JPH08247033A - 圧縮流体供給装置及び供給方法 - Google Patents

圧縮流体供給装置及び供給方法

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JPH08247033A
JPH08247033A JP4745795A JP4745795A JPH08247033A JP H08247033 A JPH08247033 A JP H08247033A JP 4745795 A JP4745795 A JP 4745795A JP 4745795 A JP4745795 A JP 4745795A JP H08247033 A JPH08247033 A JP H08247033A
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JP
Japan
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compressor
fluid
cooling
compressed
supply
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JP4745795A
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English (en)
Inventor
Takashi Ban
孝志 伴
Tatsuyuki Hoshino
辰幸 星野
Tatsuya Hirose
達也 廣瀬
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却流体の供給量を調節し、効率がよく、安
全な圧縮流体供給装置及び圧縮流体供給方法を提供す
る。 【構成】 流体圧縮機11は吸入管路12と吐出管路1
3とを有し、吸入管路12には外気から空気が吸い込ま
れる。吐出管路13には、水セパレータ17、冷凍式ド
ライヤ18が接続されており、圧縮空気中の水分が除去
される。圧縮空気から除去回収されたレシーバタンク2
0中の水は、流量調節弁としての電磁弁24を有する給
水管路22、吸入管路12を通じて、冷却流体として圧
縮機11の内部に供給される。前記吐出管路13に配設
されたセンサ16で検出された温度に応じて、流量制御
部23により前記電磁弁24の開閉のディーティ比が制
御され、冷却水の供給量が調節される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作動機器に圧縮流体を
供給する圧縮流体供給装置及び圧縮流体供給方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、圧縮空気、圧縮冷媒ガス等の圧
縮流体を作動機器に供給する場合には、スクロール式、
斜板式等の圧縮機が用いられる。この圧縮機は、断熱圧
縮や摩擦等により高温化する。このため、例えば、特開
昭60−35195号公報には、空気吸入口に給油口が
設けられた油冷式空気圧縮機が開示されている。この圧
縮機では、前記給油口から冷却流体としての油が、吸入
空気とともに圧縮機内部へ導入されて、圧縮機を冷却す
るものとなっている。
【0003】また、実公昭61−36798号公報に
は、水を冷却流体として吸入空気に混入させる構成が開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、吸入流体への
冷却流体の供給量が少ない場合には、圧縮機は充分に冷
却されず、圧縮効率が悪くなる。また、圧縮機が高温に
なるために、高温の圧縮流体が吐出されることとなり、
後続の圧縮流体冷却部に与える負荷が大きく、ムダの多
いものとなるという問題点があった。
【0005】一方、冷却流体の供給量が多い場合には、
冷却流体の一部が吸入流体にミスト状に分散されず、液
状のまま圧縮機に導入される。このため、液圧縮状態と
なり、ひいては圧縮機の破壊を引き起こすという問題点
があった。
【0006】本発明の目的は、冷却流体の供給量を調節
し、効率がよく、安全な圧縮流体供給装置及び圧縮流体
供給方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、圧縮流体の流量に応じて、前
記冷却流体の供給量を調節する手段を設けたものであ
る。
【0008】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、圧縮流体の吐出量を検出する手段と、その検出値
に連動して、前記冷却流体の供給量を調節する手段とを
備えたものである。
【0009】請求項3の発明では、圧縮流体の吐出温度
を検出する手段と、その検出値に連動して、前記冷却流
