JP4142883B2 - 薬液弁 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体を供給又は遮断する薬液弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、半導体製造装置では、半導体ウエハに所定量の薬液を塗布して、薄膜を形成している。近年、半導体製造工程では微細加工が進み、薄膜の膜厚を均一にするため、薬液の塗布量を厳しく管理する必要がある。そのため、半導体製造装置では、例えば、図6に示すサックバック機構を使用している。このサックバック機構では、薬液弁40と塗布ノズル60との間にサックバックバルブ50を配設することにより、薬液弁40が薬液を遮断したときに、サックバックバルブ50が、図8に示すように、塗布ノズル60の先端から所定の位置L1まで引き込むようにサックバックして、液垂れしないようにしている。これは、半導体ウエハWに余分な薬液を塗布することを防ぐとともに、その次の半導体ウエハWに対する薬液の塗布量が少なくなることを防いで、薬液の塗布量を均一化することにより、歩留まり率を向上させるためである。
【0003】
ここで、薬液弁40は、ボディ41、シリンダ42、カバー43などを有し、ボディ41とシリンダ42でダイアフラム弁体44の周縁部44aを狭持している。ダイアフラム弁体44の弁体部44cは、シリンダ42に摺動可能に嵌挿されたピストンロッド45の下端部に連結し、そのピストンロッド45には、シリンダ42とカバー43との間に装備された付勢バネ46によって図中下向きの力を常に作用させている。その一方で、ピストンロッド45には、操作ポート47からシリンダ42内に圧縮空気を流入させることによって、図中上向きの力を作用させることができ、さらに、操作ポート47からシリンダ42内の圧縮空気を流出させることによって、この上向きの力の作用を解除させることができるようになっている。
【0004】
また、サックバックバルブ50は、ボディ51、シリンダ52、カバー53などを有し、ボディ51とシリンダ52でダイアフラム弁体54の周縁部54aを狭持している。ダイアフラム弁体54の弁体部54cは、シリンダ52に摺動可能に嵌挿されたピストンロッド55の下端部に連結し、ピストンロッド55には、ステップモータ56の出力軸57が連結され、その出力軸57を進退させてピストンロッド55を往復運動させている。そして、このサックバックバルブ50では、ダイアフラム弁体54の外径がボディ51に形成された流路58の内径よりも大きく設定され、そのダイアフラム弁体54が流路58の途中に設けられたサックバック室59に対応して配置されている。こうしたサックバックバルブ50のステップモータ56には、薬液弁40の作動を制御する制御装置61が接続され、制御装置61から出力される電気信号によってダイアフラム弁体54の作動量を調節するするようになっている。
【0005】
これにより、サックバック機構は、図7のタイミングチャートに示すように、薬液弁40に開動作信号を出力すると、薬液弁40の操作ポート47に圧縮空気を供給し、ピストンロッド45を付勢バネ46の力に反して上向きに移動させる。ダイアフラム弁体44は、ピストンロッド45に弁体部44cを引き上げられ、入力ポート48と出力ポート49とを連通させる。このとき、サックバックバルブ50には、サックバック開始信号が出力されず、ステップモータ56の出力軸57がピストンロッド55を介してダイアフラム弁体54を押し下げている。よって、薬液は、薬液弁40からサックバックバルブ50、塗布ノズル60へと供給され、半導体ウエハWに塗布される。
【0006】
一方、図7のタイミングチャートに示すように、薬液弁40に開動作信号を出力しなくなると、薬液弁40の操作ポート47に圧縮空気が供給されなくなり、ピストンロッド45が付勢バネ46の力で下向きに移動する。ダイアフラム弁体44は、ピストンロッド45に弁体部44cを押し下げられ、入力ポート48と出力ポート49とを遮断する。このとき、図7のタイミングチャートに示すように、サックバックバルブ50にはサックバック開始信号が出力され、ステップモータ56の出力軸57がピストンロッド55を介してダイアフラム弁体54を引き上げ、サックバック室59の容積を大きくする。そのため、薬液弁40が閉動作して薬液を遮断すると、サックバックバルブ50が薬液をサックバック室59内に吸い戻し、図8に示すように、塗布ノズル60の先端から所定の位置L1まで薬液が引き込まれる。これにより、余分な薬液が半導体ウエハWに垂れ落ちたり、また、薬液が空気と接触して変質することを防止できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図6に示すサックバック機構には、以下の問題があった。
