JP3283144B2 - 受像シート材料、転写画像形成方法及び積層体 - Google Patents
受像シート材料、転写画像形成方法及び積層体Info
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Description
において有用な受像シート材料、及び色材を含有する感
熱インキ層を熱ヘッドを用い、あるいはレーザー光を照
射して受像シート材料上に転写して画像を形成し、次い
で再転写して永久支持体上に画像を形成する画像形成方
法に関する。本発明の方法による画像は、特に印刷物近
似性に優れ、品質が高い。
式、インクジェット方式、感熱転写記録方式等の各種記
録方式を利用した複写機やプリンタ等がそれぞれの用途
に応じて用いられている。この画像形成には色材が用い
られ、通常、色材を含む組成物を溶融し、あるいは色材
を蒸発、昇華させて粘着、吸着、染着等の作用により記
録媒体、例えば紙やフィルムシート等の上に画像を得て
いる。
作や保守が容易であること、装置の小型化、低コスト化
が可能であること等の利点を有している。この感熱転写
記録方式には、以下の2種類が従来から知られている。
すなわち、支持体上に溶融性インク層を有する転写シー
トをレーザーあるいは熱ヘッドによりイメージワイズに
(像様に)加熱して、該溶融性インクを感熱転写記録用
受像シートに溶融転写する熱溶融型転写方式と、支持体
上に熱拡散性色素(昇華性色素)を含むインク層を有す
る感熱転写記録用インクシートを用いて、感熱転写記録
用受像シートに前記熱拡散性色素を拡散転写する昇華型
染料転写方式の2種類である。
ネルギーの変化に応じて色素の転写量を変化させて画像
の階調をコントロールすることができるので、シアン、
マゼンタ、イエローの重ね記録を行うことによって、色
の濃淡に連続的な変化を有するカラー画像が得られる利
点がある。しかし、この方式には以下のような問題点が
ある。 主として濃度階調を利用して画像の階調を再現するも
のであり、写真に類似する階調を好む民生用の一部の目
的には適しているが、例えば面積階調のみで階調再現を
している印刷分野で使用されているカラープルーフ用途
には適していない。 画像形成が染料の昇華を利用しているため、出来上が
り画像のエッジシャープネスが十分ではなく、又、太線
に比べ細線のベタ濃度が低くなる。このことは特に文字
画像の品質に関して大きな問題点となる。 画像の耐久性が低く耐熱性や耐光性が要求される分野
への展開が限定される。 感熱記録感度が熱溶融型転写方式に比べて低いため、
将来期待されている高解像力サーマルヘッドを用いる高
速記録材料として適していない。 熱溶融型転写材料に比べ感材が高価である。
方式に比べて、感熱感度が高い、画像の耐光性が優れて
いる、材料が安価である、等の利点があるが、一般的に
以下のような欠点がある。 階調再現が濃度階調ではなく2値記録であるため多階
調性に劣る。 通常、低融点の結晶性ワックスをインク層の結合剤と
しているため熱印字の際の滲みにより解像力が低下し、
転写画像の強度が低い。 結晶性ワックス類を用いると結晶相の光散乱により透
明な画像が得難い。
の昇華型染料転写方式や熱溶融型転写方式とは異なる、
2値記録の面積階調のみで多階調性の顔料カラー画像が
得られる新しい感熱記録材料として熱接着薄膜剥離方式
を先に提案した(特願平5−263695)。この方式
によれば、面積階調のみの顔料転写方式で従来の感熱転
写記録方式の問題点が大幅に改善された多階調高品質カ
ラー画像やモノクロ画像が達成され、これまでの民生用
のみならず印刷分野におけるカラープルーフ、版下原
稿、あるいは顔料の耐光性を活かしてカード分野、屋外
ディスプレー分野、メーターディスプレー分野などへの
展開が可能となる。
用される被転写材についても種々の提案がなされてい
る。昇華型染料転写方式の受像媒体としては普通紙を用
いた場合には特に染着が起こり難く記録像の濃度が低い
ばかりでなく、経時によって著しく褪色現象を起こして
しまう。そのため、熱可塑性樹脂を主成分とする受像層
を普通紙上に設けた受像紙も提案されており、記録感
度、解像度、鮮明度、色濃度、等の改良が種々検討され
てきている。また、熱溶融型転写方式の被転写材につい
ても普通紙の使用が原理的には可能であるが転写表面の
平滑性やインク受理性に起因して転写ムラやドット抜け
等の欠点が生じ易く難点となっている。したがって、表
面平滑性、インクの転写受理性、定着性、階調性、鮮鋭
性、等を改良すべく種々の受像材料が検討されてきてい
る。ここでこれら各種の受像媒体の支持体としては普通
紙、合成紙、合成樹脂フィルムあるいは白色顔料等を充
填した白色ベース、等の専用の被転写材が使われてい
る。したがってこの方法では画像形成が可能な被転写材
は受像層が設けてある専用の紙あるいは樹脂シート等に
限定されるので、印刷物近似性を要求されるプルーフ用
途には品質が不十分であった。また、任意の所望する被
転写支持体に記録画像を転写する方法も公知である。特
開昭52−27642には転写層を中間受容体に加熱付
着させ、次にこの付着した転写物を紙等の被転写物に転
写する方法が記載されているが画像品質向上に関しては
何ら述べられていない。
に含まれるブチラ−ル以外の塗膜を構成する材料とし
て、熱転写層に含まれるブチラ−ル樹脂と同様に他の樹
脂やワックス等を選ぶ技術が記載され、樹脂例としては
フェノ−ル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ロジン
やポリアミド樹脂、スルホンアミド樹脂等の記載がなさ
れているがこれらを使用した場合、特にロジンやポリア
ミド樹脂の場合は著しくシャドウ部がつぶれてしまった
り、ポリアミド樹脂を使用した場合は再現階調性に対す
る温湿度の影響が大きいといった問題が有った。また、
添加量が多いと著しく受像層表面がベトツキ、ゴミ欠陥
やむらが増大する問題点があった。
としてはこれまでに種々の受像シート材料が提案されて
いるが、面積階調のみの熱転写方式で記録感度、ドット
品質、階調再現性に優れた画像を得るにはいずれも不充
分であった。特に熱記録感度を高くしようとすると受像
層の熱接着温度を低くし粘着性が増す方向になり、ベト
ツキによるスティッキング現象の発生や記録後の画像保
