JP3284882B2 - 既設建屋の耐震補強構造 - Google Patents

既設建屋の耐震補強構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板状集合住宅など
のRC造またはSRC造の既設建屋の耐震補強構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、RC造またはSRC造で構築され
る板状集合住宅等の既設建屋では、図3に示すように梁
1,1間方向(図中X方向)に対向する柱2,2…同士
を間仕切り壁3,3…で接続し、これら間仕切り壁3,
3…間にそれぞれ各住戸を構成するようになっている。
また、梁1,1間方向の外方両側縁の桁行方向(図中Y
方向)には、一方に廊下4が形成され、他方にバルコニ
ー5が形成されている。そして、各住戸を構成する前記
間仕切り壁3,3…間には、廊下4側に図外のドアを設
けると共に、バルコニー5側には図外のガラス戸等を建
て込むようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の既設建屋にあっては、間仕切り壁3,3…が存在
する梁1,1間方向(X方向)は、これら間仕切り壁
3,3…が耐震壁となって地震に対する必要強度を確保
することができている一方で、桁行方向(Y方向)に関
しては、各住戸の廊下4やバルコニー5に通ずるドアや
ガラス戸のために開口面積が大きく、地震に対する十分
な強度を確保することが難しかった。
【0004】上記既設建屋の桁行方向の強度を増強する
手法として、柱2,2…の外周を鉄板6で巻いたり、柱
2,2…や間仕切り壁3,3…にこれより桁行方向に向
かって一部耐震壁7,8を増設する方法などが考えられ
る。しかしながら、このような補強工事は各住戸の部屋
内に及ぶこととなるため、各住戸一戸一戸ごとに個別に
工事を行わねばならないとともに、各住戸にあっても居
住者の都合を考慮しつつ家具の移動や防塵,防音等の養
生を施した上で工事を行う必要があって施工性が良くな
く、さらにはこのような配慮をしても居住者の日常生活
に著しい支障をきたし、場合によっては工事期間中の居
住者の移転などをも考慮する必要があって、施工上種々
の問題があると考えられる。
【0005】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、住戸使用を維持できかつ居住者の日常生活を阻害す
ることなく、震災被害を低減できる補強工事を効率良く
遂行できるようにした既設建屋の耐震補強構造を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の既設建屋の耐震補強構造は、桁行方向には
既設梁を一対だけ備え、梁間方向の片側には廊下が、他
側にはバルコニーが形成され、一対の既設梁の梁間方向
に沿う耐震壁としての間仕切り壁を桁行方向に複数並設
してこれら間仕切り壁間を室空間としたRC造またはS
RC造の既設建屋において、該既設建屋の桁行方向両端
部の少なくとも一端部外方に、上記一対の既設梁位置そ
れぞれに対応させて、それらの延長上に桁行方向に沿っ
て並設した一対の横壁を有する耐震要素を増設し、該耐
震要素をダンパーを介して既設建屋に接続する。
【0007】また、かかる既設建屋の耐震補強構造にお
いて、前記耐震要素を前記既設建屋の桁行方向両端部に
増設した場合に、これら両耐震要素間を補強ガーダーで
連結し、この補強ガーダーをダンパーを介して既設建屋
に接続するようにしてもよい。
【0008】したがって、本発明の既設建屋の耐震補強
構造にあっては、既設建屋の桁行方向両端部の少なくと
も一端部外方に、上記一対の既設梁位置それぞれに対応
させて、それらの延長上に桁行方向に沿って並設した一
対の横壁を有する耐震要素が増設され、かつこの耐震要
素が既設建屋に対してダンパーを介して接続されるの
で、地震力等の外力が作用した場合には、ダンパーが既
設建屋および耐震要素相互間に発生する相対変位で作動
して既設建屋への地震入力を吸収し、これにより地震に
対する既設建屋の振動応答量を低減させることができる
と共に、当該耐震要素によって既設建屋に加わる地震力
を負担させることができて、これらダンパーおよび耐震
要素により既設建屋の震災被害を大幅に低減することが
できる。
【0009】そして、前記耐震要素およびダンパーを増
設する耐震補強工事期間中にあっても、これら耐震要素
等が既設建屋の外部に取り付けられることから住戸使用
