内の上方空間部９ａとは、その途中に絞り部
１５ａを備えた減圧管路１５により接続されている。
縮機１の吸入管路２とは給水管路１１により接続され、
レシーバタンク９内の水が該吸入管路２から吸い込まれ
る吸入空気に混入して空気圧縮機１内に入り込み、空気
圧縮機１の冷却及び潤滑に供されるようになっている。
この給水管路１１には、タイマー機構１２により制御さ
れるソレノイドバルブ１３と、水分中の不純物を除去す
るためのフィルタ１４が配設されている。なお、タイマ
ー機構１２によりソレノイドバルブ１３を開閉制御する
ことにより、レシーバタンク９内の水が空気圧縮機１内
に定期的に供給される。また、ソレノイドバルブ１３及
びフィルタ１４間に位置する給水管路１１と上記レシー
バタンク９内の上方空間部９ａとは、その途中に絞り部
１５ａを備えた減圧管路１５により接続されている。
【００２０】一方、上記冷凍式ドライヤ７により除湿、
乾燥された乾燥圧縮空気は、供給管路１７を介して需要
部としてのエアージェット織機１８に供給されるように
なっている。本実施例の乾燥圧縮空気供給装置では、空
気圧縮機１が吸入管路２を介して外気から吸入した空気
を圧縮し、吐出管路３、アフタークーラ５及びセパレー
タ６を介して冷凍式ドライヤ７に圧縮空気を送り込り、
冷凍式ドライヤ７にてこの圧縮空気を十分に除湿、乾燥
して、エアージェット織機１８に乾燥圧縮空気を供給す
る。上記セパレータ６及び冷凍式ドライヤ７で分離、除
去した水分は、それぞれ第２ドレン管８及び第１ドレン
管１０を介してレシーバタンク９内に回収、貯溜され
る。そして、タイマー機構１２により定期的にソレノイ
ドバルブ１３が開放されると、空気圧縮機１の吸入圧力
及びレシーバタンク９内の水圧により、レシーバタンク
９内の水は給水管路１１を介して空気圧縮機１の吸入管
路２に供給される。吸入管路２に供給された水は、外気
から吸い込まれる空気とととも圧縮機１内に入り込み、
圧縮機１内で冷却及び潤滑に供される。
乾燥された乾燥圧縮空気は、供給管路１７を介して需要
部としてのエアージェット織機１８に供給されるように
なっている。本実施例の乾燥圧縮空気供給装置では、空
気圧縮機１が吸入管路２を介して外気から吸入した空気
を圧縮し、吐出管路３、アフタークーラ５及びセパレー
タ６を介して冷凍式ドライヤ７に圧縮空気を送り込り、
冷凍式ドライヤ７にてこの圧縮空気を十分に除湿、乾燥
して、エアージェット織機１８に乾燥圧縮空気を供給す
る。上記セパレータ６及び冷凍式ドライヤ７で分離、除
去した水分は、それぞれ第２ドレン管８及び第１ドレン
管１０を介してレシーバタンク９内に回収、貯溜され
る。そして、タイマー機構１２により定期的にソレノイ
ドバルブ１３が開放されると、空気圧縮機１の吸入圧力
及びレシーバタンク９内の水圧により、レシーバタンク
９内の水は給水管路１１を介して空気圧縮機１の吸入管
路２に供給される。吸入管路２に供給された水は、外気
から吸い込まれる空気とととも圧縮機１内に入り込み、
圧縮機１内で冷却及び潤滑に供される。
【００２１】本実施例の乾燥圧縮空気供給装置は、冷凍
式ドライヤ７が圧縮空気を十分に除湿、乾燥し得る除湿
能力を備えており、また空気圧縮機１の冷却及び潤滑の
ために油を用いておらず、乾燥圧縮空気中に油分が混入
することもないので、エアージェット織機１８には十分
に乾燥し、かつ油分が混入していない乾燥圧縮空気を供
給することができる。
式ドライヤ７が圧縮空気を十分に除湿、乾燥し得る除湿
能力を備えており、また空気圧縮機１の冷却及び潤滑の
ために油を用いておらず、乾燥圧縮空気中に油分が混入
することもないので、エアージェット織機１８には十分
に乾燥し、かつ油分が混入していない乾燥圧縮空気を供
給することができる。
【００２２】また、本実施例の乾燥圧縮空気供給装置
は、吐出管路３にアフタクーラ５及びセパレータ６を備
えているので、アフタークーラ５で冷却され、さらにセ
パレータ６で水滴を除去された圧縮空気を冷凍式ドライ
ヤ７に送り込むことができ、冷凍式ドライヤ７における
除湿機構負荷の低減化による冷凍式ドライヤ７のコンパ
クト化に貢献する。
は、吐出管路３にアフタクーラ５及びセパレータ６を備
えているので、アフタークーラ５で冷却され、さらにセ
パレータ６で水滴を除去された圧縮空気を冷凍式ドライ
ヤ７に送り込むことができ、冷凍式ドライヤ７における
除湿機構負荷の低減化による冷凍式ドライヤ７のコンパ