存での耐接着性に問題が生ずる。このため、特に多階調
高品質カラー画像、例えば色校正用のカラープルーフと
して使用する場合には印刷本紙の質感再現、等の印刷物
近似性にも大きな問題があった。
され、例えば特開平5−254256には、ポリアミド
樹脂(ナイロン)バインダー中に顔料を添加したトナ−
層処方の記載がなされているが、この様なトナ−層では
ナイロンの凝集力が高いことによりドットのきれが悪
く、更に階調再現性や温湿度変化に弱いといった問題点
が有った。
階調のみの熱転写方式で記録感度、ドット品質、階調再
現性に優れ、ベトツキ、スティッキング現象の無い多階
調高品質カラー画像の形成を達成しうる感熱転写記録用
受像シート材料及びそれを用いた転写画像形成方法を提
供することにある。さらには印刷本紙に転写が可能で印
刷本紙の質感再現、画像の光沢、等の印刷物近似性に優
れた感熱転写記録用受像シート材料及び転写画像形成方
法を提供することにある。
ート材料上にインキ層を熱転写し、次いで永久支持体上
に再転写する転写画像の形成に用いる受像シート材料に
おいて、該受像シート材料が、支持体上に少なくとも2
層の受像層を有し、該受像層の少なくとも1層が永久支
持体に転写され、少なくとも該インキ層が転写される受
像層がポリビニルブチラール樹脂及び少なくとも下記一
般式(I)及び/又は一般式(II)の繰り返し単位を
有する高分子化合物を含有することを特徴とする受像シ
ート材料、
基、AはAは−CONHR 2 、−CONR 2 R 3 もしくは
含窒素ヘテロ環を表し、R 2 およびR 3 は各々独立に、水
素原子、炭素数1〜18のアルキル基もしくは炭素数6
〜20のアリール基(該アルキル基、アリール基はヒド
ロキシ基、炭素数1〜6のアルコキシ基、ハロゲン、シ
アノ基の1つ以上、及びこれらの2種以上の組合せで置
換されてても良い)を表す。R4は水素原子もしくはメ
チル基を、R6、R7、R8は、同一でも異なってもよい
炭素数1〜25のアルキル基、炭素数7〜25のアラル
キル基もしくは炭素数6〜25のアリール基(該アルキ
ル基、アラルキル基、アリール基は、ヒドロキシ基、炭
素数1〜6のアルコキシ基、ハロゲン、シアノ基及びこ
れらの2種以上の組合せで置換されても良く、途中にエ
ーテル結合、−OCO−、−COO−及びこれらの2種
以上の組合せを介していてもよい)を、XはCl、Br
もしくはIをそれぞれ示す。〕及び、2)支持体上に設
けた、30〜70重量部の顔料、25〜60重量部の軟
化点が40〜150℃の非晶質有機高分子重合体を含
み、膜厚が0.2μm〜1.0μmである熱転写可能な
インキ層を請求項1及び請求項2に記載の受像シート材
料に密着させ、熱転写により該受像シート材料上にイン
キ画像を形成し、次いで該インキ画像及び少なくとも1
層の受像層を永久支持体上に転写することを特徴とする
転写画像形成方法、により達成された。以下、本発明を
詳細に説明する。
熱的に安定であり、かつ撓曲性を有する物質が用いられ
る。必要に応じて化学光線透過性であってもよい。具体
的には、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィル
ム、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフイン
類、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のポリハロ
ゲン化ビニル類、セルロースアセテート、ニトロセルロ
ース、セロハン等のセルロース誘導体、ポリアミド類、
ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリイミド類、場合
によりポリエチレンフイルムをラミネートした紙なども
使用可能である。これらの中で特に好ましい物は、寸度
安定性及び透過性において優れた2軸延伸ポリエチレン
テレフタレートフイルムであるが、これらに限定される
ものではない。また、支持体の上に少なくとも2層を設
けるが、好ましくは支持体に接する層(以下受像一層と
記す)及びその上に設ける層(以下受像二層と記す)か
らなることが好ましい。
為にコロナ放電処理、グロー放電処理などの表面処理や
あるいはアンダーコート層を設けることも可能である。
アンダーコート層としては支持体と受像一層の接着力を
上げるものなら限定はないが、特にシランカップリング
剤等が好適である。
の弾性率は200kg・f/cm2以下であることが好
ましい。この理由は弾性率の小さいポリマーを用いるこ
とにより受像層にクッション性が生じて、記録感度、ド
ット品質、階調再現性の向上が得られる。さらに記録す
る際に感熱記録材料と受像シート材料の間にゴミ等の異
物が存在した場合にも受像一層のクッション性がある為
に画像欠陥になりにくいという利点がある。また、画像
を受像シート材料に転写後、紙などの印刷本紙上に熱と
圧で再転写する際に該層が紙の凹凸に従って埋め込まれ
るので、紙との密着をよくし、受像二層を剥離した後に
表面をマット化等の特別な処理をしなくとも表面光沢が
印刷物に近似した画像が得られる。
レンなどのポリオレフィン、エチレンと酢酸ビニルある
いはエチレンとアクリル酸エステルの如きエチレン共重
合体、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと酢酸ビニルの如き
塩化ビニル共重合体、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリ
デン共重合体、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、共重
合ナイロン、N−アルコキシメチル化ナイロンの如きポ
リアミド樹脂、合成ゴム、塩化ゴム等の有機高分子物質
から少なくとも1つ選ばれるのが好ましい。これらの中
で特に重合度が200〜2000の、ポリ塩化ビニル、
塩化ビニルと酢酸ビニルの共重合体、塩化ビニルとビニ
ルアルコールの共重合体、塩化ビニルと酢酸ビニルとマ
レイン酸の共重合体等が特に好適である。その理由とし
てポリ塩化ビニル及び塩化ビニル共重合体は(1)常温
での粘着性がほとんど無いこと、(2)弾性率が比較的
小さく、熱転写時に転写画像の凹凸に容易に追従可能な
