JP3281768B2 - 電源電圧発生回路 - Google Patents

電源電圧発生回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電源電圧を
発生させる電源電圧発生回路に関するもので、特に複数
の電源電圧が印加されても一定の電圧を発生するととも
に前記電源電圧の約1/2の電圧を発生できる電源電圧
発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用などの使用される磁気テープを使
用した小型のビデオカメラには、音声信号をFM記録再
生するためのICが搭載されている。該ICには外部か
ら電源電圧が印加されて動作する。前記ICは、前記電
源電圧の約1/2の電圧を内部のバイアス電圧として発
生するとともに、内部マイク用電源電圧(MICーVC
C)をICの端子から外部に導出する必要がある。内部
マイク用電源電圧は、ビデオカメラに内蔵されている内
部マイクの電源として利用される。
【0003】前記内部マイク用電源電圧は、その値が安
定している必要がある。そのため、前記ICの電源電圧
をリップルフィルタにより平滑している。図2は、その
ような電源電圧発生回路に関するもので、ICの電源電
圧は、端子(1)に印加される。前記電源電圧は、75
KΩの抵抗(2)とICの外付けとなるコンデンサ
(3)とにより平滑されてリップル分が除去される。抵
抗(2)は、時定数の関係から75KΩ以下のの抵抗
は、使用できない。
【0004】そして、前記電源電圧の約1/2の電圧を
内部のバイアス電圧として得るために、端子(4)から
バイアス電圧を得ている。図2の電源電圧を5.6V、
抵抗(5)及び(6)の抵抗値を8KΩ、45KΩと
し、コンデンサ(3)の容量値を10マイクロFとし、
トランジスタ(7)の立ち上がり電圧を0.7Vとする
と、端子(8)の電圧は、約2.7Vとなり、端子
(4)の電圧は、前記電源電圧の約1/2の電圧とな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の説明では、電源
電圧を5.6Vとしたが、前記ICを使用するユーザー
によっては、低消費電力化のために低い電源電圧(2.
7V)を使用する場合がある。その場合にも所定範囲
(2.0V〜2.7V)の内部マイク用電源電圧(MIC
ーVCC)と、電源電圧(2.7V)の約1/2の電圧をバ
イアス電圧として発生させたい。
【0006】しかしながら、図2の回路に電源電圧
(2.7V)を印加すると、内部マイク用電源電圧(M
ICーVCC)が1.5Vになってしまい、前記範囲を逸
脱してしまう、という問題がある。IC内部で電源電圧
の変動の影響を受けない定電圧を作るには、ダイオード
を積み上げる方法や、バンドギャップツエナー回路を利
用することが考えられるが、温度特性や電源からのノイ
ズに対する影響度を考慮すると利用できない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
みなされたもので、第1又は第2の電源電圧を発生する
第1電源回路と、該第1電源回路の出力電圧が一端に印
加される第1抵抗と、該第1抵抗の他端と直列に接続さ
れたコンデンサと、該コンデンサの出力電圧を発生する
出力回路と、前記第1抵抗の他端と直列に接続された第
2抵抗と、前記第1抵抗の他端と直列に接続された第3
及び第4抵抗と、前記第1電源回路の出力電圧と固定電
圧とを比較するコンパレータと、該コンパレータの比較
出力に応じて前記第2抵抗又は前記第3及び第4抵抗に
電流を流す第1及び第2スイッチとを備え、前記コンデ
ンサから第1の出力電圧を、前記第1抵抗と前記第2抵
抗との間から第2の出力電圧を、前記第3抵抗と前記第
4抵抗との間から第3の出力電圧を得るようにしたこと
を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の電源電圧発生回
路を示すもので、(10)は第1又は第2の電源電圧を
発生する第1電源回路、(11)は第1電源回路(1
0)の出力電圧が一端に印加される第1抵抗、(12)
は該第1抵抗(11)の他端と直列に接続されたコンデ
ンサ、(13)は該コンデンサ(12)の出力電圧を発
生する出力回路、(14)は前記第1抵抗(11)の他
端と直列に接続された第2抵抗、(15)及び(16)
