JP3288682B2 - 環式n−ヒドロキシジカルボキシミドの製法 - Google Patents
環式n−ヒドロキシジカルボキシミドの製法Info
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- C07D209/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
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- C07D221/04—Ortho- or peri-condensed ring systems
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- C07D221/14—Aza-phenalenes, e.g. 1,8-naphthalimide
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C07D487/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
- C07D487/02—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D487/04—Ortho-condensed systems
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の目的は、環式N−ヒ
ドロキシジカルボキシミドの製法である。
ドロキシジカルボキシミドの製法である。
【0002】
【従来の技術】N−ヒドロキシジカルボキシミドは工業
で様々に使用される。例えば、有機化合物の合成で使用
される。EP−A664479及びJP−A06301
168から、現像液中での酸化剤としてのN−ヒドロキ
シフタルイミドの使用が公知である。US−A5332
637はトナー中でのN−ヒドロキシ−フタルイミドの
使用を記載している。
で様々に使用される。例えば、有機化合物の合成で使用
される。EP−A664479及びJP−A06301
168から、現像液中での酸化剤としてのN−ヒドロキ
シフタルイミドの使用が公知である。US−A5332
637はトナー中でのN−ヒドロキシ−フタルイミドの
使用を記載している。
【0003】N−ヒドロキシフタルイミドは更に、往々
にして薬剤学的に、かつ殺虫剤として有効な化合物でO
置換されたヒドロキシルアミンを製造するために様々に
使用される。
にして薬剤学的に、かつ殺虫剤として有効な化合物でO
置換されたヒドロキシルアミンを製造するために様々に
使用される。
【0004】EP−A25199、EP−A81031
8及びUS−A4709025からN−ヒドロキシフタ
ルイミドを用いて殊にはβ−ラクタムの群から抗菌性高
作用性O−置換されたアミノキシ−又はイミノキシ化合
物を製造する方法が公知である。
8及びUS−A4709025からN−ヒドロキシフタ
ルイミドを用いて殊にはβ−ラクタムの群から抗菌性高
作用性O−置換されたアミノキシ−又はイミノキシ化合
物を製造する方法が公知である。
【0005】WO95/25090は重合反応の際の開
始剤としてのN−ヒドロキシジカルボキシミドの使用を
記載している。DE−A19723961及びDE−A
19723890から、N−ヒドロキシフタルイミド及
びその誘導体は、選択的酸化反応にも使用可能であるこ
とが公知である。
始剤としてのN−ヒドロキシジカルボキシミドの使用を
記載している。DE−A19723961及びDE−A
19723890から、N−ヒドロキシフタルイミド及
びその誘導体は、選択的酸化反応にも使用可能であるこ
とが公知である。
【0006】環式N−ヒドロキシジカルボキシミドを合
成するために、従来はいつも、相応するジカルボン酸無
水物及びヒドロキシルアンモニウム塩、例えば塩化ヒド
ロキシルアンモニウム又は硫酸ヒドロキシルアンモニウ
ムを、塩基の添加下に使用した。
成するために、従来はいつも、相応するジカルボン酸無
水物及びヒドロキシルアンモニウム塩、例えば塩化ヒド
ロキシルアンモニウム又は硫酸ヒドロキシルアンモニウ
ムを、塩基の添加下に使用した。
