JP2000243165A - 難燃粘着テープ - Google Patents

難燃粘着テープ

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JP2000243165A
JP2000243165A JP11042415A JP4241599A JP2000243165A JP 2000243165 A JP2000243165 A JP 2000243165A JP 11042415 A JP11042415 A JP 11042415A JP 4241599 A JP4241599 A JP 4241599A JP 2000243165 A JP2000243165 A JP 2000243165A
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JP
Japan
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weight
adhesive tape
flame
parts
foaming agent
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JP11042415A
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English (en)
Inventor
Mitsunori Yamauchi
光典 山内
Hirobumi Otani
寛文 大谷
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハロゲン化物を含まないオレフィン系樹脂を
主成分とし、難燃性を低下することなく、粘着剤用いず
にオレフィン系樹脂製テープに粘着性を付与し、引き裂
き性(ちぎれ性)を向上させると共に比重も軽くするこ
とができるようにする。 【解決手段】 オレフィン系樹脂にプロピレンエチレン
共重合体を混合してなるベース樹脂に、金属水酸化物、
滑剤、発泡剤を配合し、必要に応じて酸化防止剤を配合
して難燃粘着テープを成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オレフィン系樹脂
からなる難燃性の粘着テープに係り、燃焼時にハロゲン
化水素の発生をなくし、難燃性を向上させると共に粘着
力を付与し、引き裂き性(ちぎれ性)を向上することの
できる難燃粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】複数本の電線を一箇所に束ねたりする場
合に粘着テープが用いられ、このような粘着テープに
は、束ねた電線に傷が入って電流がリークするようなこ
とがないように耐電圧及び絶縁抵抗が比較的高く、生産
コストが低く難燃性に優れたポリ塩化ビニル樹脂組成物
(ハロゲン化物)が多く用いられている。ところが、こ
のようなポリ塩化ビニル樹脂組成物を用いた粘着テープ
にあっては、焼却廃却処分する場合にポリ塩化ビニル樹
脂組成物から腐食性を有する塩化水素ガスが発生する。
そこで、近年、ハロゲン化物を用いない粘着テープの要
請が高く、ポリエチレン等のオレフィン系樹脂組成物を
フィルム状に加工してテープの基材として用いる試みが
なされている。このテープの基材となるオレフィン系樹
脂組成物は、単独では難燃性を有しておらず、所定の難
燃性を持たせるために、水酸化マグネシウム等の金属水
酸化物を混合している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
なオレフィン系樹脂組成物を基材とする粘着テープの場
合、基材がオレフィン系樹脂組成物であるため粘着剤が
のり難く、ポリ塩化ビニル樹脂組成物に比して引き裂き
性(ちぎれ性)が悪いという問題がある。さらに、オレ
フィン系樹脂組成物を基材とする粘着テープの場合、オ
レフィン系樹脂組成物に水酸化マグネシウム等の金属水
酸化物を混合して所定の難燃性を持たせても、粘着剤を
用いることによって粘着剤が難燃性を有していないた
め、粘着テープとしての難燃性が低下してしまい、オレ
フィン系樹脂組成物に粘着剤を付加することによって比
重が増加するという問題を有している。
【0004】本発明の目的は、ハロゲン化物を含まない
オレフィン系樹脂を主成分とし、難燃性を低下すること
なく、粘着剤を用いずにオレフィン系樹脂製テープに粘
着性を付与し、引き裂き性(ちぎれ性)を向上させると
共に比重も軽くすることができるようにすることにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の難燃粘着テープは、オレフィン系
