JP2000336328A - ポリオレフィン系難燃性粘着テープ - Google Patents

ポリオレフィン系難燃性粘着テープ

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JP2000336328A
JP2000336328A JP11149172A JP14917299A JP2000336328A JP 2000336328 A JP2000336328 A JP 2000336328A JP 11149172 A JP11149172 A JP 11149172A JP 14917299 A JP14917299 A JP 14917299A JP 2000336328 A JP2000336328 A JP 2000336328A
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flame
adhesive tape
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sensitive adhesive
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English (en)
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Mitsunori Yamauchi
光典 山内
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼時にハロゲン化水素の発生がなく、粘着
剤を使用しなくても十分な粘着力を得、難燃性を向上さ
せる。 【解決手段】 低結晶性のポリプロピレンと非晶性のプ
ロピレンエチレン共重合体との混合物に金属水酸化物と
滑剤を含有せしめ、その他必要に応じて酸化防止剤、難
燃助剤、架橋剤、架橋助剤を適量配合して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オレフィン系樹脂
組成物を用いた粘着テープに係り、特に、燃焼時に塩化
水素のようなハロゲン化水素等の発生がなく、かつ難燃
性を向上させた難燃性粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂組成物として、生産コスト
が低く、単独で難燃性に優れているところから従来より
ポリ塩化ビニル樹脂組成物が多く用いられている。とこ
ろが、このようなポリ塩化ビニル樹脂組成物を用いた従
来の熱可塑性樹脂組成物にあっては、例えば、焼却廃却
処分するために電線・ケーブルを燃焼すると、ポリ塩化
ビニル樹脂組成物から腐食性を有する塩化水素ガスが発
生するという問題点を有している。そこで、近年、ハロ
ゲン化物を用いない絶縁体としてポリエチレン等のオレ
フィン系樹脂組成物を自動車のワイヤハーネス等、高温
を発する箇所の電線・ケーブルの絶縁体に用いる試みが
なされている。しかし、自動車のワイヤハーネス等の自
動車用電線の絶縁体にハロゲン化物でないオレフィン系
樹脂組成物を用いても、自動車用電線等の集束や保護に
用いる粘着テープにハロゲン化物を用いては燃焼時に、
ハロゲン系ガスを発生することになる。そこで、このよ
うな自動車用電線等の集束や保護に用いる粘着テープに
も燃焼時有害なハロゲン系ガスを発生しないノンハロゲ
ン粘着テープが使われ始めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のノン
ハロゲン粘着テープは、フィルム基材に、ベースとして
EEA(エチレンアクリル酸エステル共重合体)、EV
A(エチレン酢酸ビニル共重合体)等を用い、このフィ
ルム基材の難燃剤として水酸化マグネシウム等の無機系
難燃剤が使用されている。そして、このフィルム基材に
塗布する粘着剤としては、ベース樹脂に(天然ゴム/ス
チレンブタジエンゴム)混合系を用い、タッキファイヤ
ー(粘着付与剤)としてテルペン系樹脂、ロジンエステ
ル系樹脂、石油系樹脂(脂肪族系、芳香族系)等を、酸
化防止剤としてフェノール系酸化防止剤を用い、溶剤と
してトルエン等の有機溶剤を配合して構成されている。
このように構成される粘着剤は、コーターによりフィル
ム基材に塗布され、粘着剤中の溶剤は、乾燥炉で揮発除
去するようになっている。
【0004】しかしながら、粘着テープの生産スピード