【0007】L.F.Fieser 及び M.Fieser, "Reagents fo
r Organic Synthesis", Wiley NewYork, 1967, p.485-4
86及び K.Kurita, H.Imajo 及びY.Iwakura, J.Polym. S
cience A-1 1979, 17, 1619-1629では例えば、塩基とし
てのピリジンの使用下でのN−ヒドロキシフタルイミド
の合成が提案されている。
r Organic Synthesis", Wiley NewYork, 1967, p.485-4
86及び K.Kurita, H.Imajo 及びY.Iwakura, J.Polym. S
cience A-1 1979, 17, 1619-1629では例えば、塩基とし
てのピリジンの使用下でのN−ヒドロキシフタルイミド
の合成が提案されている。
【0008】DE−A130680、H.Gross 及び I.K
eitel, J. prakt. Chem. 1969,311,692-693及びCN−
A1051170から、水溶液中でヒドロキシルアミン
−塩酸塩を用いる環式N−ヒドロキシジカルボキシミド
の合成が公知であり、この際、炭酸ナトリウムが塩基と
して使用される。
eitel, J. prakt. Chem. 1969,311,692-693及びCN−
A1051170から、水溶液中でヒドロキシルアミン
−塩酸塩を用いる環式N−ヒドロキシジカルボキシミド
の合成が公知であり、この際、炭酸ナトリウムが塩基と
して使用される。
【0009】A.Rougny 及び M.Daudon, Bull. Soc. Chi
m. Fr. 1976, 833-838は、塩基として酢酸ナトリウムを
使用するN−ヒドロキシフタルイミドの合成法を記載し
ている。
m. Fr. 1976, 833-838は、塩基として酢酸ナトリウムを
使用するN−ヒドロキシフタルイミドの合成法を記載し
ている。
【0010】WO95/25090から塩基としての水
酸化ナトリウムの使用下に環式N−ヒドロキシイミドを
製造する方法が公知である。
酸化ナトリウムの使用下に環式N−ヒドロキシイミドを
製造する方法が公知である。
【0011】前記の方法の全てで合成の間に、引き続き
沈殿生成物として処理しなければならない塩が生じるこ
とは、大きな欠点である。更に、遊離ヒドロキシルアミ
ンは取り扱いが難しく、かつこの理由から使用されな
い。前記の方法の更なる欠点は、ジカルボン酸無水物だ
けで、遊離ジカルボン酸は使用できないことである。そ
れというのも、後者は酸−塩基反応を介して迅速に失活
化するためである。
沈殿生成物として処理しなければならない塩が生じるこ
とは、大きな欠点である。更に、遊離ヒドロキシルアミ
ンは取り扱いが難しく、かつこの理由から使用されな
い。前記の方法の更なる欠点は、ジカルボン酸無水物だ
けで、遊離ジカルボン酸は使用できないことである。そ
れというのも、後者は酸−塩基反応を介して迅速に失活
化するためである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従って、塩基を添加せ
ずに進行し、従って従来技術からの前記の欠点を有して
いない環式N−ヒドロキシジカルボキシミドの製法を発
見するという課題が存在した。
ずに進行し、従って従来技術からの前記の欠点を有して
いない環式N−ヒドロキシジカルボキシミドの製法を発
見するという課題が存在した。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、環式N
−ヒドロキシジカルボキシミドの製法であり、その際こ
れは、ジカルボン酸又はその無水物とヒドロキシルアミ
ンの塩とを、溶液中で塩基を更に添加することなく反応
させる。
−ヒドロキシジカルボキシミドの製法であり、その際こ
れは、ジカルボン酸又はその無水物とヒドロキシルアミ
ンの塩とを、溶液中で塩基を更に添加することなく反応
させる。
【0014】本発明の方法では、相応するジカルボン酸
又はその無水物とヒドロキシルアミンの塩とを反応させ
る。
又はその無水物とヒドロキシルアミンの塩とを反応させ
る。
【0015】ヒドロキシルアミンの塩は、一般組成式: (H3NOH)+ m・H+ n・X(m+n)- [式中、mは1、2又は3の意味を有し、nは0、1又
