JP3276936B2 - 流量コントロールバルブ - Google Patents
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Description
いは気体)の流量を一定に制御する流量コントロールバ
ルブに関する。
1183号として、ダイヤフラムを利用して流入側(一
次側)の圧力変動に対応して流出側(二次側)の流量を
一定に保つことができる流量コントロールバルブを提案
した。
ブは、図10および図11に符号100として示したよ
うに、一側に被制御流体の流入部111を有し弁座11
3を介して他側に被制御流体の流出部112が形成され
たチャンバ130を有するボディ本体110と、前記弁
座113を開閉する弁部121と前記流入部側に配され
た第一ダイヤフラム部122と前記流出部側に配された
第二ダイヤフラム部123を有する弁機構体120とか
らなり、前記第一ダイヤフラム部122および第二ダイ
ヤフラム部123によって、前記ボディ本体110のチ
ャンバ130を第一加圧室131、弁室135および第
二加圧室140に区分して、前記第一加圧室131およ
び第二加圧室140に設けられた第一加圧手段151及
び第二加圧手段152によって前記第一ダイヤフラム部
122および第二ダイヤフラム部123に対して常時弁
室方向(内向き)に一定圧力を加えるようにしてなるも
のである。図示の例では、前記第一加圧手段151はバ
ネ体で、前記第二加圧手段152は加圧気体である。図
の符号141は加圧気体のための給気ポート、142は
同じく排気ポートである。
ブ100によれば、流入部111側(一次側)の圧力変
動は、常時内向きの一定圧力を加えられた第一ダイヤフ
ラム部122および第二ダイヤフラム部123に対する
背圧(外向きの圧力)変動として現れ、前記加圧手段1
51,152による一定の内向きの設定圧力と一次側の
外向きの変動圧力とが釣合いを保とうとして、弁機構体
120を移動させる。弁機構体120の移動によってそ
の弁部121が移動し、該弁部121と弁座113間の
開口量が変化して、被制御流体の流量が制御される。
ラム部122,123を一体に有する弁機構体120を
用いることによって、従来の機械的あるいは電気的手段
では追従することができなかった瞬間的な圧力変化ある
いは脈動のような変化に対し、瞬時に対応することがで
きるという大きな有利性を備える。また、機構的にも簡
単かつ単純で、設備および維持上の利点が大きい。
前記弁機構体120が第一ダイヤフラム部122側と第
二ダイヤフラム部123側とが一体に結合されているこ
とにより、次のような問題が新たに生ずることがわかっ
た。すなわち、流出側(二次側)につまりや閉状態など
の負荷の増大が生じ流出部112側の第二ダイヤフラム
部123に大きな背圧が加わった場合には、弁機構体1
20に多大な負荷がかかるということである。弁機構体
120に大きな負荷がかかると、まず、第一ダイヤフラ
ム部122と第二ダイヤフラム部123の固着部(通常
は螺着部)に劣化や損傷を生ずるするおそれがある。同
時に、流出部112側の背圧により弁機構体120の弁
部121が移動して弁座113を閉じる場合には、第一
加圧手段151から第一ダイヤフラム部122側を介し
てかかる設定圧力のほかに第二ダイヤフラム部123側
にかかる外向きの背圧が加わるので、当該弁機構体12
0の弁部121とボディ本体110の弁座113との間
に大きな摩擦力が働き、それらの破損や塵(パーティク
ル)の発生を招くおそれがある。
故障の因となりその機能ならびに耐久性を低下させるの
みならず、流量制御の信頼性を損ねることにもなりかね
ない。また、この種のバルブは超純水や薬液等に用いら
れることが多く、微細な塵の発生はそのような用途への
この種バルブの適用を拒絶する。
な問題に対処するために提案されたものであって、流出