クト化に貢献する。
【００２３】さらに、本実施例の乾燥圧縮空気供給装置
は、レシーバタンク９内の上方空間部９ａと給水管路１
１とを絞り部１５ａを備えた減圧管路１５により接続し
ているので、空気圧縮機１の吸入圧力によりレシーバタ
ンク９内の上方空間部９ａが減圧されている。このた
め、セパレータ６及び冷凍式ドライヤ７間で発生する差
圧により、セパレータ６から第２ドレン管８、レシーバ
タンク９の上方空間部９ａ及び第１ドレン管１０を介し
て冷凍式ドライヤ７へ水分が逆流するおそれをなくすこ
とができる。
は、レシーバタンク９内の上方空間部９ａと給水管路１
１とを絞り部１５ａを備えた減圧管路１５により接続し
ているので、空気圧縮機１の吸入圧力によりレシーバタ
ンク９内の上方空間部９ａが減圧されている。このた
め、セパレータ６及び冷凍式ドライヤ７間で発生する差
圧により、セパレータ６から第２ドレン管８、レシーバ
タンク９の上方空間部９ａ及び第１ドレン管１０を介し
て冷凍式ドライヤ７へ水分が逆流するおそれをなくすこ
とができる。
【００２４】さらにまた、本発明の乾燥圧縮空気供給装
置では、セパレータ６で分離した水滴は第２ドレン管８
を介してレシーバタンク９内に回収されるとともに、冷
凍式ドライヤ７にて圧縮空気中の水分を十分に回収する
ことができるので、空気圧縮機、冷凍式ドライヤ及びレ
シーバタンクを含む循環系への水の補給が不要となる。
このため、従来の水冷式空気圧縮機を備えた乾燥圧縮空
気供給装置をエアージェット織機に用いる場合は、前述
したように水補給を行う必要があり、この水補給のため
の配管の都合上、水源の近くに設置された乾燥圧縮空気
供給装置を複数のエアージェット織機で共用する必要が
あるのに対し、本実施例の乾燥圧縮空気供給装置は水を
補給するための配管が必要ないので、複数のエアージェ
ット織機毎に独立して設置することが可能となる。
置では、セパレータ６で分離した水滴は第２ドレン管８
を介してレシーバタンク９内に回収されるとともに、冷
凍式ドライヤ７にて圧縮空気中の水分を十分に回収する
ことができるので、空気圧縮機、冷凍式ドライヤ及びレ
シーバタンクを含む循環系への水の補給が不要となる。
このため、従来の水冷式空気圧縮機を備えた乾燥圧縮空
気供給装置をエアージェット織機に用いる場合は、前述
したように水補給を行う必要があり、この水補給のため
の配管の都合上、水源の近くに設置された乾燥圧縮空気
供給装置を複数のエアージェット織機で共用する必要が
あるのに対し、本実施例の乾燥圧縮空気供給装置は水を
補給するための配管が必要ないので、複数のエアージェ
ット織機毎に独立して設置することが可能となる。
【００２５】さらにまた、本実施例の乾燥圧縮空気供給
装置は、レシーバタンク９がその貯水量が一定量を越え
ると自動的に排水するオートドレン機構９ｂを備えてい
るため、空気圧縮機１、アフタークーラ５、セパレータ
６、冷凍式ドライヤ７及びレシーバタンク９よりなる循
環系における水量に、空気圧縮機１に吸入される外気に
含まれる水分量が加算されることを見越してレシーバタ
ンク９の容量を予め大きく設定する必要がなく、レシー
バタンク９のコンパクト化を図れる。
装置は、レシーバタンク９がその貯水量が一定量を越え
ると自動的に排水するオートドレン機構９ｂを備えてい
るため、空気圧縮機１、アフタークーラ５、セパレータ
６、冷凍式ドライヤ７及びレシーバタンク９よりなる循
環系における水量に、空気圧縮機１に吸入される外気に
含まれる水分量が加算されることを見越してレシーバタ
ンク９の容量を予め大きく設定する必要がなく、レシー
バタンク９のコンパクト化を図れる。
【００２６】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の乾燥圧縮空
気供給装置は、水冷式の空気圧縮機及び冷凍式ドライヤ
の採用により、十分に乾燥され、かつ、油分の混入して
いない乾燥圧縮空気を供給することができる。また、冷
凍式ドライヤにて圧縮空気中の水分を十分に回収するこ
とができるので、空気圧縮機、冷凍式ドライヤ及びレシ
ーバタンクを含む循環系への水の補給が不要となる。し
たがって、例えば作動機器としての需要部にエアージェ
ット織機を採用した場合、水を補給するための配管が不
要となり、複数のエアージェット織機毎に独立して設置
することが可能となる。
気供給装置は、水冷式の空気圧縮機及び冷凍式ドライヤ