は2の意味を有するが、但し、m+nは1、2又は3に
ひとしく、かつXはホスフェート、スルフェート、ニト
レート、ハロゲニド、アセテート、トリフルオロアセテ
ート、トリクロロアセテート、テトラフルオロボレート
又はスルホネートRYSO3 -を表す]の化合物である。
基RYは、C1〜C3−アルキル、フェニル又は4−メチ
ルフェニルの意味を有する。
は2の意味を有するが、但し、m+nは1、2又は3に
ひとしく、かつXはホスフェート、スルフェート、ニト
レート、ハロゲニド、アセテート、トリフルオロアセテ
ート、トリクロロアセテート、テトラフルオロボレート
又はスルホネートRYSO3 -を表す]の化合物である。
基RYは、C1〜C3−アルキル、フェニル又は4−メチ
ルフェニルの意味を有する。
【0016】ヒドロキシルアミンの塩はこの場合、その
水和物の形でも使用することができる。
水和物の形でも使用することができる。
【0017】本発明の方法ではリン酸ヒドロキシルアン
モニウム、硫酸ヒドロキシルアンモニウム、塩酸ヒドロ
キシルアンモニウム又はトリフルオロ酢酸ヒドロキシル
アンモニウムを含む群からのヒドロキシルアミンの塩を
使用するのが有利である。
モニウム、硫酸ヒドロキシルアンモニウム、塩酸ヒドロ
キシルアンモニウム又はトリフルオロ酢酸ヒドロキシル
アンモニウムを含む群からのヒドロキシルアミンの塩を
使用するのが有利である。
【0018】ジカルボン酸又はジカルボン酸無水物の反
応を、ヒドロキシルアンモニウム塩1〜5当量、有利に
は1〜2当量用いて、60〜180℃、有利には80〜
150℃、特に有利に100〜140℃の温度で実施す
る。
応を、ヒドロキシルアンモニウム塩1〜5当量、有利に
は1〜2当量用いて、60〜180℃、有利には80〜
150℃、特に有利に100〜140℃の温度で実施す
る。
【0019】溶剤として場合により、水又は不活性溶
剤、例えば脂肪族又は芳香族炭化水素、アルコール、塩
素化炭化水素又はエーテル又は更に、これらの混合物を
添加することができる。溶剤量はこの場合、使用ヒドロ
キシルアンモニウム塩に対して10〜5000%であ
る。
剤、例えば脂肪族又は芳香族炭化水素、アルコール、塩
素化炭化水素又はエーテル又は更に、これらの混合物を
添加することができる。溶剤量はこの場合、使用ヒドロ
キシルアンモニウム塩に対して10〜5000%であ
る。
【0020】有利な溶剤は水、メタノール、エタノー
ル、リグロイン、ベンゼン、トルエン、ニトロベンゼ
ン、キシレン又はメチル−t−ブチルエーテルである。
ル、リグロイン、ベンゼン、トルエン、ニトロベンゼ
ン、キシレン又はメチル−t−ブチルエーテルである。
【0021】反応時間は10分〜10時間、有利には1
時間〜6時間である。
時間〜6時間である。
【0022】使用されるジカルボン酸無水物、又は水の
添加によりこれから得られるジカルボン酸は有利には、
少なくとも1個の5員又は6員環を含有する化合物であ
る。その場合、環は置換されていてもよいし、又は未置
換であってもよい。
添加によりこれから得られるジカルボン酸は有利には、
少なくとも1個の5員又は6員環を含有する化合物であ
る。その場合、環は置換されていてもよいし、又は未置
換であってもよい。
【0023】特に有利なジカルボン酸無水物は、一般式
Ia、Ib、Ic及びId:
Ia、Ib、Ic及びId:
【0024】
【化4】
【0025】で示される化合物である。
【0026】特に有利な遊離ジカルボン酸は、一般式I
Ia、IIb、IIc及びIId:
Ia、IIb、IIc及びIId:
【0027】
【化5】
【0028】で示される化合物である。
【0029】基R1からR16は同じか又は異なっていて
よく、かつハロゲン基、カルボキシ基、カルボキシ基の
塩又はエステル、水素基、ヒドロキシ基、ホルミル基、
カルバモイル基、スルホノ基、スルホノ基のエステル又
は塩、スルファモイル基、ニトロ基、アミノ基、フェニ
ル基、アリール−C1〜C5−アルキル基、C1〜C12−
アルキル基、C1〜C5−アルコキシ基、C1〜C10−カ
ルボニル基、カルボニル−C1〜C6−アルキル基、ホス
ホ基、ホスホノ基、ホスホノオキシ基、ホスホノオキシ
基のエステル又は塩を表す。
