JPH0467366B2 - - Google Patents

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JPH0467366B2
JPH0467366B2 JP23296082A JP23296082A JPH0467366B2 JP H0467366 B2 JPH0467366 B2 JP H0467366B2 JP 23296082 A JP23296082 A JP 23296082A JP 23296082 A JP23296082 A JP 23296082A JP H0467366 B2 JPH0467366 B2 JP H0467366B2
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JP
Japan
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circuit
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resistor
voltage
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JP23296082A
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English (en)
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JPS59125115A (ja
Inventor
Tetsuji Nakazawa
Masatoshi Hasuo
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication of JPH0467366B2 publication Critical patent/JPH0467366B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks

Landscapes

  • Networks Using Active Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、たとえばノイズリダクシヨン回路用
の可変時定数回路に関し、特に低電圧で動作可能
な可変時定数回路に関する。
〔背景技術とその問題点〕
一般のオーデイオカセツトデツキ等に多く使用
されているノイズリダクシヨン回路を、ヘツドホ
ンモニタ形式の携帯用小型テープレコーダ等に組
み込み、音質をさらに向上させることが望まれて
いる。このような携帯用小型テープレコーダ等の
電源としては、たとえば乾電池2本程度が用いら
れており、この電池電源から直接取り出し得る電
圧は3V〜2V程度の低い電圧である。また、ノイ
ズリダクシヨン回路等の電子回路部には通常定電
圧回路等を介した電源電圧が供給され、この定電
圧回路等による電圧降下のため、現実の回路電源
電圧はたとえば1.6V程度の低電圧となつている。
ところが、従来のノイズリダクシヨン回路はたと
えば12V程度の電圧で動作するように設計されて
おり、これを1.6V程度の低電圧で動作させるこ
とは困難である。
ここで、第1図は一般のノイズリダクシヨン回
路の基本的構成を示しており、この第1図におい
て、入力端子1には周波数特性を持たない第1の
信号路2と、可変ハイパスフイルタ3およびリミ
ツタ回路4の直列回路より成る第2の信号路とが
接続され、これら第1、第2の信号路からの出力
は、加算器5で加算されて出力端子6に送られ
る。そして、可変ハイパスフイルタ3とリミツタ
回路4との接続点の信号は、整流回路7、可変時
定数回路8、および非直線変換回路9より成る制
御回路10に送られ、この制御回路10からの出
力が可変ハイパスフイルタ3の制御端子に送られ
る。
このようなノイズリダクシヨン回路に用いられ
る可変時定数回路8としては、たとえば第2図に
示すようなものが知られている。この第2図にお
いて、上記整流回路7の一部に対応するダイオー
ド11からの整流出力が可変時定数回路8の入力
端子12に供給されている。この入力端子12と
端子13との間には抵抗14とコンデンサ15と
の並列回路が挿入接続され、入力端子12と出力
端子16との間には抵抗17とダイオード18と
の並列回路が挿入接続され、出力端子16と端子
13との間にはコンデンサ19が接続されてい
る。
このような可変時定数回路8において、入力端
子12に供給される信号が無信号状態(ゼロレベ
ル)から所定の入力レベルに立上るとき、この立
上り時の入力レベルによる端子12,16間の電
位差がダイオード18のVF(順方向電圧下降)よ
り低い場合には、ダイオード18の抵抗値が極め
て高く抵抗17の抵抗値が支配的であり、時定数
が大(長いアタツクタイム)となる。また、上記
立上り時の入力レベルが高く、上記端子間電位差
が上記VF程度あるいはVF以上となる場合には、
ダイオード18の抵抗値が小さく、抵抗17とダ
イオード18との並列抵抗値あるいは略ゼロに近
い抵抗値となるから、時定数が小さく(短かいア
タツクタイム)となる。この信号立上り時の入力
レベルとアタツクタイムとの関係を第3図に示
す。この第3図からも明らかなように、入力信号
立上りレベルが極めて低い−40dB程度ではアタ
ツクタイムは約100msと長く、立上りレベルが
大きくなるに従つてアタツクタイムは短かくな
り、0dB近傍以上ではダイオード18が略オンし
て抵抗値がゼロに近くなり、アタツクタイムは略