を極端に下げたり、粘着テープの乾燥温度を上げれば溶
剤を100%揮発除去させることができるが、粘着テー
プの生産スピードを極端に下げたり、粘着テープの乾燥
温度を上げれると生産性が著しく低下するという問題点
があるため、現実には、生産スピードを極端に下げたる
ことや、粘着テープの乾燥温度を上げるということは行
っていないため、従来のノンハロゲン粘着テープは、粘
着剤中に溶剤が残留しており、この溶剤によって粘着テ
ープが燃え易く、難燃性が低いという問題点を有してい
る。さらに、従来の粘着テープにあっては、フィルム加
工時に貼り付ききたり、収縮が起こり加工性が悪いとい
う問題点を有している。
【0005】本発明の目的は、燃焼時にハロゲン化水素
の発生がなく、粘着剤を使用しなくても十分な粘着力を
得られ難燃性を向上させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の難燃性粘着テープは、エチレンア
クリル酸エステル共重合体と非晶性のプロピレンエチレ
ン共重合体との混合物に金属水酸化物と滑剤を含有せし
め、その他必要に応じて酸化防止剤、難燃助剤、架橋
剤、架橋助剤を適量配合して構成したものである。エチ
レンアクリル酸エステル共重合体(EEA)は、外観は
低密度ポリエチレンに似ており、ゴムおよび軟質ビニル
に似たエラストマーの性質をもった樹脂である。金属水
酸化物は、オレフィン系樹脂(EEA、プロピレンエチ
レン共重合体)に用いられる無機系難燃剤で、水酸化マ
グネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム等
がある。この金属水酸化物は、オレフィン系樹脂に配合
することによってオレフィン系樹脂を燃焼し難くさせ、
燃焼した際に燃え殻を炭化させ保形性を持たせる作用を
有している。滑剤は、加工性の向上の役割を果たしたり
成形品の表面外観を向上させる働きを有し、この滑剤の
作用により加工時の貼り付きを低減することができる。
このように構成することにより請求項1に記載の発明に
よると、燃焼時にハロゲン化水素の発生を無くすことが
でき、粘着剤を使用しなくても十分な粘着力を付与する
ことができ、難燃性を向上することができる。
【0007】上記目的を達成するために、請求項2に記
載の難燃性粘着テープは、エチレンアクリル酸エステル
共重合体と非晶性のプロピレンエチレン共重合体との混
合比を、6:4〜2:8にしたものである。エチレンア
クリル酸エステル共重合体(EEA)と非晶性のプロピ
レンエチレン共重合体との混合比を、6:4〜2:8に
したのは、EEAと非晶性のプロピレンエチレン共重合
体との混合比が、6:4を上回りEEAが多く混合され
ると、粘着性が著しく低下して粘着テープとして使用で
きる状態になくなるからで、EEAと非晶性のプロピレ
ンエチレン共重合体との混合比が、2:8を下回りEE
Aが少なく混合されると、粘着性が極端に低下して粘着
テープとして使用できる状態になくなるからである。こ
のように構成することにより請求項2に記載の発明によ
ると、燃焼時にハロゲン化水素の発生を無くすことがで
き、粘着剤を使用しなくても十分な粘着力を付与するこ
とができ、難燃性を向上することができる。
【0008】上記目的を達成するために、請求項3に記
載の難燃性粘着テープは、低結晶性のポリプロピレンと
非晶性のプロピレンエチレン共重合体との混合物に金属
水酸化物と滑剤を含有せしめ、その他必要に応じて酸化
防止剤、難燃助剤、架橋剤、架橋助剤を適量配合して構
成したものである。ポリプロピレンとプロピレンエチレ
ン共重合体との混合物で構成してあるが、ポリプロピレ
ンには低結晶性のものを、プロピレンエチレン共重合体
には非晶性のものを使用する。このように粘着テープの
ベース樹脂として低結晶性のものと非晶性のものの混合
樹脂を使用することで樹脂に接着性・粘着性を付与して
いる。さらに、粘着テープのベース樹脂に低結晶性のも
のを使用してあるため、熱による樹脂の収縮を抑制する
ことができる。また、粘着テープのベース樹脂として低
結晶性のものと非晶性のものの混合樹脂を使用している
ため、金属水酸化物(難燃剤)を高充填しても機械特性
を大きく低下させることがない。このように構成するこ
とにより請求項3に記載の発明によると、燃焼時にハロ
ゲン化水素の発生を無くすことができ、粘着剤を使用し
なくても十分な粘着力を付与することができ、難燃性を
向上することができる。