を継続することができ、当該工事によって日常生活が阻
害されることはない。このように居住者の日常生活に支
障をきたさないようにして上記耐震要素等を増設できる
ことにより、耐震補強工事自体を効率よく施工すること
ができて工期を短縮化でき、震災被害の低減と短期工事
という両面で居住者にとって好ましい耐震補強構造を得
ることができる。
【0010】また、かかる既設建屋の耐震補強構造にお
いて、耐震要素を既設建屋の桁行方向両端部に増設した
場合には、これら両耐震要素間を補強ガーダーで連結す
るとともに、この補強ガーダーをダンパーを介して既設
建屋に接続することにより、この補強ガーダーで両耐震
要素を連結して相互に拘束できることから、既設建屋を
さらに補強することができるとともに、既設建屋への地
震入力を補強ガーダーとの間のこのダンパーでも吸収さ
せて低減させることができ、効果的に既設建屋への地震
入力を抑えて耐震補強することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、添付
図面を参照して詳細に説明する。図1,図2は本発明の
一実施形態を示す既設建屋の耐震補強構造で、図1は既
設建屋を任意の階で切断した断面平面図、図2は既設建
屋全体の正面図である。
【0012】本実施形態は基本的には、梁間方向(X方
向)に沿う間仕切り壁16を桁行方向(Y方向)に複数
並設してこれら間仕切り壁16間を室空間、すなわち住
戸18としたRC造またはSRC造の既設建屋10にお
いて、既設建屋10の桁行方向(Y方向)両端部外方に
耐震要素たる増設棟24,24を一対増設し、これら増
設棟24,24をダンパー26を介して既設建屋10に
接続して構成される。また、増設棟24,24を既設建
屋10の桁行方向(Y方向)両端部に増設していること
から、これら両増設棟24,24間を補強ガーダー28
で連結し、さらにこの補強ガーダー28をダンパー30
を介して既設建屋10に接続するようにしている。
【0013】本実施形態の既設建屋10は従来と同様に
RC造またはSRC造の板状集合住宅として構築された
ものであって、桁行方向(Y方向)に平行に2列に並ん
だ各既設柱12,12…間それぞれが一対の既設梁1
4,14で接続されている。そして、前記梁14,14
間方向(X方向)にそれぞれ対向する既設柱12,12
…が、この梁間方向(X方向)に沿って設けた間仕切り
壁16,16…で接続されることにより、これら間仕切
り壁16,16…間に室空間である各住戸18,18…
が構成される。
【0014】また、前記既設建屋10の梁14,14間
方向の片側(図1中上方)には廊下20が、かつ、他側
(図1中下方)にはバルコニー22がそれぞれ桁行方向
(Y方向)に形成されている。
【0015】ここで本実施形態にあっては、前記既設建
屋10の桁行方向(Y方向)両端部の外側には、既設建
屋10から間隔を隔てて一階から最上階に達する閉断面
構造の一対の増設棟24,24を耐震要素として増築
し、更にこれら増設棟24,24をダンパー26,26
…を介して既設建屋10に接続するようにしている。
【0016】これら増設棟24,24は、一対の既設梁
14,14位置それぞれに対応させて、それらの延長上
に桁行方向に沿って並設した一対の横壁24a,24a
…と、これら横壁24a,24a…の両端部に梁間方向
に沿って並設した一対の縦壁24b,24b…とによっ
て、それぞれ閉断面矩形状の中空架構体に構築される。
【0017】また、前記ダンパー26,26…は図2中
左側に示すように、既設建屋10の各階毎に等間隔で配
置してもよく、また、同図中右側に示すように高さ方向
に沿って既設建屋10と増設棟24,24との相対変位
量の大小を考慮して、相対変位量が大きくなると考えら
れる高さ位置に集中的に配置することもできる。更に、
前記ダンパー26,26…は図1中左側に示すように、
増設棟24の梁間方向両側部に既設梁14,14位置に
対応させて2箇所配置してもよく、またさらに、同図中
右側に示すように縦壁24bと間仕切り壁16との間に
も設けて、既設建屋10の梁間方向中央部をも含めて3
箇所配置することもできる。
【0018】また前記一対の増設棟24,24の各頂部
には、既設建屋10の屋上10aより上方に突設させて
突設部分32,32が形成され、これら突設部分32,
32間にはこれらを連結する鉄骨製の補強ガーダー28
が架設されている。補強ガーダー28は、屋上10aを
覆うように当該屋上10aの上方に適宜間隔を隔てて配
置されている。この補強ガーダー28と既設建屋10と