側(二次側)の負荷の増大に伴って発生するバルブの劣
化、損傷あるいは塵の発生等の不具合を一挙に解消する
ことができる新規な流量コントロールバルブの構造を提
供することを目的とする。また、この発明は、さらに進
んで、二次側を閉状態とすることができ、これによって
新たな使用態様を可能にする流量コントロールバルブの
構造を提供することを目的とする。もちろん、この発明
は、機械的あるいは電気的な複雑かつ高価な機構を用い
ることなく、ダイヤフラム機構を採用することによっ
て、瞬間的な負荷変動あるいは脈動のような変化に対し
ても、瞬時に対応することができ、機構的にも簡単かつ
単純で、設備および維持上においても優れた流量コント
ロールバルブを提供することを目的とする。
明は、一側に被制御流体の流入部(12)を有し弁座
(16)を介して他側に被制御流体の流出部(15)が
形成されたチャンバ(20)を有するボディ本体(1
1)と、前記弁座を開閉する弁部(41)と前記流入部
側に配された第一ダイヤフラム部(50)と前記流出部
側に配された第二ダイヤフラム部(60)とを有する弁
機構体(40)とからなり、前記各ダイヤフラム部は、
それらの外周部が前記ボディ本体に固定されて前記チャ
ンバ内に取り付けられていて、該チャンバを第一ダイヤ
フラム部外側の第一加圧室(21)、前記第一ダイヤフ
ラム部及び第二ダイヤフラム部に囲まれ前記流入部及び
弁座ならびに流出部を有する弁室(25)、及び第二ダ
イヤフラム部外側の第二加圧室(30)に区分してお
り、前記第一加圧室及び第二加圧室に設けられた第一加
圧手段(M1)及び第二加圧手段(M2)によって前記
第一ダイヤフラム部及び第二ダイヤフラム部を常時弁室
方向に一定圧力を加えるようにしてなる流量コントロー
ルバルブ(10)において、前記弁機構体(40)の第
一ダイヤフラム部(50)に弁部(41)を有する第一
部材(51)を一体に設けるとともに、前記第二ダイヤ
フラム部(60)には前記第一部材と分離自在に遊嵌結
合された第二部材(61)を一体に設けたことを特徴と
する流量コントロールバルブに係る。
て、前記弁機構体の第一部材と第二部材の結合部が円台
錐形状の凸部(52)と凹部(62)によって形成され
ている流量コントロールバルブに係る。
いて、前記第一加圧室の加圧手段がバネ(S1)よりな
る流量コントロールバルブに係る。
し3のいずれかにおいて、前記第二加圧室の加圧手段が
加圧気体(A1)よりなる流量コントロールバルブに係
る。
記第二加圧室の加圧気体の給気ポート(31)に逆止弁
(35)が設けられている流量コントロールバルブに係
る。
いて、前記第二加圧室の加圧気体の給気回路(36)に
絞り機構(37)が配置されている流量コントロールバ
ルブに係る。
ずれかにおいて、前記第二加圧室の排気回路(38)に
絞り機構(39)が配置されている流量コントロールバ
ルブに係る。
ずれかにおいて、前記第二ダイヤフラム部にサックバッ
ク機構(70)が設けられている流量コントロールバル
ブに係る。
サックバック機構が第二ダイヤフラム部を弁室方向と反
対方向に付勢するバネ(S2)よりなる流量コントロー
ルバルブに係る。
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係る流
量コントロールバルブの縦断面図、図2はその流量制御
状態を示す縦断面図、図3は同じくその弁座閉状態を示
す縦断面図、図4は第二加圧室の加圧気体の給気ポート
部分を拡大して示す部分断面図、図5はこの発明の加圧
手段の設定エアー圧力および被制御流体の圧力・流量変
化を参考例と比較して示すグラフ図、図6はこの発明の
流量コントロールバルブを複数同時に使用する状態を表
す概略配置図、図7は参考例の流量コントロールバルブ
を複数同時に使用する状態を表す概略配置図、図8はこ
の発明の他の実施例に係る流量コントロールバルブの弁
座閉状態を示す縦断面図、図9は図8の実施例における