こと、(3)相溶性の良好な可塑剤が豊富で実質的な弾
性率のコントロールが容易なこと、(4)共重合成分中
の水酸基あるいはカルボキシル基の効果で層間密着力の
コントロールが容易なこと、等が挙げられる。もちろん
これらの有機高分子中に受像シート支持体や、受像二層
との接着力を調整する為に、各種のポリマーや密着改良
剤あるいは界面活性剤や離型剤を加えることも可能であ
る。また弾性率を下げる目的で常温での粘着性が生じな
い範囲で粘着性ポリマーの一部併用も非常に有効であ
る。
に利用することができ、添加により層間密着力が低下す
ると同時に熱転写インキ層と受像層表面の濡れ性が向上
し、ドット形状は良化する。但し、添加量が多すぎると
熱転写インキ層と受像層表面の接着力が低減するために
ドット形状が悪化してしまうので、離型剤や界面活性剤
の添加量は好ましくは0.0001〜5%、特に好まし
くは0.001〜3%である。塗布面状を良くするため
には、少量の界面活性剤の添加が好ましい。
リ塩化ビニル及び塩化ビニル共重合体の安定化剤として
一般に知られるブチル錫系安定剤あるいはオクチル錫系
安定剤等の有機錫系安定剤を添加することも有効であ
る。
しく、特に5μm〜30μmが好ましい。この理由の1
つは受像シート材料上に転写された画像を永久支持体に
転写する場合に永久支持体の表面の凹凸より厚くする必
要があること、第2の理由は4色のカラー画像が重なる
部分のレリーフ段差を充分に吸収しうる厚みが必要な為
である。さらに第3の理由は充分なクッション性を得る
為である。
する。受像二層の目的は永久支持体への再転写時に受像
シート材料を剥離する際、受像一層と受像二層の間で層
間剥離をさせ、永久支持体上の画像上に薄い受像二層の
みを残し、永久支持体の凹凸により、特別なマット化処
理をほどこすことなく実際の印刷物の光沢に近似した画
像を得ることにある。さらに第2の目的は画像の耐傷性
の向上にある。
的に可能であるが、受像二層を構成する有機高分子物質
として、ポリビニルブチラール樹脂と少なくとも上記一
般式(I)及び/又は一般式(II)の繰り返し単位を
有する高分子化合物を含有することが好ましい。
繰り返し単位を有する高分子化合物は下記一般式(II
I)及び/又は(IV)で示される単量体を常法に従い
適当な溶媒中又は無溶媒で重合開始剤の存在下で重合、
もしくは他の単量体と共重合させることにより得られ
る。
はメチル基、Aは−CONHR 2 、−CONR 2 R 3 もし
くは含窒素ヘテロ環を表し、R 2 およびR 3 は各々独立
に、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基もしくは炭
素数6〜20のアリール基(該アルキル基、アリール基
はヒドロキシ基、炭素数1〜6のアルコキシ基、ハロゲ
ン、シアノ基の1つ以上、及びこれらの2種以上の組合
せで置換されてても良い)を表す。一般式(IV)のR
4は水素原子もしくはメチル基を、R6、R7、R8は、同
様でも異なってもよい炭素数1〜25のアルキル基、炭
素数7〜25のアラルキル基もしくは炭素数6〜25の
アリール基(該アルキル基、アラルキル基、アリール基
は、ヒドロキシ基、炭素数1〜6のアルコキシ基、ハロ
ゲン、シアノ基及びこれらの2種以上の組合せで置換さ
れても良く、途中にエーテル結合、−OCO−、−CO
O−及びこれらの2種以上の組合せを介していてもよ
い)を、XはCl、BrもしくはIをそれぞれ表す。
しくは−CONR 2 R 3 である場合において、R2とR3が
結合して炭素数1〜20のアルキレン、アラルキレン
(該アルキレン、アラルキレンは分岐を有してもよく、
またエーテル結合、−OCO−、−COO−、及びこれ
らの2種以上の組合せを含んでもよい)を形成してよ
く、又、Aが含窒素ヘテロ環の場合、イミダゾール類、
ピロリドン類、ピリジン類、カルバゾール類等が挙げら
れ、それらは炭素数1〜5のアルキル基、炭素数6〜1
0のアリール基、ハロゲン、シアノ基及びこれら2種以
上の組み合わせで置換されていてもよい。
は、AがCONHR2 およびCONR2R3 の場合は、R2
が水素原子、炭素数1〜10のアルキル基もしくは炭素
数6〜15のアリール基(該アルキル基、アリール基は
ヒドロキシ基、炭素数1〜6のアルコキシ基)であり、
Aが含窒素ヘテロ環の場合は、イミダゾール類、トリア
ゾール類が挙げられ、それらは炭素数1〜5のアルキル
基、炭素数6〜10のアリール基で置換されていてもよ
い。
例としては、(メタ)アクリルアミド、N−アルキル
(メタ)アクリルアミド(該アルキル基としては、例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、t−ブ
チル基、ヘプチル基、オクチル基、エチルヘキシル基、
シクロヘキシル基、ヒドロキシエチル基、ベンジル基な
どがある)、N−アリール(メタ)アクリルアミド(該
アリール基としては、例えばフェニル基、トリル基、ニ
トロフェニル基、ナフチル基、ヒドロキシフェニル基等
がある)、N,N−ジアルキル(メタ)アクリルアミド
(該アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、
ブチル基、イソブチル基、エチルヘキシル基、シクロヘ
キシル基などがある)、N,N−ジアリール(メタ)ア
クリルアミド、(該アリール基としては、例えばフェニ
ル基がある)、N−メチル−N−フェニル(メタ)アク
リルアミド、N−ヒドロキシエチル−N−メチル(メ
タ)アクリルアミド、N−2−アセトアミドエチル−N
−アセチル(メタ)アクリルアミド、N−(フェニルス
ルホニル)(メタ)アクリルアミド、N−(p−メチル
フェニルスルホニル)(メタ)アクリルアミド、2およ
び3および4−ヒドロキシフェニルアクリルアミド、
(メタ)アクリロイルモルホリン、1−ビニルイミダゾ
ール、1−ビニル−2−メチルイミダゾール、1−ビニ
ルトリアゾール、1−ビニル−3,5ジメチルイミダゾ
ール、ビニルピロリドン、4−ビニルピリジン、ビニル
カルバゾール、等が挙げられる。
メチル基、R6、R7、R8は、同一でも異なってもよい
炭素数1〜25のアルキル基、炭素数7〜25のアラル
キル基もしくは炭素数6〜25のアリール基(該アルキ
ル基、アラルキル基、アリール基は、ヒドロキシ基、炭