よく、かつハロゲン基、カルボキシ基、カルボキシ基の
塩又はエステル、水素基、ヒドロキシ基、ホルミル基、
カルバモイル基、スルホノ基、スルホノ基のエステル又
は塩、スルファモイル基、ニトロ基、アミノ基、フェニ
ル基、アリール−C1〜C5−アルキル基、C1〜C12−
アルキル基、C1〜C5−アルコキシ基、C1〜C10−カ
ルボニル基、カルボニル−C1〜C6−アルキル基、ホス
ホ基、ホスホノ基、ホスホノオキシ基、ホスホノオキシ
基のエステル又は塩を表す。
【0030】カルバモイル−、スルファモイル−、アミ
ノ−及びフェニル基はこの場合、未置換であってもよい
か、又は更なる基R17で1回以上、置換されていてもよ
い。
ノ−及びフェニル基はこの場合、未置換であってもよい
か、又は更なる基R17で1回以上、置換されていてもよ
い。
【0031】アリール−C1〜C5−アルキル−、C1〜
C12−アルキル、C1〜C5−アルコキシ−、C1〜C10
−カルボニル−、カルボニル−C1〜C6−アルキル基は
飽和又は不飽和、分枝鎖又は未分枝鎖であってよく、か
つさらなる基R17により1回以上、置換されていてもよ
い。
C12−アルキル、C1〜C5−アルコキシ−、C1〜C10
−カルボニル−、カルボニル−C1〜C6−アルキル基は
飽和又は不飽和、分枝鎖又は未分枝鎖であってよく、か
つさらなる基R17により1回以上、置換されていてもよ
い。
【0032】この基R17は同じか又は異なってよく、か
つヒドロキシ−、ホルミル−、カルボキシ基、カルボキ
シ基のエステル又は塩、カルバモイル−、スルホノ−基
又はスルホノ基の塩、スルファモイル−、ニトロ−、ア
ミノ−、フェニル−、C1〜C5−アルキル−、C1〜C5
−アルコキシ基を表しうる。
つヒドロキシ−、ホルミル−、カルボキシ基、カルボキ
シ基のエステル又は塩、カルバモイル−、スルホノ−基
又はスルホノ基の塩、スルファモイル−、ニトロ−、ア
ミノ−、フェニル−、C1〜C5−アルキル−、C1〜C5
−アルコキシ基を表しうる。
【0033】基R7及びR8もしくはR9及びR10は同時
にヒドロキシ−又はアミノ基を表してはならない。
にヒドロキシ−又はアミノ基を表してはならない。
【0034】置換基R1〜R4、R5〜R6、R7〜R10及
び/又はR11〜R16のそれぞれ2つが結合して、それぞ
れ基:−E−に結合していてよく、その際、−E−が
(−CH=CH)−n(n=1〜3)又は−CH=CH
−CH=N−又は
び/又はR11〜R16のそれぞれ2つが結合して、それぞ
れ基:−E−に結合していてよく、その際、−E−が
(−CH=CH)−n(n=1〜3)又は−CH=CH
−CH=N−又は
【0035】
【化6】
【0036】の意味を有する。
【0037】基R7からR10も相互に1つ又は2つのブ
リッジ要素:−F−により結合されていてよく、その際
−F−は同じか、又は異なり、かつ−O−、−S−、−
CH 2−又は−CR18=CR19−の意味を有してよい。
基R18及びR19はその場合、同じか又は異なっていてよ
く、かつR1の意味を有する。
リッジ要素:−F−により結合されていてよく、その際
−F−は同じか、又は異なり、かつ−O−、−S−、−
CH 2−又は−CR18=CR19−の意味を有してよい。
基R18及びR19はその場合、同じか又は異なっていてよ
く、かつR1の意味を有する。
【0038】本発明の方法で得られる環式N−ヒドロキ
シジカルボキシイミドは有利には、一般構造:
シジカルボキシイミドは有利には、一般構造:
【0039】
【化7】
【0040】の、5員又は6員環少なくとも1つを有す
る化合物である。この場合、環は置換されていてよい
か、又は未置換であってよい。
る化合物である。この場合、環は置換されていてよい
か、又は未置換であってよい。
【0041】一般式IIIa、IIIb、IIIc及び
IIId:
IIId:
【0042】
【化8】
【0043】の化合物が特に有利なN−ヒドロキシジカ
ルボキシミドである。
ルボキシミドである。
【0044】式IIIaの化合物の例は、N−ヒドロキ
シフタルイミド並びに置換されたN−ヒドロキシフタル
イミド誘導体、例えば3−アミノ−N−ヒドロキシフタ
ルイミド、4−アミノ−N−ヒドロキシフタルイミド、
3−メチル−N−ヒドロキシフタルイミド、4−メチル