加圧手段の設定圧力と被制御流体の流量の関係を示すグ
ラフ図である。
は、この発明の一実施例に係るもので、ボディ本体11
と、該ボディ本体11に形成されたチャンバ20に装置
される弁機構体40とからなる。
及び耐薬品性の高い樹脂から形成されてなり、一側に被
制御流体のための流入部12を有し、弁座16を介して
他側に被制御流体のための流出部15が形成されたチャ
ンバ20を有している。本実施例のボディ本体11は、
図示のように、第1ブロック11a,第2ブロック11
b,第3ブロック11cに分割され、これらを一体に組
み付けて構成されている。なお、前記流出部15には適
宜の口径を有するオリフィス(図示せず)が取り付けら
れることもある。また、前記流入部12には流入用配管
(図示せず)、流出部15には流出用配管P(図2及び
図3参照)がそれぞれ接続される。
に、フッ素樹脂等の耐蝕性及び耐薬品性の高い樹脂から
形成され、弁部41と、第一ダイヤフラム部50と、第
二ダイヤフラム部60とを有する。
記弁部41は前記弁座16を開閉するとともに、弁座1
6に接近離間して両者間に形成される開口を制御する流
通制御部を構成するものである。本実施例では、当該弁
部41の表面はテーパ面42にて形成され、流通制御部
を線状に制御するように構成されている。
と一体に形成されており、ダイヤフラム面である薄肉の
可動部50aと、その外周側の外周部50bを有する。
第二ダイヤフラム部60は、ダイヤフラム面である薄肉
の可動部60aと、その外周側の外周部60bを有す
る。なお、各ダイヤフラム部50,60の薄肉可動部5
0a,60aの面積(ダイヤフラム有効面積)は、制御
性が良好となるよう、つまり、瞬間的な負荷変動あるい
は脈動のような変化に対しても、瞬時に対応することが
できるよう、それぞれ所定値に設定される。
0の第一ダイヤフラム部50には弁部41を有する第一
部材51が一体に設けられるとともに、前記第二ダイヤ
フラム部60には前記第一部材51と分離自在に遊嵌結
合された第二部材61が一体に設けられている。図示し
た実施例では、請求項2に記載の発明のように、前記第
一部材51と第二部材61の遊嵌結合部は、第一部材5
1に形成された円台錘形状の凸部52と第二部材61に
形成された円台錘形状の凹部62によって構成されてい
る。この例とは逆に第一部材51に円台錘形状の凹部
を、第二部材61に円台錘形状の凸部が形成されてもよ
い。このように構成することによって、第一部材51と
第二部材61の結合時における位置決めが確実に行える
利点がある。なお、第一部材51及び第二部材61は、
それぞれ、第一ダイヤフラム部50及び第二ダイヤフラ
ム部60と一体に形成してもよく、あるいは独立して形
成して螺着等によって一体に結合してもよい。図示の符
号80は後述する第一加圧手段であるバネS1のための
バネ受け部であって、第一ダイヤフラム部50に螺着や
遊嵌等、適宜手段により係着されている。バネを用いな
い場合にはこのバネ受け部80は不要である。
らの外周部50b,60bがボディ本体11に固定され
て、前記チャンバ20内に取り付けられる。実施例で
は、図のように、第一ダイヤフラム部50の外周部50
bがボディ本体11を構成する第1ブロック11aと第
2ブロック11b間に、第二ダイヤフラム部60の外周
部60bが第2ブロック11bと第3ブロック11c間
に、それぞれ挟着されて固定されている。図示の符号8
1はボディ本体11と第一ダイヤフラム部50間をシー
ルするためのシール部材、82はボディ本体11と第二
ダイヤフラム部60間をシールするためのシール部材で
ある。そして、これらの第一ダイヤフラム部50及び第
二ダイヤフラム部60の取付によって、前記チャンバ2
0は、順に第一加圧室21,弁室25,第二加圧室30
に区分される。
らに説明する。第一加圧室21は、第一ダイヤフラム部