素数1〜6のアルコキシ基、ハロゲン、シアノ基及びこ
れらの2種以上の組合せで置換されても良く、途中にエ
ーテル結合、−OCO−、−COO−及びこれらの2種
以上の組合せを介していてもよい)XはCl、Brもし
くはIを表す。
は水素原子もしくはメチル基、R6、R7、R8は同一で
も異なってもよく炭素数1〜20のアルキル基、炭素数
7〜18のアラルキル基もしくは炭素数6〜20のアリ
ール基(該アルキル基、アラルキル基、アリール基は、
炭素数1〜6のアルコキシ基、ハロゲン、シアノ基及び
これらの2種以上の組合せで置換されても良く、途中に
エーテル結合、−OCO−、−COO−及びこれらの2
種以上の組合せを介していてもよい)、XはCl、Br
もしくはIを表す。
としてはN,N,N−(トリアルキル)−N−(スチリ
ルメチル)−アンモニムクロリド、N,N,N−(トリ
アルキル)−N−(スチリルメチル)−アンモニムブロ
ミド、N,N,N−(トリアルキル)−N−(スチリル
メチル)−アンモニムヨーダイド(該アルキル基として
は、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、t−ブチル基、ヘプチル基、ヘキシル基、オクチル
基、イソオクチル基、ドデシル基、エチルヘキシル基、
シクロヘキシル基などがある)、N,N−(ジメチル)
−N−(ドデシル)−N−(スチリルメチル)−アンモ
ニムクロリド、N,N−(ジメチル)−N−(ベンジ
ル)−N−(スチリルメチル)−アンモニムクロリド、
N,N,N−(トリメトキシエチル)−N−(スチリル
メチル)−アンモニムクロリド、N,N−(ジメチル)
−N−(フェニル)−N−(スチリルメチル)−アンモ
ニムクロリド等が挙げられる。
(IV)で示される単量体と共重合可能な他の単量体の
具体例としては、(メタ)アクリル酸エステル類、(メ
タ)アクリルアミド類、アリル化合物、ビニルエーテル
類、ビニルエステル類、スチレン類、クロトン酸エステ
ル類などから選ばれる重合性不飽和結合を有する化合物
が挙げられる。具体的には(メタ)アクリル酸エステル
類、例えばアルキル(メタ)アクリレート、又は置換
(メタ)アルキルアクリレート、(例えばメチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロ
ピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アク
リレート、ブチル(メタ)アクリレート、アミル(メ
タ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、シ
クロヘキシル(メタ)アクリレート、エチルヘキシル
(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレー
ト、t−オクチル(メタ)アクリレート、クロロエチル
(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、
2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシ
ブチル(メタ)アクリレート、2,2−ジメチル−3−
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、5−ヒドロ
キシペンチル(メタ)アクリレート、トリメチロールプ
ロパンモノ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトー
ルモノ(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリ
レート、メトキシベンジル(メタ)アクリレート、クロ
ロベンジル(メタ)アクリレート、フルフリル(メタ)
アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリ
レート、フェノキシエチル(メタ)アクリレートな
ど)、アリール(メタ)アクリレート(例えばフェニル
(メタ)アクリレート、クレジル(メタ)アクリレー
ト、ナフチル(メタ)アクリレートなど)、スチレン
類、例えばスチレン、アルキルスチレン(例えばメチル
スチレン、ジメチルスチレン、トリメチルスチレン、エ
チルスチレン、ジエチルスチレン、イソプロピルスチレ
ン、ブチルスチレン、ヘキシルスチレン、シクロヘキシ
ルスチレン、デシルスチレン、ベンジルスチレン、クロ
ロメチルスチレン、トリフルオロメチルスチレン、エト
キシメチルスチレン、アセトキシメチルスチレンな
ど)、アルコキシスチレン(例えばメトキシスチレン、
4−メトキシ−3−メチルスチレン、ジメトキシスチレ
ンなど)、ハロゲノスチレン(例えばクロロスチレン、
ジクロロスチレン、トリクロロスチレン、テトラクロロ
スチレン、ペンタクロロスチレン、ブロモスチレン、ジ
ブロモスチレン、ヨードスチレン、フルオロスチレン、
トリフルオロスチレン、2−ブロモ−4−トリフルオロ
スチレン、4−フルオロ−3−トリフルオロメチルスチ
レンなど)、ヒドロキシスチレン等;クロトン酸エステ
ル類、例えば、クロトン酸アルキル(例えばクロトン酸
ブチル、クロトン酸ヘキシル、グリセリンモノクロトネ
ートなど)、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イタコ
ン酸、(メタ)アクリロニトリルがある。
(II)で示される繰り返し単位を有する重合体の好ま
しい具体例としては、N,N−ジメチルアクリルアミド
/ブチル(メタ)アクリレ−ト共重合体、N,N−ジメ
チル(メタ)アクリルアミド/2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレ−ト共重合体、N,N−ジメチル(メタ)
アクリルアミド/ヘキシル(メタ)アクリレ−ト共重合
体、N−ブチル(メタ)アクリルアミド/ブチル(メ
タ)アクリレ−ト共重合体、N−ブチル(メタ)アクリ
ルアミド/2−エチルヘキシル(メタ)アクリレ−ト共
重合体、N−ブチル(メタ)アクリルアミド/ヘキシル
(メタ)アクリレ−ト共重合体、(メタ)アクリロイル
モルホリン/ブチル(メタ)アクリレ−ト共重合体、
(メタ)アクリロイルモルホリン/2−エチルヘキシル
(メタ)アクリレ−ト共重合体、(メタ)アクリロイル