一定の小さな値、たとえば1msに収束する。
このような従来の可変時定数回路は、前述のよ
うにたとえば12V程度の電源電圧で動作するよう
に設計されており、入力端子12に入力される整
流信号の最大振幅値が約4V程度となつている。
そこで、前述の1.6Vの回路電源に適用させるた
めには、可変時定数回路への入力最大振幅値が約
1V程度で動作可能にする必要がある。また、ダ
イオード18のVFは半導体材料に応じて定まる
固有値を有しており、一般に用いられるシリコン
ダイオードでは約0.7V程度であるが、これを見
かけ上約175mV程度に縮小する必要がある。こ
のとき、温度特性も同様に縮小する必要がある。
ここで、上記シリコンダイオードの代わりに、ゲ
ルマニウムダイオードやシヨツトキバリアダイオ
ードを使用することも考えられるが、ダイオード
の電圧−電流特性がかなり異なつており、また制
御電圧が限定される等の欠点があり、実現は困難
である。
〔発明の目的〕
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであ
り、低電圧で動作するノイズリダクシヨン回路に
用いることができ、入力信号の振幅値が小さくと
も、性能を低下させることなく、従来公知の標準
的な可変時定数回路の規格を(動作レベルの縮小
を除き)そのまま実現できるような可変時定数回
路の提供を目的とする。
〔発明の概要〕
このような目的を達成するために、本発明に係
る可変時定数回路は、入力端子に供給される電流
入力信号に比例した、たとえばそれぞれ等しい電
流値の第1、第2の電流出力信号を出力するカレ
ントミラー回路と、このカレントミラー回路から
の上記第1の電流出力信号が供給される第1の抵
抗および第1の基準電圧源の直列回路と、上記カ
レントミラー回路からの上記第2の電流出力信号
が供給される第2の抵抗および第2の基準電圧源
の直列回路と、上記第1、第2の抵抗の各端子電
圧がそれぞれ供給される第1、第2のPN接合素
子と、これらの第1、第2のPN接合素子からの
各出力によりそれぞれ動作状態となる第1、第2
の時定数回路と、これらの第1、第2の時定数回
路からの出力が取り出される出力端子とを備えて
成り、たとえば上記第1、第2の基準電圧源の電
圧値を互いに異ならせることにより上記電流入力
信号の互いに異なるレベルで上記第1、第2の時
定数回路が動作するようにしている。
〔実施例〕
先ず、本発明に係る可変時定数回路は、前述の
第1図に示すノイズリダクシヨン回路中の整流回
路7の一部をも含むものであり、可変ハイパスフ
イルタ3からの出力を少なくとも電流信号に変換
して本発明の可変時定数回路に供給するようにし
ている。
すなわち、第4図に示す本発明の一実施例にお
いて、入力端子21には上記可変ハイパスフイル
タ3からの出力を、たとえば両波整流した電流入
力信号が供給される。カレントミラー回路22
は、入力端子21に供給される電流入力信号に比
例した電流値、たとえば互いに等しい電流値の第
1、第2の電流出力信号を出力する。このカレン
トミラー回路22は、たとえば入力端子21に対
して、カソードが接続されたダイオード23、各
ベースが接続されたPNP型トランジスタ24,
25を有し、ダイオード23のアノード側の抵抗
26および各トランジスタ24,25の各エミツ
タ側の抵抗27,28の各抵抗値を互いに等しく
設定することにより、入力端子21の電流入力信
号とそれぞれ等しい電流値の第1、第2の電流出
力信号を各トランジスタ24,25の各コレクタ
よりそれぞれ得ている。これらのトランジスタ2
4,25の各コレクタは、第1、第2の抵抗3
1,32のそれぞれ一端に接続されている。これ
らの接続点をそれぞれP,Qとする。第1の抵抗
31の他端には第1の基準電圧E1を発生する電
圧源が、第2の抵抗32の他端には第2の基準電
圧E2を発生する電圧源が、それぞれ接続されて
いる。第1の基準電圧源は、たとえば定電流源3
3、トランジスタ34、および抵抗35により構
成され、第2の基準電圧源も同様に、たとえば定
電流源36、トランジスタ37、および抵抗38
により構成されている。そして、各定電流源3
3,36の電流値を互いに等しくたとえば50μA
程度に設定する場合には、各抵抗35,38をそ
れぞれたとえば2.8kΩ、5.4kΩに選んで、上記第
1の基準電圧E1を550mV、上記第2の基準電圧
E2を430mVとしている。
次に、トランジスタ24のコレクタと抵抗31
の一端との接続点Pは、第1のPN接合素子であ
るトランジスタ41のベースに接続され、トラン
ジスタ25のコレクタと抵抗32の一端との接続
点Qは、第2のPN接合素子であるトランジスタ
42のベースに接続されている。トランジスタ4
1のエミツタは抵抗43を介し時定数回路50の
第1の入力端51に、また、トランジスタ42の
エミツタは抵抗44を介し時定数回路50の第2
の入力端52に、それぞれ接続されている。時定
数回路50は、第1の入力端子51と端子53と
の間に、抵抗54とコンデンサ55との並列回路
が挿入接続され、第1の入力端子51と第2の入
力端52との間に抵抗57が接続され、第2の入
力端52と端子53との間にコンデンサ58が接
続されて成り、第2の入力端52を時定数回路5
0の出力端子56としている。
以上の構成を有する可変時定数回路において、
入力端子21に供給される入力信号の電流値と等
しい電流出力信号が各抵抗31,32にそれぞれ
供給されるが、各抵抗31,32の他端の電圧
E1,E2がそれぞれたとえば550mV、430mVの
ように互いに異なつて設定されているため、各接
続点P,Qの電圧は互いに異なつて現われる。す
