JPH0716758Y2 - 型枠ユニット - Google Patents
型枠ユニットInfo
- Publication number
- JPH0716758Y2 JPH0716758Y2 JP1988120555U JP12055588U JPH0716758Y2 JP H0716758 Y2 JPH0716758 Y2 JP H0716758Y2 JP 1988120555 U JP1988120555 U JP 1988120555U JP 12055588 U JP12055588 U JP 12055588U JP H0716758 Y2 JPH0716758 Y2 JP H0716758Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weir plate
- spacer
- formwork
- plate
- weir
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は法面上に法枠等を構築するために使用する型
枠ユニットに関するものである。
枠ユニットに関するものである。
現場にて型枠を組む煩雑さを軽減するために、二枚の堰
板を間隔保持材で平行に組んで予めユニット化した型枠
ユニットが開発されている。間隔保持材は棒状であっ
て、屈曲した両端部を左右堰板に引掛けて回動可能にし
ておき、搬入時は折畳んだままで、現場にこれを開いて
使用するものである。
板を間隔保持材で平行に組んで予めユニット化した型枠
ユニットが開発されている。間隔保持材は棒状であっ
て、屈曲した両端部を左右堰板に引掛けて回動可能にし
ておき、搬入時は折畳んだままで、現場にこれを開いて
使用するものである。
上記したような従来の型枠ユニットであると、間隔保持
材の端部を屈曲してこれを堰板に引掛けて回動可能に連
結したもので、スムーズに回転せず、折畳み,組立てが
容易に行えなかった。
材の端部を屈曲してこれを堰板に引掛けて回動可能に連
結したもので、スムーズに回転せず、折畳み,組立てが
容易に行えなかった。
また堰板の自立を支えているのは間隔保持材との連結部
分であって、屈曲し易い金網や紙製の堰板であると支え
が不充分となることがある。これを補強するには間隔保
持材の数を増やすという不経済なことをしなければなら
なかった。
分であって、屈曲し易い金網や紙製の堰板であると支え
が不充分となることがある。これを補強するには間隔保
持材の数を増やすという不経済なことをしなければなら
なかった。
この考案は以上のような課題を解決するためになされた
もので、型枠の組立て作業が容易に行えるとともに、経
済的に型枠を自立させることができる型枠ユニットを提
供することを目的とする。
もので、型枠の組立て作業が容易に行えるとともに、経
済的に型枠を自立させることができる型枠ユニットを提
供することを目的とする。
この考案にかかる型枠ユニットは、互いに並行に起立し
た金網からなる堰板の高さに等しい高さの2本の丸棒か
らなる支持材を上下の水平な保持材の端部に固定して構
成したスペーサを、前記堰板に所定間隔おきに配置する
と共に、堰板の上縁に型枠定規を取付け、堰板の網目連
結部と前記支持材とをリング状の連結具により連結し、
スペーサの支持材が連結具内にて回転可能となるように
したものである。
た金網からなる堰板の高さに等しい高さの2本の丸棒か
らなる支持材を上下の水平な保持材の端部に固定して構
成したスペーサを、前記堰板に所定間隔おきに配置する
と共に、堰板の上縁に型枠定規を取付け、堰板の網目連
結部と前記支持材とをリング状の連結具により連結し、
スペーサの支持材が連結具内にて回転可能となるように
したものである。
以下、図に示す一実施例に基づきこの考案を詳細に説明
する。
する。
図において1は堰板であって、金網によって構成されて
いる。金網としてはエキスパンドメタル,メタルラス,
リブラス等が採用できる。堰板1の上縁には、細巾の金
属製の型枠定規2が溶接にて取付け固定されている。
いる。金網としてはエキスパンドメタル,メタルラス,
リブラス等が採用できる。堰板1の上縁には、細巾の金
属製の型枠定規2が溶接にて取付け固定されている。
図において3はスペーサである。スペーサ3は、左右に
適宜間隔離れて起立した二本の丸棒からなる支持材4,4
が、水平な二本の保持材5,5の端部に溶接固定されてい
る。6は上下の保持材5,5を連結する補強材であって、
保持材5,5に重ねられて溶接されている。
適宜間隔離れて起立した二本の丸棒からなる支持材4,4
が、水平な二本の保持材5,5の端部に溶接固定されてい
る。6は上下の保持材5,5を連結する補強材であって、
保持材5,5に重ねられて溶接されている。
以上のようなスペーサ3の左右に前記した堰板1,1が配
されて、連結具7によって連結されている。連結具7と
しては弾性を有するリング状の部材が採用されており、
堰板1,1の網目連結部と支持材4,4とをこの連結具7によ
り引掛け連結する。従って支持材4は連結具7内にて自
由に回転可能となっている。連結具7は一本の支持材4
に幾つ付けてもよく、屈曲し易い堰板1であれば連結具
7の数を増やして堰板1の屈曲を防いでもよい。
されて、連結具7によって連結されている。連結具7と
しては弾性を有するリング状の部材が採用されており、
堰板1,1の網目連結部と支持材4,4とをこの連結具7によ
り引掛け連結する。従って支持材4は連結具7内にて自
由に回転可能となっている。連結具7は一本の支持材4
に幾つ付けてもよく、屈曲し易い堰板1であれば連結具
7の数を増やして堰板1の屈曲を防いでもよい。
以上のように複数のスペーサ3の左右に堰板1,1を取付
けて型枠ユニットを構成する。連結具7によって支持材
4は堰板1に対して回転可能であるため、スムーズに回
転して折畳み可能であって、これを現場に搬入して容易
に組立て可能である。
けて型枠ユニットを構成する。連結具7によって支持材
4は堰板1に対して回転可能であるため、スムーズに回
転して折畳み可能であって、これを現場に搬入して容易