の採用により、十分に乾燥され、かつ、油分の混入して
いない乾燥圧縮空気を供給することができる。また、冷
凍式ドライヤにて圧縮空気中の水分を十分に回収するこ
とができるので、空気圧縮機、冷凍式ドライヤ及びレシ
ーバタンクを含む循環系への水の補給が不要となる。し
たがって、例えば作動機器としての需要部にエアージェ
ット織機を採用した場合、水を補給するための配管が不
要となり、複数のエアージェット織機毎に独立して設置
することが可能となる。
【００２７】また、本発明の乾燥圧縮空気供給装置にお
いて、空気圧縮機の吐出管路と冷凍式ドライヤとの間
に、該吐出管路内の圧縮空気を冷却するアフタークーラ
と、該アフタークーラで冷却された圧縮空気から水滴を
分離するセパレータとを順次配設した場合は、空気圧縮
機で圧縮された高温で多くの水分を含む圧縮空気を冷凍
式ドライヤに送り込む前に冷却し、該圧縮空気から水滴
を除去することができるので、その分冷凍式ドライヤに
おける除湿機構の負荷を低減させることが可能となり、
冷凍式ドライヤをコンパクト化することができる。さら
に、この場合において、レシーバタンク内の上方空間部
と給水管路とを絞り部が設けられた減圧管路で接続する
場合には、空気圧縮機の吸入圧力によりレシーバタンク
内の上方空間部が減圧されるので、セパレータ及び冷凍
式ドライヤ間で発生する差圧により、セパレータから第
２ドレン管、レシーバタンクの上方空間部及び第１ドレ
ン管を介して冷凍式ドライヤへ水分が逆流するおそれを
なくすことができる。
いて、空気圧縮機の吐出管路と冷凍式ドライヤとの間
に、該吐出管路内の圧縮空気を冷却するアフタークーラ
と、該アフタークーラで冷却された圧縮空気から水滴を
分離するセパレータとを順次配設した場合は、空気圧縮
機で圧縮された高温で多くの水分を含む圧縮空気を冷凍
式ドライヤに送り込む前に冷却し、該圧縮空気から水滴
を除去することができるので、その分冷凍式ドライヤに
おける除湿機構の負荷を低減させることが可能となり、
冷凍式ドライヤをコンパクト化することができる。さら
に、この場合において、レシーバタンク内の上方空間部
と給水管路とを絞り部が設けられた減圧管路で接続する
場合には、空気圧縮機の吸入圧力によりレシーバタンク
内の上方空間部が減圧されるので、セパレータ及び冷凍
式ドライヤ間で発生する差圧により、セパレータから第
２ドレン管、レシーバタンクの上方空間部及び第１ドレ
ン管を介して冷凍式ドライヤへ水分が逆流するおそれを
なくすことができる。
【００２８】また、本発明の乾燥圧縮空気供給装置にお
いて、レシーバタンクに貯水量が一定量を越えると自動
的に排水するオートドレン機構を具備せしめた場合は、
空気圧縮機、冷凍式ドライヤ及びレシーバタンクを含む
循環系における水量に、空気圧縮機に吸入される外気に
含まれる水分量が加算されることを見越してレシーバタ
ンクの容量を予め大きく設定する必要がなく、レシーバ
タンクのコンパクト化を図れる。
いて、レシーバタンクに貯水量が一定量を越えると自動
的に排水するオートドレン機構を具備せしめた場合は、
空気圧縮機、冷凍式ドライヤ及びレシーバタンクを含む
循環系における水量に、空気圧縮機に吸入される外気に
含まれる水分量が加算されることを見越してレシーバタ
ンクの容量を予め大きく設定する必要がなく、レシーバ
タンクのコンパクト化を図れる。
【図１】本実施例の乾燥圧縮空気供給装置の全体構成を
示す模式図である。
示す模式図である。
１…空気圧縮機 ２…吸入管路 ３
…吐出管路 ６…アフタークーラ ６…セパレータ ７
…冷凍式ドライヤ ８…第２ドレン管 ９…レシーバタンク ９ｂ
…オートドレン機構 １０…第１ドレン管 １１…給水管路 １
３…ソレノイドバルブ １５…減圧管路 １５ａ…絞り部
…吐出管路 ６…アフタークーラ ６…セパレータ ７
…冷凍式ドライヤ ８…第２ドレン管 ９…レシーバタンク ９ｂ
…オートドレン機構 １０…第１ドレン管 １１…給水管路 １
３…ソレノイドバルブ １５…減圧管路 １５ａ…絞り部
フロントページの続き (72)発明者 廣瀬 達也 愛知県刈谷市豊田町２丁目１番地 株式会 社豊田自動織機製作所内
Claims (5)
- 【請求項１】乾燥圧縮空気の供給を必要とする需要部に
乾燥圧縮空気を供給する装置であって、 吸入管路及び吐出管路を有する空気圧縮機と、 該空気圧縮機の吐出管路に接続され、該空気圧縮機で圧
縮された圧縮空気を除湿、乾燥して上記需要部に乾燥圧