なわち、入力信号の立上りが小さいレベル範囲で
行なわれる場合には、第1のトランジスタ41の
みが動作し、時定数回路50の第1の入力端51
にのみ信号が供給され、出力端子56からの出力
信号の立上り時定数(アタツクタイム)は大きく
(長く)現われる。これに対し、入力信号の立上
りレベルが大きく、接続点Qにたとえばトランジ
スタ42を動作させ得るような電圧が発生する場
合には、第1、第2のトランジスタ41,42が
共に動作し、時定数回路50の第1、第2の入力
端51,52の双方に信号が供給されることによ
つて、出力端子56からの出力信号の立上り時定
数(アタツクタイム)は小さく(短かく)現われ
る。
したがつて、信号立上り時の入力レベルが低い
場合には、時定数回路50の第1の入力端51に
信号が供給されることにより小さい第1の立上り
時定数(アタツクタイム)が得られ、信号立上り
時の入力レベルが高い場合には、時定数回路50
の第1、第2の入力端51,52の双方に信号が
供給されることにより大きい第2の立上り時定数
が得られる。
ここで抵抗43,44は、信号立上り時のコン
デンサ充電抵抗としても作用するから、上記第
1、第2の立上り時定数、および非直線部分の傾
きを決定する要素となり、時定数回路の一部とみ
ることもできる。
このような可変時定数回路の時定数を変化させ
る制御電圧に対応した非直線闘値電圧(従来例の
ダイオード18のVFに相当)は、結果的に上記
第1、第2の基準電圧の差E1−E2として現われ、
本実施例ではたとえば120mV程度となる。ここ
で、各電圧E1,E2は、それぞれトランジスタ3
4,37のVBE(ベース・エミツタ間電圧)の関
数であるから、それぞれトランジスタ41,42
の温度特性を補償でき、たとえばトランジスタ3
4,37を流れる電流が一定であれば温度特性を
略完全に補償できる。また、電圧・電流特性はシ
リコンダイオードの電圧・電流特性によく近似し
ているため、全入力レベル範囲にて従来回路の特
性を良好に近似することができる。
ここで、たとえば従来の第2図に示す可変時定
数回路のダイオード18にゲルマニウムダイオー
ドやシヨツトキバリアダイオード等を用いた場合
を考慮すると、上記制御電圧の闘値は0.2V〜
0.1V程度と低下させ得るが、半導体素子固有の
電圧値に限定され、温度特性についてはシリコン
と同程度のたとえば2mV/℃であるため、結果
的に信号電圧に対する温度特性が3〜7倍悪化す
ることになり、さらに、電圧・電流特性がシリコ
ンダイオードと異なるため、標準的なノイズリダ
クシヨン回路用可変時定数回路の規格に合わない
部分が発生する。
本発明の実施例によれば、これらの欠点をすべ
て解消でき、低電圧で入力レベルの小さな可変時
定数回路を高性能に実現できる。
〔発明の効果〕 以上の説明からも明らかなように、本発明に係
る可変時定数回路によれば、低電圧動作が可能と
なるのみならず、上記第1、第2の基準電圧の設
定に応じて時定数可変のための制御電圧の闘値
(従来のダイオードのVFに相当)を自由に設定す
ることができ、温度特性が良好であり、全入力レ
ベル範囲にてシリコンダイオードの電流・電圧特
性に極めて近似した特性を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の可変時定数回路が用いられる
ノイズリダクシヨン回路の一例を示すブロツク回
路図、第2図は従来の可変時定数回路の一例を示
す回路図、第3図は可変時定数回路の入力レベル
に対するアタツクタイムの関係を示すグラフ、第
4図は本発明の一実施例を示す回路図である。 21……入力端子、22……カレントミラー回
路、31……第1の抵抗、32……第2の抵抗、
E1……第1の基準電圧、E2……第2の基準電圧、
41,42……トランジスタ、50……時定数回
路、56……出力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力端子に供給される電流入力信号にそれぞ
    れ比例した電流値の第1、第2の電流出力信号を
    出力するカレントミラー回路と、このカレントミ
    ラー回路からの上記第1の電流出力信号が供給さ
    れる第1の抵抗および第1の基準電圧源の直列回
    路と、上記カレントミラー回路からの上記第2の
    電流出力信号が供給される第2の抵抗および第2
    の基準電圧源の直列回路と、上記第1、第2の抵
    抗の各端子電圧がそれぞれ供給される第1、第2
    のPN接合素子と、これらの第1、第2のPN接
    合素子からの各出力によりそれぞれ動作状態とな
    る第1、第2の時定数回路と、これらの第1、第
    2の時定数回路からの出力が取り出される出力端
    子とを備えて成る可変時定数回路。
JP23296082A 1982-12-30 1982-12-30 可変時定数回路 Granted JPS59125115A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59181811A (ja) * 1983-03-31 1984-10-16 Toshiba Corp 可変抵抗回路
JP2636238B2 (ja) * 1987-05-02 1997-07-30 ソニー株式会社 エクスパンダ回路

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JPS59125115A (ja) 1984-07-19

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