【0009】上記目的を達成するために、請求項4に記
載の難燃性粘着テープは、低結晶性のポリプロピレンと
非晶性のプロピレンエチレン共重合体との混合物100
重量部に対し、金属水酸化物を60〜12重量部、滑剤
を1〜4重量部配合して構成したものである。金属水酸
化物(無機系難燃剤)の配合量を低結晶性のポリプロピ
レンと非晶性のプロピレンエチレン共重合体との混合物
100重量部に対し60〜120重量部としたのは、金
属水酸化物の配合量を低結晶性のポリプロピレンと非晶
性のプロピレンエチレン共重合体との混合物100重量
部に対し60重量部を下回って配合すると必要な難燃性
を得られないからで、金属水酸化物の配合量を低結晶性
のポリプロピレンと非晶性のプロピレンエチレン共重合
体との混合物100重量部に対し120重量部を超えて
引っ張り強度が低下してしまうからである。また、滑剤
の配合量を低結晶性のポリプロピレンと非晶性のプロピ
レンエチレン共重合体との混合物100重量部に対し1
〜4重量部としたのは、滑剤の配合量を低結晶性のポリ
プロピレンと非晶性のプロピレンエチレン共重合体との
混合物100重量部に対し1重量部より下回って配合し
ても、加工時の貼り付きを防止できないからであり、滑
剤の配合量を低結晶性のポリプロピレンと非晶性のプロ
ピレンエチレン共重合体との混合物100重量部に対し
4重量部を超えて配合すると粘着力が低下してしまうか
らである。このように構成することにより請求項4に記
載の発明によると、燃焼時にハロゲン化水素の発生を無
くすことができ、粘着剤を使用しなくても十分な粘着力
を付与することができ、難燃性を向上することができ
る。
【0010】上記目的を達成するために、請求項5に記
載の難燃性粘着テープは、低結晶性のポリプロピレンと
非晶性のプロピレンエチレン共重合体との混合比を、
6:4〜2:8にしたものである。低結晶性のポリプロ
ピレンと非晶性のプロピレンエチレン共重合体との混合
比を、6:4〜2:8にしたのは、低結晶性のポリプロ
ピレンと非晶性のプロピレンエチレン共重合体との混合
比が、6:4を上回り低結晶性のポリプロピレンが多く
混合されると、粘着性が著しく低下して粘着テープとし
て使用できる状態になくなるからで、低結晶性のポリプ
ロピレンと非晶性のプロピレンエチレン共重合体との混
合比が、2:8を下回り低結晶性のポリプロピレンが少
なく混合されると、引張強度が極端に低下し、フィルム
状に加工するロール加工性か悪くなるからである。この
ように構成することにより請求項5に記載の発明による
と、燃焼時にハロゲン化水素の発生を無くすことがで
き、粘着剤を使用しなくても十分な粘着力を付与するこ
とができ、難燃性を向上することができる。
【0011】上記目的を達成するために、請求項6に記
載の難燃性粘着テープは、金属水酸化物を、水酸化マグ
ネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウムのい
ずれか1種又は2種以上の混合物で構成したものであ
る。
【0012】このように構成することにより請求項6に
記載の発明によると、燃焼時にハロゲン化水素の発生を
無くすことができ、粘着剤を使用しなくても十分な粘着
力を付与することができ、難燃性を向上することができ
る。
【0013】上記目的を達成するために、請求項7に記
載の難燃性粘着テープは、滑剤を、ステアリン酸又はシ
リコーンで構成したものである。このように構成するこ
とにより請求項7に記載の発明によると、燃焼時にハロ
ゲン化水素の発生を無くすことができ、粘着剤を使用し
なくても十分な粘着力を付与することができ、難燃性を
向上することができる。
【0014】上記目的を達成するために、請求項8に記
載の難燃性粘着テープは、酸化防止剤を、ヒンダートフ
ェノール系酸化防止剤又はチオビスフェノール系酸化防
止剤で構成したものである。このように構成することに
より請求項8に記載の発明によると、燃焼時にハロゲン
化水素の発生を無くすことができ、粘着剤を使用しなく
ても十分な粘着力を付与することができ、難燃性を向上
することができる。
【0015】上記目的を達成するために、請求項9に記
載の難燃性粘着テープは、難燃性粘着テープを、カレン
ター加工又はフィルム加工して形成したものである。こ
のように構成することにより請求項8に記載の発明によ
ると、燃焼時にハロゲン化水素の発生を無くすことがで