(1)図6に示すサックバック機構は、薬液弁40とサックバックバルブ50とが経時的変化により作動タイミングにズレを発生し、薬液の吸い戻し量にバラツキを生じていた。図7のタイミングチャートに示すように、薬液弁40とサックバックバルブ50は、一定のタイミングで出力される電気信号に従って作動するが、ダイアフラム弁体44,54を機械的に作動させるため、電気信号が出力される電気信号出力時間E,Fと作動を完了する作動完了時間G,Hとの間にタイムラグR1,R2が生じ、さらに、薬液弁40の作動完了時間Gとサックバックバルブ50の作動完了時間Hとの間にタイムラグR3が生じていた。ここで、薬液弁40とサックバックバルブ50は、各々のダイアフラム弁体44,54を独立して作動させるため、ダイアフラム弁体44,54の劣化の程度に差が生じ、タイムラグR3が経時的変化によってズレを生じていた。このタイムラグR3のズレにより、サックバックバルブ50が薬液を吸い戻すタイミングや液量などにバラツキが生じ、ひいては、図8に示すように、薬液を塗布ノズル60の先端から所定の位置L1まで引き込むことが困難な場合があった。
【0008】
具体的には、例えば、サックバックバルブ50のダイアフラム弁体54の劣化が進み、薬液弁40のダイアフラム弁体44の劣化が進んでいない場合には、薬液弁40はダイアフラム弁体44の作動完了時間Gが変化しない一方、サックバックバルブ50はダイアフラム弁体54の薄膜部54bが変位しにくくなり、作動完了時間Hが遅くなるため、タイムラグR3が長くなる。この場合、塗布ノズル60内の薬液が半導体ウエハWに余分に塗布されるため、サックバックバルブ50が薬液を所定量吸い戻すと、図9に示すように、薬液が塗布ノズル60先端から必要以上に引き込まれてしまう。その結果、その次の半導体ウエハWに対しては、薬液が、図9に示す位置L2から図8に示す所定の位置L1まで押し出されてから塗布されることになり、塗布量が少なくなる不具合を生じていた。その一方で、例えば、薬液弁40のダイアフラム弁体44の劣化が進み、サックバックバルブ50のダイアフラム弁体54の劣化が進んでいない場合には、薬液弁40はダイアフラム弁体44の薄膜部44bが変位しにくくなり、作動完了時間Gが遅くなる一方、サックバックバルブ50はダイアフラム弁体54の作動完了時間Hが変化しないため、タイムラグR3が短くなる。この場合、サックバックバルブ50がサックバックを完了した後も薬液を供給し続けるため、図10に示すように、薬液が塗布ノズル60内に十分に引き込まれない。その結果、塗布ノズル60から露出した薬液が空気と接触して変質する上に、その次の半導体ウエハWに対する塗布量が多くなる不具合を生じる場合もあった。
【0009】
この点、薬液弁40とサックバックバルブ50の動作が一致するように信号の出力タイミングを調節することも考えられるが、ダイアフラム弁体44,54の経時的変化を考慮して信号の出力タイミングを調節することは実質的に不可能である。
【0010】
(2)また、図6に示すサックバック機構では、例えば、マスフローコントローラで薬液の供給量を精密に制御するが、その供給量が当該マスフローコントローラと塗布ノズル60との間で発生する流量損失により変化することを防ぐため、流路を極力短くすることが望ましい。ところが、薬液弁40と塗布ノズル60との間にはサックバックバルブ50が介在し、サックバックバルブ50と薬液弁40とを配管接続するため、流路が長くなってしまっていた。この点、薬液弁40とサックバックバルブ50とをマニホールドなどで接続して配管を省くことも考えられるが、両者を接続する流路やサックバックバルブ50内の流路57などを省くことはできないため、流路を効率的に短くすることはできない。
【0011】
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、液垂れを防止することができるとともに、流路を効率的に短くすることができる薬液弁を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本願発明は、以下の構成を有する。