体の供給量を調節する手段とを備えたものである。請求
項4の発明では、圧縮流体の吐出圧力を検出する手段
と、その検出値に連動して、前記冷却流体の供給量を調
節する手段とを備えたものである。
【0010】請求項5の発明では、請求項1〜4のいず
れかの発明において、前記供給量調節手段をデューティ
比制御電磁弁としたものである。請求項6の発明では、
請求項1〜4のいずれかの発明において、前記供給量調
節手段を電磁開度比例弁としたものである。
【0011】請求項7の発明では、請求項1〜4のいず
れかの発明において、前記供給量調節手段を絞り弁とし
たものである。請求項8の発明では、圧縮流体の流量に
応じて、前記冷却流体の供給量を調節するものである。
【0012】請求項9の発明では、請求項8の発明にお
いて、圧縮流体の吐出量を検出し、前記冷却流体の供給
量を調節するものである。請求項10の発明では、圧縮
流体の吐出温度を検出し、前記冷却流体の供給量を調節
するものである。
【0013】請求項11の発明では、圧縮流体の吐出圧
力を検出し、前記冷却流体の供給量を調節するものであ
る。
【0014】
【作用】請求項1及び請求項8の発明によれば、運転時
に圧縮流体の流量に最適な冷却流体の供給量を選択する
ことができる。そして、圧縮機が最適冷却状態で運転さ
れて、圧縮効率が向上される。
【0015】請求項2及び請求項9の発明によれば、圧
縮流体の吐出量を検出し、その検出値に応じて自動的に
冷却流体の流量が調節される。そして、圧縮機が最適冷
却状態で運転されて、圧縮効率が向上される。
【0016】請求項3及び請求項10の発明によれば、
圧縮流体の吐出温度を検出し、その検出値が所定温度よ
りも高いときには、冷却流体の流量が増大するように調
節される。一方、検出値が所定温度に近づいたときに
は、冷却流体の流量が減少するように調節されて、圧縮
機内部における液圧縮状態への移行が防止される。
【0017】請求項4及び請求項11の発明によれば、
圧縮流体の吐出圧力を検出し、その圧力と比例関係にあ
る温度に換算することができる。そして、その値に応じ
て自動的に冷却流体の流量が調節される。
【0018】請求項5の発明によれば、冷却流体の供給
管路に設けられた電磁弁におけるデューティ比が、検出
値に応じて制御されて、冷却流体の供給量が調節され
る。請求項6の発明によれば、冷却流体の供給管路に設
けられた電磁弁における開度が、検出値に応じて制御さ
れて、冷却流体の供給量が調節される。
【0019】請求項7の発明によれば、冷却流体の供給
管路に設けられた絞り弁により、冷却流体の供給量が調
節される。
【0020】
【実施例】以下に、本発明の第一実施例について図1及
び図2に基づいて説明する。図1に示すように、図示し
ない駆動源に接続された流体圧縮機11は吸入管路12
及び吐出管路13を有している。吸入管路12には外気
からの空気が吸入フィルタ14を介して吸い込まれる。
吐出管路13にはアフタークーラ15が接続されてい
る。流体圧縮機11とアフタークーラ15との間の吐出
管路13には吐出流量を検出するセンサ16が設けられ
ている。アフタークーラ15は、図示しない駆動装置に
接続されたファン15aにより吐出管路13内の圧縮空
気を冷却するためのものである。アフタークーラ15で
冷却された圧縮空気は水セパレータ17に導入される。
ここで、圧縮空気から水滴が除去される。次に圧縮空気
は、冷凍式ドライヤ18に導入される。圧縮空気は冷凍
式ドライヤ18内で十分に除湿乾燥され、供給管路28
を介して作動機器29に供給される。
【0021】前記水セパレータ17及び冷凍式ドライヤ
18で回収された水分は、ドレン管19、21を通りレ
シーバタンク20に貯留される。なお、各ドレン管1
9、21には、レシーバタンク20の上方空間部20a
の圧力を減圧するための絞り部19a、21aが設けら
れている。このレシーバタンク20には、レシーバタン
ク20内の貯水量が一定量を超えたときに排水管30を
介して外部に自動的に排水を行うオートドレン機構20
bが設けられている。
【0022】前記レシーバタンク20の底部と、前記流
体圧縮機11の吸入管路12との間には、給水管路22
が連通されている。この給水管路22には、冷却流体流
量調節弁としての電磁弁24と、水分中の不純物を除去
するためのフィルタ26とが設けられている。前記セン
サ16は、冷却流体流量制御部23と信号線25とを介
して、前記電磁弁24に接続されている。ここでセンサ
16で検出された流量値に基づき、流量制御部23によ
り電磁弁24の開閉のデューティ比が制御される。この
デューティ比に応じた量の水がレシーバタンク20から
前記流体圧縮機11内に供給される。また、電磁弁24
とフィルタ26との間の給水管路22から、レシーバタ
