JP3274709B2 - 速結端子 - Google Patents

速結端子

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JP3274709B2
JP3274709B2 JP19222092A JP19222092A JP3274709B2 JP 3274709 B2 JP3274709 B2 JP 3274709B2 JP 19222092 A JP19222092 A JP 19222092A JP 19222092 A JP19222092 A JP 19222092A JP 3274709 B2 JP3274709 B2 JP 3274709B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、速結端子、例えば弱電
用速結端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、端子板とこれに対向して端子
板との間で電線を挟持する錠ばねとで速結端子部を構成
し、ケースの外壁の端子板と錠ばねとの間に対向した位
置に電線挿入用孔を設け、この電線挿入用孔から電線を
挿入し、端子板と錠ばねとで電線を挟持することで電線
と速結端子部とを電気的且つ機械的に接続するようにし
た速結端子が知られている。そして、電線と速結端子部
との電気的且つ機械的接続の解除に当たっては、解除釦
を押すことで、速結端子部の錠ばねを電線の挟持位置か
ら離す方向に動作させ、この状態で電線を引き抜くよう
にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の速結
端子にあっては、隣合う速結端子部間の絶縁距離を確保
するには速結端子間を広く取る必要があり、速結端子の
小型化の障害となっていた。本発明は上記の従来例の問
題点に鑑みて発明したものであって、その目的とすると
ころは、速結端子の小型化をはかりながら隣合う速結端
子部間の絶縁を確実に確保できる速結端子を提供するに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の速結端子は、端
子板1とこれに対向して端子板1との間で電線2を挟持
する錠ばね3とで速結端子部4を構成し、隣合う速結端
子部4の錠ばね3を電線2の挟持位置から離す方向に動
作させるための解除釦6に絶縁用隔壁7を設け、該絶縁
用隔壁7を両速結端子部4間に介在して成る速結端子に
おいて、速結端子部4を内装したケース8の外壁面に解
除釦6を嵌め込んだ解除釦はめ込み孔27を設け、該解
除釦はめ込み孔27を設けた外壁面の端子板1に対向し
た位置に検電用孔9を設けると共に解除釦はめ込み孔2
7を設けた外壁面の端子板1と錠ばね3との間に対向し
た位置に電線挿入用孔10を設け、検電用孔9をケース
8の外壁面とフラットとし、電線挿入用孔10をケース
8の外壁面から円筒状に突出させた形状として成ること
を特徴とするものである。
【0005】
【0006】また、解除釦6の頂面部にドライバ挿入用
溝11を設けた構成とすることも好ましい。また、速結
端子部4を内装したケース8がカバー12とボディ13
とで構成され、ボディ13に爪を設け、カバー12に該
爪17が係止される係止孔部18を有する弾性脚片19
を設け、爪7を係止孔部18に係止してカバー12とボ
ディ13とを結合することも好ましい。
【0007】更に、端子板1の一端部をケース8から外
部に突出させて突出端子部14を形成し、該端子板1の
突出端子部14の一部を側方に凸曲させて浮き上がり防
止突部15とし、プリント配線板16に形成した孔23
に突出端子部14を挿入させると共に浮き上がり防止突
部15をプリント配線板16の孔の裏面側に係止して成
る構成としてもよい。
【0008】また、ケース8の側部に側方突部22を突
設し、器具のハウジング20内にプリント配線板を取付
けると共に電線挿入用孔10及び解除釦6の頂部が位置
するケース8の外面部をハウジング20の開口21には
め込み、ケース8の側方突部22を開口21の側方のハ
ウジング20の内面部に近接対向させて成る構成として
もよい。
【0009】更に、2個で一組となった速結端子部4を
2組組み込んだ構成としてもよいものである。
【0010】
【作用】しかして、上記のような構成の本発明によれ
