JPH071890Y2 - Avコントロ−ル信号出力端子付映像機器 - Google Patents

Avコントロ−ル信号出力端子付映像機器

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JPH071890Y2
JPH071890Y2 JP1986058929U JP5892986U JPH071890Y2 JP H071890 Y2 JPH071890 Y2 JP H071890Y2 JP 1986058929 U JP1986058929 U JP 1986058929U JP 5892986 U JP5892986 U JP 5892986U JP H071890 Y2 JPH071890 Y2 JP H071890Y2
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JP
Japan
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signal output
control signal
output terminal
pin
video
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JP1986058929U
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JPS62171273U (ja
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▲靖▼幸 永野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、AVコントロール信号出力端子付映像機器に関
する。
(ロ)従来の技術 映像機器間の接続を簡略化するために21ピンコネクタを
使用するものがある。21ピンコネクタに付いては、例え
ば電子技術出版株式会社が1984年7月1日に発行した雑
誌「テレビ技術1984年7月号(通巻391号)」の第26頁
に示されていて、極めて周知のものである。この21ピン
マルチコネクタを備えたテレビジョン受像機は、21ピン
の内の11番ピンにハイレベル信号が入力されるか否か
で、内部信号(内蔵チューナからの映像、音声信号)又
は外部信号(21ピンマルチコネクタにより入力された映
像、音声信号)を選択的に受像管に映し出す。この11番
ピンに入力される信号の様に他の映像機より発せられTV
等の映像機器の入力信号を選択制御する信号をAVコント
ロール信号と言う。
テレビジョン受像機の11番ピンはAVコントロール信号入
力端子として作用する。しかしビデオテープレコーダ
(VTR)の21ピンマルチコネクタの11番ピンはAVコント
ロール信号出力端子として作用する。VTRとテレビジョ
ン受像機を21ピンマルチケーブルで接続する。VTRは再
生動作中に11番ピンよりAVコントロール信号を出力す
る。この時、テレビジョン受像機は11番ピンよりAVコン
トロール信号を入力されて、21ピンコネクタより入力さ
れる映像、音声信号を選択する。
第2図にヨーロッパ向けVTRのAVコントロール信号出力
回路の一般的な一例を示す(尚、ヨーロッパの規格では
AVコントロール信号の入力又は出力のための端子は8番
ピンである)。(a)はAVコントロール信号出力端子で
あり、21ピンの8番ピンである。(b)は再生動作中等
にハイレベル信号が印加される端子である。(Vcc)は
電源端子である。(10)はトランジスタ(Q1)(Q2)等
より成り、ハイレベル信号を8番ピン(a)に供給する
ハイレベル信号出力手段である。尚、この回路でのハイ
レベルは12V〜9.5Vであり、ローレベルはOV〜2Vであ
る。
VTRが再生状態となり、端子(b)にハイレベル信号が
印加されると、トランジスタ(Q1)がオンとなる。電源
電圧を抵抗(R3)(R4)で分割された電圧がトランジス
タ(Q2)のベースに供給されトランジスタ(Q2)がオン
となる。このトランジスタ(Q2)のオンにより8番ピン
(a)にはハイレベル信号が出力される。
ところで、このAVコントロール信号出力回路として第3
図に示す様な回路を備えた映像機器が少数では有るが存
在する。この様な8番ピン(a′)(AVコントロール信
号出力端子)は通常テレビジョン受像機に設けられた8
番ピン(AVコントロール信号入力端子)と接続される。
しかし、8番ピンをAVコントロール信号出力端子とする
映像機器(例えばVTR)同志を接続する場合がある。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 第2図の8番ピン(AVコントロール信号出力端子)を同
じ回路構成の他の映像機器の8番ピンと接続しても大き
な問題は生じない。しかし、第2図の8番ピン(a)
(AVコントロール出力端子)を、第3図の8番ピン
(a′)(AVコントロール信号出力端子)に接続した場
合次の様な問題が生じる。第2図の8番ピン(a)がハ
イレベル信号を出力し、第3図の8番ピンがローレベル
信号を出力した場合、第2図の抵抗(R6)に流れる電流
が増加し、消費電力が増加する。又、抵抗(R6)が発熱
して破壊されることがある。このため、抵抗(R6)の値
を大きくすることも考えられるが、あまり大きくする
と、テレビジョン受像機に接続した時にAVコントロール
ために必要な電流量に足らなくなる。又、抵抗(R6)を
フューズ抵抗とすれば発熱の恐れはなくなるが断線す
る。
このように本考案は、第2図のAVコントロール信号出力
回路の接続相手として第3図に示す様な回路が少数なが
らも世の中に存在することによって生じる問題を解決す
るものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は、AVコントロール信号出力端子にハイレベル信
号を供給するハイレベル信号出力手段と、このAVコント
ロール信号出力端子の電圧がローレベルの時に前記ハイ
レベル信号出力手段の動作を停止せしめる停止手段と
を、備えるAVコントロール信号出力端子付映像機器であ
る。
(ホ)作用 本考案は、AVコントロール信号出力端子がローレベルの
時は、ハイレベル信号出力手段を不作動としているの
で、無駄な電流が流れることはない。
(ヘ)実施例 第1図を参照しつつ本考案の一実施例を説明する。尚、
第1図に於いて、第2図と同一部分には同一符号を付し
た。
(D2)はダイオードである。(R7)は抵抗である。この
抵抗(R7)はC点がダイオード(D2)を介してローレベ
ルとなった時に端子(b)に悪影響が出ない値に選ばれ
ている。抵抗(R1)(R2)の値は、C点がローレベルの
電位となった時にトランジスタ(Q1)がオフとなる値に
選ばれている。
端子(b)にハイレベル信号が印加されるとトランジス
タ(Q1)(Q2)がオンとなり、8番ピン(a)よりハイ
レベル信号を出力する。しかし、この8番ピン(a)が
接続される相手側映像機器の8番ピンがローレベルであ
ると、8番ピン(a)はローレベルとなり、ダイオード
(D2)が導通する。依って、C点がローレベルとなり、
トランジスタ(Q1)はオフとなる。このトランジスタ
(Q1)のオフによりトランジスタ(Q2)もオフとなり、
抵抗(R6)に過電流が流れることはない。
(ト)考案の効果 上記の如く、本考案に依れば、接続相手側のAVコントロ
ール信号出力端子がローレベルに設定されている場合に
生じる消費電力の増加を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図である。 第2図は従来例を示す図、第3図は問題が生ずる接続相
手側の一例を示す図である。 (a)…8番ピン(AVコントロール出力端子)、(10)
…ハイレベル信号出力手段、(D2)…ダイオード(停止
手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を送出する映像信号出力端子と、
    この映像信号を受信側映像機器が選択入力すべくこの受
    信側映像機器を制御するAVコントロール信号を出力する
    AVコントロール出力端子とを、備えるAVコントロール信
    号出力端子付映像機器に於いて、 前記AVコントロール信号出力端子にハイレベル信号を供
    給するハイレベル信号出力手段と、 前記AVコントロール信号出力端子の電圧がローレベル時
    に前記ハイレベル信号出力手段の動作を停止せしめる停
    止手段とを、 備えることを特徴とするAVコントロール信号出力端子付
    映像機器。
JP1986058929U 1986-04-18 1986-04-18 Avコントロ−ル信号出力端子付映像機器 Expired - Lifetime JPH071890Y2 (ja)

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JPS62171273U JPS62171273U (ja) 1987-10-30
JPH071890Y2 true JPH071890Y2 (ja) 1995-01-18

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