JP3280929B2 - プリペイドカードシステム、読書装置及び中継装置 - Google Patents

プリペイドカードシステム、読書装置及び中継装置

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JP3280929B2
JP3280929B2 JP4568599A JP4568599A JP3280929B2 JP 3280929 B2 JP3280929 B2 JP 3280929B2 JP 4568599 A JP4568599 A JP 4568599A JP 4568599 A JP4568599 A JP 4568599A JP 3280929 B2 JP3280929 B2 JP 3280929B2
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俊夫 黒井
隆之 鎌田
仁 長谷川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不正カードの使用
を防止するプリペイドカードシステム、読書装置及び中
継装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金銭的価値を有する金額情報を記憶する
プリペイドカードを、遊技媒体等の貸出の対価の支払い
等に用いるプリペイドカードシステムが実現されてい
る。このプリペイドカードシステムでは、例えば、プリ
ペイドカードを処理するための読書装置、各読書装置と
光通信等で接続されている中継装置等が各店舗に設置さ
れている。
【0003】読書装置は、挿入されたプリペイドカード
について所定のチェックを行い、チェックの結果、該カ
ードが正常なカードであればその使用を許可し、エラー
が検出された場合等には、エラーの検出を光通信等を介
して中継装置に通知する。中継装置は、店舗内の読書装
置を制御・管理するための装置であり、例えば各読書装
置1に対して、発生したエラーの情報等を所定のタイミ
ングで要求し、読書装置からのエラーの検出を示す通知
を受信した場合には、エラーメッセージの表示、さらな
る上位装置であるセンタへの通知等の所定のエラー処理
を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなシステム
では、店舗内の読書装置と中継装置とは光通信により接
続されているため、例えば不正者が読書装置で不正カー
ドを使用をする間、該読書装置と中継装置との間の光通
信を故意に遮断して、不正カードの使用によるエラー発
生を中継装置に通知させないようにする不正行為がなさ
れる虞がある。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、読書装置でエラーが検出された場合に、その読
書装置が中継装置と通信断の状態であっても、エラー発
生を確実に中継装置に送信できるプリペイドカードシス
テム、読書装置及び中継装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係るプリペイドカードシステ
ムは、金銭的価値を有する金額情報を含む所定情報を記
憶するプリペイドカードを消費金額に応じて処理する読
書装置と、店舗内の各前記読書装置と無線通信により接
続されている中継装置と、を備え、前記読書装置は複数
台毎にグループ分けされ、同一グループに属する各前記
読書装置は有線で接続されるプリペイドカードシステム
であって、前記読書装置は、該読書装置を識別するため
の識別情報を記憶する手段と、前記プリペイドカードを
受け付ける手段と、受け付けた前記プリペイドカードに
ついて所定のチェックを行う手段と、前記所定のチェッ
クにおいてエラーを検出し、該読書装置と前記中継装置
との間が通信断状態である場合、前記識別情報を含むエ
ラー信号を、該読書装置と同一グループに属する他の前
記読書装置に送信するエラー信号送信手段と、他の前記
読書装置における前記エラー信号送信手段から前記エラ
ー信号を受信した場合、該エラー信号が示す前記識別情
報を前記中継装置に送信する識別情報送信手段と、を備
え、前記中継装置は、前記読書装置の前記識別情報送信
手段から前記識別情報を受信し、該識別情報が付与され
ている前記読書装置との通信状態を判別する判別手段
と、前記判別手段により、該中継装置と前記読書装置と
の間が通信断状態であると判別された場合、所定のエラ
ー表示を行い、エラーが発生した前記読書装置が通信断
状態にあることを示す通知を上位装置に送信する制御手
段と、を備える。
【0007】このような構成によれば、読書装置におい
て、セットされたプリペイドカードの処理時にエラーが
発生し、該読書装置と中継装置との間が通信断状態であ
る場合には、該読書装置は、同一グループの他の読書装