(1)流体が流れる流路上に設けられ、ダイアフラム弁体を作動させて弁座に当接又は離間させることにより流体の供給を制御する薬液弁において、ダイアフラム弁体と同期して作動するサックバック用ダイアフラム弁体を設けたことを特徴とする。
【0013】
すなわち、ダイアフラム弁体が弁座と当接又は弁座から離間する作動を開始する作動開始時間とサックバック用ダイアフラム弁体が作動を開始する作動開始時間、また、ダイアフラム弁体が弁座と当接又は弁座から離間する作動を完了する作動完了時間とサックバック用ダイアフラム弁体が作動を完了する作動完了時間とが完全に一致し、ダイアフラム弁体とサックバック用ダイアフラム弁体とが同期して作動する。そのため、従来技術では、薬液弁のダイアフラム弁体とサックバックバルブのダイアフラム弁体の経時的変化に差が生じ、作動タイミングにズレが発生していたのに対して、本発明の薬液弁では、ダイアフラム弁体とサックバック用ダイアフラム弁体の経時的変化を同程度とすることができ、両者の作動タイミングにズレが発生しない。よって、本発明の薬液弁によれば、薬液を常に一定量ずつ吸い戻し、液垂れを防止することができる。
【0014】
そして、薬液弁は、サックバックバルブと同様の機能を果たすサックバック用ダイアフラム弁体を内蔵し、従来技術のように、薬液弁と別個独立にサックバックバルブを設ける必要がないので、薬液弁とサックバックバルブとを接続する配管やマニホールドなどを省略して部品点数を減らし、流路を効率的に短くすることができる。
【0015】
(2)(1)に記載の発明において、ダイアフラム弁体とサックバック用ダイアフラム弁体とを連結棒で連結し、一体的に作動するようにしたものであることを特徴とする。
【0016】
すなわち、例えば、ダイアフラム弁体とサックバック用ダイアフラム弁体とを上下に配置して連結棒で連結した場合、ダイアフラム弁体が上向きに作動すると、サックバック用ダイアフラム弁体が連結棒で引き上げられ、また、ダイアフラム弁体が下向きに作動すると、サックバック用ダイアフラム弁体が連結棒で押し下げられるため、簡単な構造でサックバック用ダイアフラム弁体をダイアフラム弁体と同期して作動させることができる。
【0017】
(3)(1)又は(2)に記載の発明において、サックバック用ダイアフラム弁体は、ダイアフラム弁体と略同一形状をなし、ダイアフラム弁体とは逆向きに取り付けられることを特徴とする。
【0018】
すなわち、サックバック用ダイアフラム弁体はダイアフラム弁体と対応して作動し、ダイアフラム弁体の作動に伴う容積変化量とサックバック用ダイアフラム弁体の作動に伴う容積変化量とが同じになるため、ダイアフラム弁体が弁座に当接してるときでも、また、離間しているときでも、ダイアフラム弁体で仕切られる空間とサックバック用ダイアフラム弁体で仕切られる空間との総容積が変化せず、薬液の押し出しを効果的に防止することができる。
【0019】
(4)(1)乃至(3)の何れか1つに記載の発明において、ダイアフラム弁体及びサックバック用ダイアフラム弁体は、弁体部に薄膜部を一体的に形成したものであって、ダイアフラム弁体の薄膜部が変位したときに、サックバック用ダイアフラム弁体の薄膜部が同期して変位することを特徴とする。
【0020】
すなわち、サックバック用ダイアフラム弁体の薄膜部は、ダイアフラム弁体の薄膜部と対応して変位し、ダイアフラム弁体の薄膜部の変位に伴う容積変化量とサックバック用ダイアフラム弁体の薄膜部の変位に伴う容積変化量とが同じになるため、ダイアフラム弁体の弁体部が弁座に当接しているときでも、また、離間しているときでも、ダイアフラム弁体の薄膜部で仕切られる空間とサックバック用ダイアフラム弁体の薄膜部に仕切られる空間との総容積が変化せず、薬液の押し出しを効果的に防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る薬液弁の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、閉弁状態の薬液弁1の断面図である。図2は、開弁状態の薬液弁1の断面図である。
