JPS5850240B2 - アンドロスタン系の新規なジエン誘導体の製造法 - Google Patents

アンドロスタン系の新規なジエン誘導体の製造法

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JPS5850240B2
JPS5850240B2 JP57042991A JP4299182A JPS5850240B2 JP S5850240 B2 JPS5850240 B2 JP S5850240B2 JP 57042991 A JP57042991 A JP 57042991A JP 4299182 A JP4299182 A JP 4299182A JP S5850240 B2 JPS5850240 B2 JP S5850240B2
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ジヤン・ジヨリ
ジユリアン・ワルナン
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Sanofi Aventis France
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Roussel Uclaf SA
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J21/00Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen having an oxygen-containing hetero ring spiro-condensed with the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton
    • C07J21/001Lactones
    • C07J21/003Lactones at position 17
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J31/00Normal steroids containing one or more sulfur atoms not belonging to a hetero ring
    • C07J31/003Normal steroids containing one or more sulfur atoms not belonging to a hetero ring the S atom directly linked to a ring carbon atom of the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton

Description

【発明の詳細な説明】 (ここで、R2は、水素原子又はメチル基を表わす) のアントロスタン系の新規なジエン誘導体の製造法を目
的とする。
式Cの化合物は、今日知られているその他のステロイド
誘導体の製造に用いることができる。
しかして、本発明の主題は、次の一般式I′(ここで、
R2は前記の意味を有し、Rは1〜4個の炭素原子を有
する直鎖又は分枝鎖アルキル基を表わす) の化合物を水の存在下に加熱することによって所望の式
Cの化合物を得るか、或いは式I′の化合物をアルカリ
加水分解、続いて酸性化することにより次の一般式■′ の化合物を得、そのようにして得られた式■′の化合物
を加熱することによって所望の式Cの化合物に転化する
ことを特徴とする、式Cの化合物の製造法にある。
式I′の加熱による式Cの化合物への転化は、好ましく
は80℃以上の温度で、さらに有利には100〜160
℃の間で実施される。
水の存在が必要とされるので、好ましい温度に注意を払
って密封容器で、しかして僅かに加圧して実施するのが
便利である。
中性媒質中での加熱により一般式I′の化合物が一般式
Cの化合物に転化されることは予期できなかったことで
ある。
式I′のエステルの加水分解は文献に従えば酸又はアル