に組立て可能である。
第5図に示すのは型枠ユニットを用いて法枠を構築した
場合であって、型枠ユニットを縦横に連続して法面に並
べ格子状に組む。この型枠ユニットの堰板1,1間に縦横
に鉄筋8を配し、堰板1,1内にコンクリート或いはモル
タル9を打設する。堰板1,1上縁の型枠定規に沿ってモ
ルタル9等をならせば、外観の良好な法枠となる。10は
地山に打設したグランドアンカーであって、このグラン
ドアンカーに法枠を固定する。
場合であって、型枠ユニットを縦横に連続して法面に並
べ格子状に組む。この型枠ユニットの堰板1,1間に縦横
に鉄筋8を配し、堰板1,1内にコンクリート或いはモル
タル9を打設する。堰板1,1上縁の型枠定規に沿ってモ
ルタル9等をならせば、外観の良好な法枠となる。10は
地山に打設したグランドアンカーであって、このグラン
ドアンカーに法枠を固定する。
この考案は以上のような構成を有し、スペーサの支持材
をリング状の連結具にて堰板の網目連結部に連結するた
め、スペーサがスムーズに回転して折畳み,組立てが容
易となると共に、支持材が堰板の高さと等しいから型枠
を立てて容易に設置することができる。
をリング状の連結具にて堰板の網目連結部に連結するた
め、スペーサがスムーズに回転して折畳み,組立てが容
易となると共に、支持材が堰板の高さと等しいから型枠
を立てて容易に設置することができる。
また、組立てた型枠内にコンクリートを打設する際には
型枠定規により上端面及び側壁面を容易に正確に仕上げ
ることができ、連結具の数を任意に増やすことにより屈
曲し易い堰板であっても、これを補強し打設したコンク
リートにより側壁が膨らむのを防止することができる。
型枠定規により上端面及び側壁面を容易に正確に仕上げ
ることができ、連結具の数を任意に増やすことにより屈
曲し易い堰板であっても、これを補強し打設したコンク
リートにより側壁が膨らむのを防止することができる。
連結具を軸として折畳んだ型枠ユニットを型枠定規が互
いに反対側にあるようにして交互に折り重ね運搬すると
きは定規間に支持枠を掛け渡した形となり堰板の金網は
これらに保護され運搬できるから運搬に際して金網縁部
が折り曲げられることがない。
いに反対側にあるようにして交互に折り重ね運搬すると
きは定規間に支持枠を掛け渡した形となり堰板の金網は
これらに保護され運搬できるから運搬に際して金網縁部
が折り曲げられることがない。
第1図は型枠ユニットの正面図、第2図はその平面図、
第3図はその側面図、第4図はその折畳んだ状態の平面
図、第5図は型枠ユニットを使用して構築した法枠の斜
視図である。 1…堰板、2…型枠定規、3…スペーサ、4…支持材、
5…保持材、6…補強材、7…連結具。
第3図はその側面図、第4図はその折畳んだ状態の平面
図、第5図は型枠ユニットを使用して構築した法枠の斜
視図である。 1…堰板、2…型枠定規、3…スペーサ、4…支持材、
5…保持材、6…補強材、7…連結具。
Claims (1)
- 【請求項1】互いに並行に起立した金網からなる堰板の
高さに等しい高さの2本の丸棒からなる支持材を上下の
水平な保持材の端部に固定して構成したスペーサを、前
記堰板に所定間隔おきに配置すると共に、堰板の上縁に
型枠定規を取付け、堰板の網目連結部と前記支持材とを
リング状の連結具により連結し、スペーサの支持材が連
結具内にて回転可能となるようにしたことを特徴する型
枠ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988120555U JPH0716758Y2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 型枠ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988120555U JPH0716758Y2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 型枠ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0242944U JPH0242944U (ja) | 1990-03-26 |
JPH0716758Y2 true JPH0716758Y2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=31366770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988120555U Expired - Lifetime JPH0716758Y2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 型枠ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716758Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2863895B2 (ja) * | 1994-12-08 | 1999-03-03 | ジャパンネットトレーディング株式会社 | 法枠用型枠及び法枠の施工方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5841117A (ja) * | 1981-09-01 | 1983-03-10 | Fukuoka Seishi Kk | 法枠の整形方法 |
JPH0322355Y2 (ja) * | 1986-06-02 | 1991-05-15 |
-
1988
- 1988-09-14 JP JP1988120555U patent/JPH0716758Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0242944U (ja) | 1990-03-26 |
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