JP3278338B2 - ポリオレフィン系難燃性粘着テープ - Google Patents
ポリオレフィン系難燃性粘着テープInfo
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- JP3278338B2 JP3278338B2 JP00753296A JP753296A JP3278338B2 JP 3278338 B2 JP3278338 B2 JP 3278338B2 JP 00753296 A JP00753296 A JP 00753296A JP 753296 A JP753296 A JP 753296A JP 3278338 B2 JP3278338 B2 JP 3278338B2
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- Japan
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- polyolefin
- flame
- adhesive tape
- parts
- retardant
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はポリオレフィン系難
燃性粘着テープに関するものである。
燃性粘着テープに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、電気絶縁用または電線結束用難燃
性粘着テープとして、ポリ塩化ビニル（以下、ＰＶＣ）
を基材とするテープがあるが、ＰＶＣは燃焼時に有毒ガ
スを発生する為、代替品として、ポリオレフィン系樹脂
に無機難燃剤を配合した難燃性テープが知られている
（例えば、特開平５−３４５８８２号公報等）。
性粘着テープとして、ポリ塩化ビニル（以下、ＰＶＣ）
を基材とするテープがあるが、ＰＶＣは燃焼時に有毒ガ
スを発生する為、代替品として、ポリオレフィン系樹脂
に無機難燃剤を配合した難燃性テープが知られている
（例えば、特開平５−３４５８８２号公報等）。
【０００３】これらのポリオレフィン系樹脂に難燃剤を
配合した組成物を基材とする粘着テープは、ＰＶＣを基
材とする粘着テープに比べ、破断荷重が劣り、生産時、
糊付け、巻き取り工程において、シートにテンションが
かかるとシート切れが起きたり、破断伸びが大きくテー
プ状態での人手による巻き付け作業や切断作業が行い難
く、しかも巻終わりの基材が伸びて、粘着剤の粘着効果
が低下している為、端末はがれの原因となったり美観を
損ねるという問題があった。
配合した組成物を基材とする粘着テープは、ＰＶＣを基
材とする粘着テープに比べ、破断荷重が劣り、生産時、
糊付け、巻き取り工程において、シートにテンションが
かかるとシート切れが起きたり、破断伸びが大きくテー
プ状態での人手による巻き付け作業や切断作業が行い難
く、しかも巻終わりの基材が伸びて、粘着剤の粘着効果
が低下している為、端末はがれの原因となったり美観を
損ねるという問題があった。
【０００４】これらを解決し、かつ安全上の問題もない
ような強度に優れたポリオレフィン系難燃性粘着テープ
が要望されている。
ような強度に優れたポリオレフィン系難燃性粘着テープ
が要望されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高度の難燃
性を有すると共に燃焼時に有毒ガスなどの発生がなく、
しかも巻付作業性、切断作業性、生産性に優れた電気絶
縁用または電線結束用に使用できるポリオレフィン系難
燃性粘着テープを提供することを課題とする。
性を有すると共に燃焼時に有毒ガスなどの発生がなく、
しかも巻付作業性、切断作業性、生産性に優れた電気絶
縁用または電線結束用に使用できるポリオレフィン系難
燃性粘着テープを提供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリオレフィ
ン系樹脂と難燃剤を主体とするテープ基材に粘着剤を設
けたポリオレフィン系難燃性粘着テープにおいて、ポリ
オレフィン系樹脂１００重量部に対し、酢酸繊維素を１
〜１０重量部配合したことを特徴とするポリオレフィン
系難燃性粘着テープである。
ン系樹脂と難燃剤を主体とするテープ基材に粘着剤を設
けたポリオレフィン系難燃性粘着テープにおいて、ポリ
オレフィン系樹脂１００重量部に対し、酢酸繊維素を１
〜１０重量部配合したことを特徴とするポリオレフィン
系難燃性粘着テープである。
【０００７】本発明は、酢酸繊維素をポリオレフィン系
樹脂に所定量配合することにより有毒ガスの発生がな
く、巻付作業性、切断作業性の優れた難燃性粘着テープ
が得られる。本発明に使用される酢酸繊維素としては、
特に制限はなく従来公知のものが使用される。具体的に
は、通常、重合度が１００〜６００、好ましくは１６０