は前記第1抵抗(11)の他端と直列に接続された第3
及び第4抵抗、(17)は前記第2抵抗(14)と直列
に接続された第1ダイオード、(18)は前記第3及び
第4抵抗(15)及び(16)と直列に接続された第2
ダイオード、(19)は前記第1電源回路(10)の出
力電圧とバンドギャップツエナー回路(20)の基準電
圧とを比較するコンパレータ、(21)及び(22)は
該コンパレータ(19)の比較出力に応じて前記第2抵
抗(14)又は前記第3及び第4抵抗(15)及び(1
6)に電流を流す第1及び第2スイッチトランジスタで
ある。
【0009】まず、図1において、第1電源回路(1
0)の出力電圧が4.5Vから5.5Vの範囲で許容され
うる場合について説明する。この場合の平均電圧は、
4.75Vとする。次に、第1電源回路(10)の出力
電圧が2.7Vから3.6Vの範囲で許容されうる場合に
ついて説明する。この場合の平均電圧は、3.3Vとす
る。
【0010】そして、2.0V〜2.7Vで許容される内
部マイク用電源電圧(MICーVCC)と、印加されてい
る電源電圧の約1/2の電圧をバイアス電圧として発生
させたいとする。バンドギャップツエナー回路(20)
の基準電圧は、3.6Vから4.5Vの間の電圧を抵抗
(23)(24)の比に応じて減じた値に設定される。
【0011】今、第1電源回路(10)の出力電圧が
4.75Vであったとする。すると、該電圧が抵抗(2
3)(24)で分圧されて、バンドギャップツエナー回
路(20)の基準電圧とレベル比較される。ここで、バ
ンドギャップツエナー回路(20)の基準電圧は、トラ
ンジスタ(25)がオン、トランジスタ(26)がオフ
するような値に設定されている。そのため、第1スイッ
チトランジスタ(21)はオン、第2スイッチトランジ
スタ(22)はオフする。
【0012】第1スイッチトランジスタ(21)がオン
すると、第1抵抗(11)からの電流は、第2抵抗(1
4)に流れる。ここで、第1抵抗(11)の値を75K
Ω、第2抵抗(14)の値を56KΩ、第5抵抗(2
7)の値を3KΩ、第6抵抗(28)の値を15KΩ、
ダイオードの立ち上がり電圧を0.7Vとすると、端子
(29)の内部マイク用電源電圧(MICーVCC)は、
2.222Vとなり、端子(30)のバイアス電圧は、
2.105Vとなる。
【0013】それ故、2.0V〜2.7Vで許容される内
部マイク用電源電圧(MICーVCC)の条件と、印加さ
れている電源電圧の約1/2の電圧をバイアス電圧とし
て発生させたいとする条件が満たされる。又、第2抵抗
(14)と第1ダイオード(17)との接続によるバイ
アス回路であれば、端子(30)から電源側を見たイン
ピーダンスが低いとともに、温度により立ち上がり電圧
が変化するダイオードの存在が1個ですむので、ノイズ
に対しても強いという利点がある。
【0014】第5抵抗(27)と第6抵抗(28)は、
第1ダイオード(17)の温度特性による悪影響を考慮
して配置されているものである。次に、第1電源回路
(10)の出力電圧が3.3Vであったとする。する
と、該電圧が抵抗(23)(24)で分圧されて、バン
ドギャップツエナー回路(20)の基準電圧とレベル比
較される。
【0015】すると、トランジスタ(25)がオフ、ト
ランジスタ(26)がオンする。そのため、第1スイッ
チトランジスタ(21)はオフ、第2スイッチトランジ
スタ(22)はオンする。第2スイッチトランジスタ
(22)がオンすると、第1抵抗(11)からの電流
は、第3及び第4抵抗(15)及び(16)に流れる。
【0016】ここで、第3抵抗(15)の値を23K
Ω、第4抵抗(16)の値を62KΩ、第5抵抗(2
7)の値を3KΩ、第6抵抗(28)の値を15KΩ、
ダイオードの立ち上がり電圧を0.7Vとすると、端子
(29)の内部マイク用電源電圧(MICーVCC)は、
2.407Vとなり、端子(30)のバイアス電圧は、
1.44Vとなる。
【0017】それ故、2.0V〜2.7Vで許容される内
部マイク用電源電圧(MICーVCC)の条件と、印加さ
れている電源電圧の約1/2の電圧をバイアス電圧とし
て発生させたいとする条件が満たされる。従って、図1
の回路によれば、単一のICにより複数の電源電圧の約
1/2の電圧を内部のバイアス電圧として発生するとと
もに、一定の内部マイク用電源電圧(MICーVCC)を
ICの端子から外部に導出することができる。
