JPH1185287A - 流量コントロールバルブ - Google Patents

流量コントロールバルブ

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JPH1185287A
JPH1185287A JP9264935A JP26493597A JPH1185287A JP H1185287 A JPH1185287 A JP H1185287A JP 9264935 A JP9264935 A JP 9264935A JP 26493597 A JP26493597 A JP 26493597A JP H1185287 A JPH1185287 A JP H1185287A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一次側の圧力変動のみならず、二次側におけ
る負荷変動に対しても、瞬時に追従してその流量を一定
に保つことができる新規な流量コントロールバルブを提
供する。 【解決手段】 第一加圧室21および第二加圧室35
は、それぞれ弁機構体40の第一ダイヤフラム部50お
よび第三ダイヤフラム部70に対して常時内向きの一定
の圧力を加える手段を備え、弁室25は、弁機構体40
の弁部41の変動によって弁座との間の開口量が変化し
て前記流入チャンバ27から流出チャンバ28へ流通す
る被制御流体の流量が制御される流通制御部30を有
し、差圧室33は、前記流出チャンバ28と連通自在に
構成されかつ前記流出流路13と連通するバイパス流路
18のバイパス開口18を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流体(液体ある
いは気体)の流量を一定に制御するコントロールバルブ
に関し、特には一次側(流入側)の圧力変動のみなら
ず、二次側(流出側)の負荷変動を吸収して一定流量を
制御するようにした流量コントロールバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、先に、日本特許出願公開平
成6−295209号として、ダイヤフラムを利用し
て、一次側(流入側)の圧力変動に反応して二次側(流
出側)の流量を一定に保つことができる流体コントロー
ルバルブを提案した。この発明は日本特許第26711
83号として成立している。この先行発明に係る流体コ
ントロールバルブは、図3に符号100として示したよ
うに、流入部111と流出部112を有するボディ本体
110と、弁部121と第一ダイヤフラム部122およ
び第二ダイヤフラム部123を有する弁体120よりな
り、前記第一ダイヤフラム部122および第二ダイヤフ
ラム部123によって、ボディ本体110のチャンバを
第一加圧室131、弁室130および第二加圧室132
に区分して、前記第一加圧室131および第二加圧室1
32において前記第一ダイヤフラム部122および第二
ダイヤフラム部123の外側から常時内向きの一定圧力
を加えるようにしてなるものである。符号136および
137は加圧気体の流路である。
【0003】この先行発明に係る流体コントロールバル
ブ100によれば、流入部111側(一次側)の圧力変
動は、常時内向きの一定圧力を加えられた第一ダイヤフ
ラム部122および第二ダイヤフラム部123に対する
外向きの圧力変動として現れ、この一定の内向きの力と
一次側の外向きの変動圧力とが釣合いを保とうとして、
弁体120を変動させる。弁体120の変動によってそ
の弁部121が移動し、開口量が変化して、流量が制御
される。
【0004】この先行発明は、二つのダイヤフラム部を
有する弁体を用いることによって、従来の機械的あるい
は電気的手段では追従することができなかった瞬間的な
圧力変化あるいは脈動のような変化に対し、瞬時に対応
することができるという大きな有利性を備える。また、
機構的にも簡単かつ単純で、設備および維持上の利点が
大きい。
【0005】しかしながら、前記先行発明は、二次側で
ある流出側の負荷変動に対応する機能を有するものでは
ない。従って、例えば、二次側で他の流体と混合する場
合におけるその影響、あるいは温度変化に伴う流体粘度
の変化などによる負荷変動には追従することができな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
一次側の負荷変動のみならず、二次側における負荷変動
に対しても、瞬時に追従してその流量を一定に保つこと
ができる全く新規な流量コントロールバルブを提供する
ことを目的とするものである。もちろん、この発明は、
機械的あるいは電気的な複雑かつ高価な機構を用いるこ
となく、ダイヤフラム機構を採用することによって、瞬
間的な負荷変動あるいは脈動のような変化に対しても、
瞬時に対応することができ、機構的にも簡単かつ単純
で、設備および維持上においても優れた流量コントロー
ルバルブを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
被制御流体の流入流路およびその流出流路が形成された
ボディ本体と、前記被制御流体の流入流路の流入開口お
よび流出流路の流出開口が形成されたチャンバと、弁