の間にもダンパー30,30…が介設され、これらダン
パー30,30…によって補強ガーダー28と既設建屋
10の屋上10aとを接続している。
【0019】上述したように本実施形態の既設建屋10
の耐震補強構造にあっては、既設建屋10の桁行方向
(Y方向)両端部外方に耐震要素として機能する増設棟
24,24を増設するとともに、この増設棟24,24
を既設建屋10に対してダンパー26,26…を介して
接続するようにしたので、地震力等の外力が作用した場
合には、既設建屋10および増設棟24,24相互間に
発生する相対変位で作動するダンパー26,26…によ
って既設建屋10への地震入力を吸収させ、これにより
地震に対する既設建屋10の振動応答量を低減させるこ
とができると共に、さらにまた増設棟24,24によっ
て既設建屋10に加わる地震力を負担させることができ
て、これらダンパー26,26…および増設棟24,2
4により既設建屋10の震災被害を大幅に低減すること
ができる。
【0020】そして、前記増設棟24,24およびダン
パー26,26…を増設する耐震補強工事期間中にあっ
ても、これら増設棟24,24等が既設建屋10の外部
に取り付けられることから住戸使用を継続することがで
き、当該工事によって日常生活が阻害されることはな
い。このように居住者の日常生活に支障をきたさないよ
うにして上記増設棟24,24等を増設できることによ
り、耐震補強工事自体を効率よく施工することができて
工期を短縮化でき、震災被害の低減と短期工事という両
面で居住者にとって好ましい耐震補強構造を得ることが
できる。
【0021】また、既設建屋10の桁行方向(Y方向)
両端部に増設した両増設棟24,24間を補強ガーダー
28で連結するとともに、この補強ガーダー28をダン
パー30,30…を介して既設建屋10に接続するよう
にしたので、この補強ガーダー28で両増設棟24,2
4を連結して相互に拘束でき、既設建屋10をさらに補
強することができるとともに、既設建屋10への地震入
力を補強ガーダー28との間のこのダンパー30,30
…でも吸収させて低減させることができ、効果的に既設
建屋10への地震入力を抑えて耐震補強することができ
る。
【0022】更に、前記増設棟24,24は既設建屋1
0の側部に閉断面矩形状の中空架構体として構築される
ので、この増設棟24,24によって形成される空間を
収納庫等のトランクルームや階段スペースとして有効利
用することもできる。
【0023】また、本実施形態では、補強ガーダー28
を既設建屋10の屋上10a上方に架設するようにした
ので、当該屋上10aを補強ガーダー28で覆って全天
候化することができる。
【0024】本発明では前記補強ガーダー28は必ずし
も必要ではなく、耐震要素としての上記増設棟24,2
4で既設建屋10を補強する構造を備えていれば良い。
【0025】また、上記実施形態では耐震要素として、
横壁24a,24aと縦壁24b,24bとによって閉
断面矩形状の増設棟24,24を構成した場合を開示し
たが、縦壁24b,24bを省略して一対の横壁24
a,24aを平行に張り出しただけの構成としたり、そ
の他これら壁24a,24a…,24b,24b…を適
宜レイアウトして適当な耐震架構を構成すればよい。更
に、前記増設棟24,24を既設建屋10の両端部に構
築した場合を開示したが、既設建屋10の片側にのみ構
築する形態でも良い。
【0026】またさらに上記実施形態では、耐震要素を
壁構造によって構成する場合を例示したがこれに限るこ
となく、縦壁24b…についてはこれを梁としたり、ま
た全体についてもブレース架構や、振動吸収機能をもた
せた周知の各種構造材を採用して耐震要素を構成しても
良いことはもちろんである。
【0027】また上記実施形態では、補強ガーダー28
を屋上10a上方に架設した場合を説明したが、既設建
屋10の両側面若しくは片面に沿って配置して増設棟2
4,24間を接続するように構成しても良い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示す既設建屋の耐震補強構造にあっては、桁行方向には
既設梁を一対だけ備え、梁間方向の片側には廊下が、他
側にはバルコニーが形成され、一対の既設梁の梁間方向
に沿う耐震壁としての間仕切り壁を桁行方向に複数並設
してこれら間仕切り壁間を室空間としたRC造またはS
RC造の既設建屋において、該既設建屋の桁行方向両端
部の少なくとも一端部外方に、上記一対の既設梁位置そ