本実施の形態の薬液弁1も、上記従来例のものと同様図6に示す半導体製造装置の配管上に配設されるが、塗布ノズル60と直接接続される。薬液弁1は、ボディ9、シリンダ2、カバー3などから構成され、薬液を供給又は遮断する弁部と、その弁部を制御する制御部とから構成されている。
【0022】
制御部は、円筒形状のシリンダ2にカバー3を取り付けてピストン室4が形成され、そのピストン室4にピストンロッド5が摺動可能に嵌挿されて、上側ピストン室4aと下側ピストン室4bに分割されている。ピストンロッド5には、上側ピストン室4aに装備された付勢バネ6によって常に図中下向きの力が作用している。その一方で、上側ピストン室4aにはカバー3に形成された吸排気ポート7が連通するとともに、下側ピストン室4bにはシリンダ2に形成された操作ポート8が連通している。そのため、ピストンロッド5には、操作ポート8から下側ピストン室4bに圧縮空気を流入させることによって図中上向きの力を作用させることができ、さらに、操作ポート8から圧縮空気を流出させることによって、図中上向きの力を解除させることができるようになっている。
【0023】
一方、弁部は、制御部に固定されるボディ9に内設されている。ボディ9には、ピストン室4及びピストンロッド5と同軸上に貫通孔10が形成され、そこに連結棒11が嵌挿されている。貫通孔10の両端には、貫通孔10より大径の開口部が形成され、制御部側(図中上側)開口部には入力ポート12が、また、反制御部側(図中下側)開口部には出力ポート13がそれぞれ連通し、さらに、制御部側(図中上側)開口部と貫通孔10との間の段差を利用して弁座14が設けられている。そして、貫通孔10に嵌挿された連結棒11の上端部には、弁座14に当接又は離間するダイアフラム弁体15が連結され、下端部には、ダイアフラム弁体15と同一形状をなすサックバック用ダイアフラム弁体16がダイアフラム弁体15とは逆向きに固定され、そのダイアフラム弁体15とサックバック用ダイアフラム弁体16は制御部側(図中上側)開口部と反制御部側(図中下側)開口部に対向する様にそれぞれ取り付けられている。
【0024】
ダイアフラム弁体15は、ボディ9とシリンダ2で狭持される周縁部15aと、中心部に設けられて弁座14に当接又は離間する弁体部15cが肉厚に形成され、その周縁部15aと弁体部15cとの間に薄膜部15bが一体的に形成されている。弁体部15cは、連結棒11と連結するために連結棒11側に突出し、その突出方向と反対方向に薄膜部15bが湾曲している。こうしたダイアフラム弁体15は、弁体部15cが制御部のピストンロッド5の下端部に螺合接続され、薄膜部15bでボディ9の制御部側(図中上側)開口部を仕切って作動室17を形成している。
【0025】
一方、サックバック用ダイアフラム弁体16は、ボディ9とダイアフラム保持部材19で狭持される周縁部16aと、中心部に設けられた弁体部16cが肉厚に形成され、その周縁部16aと弁体部16cとの間に薄膜部16bが一体的に形成されている。弁体部16cは、連結棒11と連結するために連結棒11側に突出し、その突出方向と反対方向に薄膜部16bが湾曲している。こうしたサックバック用ダイアフラム弁体16は、弁体部16cがダイアフラム保持部材19に摺動可能に嵌挿されたバネ受け21に固定され、薄膜部16bでボディ9の反制御部側(図中下側)開口部を仕切ってサックバック室20を形成している。
従って、入力ポート12と出力ポート13は、作動室17、弁座14、貫通孔10、サックバック室20を介して連通し、薬液の流路を形成している。
【0026】
そして、ダイアフラム弁体15の弁体部15cには、制御部のピストンロッド5を介して付勢バネ6の図中下向きの力を常に作用させている。その一方で、サックバック用ダイアフラム弁体16の弁体部16cには、バネ受け21を介してダイアフラム保持部材19と取付板22との間に装備されたスプリング23の図中下向きの力を常に作用させている。つまり、ダイアフラム弁体15には、常に弁体部15cを弁座14に当接する力を作用させ、薬液弁1をノーマルクローズタイプの弁にしている。
【0027】
続いて、薬液弁1の動作について説明する。
図1の状態で操作ポート8から下側ピストン室4bに圧縮空気を供給すると、ピストンロッド5が付勢バネ6の力に反して図中上向きに移動し、ダイアフラム弁体15の弁体部15cを図1の状態から図2の状態まで引き上げる。そのため、ダイアフラム弁体15の弁体部15cは、弁座14から離間する一方、連結棒11を介してサックバック用ダイアフラム弁体16の弁体部16cをスプリング23の図中下方向の力に反して図1の状態から図2の状態まで引き上げる。これにより、入力ポート12と出力ポート13が弁座14を介して連通し、薬液が塗布ノズル60から半導体ウエハW上に塗布される。