樹脂にプロピレンエチレン共重合体を混合してなるベー
ス樹脂に、金属水酸化物、滑剤、発泡剤を配合し、必要
に応じて酸化防止剤を配合して構成したものである。
【0006】すなわち、難燃粘着テープにおいては、オ
レフィン系樹脂とプロピレンエチレン共重合体の混合物
がベース樹脂となっている。また、金属水和物には、水
酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化ジルコ
ニウム等がある。これらの金属水和物は、1種類(例え
ば、水酸化マグネシウム)を選択して配合することも、
2種類以上(例えば、水酸化マグネシウムと水酸化アル
ミニウム)選択して配合することもできる。この金属水
和物は、難燃粘着テープの基材となるオレフィン系樹脂
とプロピレンエチレン共重合体の混合物のベース樹脂に
難燃作用を持たせるものであり、この金属水和物がベー
ス樹脂に配合されないで加熱加工成形されたオレフィン
系樹脂組成物は、難燃性を全く示さないものとなる。こ
の難燃粘着テープには、発泡剤が配合してあり、カレン
ダー加工又はフィルム加工する際にテープが発泡する。
【0007】このように構成することにより請求項1に
記載の発明によると、ハロゲン化物を含まないオレフィ
ン系樹脂を主成分とし難燃性を低下することなく、粘着
剤用いずにオレフィン系樹脂製テープに粘着性を付与
し、引き裂き性(ちぎれ性)を向上させると共に比重も
軽くすることができる。
【0008】上記目的を達成するために、請求項2に記
載の難燃粘着テープは、オレフィン系樹脂にプロピレン
エチレン共重合体を混合してなるベース樹脂100重量
部に、金属水酸化物を60〜120重量部、滑剤を1〜
4重量部、発泡剤0.1〜5を重量部配合し、必要に応
じて酸化防止剤を1重量部配合して構成したものであ
る。
【0009】金属水酸化物の配合量をベース樹脂100
重量部に対して60〜120重量部としたのは、金属水
酸化物の配合量がベース樹脂100重量部に対し60重
量部より少ないと所定の難燃性を得られないからであ
り、金属水酸化物の配合量がオレフィン系樹脂100重
量部に対して120重量部を超えて配合されてもそれ以
上の難燃性を得られないばかりか、120重量部を超え
て配合すると機械的衝撃に対する耐摩耗性が低下してし
まうからである。また、滑剤の配合量をベース樹脂10
0重量部に対して1〜4重量部としたのは、滑剤の配合
量がベース樹脂100重量部に対して1重量部より少な
いと加工性が低下するからであり、滑剤の配合量がベー
ス樹脂100重量部に対して4重量部を超えて配合され
ると粘着テープとしての粘着力が低下するからである。
【0010】さらに、発泡剤の配合量をベース樹脂10
0重量部に対して0.1〜5を重量部としたのは、発泡
剤の配合量がベース樹脂100重量部に対して0.1重
量部より少ない引き裂き性(ちぎれ性)が悪くなるから
であり、発泡剤の配合量がベース樹脂100重量部に対
して5重量部を超えて配合されると引き裂き性(ちぎれ
性)は向上するが機械的衝撃に対する耐摩耗性が低下し
てしまうからである。また、酸化防止剤は、難燃粘着テ
ープを構成する上で必ず必要なものではなく、必要に応
じて配合されるもので1重量部配合される。
【0011】このように構成することにより請求項2に
記載の発明によると、ハロゲン化物を含まないオレフィ
ン系樹脂を主成分とし難燃性を低下することなく、粘着
剤用いずにオレフィン系樹脂製テープに粘着性を付与
し、引き裂き性(ちぎれ性)を向上させると共に比重も
軽くすることができる。
【0012】上記目的を達成するために、請求項3に記
載の難燃粘着テープは、上記オレフィン系樹脂を、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合
体、エチレンアクリル酸エチル共重合体のいずれか1種
または2種以上の混合物で構成したものである。上記目
的を達成するために、請求項4に記載の難燃粘着テープ
は、上記ポリプロピレンを低結晶性ポリプロピレンで、
プロピレンエチレン共重合体を非晶性プロピレンエチレ
ン共重合体で構成したものである。
【0013】エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA:エ
チレンビニルアセテート)は、エチレンと酢酸ビニルの
ランダム共重合体で、酢酸ビニルの含量によって性質が
異なり、酢酸ビニルの含有量が増加するとゴム弾性、柔
軟性、接着性、溶解性が向上し、逆にエチレンの含有量
が上がれば、剛牲度が大きくなり耐摩耗性、電気絶縁性
が優れてくる性質をもっている樹脂である。また、エチ
レンアクリル酸エチル共重合体(EEA:エチレンエチ
ルアクリレート)は、外観は低密度ポリエチレンに似て
いるが、ゴムおよび軟質ビニルに似たエラストマーの性
質をもっている樹脂である。ポリプロピレンの場合、結
晶化度に幅があり、ここでは低結晶性ポリプロピレンが
用いられる。また、プロピレンエチレン共重合体の場
合、分子がまったく不規則に並んだ構造をとる非晶性の
プロピレンエチレン共重合体が用いられる。
【0014】このように構成することにより請求項3及
び請求項4に記載の発明によると、ハロゲン化物を含ま
ないオレフィン系樹脂を主成分とし難燃性を低下するこ
となく、粘着剤用いずにオレフィン系樹脂製テープに粘
着性を付与し、引き裂き性(ちぎれ性)を向上させると
共に比重も軽くすることができる。また、請求項4に記
載の発明によると、ポリプロピレンが低結晶性であるた
め熱による樹脂の収縮を抑えることができる。
【0015】上記目的を達成するために、請求項5に記
載の難燃粘着テープは、上記ポリプロピレンとプロピレ
ンエチレン共重合体の配合重量比率を、 オレフィン系樹脂:プロピレンエチレン共重合体=6:
4〜2:8 に構成したものである。
【0016】ベース樹脂を構成するポリプロピレンとプ
ロピレンエチレン共重合体の配合重量比率は、ベース樹
脂を10とした場合、オレフィン系樹脂6〜2に対して
プロピレンエチレン共重合体4〜8の比率になるように
配合する。このポリプロピレンとプロピレンエチレン共
重合体の配合重量比率を、 オレフィン系樹脂:プロピレンエチレン共重合体=6:
4〜2:8 としたのは、 オレフィン系樹脂:プロピレンエチレン共重合体=6:
4 の比率よりもオレフィン系樹脂を多く配合すると所望の
粘着性が得られなくなるからであり、 オレフィン系樹脂:プロピレンエチレン共重合体=2:
8 の比率よりもオレフィン系樹脂を少なく配合すると粘着
性高くなり過ぎるからである。
【0017】このように構成することにより請求項5に
記載の発明によると、ハロゲン化物を含まないオレフィ
ン系樹脂を主成分とし難燃性を低下することなく、粘着
剤用いずにオレフィン系樹脂製テープに十分な粘着性を
付与し、引き裂き性(ちぎれ性)を向上させると共に比
重も軽くすることができる。
【0018】上記目的を達成するために、請求項6に記
載の難燃粘着テープは、上記発泡剤を、ポリエチレンの
ベース樹脂に発泡剤を配合してなる発泡剤マスターバッ
チで構成したものである。
【0019】上記目的を達成するために、請求項7に記
載の難燃粘着テープは、上記発泡剤マスターバッチを、
アゾ系、ニトロソ系、ヒドラゾ系、ヒドラジド系の発泡
剤をポリエチレン100重量部に対して1〜40重量部
配合して構成したものである。
【0020】発泡剤は、難燃粘着テープを構成するオレ
フィン系樹脂にプロピレンエチレン共重合体を混合して
なるベース樹脂を発泡させるためのものであり、オレフ
ィン系樹脂に発泡剤を配合してカレンダー加工又はフィ
ルム加工するときの熱によって発泡剤が作用してオレフ
ィン系樹脂が発泡する。この発泡剤としては、アゾジカ
ルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル、ジニトロ
ペンタメチレンテトラミン、パラトルエンスルホニルヒ
ドラジド、4,4´−オキシビスベンゼンスルホニルヒ
ドラジドなどがある。アゾジカルボンアミドは、分解温
度100℃のオレフィン系樹脂の発泡剤である。また、
アゾビスイソブチロニトリルは、分解温度90〜100
℃のオレフィン系樹脂の発泡剤である。さらに、ジニト
ロペンタメチレンテトラミンは、分解温度200℃のゴ
ムの発泡剤である。さらにまた、パラトルエンスルホニ
ルヒドラジドは、分解温度110℃のオレフィン系樹脂
の発泡剤である。そして、4,4´−オキシビスベンゼ
ンスルホニルヒドラジドは、分解温度140〜160℃
のオレフィン系樹脂の発泡剤で、樹脂−ゴムブレンドに
対しては発泡剤兼架橋剤となる。これらの発泡剤は、1
種類(例えば、アゾジカルボンアミド)を選択して配合
することも、2種類以上(例えば、アゾジカルボンアミ
ドとアゾビスイソブチロニトリル)選択して配合するこ
ともできる。このように2種類の発泡剤を混合して配合
すると、発泡剤のそれぞれの分解温度(発泡温度)が異
なるため、発泡剤を使い分けカレンダー加工又はフィル
ム加工する際の加熱温度を調整することにより発泡時間
を調整することになる。
【0021】発泡剤マスターバッチは、アゾ系、ニトロ
ソ系、ヒドラゾ系、ヒドラジド系の発泡剤をポリエチレ
ン100重量部に対して1〜40重量部配合して構成さ
れており、発泡剤の配合量をベース樹脂100重量部に
対して0.1〜5を重量部とした場合の発泡剤マスター
バッチによる配合量は、発泡剤をポリエチレン100重
量部に対して40重量部配合して構成される発泡剤マス
ターバッチを使用する場合が0.1重量部で、発泡剤を
ポリエチレン100重量部に対して1重量部配合して構
成される発泡剤マスターバッチを使用する場合が5重量
部ということである。この発泡剤マスターバッチの場
合、カレンダー加工時又はフィルム加工時に添加する。
【0022】このように構成することにより請求項6及
び請求項7に記載の発明によると、ハロゲン化物を含ま
ないオレフィン系樹脂を主成分とし難燃性を低下するこ
となく、粘着剤用いずにオレフィン系樹脂製テープに十
分な粘着性を付与して、引き裂き性(ちぎれ性)を向上
させることができる。また、請求項6及び請求項7に記
載の発明によると、樹脂を発泡させることで難燃剤の増
加を抑え、かつ引き裂き性を良くし、施工性を向上する
ことができる。
【0023】上記目的を達成するために、請求項8に記
載の難燃粘着テープは、上記金属水酸化物を、水酸化マ
グネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化ジルコニウ
ム、水酸化カルシウム、水酸化バリウムのいずれか1種
又は2種以上の混合物で構成したものである。
【0024】金属水酸化物としては、水酸化マグネシウ
ム、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム等が用いら
れる。この金属水酸化物をオレフィン系樹脂に配合する
ことによってオレフィン系樹脂が燃焼し難くなり、燃焼
した際に燃え殻を炭化させ保形性を持たせる作用を有し
ている。これらの金属水酸化物は、1種類(例えば、水
酸化マグネシウム)を選択して配合することも、2種類
以上(例えば、水酸化マグネシウムと水酸化アルミニウ
ム)選択して配合することもできる。
【0025】このように構成することにより請求項8に
記載の発明によると、ハロゲン化物を含まないオレフィ
ン系樹脂を主成分とし難燃性を低下することなく、粘着
剤用いずにオレフィン系樹脂製テープに粘着性を付与
し、引き裂き性(ちぎれ性)を向上させると共に比重も
軽くすることができる。
【0026】上記目的を達成するために、請求項9に記
載の難燃粘着テープは、上記酸化防止剤を、ヒンダート
フェノール系酸化防止剤又はチオビスフェノール系酸化
防止剤で構成したものである。
【0027】酸化防止剤としては、ヒンダードフェノー
ル系(例えば、ペンタエリスリチル−テトラキス〔3−
(3.5−ジ−ターシャリブチル−4−ヒドロキシフェ
ノール)プロピオネート〕、具体的には、チバガイギー
株式会社製 イルガノックス1010)がある。
【0028】このように構成することにより請求項9に
記載の発明によると、ベース樹脂に酸化防止剤を混合す
ることにより、オレフィン系樹脂組成物を基材とする難
燃粘着テープの経時的に劣化するのを防止することがで
きる。
【0029】上記目的を達成するために、請求項10に
記載の難燃粘着テープは、上記難燃粘着テープを、カレ
ンダー加工又はフィルム加工することによって発泡させ
たものである。カレンダー加工というのは、2本以上の
複数のロールでオレフィン系樹脂にプロピレンエチレン
共重合体を混合してなるベース樹脂を圧延し、フィルム
を成形する加工方法である。また、フィルム加工は、
0.2mmの厚さに加工するものである。このように構成
することにより請求項10に記載の発明によると、ハロ
ゲン化物を含まないオレフィン系樹脂を主成分とし難燃
性を低下することなく、粘着剤用いずにオレフィン系樹
脂製テープに粘着性を付与し、引き裂き性(ちぎれ性)
を向上させると共に比重も軽くすることができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明に係る難燃粘着テープの具体的
実施例について比較例と対比して説明する。各実施例、
各比較例に用いられた配合組成の詳細は、次の通りであ
る。ポリプロピレン(PP)は、具体的には、宇部興産
株式会社製の『CAP350』を用いている。プロピレ
ンエチレン共重合体は、具体的には、宇部興産株式会社
製の『UT2315』を用いている。水酸化マグネシウ
ム(Mg(OH)2 )は、協和化学株式会社製の『キス
マ5A』を用いている。発泡マスターバッチは、ポリエ
チレンに発泡剤を配合したもので、具体的には、大日精
化工業株式会社製の『PE−M ISH−112 N発
泡』を用いている。滑剤(加工助剤)は、ステアリン酸
で、旭電化株式会社製の『SA−200』を用いてい
る。酸化防止剤は、ペンタエリスリチル−テトラキス
〔3−(3.5−ジ−ターシャリブチル−4−ヒドロキ
シフェノール)プロピオネート〕で、具体的には、チバ
ガイギー株式会社製の『イルガノックス1010』を用
いている。
【0031】実施例1 実施例1は、ポリプロピレンを60重量%、プロピレン
エチレン共重合体40重量%の混合ベース樹脂100重
量部に対し、水酸化マグネシウムを60重量部、ステア
リン酸を1重量部、発泡マスターバッチを5重量部、酸
化防止剤を1重量部配合したものである。
【0032】実施例2 実施例2は、ポリプロピレンを60重量%、プロピレン
エチレン共重合体40重量%の混合ベース樹脂100重
量部に対し、水酸化マグネシウムを120重量部、ステ
アリン酸を1重量部、発泡マスターバッチを1重量部、
酸化防止剤を1重量部配合したものである。
【0033】実施例3 実施例3は、ポリプロピレンを20重量%、プロピレン
エチレン共重合体80重量%の混合ベース樹脂100重
量部に対し、水酸化マグネシウムを60重量部、ステア
リン酸を4重量部、発泡マスターバッチを2重量部、酸
化防止剤を1重量部配合したものである。
【0034】実施例4 実施例4は、ポリプロピレンを20重量%、プロピレン
エチレン共重合体80重量%の混合ベース樹脂100重
量部に対し、水酸化マグネシウムを120重量部、ステ
アリン酸を4重量部、発泡マスターバッチを0.1重量
部、酸化防止剤を1重量部配合したものである。
【0035】実施例5 実施例5は、ポリプロピレンを45重量%、プロピレン
エチレン共重合体55重量%の混合ベース樹脂100重
量部に対し、水酸化マグネシウムを80重量部、ステア
リン酸を2重量部、発泡マスターバッチを3重量部、酸
化防止剤を1重量部配合したものである。
【0036】実施例6 実施例6は、ポリプロピレンを45重量%、プロピレン
エチレン共重合体55重量%の混合ベース樹脂100重
量部に対し、水酸化マグネシウムを120重量部、ステ
アリン酸を2重量部、発泡マスターバッチを0.5重量
部、酸化防止剤を1重量部配合したものである。
【0037】比較例1 比較例1は、ポリプロピレン100重量部に対し、水酸
化マグネシウムを80重量部、ステアリン酸を1重量
部、発泡マスターバッチを1重量部、酸化防止剤を1重
量部配合したものである。
【0038】比較例2 比較例2は、ポリプロピレンを60重量%、プロピレン
エチレン共重合体40重量%の混合ベース樹脂100重
量部に対し、水酸化マグネシウムを100重量部、ステ
アリン酸を1重量部、酸化防止剤を1重量部配合したも
のである。
【0039】比較例3 比較例3は、ポリプロピレン100重量部に対し、ステ
アリン酸を1重量部、発泡マスターバッチを2重量部、
酸化防止剤を1重量部配合したものである。
【0040】これらの実施例1〜実施例6に基づく組成
物のそれぞれについて、0.1mm厚のフィルムを作成
し、引裂荷重(MPa)と、粘着力(N/10mm)を測
定し、また、実施例1〜実施例6に基づく組成物のそれ
ぞれについて、3.0mm厚のプレスシートを作成し難
燃性を測定した。その比較結果が表1に示してある。
【0041】また、これらの比較例1〜比較例3に基づ
く組成物のそれぞれについて、0.1mm厚のフィルム
を作成し、引裂荷重(MPa)と、粘着力(N/10m
m)を測定し、また、比較例1〜比較例3に基づく組成
物のそれぞれについて、3.0mm厚のプレスシートを
作成し難燃性を測定した。その比較結果が表2に示して
ある。
【0042】
【表1】
【表2】 この表1,2中の引裂荷重(MPa)は、日本工業規格
JISK6732の引裂荷重試験に準拠して行い、難燃
性試験(酸素指数)は、日本工業規格JISK7201
の酸素指数法による高分子材料の燃焼試験方法に準拠し
て行い、粘着力は、日本工業規格JISZ0237の粘
着テープ・粘着シート試験法に準拠して行ったものであ
る。
【0043】引裂荷重(MPa)の目標値は、どの程度
の力(MPa)で引っ張ったときに引き裂けるかを示し
たもので、試験片の断面積(mm2 )当りの最大引張荷重
(N)で、テープをちぎるに適度な値であることが要求
される。すなわち、この引裂荷重によってちぎれ性が判
る。引裂荷重(MPa)の目標値は、3.5〜6.0M
Paである。この引裂荷重(MPa)の目標値を3.5
〜6.0MPaとしたのは、引裂荷重(MPa)が3.
5を下回るようでは機械的強度が低く脆いからで引裂荷
重(MPa)が6.0MPaを超えるようではちぎるの
に困難性を有するからである。
【0044】また、酸素指数の目標値は、23.5以上
となっている。この酸素指数の目標値を23.5以上と
したのは、酸素指数の目標値が23.5を下回るようで
は、難燃粘着テープとはいえないからである。
【0045】粘着力の目標値は、0.35N/10mm以
上となっている。この粘着力の目標値を0.35N/1
0mm以上としたのは、粘着力の目標値が0.35N/1
0mmを下回るようでは、粘着テープとしての粘着力が十
分でないからである。
【0046】次に、表1〜表2に示される成分組成に基
づいて行われた試験結果について検討する。まず、表1
に示される実施例1〜実施例6は、ちぎれ性を示す引裂
荷重について実施例1が『3.5MPa』、実施例2が
『4.2MPa』、実施例3が『4.2MPa』、実施
例4が『5.4MPa』、実施例5が『4.3MP
a』、実施例6が『5.6MPa』といずれも目標値
『3.5〜6.0MPa』の範囲に入っており、ちぎれ
性が良いことが判る。次に、表1に示される実施例1〜
実施例6は、難燃性を示す酸素指数について実施例1が
『23.8』、実施例2が『27.2』、実施例3が
『23.7』、実施例4が『26.5』、実施例5が
『25.3』、実施例6が『27.0』といずれも目標
値『23.5』を上回っており、良好な値を示してい
る。また、表1に示される実施例1〜実施例6は、粘着
テープとしての粘着力について実施例1が『0.59N
/10mm』、実施例2が『0.52N/10mm』、実施
例3が『1.79N/10mm』、実施例4が『1.25
N/10mm』、実施例5が『1.15N/10mm』、実
施例6が『0.80N/10mm』といずれも目標値
『0.35N/10mm以上』を上回っており、良好な値
を示している。
【0047】これに対し、表2に示される比較例1〜比
較例3は、ちぎれ性を示す引裂荷重について比較例1が
『5.5MPa』、比較例2が『7.2MPa』、比較
例3が『5.8MPa』となっており、難燃性を示す酸
素指数については比較例1が『24.5』、比較例2が
『27.2』、比較例3が『9.2』となっており、粘
着テープとしての粘着力については比較例1が『0.0
5N/10mm』、比較例2が『0.65N/10mm』、
比較例3が『0.10N/10mm』となっている。この
比較例1は、ちぎれ性、酸素指数については目標値を満
足するが、粘着テープとしての粘着力が低すぎて粘着テ
ープとしては使用に耐えない。また、比較例2は、酸素
指数、粘着テープとしての粘着力については目標値を満
足するが、ちぎれ性が目標地を満足していない。さら
に、比較例3は、ちぎれ性については目標値を満足する
が、難燃性を示す酸素指数、粘着テープとしての粘着力
が目標値を下回り難燃粘着テープとしては使用に耐えな
い。
【0048】表1と表2とを比較すると、実施例2と比
較例2は、水酸化マグネシウムの配合量において実施例
2が120重量部、比較例2が100重量部と若干の配
合量に差があるが、ベース樹脂、ステアリン酸、酸化防
止剤の配合量が同じであるのに、難燃性を示す酸素指数
については、実施例2が『27.2』で、比較例2が
『25.2』と共に目標値を満足しており、粘着テープ
としての粘着力については、実施例2が『0.52N/
10mm』で、比較例2が『0.65N/10mm』と共に
目標値を満足しているが、ちぎれ性を示す引裂荷重につ
いては、実施例2が『4.2MPa』であるのに比較例
2が『7.2MPa』と大きな相違を有している。この
実施例2と比較例2とを比較すると、発泡剤マスターバ
ッチの配合量が、全く異なっている。すなわち、実施例
2には1重量部配合されているのに対し、比較例2には
全く配合されていない。また、比較例1、比較例3に
は、発泡剤マスターバッチが配合されており、共にちぎ
れ性を示す引裂荷重については目標値を満足している。
このことから、ちぎれ性を示す引裂荷重については、発
泡剤マスターバッチの配合量が関係していることが明白
である。
【0049】さらに、比較例1、比較例3の粘着テープ
としての粘着力に着目すると、比較例1の粘着力が
『0.05N/10mm』、比較例3の粘着力が『0.1
0N/10mm』と共に目標値を下回っているのに対し、
比較例2の粘着力は『0.65N/10mm』と目標値を
満足している。この比較例1、比較例3と比較例2の配
合組成をみると、比較例2のベース樹脂は、ポリプロピ
レン60重量%、プロピレンエチレン共重合体40重量
%の混合ベース樹脂100重量部となっているのに対
し、比較例1、比較例3のベース樹脂は、共にポリプロ
ピレン100重量部と比較例1、比較例3にはプロピレ
ンエチレン共重合体が配合されていない。このことか
ら、このベース樹脂の粘着力にプロピレンエチレン共重
合体の配合が大きく関係していることが判る。
【0050】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0051】請求項1に記載の発明によれば、ハロゲン
化物を含まないオレフィン系樹脂を主成分とし難燃性を
低下することなく、粘着剤用いずにオレフィン系樹脂製
テープに粘着性を付与し、引き裂き性(ちぎれ性)を向
上させると共に比重も軽くすることができる。
【0052】請求項2に記載の発明によれば、ハロゲン
化物を含まないオレフィン系樹脂を主成分とし難燃性を
低下することなく、粘着剤用いずにオレフィン系樹脂製
テープに粘着性を付与し、引き裂き性(ちぎれ性)を向
上させると共に比重も軽くすることができる。
【0053】請求項3に記載の発明によれば、ハロゲン
化物を含まないオレフィン系樹脂を主成分とし難燃性を
低下することなく、粘着剤用いずにオレフィン系樹脂製
テープに粘着性を付与し、引き裂き性(ちぎれ性)を向
上させると共に比重も軽くすることができる。
【0054】請求項4に記載の発明によれば、ポリプロ
ピレンが低結晶性であるため熱による樹脂の収縮を抑え
ることができる。
【0055】請求項5に記載の発明によれば、ハロゲン
化物を含まないオレフィン系樹脂を主成分とし難燃性を
低下することなく、粘着剤用いずにオレフィン系樹脂製
テープに十分な粘着性を付与し、引き裂き性(ちぎれ
性)を向上させると共に比重も軽くすることができる。
【0056】請求項6に記載の発明によれば、樹脂を発
泡させることで難燃剤の増加を抑え、かつ引き裂き性を
良くし、施工性を向上することができる。
【0057】請求項7に記載の発明によれば、樹脂を発
泡させることで難燃剤の増加を抑え、かつ引き裂き性を
良くし、施工性を向上することができる。
【0058】請求項8に記載の発明によれば、ハロゲン
化物を含まないオレフィン系樹脂を主成分とし難燃性を
低下することなく、粘着剤用いずにオレフィン系樹脂製
テープに粘着性を付与し、引き裂き性(ちぎれ性)を向
上させると共に比重も軽くすることができる。
【0059】請求項9に記載の発明によれば、ベース樹
脂に酸化防止剤を混合することにより、オレフィン系樹
脂組成物を基材とする難燃粘着テープの経時的に劣化す
るのを防止することができる。
【0060】請求項10に記載の発明によれば、ハロゲ
ン化物を含まないオレフィン系樹脂を主成分とし難燃性
を低下することなく、粘着剤用いずにオレフィン系樹脂
製テープに粘着性を付与し、引き裂き性(ちぎれ性)を
向上させると共に比重も軽くすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01B 7/00 309 H01B 7/00 309B Fターム(参考) 4J004 AA02 AA07 AA09 AA10 AA17 AA18 AB01 BA02 FA05 4J040 DA001 DA002 DA021 DA022 DA051 DA052 DA061 DA062 DA101 DA102 DA121 DA122 HA136 HA156 HB36 HC14 HC15 HC17 HD05 JA09 JA10 KA09 KA29 LA06 LA08 PA22 PA39 5G305 AA04 AB25 BA13 BA15 BA20 BA26 CA01 CA04 CA07 CA51 CB04 CB11 CB15 CC03 CD13 CD15 CD20 5G309 JA04 5G333 AA03 AB01 AB16 CB13 CB20 DA03 DA15 FA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オレフィン系樹脂にプロピレンエチレン
    共重合体を混合してなるベース樹脂に、金属水酸化物、
    滑剤、発泡剤を配合し、必要に応じて酸化防止剤を配合
    してなる難燃粘着テープ。
  2. 【請求項2】 オレフィン系樹脂にプロピレンエチレン
    共重合体を混合してなるベース樹脂100重量部に、金
    属水酸化物を60〜120重量部、滑剤を1〜4重量
    部、発泡剤0.1〜5を重量部配合し、必要に応じて酸
    化防止剤を1重量部配合してなる難燃粘着テープ。
  3. 【請求項3】 上記オレフィン系樹脂は、ポリプロピレ
    ン、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチ
    レンアクリル酸エチル共重合体のいずれか1種または2
    種以上の混合物である請求項1又は2に記載の難燃粘着
    テープ。
  4. 【請求項4】 上記ポリプロピレンは低結晶性ポリプロ
    ピレン、プロピレンエチレン共重合体は非晶性プロピレ
    ンエチレン共重合体である請求項3に記載の難燃粘着テ
    ープ。
  5. 【請求項5】 上記ポリプロピレンとプロピレンエチレ
    ン共重合体の配合重量比率は、 オレフィン系樹脂:プロピレンエチレン共重合体=6:
    4〜2:8である請求項3又は4に記載の難燃粘着テー
    プ。
  6. 【請求項6】 上記発泡剤は、ポリエチレンのベース樹
    脂に発泡剤を配合してなる発泡剤マスターバッチである
    請求項1,2,3,4又は5に記載の難燃粘着テープ。
  7. 【請求項7】 上記発泡剤マスターバッチは、アゾ系、
    ニトロソ系、ヒドラゾ系、ヒドラジド系の発泡剤をポリ
    エチレン100重量部に対して1〜40重量部配合した
    ものである請求項6に記載の難燃粘着テープ。
  8. 【請求項8】 上記金属水酸化物は、水酸化マグネシウ
    ム、水酸化アルミニウム、水酸化ジルコニウム、水酸化
    カルシウム、水酸化バリウムのいずれか1種又は2種以
    上の混合物である請求項1,2,3,4,5,6又は7
    に記載の難燃粘着テープ。
  9. 【請求項9】 上記酸化防止剤は、ヒンダートフェノー
    ル系酸化防止剤又はチオビスフェノール系酸化防止剤で
    ある請求項1,2,3,4,5,6,7又は8に記載の
    難燃粘着テープ。
  10. 【請求項10】 上記難燃粘着テープは、カレンダー加
    工又はフィルム加工することによって発泡させたもので
    ある請求項1,2,3,4,5,6,7,8又は9に記
    載の難燃粘着テープ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004516377A (ja) * 2000-12-21 2004-06-03 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー エチレン/プロピレン誘導ポリマーとプロピレン誘導ポリマーとを含む感圧接着剤ブレンドおよび該ブレンドからの物品
JP2005263845A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Denki Kagaku Kogyo Kk 結束用テープ
JP2009275218A (ja) * 2008-04-15 2009-11-26 Nitto Denko Corp 粘着剤、粘着シート及び粘着シートの製造方法
JP2014077093A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Furukawa Electric Co Ltd:The 電線接続部用難燃性絶縁防水カバー

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