JP2537484Y2 - 養生シートクリップ - Google Patents
養生シートクリップInfo
- Publication number
- JP2537484Y2 JP2537484Y2 JP1990066650U JP6665090U JP2537484Y2 JP 2537484 Y2 JP2537484 Y2 JP 2537484Y2 JP 1990066650 U JP1990066650 U JP 1990066650U JP 6665090 U JP6665090 U JP 6665090U JP 2537484 Y2 JP2537484 Y2 JP 2537484Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curing sheet
- clip
- area
- sheet clip
- curing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本考案は基礎の型枠に被せた養生シートを留めるクリ
ップの構成に関するものである。
ップの構成に関するものである。
（ロ）従来技術 従来から、基礎の型枠を構成する型枠板が外れないよ
うにするクリップ装置は公知とされているのである。例
えば、実公昭48-37452号公報に記載の技術の如くであ
る。
うにするクリップ装置は公知とされているのである。例
えば、実公昭48-37452号公報に記載の技術の如くであ
る。
しかし従来から、この基礎の型枠を組み付けてコンク
リートを打設した後に、雨やゴミ等を防ぐために養生シ
ートを被せ、該養生シートは風等により飛んでいかない
ようにする養生シートクリップに関する技術は無かった
のである。そして従来は、シート端に土を被せたりブロ
ックを置いたり紐で固定したりしていたのである。
リートを打設した後に、雨やゴミ等を防ぐために養生シ
ートを被せ、該養生シートは風等により飛んでいかない
ようにする養生シートクリップに関する技術は無かった
のである。そして従来は、シート端に土を被せたりブロ
ックを置いたり紐で固定したりしていたのである。
（ハ）考案が解決しようとする問題点 しかし、このように養生シートを被せた後に土を被せ
たりブロックを置いたり紐により固定するには手間がか
かり、除去するにも手間がかかっていたのである。ま
た、土を被せた場合には養生シートが汚れてしまい洗浄
する必要があり、ブロックを置くにはブロックを用意し
なければならず、ブロックを運ぶのも重労働となり、ブ
ロックの角で養生シートも破れ易かったのである。ま
た、紐により固定する場合には紐を留める杭等が必要と
なっていたのである。
たりブロックを置いたり紐により固定するには手間がか
かり、除去するにも手間がかかっていたのである。ま
た、土を被せた場合には養生シートが汚れてしまい洗浄
する必要があり、ブロックを置くにはブロックを用意し
なければならず、ブロックを運ぶのも重労働となり、ブ
ロックの角で養生シートも破れ易かったのである。ま
た、紐により固定する場合には紐を留める杭等が必要と
なっていたのである。
（ニ）問題を解決するための手段 本考案はこのような点に鑑み、容易に養生シートを固
定できるように、次の如く構成したものである。
定できるように、次の如く構成したものである。
所定面積を有して対向配置した当接部1a,1aと、端部
を前記当接部1a,1aに連結したＵ字型のバネ部1bを、１
本の鋼棒を折り曲げて構成した養生シートクリップにお
いて、前記当接部1a,1aの面積は、型枠３の側面に補強
のために設けられているリブ3aに囲まれた面積よりも小
さく構成し、基礎の型枠３上に被せた養生シート２を両
側から挟むべく構成したものである。
を前記当接部1a,1aに連結したＵ字型のバネ部1bを、１
本の鋼棒を折り曲げて構成した養生シートクリップにお
いて、前記当接部1a,1aの面積は、型枠３の側面に補強
のために設けられているリブ3aに囲まれた面積よりも小
さく構成し、基礎の型枠３上に被せた養生シート２を両
側から挟むべく構成したものである。
（ホ）考案の作用 このような構成にしたので、型枠内にコンクリートを
打設した後に養生シートを被せれば、養生シートクリッ
プを少し広げて上から挟み込むだけでセットされ、コン
クリート上の養生シートがめくれたり、とばされたりす
ることはなくなるのである。
打設した後に養生シートを被せれば、養生シートクリッ
プを少し広げて上から挟み込むだけでセットされ、コン
クリート上の養生シートがめくれたり、とばされたりす
ることはなくなるのである。
（ヘ）考案の実施例 本考案の目的・手段は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成を説明する。
に示した実施例の構成を説明する。
第１図は本考案の養生シートクリップ正面図、第２図
は同じく側面図、第３図は使用状態を示す斜視図、第４
図は養生シートクリップ斜視図である。
は同じく側面図、第３図は使用状態を示す斜視図、第４
図は養生シートクリップ斜視図である。
建築物の基礎は、敷地の所定位置を掘り起こして栗石
を敷きつめて、金属製の型枠、又は木製型枠を設置し
て、鉄筋を配して、コンクリートを打設して構築されて
いたのである。
を敷きつめて、金属製の型枠、又は木製型枠を設置し
て、鉄筋を配して、コンクリートを打設して構築されて
いたのである。
このコンクリートの打設後は雨が降ると表面が洗われ
て流れてしまったり、雨粒の跡が残ったり、また風が吹
いてゴミ等がコンクリート表面に付着するので、第３図
に示すように養生シート２が型枠３上に被せられ、本考
案の養生シートクリップ１により風等により飛ばないよ
うに留められているのである。
て流れてしまったり、雨粒の跡が残ったり、また風が吹
いてゴミ等がコンクリート表面に付着するので、第３図
に示すように養生シート２が型枠３上に被せられ、本考
案の養生シートクリップ１により風等により飛ばないよ
うに留められているのである。
本考案の養生シートクリップの構成は、第１図、第２
図、第４図に示すように、１本の鋼棒を折り曲げて構成
されており、養生シート２を被せた型枠３の両側から接
して押さえるように対向させた当接部1a,1aと、装着し
たときに当接部1aを圧接させるＵ字片のバネ部1bからな
り、当接部1aは楕円状に折り曲げられて、型枠３の側面