50の外側(図では下側)に位置し、第一ダイヤフラム
部50に対して常時弁室方向(内向き、図では上向き)
に一定圧力(第一設定圧力)を加える第一加圧手段M1
を備える。実施例における前記第一加圧手段M1は、請
求項3に記載の発明のように、バネS1よりなり、所定
バネ定数のバネS1は第一加圧室21の底部と第一ダイ
ヤフラム部50に形成されたバネ受け部80との間に装
着される。このように加圧手段M1をバネS1とすれ
ば、構造が簡単となり、コスト的に有利である。もちろ
ん、前記加圧手段M1はバネS1に限定されることはな
く、加圧気体を採用したり、あるいは、バネと加圧気体
の両方を採用したり、さらにはソレノイド(電磁石)等
を採用してもよい。なお、バネ単独で使用する場合に
は、図示しないが、バネ押え部材を螺着して荷重調節自
在なバネ装置とすることが望ましい。また、該荷重調節
自在なバネ装置にサーボモータ等を接続してバネ定数を
自動制御できるように構成してもよい。図示の符号22
は第一加圧室21内の空気の出入りを行う呼吸路を表
す。
第二ダイヤフラム部60に囲まれ、前記流入部12、及
び前記弁機構体40の弁部41に対応する弁座16、並
びに前記流出部15を有している。この実施例の弁座1
6はボディ本体11の第2ブロック11bの角部がこの
機能を果している。この弁室25において、弁機構体4
0の弁部41の移動によって、弁部41と弁座16との
間の開口量が変化して流入部12側から流出部15側へ
流通する被制御流体の流量が制御される。
0の外側(図では上側)に位置し、第二ダイヤフラム部
60に対して常時弁室方向(内向き、図では下向き)に
一定圧力(第二設定圧力)を加える第二加圧手段M2を
備える。図示の実施例では、請求項4に記載した発明の
ように、第二加圧手段M2を加圧気体A1より構成して
いる。第二加圧手段M2を加圧気体A1とする場合に
は、その設定圧力の調整が容易であるとともに、大きな
設定圧力が要求される場合に有効であるという利点を有
する。図示の第二加圧室30に関し、符号31は加圧気
体のための給気ポート、32はその排気ポートである。
気体の加圧装置は図示が省略されている。なお、第二加
圧手段M2として、前記した荷重調節自在なバネ装置や
ソレノイド等を採用してもよい。
ルバルブ10の作用について、図2及び図3を参照しつ
つ説明する。この発明の流量コントロールバルブ10に
よれば、前記第一加圧室21および第二加圧室30の加
圧手段M1,M2によって、弁機構体40に対して、そ
の第一ダイヤフラム部50および第二ダイヤフラム部6
0を介して、常時弁室方向、つまり内向きの第一設定圧
力および第二設定圧力が加えられている。通常の制御状
態(通水状態)では、図2に示したように、前記第一設
定圧力および第二設定圧力は被制御流体が所定流量のと
き釣合いを保つように構成されていて、弁機構体40の
弁部41と弁室25の弁座16との間の開口量は一定間
隔に保たれている。これによって、流入部12側(一次
側)から弁室25内に流入した被制御流体は所定の流量
だけ流出部15側(二次側)へ流出される。
体に何らかの変化があると、その変化は一次側の圧力変
動として現れ、前記第二設定圧力が加えられている弁機
構体40の第二ダイヤフラム部60に対する背圧(外向
きの圧力)変動として現れる。この一次側の外向きの変
動圧力と前記各加圧手段M1,M2による内向きの設定
圧力とが釣合いを保とうとして、弁機構体40を変動さ
せる。弁機構体40の変動に伴ってその弁部41が位置
移動を生じ、弁部41と弁座16間の開口量が変化し
て、被制御流体の流量が制御される。この通常の制御状
態では内向きの設定圧力と外向きの背圧とが釣り合いを
保っているので、前記弁機構体40の第一部材51と第
二部材61とは一体の結合状態で作動する。
なった場合、例えばその一例として図3に示すような流
出側の配管Pのバルブを閉じた場合には、背圧すなわち