置に自己の識別情報(アドレス等)を含むエラー信号を
送信する。同一グループの読書装置からエラー信号を受
信した他の読書装置は、そのエラー信号に含まれる識別
情報を中継装置に送信して、エラーの発生を通知する。
これにより、例えば、不正者が読書装置において不正カ
ードを使用するために、該読書装置と中継装置との間の
無線通信を遮断しても、その読書装置が有線で接続され
ている同一グループの他の読書装置を介して、エラーの
発生を中継装置に通知する。よって、読書装置で発生し
たエラーを確実に中継装置に通知することができる。
【0008】前記中継装置は、前記判別手段により、エ
ラーが発生した前記読書装置が通信断状態にあると判別
されてから所定時間が経過した後、前記読書装置との通
信状態を再度判別する通信判別手段と、前記通信判別手
段により、該中継装置と前記読書装置との間が通信断状
態であると判別された場合、前記制御手段により通知し
た前記読書装置が、前記判別手段による判別から所定時
間経過後においても通信断状態にあることを示す異常通
知を前記上位装置に送信する手段と、をさらに備えても
よい。
【0009】また、本発明の第2の観点に係る読書装置
は、金銭的価値を有する金額情報を含む所定情報を記憶
するプリペイドカードを消費金額に応じて処理する読書
装置と、店舗内の各前記読書装置と無線通信により接続
されている中継装置とを備え、前記読書装置は複数台毎
にグループ分けされ、同一グループに属する各前記読書
装置は有線で接続されているシステムにおける前記読書
装置であって、当該読書装置を識別するための識別情報
を記憶する手段と、前記プリペイドカードを受け付ける
手段と、受け付けた前記プリペイドカードについて所定
のチェックを行う手段と、前記所定のチェックにおいて
エラーを検出し、当該読書装置と前記中継装置との間が
通信断状態である場合、前記識別情報を含むエラー信号
を、当該読書装置と同一グループに属する他の前記読書
装置に送信するエラー信号送信手段と、他の前記読書装
置における前記エラー信号送信手段から前記エラー信号
を受信した場合、該エラー信号が示す前記識別情報を前
記中継装置に送信する識別情報送信手段とを備える。
【0010】また、本発明の第3の観点に係る中継装置
は、金銭的価値を有する金額情報を含む所定情報を記憶
するプリペイドカードを消費金額に応じて処理する読書
装置と、店舗内の各前記読書装置と無線通信により接続
されている中継装置と、を備え、前記読書装置は複数台
毎にグループ分けされ、同一グループに属する各前記読
書装置は有線で接続されるシステムにおける前記中継装
置であって、プリペイドカードの処理時においてエラー
が発生した読書装置に有線で接続されている読書装置か
ら、前記エラーが発生した読書装置を示す識別情報を受
信する受信手段と、当該中継装置と、前記受信手段によ
り受信した前記識別情報が示す前記読書装置と、の通信
状態を判別する判別手段と、前記判別手段により、当該
中継装置と前記エラーが発生した読書装置との間が通信
断状態であると判別された場合、所定のエラー表示を行
い、前記エラーが発生した読書装置が通信断状態にある
ことを示す通知を上位装置に送信する制御手段と、を備
える。
【0011】当該中継装置は、前記判別手段により、前
記エラーが発生した読書装置が通信断状態にあると判別
されてから所定時間が経過した後、前記読書装置との通
信状態を再度判別する通信判別手段と、前記通信判別手
段により、当該中継装置と前記読書装置との間が通信断
状態であると判別された場合、前記制御手段により通知
した前記読書装置が、前記判別手段による判別から所定
時間経過後においても通信断状態にあることを示す異常
通知を前記上位装置に送信する手段と、をさらに備えて
もよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
プリペイドカードシステムについて、図面を参照して説
明する。このプリペイドカードシステムは、例えば、遊
技機において使用される遊技媒体の貸出の対価の支払処
理をプリペイドカードを用いて行うシステムであり、図
1に示すように、読書装置1、中継装置3、センタ5等
を備える。センタ5は、カード発行元に設置されてお
り、中継装置3及び読書装置1は、各店舗に設置されて
いる。各店舗の中継装置3とセンタ5とは例えば専用
線、公衆回線等により接続され、店舗内の中継装置3と
読書装置1とは光通信により接続される。また、各店舗
では、複数台の読書装置1がグループ(群)を構成して
おり、各読書装置1はグループ毎に有線により接続され
る。
【0013】本システムにおいて使用されるプリペイド
カード6は、図2に示すように、カードID、券面額を
示す券面額情報、残高を示す残高情報等を記憶するカー
ド情報記憶部Aを有する。