ンク20の上方空間部20aにわたって、減圧管路27
が設けられている。その減圧管路27の途中には絞り部
27aが備えられている。このため、前記流体圧縮機1
1の吸入圧力がレシーバタンク20内の上方空間部20
aに作用し、その上方空間部20aが減圧される。従っ
て、レシーバタンク20内の水が水セパレータ17及び
冷凍式ドライヤ18へ逆流することがない。
【0023】この実施例の圧縮流体供給装置では、前記
電磁弁24が開放状態となると、圧縮機11の吸入圧力
及びレシーバタンク20内の水圧により、レシーバタン
ク20内の水が給水管路22を介して、圧縮機11の吸
入管路12に供給される。吸入管路12に供給された水
は外気から吸入される空気とともに、圧縮機11内に入
り込む。そして、その水は、圧縮機11内の高温状態下
で気化される際に、気化熱を奪って圧縮機11を冷却す
る。また、冷却水は圧縮機11内部の潤滑にも供され
る。
【0024】図2は、圧縮機11内に供給される冷却水
量と圧縮空気の吐出温度及び圧縮効率との関係の一例を
示したものである。図2に示すように、冷却水量に関係
なく吐出温度がほとんど一定となる点Aが存在してい
る。すなわち、図2においてA点より左側では、冷却水
量が増すほど圧縮空気の吐出温度が低下する。この領域
では、圧縮機11は冷却不足状態である。一方、A点を
超えて更に冷却水量を増大させた場合には、それ以上冷
却されないばかりではなく、一部の水が圧縮機11内で
蒸発されず液体状態を維持されることとなる。圧縮機1
1において液体状態の水の滞留量が増大状態で圧縮操作
を続けると、やがて圧縮機11内が液圧縮状態となるこ
とがある。そして、圧縮機11の破壊に至る場合があ
る。また、冷却水量と圧縮効率との関係では、動力効率
(η)、体積効率(ηv)ともA点付近が最大となって
いる。
【0025】一般に流体圧縮機11においては、圧縮流
体の流量は圧縮機11の回転数に応じて増大する。ここ
で、例えば作動機器29が定常作動状態と待機状態との
2つの作動状態を有するものである場合、2つの状態に
おいて圧縮機11の回転数は大きく異なる。待機状態に
おいては、圧縮機11の回転数も小さく圧縮機11にお
ける発熱量も小さい。したがって、圧縮機11へ供給す
る冷却水量も少量であればよい。ところが、圧縮機11
が図2に示すような定常状態の運転に入った場合には、
冷却水量がそのままでは、図2においてB点のような状
態となり、冷却不足となって圧縮効率のロスを生じる。
【0026】この実施例の圧縮流体供給装置において
は、吐出管路13に圧縮流体の流量を検出するセンサ1
6が配設されている。このため、作動機器29が待機状
態から定常作動状態へ移行して、圧縮流体の吐出量が増
大したことを感知することができるできる。そして、こ
の変動が冷却流体流量制御部23に入力される。つい
で、冷却流体流量制御部23により冷却流体流量調節弁
としての電磁弁24の開閉のデューティ比が、図2にお
けるA点に対応する冷却水量となるように制御される。
従って、圧縮機11の運転状態に最適な冷却水量を供給
することができるとともに、圧縮機11の効率を向上さ
せることができる。
【0027】一方、前記とは逆に作動機器29が定常状
態から待機状態に移行した場合にも、同様の制御により
冷却水量を減らし、圧縮機11に過剰な冷却水が供給さ
れることがない。従って、液圧縮状態となることが防止
される。
【0028】
【別の実施例】以下に、本発明の別の実施例について前
記第一実施例を異なる部分を中心に説明する。
【0029】(第2実施例)第2実施例では、図1にお
いて、センサ16として温度計が設けられているもので
ある。そして、そのセンサ16で検出された温度(すな
わち圧縮空気の吐出温度)に応じて、冷却流体流量調節
弁としての電磁弁24の開度が比例制御される構成とな
っている。
【0030】この構成によれば、図2においてA点より
も前記検出温度が高い場合には、電磁弁24の開度が増
大される。そして、冷却水量が増し圧縮機11の冷却を
強める方向に移行する。検出温度がA点に近づいた場合
には、冷却水量が減少するように制御される。そして、
必要以上の冷却水が圧縮機11内に導入されることがな
く、圧縮機11内部が液圧縮状態となることが防止され
る。
【0031】さらに、この構成では、冷却流体流量制御
部23において、例えば単位時間あたりの検出温度の変
動を求め、その変動値に応じて電磁弁24の開度を比例
制御することもできる。したがって、冷却水量がほぼ連
続的に制御できるため、冷却水量の微調整が可能とな
り、圧縮効率がいっそう向上される。
【0032】(第3実施例)第3実施例では、図1にお
いて、センサ16として圧力計が設けられてものであ