き、粘着剤を使用しなくても十分な粘着力を付与するこ
とができ、難燃性を向上することができる。
【0016】
【実施例】本発明に係る難燃性粘着テープは、エチレン
アクリル酸エステル共重合体と非晶性のプロピレンエチ
レン共重合体との混合樹脂を、または低結晶性のポリプ
ロピレンと非晶性のプロピレンエチレン共重合体との混
合樹脂をベース樹脂にし、このベース樹脂にカレンダー
加工又はフィルム加工して形成することにより、テープ
そのものに粘着力を備えさせるようにしたものである。
このベース樹脂に金属水酸化物と滑剤を配合して構成
し、その他必要に応じて酸化防止剤、難燃助剤、架橋
剤、架橋助剤等を適量配合するようになっている。
【0017】以下、本発明に係る難燃性粘着テープの具
体的実施例について比較例と比較して説明する。
【0018】実施例1 実施例1は、低結晶性のポリプロピレン(具体的には、
宇部興産株式会社製CAP350)60に対し非晶性の
プロピレンエチレン共重合体(具体的には、宇部興産株
式会社製 UT2315)40の割合で混合したベース
樹脂100重量部に、水酸化マグネシウム(具体的に
は、協和化学株式会社製 キスマ5A)を60重量部、
ステアリン酸(具体的には、旭電化株式会社製 SA−
200)を1重量部、酸化防止剤(具体的には、チバガ
イギー株式会社製 IRGANOX1010)を1重量
部配合したものである。
【0019】実施例2 実施例2は、低結晶性のポリプロピレン(具体的には、
宇部興産株式会社製CAP350)60に対し非晶性の
プロピレンエチレン共重合体(具体的には、宇部興産株
式会社製 UT2315)40の割合で混合したベース
樹脂100重量部に、水酸化マグネシウム(具体的に
は、協和化学株式会社製 キスマ5A)を120重量
部、ステアリン酸(具体的には、旭電化株式会社製 S
A−200)を1重量部、酸化防止剤(具体的には、チ
バガイギー株式会社製 IRGANOX1010)を1
重量部配合したものである。
【0020】実施例3 実施例3は、低結晶性のポリプロピレン(具体的には、
宇部興産株式会社製CAP350)20に対し非晶性の
プロピレンエチレン共重合体(具体的には、宇部興産株
式会社製 UT2315)80の割合で混合したベース
樹脂100重量部に、水酸化マグネシウム(具体的に
は、協和化学株式会社製 キスマ5A)を60重量部、
ステアリン酸(具体的には、旭電化株式会社製 SA−
200)を4重量部、酸化防止剤(具体的には、チバガ
イギー株式会社製 IRGANOX1010)を1重量
部配合したものである。
【0021】実施例4 実施例4は、低結晶性のポリプロピレン(具体的には、
宇部興産株式会社製CAP350)20に対し非晶性の
プロピレンエチレン共重合体(具体的には、宇部興産株
式会社製 UT2315)80の割合で混合したベース
樹脂100重量部に、水酸化マグネシウム(具体的に
は、協和化学株式会社製 キスマ5A)を120重量
部、ステアリン酸(具体的には、旭電化株式会社製 S
A−200)を4重量部、酸化防止剤(具体的には、チ
バガイギー株式会社製 IRGANOX1010)を1
重量部配合したものである。
【0022】実施例5 実施例5は、低結晶性のポリプロピレン(具体的には、
宇部興産株式会社製CAP350)45に対し非晶性の
プロピレンエチレン共重合体(具体的には、宇部興産株
式会社製 UT2315)55の割合で混合したベース
樹脂100重量部に、水酸化マグネシウム(具体的に
は、協和化学株式会社製 キスマ5A)を80重量部、
ステアリン酸(具体的には、旭電化株式会社製 SA−
200)を2重量部、酸化防止剤(具体的には、チバガ
イギー株式会社製 IRGANOX1010)を1重量
部配合したものである。
【0023】実施例6 実施例6は、低結晶性のポリプロピレン(具体的には、
宇部興産株式会社製CAP350)45に対し非晶性の
プロピレンエチレン共重合体(具体的には、宇部興産株
式会社製 UT2315)55の割合で混合したベース
樹脂100重量部に、水酸化マグネシウム(具体的に
は、協和化学株式会社製 キスマ5A)を120重量
部、ステアリン酸(具体的には、旭電化株式会社製 S
A−200)を2重量部、酸化防止剤(具体的には、チ
バガイギー株式会社製 IRGANOX1010)を1
重量部配合したものである。
【0024】比較例1 比較例1は、低結晶性のポリプロピレン(具体的には、