【0014】読書装置1は、例えば遊技媒体の貸出等を
行う物販機(図示せず)に接続されており、物販機が利
用者に貸し出した遊技媒体の対価に応じて、プリペイド
カード6に記憶されている残高情報等を更新するための
装置である。読書装置1は、図3に示すように、データ
読書部11と、制御部13と、記憶部15と、通信部1
7と、を備える。データ読書部11は、制御部13から
の指示に従って、プリペイドカード6におけるデータの
読み取り/書き込み等を行う。
【0015】制御部13は、該読書装置1に挿入された
プリペイドカード6について所定のチェックを行い、該
プリペイドカード6が適正なカードであるか否かをチェ
ックする。所定のチェックは、残高が券面額以下である
か否か、カードIDが不正なカードIDと一致するか等
のチェック、物理チェック、論理チェック等を含む。チ
ェック結果が正常である場合、制御部13は、該プリペ
イドカード6の使用を許可し、例えば、図示せぬ物販機
からの消費通知等に応じて、カード情報記憶部Aにおけ
る残高情報等を、データ読書部11を介して更新する。
また、チェック結果がエラーを示す場合、制御部13
は、中継装置3から所定のタイミングで送信されて来る
情報要求に応じて、エラーが発生したことを示すエラー
通知を自己のアドレスとともに送信する。なお、この
際、該読書装置1と中継装置3との間が通信断状態であ
る場合、制御部13は、該読書装置1と同グループに属
する他の複数の読書装置1に、自己のアドレスと、エラ
ー発生時間と、含むエラー信号を送信する。
【0016】また、制御部13は、同グループに属する
他の読書装置1から上記エラー信号を受信した場合に
は、記憶部15に該エラー信号を記憶するとともに、中
継装置3からの情報要求に応じて、該エラー信号に含ま
れていたアドレスをエラーアドレス情報として中継装置
3に送信する。また、制御部13は、消費金額に応じて
プリペイドカード6に記憶されている残高情報等を更新
する際、消費金額、カード使用日時等の情報を含む売上
情報を生成し、記憶部15に蓄積して記憶するととも
に、所定のタイミング(中継装置3から売上情報の要求
信号を受信した時等)で中継装置3に送信する。
【0017】記憶部15は、該読書装置1に付与されて
いるアドレス、同グループの他の読書装置1から受信し
たエラー信号、プリペイドカード6の使用に伴う売上情
報等を記憶する。通信部17は、該読書装置1と中継装
置3との間の光通信と、同グループの他の読書装置1と
の有線を介した通信と、を制御する。なお、同グループ
における読書装置1間の通信方式は、相手からの要求を
待たずに、送信対象のデータの発生に応じて自発的にデ
ータを送信できるコンテンション方式を採用する。
【0018】中継装置3は、店舗内の読書装置1を制御
・管理するための装置であり、図4に示すように、制御
部31と、表示部33と、記憶部35と、通信部37
と、を備える。制御部31は、店舗内の各読書装置1に
所定のタイミングで情報要求を送信し、これに応じて各
読書装置1から送信されて来るエラー通知等を収集す
る。この際、読書装置1からエラーアドレス情報を受信
した場合、制御部31は、該エラーアドレス情報が示す
アドレスが付与されている読書装置1に対して所定信号
を送信する等して、該読書装置1との通信が可能である
か否かをチェックする。このチェックにおいて、読書装
置1が通信断状態であると判別した場合、制御部31
は、該読書装置1において不正行為がなされている可能
性があるとして、表示部33に所定のエラーメッセージ
を表示するとともに、所定のエラーコマンドをセンタ5
に送信する。
【0019】また、制御部31は、エラーアドレス情報
に基づき、読書装置1との通信が可能であるか否かをチ
ェックしてから所定時間の経過後、該当する読書装置1
との通信が可能であるか否かを再度チェックし、このと
きも該読書装置1が通信断状態である場合には、例えば
店舗ぐるみの不正行為がなされている可能性があるとし
て、センタ5に異常通知コマンドを送信する。
【0020】なお、ある読書装置1においてエラーが発
生し、該読書装置1が通信断状態である場合、中継装置
3は、該読書装置1と同グループにおける他の複数の読
書装置1から複数のエラーアドレス情報を受信するが、
これらの内容は同一であるため、この場合には最初に受
信したエラーアドレス情報以外の通知は読み捨てる。
【0021】また、制御部31は、売上情報を要求する
売上情報要求を所定のタイミングで各読書装置1に送信
し、これに応じて各読書装置1から送信されてくる売上
情報を収集して管理し、所定のタイミングでセンタ5に
送信する。
【0022】表示部33は、制御部31による指示に従
って、所定のエラーメッセージを表示する。記憶部35
は、各読書装置1から受信したエラーアドレス情報、各