モルホリン/ヘキシル(メタ)アクリレ−ト共重合体、
1−ビニルイミダゾ−ル/ブチル(メタ)アクリレ−ト
共重合体、1−ビニルイミダゾ−ル/2−エチルヘキシ
ル(メタ)アクリレ−ト共重合体、1−ビニルイミダゾ
−ル/ヘキシル(メタ)アクリレ−ト共重合体、N,N
−ジメチルアクリルアミド/ブチル(メタ)アクリレ−
ト/N,N,N−(トリヘキシル)−N−(スチリルメ
チル)−アンモニムクロリド共重合体、N,N−ジメチ
ルアクリルアミド/ブチル(メタ)アクリレ−ト/N,
N,N−(トリオクチル)−N−(スチリルメチル)−
アンモニムクロリド共重合体、N,N−ジメチルアクリ
ルアミド/ブチル(メタ)アクリレ−ト/N,N,N−
(トリドデシル)−N−(スチリルメチル)−アンモニ
ムクロリド共重合体、N,N−ジメチルアクリルアミド
/ブチル(メタ)アクリレ−ト/N,N,N−(トリヘ
キシル)−N−(スチリルメチル)−アンモニムヨーダ
イド共重合体、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミ
ド/ヘキシル(メタ)アクリレ−ト/N,N,N−(ト
リヘキシル)−N−(スチリルメチル)−アンモニムク
ロリド共重合体、(メタ)アクリロイルモルホリン/2
−エチルヘキシル(メタ)アクリレ−ト/N,N−(ジ
メチル)−N−(ベンジル)−N−(スチリルメチル)
−アンモニムクロリド共重合体、N−ブチル(メタ)ア
クリルアミド/ヘキシル(メタ)アクリレ−ト/N,
N,N−(トリメトキシエチル)−N−(スチリルメチ
ル)−アンモニムクロリド共重合体、N,N,N−(ト
リヘキシル)−N−(スチリルメチル)−アンモニムク
ロリド重合体等が挙げられる。また、好ましい(I)及
び/又は(II)の単位の含有率は5〜100モル%で
あり、更に好ましくは10〜100モル%である。
(I)及び/又は(II)の単位の含有率が5モル%未
満では画質品質が劣る。好ましい重量平均分子量の範囲
としては1000〜200000であり更に好ましくは
2000〜100000である。分子量が1000未満
では製造が難しく20万を越えると溶剤への溶解性が低
下する。
るが例えばポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオ
レフィン、エチレンと酢酸ビニルあるいはエチレンとア
クリル酸エステルあるいはエチレンとアクリル酸の如き
エチレン共重合体、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと酢酸
ビニルの如き塩化ビニル共重合体、ポリ塩化ビニリデ
ン、塩化ビニリデン共重合体、ポリスチレン、スチレン
とマレイン酸エステルの如きスチレン共重合体、体、酢
酸ビニル共重合体、ブチラール樹脂、変成されたポリビ
ニルアルコール、共重合ナイロン、N−アルコキシメチ
ル化ナイロン 如きポリアミド樹脂、合成ゴム、塩化ゴ
ム、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、尿
素樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、マレイン酸樹
脂、ヒドロキシスチレン共重合体、スルフォンアミド樹
脂、エステルガム、セルロース樹脂、ロジン、等が挙げ
られる。
/又は(II)の繰り返し単位を有する高分子化合物の
添加量は、好ましくは5〜50重量%でありこれ以上の
添加では受像二層表面がべとつき取扱い上支障をきた
す。特に好ましい範囲としては10〜30重量%であ
る。
力の関係を満たす為に他の密着改良剤、離型剤、可塑
剤、界面活性剤等を添加することができるのは当然であ
る。
における塗布溶剤の下層への浸透による受像一層と受像
二層の混ざり込みを防ぐ目的で、受像一層に用いた樹脂
を溶解もしくは膨潤させないような塗布溶剤を用いるこ
とが必要である。例えば、各種の溶剤に対して比較的溶
解性の良好な塩化ビニル系の樹脂を受像一層に使った場
合にはアルコール系もしくは水系の塗布溶剤を使用する
ことが好ましい。
0μm位が好ましく特に0.5μm〜5μmが好まし
い。膜厚が厚すぎると永久支持体の表面の凹凸感が損な
われ、光沢が出過ぎて印刷物近似性を悪くする。
剥離で層間剥離を受像一層の有機高分子物質と受像二層
の有機高分子物質の間で起こさせるには各層間の密着力
のバランスが重要であるが、層間密着力のコントロール
において本発明で利用した重層塗布時の混合を防ぐ為に
塗布溶剤の選択の他に、親水性ポリマーと親油性ポリマ
ーあるいは極性ポリマーと非極性ポリマーの組み合わせ
といった素材の選択、シランカップリング剤等の密着改
良剤、フッ素系やシリコーン系の離型硬化を有する各種
添加剤、界面活性剤.可塑剤等を受像一層あるいは受像
二層に添加することが有効である。
受容する層の上には、受像層の滑り性や耐傷性を向上さ
せる目的で、上塗層として、種々の離型剤や滑剤の層を
設けることができる。具体的には、例えばパルミチン
酸、ステアリン酸等の高級脂肪酸、ステアリン酸亜鉛の
如き脂肪酸金属塩類、脂肪酸エステル類もしくはその部
分ケン化物、脂肪酸アミド類等の脂肪酸誘導体、高級ア
ルコール類、多価アルコール類のエテル等誘導体、パラ
フインワックス、カルナバワックス、モンタンワック
ス、ミツロウ、木ロウ、キヤンデリラワックス等のワッ
クス類、更には長鎖脂肪族基を有するアンモニウム塩、
ピリジニウム塩等のカチオン性界面活性剤、或いは同様
に長鎖脂肪族基を有するアニオン、ノニオン界面活性
剤、パーフロロ系界面活性剤等、から1種以上選択して
用いることができる。
の調整等の目的で、中間層を設けることもできる。
キ層を有する転写材料(以下、「熱転写シート」と称す
る)について説明する。
融転写や昇華転写用支持体として公知の種々の支持体が
使用されるが、通常のサーマルヘッド転写感材と同様に
厚み5μm前後の裏面に離型処理を施したポリエステル
フィルムが特に好ましい。
しては種々の公知の顔料が使用でき、例えばカーボンブ
ラック、アゾ系、フタロシアニン系、キナクリドン系、
チオインジゴ系、アンスラキノン系、イソインドリン系
などの顔料が挙げられる。これらは2種以上組み合わせ
て使用することも可能であり、又色相調整のため公知の
染料を添加しても良い。