宇部興産株式会社製CAP350)100に対し非晶性
のプロピレンエチレン共重合体(具体的には、宇部興産
株式会社製 UT2315)0の割合で混合したベース
樹脂100重量部に、水酸化マグネシウム(具体的に
は、協和化学株式会社製 キスマ5A)を80重量部、
ステアリン酸(具体的には、旭電化株式会社製 SA−
200)を2重量部、酸化防止剤(具体的には、チバガ
イギー株式会社製 IRGANOX1010)を1重量
部配合したものである。そして、この難燃性粘着テープ
には、ゴム系粘着剤を使用して粘着力を付与してある。
【0025】比較例2 比較例2は、低結晶性のポリプロピレン(具体的には、
宇部興産株式会社製CAP350)0に対し非晶性のプ
ロピレンエチレン共重合体(具体的には、宇部興産株式
会社製 UT2315)100の割合で混合したベース
樹脂100重量部に、水酸化マグネシウム(具体的に
は、協和化学株式会社製 キスマ5A)を80重量部、
ステアリン酸(具体的には、旭電化株式会社製 SA−
200)を4重量部、酸化防止剤(具体的には、チバガ
イギー株式会社製 IRGANOX1010)を1重量
部配合したものである。
【0026】比較例3 比較例3は、エチレンアクリル酸エステル共重合体(E
EA)20に対し非晶性のプロピレンエチレン共重合体
(具体的には、宇部興産株式会社製 UT2315)8
0の割合で混合したベース樹脂100重量部に、水酸化
マグネシウム(具体的には、協和化学株式会社製 キス
マ5A)を80重量部、酸化防止剤(具体的には、チバ
ガイギー株式会社製 IRGANOX1010)を1重
量部配合したものである。
【0027】比較例4 比較例4は、低結晶性のポリプロピレン(具体的には、
宇部興産株式会社製CAP350)50に対し非晶性の
プロピレンエチレン共重合体(具体的には、宇部興産株
式会社製 UT2315)50の割合で混合したベース
樹脂100重量部に、水酸化マグネシウム(具体的に
は、協和化学株式会社製 キスマ5A)を40重量部、
酸化防止剤(具体的には、チバガイギー株式会社製 I
RGANOX1010)を1重量部配合したものであ
る。
【0028】比較例5 比較例5は、低結晶性のポリプロピレン(具体的には、
宇部興産株式会社製CAP350)50に対し非晶性の
プロピレンエチレン共重合体(具体的には、宇部興産株
式会社製 UT2315)50の割合で混合したベース
樹脂100重量部に、水酸化マグネシウム(具体的に
は、協和化学株式会社製 キスマ5A)を130重量
部、ステアリン酸(具体的には、旭電化株式会社製 S
A−200)を5重量部、酸化防止剤(具体的には、チ
バガイギー株式会社製 IRGANOX1010)を1
重量部配合したものである。
【0029】比較例6 比較例6は、エチレンアクリル酸エステル共重合体(E
EA)100重量部に、水酸化マグネシウム(具体的に
は、協和化学株式会社製 キスマ5A)を120重量
部、酸化防止剤(具体的には、チバガイギー株式会社製
IRGANOX1010)を1重量部配合したもので
ある。そして、この難燃性粘着テープには、ゴム系粘着
剤を使用して粘着力を付与してある。
【0030】これらの実施例1〜実施例6の粘着テー
プ、比較例1〜6の粘着テープのそれぞれについて、カ
レンダー加工又はフィルム加工によってそれぞれ粘着テ
ープ試料を作成する。この作成した粘着テープ試料につ
いて、それぞれ引張強さ(MPa)と、難燃性(酸素指
数)、粘着力(N/10mm)、ロール加工性を測定し、
その比較結果が表1、表2に示してある。
【0031】
【表 1】
【表 2】 この表1、表2中の引張強さ(MPa)は、日本工業規
格(JIS)のK6760に基づく引張試験に準拠して
行い、難燃性試験(酸素指数)は、日本工業規格JIS
K7201の酸素指数法による高分子材料の燃焼試験方
法に準拠して行い、粘着力は、日本工業規格JISZ0
237の粘着テープ・粘着シート試験法に準拠して行っ
たものである。
【0032】表1、表2中の引張強さ(MPa)は、ど
の程度の荷重(MPa)で引っ張ったときに引き千切れ
るかを示したもので、一定の強度を有することを目的と
して評価するもので、『10MPa以上』あることを目
標としている。この引張強さ(MPa)を『10MPa
以上』としたのは、引張強さが10MPaを下回るよう
では機械的強度が低く耐久性に欠けるからである。ま
た、酸素指数は、独立して燃焼するために必要な酸素の