【0028】
そして、半導体ウエハWに薬液を所定量塗布すると、操作ポート8から圧縮空気を流出させる。ピストンロッド5は、図中上向きの力が解除されて、付勢バネ6の力で図中下向きに移動し、ダイアフラム弁体15の弁体部15cを図2の状態から図1の状態まで押し下げる。そのため、ダイアフラム弁体15の弁体部15cは、弁座14に当接する一方、連結棒11を介してサックバック用ダイアフラム弁体16の弁体部16cを図2の状態から図1の状態まで押し下げる。このとき、サックバック用ダイアフラム弁体16は、スプリング23の図中下向きの力を連結棒11を介してダイアフラム弁体15に伝達し、ダイアフラム弁体15には、付勢バネ6とスプリング23の図中下向きの力が作用して、弁体部15cが弁座14に密着する。これにより、入力ポート12と出力ポート13がダイアフラム弁体15で遮断され、薬液が塗布ノズル60から半導体ウエハW上に塗布されなくなる。
【0029】
ここで、ダイアフラム弁体15とサックバック用ダイアフラム弁体16の作動関係について説明する。図3は、ダイアフラム弁体15及びサックバック用ダイアフラム弁体16の作動に関するタイムチャートである。図4は、ダイアフラム弁体15の薄膜部15bの作用説明図であって、閉弁状態を実線で示し、開弁状態を点線で示している。図5は、サックバック用ダイアフラム弁体16の薄膜部16bの作用説明図であって、サックバック状態を実線で示し、非サックバック状態を点線で示している。
【0030】
図3に示すように、薬液弁1は、薬液弁1に開動作信号を入力すると、作動し始め、図4に示すように、ダイアフラム弁体15の弁体部15cを所定量Mだけ上向きに移動させる。この機械的動作のため、開動作信号出力時間Aと現実にダイアフラム弁体15が開動作を完了する開動作完了時間Bとの間にはタイムラグが生じる。その一方で、サックバック用ダイアフラム弁体16は、ダイアフラム弁体15と連結棒11を介して連結するため、図3及び図5に示すように、ダイアフラム弁体15の開動作開始時間A及び開動作完了時間Bと同じタイミングで、すなわち、ダイアフラム弁体15と同期して所定量Mだけ引き上げられる。
【0031】
このとき、ダイアフラム弁体15では、図4に示すように、薄膜部15bの弁体部15c側端部を所定量Mだけ引き上げ、薄膜部15bによって仕切られる容積をSだけ大きくするため、作動室17(図1、図2参照)の容積が大きくなる。それに対して、サックバック用ダイアフラム弁体16では、図5に示すように、薄膜部16bの弁体部16c側端部を所定量Mだけ引き上げられ、薄膜部16bによって仕切られる容積がTだけ小さくなるため、サックバック室20(図1、図2参照)の容積が小さくなる。ここで、ダイアフラム弁体15とサックバック用ダイアフラム弁体16とは同一形状をなし、しかも、薄膜部15b,16bの変位量が同じであるため、作動室17の容積増加量Sとサックバック室20の容積減少量Tとが同じになり、作動室17とサックバック室20の総容積は、ダイアフラム弁体15の開動作によって変化しない。
【0032】
そして、図3に示すように、薬液弁1は、開動作信号を入力しなくなると、作動を停止し、ダイアフラム弁体15の弁体部15cを図4に示すように所定量Mだけ下向きに移動させる。この機械的動作のため、開動作開始信号出力時間Cと現実にダイアフラム弁体15が閉動作を完了する閉動作完了時間Dとの間にはタイムラグが生じる。その一方で、サックバック用ダイアフラム弁体16は、ダイアフラム弁体15と連結棒11を介して連結するため、図3及び図5に示すように、ダイアフラム弁体15の閉動作開始時間Cと閉動作完了時間Dと同じタイミングで、すなわち、ダイアフラム弁体15と同期して所定量Mだけ押し下げられる。
【0033】