〜２５０の範囲、繊維素の水酸基への酢酸の結合率（酢
化度）は通常、４０〜６０％、好ましくは５４．０〜５
６．０％である。また、市販の酢酸繊維素としては、ア
セテートテネックス（商品名、テイジン社製）等が挙げ
られる。
樹脂に所定量配合することにより有毒ガスの発生がな
く、巻付作業性、切断作業性の優れた難燃性粘着テープ
が得られる。本発明に使用される酢酸繊維素としては、
特に制限はなく従来公知のものが使用される。具体的に
は、通常、重合度が１００〜６００、好ましくは１６０
〜２５０の範囲、繊維素の水酸基への酢酸の結合率（酢
化度）は通常、４０〜６０％、好ましくは５４．０〜５
６．０％である。また、市販の酢酸繊維素としては、ア
セテートテネックス（商品名、テイジン社製）等が挙げ
られる。
【０００８】酢酸繊維素は、ポリオレフィン系樹脂１０
０重量部に対し、１〜１０重量部、好ましくは３．０〜
１０重量部配合される。酢酸繊維素が１重量部未満であ
るとテープの破断点強度が劣り、破断伸びが大きくな
り、１０重量部を越えると、破断点強度は優れるが伸び
が劣るためにいずれの場合も作業性に劣る。その他、基
材に用いられるポリオレフィン系樹脂、難燃剤、その他
の添加剤は、従来公知のものが使用される。
０重量部に対し、１〜１０重量部、好ましくは３．０〜
１０重量部配合される。酢酸繊維素が１重量部未満であ
るとテープの破断点強度が劣り、破断伸びが大きくな
り、１０重量部を越えると、破断点強度は優れるが伸び
が劣るためにいずれの場合も作業性に劣る。その他、基
材に用いられるポリオレフィン系樹脂、難燃剤、その他
の添加剤は、従来公知のものが使用される。
【０００９】ポリオレフィン系樹脂としては、オレフィ
ン（Ｃn Ｈ2n）の単独重合体の他、オレフィンと共重合
可能なモノマーとの共重合体が挙げられる。該モノマー
としては、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、無水
イタコン酸、およびそれらのエステル体が挙げられる。
本発明において、特に好ましいポリオレフィン系樹脂
は、エチレン−エチルアクリレート共重合体である。
ン（Ｃn Ｈ2n）の単独重合体の他、オレフィンと共重合
可能なモノマーとの共重合体が挙げられる。該モノマー
としては、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、無水
イタコン酸、およびそれらのエステル体が挙げられる。
本発明において、特に好ましいポリオレフィン系樹脂
は、エチレン−エチルアクリレート共重合体である。
【００１０】エチレン−エチルアクリレート共重合体と
しては、重量比でエチレン：エチルアクリレート＝７０
〜９０：１０〜３０、好ましくは８０〜９０：１０〜２
０のものが挙げられる。難燃剤としては、無機化合物が
好ましく、無機金属水和物（例えば、水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム、ドロマイト等）、ホウ酸亜
鉛、メタホウ酸亜鉛、酸化モリブデン、酸化ジルコニウ
ム、酸化スズ、酸化アンチモン、赤リン等が挙げられ、
単独または組み合わせて使用される。中でも水酸化マグ
ネシウムと赤リンとの組合せが好ましい。
しては、重量比でエチレン：エチルアクリレート＝７０
〜９０：１０〜３０、好ましくは８０〜９０：１０〜２
０のものが挙げられる。難燃剤としては、無機化合物が
好ましく、無機金属水和物（例えば、水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム、ドロマイト等）、ホウ酸亜
鉛、メタホウ酸亜鉛、酸化モリブデン、酸化ジルコニウ
ム、酸化スズ、酸化アンチモン、赤リン等が挙げられ、
単独または組み合わせて使用される。中でも水酸化マグ
ネシウムと赤リンとの組合せが好ましい。
【００１１】これら難燃剤は、ポリオレフィン系樹脂１
００重量部に対し、通常、３０〜２００重量部、好まし
くは５０〜１５０重量部用いられる。その他の添加剤と
しては、充填剤、白化防止剤、酸化防止剤、滑剤、顔
料、中和剤、紫外線吸収剤等が挙げられ、これらは、基
材の物性を損なわない範囲で用いられる。
００重量部に対し、通常、３０〜２００重量部、好まし
くは５０〜１５０重量部用いられる。その他の添加剤と
しては、充填剤、白化防止剤、酸化防止剤、滑剤、顔
料、中和剤、紫外線吸収剤等が挙げられ、これらは、基
材の物性を損なわない範囲で用いられる。
【００１２】充填剤としては、例えば、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシ
ウム等が挙げられ、これらは単独または組み合わせてポ
リオレフィン系樹脂１００重量部に対し、０〜１００重
量部用いることができる。白化防止剤としては、オレイ
ン酸アジド、ステアリン酸アミド、シリコン、高級脂肪