点が50℃〜150℃の非晶質有機高分子結合体として
は、例えばブチラール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチ
レンイミン樹脂、スルホンアミド樹脂、ポリエステルポ
リオール樹脂、石油樹脂、スチレン、ビニルトルエン、
α−メチルスチレン、2−メチルスチレン、クロルスチ
レン、ビニル安息香酸、ビニルベンゼンスルホン酸ソー
ダ、アミノスチレン等のスチレン及びその誘導体、置換
体の単独重合体や共重合体、メチルメタクリレート、エ
チルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ヒドロキ
シエチルメタクリレート等のメタクリル酸エステル類及
びメタクリル酸、メチルアクリレート、エチルアクリレ
ート、ブチルアクリレート、α−エチルヘキシルアクリ
レート等のアクリル酸エステル及びアクリル酸、ブタジ
エン、イソプレン等のジエン類、アクリロニトリル、ビ
ニルエーテル類、マレイン酸及びマレイン酸エステル
類、無水マレイン酸、ケイ皮酸、塩化ビニル、酢酸ビニ
ル等のビニル系単量体の単独あるいは他の単量体等との
共重合体を用いることができる。これらの樹脂は2種以
上混合して用いることもできる。
る分散性の観点からブチラール樹脂やスチレン/マレイ
ン酸ハーフエステル樹脂などが特に好ましい。これら樹
脂の軟化点は50℃〜150℃の範囲で選ばれるべきで
ある。150℃を越えると熱記録感度が低く、他方50
℃未満ではインキ層の耐接着性が劣る。
層の支持体からの離型性及び熱感度向上の観点から種々
の離型剤や軟化剤をインキ層総量に対して1重量%から
20重量%の範囲で加えることも可能である。具体的に
は、例えばパルミチン酸、ステアリン酸等の高級脂肪
酸、ステアリン酸亜鉛の如き脂肪酸金属塩類、脂肪酸エ
ステル類もしくはその部分ケン化物、脂肪酸アミド類等
の脂肪酸誘導体、高級アルコール類、多価アルコール類
のエテル等誘導体、パラフインワックス、カルナバワッ
クス、モンタンワックス、ミツロウ、木ロウ、キヤンデ
リラワックス等のワックス類、粘度平均分子量が約1,
000から約10,000程度の低分子量ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリブチレン等のポリオレフイン
類、或いはオレフイン、α−オレフイン類と無水マレイ
ン酸、アクリル酸、メタクリル酸等の有機酸、酢酸ビニ
ル等との低分子量共重合体、低分子量酸化ポリオレフイ
ン、ハロゲン化ポリオレフイン類、ラウリルメタクリレ
ート、ステアリルメタクリレート等長鎖アルキル側鎖を
有するメタクリル酸エステル、アクリル酸エステル又は
パーフロロ基を有するアクリル酸エステル、メタクリル
酸エステル類の単独もしくはスチレン類等のビニル系単
量体との共重合体、ポリジメチルシロキサン、ポリジフ
エニルシロキサン等の低分子量シリコーンレジン及びシ
リコーン変性有機物質等、更には長鎖脂肪族基を有する
アンモニウム塩、ピリジニウム塩等のカチオン性界面活
性剤、或いは同様に長鎖脂肪族基を有するアニオン、ノ
ニオン界面活性剤、パーフロロ系界面活性剤等、から1
種以上選択して用いることができる。
は、先に述べた理由により、白色支持体上に熱転写した
際にその反射濃度が1.0以上なければならない。又膜
厚は0.2μmから1.0μmの範囲が好ましい。1.
0μmよりも大きな厚いインキ層においては面積階調の
みによる階調再現性において、シャドウ部がつぶれやす
かったり、ハイライト部がとびやすかったりして、結果
的に階調再現性が劣ることになる。一方、0.2μmよ
り下の膜厚では、所定の濃度を出すことが難しい。
は、該インキ層中、顔料が30重量部から70重量部、
非晶質有機高分子結合体が25重量〜60重量部で、必
要に応じ添加される離型性物質や軟膜剤の総量が1重量
部から15重量部であることが好ましい。顔料比率がこ
れ以下では上記所定の膜厚で所定の濃度を出すことが難
しい。又顔料の粒径は顔料の70%以上が1.0μm以
下であることが必要である。粒径が大きい場合にはカラ
ー再現時の各色の重なり部の透明性が損なわれ、かつ先
の膜厚と濃度の関係の両者を満たすことが困難になる。
の分散に関しては、適切な溶剤を加えて、ボールミルを
初めとする塗料分野で使用される種々の分散方法が適用
される。
と非晶質の有機高分子結合体であり、かつ従来のワック
ス溶融型に比べ、顔料比率も高く、通常の溶融型に比べ
熱転写時の粘度が102〜103cps のように低くなるこ
とはなく、150℃の温度において少く共104cpsより
も高いので、本発明は、受容シートの熱接着性、あるい
はカラー像作成の場合はインキ層間の熱接着性を利用し
た薄膜剥離現像タイプの画像形成であるということがで
きる。このことがインキ層の薄層化の効果と相いまっ
て、高解像力性を維持した上で、シャドウ部からハイラ
イト部に到る広い階調再現を可能にし、かつエッジシャ
ープネスを良好にし、更に100%の画像の転写を可能
にすることにより、例えば4ポイントの小さな文字とベ
タ部の濃度の均一性を実現した。以下、本発明を実施例
により更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定さ
れるものではない。
ノメチルエ−テル170部を窒素気流下80℃にて加熱
撹拌し、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロ
ニトリル)0.07部を加え30分間撹拌した。これに
ブチルアクリレート31.6部、N,N−ジメチルアク
リルアミド24.4部、2,2’−アゾビス(2,4−
ジメチルバレロニトリル)0.07部を30分間かけて
滴下した。滴下終了の30分後と1時間後に更に2,
2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)を
それぞれ0.15部添加し、更に4時間加熱撹拌し、高
分子化合物(1)の28%プロピレングリコ−ルモノメ
チルエ−テル溶液を得た。重量平均分子量は(ポリスチ
レン換算)13000であった。