縮空気を供給する冷凍式ドライヤと、 該冷凍式ドライヤで該圧縮空気を除湿、乾燥することに
より発生した水を第１ドレン管を介して回収、貯溜する
レシーバタンクと、 該レシーバタンク内の水を上記空気圧縮機の吸入管路に
供給する給水管路とを備えたことを特徴とする乾燥圧縮
空気供給装置。 - 【請求項２】前記空気圧縮機の吐出管路と前記冷凍式ド
ライヤとの間には、該吐出管路内の圧縮空気を冷却する
アフタークーラと、該アフタークーラで冷却された圧縮
空気から水滴を分離するセパレータとが順次配設され、
該セパレータで分離した水滴は第２ドレン管を介して前
記レシーバタンクに回収されるように構成したことを特
徴とする請求項１記載の乾燥圧縮空気供給装置。 - 【請求項３】前記レシーバタンク内の上方空間部と前記
給水管路とが絞り部を有する減圧管路により接続されて
いることを特徴とする請求項２記載の乾燥圧縮空気供給
装置。 - 【請求項４】前記レシーバタンクは、貯水量が一定量を
越えると自動的に排水するオートドレン機構を備えてい
ることを特徴とする請求項１記載の乾燥圧縮空気供給装
置。 - 【請求項５】前記需要部は、エアージェット織機である
ことを特徴とする請求項１記載の乾燥圧縮空気供給装
置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5328703A JPH07180663A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 乾燥圧縮空気供給装置 |
| TW083111050A TW284830B (ja) | 1993-12-24 | 1994-11-28 | |
| BE9401155A BE1010000A3 (nl) | 1993-12-24 | 1994-12-22 | Aanvoersysteem voor droge perslucht. |
| DE4445972A DE4445972C2 (de) | 1993-12-24 | 1994-12-22 | Kompressoranlage zum Erzeugen trockener Druckluft |
| KR1019940037645A KR0130848B1 (ko) | 1993-12-24 | 1994-12-24 | 압축건조공기 공급장치 |
| US08/660,724 US5699673A (en) | 1993-12-24 | 1996-06-10 | Compressed dry air supply system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5328703A JPH07180663A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 乾燥圧縮空気供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07180663A true JPH07180663A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18213239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5328703A Pending JPH07180663A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 乾燥圧縮空気供給装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5699673A (ja) |
| JP (1) | JPH07180663A (ja) |
| KR (1) | KR0130848B1 (ja) |
| BE (1) | BE1010000A3 (ja) |
| DE (1) | DE4445972C2 (ja) |
| TW (1) | TW284830B (ja) |
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| JP2023056067A (ja) * | 2021-10-07 | 2023-04-19 | 株式会社フクハラ | 空気圧縮機 |
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