部、第一ダイヤフラム部、第二ダイヤフラム部および前
記第二ダイヤフラム部のダイヤフラム有効断面積より小
さいダイヤフラム有効断面積を有する第三ダイヤフラム
部を備え、前記各ダイヤフラム部の外周部が前記ボディ
本体に固定されて前記チャンバ内に取り付けられ、かつ
前記各ダイヤフラム部によって前記チャンバを順に第一
加圧室、弁室、差圧室および第二加圧室に区分する弁機
構体を含み、前記第一加圧室は、前記第一ダイヤフラム
部に対して常時内向きの一定の力を加える手段を備え、
前記弁室は、前記弁機構体の弁部に対応する弁座を備
え、該弁座に対して前記第一ダイヤフラム側が前記被制
御流体の流入開口を有する流入チャンバ、前記第二ダイ
ヤフラム側が前記被制御流体の流出開口を有する流出チ
ャンバとして構成され、前記弁部の変動によって前記弁
座との間の開口量が変化して前記流入チャンバから流出
チャンバへ流通する被制御流体の流量が制御される流通
制御部を有し、前記差圧室は、前記第二ダイヤフラム部
に形成された連通部によって前記弁室の流出チャンバと
連通自在に構成され、かつ前記流出流路と連通するバイ
パス流路のバイパス開口を有し、前記第二加圧室は、前
記第三ダイヤフラム部に対して常時内向きの一定の力を
加える手段を備えていることを特徴とする流量コントロ
ールバルブに係る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係る流
量コントロールバルブの縦断面図、図2はその弁機構体
の切欠断面で示した斜視図である。
【0009】図1に示すように、この発明の流量コント
ロールバルブ10は、ボディ本体11と、該ボディ本体
11に形成されたチャンバ20と、該チャンバ20に装
置される弁機構体40を含む。
【0010】ボディ本体11は、フッ素樹脂等の耐蝕性
及び耐薬品性の高い樹脂から形成されてなり、被制御流
体のための流入流路12およびその流出流路13が形成
されている。実施例のボディ本体11は、図示のよう
に、第1ブロック11a,第2ブロック11b,第3ブ
ロック11cおよび第4ブロック11dに分割され、こ
れらを一体に組み付けて構成されている。
【0011】ボディ本体11には全体として1個のチャ
ンバ20を有する。このチャンバの一側には前記被制御
流体の流入流路12の流入開口14が形成され、他側に
は前記流出流路13の流出開口15が形成される。流出
開口15は、図示のように、適宜の口径を有するオリフ
ィス16を取り付けることによって構成することが望ま
しい。それは、この流出開口15が二次側の負荷変動を
検知するための絞り部として機能し、オリフィス16を
取り付けることによって、所望の絞り部を選択できるか
らである。
【0012】弁機構体40は、ボディ本体11と同様
に、フッ素樹脂等の耐蝕性及び耐薬品性の高い樹脂から
形成され、図2の図示からよく理解されるように、弁部
41、第一ダイヤフラム部50、第二ダイヤフラム部6
0および第三ダイヤフラム部70の各部を備える。通常
これらの各部は別々に加工製作され、一体に組付固着さ
れる。実施例では、弁部41と第一ダイヤフラム部50
とは一体に形成され、この弁部41に第二ダイヤフラム
部60が螺着固定され、さらに第二ダイヤフラム部60
に第三ダイヤフラム部70が螺着固定されて、単一の弁
機構体40に構成されている。なお、図の符号80は後
述する第一加圧室21に装着されることのあるバネ22
のためのバネ受け部であって、第一ダイヤフラム部50
に螺着固定されている。バネを用いない場合には不要で
ある。
【0013】弁機構体40の各部について説明する。弁
部41は後述するように弁室25の弁座26に接近離間
して両者間に形成される開口を制御する流通制御部30
を構成するもので、その表面はテーパ面42にて形成さ
れている。弁部41の表面をテーパ面42とすることに
よって、流通制御部30を線状に制御できるメリットが
ある。第一ダイヤフラム部50は、その本体部51が前
記弁部40と共通一体して形成されており、その外周に
ダイヤフラム面である薄肉の可動部52、その外側に外
周部53を有する。なお、実施例では、製作加工上の便
宜から、各ダイヤフラム部50,60,70の直径を同
じ大きさとした関係で、第一ダイヤフラム部50の外周
部53は大きくなっている。
【0014】第二ダイヤフラム部60は、中心の本体部
61において前記弁部41に結合固定され、該本体部6
1には連通部65が形成されている。本体部61の外周
にダイヤフラム面である薄肉の可動部62、その外側に
外周部63を有する。第三ダイヤフラム部70は、中心
の本体部71において前記第二ダイヤフラム部の本体部
61と結合固定され、該本体部71の外周にダイヤフラ
ム面である薄肉の可動部72、その外側に外周部73を
有する。この第三ダイヤフラム部70の薄肉可動部72
の直径(つまり、ダイヤフラム有効断面積)は、第二ダ
イヤフラム部60の薄肉可動部62の直径(ダイヤフラ
ム有効断面積)より小さく構成されている。これは、第
三ダイヤフラム部70のダイヤフラム有効断面積を第二
ダイヤフラム部60のダイヤフラム有効断面積より小さ
くすることによって、第三ダイヤフラム部70の作動に