(5)を合成例1と同様にして合成した。 表1:高分子化合物(2)〜(5) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 合成例 モノマー (mol比) 重量平均分子量 ──────────────────────────────────── 2 ヘキシルアクリレート/ アクリロイルモルホリン=(1/1) 31000 3 ブチルメタクリレート/ ビニルイミダゾール=(1/1) 16000 4 ブチルメタクリレート/ N,N−ジメチルアクリルアミド/ N,N,N−(トリヘキシル)−N−(スチリルメチル) −アンモニウムクロリド=(5/5/1) 3900 5 ブチルメタクリレート/ N,N−ジメチルアクリルアミド/ N,N,N−(トリオクチル)−N−(スチリルメチル) −アンモニウムクロリド=(5/5/1) 5400 6 N,N,N−(トリヘキシル)−N−(スチリルメチル) −アンモニウムクロリド 3800 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
及び受像二層用の塗布液を調整した。 (受像一層用塗布液) ・結合剤 塩ビ・酢ビ共重合体 25重量部 (MPR−TSL、日信化学(株)製) ・可塑剤 ジブチルオクチルフタレ−ト 12重量部 (DOP、大八化学(株)製) ・界面活性剤 4重量部 (商品名メガファックF−177P、大日本インキ化学工業(株)製) ・溶剤 メチルエチルケトン 75重量部 (受像二層用塗布液) ・結合剤 ポリビニルブチラ−ル 16重量部 (デンカブチラ−ル#2000−L、電気化学工業(株)製) ・高分子化合物(1) 4重量部 ・界面活性剤 0.5重量部 (商品名メガファックF−177P、大日本インキ化学工業(株)製) ・溶剤 n−プロピルアルコ−ル 200重量部
−ト(PET)フィルムを支持体上に、回転塗布機(ホ
エラ−)を使用して上記受像一層用塗布液を300rp
mで塗布し、100℃のオ−ブン中で2分間乾燥した。
得られた受像一層の膜厚は20μmであった。上記受像
一層上に、回転塗布機(ホエラ−)を使用して上記受像
二層用塗布液を200rpmで塗布し、100℃のオ−
ブン中で2分間乾燥した。得られた受像二層の膜厚は2
μmであった。
のインキ層用顔料分散液を調整した。 ・ブチラ−ル樹脂 12重量部 (デンカブチラ−ル#2000−L、電気化学工業(株)製) ・顔料 A B C シアン顔料(CI.P.B.15:4) 12重量部 − − マゼンタ顔料(C.I.P.R.57:1) − 12重量部 − イエロ−顔料(C.I.P.Y.14) − − 12重量部 ・分散助剤 ソルスパ−スS−20000 0.8重量部 (ICIジャパン(株)) ・溶剤 n−プロピルアルコ−ル 110重量部
部に対しステアリン酸アミド0.24重量部、n−プロ
ピルアルコ−ル60重量部を加え塗布液とし、厚み5μ
mの裏面に離型処理されたポリエステルフィルム(帝人
(株)製)に乾燥膜厚Aが0.36μm、Bが0.38
μm、Cが0.42μmになるように塗布し熱転写シー
トを作成した。まずシアンの熱転写シ−トと受像シ−ト
材料を重ね、副走査分割法によるサ−マルヘッド記録装
置(試作実験機)により印字した。この原理は75μm
X50μmのヘッドを50μm方向に微小送り3μmピ
ッチでオンオフする事により面積階調のみの多段階変調
を行う方式である。このシアンの熱転写シ−トを剥離
し、受像シ−ト材料上に面積階調のみよりなる画像を形
成させた。次にマゼンタの熱転写シ−トをシアン画像が
形成されている受像シ−ト材料に重ね、位置を合わせて
同様に印字し、該熱転写シ−トを剥離する事により受像
シ−ト材料上にマゼンタ画像、同様にしてイエロ−画像
を形成させ受像シ−ト材料上に面積階調のみよりなるカ
ラ−画像を形成させた。次にカラ−画像が形成された受
像シ−ト材料をア−ト紙と重ね130℃、4.5Kg/
cmの圧で4m/secの熱ロ−ラ−を通した後、受像
シ−ト材料のポリエステルフィルムを剥しインク画像が
のった受像二層をア−ト紙上に転写し、カラ−画像形成
させた。このカラ−画像はリス原稿から作成したケミカ
ルプル−フ(富士写真フィルム(株)製、商品名カラ−
ア−ト)とカラ−画像の近似性が非常に良好であった。
なおこの際の各単色の反射濃度は下記の通りであっ
た。 また、4Pの文字の濃度をミクロデンシトメ−タ−で測
定したが、ベタ部の濃度と同様であった。階調再現性は
5%〜95%が再現され、ゴミによる欠陥もなくドット
形状が良好で更に、紙の凹凸に追随した表面がマット化
され表面光沢が印刷物に非常に近似した画像であった。
て作成した感熱転写材料を使用して実施例1と同様にし
てカラ−画像を形成し、画像の評価を行った。その評価
結果を表2に示す。
(1)の代わりに高分子化合物(3)〜(6)を用いた
以外は実施例1と同様にして受像シートを作成した。こ
の受像シートを用い実施例1と同様にカラー画像を形成
し、画像の評価を行なった。その評価結果を表2に示
す。
リエチレンイミン(日本触媒(株)製SP−200)を
1重量部加えた以外は実施例1と同様にして受像シート
を作成した。この受像層を用い実施例1と同様にカラー
画像を形成したが、非常にドット形状の良好な画像であ
った。
した以外は実施例1と同様にして受像シートを作成し、
同様の評価を行ったところ、同様の良好な結果を得た。
製)を使用して2時間分散処理して母液を調製した。
熱変換層用塗布液を調製した。
5μmのポリエチレンテレフタレ−トの上に、下塗り層
として、スチレン−ブタジエン共重合体(厚さ0.5μ
m)、ゼラチン(厚さ0.1μm)をこの順に設けたフ
ィルムを、熱転写シ−ト用支持体として準備した。この
支持体の上に、上記光熱変換層用塗布液を、回転塗布機
(ホエラ−)を使用して1分間塗布し、塗布物を100
℃のオ−ブン中で2分間乾燥して、光熱変換層(触針式
膜厚計による膜厚:0.3μm、波長488nmでの光吸
収率90%)を作成した。同じ試料を、走査型電子顕微
鏡により断面観察したところ、平均膜厚は0.3μm で
あった。
塗布液を調製した。
シ−ト用支持体に設けた光熱変換層の表面に、上記熱剥
離層用塗布液を、回転塗布機(ホエラ−)を使用して1
分間塗布し、塗布物を100℃のオ−ブン中で2分間乾
燥した。また、上記熱剥離層塗布液を用い、平滑な表面
を有するポリエステルフィルム上に同条件で塗布乾燥し
た。触針式膜厚計でその時の膜厚を測定したところ0.