カリ性条件を必要とするが、この方法はこれらの物質の
場合には式Cの化合物の取得収率を零又は劣ったものに
する。
本発明に従って使用される中性条件では上と同じではな
く、この方法は非常に良好な収率で目的生成物を導く。
この予期できなかった反応の機構は次の通りであると思
われる。
即ち、γ−ラクトンが加水分解的に開裂して遊離酸が現
われこれが形成されるや否や脱炭酸し、次いで17β−
ヒドロキシル基と鎖のエステル基との間で再ラクタム化
が起り、そしてこの再ラクタム化はアルカノールの脱離
を伴なって起るものである。
下記の式はこの変換を例示するものである。
一般式I′の化合物を一般式■′の化合物に転化するた
めに行なわれるアルカリ加水分解は、好ましくは水性媒
質中で水酸化ナトリウムによって行なわれるが、例えば
水酸化カリウム又は重炭酸ナトリウムのようなその他の
アルカリ試剤も同様に使用し得る。
加水分解は水性媒質中か又は水性アルコール媒質中のい
ずれかで行なわれる。
式■“の化合物の加熱による式Cの化合物への転化は、
好ましくは80℃以上の温度で、さらに有利には100
〜220℃の間で実施される。
本発明の方法で得られた一般式Cの化合物は、有益な治
療学的性質を有し、特にR2がメチル基を表わすものは
カンレノンと呼ばれる。
それらは治療学の分野で興味ある化合物である。
事実、それらはアルドステロンの作用を与え(A、 B
urger氏の「Medicinal Chemis
tryJ 第3版第1001〜1005頁(1970
年)を参照されたい)、したがって利尿作用のために使
用し得る。
特に、それらはある種の心臓病の処置に応用される。
本発明の方法で出発物質として用いられる一般式■′の
化合物は、塩基性試剤の存在下に次の一般(ここでR2
は水素原子又はメチル基を表わし、R3は1又は2個の
炭素原子を有するアルキル基を表わす) の物質に式(CH3)3 s+x−(ここでXは臭素原
子又はよう素原子を表わす)のハロゲン化トリメチルス
ルホニウムを反応させて次の一般式(ここでR2及びR
3は前記の意味を有する)の化合物を得、これを脱水素
剤で処理して次の一般式 (ここでR2は前記の意味を有する) の化合物を得、これを塩基性試剤の存在下に次式(ここ
ではalkは1〜4個の炭素原子を有する直鎖又は分枝
鎖アルキル基を表わす) のマロン酸アルキルで処理することによって製造するこ
とができる。
この製造法において、ハロゲン化トリメチルスルホニウ
ムを一般式■の化合物に反応させる際に存在させる塩基
性試剤は、好ましくは、例えばナトリウムエチラートの
ようなアルカリアルコラードであるが、水素化ナトリウ
ムのような水素化アルカリも使用できる。
弐■の化合物を式■の化合物に転化するのに使用する脱
水素剤は好ましくはクロラニルであるが、例えば2・3
−ジクロル−5・6−ジシアツベンゾキノンのようなp
−ベンゾキノンのその他の誘導体も使用し得る。
式Vのマロン酸アルキルを式■の化合物を反応させる際
に存在させる塩基性試剤は、好ましくは、例えばナトリ
ウムエチラートのようなアルカリアルコラードであるか
、ナトリウムアミドのようなアルカリアミド又は水素化
ナトリウムのようなアルカリ水素化物も使用し得る。
下記の例は本発明を例示するものである。
例1 スピロ〔4・6−アンドロスタジエン−3−オン)−1
7β・2/ (4/−エトキシカルボニル−1′−オ
キサシクロペンタン−57−オン)〕工aA : 3−
エトキシスピロ−17β−オキシラニル−3・5−アン
ドロスタジエン 45.2S’の水素化ナトリウムを1500CC’のジ
メチルスルホキシド中で懸濁液とする。
60℃で2時間加熱し、周囲温度で一夜接触させておく
次いで得られた黒色溶液に1200ccのテトラヒドロ
フランを加え、−5℃に冷却し、384tのよう化トリ
メチルスルホニウムを1350Ceのジメチルスルホキ
シドに加えてなる懸濁液を添加する。
−5℃に冷却した前記混合物に、1200ccのテトラ
ヒドロフランに溶解した1 50?の3−エトキシ−3