先立って第二ダイヤフラム部60を作動させるためであ
る。
【0015】前記各ダイヤフラム部50,60,70
は、それらの外周部53,63,73がボディ本体11
に固定されて、前記チャンバ20内に取り付けられる。
実施例では、図のように、ボディ本体11を構成する第
1ブロック11a、第2ブロック11b、第3ブロック
11c、第4ブロック11dに挟着されて固定されてい
る。そして、各ダイヤフラム部50,60,70の取付
によって、前記チャンバ20は、順に第一加圧室21、
弁室25、差圧室33および第二加圧室35に区分され
る。次に各室について、さらに説明する。
【0016】第一加圧室21は、第一ダイヤフラム部5
0に対して常時内向きの一定の力(第一設定圧力)を加
える手段を備える。実施例では、第一加圧室21の底部
24と第一ダイヤフラム部50に取り付けられたバネ受
け80との間に所定バネ定数のバネ22を装着し、さら
に第一加圧エアA1によって、第一設定圧力を加えてい
る。符号23は加圧エア流路で、加圧装置は図示されて
いない。もちろん、加圧手段はバネまたは加圧エアのい
ずれか一でもよい。バネ単独で使用する場合には、図示
しないが、バネ押え部材を螺着して荷重調節自在なバネ
装置とすることが望ましい。
【0017】弁室25は前記した弁機構体40の弁部4
1に対応する弁座26を有している。実施例の弁座26
はボディ本体11の第2ブロック11bの角部がこの機
能を果している。弁室25は、この弁座26に対して第
一ダイヤフラム50側が被制御流体の流入開口14を有
する流入チャンバ27、第二ダイヤフラム60側が被制
御流体の流出開口15を有する流出チャンバ28として
構成される。そして、弁室25は、弁部41の変動によ
って弁座26との間の開口量が変化して流入チャンバ2
7から流出チャンバ28へ流通する被制御流体の流量が
制御される流通制御部30を有する。なお、弁室25の
符号31は、第1ダイヤフラム部50の外周部53を挟
着するステーである。
【0018】差圧室33は、前記第二ダイヤフラム部6
0に形成された連通部65によって前記弁室25の流出
チャンバ28と連通自在に構成され、かつ前記流出流路
13と接続部Jで連通するバイパス流路18のバイパス
開口19を有する。なお、流出チャンバ28と差圧室3
3とを連通自在とするのは、差圧室33において被制御
流体の滞留を防ぐためである。
【0019】第二加圧室35は、第三ダイヤフラム部7
0に対して常時内向きの一定の力(第二設定圧力)を加
える手段を備えている。この実施例では、図示のよう
に、第二加圧エアA2によって、第二設定圧力を加えて
いる。第二加圧室35に関し、符号36は加圧エアの流
路、37はその排気流路である。加圧装置は図示されて
いない。なお、前記したように、加圧手段として、荷重
調節自在なバネ装置を用いてもよい。
【0020】次に、この発明の流量コントロールバルブ
の作用について説明する。この発明によれば、第一加圧
室21および第二加圧室35の加圧手段によって、弁機
構体40に対して、その第一ダイヤフラム部50および
第三ダイヤフラム部70を介して、常時内向きの第一設
定圧力および第二設定圧力が加えられている。通常の状
態では、これらの第一設定圧力および第二設定圧力は、
流体が所定流量のとき釣合いを保つように構成されてい
て、弁機構体40の弁部41と弁室25の弁座26との
間の流通制御部30の開口量は一定間隔に保たれてい
る。これによって、流入側(一次側)から流入開口14
を経て弁室25内に流入した被制御流体は所定の流量だ
け流出開口15を経て流出側(二次側)へ流出される。
【0021】流入側(一次側)において被制御流体に何
らかの変化があると、その変化は一次側の圧力変動とし
て現れ、前記設定圧力が加えられている弁機構体40の
第三ダイヤフラム部70に対する外向きの圧力変動とし
て現れる。この一次側の外向きの変動圧力と内向きの設
定圧力とが釣合いを保とうとして、弁機構体40を変動
させる。弁機構体40の変動に伴ってその弁部41が位
置移動を生じ、流通制御部30の開口量が変化して、流
量が制御される。
【0022】一方、流出側(二次側)の負荷変動は流出
側の圧力変動として現れ、この変化圧力は流出流路13
と接続部Jを介して連通するバイパス流路18を経て差
圧室内33内に加わる。差圧室33には、第二ダイヤフ
ラム部60と第三ダイヤフラム部70が存在するが、第
二ダイヤフラム部60のダイヤフラム有効断面積は第三
ダイヤフラム部70のダイヤフラム有効断面積より大き
く構成されているので、該第二ダイヤフラム部60に対
する圧力変動として働き、これによって弁機構体40を
変動させ、弁部41の移動によって流通制御部30の開
口量が変化して、流量が制御される。
【0023】もちろん、この場合においても、弁機構体
40には第一ダイヤフラム部50および第三ダイヤフラ
ム部70を介して、外側から常時内向きの設定圧力が加
えられているので、その設定圧力の範囲内で、二次側の
圧力変化に対応することになる。このように、この発明
の流量コントロールバルブ10は、弁機構体40の第一
ダイヤフラム部50と第三ダイヤフラム部70に加えら