【0018】図3は、図1の端子(29)と端子(3
0)から得られる電源電圧を示すもので、実線Aは内部
マイク用電源電圧を、実線Bは、バイアス電圧を示して
いる。図4は、図1の別の実施例を示すもので、抵抗R
1乃至R4の値を図示のように設定し、5Vと3Vを電
源端子(+VCC)から印加させる。3V印加時には、ト
ランジスタ(50)をオンさせ、トランジスタ(51)
をオフさせる。又、バッファ(52)をオンさせ、バッ
ファ(53)をオフさせる。
【0019】すると、内部マイク用電源電圧は、2.5
V、バイアス電圧が1.5Vとなる。次に、5V印加時
には、トランジスタ(50)をオフさせ、トランジスタ
(51)をオンさせる。又、バッファ(52)をオフさ
せ、バッファ(53)をオンさせる。すると、内部マイ
ク用電源電圧及びバイアス電圧は2.5Vとなる。
【0020】従って、図4の構成でも、図1と同様の効
果が得られる。
【0021】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、複数
の電源電圧が印加されても一定の電圧を外部に発生する
とともに前記電源電圧の約1/2の電圧を内部に発生で
きる電源電圧発生回路を提供できる。又、本発明によれ
ば、前記一定の電圧値と、前記電源電圧の約1/2の電
圧値が温度特性がよいとともに低ノイズとすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源電圧発生回路を示す回路図であ
る。
【図2】従来の電源電圧発生回路を示す回路図である。
【図3】図1の説明に供するための特性図である。
【図4】本発明の別の電源電圧発生回路を示す回路図で
ある。
【符号の説明】 (10) 第1電源回路 (11) 第1抵抗 (12) コンデンサ (14) 第2抵抗 (15) 第3抵抗 (16) 第4抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05F 1/445,1/56 G05F 1/613,1/618 H04N 5/782 - 5/783

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1又は第2の電源電圧を発生する第1
    電源回路と、 該第1電源回路の出力電圧が一端に印加される第1抵抗
    と、 該第1抵抗の他端と直列に接続されたコンデンサと、 該コンデンサの出力電圧を発生する出力回路と、 前記第1抵抗の他端と直列に接続された第2抵抗と、前記第1抵抗の前記他端と直列に接続された第3抵抗
    と、 該第3抵抗の他端と直列に接続された第4抵抗と、 前記第1電源回路の出力電圧と固定電圧とを比較するコ
    ンパレータと、 該コンパレータの比較出力に応じて前記第2抵抗又は
    記第3及び第4抵抗に電流を流す第1及び第2スイッチ
    と、 を備え、前期コンデンサから第1の出力電圧を、前記第
    1抵抗と前記第2抵抗との間から第2の出力電圧を、前
    記第3抵抗と前記第4抵抗との間から第3の出力電圧を
    得るようにしたことを特徴とする電源電圧発生回路。
  2. 【請求項2】 第1又は第2の電源電圧を発生する第1
    電源回路と、 該第1電源回路の出力電圧が一端に印可される第1抵抗
    と、 該第1抵抗の他端と直列に接続されたコンデンサと、 該コンデンサの出力電圧を発生する出力回路と、 前記第1抵抗の他端と直列に接続された第2抵抗と、前記第1抵抗の前記他端と直列に接続された第3抵抗
    と、 該第3抵抗の他端と直列に接続された第4抵抗と 、 前記第2抵抗と直列に接続された第1ダイオードと、前記第3及び第4抵抗 と直列に接続された第2ダイオー
    ドと、 前記第1電源回路の出力電圧と固定電圧とを比較するコ
    ンパレータと、 該コンパレータの比較出力に応じて前記第2抵抗又は前
    第3及び第4抵抗に電流を流す第1及び第2スイッチ
    と、 を備え、前期コンデンサから第1の出力電圧を、前記第
    1抵抗と前記第2抵抗との間から第2の出力電圧を、前
    記第3抵抗と前記第4抵抗との間から第3の出力電圧を
    得るようにしたことを特徴とする電源電圧発生回路。
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