ば、解除釦6に絶縁用隔壁7を設け、該絶縁用隔壁7を
両速結端子部4間に介在することで、解除釦6に設けた
絶縁用隔壁7によって、速結端子部4間の距離を短くし
ても絶縁を確保でき、また速結端子部4を内装したケー
ス8の外壁面に解除釦6を嵌め込んだ解除釦はめ込み孔
27を設け、該解除釦はめ込み孔27を設けた外壁面の
端子板1に対向した位置に検電用孔9を設けると共に解
除釦はめ込み孔27を設けた外壁面の端子板1と錠ばね
3との間に対向した位置に電線挿入用孔10を設け、検
電用孔9をケース8の外壁面とフラットとし、電線挿入
用孔10をケース8の外壁面から円筒状に突出させた形
状としたことで、施工後の通電チェックが容易に行える
と共にケース8に設けた検電用孔9と電線挿入用孔10
とを外観上区別できて誤操作しないようになっている。
【0011】
【0012】また、解除釦6の頂面部にドライバ挿入用
溝11を設けた構成とするものにおいては、ドライバー
の先端部をドライバ挿入用溝11に差し込んで滑らない
ようにした状態で解除釦6を押圧操作できるものであ
る。また、速結端子部4を内装したケース8がカバー1
2とボディ13とで構成され、ボディ13に爪を設け、
カバー12に該爪17が係止される係止孔部18を有す
る弾性脚片19を設け、爪7を係止孔部18に係止して
カバー12とボディ13とを結合するものにおいては、
係止手段により簡単にカバー12とボディ13とを結合
できるようになったものである。
【0013】また、端子板1の一端部をケース8から外
部に突出させて突出端子部14を形成し、該端子板1の
突出端子部14の一部を側方に凸曲させて浮き上がり防
止突部15とし、プリント配線板16に形成した孔に突
出端子部14を挿入させると共に浮き上がり防止突部1
5をプリント配線板16の孔の裏面側に係止したものに
おいては、プリント配線板16に設けた孔23に端子板
1の突出端子部14を差し込んで半田付けする際に突出
端子部14の浮き上がりを防止して半田付けを正確に行
うことができるものである。
【0014】また、ケース8の側部に側方突部22を突
設し、器具のハウジング20内にプリント配線板16を
取付けると共に電線挿入用孔10及び解除釦6の頂部が
位置するケース8の外面部をハウジング20の開口21
にはめ込み、ケース8の側方突部22を開口21の側方
のハウジング20の内面部に近接対向させたものにおい
ては、施工後電線を引っ張った際に側方突部22がハウ
ジング20の内面部に当たって、この部分においても引
張力による応力を負担し、突出端子部14のプリント配
線板16の半田付け部分に引張応力が集中するのを防止
することができるようになっている。
【0015】更にまた、2個で一組となった速結端子部
4を2組組み込んだ構成とすると、極数を4極独立端子
とできて、2極の送り配線仕様に容易に対応できるもの
である。
【0016】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて詳述する。図1には本発明に関する速結端子の分解
斜視図が示してある。速結端子のケース8は図1に示す
ようにカバー12とボディ13とを組み合わせて構成し
てあり、ボディ13の両側面には上方が突出長さが長く
なるように傾斜した爪7が設けてあり、他方カバー12
の両側から上方に係止孔部18を有する弾性脚片19が
突設してあり、爪7を係止孔部18に係止してカバー1
2とボディ13とをねじ等を用いることなく結合してあ
り、組み立て性が良いようにしてある。上記のような構
成のケース8内には端子板1とこれに対向して端子板1
との間で電線2を挟持する錠ばね3とで構成した速結端
子部4が内装してある。そして、この速結端子部4は図
11、図12に示すような形状のもので、2つで一組と
なっており、これが2組ケース8に内装してある。そし
て各一組の速結端子部4と他の一組の速結端子部4とは
図4に示すようにボディ13に設けた絶縁仕切り壁25
により仕切ってある。各端子板1はコ字状をしたコ字状
部26とコ字状部26の下端部から下方に突出した突出
端子部14とで構成してあり、突出端子部14の一部を
側方に凸曲させて浮き上がり防止突部15としてある。
錠ばね3は図13に示すように略ム字状をしていて端子
板1のコ字状部26内に弾入してあり。ここで、錠ばね
3は巾広い電線2径(例えば直径が0.65mm〜1.