このとき、ダイアフラム弁体15では、図4に示すように、薄膜部15bの弁体部15c側端部を所定量Mだけ押し下げ、薄膜部15bによって仕切られる容積をSだけ小さくするため、作動室17(図1、図2参照)の容積が小さくなる。それに対して、サックバック用ダイアフラム弁体16では、図5に示すように、薄膜部16bの弁体部16c側端部を所定量Mだけ押し下げられ、薄膜部16bによって仕切られる容積がTだけ大きくなるため、サックバック室20(図1、図2参照)の容積が大きくなる。ここで、ダイアフラム弁体15とサックバック用ダイアフラム弁体16とは同一形状をなし、しかも、薄膜部15b,16bの変位量が同じであるため、作動室17の容積減少量Sとサックバック室20の容積増加量Tとが同じになり、作動室17とサックバック室20の総容積は、ダイアフラム弁体15の閉動作によって変化しない。
【0034】
従って、本実施の形態の薬液弁1によれば、ダイアフラム弁体15とサックバック用ダイアフラム弁体16とが同期して作動するため(図3参照)、ダイアフラム弁体15とサックバック用ダイアフラム弁体16の経時的変化を同程度とすることができ、両者の作動タイミングにズレが発生しないので、薬液を常に一定量ずつ吸い戻し、液垂れを防止することができる。そのため、図8に示すように、薬液を塗布ノズル60の先端から所定の位置L1まで常に吸い込み、薬液の塗布量が安定する。
【0035】
そして、薬液弁1は、従来技術で説明したサックバックバルブ50(図6参照)と同様の機能を果たすサックバック用ダイアフラム弁体16を内蔵しているので(図1、図2参照)、サックバックバルブ50を薬液弁1と別個独立に設ける必要がなく、部品点数を減らして流路を効率的に短くすることができる。
【0036】
また、本実施の形態の薬液弁1によれば、ダイアフラム弁体15とサックバック用ダイアフラム弁体16とが連結棒11を介して上下方向に一体的に作動するので(図1、図2参照)、簡単な構造でサックバック用ダイアフラム弁体16をダイアフラム弁体15と同期して作動させることができる。
【0037】
更に、本実施の形態の薬液弁1によれば、サックバック用ダイアフラム弁体16がダイアフラム弁体15と対応して同じ量Mだけ作動し、サックバック用ダイアフラム弁体16の薄膜部16bがダイアフラム弁体15の薄膜部15bと対応して同じ量だけ変位するので(図4、図5参照)、ダイアフラム弁体15の薄膜部15bの変位に伴う容積変化量Sとサックバック用ダイアフラム弁体16の薄膜部16bの変位に伴う容積変化量Tとが同じになる。そのため、ダイアフラム弁体15が弁座14に当接しているときでも(図1参照)、また、離間しているときでも(図2参照)、作動室17とサックバック室20の総容積が変化せず、薬液の押し出しを効果的に防止することができる。
【0038】
以上、本発明に係る薬液弁の一実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるわけではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
【0039】
(1)例えば、上記実施の形態では、ピストンロッド5と同軸上に貫通孔10を形成し、その貫通孔10に挿通される連結棒11でダイアフラム弁体15とサックバック用ダイアフラム弁体16とを連結することにより、ダイアフラム弁体15とサックバック用ダイアフラム弁体16が一体的に作動するようにした。それに対して、ピストンロッドの軸線と直交するようにボディに形成した流路上に作動室とサックバック室を設けてダイアフラム弁体とサックバック用ダイアフラム弁体をそれぞれ配設し、ダイアフラム弁体とサックバック用ダイアフラム弁体とを連結する連結棒を揺動させて、ダイアフラム弁体とサックバック用ダイアフラム弁体とを同期して作動させるようにしてもよい。
【0040】
(2)例えば、上記実施の形態では、サックバック用ダイアフラム弁体16にダイアフラム弁体15と同一形状のものを使用した。それに対して、例えば、サックバック用ダイアフラム弁体として、その薄膜部がダイアフラム弁体の薄膜部の約2倍の面積を有するものを使用するようにしてもよい。こうした構成は、粘度の高い流体を制御する場合などに有効である。
【0041】
(3)例えば、上記実施の形態では、ダイアフラム弁体15を空気圧で作動させている。それに対して、ダイアフラム弁体15にモータの出力軸を連結し、電気信号でダイアフラム弁体15を作動させるようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】