に補強のために設けられているリブ3aにより四方を囲ま
れた部分の面積よりも小さく構成し、バネ部1b端は連接
している。
図、第４図に示すように、１本の鋼棒を折り曲げて構成
されており、養生シート２を被せた型枠３の両側から接
して押さえるように対向させた当接部1a,1aと、装着し
たときに当接部1aを圧接させるＵ字片のバネ部1bからな
り、当接部1aは楕円状に折り曲げられて、型枠３の側面
に補強のために設けられているリブ3aにより四方を囲ま
れた部分の面積よりも小さく構成し、バネ部1b端は連接
している。
このように、当接部1aの部分が、リブ3aにより四方を
囲まれた部分の面積よりも狭く構成しているので、該当
接部1aの部分がリブ3aの上に乗り上げた状態で、不安定
な姿勢で挟持することがなくなるのである。
囲まれた部分の面積よりも狭く構成しているので、該当
接部1aの部分がリブ3aの上に乗り上げた状態で、不安定
な姿勢で挟持することがなくなるのである。
バネ部1bはＵ字型に構成して、その幅は基礎を形成す
る型枠3,3の幅よりやや広くなる幅として、当接部1a,1a
の連接部では基礎の幅より狭くしている。そして、高さ
は型枠３の下部の、四方をリブ3aにより囲まれた部分を
押さえられるくらいの高さとしている。
る型枠3,3の幅よりやや広くなる幅として、当接部1a,1a
の連接部では基礎の幅より狭くしている。そして、高さ
は型枠３の下部の、四方をリブ3aにより囲まれた部分を
押さえられるくらいの高さとしている。
（ト）考案の効果 以上のような構成により本考案は次のような効果が得
られるのである。
られるのである。
第１に、本考案の養生シートクリップは、当接部1aと
挿入部1bの全てを、１本の鋼棒の折り曲げにより構成し
たので、溶接等の加工コストが掛からず、曲げ加工のみ
で簡単にできるので、コストを安くすることが出来たの
である。
挿入部1bの全てを、１本の鋼棒の折り曲げにより構成し
たので、溶接等の加工コストが掛からず、曲げ加工のみ
で簡単にできるので、コストを安くすることが出来たの
である。
第２に、当接部1a,1aの面積は、型枠３の側面に補強
のために設けられているリブ3aに囲まれた面積よりも小
さく構成したので、養生シートクリップをセットした後
は養生シートが、当接部1a,1aの面積の全面で確実に押
さえられているので、当接部1aがリブ3aの上で不安定な
状態で挟持することがなくなり、養生シートが外れるこ
とがなく、作業現場がきれいに見えるようになったので
ある。
のために設けられているリブ3aに囲まれた面積よりも小
さく構成したので、養生シートクリップをセットした後
は養生シートが、当接部1a,1aの面積の全面で確実に押
さえられているので、当接部1aがリブ3aの上で不安定な
状態で挟持することがなくなり、養生シートが外れるこ
とがなく、作業現場がきれいに見えるようになったので
ある。
第１図は本考案の養生シートクリップ正面図、第２図は
同じく側面図、第３図は使用状態を示す斜視図、第４図
は養生シートクリップ斜視図である。 １……養生シートクリップ 1a……当接部 1b……バネ部 ２……養生シート ３……型枠 3a……リブ
同じく側面図、第３図は使用状態を示す斜視図、第４図
は養生シートクリップ斜視図である。 １……養生シートクリップ 1a……当接部 1b……バネ部 ２……養生シート ３……型枠 3a……リブ
Claims (1)
- 【請求項１】所定面積を有して対向配置した当接部1a,1
aと、端部を前記当接部1a,1aに連結したＵ字型のバネ部
1bを、１本の鋼棒を折り曲げて構成した養生シートクリ
ップにおいて、前記当接部1a,1aの面積は、型枠３の側
面に補強のために設けられているリブ3aに囲まれた面積
よりも小さく構成し、基礎の型枠３上に被せた養生シー
ト２を両側から挟むべく構成したことを特徴とする養生
シートクリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990066650U JP2537484Y2 (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 養生シートクリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990066650U JP2537484Y2 (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 養生シートクリップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0424952U JPH0424952U (ja) | 1992-02-28 |
| JP2537484Y2 true JP2537484Y2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=31599541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990066650U Expired - Lifetime JP2537484Y2 (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 養生シートクリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2537484Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4829168B2 (ja) * | 2007-04-16 | 2011-12-07 | 有限会社Ｙｓｋサポート | 壁面養生板の支持装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4837452U (ja) * | 1971-09-07 | 1973-05-08 |
-
1990
- 1990-06-22 JP JP1990066650U patent/JP2537484Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0424952U (ja) | 1992-02-28 |
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