読書装置1から収集した売上情報等を記憶する。通信部
37は、該中継装置3と各読書装置1との間の光通信
と、該中継装置3とセンタ5との間の通信と、を制御す
る。
【0023】センタ5は、本システム全体を制御するた
めのコンピュータ等から構成され、各店舗の中継装置3
から受信した売上情報等を記憶管理する。
【0024】本システムは、店舗内の読書装置1を複数
台からなるグループに分け、同グループにおける各読書
装置1を有線で接続し、いずれかの読書装置1が中継装
置3との間で通信断状態となり、その後不正カードの使
用等によるエラーが発生した場合に、該読書装置1が同
グループの他の読書装置1にエラー発生を示すエラー信
号を送信し、このエラー信号を受信した他の読書装置1
が中継装置3にエラーが発生した読書装置1のアドレス
を通知することにより、いずれかの読書装置1において
発生したエラーを確実に中継装置3に知らせることので
きるシステムである。以下、本システムにおける特徴部
分である読書装置1と中継装置3の動作について説明す
る。
【0025】まず、読書装置1が外部から挿入されたプ
リペイドカード6を処理するカード読書処理について図
5のフローチャートを参照して説明する。読書装置1
は、外部から挿入されたプリペイドカード6を内部に取
り込み(ステップS1)、該カードに記憶されているデ
ータをデータ読書部11を介して読み出し、読み出した
データ等に基づく所定のチェックを行う(ステップS
2)。このチェックにおいて、エラーが検出された場
合、検出したエラーについての情報を記憶するととも
に、エラー内容に応じた所定のエラー処理(例えば、不
正カードを検出した場合には該カードを内部に取り込む
等)を行い(ステップS3、S4)、該読書装置1が中
継装置3と通信可能な状態であるか否かを判別する(ス
テップS5)。
【0026】ステップS5において、中継装置3との通
信状態が正常であると判別された場合、読書装置1は、
中継装置3からの情報要求に応じて、エラーが発生した
ことを示すエラー通知を通信部17を介して中継装置3
に送信して(ステップS6)、本処理を終了する。
【0027】また、ステップS5において、中継装置3
との間が通信断状態であると判別された場合、読書装置
1は、該読書装置1と同グループに属し、有線を介して
接続されている他の読書装置1に、自己のアドレスと、
エラー発生時間と、を含むエラー信号を通信部17を介
して送信して(ステップS7)、本処理を終了する。こ
のようにして、プリペイドカード6がセットされた読書
装置1においてエラーが検出され、該読書装置1が中継
装置3と通信断の状態にある場合には、該読書装置1と
同グループの読書装置1に、エラーが発生した読書装置
1のアドレス、エラー発生時刻、等の情報がエラー信号
として送信される。
【0028】また、ステップS3において、チェック結
果が正常であると判別された場合、読書装置1は、例え
ば図示せぬ物販機からの消費通知等に応じて、プリペイ
ドカード6から読み出した残高情報を更新する消費処理
を行い(ステップS8)、外部からのプリペイドカード
6の排出指示等に応じて、プリペイドカード6の残高情
報等を更新して排出する(ステップS9)。
【0029】なお、同グループの読書装置1からエラー
信号を受信した読書装置1は、該エラー信号を記憶部1
5に記憶しておき、中継装置3からの情報要求に応じ
て、記憶部15からエラー信号を読み出し、該エラー信
号が示すアドレス等の情報をエラーアドレス情報として
中継装置3に送信する。これにより、いずれかの読書装
置1で発生したエラーを確実に中継装置3に知らせるこ
とができる。
【0030】次に、中継装置3が、店舗内の各読書装置
1に所定のタイミングで情報要求を送信し、これに応じ
て、いずれかの読書装置1からエラーアドレス情報を受
信した場合に、該エラーアドレス情報に基づき、所定の
読書装置1との通信状態をチェックする通信チェック処
理について説明する。中継装置3は、店舗内の読書装置
1からエラーアドレス情報を受信して、記憶するととも
に(ステップS11)、該エラーアドレス情報が示すア
ドレスの読書装置1と該中継装置3とが通信可能な状態
であるか否かを判別する(ステップS12)。
【0031】中継装置3は、ステップS12において、
該当する読書装置1との間が通信可能な状態であると判
別した場合には本処理を終了し、また、該当する読書装
置1との間が通信断状態であると判別した場合には、エ
ラーが発生した読書装置1が中継装置3と通信断状態に
ある旨のエラーメッセージを表示して(ステップS1
3)、該当する読書装置1で不正行為がなされている可
能性があることを知らせるとともに、エラーが発生した
読書装置1が通信断状態であることを示すエラーコマン
ドをセンタ5に送信する(ステップS14)。エラーが