−N−ヒドロキシフタルイミド、N−ヒドロキシ−ベン
ゼン−1,2,4−トリカルボン酸イミド、N,N’−
ジヒドロキシ−ベンゾフェノン−3,3’,4,4−テ
トラカルボン酸ジイミド又はN,N’−ジヒドロキシピ
ロメリト酸ビスイミドである。
シフタルイミド並びに置換されたN−ヒドロキシフタル
イミド誘導体、例えば3−アミノ−N−ヒドロキシフタ
ルイミド、4−アミノ−N−ヒドロキシフタルイミド、
3−メチル−N−ヒドロキシフタルイミド、4−メチル
−N−ヒドロキシフタルイミド、N−ヒドロキシ−ベン
ゼン−1,2,4−トリカルボン酸イミド、N,N’−
ジヒドロキシ−ベンゾフェノン−3,3’,4,4−テ
トラカルボン酸ジイミド又はN,N’−ジヒドロキシピ
ロメリト酸ビスイミドである。
【0045】式IIIbの化合物の例はN−ヒドロキシ
マレイミド並びに置換されたN−ヒドロキシマレイミド
誘導体、例えばピリジン−2,3−ジカルボン酸−N−
ヒドロキシイミド、N−ヒドロキシナフタル酸イミド並
びに場合により置換されたN−ヒドロキシナフタル酸イ
ミド誘導体である。
マレイミド並びに置換されたN−ヒドロキシマレイミド
誘導体、例えばピリジン−2,3−ジカルボン酸−N−
ヒドロキシイミド、N−ヒドロキシナフタル酸イミド並
びに場合により置換されたN−ヒドロキシナフタル酸イ
ミド誘導体である。
【0046】式IIIcの化合物の例はN−ヒドロキシ
スクシンイミド及び場合により置換されたN−ヒドロキ
シスクシンイミド誘導体、例えばN−ヒドロキシ酒石酸
イミド、N−ヒドロキシ−5−ノルボルネン−2,3−
ジカルボン酸イミド、エキソ−N−ヒドロキシ−7−オ
キサビシクロ[2.2.1]ヘプテ−5−エン−2.3
−ジカルボキシミド、N−ヒドロキシ−シス−シクロヘ
キサン−1,2−ジカルボキシミド及びN−ヒドロキシ
−シス−4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸イ
ミドである。
スクシンイミド及び場合により置換されたN−ヒドロキ
シスクシンイミド誘導体、例えばN−ヒドロキシ酒石酸
イミド、N−ヒドロキシ−5−ノルボルネン−2,3−
ジカルボン酸イミド、エキソ−N−ヒドロキシ−7−オ
キサビシクロ[2.2.1]ヘプテ−5−エン−2.3
−ジカルボキシミド、N−ヒドロキシ−シス−シクロヘ
キサン−1,2−ジカルボキシミド及びN−ヒドロキシ
−シス−4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸イ
ミドである。
【0047】式IIIdの化合物の例はN−ヒドロキシ
ナフタリン−1,8−ジカルボン酸イミド、N,N’−
ジヒドロキシナフタリン−1,4,5,8−テトラカル
ボン酸ジイミド及びN,N’−ジヒドロキシペリレン−
3,4,9,10−テトラカルボン酸ジイミドである。
ナフタリン−1,8−ジカルボン酸イミド、N,N’−
ジヒドロキシナフタリン−1,4,5,8−テトラカル
ボン酸ジイミド及びN,N’−ジヒドロキシペリレン−
3,4,9,10−テトラカルボン酸ジイミドである。
【0048】
【実施例】次の例で本発明を更に詳述する。
【0049】例1:N−ヒドロキシフタルイミドの製造 無水フタル酸1.48g(10.0mmol)及びリン
酸ヒドロキシアンモニウム0.723g(3.67mm
ol)を粉末化し、混合し、かつ水2mlの添加の後に
約1時間半、130℃の浴温度に加熱した。冷却したレ
モン色の反応混合物を水で希釈し、固体を吸引濾過し、
水で洗浄し、かつ50℃で乾燥させた。収量は1.39
g(86%)であった。
酸ヒドロキシアンモニウム0.723g(3.67mm
ol)を粉末化し、混合し、かつ水2mlの添加の後に
約1時間半、130℃の浴温度に加熱した。冷却したレ
モン色の反応混合物を水で希釈し、固体を吸引濾過し、
水で洗浄し、かつ50℃で乾燥させた。収量は1.39
g(86%)であった。
【0050】例2:N−ヒドロキシフタルイミドの製造 無水フタル酸0.15g(1.0mmol)を硫酸ヒド
ロキシルアンモニウム0.2〜1当量(第1表参照)と
混合し、かつ場合により水(第1表参照)の添加の後
に、密閉アンプル中で130℃に加熱した。反応時間を
個々のバッチにより第1表に相応して変化させた。冷却