量、すなわち難燃性を示す数値を示したもので、数値が
高いほど燃えにくいことを示しており、『23.5以
上』であることを目標としている。この酸素指数を『2
3.5以上』としたのは、酸素指数が23.5を下回る
ようでは難燃性を有しているとはいえないからである。
この酸素指数は、0.1mm厚粘着フィルムを用いて行っ
た。粘着力の結果は、粘着層の粘着力を測定したもの
で、数値が高いほど粘着力が高いことを示しており、
『0.35N/10mm以上』であることを目標としてい
る。この粘着力の目標値を0.35N/10mm以上とし
たのは、粘着力の目標値が0.35N/10mmを下回る
ようでは、粘着テープとしての粘着力が十分でないから
である。ロール加工性は、6インチテストロールで剥が
れ性を確認するもので、『○』が剥がれやすく良好な状
態を、『△』が剥がれ難い状態を、『×』が剥がれない
状態をそれぞれ示している。
【0033】次に、表1,表2に示される成分組成に基
づいて作成された粘着テープ試料行についての試験結果
について検討する。表1に示される実施例1〜実施例6
は、引張強さ(MPa)について実施例1が『17MP
a』、実施例2が『13MPa』、実施例3が『13M
Pa』、実施例4が『11MPa』、実施例5が『15
MPa』、実施例6が『12MPa』といずれも目標値
『10MPa以上』を上回っており、引張強さ(MP
a)が十分にあることを示している。次に、表1に示さ
れる実施例1〜実施例6は、難燃性を示す酸素指数につ
いて実施例1が『23.8』、実施例2が『27.
2』、実施例3が『23.6』、実施例4が『26.
5』、実施例5が『25.3』、実施例6が『27.
0』といずれも目標値『23.5以上』を上回ってお
り、良好な値を示している。また、表1に示される実施
例1〜実施例6は、粘着テープとしての粘着力につい
て、実施例1が『0.63N/10mm』、実施例2が
『0.55N/10mm』、実施例3が『1.86N/1
0mm』、実施例4が『1.28N/10mm』、実施例5
が『1.21N/10mm』、実施例6が『0.86N/
10mm』といずれも目標値『0.35N/10mm以上』
を大きく上回っており、良好な値を示している。さら
に、ロール加工性については、実施例1〜実施例6の全
てが、『○』で良好な状態を示している。
【0034】これら実施例1〜実施例6の各試験結果か
ら、まず、実施例1と実施例2を比較すると、配合成分
で実施例2の方が実施例1より水酸化マグネシウムの配
合量が多いだけで、他の配合組成は同一となっている。
この特性試験結果を見ると、難燃性を示す酸素指数につ
いては実施例1が『23.8』であるのに対し実施例2
が『27.2』と向上しているが、引張強さ(MPa)
については実施例1が『17MPa』であるのに対し実
施例2が『13MPa』と、粘着力についても実施例1
が『0.63N/10mm』であるのに対し実施例2が
『0.55N/10mm』といずれも低下しているのが判
る。また、実施例3と実施例4を比較すると、配合成分
で実施例4の方が実施例3より水酸化マグネシウムの配
合量が多いだけで、他の配合組成は同一となっている。
この特性試験結果を見ると、難燃性を示す酸素指数につ
いては実施例3が『23.6』であるのに対し実施例4
が『26.5』と向上しているが、引張強さ(MPa)
については実施例3が『13MPa』であるのに対し実
施例4が『11MPa』と、粘着力についても実施例3
が『1.86N/10mm』であるのに対し実施例4が
『1.28N/10mm』といずれも低下しているのが判
る。さらに、実施例5と実施例6を比較すると、配合成
分で実施例6の方が実施例5より水酸化マグネシウムの
配合量が多いだけで、他の配合組成は同一となってい
る。この特性試験結果を見ると、難燃性を示す酸素指数
については実施例5が『25.3』であるのに対し実施
例6が『27.0』と向上しているが、引張強さ(MP
a)については実施例5が『15MPa』であるのに対
し実施例6が『12MPa』と、粘着力についても実施
例5が『1.21N/10mm』であるのに対し実施例4
が『0.86N/10mm』といずれも低下しているのが
判る。
【0035】一方、実施例1と実施例3を比較すると、
水酸化マグネシウムの配合量が同じであるが、実施例1
がベース樹脂の低結晶性のポリプロピレンと非晶性のプ
ロピレンエチレン共重合体の混合比率が、6:4である