れぞれに対応させて、それらの延長上に桁行方向に沿っ
て並設した一対の横壁を有する耐震要素を増設し、該耐
震要素をダンパーを介して既設建屋に接続していて、
設建屋の桁行方向両端部の少なくとも一端部外方に、上
記一対の既設梁位置それぞれに対応させて、それらの延
長上に桁行方向に沿って並設した一対の横壁を有する耐
震要素を増設するとともに、この耐震要素を既設建屋に
対してダンパーを介して接続するようにしたので、地震
力等の外力が作用した場合には、既設建屋および耐震要
素相互間に発生する相対変位で作動するダンパーによっ
て既設建屋への地震入力を吸収させ、これにより地震に
対する既設建屋の振動応答量を低減させることができる
と共に、さらにまた耐震要素によって既設建屋に加わる
地震力を負担させることができて、これらダンパーおよ
び耐震要素により既設建屋の震災被害を大幅に低減する
ことができる。
【0029】そして、前記耐震要素およびダンパーを増
設する耐震補強工事期間中にあっても、これら耐震要素
等が既設建屋の外部に取り付けられることから住戸使用
を継続することができ、当該工事によって日常生活が阻
害されることはない。このように居住者の日常生活に支
障をきたさないようにして上記耐震要素等を増設できる
ことにより、耐震補強工事自体を効率よく施工すること
ができて工期を短縮化でき、震災被害の低減と短期工事
という両面で居住者にとって好ましい耐震補強構造を得
ることができる。
【0030】また、本発明の請求項2にあっては、耐震
要素を既設建屋の桁行方向両端部に増設した場合に、こ
れら両耐震要素間を補強ガーダーで連結するとともに、
この補強ガーダーをダンパーを介して既設建屋に接続す
るようにしたので、この補強ガーダーで両耐震要素を連
結して相互に拘束でき、既設建屋をさらに補強すること
ができるとともに、既設建屋への地震入力を補強ガーダ
ーとの間のこのダンパーでも吸収させて低減させること
ができ、効果的に既設建屋への地震入力を抑えて耐震補
強することができるという各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる既設建屋の耐震補強構造の一実
施形態を示す既設建屋を任意の階で切断した断面平面図
である。
【図2】本発明にかかる既設建屋の耐震補強構造の一実
施形態を示す既設建屋全体の正面図である。
【図3】従来の既設建屋の耐震補強方法を示す断面平面
図である。
【符号の説明】
10 既設建屋 16 間仕切り壁 18 住戸 24 増設棟 26 ダンパー 28 補強ガーダー 30 ダンパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津田 和明 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株 式会社大林組技術研究所内 (72)発明者 佐野 剛志 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株 式会社大林組技術研究所内 (56)参考文献 特開 平9−235890(JP,A) 特開 平3−199582(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 23/02 E04H 9/02 321

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 桁行方向には既設梁を一対だけ備え、梁
    間方向の片側には廊下が、他側にはバルコニーが形成さ
    れ、一対の既設梁の梁間方向に沿う耐震壁としての間仕
    切り壁を桁行方向に複数並設してこれら間仕切り壁間を
    室空間としたRC造またはSRC造の既設建屋におい
    て、該既設建屋の桁行方向両端部の少なくとも一端部外
    方に、上記一対の既設梁位置それぞれに対応させて、そ
    れらの延長上に桁行方向に沿って並設した一対の横壁を
    有する耐震要素を増設し、該耐震要素をダンパーを介し
    て既設建屋に接続したことを特徴とする既設建屋の耐震
    補強構造。
  2. 【請求項2】 前記耐震要素を前記既設建屋の桁行方向
    両端部に増設した場合に、これら両耐震要素間を補強ガ
    ーダーで連結し、この補強ガーダーをダンパーを介して
    既設建屋に接続することを特徴とする請求項1に記載の
    既設建屋の耐震補強構造。
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