2mm)に対応できるように巾を広くしてある。このよ
うに巾広の錠ばね3を使用することで、電線2挿抜時に
必要となる力は小さな力で可能となり、更に、施工後の
電線2引張りに対しては十分な強度を保つことができ
る。
【0017】ケース8のボディ13の外面部(上面部)
には解除釦はめ込み孔27が設けてあり、この解除釦
め込み孔27に図10に示すような解除釦6の頭部6a
が移動自在にはめ込んであり、この解除釦6の頭部6a
の下部には板状をした絶縁用隔壁7が一体に垂設してあ
り、この板状をした絶縁用隔壁7の上部両側に錠ばね操
作用突起部28が突設してある。ボディ13の対向する
内壁に図4、図6に示すようなレール溝29が設けてあ
り、絶縁用隔壁7の側端部がレール溝29にスライド自
在にはめ込んである。そして、このように絶縁用隔壁7
をレール溝29にはめ込んだ状態で一対の速結端子部4
を構成する2個の速結端子部4間に絶縁用隔壁7が配設
され、両速結端子部4を絶縁するものである。絶縁用隔
壁7の上部両側の錠ばね操作用突起部28にはそれぞれ
両側のム字状をした錠ばね3の弾性を有する傾斜片30
が弾接していて、通常は弾性を有する傾斜片30のばね
力により解除釦6が上方に弾性的に押し上げられてい
る。この場合、絶縁用隔壁7の上端部がボディ13内の
上底面に当たることでそれ以上解除釦6が上方に移動し
て抜けないようになっている。この状態において、錠ば
ね3の傾斜片30の先端とコ字状部26の一片との間に
は約0.3mmの隙間が形成されるようにする。一方、
解除釦6の頭部6aを押すと、一対の錠ばね操作用突起
部28により一対の錠ばね3の弾性を有する傾斜片30
を押し、このことにより錠ばね3がコ字状部26の一片
から離れる方向に押し縮められるようになっている。解
除釦6の頭部6aの頂面部には頂面部にプラスまたはマ
イナス形状をしたドライバ挿入用溝11が形成してあ
る。
【0018】また、速結端子部4を内装したケース8の
一部を構成するボディ13の外壁の一部である上面部に
は各端子板1に対向した位置に検電用孔9を設けてあ
り、また、端子板1と錠ばね3との間に対向した位置に
電線挿入用孔10が設けてある。ここで、図1、図6に
示すように検電用孔9をケース8の上面部のフラット部
分に形成してあり、他方、電線挿入用孔10をケース8
の上面部から円筒状に突出させて形成してある。このよ
うにすることで、検電用孔9と電線挿入用孔10とを外
観上区別して間違わないようにしてある。上記検電用孔
9は図14に示すようにテスター棒31を挿入するため
の孔であり、プリント配線板16に本発明の速結端子を
取付ける際及び施工後に検電(信号チェック)できるよ
うにしている。
【0019】電線挿入用孔10から電線2の芯線を挿入
すると、芯線は錠ばね3の傾斜片30の先端とコ字状部
26の一片との間に差し込まれて挟持されることで端子
板1に電気的、機械的に接続されるものである。そし
て、電線2を引き抜く場合には、解除釦6の頭部6aを
指でまたはドライバ等の治具で押すと、図8に示すよう
に一対の錠ばね操作用突起部28により一対の錠ばね3
の弾性を有する傾斜片30を押し、このことにより錠ば
ね3がコ字状部26の一片から離れる方向に押し縮めら
れ、電線2の錠ばね3による押圧挟持が解除されて電線
2を引き抜くことができるものである。
【0020】ここで、使用する電線2は例えば多重電送
システムの信号線のような弱電用の電線であり、実施例
のように一対の速結端子部4を2組、すなわち、4極の
独立した端子板1を設けることで、2極の送り配線仕様
が容易に対応可能となるものである(すなわちプリント
配線板16のランドをつなげるだけで対応可能であ
る)。
【0021】ところで、プリント配線板16に取付ける
に当たっては、図15のようにプリント配線板16に形
成した孔23に端子板1の一端部のケース8から外部に
突出した突出端子部14を挿入し、突出端子部14の一
部を側方に凸曲させた浮き上がり防止突部15をプリン
ト配線板16の孔の裏面側に係止するものである。この
場合、カバー12に設けた当たり用突起33がプリント
配線板16に当たるものである。このように浮き上がり
防止突部15によりプリント配線板16が浮き上がって
抜けないように自立できるようにした状態で、半田34
付けをして取付けるものであり、このことにより半田3