のに対し、実施例3がベース樹脂の低結晶性のポリプロ
ピレンと非晶性のプロピレンエチレン共重合体の混合比
率が、2:8と異なっており、配合するステアリン酸の
配合量が実施例1が1重量部であるのに対し、実施例3
が4重量部と異なっている。この特性試験結果を見る
と、難燃性を示す酸素指数については実施例1が『2
3.8』であるのに対し実施例3が『23.6』とほと
んど同じ(水酸化マグネシウムの配合量が同じである点
からくる)で、引張強さ(MPa)が実施例1が『17
MPa』であるのに対し実施例3が『13MPa』と低
下し、粘着力については実施例1が『0.63N/10
mm』であるのに対し実施例3が『1.86N/10mm』
と飛躍的向上が見られる。実施例3の引張強さ(MP
a)の低下については、ステアリン酸の配合量が実施例
1よりも多いことに伴うものと考えられ、粘着力の飛躍
的向上は、ベース樹脂の低結晶性のポリプロピレンと非
晶性のプロピレンエチレン共重合体の混合比率によるも
のと考えられる。この比較結果は、実施例2と実施例4
とを比較しても同様のことがいえる。
【0036】このことから水酸化マグネシウムの配合量
を多くすることによって酸素指数の向上が期待でき、低
結晶性のポリプロピレンと非晶性のプロピレンエチレン
共重合体の混合比率でプロピレンエチレン共重合体の割
合を多くすると粘着力が向上することが判る。
【0037】表2に示される比較例1〜比較例6は、引
張強さ(MPa)について比較例1が『21MPa』、
比較例3が『17MPa』、比較例4が『14MP
a』、比較例6が『11MPa』と目標値『10MPa
以上』を上回って、引張強さ(MPa)が十分にあるこ
とを示しているが、比較例2が『6MPa』、比較例5
が『9MPa』といずれも目標値『10MPa以上』を
下回って、引張強さ(MPa)が十分にないことが判
る。次に、表2に示される比較例1〜比較例6は、難燃
性を示す酸素指数について、比較例1が『24.9』、
比較例2が『24.3』、比較例3が『24.3』、比
較例5が『28.1』、比較例6が『27.3』と目標
値『23.5以上』を上回っており、良好な値を示して
いるが比較例4については『21.8』と目標値『2
3.5以上』を達成してないことが分かる。また、表2
に示される比較例1〜比較例6は、粘着テープとしての
粘着力について、比較例2が『2.82N/10mm』、
比較例3が『1.99N/10mm』、比較例4が『1.
17N/10mm』と目標値『0.35N/10mm以上』
を大きく上回っているが、比較例1が『0.10N/1
0mm』、比較例5が『0.33N/10mm』、比較例6
が『0N/10mm』と目標値『0.35N/10mm以
上』を下回っている。また、ロール加工性については、
比較例1、比較例5、比較例6が『○』で良好な状態を
示しているが、比較例2は『△』で剥がれ難く、比較例
3、比較例4は『×』で剥がれない状態となっている。
【0038】これら比較例1〜比較例6の各試験結果か
ら、まず、比較例1の試験結果から、ベース樹脂が低結
晶性のポリプロピレンだけであると粘着力が低くて粘着
テープとして使用できないことが分かる。また、比較例
2の試験結果から、ベース樹脂が非晶性のプロピレンエ
チレン共重合体だけであると引張強さ(MPa)が低く
て粘着テープとして使用できないことが分かる。さら
に、比較例4の試験結果から、ベース樹脂の低結晶性の
ポリプロピレンと非晶性のプロピレンエチレン共重合体
の混合比率が、5:5であっても、水酸化マグネシウム
の配合量が40重量部では難燃性を示す酸素指数が『2
1.8』と目標値『23.5以上』を下回ってしまい、
実施例1,実施例3の試験結果から水酸化マグネシウム
の配合量が60重量部以上必要であることが判る。ま
た、比較例5の試験結果から、ベース樹脂の低結晶性の
ポリプロピレンと非晶性のプロピレンエチレン共重合体
の混合比率が、5:5であっても、水酸化マグネシウム
の配合量が130重量部配合され、ステアリン酸の配合
量が5重量部配合されると引張強さ(MPa)が極端に
低下することが判る。さらに、粘着力についても目標値
『0.35N/10mm以上』より下回ってしまい、実施
例2,実施例4の試験結果から水酸化マグネシウムの配
合量が120重量部が上限であり、ステアリン酸の配合
量が4重量部が上限であることが判る。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0040】請求項1に記載の発明によれば、燃焼時に
