JP2506451Y2 - 基礎用養生シ―ト - Google Patents

基礎用養生シ―ト

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JP2506451Y2
JP2506451Y2 JP6701090U JP6701090U JP2506451Y2 JP 2506451 Y2 JP2506451 Y2 JP 2506451Y2 JP 6701090 U JP6701090 U JP 6701090U JP 6701090 U JP6701090 U JP 6701090U JP 2506451 Y2 JP2506451 Y2 JP 2506451Y2
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JP
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curing sheet
type curing
sheet
shaped
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努 黒田
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は建築物の基礎構築時に該基礎を養生するため
のシートの構成に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から建築物の基礎を構築する時に型枠を組付けて
コンクリートを打設した後に、雨やゴミ等を防ぐために
養生シートを被せることは公知となっている。該養生シ
ートは基礎だけでなく建築物の材料を覆ったり、建築途
中の壁や屋根等を覆っうことができる一般の長方形のシ
ートが用いられていたのである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、基礎を従来の養生シートにより覆った場合、
真っ直ぐな所はそのまま被せられるが、コーナーのL字
形部や室内側に延設したT字形部を覆う場合には、下側
に垂れ下がった部分にシワが寄ってしまい風が入り易く
なり、捲れる原因となっていたのである。そして、基礎
の型枠の上部は引っ掛かりやすく破れ易かったのであ
る。
また、養生シートを押さえるためにブロックを置いた
り紐により固定するには手間がかかり、除去するにも手
間がかかっていたのである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案はこのような点に鑑み、次の如く構成したもの
である。
平面視I形、L形、T形の天井部をシートの略中央に
設けてそれぞれI型養生シート、L型養生シート、T型
養生シートとし、該天井部から両側に垂下部を設け、該
天井部の裏側に天井部の幅よりやや広い補強布を貼設
し、該I型養生シート、L型養生シート、T型養生シー
トにより型枠3上を覆うべく構成したものである。
(ホ)考案の実施例 本考案の目的・手段は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本考案の養生シートを使用した状態を示す斜
視図、第2図はI型養生シート斜視図、第3図は同じく
展開図、第4図はL型養生シート斜視図、第5図は同じ
く展開図、第6図はT型養生シート斜視図、第7図は同
じく展開図である。
建築物の基礎4は、第1図に示すように敷地の所定位
置を掘り起こして栗石2を敷きつめて、金属製の型枠
(木製型枠でもよい)3を設置して、鉄筋を配して、コ
ンクリートを打設して構築されていたのである。
このコンクリートの打設後は雨が降ると表面が洗われ
て流れてしまったり、雨粒の跡が残ったり、また風が吹
いてゴミ等がコンクリート表面に付着するので、本考案
の養生シートが型枠3上から被せられ、更に、鋼棒を折
り曲げた養生シートクリップ1により風等により飛ばな
いように留められている。
本考案の養生シートはI型養生シート5、L型養生シ
ート6、T型養生シート7からなり、I型養生シート5
の構成は、第2図、第3図に示すように、長方形のポリ
プロピレン等の合成樹脂製のシートからなり、中央部に
型枠3の上部の幅と略一致するように折り目5b・5bを設
けて、折り目5b・5bの間を天井部5aとし、該折り目5b・
5bの両側を垂下部5c・5cとしている。
そして、折り目5b・5b近傍は型枠3に当たり引っ掛か
り、破れ易いので、裏側には折り目5b・5bよりやや広い
幅(約300mm)の補強布5dが貼設されている。尚、基礎
の直線部分は長い部分や短い部分もあるので、天井部5a
の長さが長短二種類の長さの養生シートが用意されてい
る。
L型養生シート6は、第4図、第5図に示すように、
I型養生シート5と同様にポリプロピレン等の合成樹脂
製のシートからなり、平面視で中央に相似形のL形の折
り目6b・6bを設け、該折り目6b・6b間を天井部6aとし、
折り目6b・6b両側を垂下部6c・6cとしている。該天井部
6aの幅は前記I型養生シート5の天井部5aの幅と同じ幅
であり、裏側には前記同様に天井部6aの幅よりやや幅広
の補強布6dが貼設されている。
第5図は外側の辺6eを切り裂いて展開した図であり、
天井部6aに囲まれた部分に一つの垂下部6cの折り重なり
部6fができる。
T型養生シート7は第6図、第7図に示すように、I
型養生シート5、L型養生シート6と同様にポリプロピ
レン等の合成樹脂製のシートからなり、天井部7aは平面
視でT形となるように、直線の折り目7bとL字形の折り
目7c・7cが設けられ、それぞれ直線の折り目7bから垂下
部7d,L字状の折り目7cから垂下部7eがそれぞれ設けられ
天井部7a両側に垂れるようにしている。
そして、型枠3の天井部が当たる部分には天井部の幅
よりやや広い補強布7fがT字形に貼設され該T型養生シ
ート7を広げた状態では第7図に示すようにL字型養生
シート6と同様の折り重なり部7g・7gが左右二ヶ所存在
するようになる。但し、第7図の場合は裏側に折り返し
た状態を示している。
このように養生シートを構成することにより、型枠3
内にコンクリートを打設した後に、第1図に示すよう
に、コーナー部及びT字部にL型養生シート6及びT型
養生シート7を被せて、養生シートクリップ1・1・・
・で留めておき、その間の直線部分にI型養生シート5
を被せて残り全部を覆うようにし、養生シートクリップ
1・1・・・で留めるのである。
(ヘ)考案の効果 以上のような構成により本考案は次のような効果が得
られるのである。
第1に、I型養生シート、L型養生シート、T型養生
シートの三種類の養生シートは型枠の形状に合った養生
シートとなっているので無駄な部分がなく、この三種類
の養生シートを用意するだけで、シワや折り返し部がな
くきれいに型枠上を覆うことができるようになったので
ある。
第2に、養生シートは型枠上方から被せて養生シート
クリップで挟んで留めるだけなので、養生シートのセッ
トが簡単で、短時間で行なえるようになり、取外しも容
易に行なえるようになったのである。
第3に、型枠上部と接する養生シートの裏側には補強
布が貼設されているので、セット後に破れることが少な
くなり、型崩れもないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の養生シートを使用した状態を示す斜視
図、第2図はI型養生シート斜視図、第3図は同じく展
開図、第4図はL型養生シート斜視図、第5図は同じく
展開図、第6図はT型養生シート斜視図、第7図は同じ
く展開図である。 3……型枠 5……I型養生シート 6……L型養生シート 7……T型養生シート 5a・6a・7a……天井部 5c・6c・7d・7e……垂下部 5d・6d・7f……補強布

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面視I形、L形、T形の天井部をシート
    の略中央に設けてそれぞれI型養生シート、L型養生シ
    ート、T型養生シートとし、該天井部から両側に垂下部
    を設け、該天井部の裏側に天井部の幅よりやや広い補強
    布を貼設し、該I型養生シート、L型養生シート、T型
    養生シートにより型枠3上を覆うべく構成したことを特
    徴とする基礎用養生シート。
JP6701090U 1990-06-25 1990-06-25 基礎用養生シ―ト Expired - Fee Related JP2506451Y2 (ja)

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