発生した読書装置1と該中継装置3とが通信可能な状態
であるか否かをチェックしてから所定時間の経過後、中
継装置3は、ステップS12で通信状態を判別した読書
装置1について、その通信状態を再度チェックする(ス
テップS15)。
【0032】中継装置3は、ステップS15において、
該当する読書装置1との間が通信可能な状態であると判
別した場合には本処理を終了し、また、該当する読書装
置1との間が通信断状態であると判別した場合には、エ
ラーコマンドにより通知した読書装置1が、初めにチェ
ックしてから所定時間経過後においても通信断状態にあ
ることを示す異常通知コマンドをセンタ5に送信して
(ステップS16)、本処理を終了する。
【0033】このようにして、本システムでは、店舗内
の読書装置1にて発生したエラーを確実に中継装置3に
通知することができ、また、エラーが発生した読書装置
1との間の通信が所定時間遮断されている場合等には、
センタ5においてその異常を検知することができる。
【0034】なお、このプリペイドカードシステムで使
用されるプリペイドカード6は、磁気カード、ICカー
ド等を含み、上記説明におけるプリペイドカード6のカ
ード情報記憶部Aは、磁気カードの場合には磁性材が塗
布された磁気記憶領域等により形成され、ICカードの
場合にはICチップにおけるメモリにより形成される。
【0035】また、このプリペイドカードシステムは、
プリペイドカードを、遊技媒体の貸出等の対価の支払い
に使用するシステムに限定されず、種々の用途に適用可
能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
読書装置において、セットされたプリペイドカード処理
時にエラーが発生し、該読書装置と中継装置との間が通
信断状態である場合には、該読書装置が、同一グループ
の他の読書装置に自己の識別情報(アドレス等)を含む
エラー信号を送信する。同一グループの読書装置からエ
ラー信号を受信した他の読書装置は、そのエラー信号に
含まれる識別情報を中継装置に送信して、エラーの発生
を通知する。これにより、例えば、不正者が読書装置に
おいて不正カードを使用するために、該読書装置と中継
装置との間の無線通信を遮断しても、その読書装置が有
線で接続されている同一グループの他の読書装置を介し
て、エラーの発生を中継装置に通知する。よって、読書
装置で発生したエラーを確実に中継装置に通知すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプリペイドカードシ
ステムの構成を模式的に示す図である。
【図2】図1のプリペイドカードシステムで使用される
プリペイドカードの構造を説明するための図である。
【図3】図1のプリペイドカードシステムで使用される
読書装置の構成を模式的に示すブロック図である。
【図4】図1のプリペイドカードシステムで使用される
中継装置の構成を模式的に示すブロック図である。
【図5】図3の読書装置におけるカード読書処理を説明
するためのフローチャートである。
【図6】図4の中継装置における通信チェック処理を説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 読書装置 3 中継装置 5 センタ 6 プリペイドカード 11 データ記録部 13 制御部 15 記憶部 17 通信部 31 制御部 33 表示部 35 記憶部 37 通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−231449(JP,A) 特開 平5−62060(JP,A) 特開 平5−197870(JP,A) 特開 平6−243333(JP,A) 特開 平10−137419(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 7/08 G06F 17/60 G06K 17/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金銭的価値を有する金額情報を含む所定情
    報を記憶するプリペイドカードを消費金額に応じて処理
    する読書装置と、店舗内の各前記読書装置と無線通信に
    より接続されている中継装置と、を備え、前記読書装置
    は複数台毎にグループ分けされ、同一グループに属する
    各前記読書装置は有線で接続されるプリペイドカードシ
    ステムであって、 前記読書装置は、 該読書装置を識別するための識別情報を記憶する手段
    と、 前記プリペイドカードを受け付ける手段と、 受け付けた前記プリペイドカードについて所定のチェッ
    クを行う手段と、 前記所定のチェックにおいてエラーを検出し、該読書装
    置と前記中継装置との間が通信断状態である場合、前記