・5−アンドロスタジエン−17−オン(A、 5er
ini 、 H,Koster両氏、Che m。
Ber、71.1766(1938)の方法に従って4
−アンドロステン−3・17−ジオンより出発して製造
)を導入する。
周囲温度に戻し、17時間攪拌する。
次いでその反応混合物を151!の氷水に注ぎ、1時間
攪拌する。
生成した沈殿を真空濾過し、それを水洗し、乾燥する。
この生成物をアセトンから再結晶することにより精製す
る。
139.7S’の3−エトキシスピロ−17β−オキシ
ラニル−3・5−アンドロスタジエンを無色結晶の形で
与える。
融点105℃。〔α〕2δ=−161° (c−1%、
1%のピリジンを含有するエタノール)。
分析:C22H3202 計算:C%80.44H% 9.82 実測: 80.5 10.0 工程Bニスピロー17β−オキシラニル4・6−アンド
ロスタジエン−3−オン 上記の工程で得られた505’の生成物を5%の水を含
有する750eCのアセトン中で懸濁液とする。
この懸濁液に光を断って37.5Pのクロラニルを加え
、通常温度で3時間攪拌する。
次いでその反応混合物を100CCの36°Be’ソー
ダ液を含有する2、51の水を注ぎ、1時間攪拌する。
生成した沈殿を真空濾過し、それを水洗し、乾燥する。
塩化メチレンに溶解した生成物をアルミナで1過するこ
とにより精製する。
溶媒を蒸発させ、その残留物をアセトン中ですり砕いた
後、391のヌピロー17β−オキシラニル−4・6−
アンドロスタジエン−3−オンを無色結晶の形で得る。
融点240°C0 工程CニスピロC(3−エトキシ−3・5−アンドロス
タジエン)−17β・2/ (4/−エトキシカルボ
ニル−1′−オキサシクロペンタン−5′−オン)〕 3.159のナトリウムと15Qccのエタノールから
出発してナトリウムエチラートのエタノール溶液を調製
する。
この溶液に45.8S’のマロン酸エチルと30S’の
工程Aで製造した生成物を加える。
5時間加熱還流し、次いで周囲温度に冷却する。
その反応混合物を塩化アンモニウム飽和水溶液に注ぎ、
1時間攪拌する。
生成上た沈殿を真空1過し、それを水洗し、乾燥する。
この生成物を無水エタノールから再結晶することにより
精製すると31.6S’のスピロ〔(3−エトキシー3
・5−アンドロスタジエン)−17β。
2/ (4/−エトキシカルボニル−1′−オキサシ
クロペンタン−5′−オン)〕を無色結晶の形で与える
融点131℃。分析:C27H3805 言慎 : C%73.27H%8.65 実測: 73.0 8.8 工程Dニスピロ((4・6−アンドロスタジエン−3−
オン)−17β 2/ (4/−エトキシカルボニル
−1′−オキサシクロペンタン−5′−オン)〕 5、39 P、のナトリウみと35 、Q ccの無水
エタノールから出発してナトリウムエチラートのエタノ
ール溶液を調製する。
この溶液に46.9Pのマロン酸エチルと工程Bで調製
した35′?の生成物を加える。
3時間加熱還流し、次いで周囲温度に冷却する。
その反応混合物を、175tの塩化アンモニウムを87
5CCの氷水に溶解してなる溶液に注ぎ、1時間攪拌す
る。
生成した沈殿を真空1過し、それを水洗し、乾燥する。
この生成物を無水エタノールから再結晶することにより
精製すると41.3S’のスピロ〔(4・6−アンドロ
スタジエン−3−オン)−17β・2′(4′−エトキ
シカルボニル−1′−オキサシクロペンタン−5′−オ
ン)〕を無色結晶の形で与える。
NMRスペクトルは、この生成物がエトキシカルボニル
置換基の位置での異性体のそれぞれのほぼ等部分の混合
物よりなることを示す。
工程D′ニスピロ〔(4・6−アンドロスタジエン−3
−オン)−17β・2/ (、i/−エトキシカルボ
ニル−1′−オキサシクロペンタン−5′−オン)〕 ■程Cで製造した30?の生成物を5%の水を有する3
00 CCのアセトン中で懸濁液とする。
この懸濁液に18.2rのクロラニルを加え、周囲温度
で2時間攪拌する。
次いでその反応混合物を1500CCの水に注ぎ、塩化
メチレンで抽出する。