ハロゲン化水素の発生を無くすことができ、粘着剤を使
用しなくても十分な粘着力を付与することができ、難燃
性を向上することができる。
【0041】請求項2に記載の発明によれば、燃焼時に
ハロゲン化水素の発生を無くすことができ、粘着剤を使
用しなくても十分な粘着力を付与することができ、難燃
性を向上することができる。
【0042】請求項3に記載の発明によれば、燃焼時に
ハロゲン化水素の発生を無くすことができ、粘着剤を使
用しなくても十分な粘着力を付与することができ、難燃
性を向上することができる。
【0043】請求項4に記載の発明によれば、燃焼時に
ハロゲン化水素の発生を無くすことができ、粘着剤を使
用しなくても十分な粘着力を付与することができ、難燃
性を向上することができる。
【0044】請求項5に記載の発明によれば、燃焼時に
ハロゲン化水素の発生を無くすことができ、粘着剤を使
用しなくても十分な粘着力を付与することができ、難燃
性を向上することができる。
【0045】請求項6に記載の発明によれば、燃焼時に
ハロゲン化水素の発生を無くすことができ、粘着剤を使
用しなくても十分な粘着力を付与することができ、難燃
性を向上することができる。
【0046】請求項7に記載の発明によれば、燃焼時に
ハロゲン化水素の発生を無くすことができ、粘着剤を使
用しなくても十分な粘着力を付与することができ、難燃
性を向上することができる。
【0047】請求項8に記載の発明によれば、燃焼時に
ハロゲン化水素の発生を無くすことができ、粘着剤を使
用しなくても十分な粘着力を付与することができ、難燃
性を向上することができる。
【0048】請求項9に記載の発明によれば、燃焼時に
ハロゲン化水素の発生を無くすことができ、粘着剤を使
用しなくても十分な粘着力を付与することができ、難燃
性を向上することができる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレンアクリル酸エステル共重合体と
    非晶性のプロピレンエチレン共重合体との混合物に金属
    水酸化物と滑剤を含有せしめ、その他必要に応じて酸化
    防止剤、難燃助剤、架橋剤、架橋助剤を適量配合してな
    る難燃性粘着テープ。
  2. 【請求項2】 上記エチレンアクリル酸エステル共重合
    体と非晶性のプロピレンエチレン共重合体との混合比
    は、6:4〜2:8である請求項1に記載の難燃性粘着
    テープ。
  3. 【請求項3】 低結晶性のポリプロピレンと非晶性のプ
    ロピレンエチレン共重合体との混合物に金属水酸化物と
    滑剤を含有せしめ、その他必要に応じて酸化防止剤、難
    燃助剤、架橋剤、架橋助剤を適量配合してなる難燃性粘
    着テープ。
  4. 【請求項4】 低結晶性のポリプロピレンと非晶性のプ
    ロピレンエチレン共重合体との混合物100重量部に対
    し、金属水酸化物を60〜120重量部、滑剤を1〜4
    重量部配合してなる難燃性粘着テープ。
  5. 【請求項5】 上記低結晶性のポリプロピレンと非晶性
    のプロピレンエチレン共重合体との混合比は、6:4〜
    2:8である請求項3又は4に記載の難燃性粘着テー
    プ。
  6. 【請求項6】 上記金属水酸化物は、水酸化マグネシウ
    ム、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウムのいずれか
    1種又は2種以上の混合物である請求項1,2,3,4
    又は5に記載の難燃性粘着テープ。
  7. 【請求項7】 上記滑剤は、ステアリン酸又はシリコー
    ンである請求項1,2,3,4,5又は6に記載の難燃
    性粘着テープ。
  8. 【請求項8】 上記酸化防止剤は、ヒンダートフェノー
    ル系酸化防止剤又はチオビスフェノール系酸化防止剤で
    ある請求項1,2,3,4,5,6又は7に記載の難燃
    性粘着テープ。
  9. 【請求項9】 上記難燃性粘着テープは、カレンター加
    工又はフィルム加工して形成したものである請求項1,
    2,3,4,5,6,7又は8に記載の難燃性粘着テー
    プ。
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