4付けが正確且つ容易に行えることになる。ここで、突
出端子部14は図1のように2又に別れていて、2又に
別れている脚片14aにそれぞれ浮き上がり防止突部1
5が設けてあるが、この両脚片14に設けた浮き上がり
防止突部15の位置は図9に示すように互いにずらして
あり、プリント配線板16の厚みの違いに対応できるよ
うになっている。例えば、プリント配線板16の厚みが
1.0mmのものと1.6mmのものに対応できるよう
にしている。
【0022】そして、上記のように速結端子を取付けた
プリント配線板16は機器のハウジング20内に内装し
て取付けられるものであるがこの場合、ケース8のボ
ディ13の側部に側方突部22を突設し、図9に示すよ
うに電線挿入用孔10及び解除釦6の頂部が位置するケ
ース8の外面部をハウジング20の開口21にはめ込
み、ケース8の側方突部22を開口21の側方のケース
8の内面部に近接対向させるものである。しかして、電
線2に引張力が作用すると、図9において端子板1の半
田34によるプリント配線板16への取付け部分に応力
が集中しようとするが、ケース8の側方突部22を開口
21の側方のハウジング20の内面部に近接対向させる
ことで、上記電線2に引張力が作用した場合、側方突部
22がハウジング20の内面部に当たって上記引張力を
受けることができて、半田34付け部分に応力が集中し
て、この部分が破損したりプリント配線板16側に悪影
響を与えないようになっている。
【0023】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、解除
釦に絶縁用隔壁を設け、該絶縁用隔壁を両速結端子部間
に介在してあるので、解除釦に設けた絶縁用隔壁によっ
て、速結端子部間の距離を短くしても絶縁を確保でき、
この結果、全体をコンパクト化でき、また速結端子部を
内装したケースの外壁面に解除釦を嵌め込んだ解除釦は
め込み孔を設け、該解除釦はめ込み孔を設けた外壁面の
端子板に対向した位置に検電用孔を設けると共に解除釦
はめ込み孔を設けた外壁面の端子板と錠ばねとの間に対
向した位置に電線挿入用孔を設け、検電用孔をケースの
外壁面とフラットとし、電線挿入用孔をケースの外壁面
から円筒状に突出させた形状としたことで、施工後の通
電チェックが容易に行えると共に検電用孔と電線挿入用
孔とを外観上区別できて誤操作することがないという利
点がある。
【0024】
【0025】また、解除釦の頂面部にドライバ挿入用溝
を設けたので、ドライバーの先端部をドライバ挿入用溝
に差し込んで滑らないようにした状態で解除釦を押圧操
作して解除することも可能である。また、速結端子部を
内装したケースがカバーとボディとで構成され、ボディ
に爪を設け、カバーに該爪が係止される係止孔部を有す
る弾性脚片を設け、爪を係止孔部に係止してカバーとボ
ディとを結合してあるので、係止手段により簡単にカバ
ーとボディとを結合でき、結合用のねじ具等を必要とせ
ず、組み立てが容易に行えるものである。
【0026】また、端子板の一端部をケースから外部に
突出させて突出端子部を形成し、該端子板の突出端子部
の一部を側方に凸曲させて浮き上がり防止突部とし、プ
リント配線板に形成した孔に突出端子部を挿入させると
共に浮き上がり防止突部をプリント配線板の孔の裏面側
に係止したので、プリント配線板に設けた孔に端子板の
突出端子部を差し込んで半田付けする際に突出端子部の
浮き上がりを防止して半田付けを正確に行うことができ
るものである。
【0027】また、ケースの側部に側方突部を突設し、
器具のハウジング内にプリント配線板を取付けると共に
電線挿入用孔及び解除釦の頂部が位置するケースの外面
部をハウジングの開口にはめ込み、ケースの側方突部を
開口の側方のハウジングの内面部に近接対向させてある
ので、施工後電線を引っ張った際に側方突部がハウジン
グの内面部に当たって、この部分においても引張力によ
る応力を負担し、突出端子部のプリント配線板の半田付
け部分に引張応力が集中するのを防止することができる
ものである。
【0028】更にまた、2個で一組となった速結端子部
を2組組み込んだ構成とすると、極数を4極独立端子と
できて、2極の送り配線仕様に容易に対応できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解斜視図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の図2のAーA線断面図である。