抽出用溶媒を乾燥し、蒸発させた後、その残留物を28
0ccの塩化メチレンに溶解し、不溶物を濾過し、涙液
をアルミナで処理する。
アルミナを除去し、溶媒を蒸発させた後、その残留物を
エタノールから再結晶する。
15.1S’のスピロ〔(4・6−アンドロスタジエン
−3−オン)−17β・2′−(4′−エトキシカルボ
ニル−1′−オキサシクロペンタン−5′−オン)〕を
無色結晶の形で得る。
融点149℃。
UVスペクトル−エタノール λMaX 284 n m e = 26000この
生成物は、工程りに記載のものと同等である。
例2 スピロC(4・6−アンドロスタジエン−3−オン)−
17β・2/ (4/−カルボキシ−1′−オキサシ
クロペンタン−57−オン)〕 例1の工程りで製造した401の生成物を200CCの
2Nソーダ水溶液を含有する200CCの水に導入する
得られた混合物を周囲温度で15時間攪拌すると黄褐色
溶液を与える。
これを5℃に冷却し、70CCの6N塩酸水溶液で処理
する。
1時間攪拌した後に得られた沈殿を真空濾過し、それを
水洗し、乾燥する。
この生成物をIN水性ソーダに溶解し、濃塩酸で再沈殿
させることにより精製する。
35.4tjIのスピロ〔(4・6−アンドロスタジエ
ン−3−オン)−17β・2/ (4/−カルボキシ
−1′−オキサ汐ロペンタンー5−オン)〕を無色結晶
の形で得る。
融点130℃で分解を開始。
スピロ((4・6−エスドラジエンー3−オン)−17
β・2/ (4/−エトキシカルボニル−1′−、オ
キサシクロペンタン−5′−オン)〕工程A : 3−
エトキシスピロ−17β−オキシラニル−3・5−エス
トラジェン 14.3Pのナトリウムメチラートを125ccのジメ
チルスルホキシド中で懸濁させる。
この懸濁液を60℃で2時間加熱し、次いで7℃に戻す
5Qccのテトラヒドロフラン、261の臭化トリメチ
ルスルホニウム、及び159ccのテトラヒドロフラン
に溶解した251の3−エトキシ−3・5−エストラジ
ェン−17−オン(C,Djerassi氏、J、Am
、 Chem、 Soc、 75.4117(1953
)の方法に従って製造)を加える。
20℃に戻し、この温度で2時間攪拌する。
次いで11の氷水を加え、生成した沈殿を真空通過し、
水洗する。
エタノールから再結晶すると、22.72の3−エトキ
シスピロ−17β−オキシラニル−3・5−エストラジ
ェンを無色結晶の形で与える。
融点160℃。(a)p=−177°(c=1%、ピリ
ジン)分析: C21H2O02 計算:0%80.21 H%9.62 実測: 79.9 9.7 エaBニスピロー17β−オキシラニル−4・6−エス
ドラジエンー3−オン 例1の工程Bにおけるように実施するが、ただし20f
Iの3−エトキシスピロ−17β−オキシラニル−3・
5−エストラジェンを使用して、アセトンで再結晶した
後、12.3S’のスピロ−17β−オキシラニル−4
・6−エスドラジエンー3−オンを無色結晶の形で得る
融点184℃。〔α)’M=−32.6°(c=0.5
%、りoロホルム) 分析” C19H2402 言1算 : 0%80.24H%8.51実測:
80.5 8.7 エSCニスピロ[(4・6−エスドラジエンー3−オン
)−17β・2/ (4/−エトキシカルボニル−1
7−オキサシクロペンタン−5′−オン)〕例1の工程
りにおけるように実施するが、ただし11f?のスピロ
−17β−オキシラニル−4・6−エスドラジエンー3
−オンを使用し、そしてエタノールから再結晶した後、
9f?のスピロ〔(4・6−エスドラジエンー3−オン
)−17β・2’−(4’−工) キシカルボニル−1
′−オキサシクロペンタン−5′−オン)〕を無色結晶
の形で得る。
NMRスペクトルは、この生成物がエトキシカルボニル
置換基の位置での異性体の混合物よりなることを示す。
エタノールから2回補助的に再結晶すると単一生成物を
与える。
融点185〜186℃。(a )27=−1300(c