本発明の薬液弁は、流体が流れる流路上に設けられ、ダイアフラム弁体を作動させて弁座に当接又は離間させることにより流体の供給を制御する薬液弁において、ダイアフラム弁体が、弁座に当接又は離間する弁体部と、弁体部と一体的に形成された薄膜部とを備えることと、ダイアフラム弁体と略同一形状をなすサックバック用ダイアフラム弁体と、ダイアフラム弁体の弁体部とサックバック用ダイアフラム弁体の弁体部とに連結し、ダイアフラム弁体とサックバック用ダイアフラム弁体とを一体的に作動させる連結棒と、を有し、ダイアフラム弁体の薄膜部とサックバック用ダイアフラム弁体の薄膜部を連結棒と反対側に湾曲させるように、ダイアフラム弁体とサックバック用ダイアフラム弁体とを配置しているので、液垂れを防止することができ、また、流路を効率的に短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施の形態において、閉弁状態の薬液弁の断面図である。
【図2】 同じく、開弁状態の薬液弁の断面図である。
【図3】 同じく、ダイアフラム弁体及びサックバック用ダイアフラム弁体の作動に関するタイムチャートである。
【図4】 同じく、ダイアフラム弁体の薄膜部の作用説明図であって、閉弁状態を実線で示し、開弁状態を点線で示している。
【図5】 同じく、サックバック用ダイアフラム弁体の薄膜部の作用説明図であって、サックバック状態を実線で示し、非サックバック状態を点線で示している。
【図6】 従来の半導体製造装置の概略構成図である。
【図7】 従来の半導体製造装置で使用される薬液弁とサックバックバルブの作動に関するタイムチャートである。
【図8】 従来の半導体製造装置で使用される塗布ノズルの先端部を示す断面図であって、薬液の吸い戻し量が適量である状態を示す。
【図9】 従来の半導体製造装置で使用される塗布ノズルの先端部を示す断面図であって、薬液の吸い戻し量が多い状態を示す。
【図10】 従来の半導体製造装置で使用される塗布ノズルの先端部を示す断面図であって、薬液の吸い戻し量が少ない状態を示す。
【符号の説明】
1 薬液弁
11 連結棒
14 弁座
15 ダイアフラム弁体
15b 薄膜部
15c 弁体部
16 サックバック用ダイアフラム弁体
16b 薄膜部
16c 弁体部
Claims (3)
- 流体が流れる流路上に設けられ、ダイアフラム弁体を作動させて弁座に当接又は離間させることにより流体の供給を制御する薬液弁において、
前記ダイアフラム弁体が、前記弁座に当接することにより前記流体の流れを遮断する弁体部と、前記弁体部と一体的に形成された薄膜部とを備えることと、
前記ダイアフラム弁体と略同一形状をなし、前記ダイアフラム弁体が前記弁座に当接して、前記流体を遮断したときに前記流体を吸い込んでサックバックする
サックバック用ダイアフラム弁体と、
前記ダイアフラム弁体の弁体部と前記サックバック用ダイアフラム弁体の弁体部とに連結し、前記ダイアフラム弁体と前記サックバック用ダイアフラム弁体とを一体的に作動させる連結棒と、を有し、
前記ダイアフラム弁体の薄膜部と前記サックバック用ダイアフラム弁体の薄膜部を前記連結棒と反対側に湾曲させるように、前記ダイアフラム弁体と前記サックバック用ダイアフラム弁体とを配置していること、
前記ダイアフラム弁体及びサックバック用ダイアフラム弁体は、弁体部に薄膜部を一体的に形成したものであって、前記ダイアフラム弁体の薄膜部が変位したときに、前記サックバック用ダイアフラム弁体の薄膜部が同期して変位すること、
作動室の容積減少量とサックバック室の容積増加量とが同じになり、作動室とサックバック室の総容積は、前記ダイアフラム弁体の閉動作によって変化しないこと、
を特徴とする薬液弁。 - 請求項1に記載する薬液弁において、
入力流路と、
前記入力流路に連通する出力流路と、
前記入力流路及び前記出力流路の間に配置され、前記弁座が設けられた弁室と、
前記入力流路及び前記出力流路の間に、前記弁室と上下に配置されたサックバック室と、
前記弁室と前記サックバック室とを連通する貫通孔とを備え、
前記連結棒が前記貫通孔に移動可能に通されていることを特徴とする薬液弁。 - 請求項2に記載する薬液弁において、
前記ダイアフラム弁体の弁体部は、前記弁室側に突出する中心部分に前記連結棒を挿入するための凹部が形成され、前記凹部の周りを前記弁座に対して当接・離間させるものであることを特徴とする薬液弁。
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