した反応混合物をD6−DMSO中に溶かし、かつ1H−
NMR−分光器により調べた。収率をそれぞれ第1表中
に記載した。
ロキシルアンモニウム0.2〜1当量(第1表参照)と
混合し、かつ場合により水(第1表参照)の添加の後
に、密閉アンプル中で130℃に加熱した。反応時間を
個々のバッチにより第1表に相応して変化させた。冷却
した反応混合物をD6−DMSO中に溶かし、かつ1H−
NMR−分光器により調べた。収率をそれぞれ第1表中
に記載した。
【0051】
【表1】
【0052】例3:3−ヒドロキシ−N−ヒドロキシフ
タルイミドの製造 3−ヒドロキシフタル酸無水物500mg(3.05m
mol)及びリン酸ヒドロキシルアンモニウム240m
g(1.22mmol)を混合して、かつ水1mlと共
に3時間、130℃の浴温度に加熱した。冷却した反応
混合物を水中に浸出させ、吸引濾過し、かつ乾燥させ
た。収量は495mg(91%)であった。融点238
〜239℃(分解)。
タルイミドの製造 3−ヒドロキシフタル酸無水物500mg(3.05m
mol)及びリン酸ヒドロキシルアンモニウム240m
g(1.22mmol)を混合して、かつ水1mlと共
に3時間、130℃の浴温度に加熱した。冷却した反応
混合物を水中に浸出させ、吸引濾過し、かつ乾燥させ
た。収量は495mg(91%)であった。融点238
〜239℃(分解)。
【0053】
【外1】
【0054】例4:4−メチル−N−ヒドロキシフタル
イミドの製造 無水4−メチルフタル酸500mg(3.08mmo
l)及びリン酸ヒドロキシルアンモニウム243mg
(1.23mmol)を混合し、かつ水1mlと共に3
時間、浴温度130℃に加熱した。冷却した混合物を水
30mlに浸出させた。生じた沈殿物を吸引濾過し、か
つ真空中60℃で乾燥させた。収量は437mg(80
%)であった。融点175〜176℃(分解)。
イミドの製造 無水4−メチルフタル酸500mg(3.08mmo
l)及びリン酸ヒドロキシルアンモニウム243mg
(1.23mmol)を混合し、かつ水1mlと共に3
時間、浴温度130℃に加熱した。冷却した混合物を水
30mlに浸出させた。生じた沈殿物を吸引濾過し、か
つ真空中60℃で乾燥させた。収量は437mg(80
%)であった。融点175〜176℃(分解)。
【0055】
【外2】
【0056】例5:4−ニトロ−N−ヒドロキシフタル
イミドの製造 例4と同様。但し、4−ニトロフタル酸500mg
(2.37mmol;工業用、不純物3−ニトロフタル
酸約10%)及びリン酸ヒドロキシルアンモニウム18
7mg(0.974mmol)から、浴温度130℃
で。収量は332mgであった(67%、不純物約5
%)。溶融範囲101〜110℃(分解)。
イミドの製造 例4と同様。但し、4−ニトロフタル酸500mg
(2.37mmol;工業用、不純物3−ニトロフタル
酸約10%)及びリン酸ヒドロキシルアンモニウム18
7mg(0.974mmol)から、浴温度130℃
で。収量は332mgであった(67%、不純物約5
%)。溶融範囲101〜110℃(分解)。
【0057】
【外3】
【0058】例6:3−ニトロ−N−ヒドロキシフタル
イミドの製造 例4と同様。但し、3−ニトロフタル酸500mg
(2.37mmol)及びリン酸ヒドロキシルアンモニ
ウム187mg(0.947mmol)から、浴温度1
30℃で。収量は443mg(90%)であった。
イミドの製造 例4と同様。但し、3−ニトロフタル酸500mg
(2.37mmol)及びリン酸ヒドロキシルアンモニ
ウム187mg(0.947mmol)から、浴温度1
30℃で。収量は443mg(90%)であった。
【0059】90℃から分解。
【0060】
【外4】
【0061】例7:3−アミノ−N−ヒドロキシフタル
イミドの製造 3−アミノフタル酸(純度90%)1.81g(10.
0mmol)及びリン酸ヒドロキシルアンモニウム0.
721g(3.66mmol)を粉末化し、混合し、か
つ水2mlと共に3時間、浴温度約130℃に加熱し
た。冷却した反応混合物を少しのアセトニトリルでスラ
リー化させ、かつ吸引濾過した。収量は1.87gであ
った(定量的)。溶融247〜249℃(分解)。
イミドの製造 3−アミノフタル酸(純度90%)1.81g(10.