    識別情報を含むエラー信号を、該読書装置と同一グルー
    プに属する他の前記読書装置に送信するエラー信号送信
    手段と、 他の前記読書装置における前記エラー信号送信手段から
    前記エラー信号を受信した場合、該エラー信号が示す前
    記識別情報を前記中継装置に送信する識別情報送信手段
    と、を備え、 前記中継装置は、前記読書装置の前記識別情報送信手段
    から前記識別情報を受信し、該識別情報が付与されてい
    る前記読書装置との通信状態を判別する判別手段と、 前記判別手段により、該中継装置と前記読書装置との間
    が通信断状態であると判別された場合、所定のエラー表
    示を行い、エラーが発生した前記読書装置が通信断状態
    にあることを示す通知を上位装置に送信する制御手段
    と、を備える、 ことを特徴とするプリペイドカードシステム。
  2. 【請求項2】前記中継装置は、前記判別手段により、エ
    ラーが発生した前記読書装置が通信断状態にあると判別
    されてから所定時間が経過した後、前記読書装置との通
    信状態を再度判別する通信判別手段と、前記通信判別手
    段により、該中継装置と前記読書装置との間が通信断状
    態であると判別された場合、前記制御手段により通知し
    た前記読書装置が、前記判別手段による判別から所定時
    間経過後においても通信断状態にあることを示す異常通
    知を前記上位装置に送信する手段と、をさらに備える、 ことを特徴とする請求項1に記載のプリペイドカードシ
    ステム。
  3. 【請求項3】金銭的価値を有する金額情報を含む所定情
    報を記憶するプリペイドカードを消費金額に応じて処理
    する読書装置と、店舗内の各前記読書装置と無線通信に
    より接続されている中継装置とを備え、前記読書装置は
    複数台毎にグループ分けされ、同一グループに属する各
    前記読書装置は有線で接続されているシステムにおける
    前記読書装置であって、 当該読書装置を識別するための識別情報を記憶する手段
    と、 前記プリペイドカードを受け付ける手段と、 受け付けた前記プリペイドカードについて所定のチェッ
    クを行う手段と、 前記所定のチェックにおいてエラーを検出し、当該読書
    装置と前記中継装置との間が通信断状態である場合、前
    記識別情報を含むエラー信号を、当該読書装置と同一グ
    ループに属する他の前記読書装置に送信するエラー信号
    送信手段と、 他の前記読書装置における前記エラー信号送信手段から
    前記エラー信号を受信した場合、該エラー信号が示す前
    記識別情報を前記中継装置に送信する識別情報送信手段
    と、 を備えることを特徴とする読書装置。
  4. 【請求項4】金銭的価値を有する金額情報を含む所定情
    報を記憶するプリペイドカードを消費金額に応じて処理
    する読書装置と、店舗内の各前記読書装置と無線通信に
    より接続されている中継装置と、を備え、前記読書装置
    は複数台毎にグループ分けされ、同一グループに属する
    各前記読書装置は有線で接続されるシステムにおける前
    記中継装置であって、プリペイドカードの処理時においてエラーが発生した読
    書装置に有線で接続されている読書装置から、前記エラ
    ーが発生した読書装置を示す識別情報を受信する受信手
    段と、 当該中継装置と、前記受信手段により受信した前記識別
    情報が示す前記読書装置と、の通信状態を判別する判別
    手段と、 前記判別手段により、当該中継装置と前記エラーが発生
    した読書装置との間が通信断状態であると判別された場
    合、所定のエラー表示を行い、前記エラーが発生した読
    書装置が通信断状態にあることを示す通知を上位装置に
    送信する制御手段と、 を備えることを特徴とする中継装置。
  5. 【請求項5】当該中継装置は、 前記判別手段により、前記エラーが発生した読書装置が
    通信断状態にあると判別されてから所定時間が経過した
    後、前記読書装置との通信状態を再度判別する通信判別
    手段と、 前記通信判別手段により、当該中継装置と前記読書装置
    との間が通信断状態であると判別された場合、前記制御
    手段により通知した前記読書装置が、前記判別手段によ
    る判別から所定時間経過後においても通信断状態にある
    ことを示す異常通知を前記上位装置に送信する手段と、 をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の中継
    装置。
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