れた一定の設定圧力の範囲内で第二ダイヤフラム部60
が補充的(補正的)に変動することによって、一次側の
圧力変動に対応しつつ、二次側の圧力変動を吸収してそ
の弁部41を移動させ、もって精密な流量制御を行うも
のである。
【0024】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
流体コントロールバルブによれば、一次側の負荷変動の
みならず、二次側における負荷変動に対しても、瞬時に
追従してその流量を一定に保つことができる。従って、
一次側である流入部で何らかの圧力変動が生じた場合に
はもちろん、二次側である流出側で負荷変動が生じた場
合、例えば他の流体と混合する場合におけるその影響、
あるいは温度変化に伴う流体粘度の変化などによる負荷
変動にも瞬時に追従することが可能である。
【0025】また、この発明構造によれば、ダイヤフラ
ム機構を採用することによって、瞬間的な負荷変動ある
いは脈動のような変化に対しても、瞬時に対応すること
ができ、さらに、機械的あるいは電気的な複雑かつ高価
な機構を用いるものではないので、機構的にも簡単かつ
単純で、設備および維持上においても優れた流量コント
ロールバルブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すコントロールバルブ
の縦断面図である。
【図2】その弁機構体の一部を切欠断面で示した斜視図
である。
【図3】本発明者の先行発明に係るコントロールバルブ
の縦断面図である。
【符号の説明】
11 ボディ本体 12 流入流路 13 流出流路 14 流入開口 15 流出開口 16 オリフィス 18 バイパス流路 19 バイパス開口 20 チャンバ 21 第一加圧室 25 弁室 26 弁座 27 流入チャンバ 28 流出チャンバ 30 流量制御部 33 差圧室 35 第二加圧室 40 弁機構体 41 弁部 42 テーパ面 50 第一ダイヤフラム部 52 可動部 60 第二ダイヤフラム部 62 可動部 65 連通部 70 第三ダイヤフラム部 72 可動部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被制御流体の流入流路およびその流出流
    路が形成されたボディ本体と、 前記被制御流体の流入流路の流入開口および流出流路の
    流出開口が形成されたチャンバと、 弁部、第一ダイヤフラム部、第二ダイヤフラム部および
    前記第二ダイヤフラム部のダイヤフラム有効断面積より
    小さいダイヤフラム有効断面積を有する第三ダイヤフラ
    ム部を備え、前記各ダイヤフラム部の外周部が前記ボデ
    ィ本体に固定されて前記チャンバ内に取り付けられ、か
    つ前記各ダイヤフラム部によって前記チャンバを順に第
    一加圧室、弁室、差圧室および第二加圧室に区分する弁
    機構体を含み、 前記第一加圧室は、前記第一ダイヤフラム部に対して常
    時内向きの一定の力を加える手段を備え、 前記弁室は、前記弁機構体の弁部に対応する弁座を備
    え、該弁座に対して前記第一ダイヤフラム側が前記被制
    御流体の流入開口を有する流入チャンバ、前記第二ダイ
    ヤフラム側が前記被制御流体の流出開口を有する流出チ
    ャンバとして構成され、前記弁部の変動によって前記弁
    座との間の開口量が変化して前記流入チャンバから流出
    チャンバへ流通する被制御流体の流量が制御される流通
    制御部を有し、 前記差圧室は、前記第二ダイヤフラム部に形成された連
    通部によって前記弁室の流出チャンバと連通自在に構成
    され、かつ前記流出流路と連通するバイパス流路のバイ
    パス開口を有し、 前記第二加圧室は、前記第三ダイヤフラム部に対して常
    時内向きの一定の力を加える手段を備えていることを特
    徴とする流量コントロールバルブ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記流出開口がオリ
    フィスによって構成された流量コントロールバルブ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記第一加
    圧室および第二加圧室の加圧手段が加圧気体よりなる流
    量コントロールバルブ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、前記第一加
    圧室および第二加圧室の加圧手段が荷重調節可能なバネ
    装置よりなる流量コントロールバルブ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    前記ボディ本体および弁機構体がフッ素樹脂によって形
    成された流量コントロールバルブ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    前記弁部がテーパ面によって形成された流量コントロー
    ルバルブ。
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