1μmであった。
製)を使用して2時間分散処理して母液を調製した。
用画像形成層塗布液を調製した。
厚の測定>上記熱転写シ−ト用支持体に設けた熱剥離層
の表面に、上記画像形成層用塗布液を、回転塗布機(ホ
エラ−)を使用して1分間塗布し、塗布物を100℃の
オ−ブン中で2分間乾燥して、マクベス濃度計での光学
濃度は0.7の画像形成層を積層し、熱転写シ−トを作
成した。上記画像形成層用塗布液を同条件でポリエステ
ルフィルム(100μm厚)に塗布、乾燥し、膜厚を測
定したところ0.3μmであった。走査型電子顕微鏡に
より、熱転写シ−トのマゼンタ画像形成層の膜厚を、断
面観察法により測定したところ、平均はほぼ0.3μm
であった。
料を、表面温度70℃、圧力4.5kg/cm2のヒート
ローラに速度200cm/分の速度で通し、受像層と熱
転写可能なインキ層とが実質的に均一に接触するように
積層体を作成した。ここで圧力は、富士写真フィルム株
式会社製の圧力測定用感圧発色材料(プレスケ−ル)を
用い、室温のロ−ラを通して測定した。
を、熱転写シート支持体がレーザ光入射面、受像シート
材料支持体が回転ドラム面と接するように、真空吸着用
のサクション穴の開いた回転ドラムに巻き付け、真空引
き、固定した。波長830nmの半導体レーザ光を、光熱
変換層上で8μmのスポット状に集光し、回転ドラムの
回転方向(主走査方向)に対し直角方向に移動(副走
査)しつつ記録画像に応じてレーザー光を変調し、下記
の条件でレーザ記録を行なった。 レーザパワー 100mW 主走査速度 8m/秒 副走査ピッチ(1回転当たりの副走査量) 5μm
り外し、受像シート材料と熱転写シートを手により、引
き離したところ、レーザ照射部のみの画像形成層が受像
層に転写していることが、明瞭に観察された。更に、光
学顕微鏡により転写画像を観察したところ、200線/
インチの網点が3〜98%の範囲で再現されていた。網
点形状も良好であった。
(4)に代えた以外は実施例9と同様にして画像を形成
し同様にして評価したところ、200線/インチの網点
が4〜96%の範囲で再現されていた。網点形状も良好
であった。
施例1と同様にして受像シ−トを作成した。この受像シ
−トを用い実施例1と同様にカラ−画像を形成したが、
ドット形状が悪く、再現階調性に劣るものであった。
ノ−ルレジン(住友デュレス製:商品名フェノ−ルホル
ムアルデヒド重縮合物。PR−51600B、分子量約
450、融点55℃)を添加した以外は実施例1と同様
にして受像シ−トを作成した。この受像シ−トを用い実
施例1と同様にカラ−画像を形成したが、ドット形状が
悪く、再現階調性に劣り、更に表面にベトツキ感があっ
た。
ン(荒川化学工業(株)製:商品名KR−610水添ロ
ジン、軟化点85℃)を添加した以外は実施例1と同様
にして受像シ−トを作成した。この受像シ−トを用い実
施例1と同様にカラ−画像を形成したが、ドット形状が
悪く、シャドウ部の再現階調性に劣ったものであった。
ロン(ダイセル化学(株)製、ダイアミドX−187
4)を添加した以外は実施例1と同様にして受像シ−ト
を作成した。この受像シ−トを用い実施例1と同様にカ
ラ−画像を形成したが、受像シ−ト表面がべとつき、更
にゴミ欠陥が多く、画質の劣るものであった。
添加量を12重量部から36重量部に変え、膜厚を0.
38μmから1.14μmに変えた熱転写シ−トを用
い、実施例1と同様の受像シ−トを用いて実施例1と同
様にカラ−画像を形成したところ、トナ−層のきれが非
常に悪く、ハイライトとシャドウ部の再現性が非常に悪
く非常にドット品質の悪い画像であった。
以外は、実施例4と同様にして画像を作成した。同様に
して網点を観察したところ、8〜92%の網点しか再現
されず、形状不揃いであった。
方法及び積層体により、記録感度、ドット品質(網点形
状)、諧調再現性(網点再現性)が良く、更にスティキ
ングやゴミ欠陥の少ない印刷物近似性の良い画像を提供
することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 熱転写可能なインキ層を有する転写材料
から受像シート材料上にインキ層を熱転写し、次いで永
久支持体上に再転写する転写画像の形成に用いる受像シ
ート材料において、該受像シート材料が、支持体上に少
なくとも2層の受像層を有し、該受像層の少なくとも1
層が永久支持体に転写され、少なくとも該インキ層が転
写される受像層がポリビニルブチラール樹脂及び少なく
とも下記一般式(I)及び/又は一般式(II)の繰り
返し単位を有する高分子化合物を含有することを特徴と
する受像シート材料。 【化1】 〔式中のR1は水素原子もしくはメチル基、Aは−CO
NHR 2 、−CONR 2 R 3 もしくは含窒素ヘテロ環を表
し、R 2 およびR 3 は各々独立に、水素原子、炭素数1〜
18のアルキル基もしくは炭素数6〜20のアリール基
(該アルキル基、アリール基はヒドロキシ基、炭素数1
〜6のアルコキシ基、ハロゲン、シアノ基の1つ以上、
及びこれらの2種以上の組合せで置換されてても良い)
を表す。R4は水素原子もしくはメチル基を、R6、
R7、R8は、同一でも異なってもよい炭素数1〜25の
アルキル基、炭素数7〜25のアラルキル基もしくは炭
素数6〜25のアリール基(該アルキル基、アラルキル
基、アリール基は、ヒドロキシ基、炭素数1〜6のアル
コキシ基、ハロゲン、シアノ基及びこれらの2種以上の
組合せで置換されても良く、途中にエーテル結合、−O
CO−、−COO−及びこれらの2種以上の組合せを介
していてもよい)を、XはCl、BrもしくはIをそれ
ぞれ示す。〕 - 【請求項2】 支持体上に設けた、30〜70重量部の
顔料、25〜60重量部の軟化点が40〜150℃の非
晶質有機高分子重合体を含み、膜厚が0.2μm〜1.
0μmである熱転写可能なインキ層を請求項1に記載の
受像シート材料に密着させ、熱転写により該受像シート
材料上にインキ画像を形成し、次いで該インキ画像及び
少なくとも受像層の1層を永久支持体上に転写すること
を特徴とする転写画像形成方法。 - 【請求項3】 支持体上に設けた、30〜70重量部の
顔料、25〜60重量部の軟化点が40〜150℃の非
晶質有機高分子重合体を含み、膜厚が0.2μm〜1.
0μmである熱転写可能なインキ層と、請求項1に記載
の受像層とを密着させたことを特徴とする積層体。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26518194A JP3283144B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 受像シート材料、転写画像形成方法及び積層体 |
EP95112681A EP0698500B1 (en) | 1994-08-22 | 1995-08-11 | Image receiving sheet and image forming method |
US08/514,084 US5607809A (en) | 1994-08-22 | 1995-08-11 | Image receiving sheet and image forming method |
DE69506058T DE69506058T2 (de) | 1994-08-22 | 1995-08-11 | Bildempfangsschicht und Bildaufzeichnungsverfahren |
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