る。そして、そのセンサ16で検出された圧力(すなわ
ち圧縮空気の吐出圧)に応じて、冷却流体流量調節弁と
しての絞り弁24の開度が制御される構成となってい
る。
【0033】この構成によれば、吐出圧力の変動を検出
することができる。一般に、圧力と温度はほぼ比例関係
にあり、吐出圧力に応じて絞り弁24の開度を制御する
ことによっても前記第2実施例と同様の効果が得られ
る。また、流量調節弁として絞り弁24を採用すること
で、冷却水量の調節を容易にかつ微妙に行うことができ
る。
【0034】(第4実施例)第4実施例においては、図
3に示すように、例えば車輌用空調装置に使用されるよ
うな圧縮流体が閉鎖管路内を循環する構成となってい
る。流体圧縮機11で圧縮された冷媒ガスは、コンデン
サ41に導入される。そして、ファン41aにより冷却
されて、圧縮冷媒ガスは凝縮されて液冷媒となり、リザ
ーバタンク42に一旦貯留される。この液冷媒は、供給
管路28の途中に設けられた膨張弁44で霧状にされ
て、作動機器としてのエバポレータ45に供給される。
このエバポレータ45中で液冷媒は気化されて、冷媒ガ
スとなる。エバポレータ45の冷媒ガス出口は、流体圧
縮機11の吸入管路12に接続されており、冷媒ガスは
再び圧縮機11に供給される構成となっている。
【0035】リザーバタンク42に貯留された液冷媒の
一部は、液冷媒供給管路43、吸入管12を通じて、冷
却流体として圧縮機11に供給される。前記液冷媒供給
管路43には冷却流体流量調節弁としての絞り弁24
と、液冷媒中の不純物を除去するためのフィルタ26と
が設けられている。
【0036】圧縮機11とコンデンサ41との間の吐出
管路13には、圧縮冷媒ガスの吐出温を検出するセンサ
16が設けられている。そして、前記第2実施例と同様
に前記吐出温に応じて、絞り弁24の開度が調節され
る。
【0037】この構成によれば、圧縮流体が例えば冷媒
ガス等である場合のように、閉鎖系内での循環を必要す
る場合に適用できる。また、圧縮機11の内部に導入さ
れた液冷媒が気化される際に気化熱を奪うため、圧縮機
11の冷却を行うことができる。ここで、冷却流体とし
ての液冷媒は、流量調節のための絞り弁24を通過する
際に、圧力降下を受けて霧状化されている。このため、
液冷媒は圧縮機11内で気化しやすい状態となってい
る。
【0038】(第5実施例)第5実施例では、図4に示
すように、前記第4実施例において、リザーバタンク4
2の液冷媒層51の上部に分離される冷却油層52のみ
を回収し、冷却流体として利用する構成となっている。
前記冷却油層52は、途中に絞り部53aを備えた冷却
油排出管路53を介して、冷却油リザーバタンク54に
排出される。冷却油リザーバタンク54に貯留された冷
却油は、給油管路55、吸入管路12を介して、圧縮機
11に供給される。また、前記第4実施例と同様にセン
サ16、冷却流量制御部23、絞り弁24が設けられて
おり、センサ16で検出された圧縮冷媒ガスの吐出温に
応じて、所定の冷却油量が供給される構成となってい
る。
【0039】さらに、前記第1実施例と同様に、絞り弁
24とフィルタ26との間の給油管路55から、冷却油
レシーバタンク54の上方空間部54aにわたって、減
圧管路27が設けられている。
【0040】このように構成すれば、油冷式圧縮機にお
いて、冷却油の供給過剰による液圧縮を防止できるとと
もに、圧縮機11内部のオイル切れを防止することがで
きる。
【0041】なお、本発明は以下のように変更して実施
することもできる。 (1)第1実施例において、センサ16及び信号線25
を省略し、冷却流体流量制御部23に別途空気流量を設
定入力し、冷却流体流量調節弁24の開度を調節するこ
と。
【0042】(2)圧縮機11の回転数を検出して、そ
の検出値に応じて冷却流体流量調節弁24の開度を制御
すること。 (3)第1〜第3実施例において、センサ16取付位置
以降の吐出管路13の途中に、圧縮空気を一旦貯留する
ためのクッションタンクを設けること。
【0043】このように構成すれば、一度に大量の圧縮
空気を必要とする作動機器29や圧縮空気の脈動を嫌う
作動機器29等に対応することができる。 (4)第1〜第3実施例において、圧縮機11の吸入管
路12を作動機器29の空気排出部に接続して、圧縮空
気を閉鎖系内で流通させること。
【0044】(5)第4〜5実施例において、センサ1
6は吐出流量または吐出圧力を検出するものであるこ
と。 (6)給水管路12は、レシーバタンク20の底部と流
体圧縮機11の圧縮室とを連通すること。
【0045】
【発明の効果】請求項1及び請求項8の発明によれば、
圧縮機が最適冷却状態で運転されて圧縮効率が向上され
る。
【0046】請求項2及び請求項9の発明によれば、圧