【図4】同上の図2のBーB線断面図である。
【図5】同上のカバーの平面図である。
【図6】同上にボディの一部破断した正面図である。
【図7】同上の断面図である。
【図8】同上の電線を引き抜く際の断面図である。
【図9】同上のハウジングに取付けた状態の断面図であ
る。
【図10】同上に用いる解除釦を示し、(a)は平面図
であり、(b)は正面図であり、(c)は下面図であ
り、(d)は側面図である。
【図11】同上に用いる一対の端子板のうち一方の端子
板を示し、(a)は平面図であり、(b)は正面図であ
り、(c)は右側面図である。
【図12】同上に用いる一対の端子板のうち他方の端子
板を示し、(a)は平面図であり、(b)は正面図であ
り、(c)は左側面図である。
【図13】同上に用いる錠ばね端子板を示し、(a)は
正面図であり、(b)は側面図である。
【図14】同上の検電状態を示す説明図である。
【図15】同上の浮き上がり防止突部をプリント配線板
の孔に係止した状態の説明図である。
【符号の説明】
1 端子板 2 電線 3 錠ばね 4 速結端子部 6 解除釦 7 絶縁用隔壁 8 ケース 9 検電用孔 10 電線挿入用孔 11 ドライバ挿入用溝 12 カバー 13 ボディ 14 突出端子部 15 浮き上がり防止突部 16 プリント配線板 17 爪 18 係止孔部 19 弾性脚片 20 ハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−288166(JP,A) 特開 昭63−45771(JP,A) 特開 平1−130480(JP,A) 実開 昭62−77874(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/48

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子板とこれに対向して端子板との間で
    電線を挟持する錠ばねとで速結端子部を構成し、隣合う
    速結端子部の錠ばねを電線の挟持位置から離す方向に動
    作させるための解除釦に絶縁用隔壁を設け、該絶縁用隔
    壁を両速結端子部間に介在して成る速結端子において、
    速結端子部を内装したケースの外壁面に解除釦を嵌め込
    んだ解除釦はめ込み孔を設け、該解除釦はめ込み孔を設
    けた外壁面の端子板に対向した位置に検電用孔を設ける
    と共に解除釦はめ込み孔を設けた外壁面の端子板と錠ば
    ねとの間に対向した位置に電線挿入用孔を設け、検電用
    孔をケースの外壁面とフラットとし、電線挿入用孔をケ
    ースの外壁面から円筒状に突出させた形状として成るこ
    とを特徴とする速結端子
  2. 【請求項2】 解除釦の頂面部にドライバ挿入用溝を設
    けて成ることを特徴とする請求項1記載の速結端子。
  3. 【請求項3】 速結端子部を内装したケースがカバーと
    ボディとで構成され、ボディに爪を設け、カバーに該爪
    が係止される係止孔部を有する弾性脚片を設け、爪を係
    止孔部に係止してカバーとボディとを結合して成ること
    を特徴とする請求項1記載の速結端子。
  4. 【請求項4】 端子板の一端部をケースから外部に突出
    させて突出端子部を形成し、該端子板の突出端子部の一
    部を側方に凸曲させて浮き上がり防止突部とし、プリン
    ト配線板に形成した孔に突出端子部を挿入させると共に
    浮き上がり防止突部をプリント配線板の孔の裏面側に係
    止して成ることを特徴とする請求項1記載の速結端子。
  5. 【請求項5】 ケースの側部に側方突部を突設し、器具
    のハウジング内にプリント配線板を取付けると共に電線
    挿入用孔及び解除釦の頂部が位置するケースの外面部を
    ハウジングの開口にはめ込み、ケースの側方突部を開口
    の側方のハウジングの内面部に近接対向させて成ること
    を特徴とする請求項1記載の速結端子。
  6. 【請求項6】 2個で一組となった速結端子部を2組組
    み込んで成ることを特徴とする請求項1記載の速結端
    子。
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