弁機構体40の各ダイヤフラム部50,60(特には第
二ダイヤフラム部60)に作用する外向きの圧力は、図
2の通常制御状態に比して高くなる。その結果、第二ダ
イヤフラム部60は外向き(図の上向き)に移動し、そ
れに伴って弁部41および第一ダイヤフラム部50は第
二ダイヤフラム部60側に移動し、弁座16が弁部41
により閉じられる。このとき、弁部41および第一ダイ
ヤフラム部50を弁室方向に移動させる力は前記第一加
圧手段M1による圧力のみである。
背圧が第二ダイヤフラム部60に作用すると、図3に示
したように、前記弁機構体40の第一ダイヤフラム部5
0側の第一部材51と第二ダイヤフラム部60側の第二
部材61は分離する。このことは、第二ダイヤフラム部
60に大きな背圧がかかっても、弁機構体40全体には
その負荷がかからないことを意味する。すなわち、第一
部材51と第二部材61とが遊離することによって、弁
機構体40は第一ダイヤフラム部50側と第二ダイヤフ
ラム部60側に分離し、第一ダイヤフラム部50の弁部
41は第一加圧手段M1による圧力のみによって弁座1
6を閉じる一方、第二ダイヤフラム部60のダイヤフラ
ム面60aはそれ以上の背圧を吸収するのである。
来のこの種バルブの問題点であった、弁機構体40全体
に多大な負荷がかかって弁機構体40の固着部が劣化、
損傷したり、あるいは弁機構体40の弁部41やボディ
本体11の弁座16が破損したり、塵が発生することを
ことごとく防止することができるのである。
上に述べた図2の例のように、二次側を閉状態とするこ
とが問題なくできるので、流量を制御しつつその開閉の
切り替えも可能になるという、この種流量コントロール
バルブにおける全く新たな使用態様が可能となる。この
使用態様は、例えば積算流量計の信号によって二次側配
管を閉じるという、従来のこの種バルブでは全く不可能
であったことを可能にする。さらにまた、同様に、第二
加圧室の第二加圧手段M2の作用を停止することによっ
ても、二次側を閉状態とするができるようになった。
て、さらに説明する。図1ないし図3に図示した実施例
では、請求項5の発明として規定し、図4の拡大図に示
したように、前記第二加圧室30の加圧気体A1の給気
ポート31にゴム等の弾性(可撓性)を有する弁体35
aを備えた逆止弁35が設けられている。このような逆
止弁35を設置することにより、万一第二ダイヤフラム
部60が破れた場合でも、被制御流体の給気ポート31
への逆流を逆止弁35により阻止することができ、逆流
によって発生する給気側の電磁弁等の制御機器若しくは
圧力調整機器等の故障、破損を防止することができる。
なお、図4の(4A)は通常の制御状態を表し、加圧気
体の圧力により前記逆止弁35の弁体35aは気体流路
36bを開放している。他方、図4の(4B)は第二ダ
イヤフラム部60が破れて第二加圧室30側へ被制御流
体が漏れた状態を表し、該被制御流体の圧力により前記
逆止弁35の弁体35aは弾性変形して気体流路36b
を塞いでいる。
して規定したように、前記第二加圧室30の加圧気体A
1の給気回路36(前記給気ポート31を含む。)の所
定位置に絞り弁等の絞り機構37が配置されている。こ
の絞り機構37により、図5の(5A)の実線で示した
ように、第二加圧手段M2の第二設定エアー圧力を徐々
に(緩やかに)変化させることができ、図の点線に示さ
れるように被制御流体の圧力および流量も急激ではなく
徐々に変化させることができる。これによって、水激現
象(ウォーターハンマー)を防ぐことができる。なお、
図5の(5B)は、参考例として前記第二加圧室の加圧
気体の給気回路に絞り機構がない場合における第二加圧
手段の設定エアー圧力および被制御流体の圧力・流量変
化を示すもので、図から明らかなように、この場合に
は、第二設定エアー圧力が急激に変化し、これに伴い被
制御流体の流量も急激に変化し、ウォーターハンマーが