縮流体の吐出量に応じて冷却流体の流量を調節できて、
必要以上の冷却流体が圧縮機に供給されることがない。
このため、圧縮機が液圧縮状態となることがない。ま
た、圧縮機の圧縮効率が向上される。
【0047】請求項3及び請求項10の発明によれば、
圧縮流体の吐出温度に応じて冷却流体の流量を調節でき
て、必要以上の冷却流体が圧縮機に供給されることがな
い。このため、圧縮機が液圧縮状態となることがない。
また、圧縮機の圧縮効率が向上される。
【0048】請求項4及び請求項11の発明によれば、
圧縮流体の吐出圧力に応じて、冷却流体の流量を調節す
ることができて、必要以上の冷却流体が圧縮機に供給さ
れることがない。このため、圧縮機が液圧縮状態となる
ことがない。また、圧縮機の圧縮効率が向上される。
【0049】請求項5の発明によれば、冷却流体の供給
量の調節が容易である。請求項6及び請求項7の発明に
よれば、検出値に応じて冷却流体調節弁の開度を調節で
きるため、冷却流体の流量の微調整が可能である。そし
て、圧縮機の圧縮効率がいっそう向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1〜第3実施例の全体構成を示す模式図。
【図2】定常運転状態の圧縮機における(a)は冷却水
量と吐出温度との関係、(b)は冷却水量と圧縮効率と
の関係をそれぞれ示す説明図。
【図3】第4実施例の全体構成を示す模式図。
【図4】第5実施例の全体構成を示す模式図。
【符号の説明】
11…圧縮機、12…吸入部としての吸入管路、16…
吐出量、吐出温度、吐出圧力を検出する手段としてのセ
ンサ、22…冷却流体供給部としての給水管路、23…
冷却流体の供給量を調節する手段としての冷却流体流量
制御部、24…冷却流体の供給量を調節する手段として
の冷却流体流量調節弁、43…冷却流体供給部としての
液冷媒供給管路、55…冷却流体供給部としての給油管
路。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機の吸入部に対して、その圧縮機の
    冷却を行うための冷却流体供給部を有する圧縮流体供給
    装置において、 圧縮流体の流量に応じて、前記冷却流体の供給量を調節
    する手段を設けた圧縮流体供給装置。
  2. 【請求項2】 圧縮流体の吐出量を検出する手段と、そ
    の検出値に連動して、前記冷却流体の供給量を調節する
    手段とを備えた請求項1に記載の圧縮流体供給装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機の吸入部に対して、その圧縮機の
    冷却を行うための冷却流体供給部を有する圧縮流体供給
    装置において、 圧縮流体の吐出温度を検出する手段と、その検出値に連
    動して、前記冷却流体の供給量を調節する手段とを備え
    た圧縮流体供給装置。
  4. 【請求項4】 圧縮機の吸入部に対して、その圧縮機の
    冷却を行うための冷却流体供給部を有する圧縮流体供給
    装置において、 圧縮流体の吐出圧力を検出する手段と、その検出値に連
    動して、前記冷却流体の供給量を調節する手段とを備え
    た圧縮流体供給装置。
  5. 【請求項5】 前記供給量調節手段がデューティ比制御
    電磁弁である請求項1〜4のいずれかに記載の圧縮流体
    供給装置。
  6. 【請求項6】 前記供給量調節手段が電磁開度比例弁で
    ある請求項1〜4のいずれかに記載の圧縮流体供給装
    置。
  7. 【請求項7】 前記供給量調節手段が絞り弁である請求
    項1〜4のいずれかに記載の圧縮流体供給装置。
  8. 【請求項8】 圧縮機の吸入部から被圧縮流体とともに
    冷却流体を混入させて、圧縮機の冷却を行う圧縮流体供
    給方法において、 圧縮流体の流量に応じて、前記冷却流体の供給量を調節
    する圧縮流体供給方法。
  9. 【請求項9】 圧縮流体の吐出量を検出し、前記冷却流
    体の供給量を調節する請求項8に記載の圧縮流体供給方
    法。
  10. 【請求項10】 圧縮機の吸入部から被圧縮流体ととも
    に冷却流体を混入させて、圧縮機の冷却を行う圧縮流体
    供給方法において、 圧縮流体の吐出温度を検出し、前記冷却流体の供給量を
    調節する圧縮流体供給方法。
  11. 【請求項11】 圧縮機の吸入部から被圧縮流体ととも
    に冷却流体を混入させて、圧縮機の冷却を行う圧縮流体
    供給方法において、 圧縮流体の吐出圧力を検出し、前記冷却流体の供給量を
    調節する圧縮流体供給方法。
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