=0.5%、クロロホルム) 分析” C24H3005 計算:C%72.34H%7.59 実測: 72.2 7.3 例4 17β−ヒドロキシ−4・6−プレグナジェン−3−オ
ン−21−カルボン酸のγ−ラクトンオートクレーブに
3zのスピロ〔(4・6−アンドロスタジエン−3−オ
ン)−17β・2′−(4′−カルボキシ−1−オキサ
シクロペンタン−5′−オン)〕と60CCのトルエン
を導入する。
オートクレーン゛を閉じ、125℃で17時間攪拌し続
けると圧力は2.5に9/caとなった。
次いで、反応媒質を真空下に蒸発させ、その残留物をク
ロロホルムに溶解する。
そのクロロホルム溶液を重炭酸ナトリウム飽和溶液で洗
浄し、硫酸マグネシウムで乾燥する。
クロロホルムを蒸発させた後、その残留物を沸騰イソプ
ロピルエーテルで溶解する。
結晶生成物を得、これを真空濾過すると、2f?の17
β−ヒドロキシ−4・6−プレグナジェン−3−オン−
21−カルボン酸のr−ラクトンを無色結晶の形で得る
融点163℃。〔α〕貨−十21°(C=1%、クロロ
ホルム)。
例5 17β−ヒドロキシ−4・6−プレグナジェン−3−オ
ン−21−カルボン酸のγ−ラクトンオートクレーブに
31のスピロ〔(4・6−アンドロスタジエン−3−オ
ン)−17β・2′−(4′−エトキシカルボニル−1
7−オキサシクロペンタン−5′−オン)〕、57CC
のトルエン及び3CCの水を導入する。
オートクレーブを閉じ、120〜125℃で攪拌すると
圧力は3kg/cdとなった。
加熱攪拌を15時間続ける。次いで反応媒質を真空下に
蒸発させて残留物となし、これにイソプロピルエーテル
を加えて結晶化させる 得られた結晶を沸騰イソプロピ
ルエーテルで洗浄し、次いで真空濾過する。
しかして、2.45S’の17β−ヒドロキシ−4・6
−プレグナジェン−3−オン−21−カルボン酸のγ−
ラクトンを無色結晶の形で得る。
融点163℃、〔α〕貨=+21° (c−1%、クロ
ロホルム)。
この生成物は例4で得られたものと同一である。
例6 19−ツルー17β−ヒドロキシ−4・6−プレグナ・
ジエン−3−オン−21−カルボン酸のγラクトン オートクレーブに、例3の工程Cで製造した11の生成
物、8ccのトルエン及び2ccの水を導入する。
140℃で攪拌すると圧力は3kg/cnlとなつた。
加熱攪拌を15時間続ける。次いで反応混合物を真空下
に蒸発させ、残留物を得、これをエタノールに還流させ
ながら溶解させる。
冷却後、得られた結晶を真空濾過し、水冷エタノールで
洗浄する。
0.61の19−ツルー17β−ヒドロキシ−4・6−
プレグナジェン−3−オン−21−カルボン酸のγ−ラ
クトンを無色結晶の形で得る。
融点244〜245℃、〔α〕2δ=−47° (02
1%、クロロホルム)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (ここで、R2は水素原子又はメチル基を表わす)の化
    合物を製造するにあたり、次の一般式■′(ここで、R
    2は前記の意味を有し、Rは1〜4個の炭素原子を有す
    る直鎖又は分枝鎖アルキル基を表わす) の化合物を水の存在下に加熱することによって所望の式
    Cの化合物を得ることを特徴とする、式Cの化合物の製
    造法。 (ここで、R2は水素原子又はメチル基を表わす)の化
    合物を製造するにあたり、次の一般式■′(ここで、R
    2は前記の意味を有し、Rは1〜4個の炭素原子を有す
    る直鎖又は分枝鎖アルキル基を表わす) の化合物をアルカリ加水分解、続いて酸性化することに
    より次の一般式W の化合物を得、そのようにして得られた式■′の生成物
    を加熱することによって所望の弐〇の化合物に転化する
    ことを特徴とする、式Cの化合物の製造法。
JP57042991A 1973-02-06 1982-03-19 アンドロスタン系の新規なジエン誘導体の製造法 Expired JPS5850240B2 (ja)

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