生ずるおそれがある。
として規定したように、前記第二加圧室30の加圧気体
A1の排気回路38(前記排気ポート32を含む。)の
所定位置にも絞り機構39が配置されている。この絞り
機構39により、前記加圧気体A1の排気量を前記絞り
機構39により制御することができ、図6に示すよう
に、例えば、一の供給部から複数の配給部へ分けて被制
御流体を配給する等、当該流量コントロールバルブ10
を複数同時に使用する場合、特には各バルブ10A,1
0B,10Cの加圧気体A1の第二設定エアー圧力を同
圧力として使用する際、仮に各バルブ10A,10B,
10C間に個体差があったとしても、前記絞り機構39
を調整することにより、前記給気ポート31への給気圧
力を調整しなくても、各々のバルブに合わせて目的の被
制御流体の流量及び圧力を得ることができる。従って、
単一の圧力調整機器C(通常、各バルブ10A,10
B,10Cの給気回路36に設置される。)を用いた場
合にも、各バルブ10A,10B,10Cにおける被制
御流体の流量及び圧力のバラツキを解消することができ
る。また、前記絞り機構39の調節によって、被制御流
体の流量を設定することも可能となる利点がある。
圧室の加圧気体の排気回路38Dに絞り機構を設けない
流量コントロールバルブを複数同時に使用する場合に
は、各バルブ10D,10E,10F間の個体差に起因
して各バルブ10D,10E,10F間に生じる被制御
流体の流量及び圧力のバラツキを解消するため、各バル
ブ10D,10E,10Fについてそれぞれ圧力調整機
器C1,C2,C3および計測器(図示せず)を設置す
る必要がある。図7中の符号31Dは加圧気体の給気ポ
ート、32Dは加圧気体の排気ポート、36Dは加圧気
体の給気回路、37Dは前記給気回路に配置された絞り
機構である。
量コントロールバルブ10Yが示されている。なお、以
下の説明および図8において先に説明した実施例の流量
コントロールバルブ10の部材と同一部材については同
一符号を付して、説明を省略する。この例の流量コント
ロールバルブ10Yは、請求項8の発明として規定した
ように、前記第二ダイヤフラム部60にサックバック機
構70を設けたものである。図示の例では、さらに請求
項9の発明として規定したように、前記サックバック機
構70は第二ダイヤフラム部60を弁室方向と反対方
向、つまり前記第二加圧手段M2とは反対の外向きに付
勢する所定バネ定数のバネS2より構成されている。該
バネS2は第二ダイヤフラム部60に取り付けられたバ
ネ受け部71を介して第二ダイヤフラム部60を弁室方
向と反対方向に付勢している。サックバック機構70は
このバネS2に限定されず、他の駆動装置等を採用して
もよい。
は、流量コントロールバルブ10Yの第二加圧手段M2
の設定圧力を所定値以下に下げて弁座16の開閉を行う
ときに、該サックバック機構70が働いて、弁座16が
閉じた後弁室25の流出部15側の容積が大きくなり、
バルブ10Y内の圧力が下がり、バルブ10Yの流出部
15と接続される流出用配管P内の液体をバルブ10Y
内へ引き戻し、いわゆる液だれを防ぐことができる。な
お、図9にはこの例における第二加圧手段M2の設定圧
力と被制御流体の流量の関係が示され、図から理解され
るように、前記第二加圧手段M2の設定圧力をa値以下
に下げると被制御流体の流量の値は0になる。なお、図
9中の符号bはサックバック予定量を示す。
流量コントロールバルブにあっては、流出側(二次側)
の負荷の増大に伴って発生するバルブの劣化、損傷ある
いは塵の発生等の不具合を一挙に解消することができ、
その機能ならびに耐久性を向上させ、流量制御の信頼性
を高めることができる。特に、被制御流体が超純水や薬
液等である場合には、高い適用性を有する。
コントロールバルブにあっては、従来のこの種バルブに
は不可能とされていた二次側を閉状態とすることが可能