酸アミド等が挙げられる。
ム、炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシ
ウム等が挙げられ、これらは単独または組み合わせてポ
リオレフィン系樹脂１００重量部に対し、０〜１００重
量部用いることができる。白化防止剤としては、オレイ
ン酸アジド、ステアリン酸アミド、シリコン、高級脂肪
酸アミド等が挙げられる。
【００１３】本発明の基材は、上記諸成分を所定量配合
し、混練、分散してシート化することにより製造できる
が、その製法は従来公知の手段が適用できる。具体的に
は、上記諸成分を押し出し機で混練、ペレット化し、Ｔ
ダイ成形機により所望の厚さにシート化、必要により延
伸して所望の厚さとし、スリットして基材とすることが
できる。基材の厚さは、テープとして使用できるもので
あれば特に制限はない。
し、混練、分散してシート化することにより製造できる
が、その製法は従来公知の手段が適用できる。具体的に
は、上記諸成分を押し出し機で混練、ペレット化し、Ｔ
ダイ成形機により所望の厚さにシート化、必要により延
伸して所望の厚さとし、スリットして基材とすることが
できる。基材の厚さは、テープとして使用できるもので
あれば特に制限はない。
【００１４】本発明のポリオレフィン系難燃性粘着テー
プは、上記基材に公知の粘着剤を塗布等により担持させ
ることにより製造することができる。粘着剤としては、
通常、天然または合成のゴム系のものが用いられる。具
体的には、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ポリイ
ソブチレン、ＮＢＲ、等が挙げられるが、これらに制限
されるものではない。これらは適宜エマルジョン化され
たものでもよい。
プは、上記基材に公知の粘着剤を塗布等により担持させ
ることにより製造することができる。粘着剤としては、
通常、天然または合成のゴム系のものが用いられる。具
体的には、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ポリイ
ソブチレン、ＮＢＲ、等が挙げられるが、これらに制限
されるものではない。これらは適宜エマルジョン化され
たものでもよい。
【００１５】粘着剤からなる粘着層の厚味はテープとし
て使用できるものであれば特に制限はない。
て使用できるものであれば特に制限はない。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を説明するが、
本発明はこれに限定されるものではない。 実施例１〜５、比較例１〜２ 以下の基材および粘着剤とから基材の厚さが０．１２０
ｍｍ、粘着層の厚さが３０μｍのポリオレフィン系難燃
性粘着テープを得た。 基材 成分 部数（重量部を示す） ポリオレフィン系樹脂 １００部 エチレン−エチルアクリレート共重合体（ＥＥＡ） 難燃剤 水酸化マグネシウム １００部 赤リン １０部 酢酸繊維素 表１記載 粘着剤組成 天然ゴム ５０部 ＳＢＲ ５０部 粘着付与剤（ロジンエステル） ８０部 老化防止剤 ２部 比較例３ 基材として、難燃性ＰＶＣを用いた他は、実施例１と同
じ条件で難燃性粘着テープを作製した。
本発明はこれに限定されるものではない。 実施例１〜５、比較例１〜２ 以下の基材および粘着剤とから基材の厚さが０．１２０
ｍｍ、粘着層の厚さが３０μｍのポリオレフィン系難燃
性粘着テープを得た。 基材 成分 部数（重量部を示す） ポリオレフィン系樹脂 １００部 エチレン−エチルアクリレート共重合体（ＥＥＡ） 難燃剤 水酸化マグネシウム １００部 赤リン １０部 酢酸繊維素 表１記載 粘着剤組成 天然ゴム ５０部 ＳＢＲ ５０部 粘着付与剤（ロジンエステル） ８０部 老化防止剤 ２部 比較例３ 基材として、難燃性ＰＶＣを用いた他は、実施例１と同
じ条件で難燃性粘着テープを作製した。
【００１７】上記得られた試料を以下により評価し、そ
の結果を表１に示した。 評価 破断点強度、破断伸び：ＪＩＳ Ｋ６７６０に準拠し
た。 酸素指数：ＪＩＳ Ｋ７２０１に準拠した。 体積抵抗：ＪＩＳ Ｃ２１１０に準拠した。
の結果を表１に示した。 評価 破断点強度、破断伸び：ＪＩＳ Ｋ６７６０に準拠し
た。 酸素指数：ＪＩＳ Ｋ７２０１に準拠した。 体積抵抗：ＪＩＳ Ｃ２１１０に準拠した。
【００１８】
【表１】
【００１９】表１から酢酸繊維素を含まないポリオレフ
ィン系樹脂および難燃剤を基材とする比較例１では基材
を難燃性ＰＶＣ粘着テープとする比較例３に比べ破断点
強度に劣り、破断伸びが大きいために作業性が悪い。し
かし、比較例３ではＰＶＣに起因する有毒ガスを発生す
る。実施例１〜５では、比較例１の基材に酢酸繊維素を
添加したことにより比較例３の物理特性に近づくため作
業性がよい。酢酸繊維素を過剰に用いた基材使用の比較
例２では破断点強度に優れるが、伸びに劣るため作業性