0mmol)及びリン酸ヒドロキシルアンモニウム0.
721g(3.66mmol)を粉末化し、混合し、か
つ水2mlと共に3時間、浴温度約130℃に加熱し
た。冷却した反応混合物を少しのアセトニトリルでスラ
リー化させ、かつ吸引濾過した。収量は1.87gであ
った(定量的)。溶融247〜249℃(分解)。
【0062】
【外5】
【0063】例8:N−ヒドロキシナフタリン−1,8
−ジカルボン酸イミドの製造 1,8−ナフタリンジカルボン酸無水物1.98g(1
0.0mmol)及びリン酸ヒドロキシルアンモニウム
0.985g(5.00mmol)を水2mlと共に例
7と同様に6時間、浴温度130℃で反応させた。澄明
な茶色の反応混合物を冷却の後に水で浸出させ、固体を
吸引濾過し、かつ乾燥させた。収量は1.89g(89
%)であった。269℃から分解。
−ジカルボン酸イミドの製造 1,8−ナフタリンジカルボン酸無水物1.98g(1
0.0mmol)及びリン酸ヒドロキシルアンモニウム
0.985g(5.00mmol)を水2mlと共に例
7と同様に6時間、浴温度130℃で反応させた。澄明
な茶色の反応混合物を冷却の後に水で浸出させ、固体を
吸引濾過し、かつ乾燥させた。収量は1.89g(89
%)であった。269℃から分解。
【0064】
【外6】
【0065】例9:ビス−N,N’−ジヒドロキシピロ
メリト酸イミドの製造 ピロメリト酸二無水物2.18g(10.0mmol)
及び硫酸ヒドロキシルアンモニウム3.28g(20.
0mmol)を混合して、かつ水4mlと共に先ず3時
間、浴温度90℃に、次いで更に9時間、浴温度110
℃に加熱した。 1H−NMR−分光器による検出では、
変換率は約36%であった。
メリト酸イミドの製造 ピロメリト酸二無水物2.18g(10.0mmol)
及び硫酸ヒドロキシルアンモニウム3.28g(20.
0mmol)を混合して、かつ水4mlと共に先ず3時
間、浴温度90℃に、次いで更に9時間、浴温度110
℃に加熱した。 1H−NMR−分光器による検出では、
変換率は約36%であった。
【0066】
【外7】
フロントページの続き (73)特許権者 390009003 Zielstattstraβe 20, D−81379 Munchen,F.R. Germany (56)参考文献 米国特許5872261(US,A) 国際公開95/25090(WO,A1) 英国特許出願公開2127015(GB,A) J.Am.Chem.Soc., (1964),86,p.1839−42 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 209/48 C07D 221/14 C07D 487/04 137 CA(STN)
Claims (9)
- 【請求項1】 環式N−ヒドロキシジカルボキシミドの
製法において、ジカルボン酸又はその無水物と一般式: (H 3 NOH) + m ・H + n ・X (m+n)- [式中、mは1、2又は3の意味を有し、nは0、1又
は2の意味を有するが、但し、m+nは2又は3にひと
しく、かつXはホスフェートまたはスルフェートを包含
する基の1個以上を表す]の ヒドロキシアミン塩とを溶
液中で、塩基を更に添加することなく反応されることを
特徴とする、環式N−ヒドロキシジカルボキシミドの製
法。 - 【請求項2】 ジカルボン酸無水物が、場合により置換
された5員又は6員環少なくとも1個を有し、かつ一般
構造: 【化1】 を含有する化合物もしくは水の付加によりこれから生じ
るジカルボン酸である、請求項1に記載の製法。 - 【請求項3】 一般式Ia、Ib、Ic及びId: 【化2】 で示されるジカルボン酸無水物又はその相応する酸を使
用する、請求項1又は2に記載の製法。 - 【請求項4】 基R1からR16が同じか又は異なり、
かつハロゲン基、カルボキシ基、カルボキシ基の塩又は
エステル、水素基、ヒドロキシ基、ホルミル基、カルバ
モイル基、スルホノ基、スルホノ基のエステル又は塩、
スルファモイル基、ニトロ基、アミノ基、フェニル基、
アリール−C1〜C5−アルキル基、C1〜C12−ア
ルキル基、C1〜C5−アルコキシ基、C1〜C10−
カルボニル基、カルボニル−C1〜C6−アルキル基、
ホスホ基、ホスホノ基、ホスホノオキシ基、ホスホノオ
キシ基のエステル又は塩を表す、請求項3に記載の製
法。 - 【請求項5】 置換基R1〜R4、R5〜R6、R7〜
R10及び/又はR11〜R16のそれぞれ2つが基:
−E−に結合していて、その際、−E−が(−CH=C
H)−n(n=1〜3)又は−CH=CH−CH=N−
又は 【化3】 を表す、請求項3又は4に記載の製法。 - 【請求項6】 基R7からR10が相互に1つ又は2つ
のブリッジ要素:−F−により結合されていて、その際
−F−が同じか、又は異なり、かつ−O−、−S−、−
CH2−又は−CR18=CR19−を表す、請求項3
から5までのいずれか1項に記載の製法。 - 【請求項7】 R18及びR19が同じか、又は異な
り、かつR1の意味を有する、請求項6に記載の製法。 - 【請求項8】 反応を60〜180℃の温度で行う、請
求項1から7までのいずれか1項に記載の製法。 - 【請求項9】 溶剤として、水、脂肪族炭化水素、芳香
族炭化水素、アルコール、塩素化炭化水素又はエーテル
を包含する群からの1種以上の物質を使用する、請求項
1から8までのいずれか1項に記載の製法。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2009003467A (ja) * | 2001-07-13 | 2009-01-08 | Seiko Epson Corp | カラーフィルタ基板及び電気光学装置、カラーフィルタ基板の製造方法及び電気光学装置の製造方法並びに電子機器 |