となり、これによって前述したような新たな使用態様が
作出され、この種コントロールバルブの利便性が大幅に
向上する。
ラム機構を採用することによって、瞬間的な負荷変動あ
るいは脈動のような変化に対しても、瞬時に対応するこ
とができ、さらに、機械的あるいは電気的な複雑かつ高
価な機構を用いるものではないので、機構的にも簡単か
つ単純で、設備および維持上においても大きな有利性を
備える。
ルブの縦断面図である。
る。
して示す部分断面図である。
制御流体の圧力・流量変化を参考例と比較して示すグラ
フ図である。
に使用する状態を表す概略配置図である。
使用する状態を表す概略配置図である。
バルブの弁座閉状態を示す縦断面図である。
の流量の関係を示すグラフ図である。
御状態を示す縦断面図である。
態を示す縦断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 一側に被制御流体の流入部(12)を有
し弁座(16)を介して他側に被制御流体の流出部(1
5)が形成されたチャンバ(20)を有するボディ本体
(11)と、前記弁座を開閉する弁部(41)と前記流
入部側に配された第一ダイヤフラム部(50)と前記流
出部側に配された第二ダイヤフラム部(60)とを有す
る弁機構体(40)とからなり、 前記各ダイヤフラム部は、それらの外周部が前記ボディ
本体に固定されて前記チャンバ内に取り付けられてい
て、該チャンバを第一ダイヤフラム部外側の第一加圧室
(21)、前記第一ダイヤフラム部及び第二ダイヤフラ
ム部に囲まれ前記流入部及び弁座ならびに流出部を有す
る弁室(25)、及び第二ダイヤフラム部外側の第二加
圧室(30)に区分しており、前記第一加圧室及び第二
加圧室に設けられた第一加圧手段(M1)及び第二加圧
手段(M2)によって前記第一ダイヤフラム部及び第二
ダイヤフラム部を常時弁室方向に一定圧力を加えるよう
にしてなる流量コントロールバルブ(10)において、 前記弁機構体(40)の第一ダイヤフラム部(50)に
弁部(41)を有する第一部材(51)を一体に設ける
とともに、前記第二ダイヤフラム部(60)には前記第
一部材と分離自在に遊嵌結合された第二部材(61)を
一体に設けたことを特徴とする流量コントロールバル
ブ。 - 【請求項2】 請求項1において、前記弁機構体の第一
部材と第二部材の結合部が円台錐形状の凸部(52)と
凹部(62)によって形成されている流量コントロール
バルブ。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記第一加
圧室の加圧手段がバネ(S1)よりなる流量コントロー
ルバルブ。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
前記第二加圧室の加圧手段が加圧気体(A1)よりなる
流量コントロールバルブ。 - 【請求項5】 請求項4において、前記第二加圧室の加
圧気体の給気ポート(31)に逆止弁(35)が設けら
れている流量コントロールバルブ。 - 【請求項6】 請求項4または5において、前記第二加
圧室の加圧気体の給気回路(36)に絞り機構(37)
が配置されている流量コントロールバルブ。 - 【請求項7】 請求項4ないし6のいずれかにおいて、
前記第二加圧室の排気回路(38)に絞り機構(39)
が配置されている流量コントロールバルブ。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかにおいて、
前記第二ダイヤフラム部にサックバック機構(70)が
設けられている流量コントロールバルブ。 - 【請求項9】 請求項8おいて、前記サックバック機構
が第二ダイヤフラム部を弁室方向と反対方向に付勢する
バネ(S2)よりなる流量コントロールバルブ。
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