が悪い。また、酢酸繊維素を所定量含む基材を使用した
実施例１〜５では酸素指数、体積抵抗の低下もなく、有
毒ガスの発生もないことがわかる。
ィン系樹脂および難燃剤を基材とする比較例１では基材
を難燃性ＰＶＣ粘着テープとする比較例３に比べ破断点
強度に劣り、破断伸びが大きいために作業性が悪い。し
かし、比較例３ではＰＶＣに起因する有毒ガスを発生す
る。実施例１〜５では、比較例１の基材に酢酸繊維素を
添加したことにより比較例３の物理特性に近づくため作
業性がよい。酢酸繊維素を過剰に用いた基材使用の比較
例２では破断点強度に優れるが、伸びに劣るため作業性
が悪い。また、酢酸繊維素を所定量含む基材を使用した
実施例１〜５では酸素指数、体積抵抗の低下もなく、有
毒ガスの発生もないことがわかる。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、高度の難燃性を有すると共に
燃焼時に有毒ガスなどの発生がなく、適度な破断荷重と
破断伸びを有し、巻付作業性、切断作業性に優れたポリ
オレフィン系難燃性粘着テープが生産性良く得られると
いう効果を持つ。この効果を持ったポリオレフィン系難
燃性粘着テープは電気絶縁用または電線結束用に利用す
ることができる。
燃焼時に有毒ガスなどの発生がなく、適度な破断荷重と
破断伸びを有し、巻付作業性、切断作業性に優れたポリ
オレフィン系難燃性粘着テープが生産性良く得られると
いう効果を持つ。この効果を持ったポリオレフィン系難
燃性粘着テープは電気絶縁用または電線結束用に利用す
ることができる。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) C09J 7/02 C08K 3/10 C08L 23/02 H01B 3/44
Claims (1)
- 【請求項１】 ポリオレフィン系樹脂と難燃剤を主体と
するテープ基材に粘着剤を設けたポリオレフィン系難燃
性粘着テープにおいて、ポリオレフィン系樹脂１００重
量部に対し、酢酸繊維素を１〜１０重量部配合したこと
を特徴とするポリオレフィン系難燃性粘着テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00753296A JP3278338B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | ポリオレフィン系難燃性粘着テープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00753296A JP3278338B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | ポリオレフィン系難燃性粘着テープ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09194800A JPH09194800A (ja) | 1997-07-29 |
| JP3278338B2 true JP3278338B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=11668404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00753296A Expired - Fee Related JP3278338B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | ポリオレフィン系難燃性粘着テープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3278338B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3404368B2 (ja) * | 1999-11-04 | 2003-05-06 | 日東電工株式会社 | 粘着テープ |
| JP6788891B2 (ja) * | 2016-11-30 | 2020-11-25 | 共同技研化学株式会社 | 粘着テープ及び粘着テープの製造方法 |
| JP7011820B2 (ja) * | 2018-05-01 | 2022-01-27 | 共同技研化学株式会社 | 粘着テープ及び，粘着テープの製造方法 |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP00753296A patent/JP3278338B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09194800A (ja) | 1997-07-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |