JP3277242B2 - コンクリート補強金属線材支持スペーサー - Google Patents

コンクリート補強金属線材支持スペーサー

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成スラブ30その他
のコンクリート打設床やコンクリート建築パネル、コン
クリート打設基礎等を補強するために打ち込むコンクリ
ート内11に埋設する溶接金網(ワイヤーメッシュ)3
1の縦筋12a・12bや横筋12c・12d、鉄筋、
補強筋等の細長い金属材料(以下、補強金属線材と言
う。)12を、その打ち込まれる割栗石張土間、捨てコ
ンクリート土間、コンクリート形枠材、デッキプレート
等(以下、これらをベースと言う。)32から一定の距
離をおいて支持し、その打ち込むコンクリート11のか
ぶりを確保するために使用するコンクリート補強金属線
材支持スペーサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、合成スラブ30のデッキプート3
2の上に溶接金網31を敷設するためのスペーサー33
としては、針金、鉄筋、鉄棒等の細長い金属材料(以
下、金属線状材料と言う。)をΩ字状に折り曲げ、その
下側から突き出る左右の突出部34a・34bの先端間
の長さmを、デッキプレートの山部35の幅nに合わ
せ、それら左右の突出部34a・34bの先端部分を下
側に折り曲げてデッキプレートの山部35に嵌合する形
状に折曲加工した2つの脚材37a・37bのΩ字状に
折れ曲がって突き出た頂部39a・39bに、真っ直ぐ
になった金属線状材料に成る連結材38を溶接して構成
されたものが知られている。
【0003】この従来のスペーサー33は、左右の突出
部34a・34bの折れ曲がった先端部分の間を山部3
5に嵌め合わせてデッキプレート32の上に載設し、そ
の上に溶接金網31を敷設して使用され、その溶接金網
31の縦筋または横筋(以下、これらを筋材と言う。)
が、2つの脚材37a・37bの間に架け渡された連結
材38に戴承されるので、そのΩ字状に折れ曲がって突
き出た頂部39の高さ分のコンクリートかぶりが確保さ
れることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デッキプレ
ート32には、山部35の幅nが異なる種々の規格のも
のがある。このため、スペーサー33としては、デッキ
プレートの山部35の幅nに応じて脚材37の左右の突
出部34a・34bの先端の間の長さmを変えた数種類
のものを用意しなければならないことになる。勿論、左
右の突出部34a・34bの先端間を、デッキプレート
の山部35に嵌合させず、単に、脚材37を山部35の
上に載設して使用することは出来る。しかしその場合
は、建築現場でのコンクリート打設作業時等には、その
敷設した溶接金網31の上を踏み歩くこともあり、その
ような場合には溶接金網31からの振動を受けてスペー
サー33が山部35から外れてしまうこともあり、又、
溶接金網の敷設作業時に移動する溶接金網31の端にス
ペーサー33が当たって山部35から外れると言った不
都合が起き易い。尤も、そのような場合には溶接金網3
1にスペーサー33を結束しておくとよいのであるが、
結束針金を持ち歩き、逐一溶接金網31とスペーサー3
3を結束すると言うことは、煩わしいことである。
【0005】又、斜面にコンクリート11を打設する場
合のように、デッキプレートが傾斜している場合には、
従来のスペーサー33は、自然にずれ動いてデッキプレ
ートの山部から外れてしまうので使用することは出来な
い。
【0006】そして又、敷設する溶接金網31は、その
2本以上の筋材12a・12bまたは12c・12dが
連結材38に戴承されるものであり、又、縦横の筋材1
2a・12b・12c・12dに囲まれた溶接金網の開
口40からスペーサー33が浮き出ないようにしなけれ
ばならないので、連結材38の長さkは、隣合う筋材1
2a・12bまたは12c・12dの間隔hの2倍以上
にしなければならないのであるが、そのようにすると、
スペーサー33をデッキプレート32に載せ忘れた場合
でも、敷設した溶接金網の開口40からスペーサー33
を溶接金網31とデッキプレート32の間へと差し込む
ことは出来ず、従って、そのような場合には敷設した溶
接金網31を外してスペーサー33をデッキプレート3
2に載設し直さなければならなくなる等の不利不便は避
けられない。
【0007】
【発明の目的】そこで本発明は、敷設前に溶接金網31
に予め取り付けておくことが出来、従って、斜面にコン
クリート11を打設する場合のようにデッキプレート3
2が傾斜している場合にも使用することが出来、又、溶
接金網の敷設後に付け忘れを発見した場合でも溶接金網
の開口40から差し込んで取り付けることが出来るコン
クリート補強金属線材支持スペーサーを提供しようとす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明に係るコン
クリート補強金属線材支持スペーサー18は、コンクリ
ート内11に埋没する補強金属線材12を載せる戴設部
13から折れ曲がって脚部14へと続く金属線状材料に
成る2つの脚材14a・14bが、それらの載設部13
a・13bに載せて溶接した金属線状材料に成る2つの
連結材16a・16bに連結されており、それらの2つ
の連結材16a・16bが、それぞれ脚材15a・15
bの載設部13a・13bの上側へと突き出た隆起部1
7a・17bを有し、一方の脚材15aから他方の脚材
15bに視線を向けて正面視される各載設部13a・1
3bとの溶接箇所における2つの連結材16a・16b
の間の隙間、及び、2つの連結材の隆起部17a・17
bの頂端部分の間に隙間が形成されていることを特徴と
するものである。この正面視される各載設部13a・1
3bとの溶接箇所における2つの連結材16a・16b
の間の隙間pは、2つの連結材の隆起部17a・17b
の頂端部分の間の隙間qよりも広くするとよい。
【0009】
【実施例】以下、図示する実施例により本発明を説明す
る。隆起部17a・17bは、2つの連結材16a・1
6bの向き合う各一端もしくは両端、又は、2つの連結
材16a・16bの向き合わない各一端(例えば、連結
材16aの前端と連結材16bの後端)を上側へと折り
曲げ、或いは、2つの連結材16a・16bの向き合う
各一端もしくは両端、又は、2つの連結材16a・16
bの向き合わない各一端を脚材の載設部13の外側に突
き出してその突出部20a・20bを上側へと折り曲げ
て形成することも出来(図7)、或いは又、2つの連結
材16a・16bそれぞれの2つの脚材15aと脚材1
5bの間を上側に彎曲させて形成することも出来るが
(図10)、好ましくは、2つの連結材16a・16b
それぞれの2つの脚材15aと脚材15bの間の中間部
を互いに上側に向き合わせて隆起させて形成するとよい
(図1〜6、図13〜14)。
【0010】そのように隆起部17a・17bを、2つ
の連結材16a・16bの載設部13から突き出た端末
20a・20bを上側へと折り曲げて形成する場合に
は、2つの脚材15aと脚材15bの間で2つの連結材
16a・16bを真っ直ぐに平行に揃え(図7)、又、
2つの連結材16a・16bそれぞれの2つの脚材15
aと脚材15bの間の中間部を互いに上側に向き合わせ
て隆起させて形成する場合には、それら2つの連結材1
6a・16bの隆起部17a・17bから続く部分を真
っ直ぐに平行に揃え(図1〜6、図13〜14)、その
真っ直ぐに平行に揃えられる2つの連結材16a・16
bの直線部分の間に、補強金属線材12と嵌合する溝1
9を形成するとよい。
【0011】2つの連結材16a・16bそれぞれの2
つの脚材15aと脚材15bの間を上側に彎曲させて隆
起部17a・17bを形成する場合には、それらの隆起
部17a・17bの頂端部分21a・21bの2つの脚
材15a・15bの間における位置をずらしてもよいが
(図11〜12)、好ましくは、それらの頂端部分21
a・21bの2つの脚材15a・15bの間における位
置を合わせ、それらの隆起部17a・17bの頂端部分
21a・21bを互いに向き合わせるとよく、そのよう
にすると補強金属線材12を左右の隆起部17a・17
bの間に叩き込み易くなる(図1〜6、図13〜1
4)。
【0012】2つの連結材16a・16bは、2つの脚
材15aと脚材15bの間において下側に彎曲させて窪
ませることも出来、その場合には、2つの連結材16a
・16bの端末を脚材の載設部13の外側に突き出し、
その突出部20a・20bを上側へと折り曲げて隆起部
17a・17bを形成することになる(図9)。
【0013】載設部13から続く脚部14は1本でもよ
く、その場合は、脚材15を安定にするために、脚部1
4の先端12を載設部側(13)へと折り曲げて、脚材
15をユ字ないしコ字状に形成するとよい(図8)。し
かし、コンクリート補強金属線材支持スペーサー18を
デッキプレート等のベース32の上で安定にするため、
或いは、敷設した溶接金網等31(12)の上を踏み歩
く場合や溶接金網31の筋材等12a・12b・12c
・12d(12)を隆起部間17a・17bに叩き込む
場合に、脚部14が折れ曲がらないようにするために
は、載設部13の両端を折り曲げ、脚材15が2本の脚
部14a・14bに支えられ、従って、コンクリート補
強金属線材支持スペーサー18が合計4本の脚部14に
よって支えられるようにするとよい(図1〜7、図9〜
14)。脚部14から載設部17までの脚材15の高さ
fは、20mm、30mm、40mm、・・・・・・1
00mmなど、適宜設定される。
【0014】脚部14の下端は垂直に突き出ていてもよ
いが(図7)、特に、割栗石張土間のように凹凸のある
ベース32の上で使用されるスペーサー18では、脚部
14の下端を折り曲げて水平方向に突き出し、その突き
出た水平部分41に溶接金網等31から加わる荷重が分
散するようにするとよい(図1〜6、図8〜14)。
【0015】
【作用】補強金属線材12を2つの隆起部17a・17
bの間へと載せて叩き込むか、2つの隆起部17a・1
7bの間を補強金属線材12の上に載せて叩き付ける
と、補強金属線材12は2つの連結材16a・16bの
間に嵌り込み、その際、隆起部17が幾分なりとも弾性
変形する金属材料によって形成されており、その有する
弾性回復力が叩き込み後に隆起部間の隙間23を閉じる
ように作用するので、その嵌り込んだ補強金属線材12
は2つの連結材16a・16bの間に閉じ込まれること
になり、スペーサー18は補強金属線材12から外れ難
く、従って、スペーサー18を取り付けたまま補強金属
線材12をベース32の上に敷設し、脚部14から載設
部17までの脚材15の高さfに応じたコンクリートか
ぶりを確保することが出来る。
【0016】特に、2つの連結材16a・16bそれぞ
れの2つの脚材15aと脚材15bの間の中間部に互い
に向き合わせて隆起部17a・17bを形成し、それら
2つの連結材16a・16bの隆起部17a・17bか
ら続く部分を真っ直ぐに平行に揃え、その真っ直ぐに平
行に揃った直線部分の間に溝19を形成したものでは
(図1〜8、図13〜14)、それら2つの隆起部17
a・17bの間に補強金属線材12が叩き込み易く、そ
の叩き込まれた補強金属線材12が左右の連結材16a
・16bに密着して挟み込まれるので、補強金属線材1
2の敷設作業中にスペーサー18が外れたり取付位置が
ずれるようなことは起き難くなる。
【0017】このようにコンクリート補強金属線材支持
スペーサー18は1本の補強金属線材に取り付けるもの
であるから、その連結材16の長さjは溶接金網31の
開口40から差し込めるように短くすることも出来、敷
設したベース32にスペーサー18の付け忘れを発見し
た場合には、それを開口40から溶接金網31とベース
32の間に差し込んで筋材12に取り付けることも出来
(図6)、又、ベース32が傾斜している場合でも垂直
になっている場合でも使用することが出来る。
【0018】そして、本発明に係るコンクリート補強金
属線材支持スペーサー18は、その連結材16の上に補
強金属線材12を載せて使用されるものではなく、補強
金属線材12に取り付けて使用されるものであるから、
1本の補強金属線材12eに2つのスペーサー18a・
18bを取り付けることが出来(図13)、その取り付
けた2つのスペーサー18a・18bによって前後両端
が支えられる補強金属線材12eは、従来のコンクリー
ト補強金属線材支持スペーサー33と同様にデッキプレ
ートの山部35に載設し、その補強金属線材12eの上
に筋材12a・12b・12c・12dを載せて溶接金
網31を敷設することも出来、その敷設後にスペーサー
18の付け忘れを発見した場合には、補強金属線材12
eに1個のスペーサー18を取り付け、そのスペーサー
18の前後に突き出た補強金属線材12eの前後両端に
溶接金網の2本の筋材(12aと12b、又は、12c
と12d)を支えるようにすることも出来る(図1
4)。
【0019】コンクリート補強金属線材支持スペーサー
18は、その取り付ける補強金属線材12の太さに応じ
て2つの連結材16a・16bの間の隙間pの寸法を変
えた種々のものを用意することになるが、上記の如く、
スペーサー18を取り付けた補強金属線材12eを従来
のコンクリート補強金属線材支持スペーサー33の代用
品として使用する場合には、溶接金網の筋材12a・1
2b・12c・12dの太さに応じた種々の規格のもの
を用意する必要はなくなる(図13〜14)。
【0020】
【発明の効果】本発明に係るコンクリート補強金属線材
支持スペーサー18は、補強金属線材12に取り付けら
れるので、コンクリート打設作業時に補強金属線材12
から外れることなく、先に敷設した溶接金網31を上に
載って次の溶接金網31を敷設することも出来、溶接金
網31の敷設作業が楽になり、従来のスペーサー33の
如く、その配設位置を目視確認しつつ補強金属線材12
(31)を敷設する手間も省け、また、傾斜したベース
32の上でも使用することも出来る。
【0021】そして、敷設した補強金属線材12の上を
踏み歩く場合でも、そのときスペーサー18にかかる荷
重は、両端支持梁のように支えられていて撓み易い連結
材16a・16bにではなく、ベース32から立ち上が
る脚部14に続く短い載設部13にかかるので、本発明
のスペーサー18は従来品(33)よりも変形し難くな
る。
【0022】又、本発明に係るコンクリート補強金属線
材支持スペーサー18は、コンクリート内11に埋設す
る補強金属線材12と同様に金属材料(15・16)に
よって構成されたものであるから打設するコンクリート
11に良く馴染み、プラスチック製スペーサーと異な
り、スペーサー18との接着性に起因する亀裂がコンク
リート11に発生するようなこともない。
【0023】更に、本発明に係るコンクリート補強金属
線材支持スペーサー18を取り付けた補強金属線材12
は、その一部を折り曲げて脚部を形成した恰好になる
が、スペーサー18はコンクリート11に打設する建築
現場において取り付けられるものであるから、一部を折
り曲げて脚部(14)を形成した補強金属線材の如く、
補強金属線材から脚部が突き出ていて保管に嵩張ったり
建築現場に搬入する過程で突き出た脚部14が邪魔にな
るようなことはない。
【0024】その上更に、本発明に係るコンクリート補
強金属線材支持スペーサー18は、1本の金属線状材料
を方向を変えて複雑に折り曲げて製造されるのではな
く、前後2つの脚材15a・15bに左右2つの連結材
16a・16bを溶接して形成され、それら四つの部材
(15a・15b・16a・16b)は金属線状材料の
中央部をΩ字状、U字状、コ字状、ユ字状、弓形ないし
山形に窪ませる極単純なただ一回の折曲作業によって加
工され、その加工工数が少なく、効率的且つ経済的に製
造することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスペーサーを使用した合成スラブ
の一部切截斜視図である。
【図2】本発明に係るスペーサーの斜視図である。
【図3】図2の図示するスペーサーの平面図である。
【図4】図2の図示するスペーサーの正面図である。
【図5】図2の図示するスペーサーの側面図である。
【図6】図2の図示するスペーサーの敷設した溶接金網
に取付過程を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施例に係るスペーサーの斜視図であ
る。
【図8】本発明の他の実施例に係るスペーサーの斜視図
である。
【図9】本発明の他の実施例に係るスペーサーの側面図
である。
【図10】本発明の他の実施例に係るスペーサーの側面
図である。
【図11】本発明の他の実施例に係るスペーサーの側面
図である。
【図12】図11の図示するスペーサーの補強金属線材
に取り付けた状態での斜視図である。
【図13】図2の図示するスペーサーの補強金属線材に
取り付けた使用状態での斜視図である。
【図14】図2の図示するスペーサーの補強金属線材に
取り付けた使用状態での斜視図である。
【図15】従来のスペーサーの使用状態での斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 コンクリート 12 補強金属線材 13 載設部 14 脚部 15 脚材 16 連結材 17 隆起部 18 コンクリート補強金属線材支持スペーサー 19 溝 20 突出部 21 頂端部分 22 脚部の先端 23 隆起部間の隙間 30 合成スラブ 31 溶接金網 32 ベース(デッキプレート) 33 従来のコンクリート補強金属線材支持スペーサー 34 突出部 35 山部 37 脚材 38 連結材 39 頂部 40 開口 41 水平部分

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート内(11)に埋没する補強
    金属線材(12)を載せる戴設部(13)から折れ曲が
    って脚部(14)へと続く金属線状材料に成る2つの脚
    材(14a・14b)が、それらの載設部(13a・1
    3b)に載せて溶接した金属線状材料に成る2つの連結
    材(16a・16b)に連結されており、 それらの2
    つの連結材(16a・16b)が、それぞれ脚材(15
    a・15b)の載設部(13a・13b)の上側へと突
    き出た隆起部(17a・17b)を有し、 一方の脚材
    (15a)から他方の脚材(15b)に視線を向けて正
    面視される各載設部(13a・13b)との溶接箇所に
    おける2つの連結材(16a・16b)の間、及び、2
    つの連結材の隆起部(17a・17b)の頂端部分の間
    に隙間が形成されていることを特徴とするコンクリート
    補強金属線材支持スペーサー。
  2. 【請求項2】 一方の脚材(15a)から他方の脚材
    (15b)に視線を向けて正面視される各載設部(13
    a・13b)との溶接箇所における2つの連結材(16
    a・16b)の間の隙間(p)が、2つの連結材の隆起
    部(17a・17b)の頂端部分の間の隙間(q)より
    も広くなっていることを特徴とする前掲請求項1に記載
    のコンクリート補強金属線材支持スペーサー。
  3. 【請求項3】 2つの連結材(16a・16b)それぞ
    れの2つの脚材(15a)と脚材(15b)の間の中間
    部が、互いに上側に向き合って隆起した隆起部(17a
    ・17b)となっており、それら2つの連結材(16a
    ・16b)の隆起部(17a・17b)から続く部分
    が、真っ直ぐになっており、且つ、平行になっていて補
    強金属線材(12)の嵌合する溝(19)を形成してい
    ることを特徴とする前掲請求項1に記載のコンクリート
    補強金属線材支持スペーサー。
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