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KR20080045691A (ko) * | 2005-09-07 | 2008-05-23 | 시바 스폐셜티 케미칼스 홀딩 인코포레이티드 | 분해성 중합체 물품 |
WO2008154484A1 (en) | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Mannkind Corporation | Ire-1a inhibitors |
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WO2017204936A1 (en) | 2016-05-26 | 2017-11-30 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Production of cyclic imides suitable for oxidation catalysis |
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US4800224A (en) | 1986-05-16 | 1989-01-24 | Ciba-Geigy Corporation | Optically active styrene derivatives, polymers obtained from these, complexes with iridium(I) and their use |
US4709025A (en) | 1987-01-20 | 1987-11-24 | American Home Products Corporation | Beta-lactams substituted at C-4 with substituted aminooxymethyl |
CN1051170A (zh) | 1989-10-25 | 1991-05-08 | 国家医药管理局天津药物研究院 | 氨氧基脂肪羧酸的合成方法 |
JPH06301168A (ja) | 1993-04-15 | 1994-10-28 | Konica Corp | 黒白ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理方法 |
US5332637A (en) | 1993-08-31 | 1994-07-26 | Eastman Kodak Company | Electrostatographic dry toner and developer compositions with hydroxyphthalimide |
US5506092A (en) | 1993-12-06 | 1996-04-09 | Konica Corporation | Method of processing black and white silver halide photographic compositions with a developer containing an anti sludgant |
BE1008132A3 (nl) * | 1994-03-15 | 1996-01-23 | Dsm Nv | Cyclische n-alkenyloxymides, en een werkwijze voor de bereiding van cyclische n-alkenyloxyimides, de overeenkomstige cyclische n-alkoxyimides en o-alkoxyamines. |
KR100237689B1 (ko) | 1996-05-30 | 2000-01-15 | 윤종용 | 드럼세탁기의 밸런싱장치 |
DE19723961A1 (de) | 1997-06-06 | 1998-12-10 | Consortium Elektrochem Ind | Verfahren zur Herstellung von aromatischen und heteroaromatischen Aldehyden und Ketonen |
DE19723890A1 (de) | 1997-06-06 | 1998-12-10 | Consortium Elektrochem Ind | Verfahren zur Herstellung von aromatischen und heteroaromatischen Aldehyden und Ketonen |
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1999
- 1999-09-07 DE DE19942700A patent/DE19942700C1/de not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-08-29 PL PL00342228A patent/PL342228A1/xx not_active Application Discontinuation
- 2000-08-31 EP EP00118205A patent/EP1085013A1/de not_active Withdrawn
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US7582774B2 (en) | 2004-05-17 | 2009-09-01 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Process for producing cyclic N-hydroxy imide compounds |
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