JPH05328570A - 端子接続部の放熱構造 - Google Patents
端子接続部の放熱構造Info
- Publication number
- JPH05328570A JPH05328570A JP4130382A JP13038292A JPH05328570A JP H05328570 A JPH05328570 A JP H05328570A JP 4130382 A JP4130382 A JP 4130382A JP 13038292 A JP13038292 A JP 13038292A JP H05328570 A JPH05328570 A JP H05328570A
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- JP
- Japan
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- terminal
- elastic member
- cavity
- case
- terminal connection
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気接続箱等における端子接続部の放熱性を
向上させる。 【構成】 回路基板4に立設した端子6に、ケース2の
キャビティ14内に収容される中継端子7を介して相手
側端子13を接続する構造において、回路基板と中継端
子との間に弾性部材5を挟着させ、弾性部材の付勢によ
り中継端子をケースのキャビティ内壁15に当接させ
る。
向上させる。 【構成】 回路基板4に立設した端子6に、ケース2の
キャビティ14内に収容される中継端子7を介して相手
側端子13を接続する構造において、回路基板と中継端
子との間に弾性部材5を挟着させ、弾性部材の付勢によ
り中継端子をケースのキャビティ内壁15に当接させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気接続箱等における
端子接続部の放熱を可能とした構造に関するものであ
る。
端子接続部の放熱を可能とした構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の電気接続箱における端子
接続部を示す縦断面図である。図で、18は、合成樹脂
製の上ケース、19は、同じく下ケースを示し、両ケー
ス18,19の間には回路基板20を配設し、該回路基
板20上のブスバー端子21に中継端子22の一方の雌
型接触部23を接続する。
接続部を示す縦断面図である。図で、18は、合成樹脂
製の上ケース、19は、同じく下ケースを示し、両ケー
ス18,19の間には回路基板20を配設し、該回路基
板20上のブスバー端子21に中継端子22の一方の雌
型接触部23を接続する。
【0003】該中継端子22は、上ケース18の膨出部
24内のキャビティ25に対して上部内壁26及び側壁
27との間に隙間sを存して収容される。該キャビティ
25の上壁26には相手端子挿入孔28を設けてあり、
該挿入孔28からヒューズ29の端子30が挿入されて
中継端子22の他方の雌型接触部31に接続する。しか
しながら、上記従来の構造にあっては、端子接続部(2
2)で生じた熱がキャビティ25内にこもり易く、ヒュ
ーズ29の性能に悪影響を及ぼしかねないという問題が
あった。
24内のキャビティ25に対して上部内壁26及び側壁
27との間に隙間sを存して収容される。該キャビティ
25の上壁26には相手端子挿入孔28を設けてあり、
該挿入孔28からヒューズ29の端子30が挿入されて
中継端子22の他方の雌型接触部31に接続する。しか
しながら、上記従来の構造にあっては、端子接続部(2
2)で生じた熱がキャビティ25内にこもり易く、ヒュ
ーズ29の性能に悪影響を及ぼしかねないという問題が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、電気接続箱等における端子接続部の放熱性を向
上させ得る構造を提供することを目的とする。
に鑑み、電気接続箱等における端子接続部の放熱性を向
上させ得る構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、回路基板に立設した端子に、ケースのキ
ャビティ内に収容される中継端子を介して相手側端子を
接続する構造において、該回路基板と該中継端子との間
に弾性部材を挟着させ、該弾性部材の付勢により該中継
端子を該ケースのキャビティ内壁に当接させてなる端子
接続部の放熱構造を採用する。
に、本考案は、回路基板に立設した端子に、ケースのキ
ャビティ内に収容される中継端子を介して相手側端子を
接続する構造において、該回路基板と該中継端子との間
に弾性部材を挟着させ、該弾性部材の付勢により該中継
端子を該ケースのキャビティ内壁に当接させてなる端子
接続部の放熱構造を採用する。
【0006】
【作用】弾性部材の付勢力によって中継端子がケースの
キャビティ内壁に押し付けられる。従って中継端子の熱
がケースを伝わって放熱される。
キャビティ内壁に押し付けられる。従って中継端子の熱
がケースを伝わって放熱される。
【0007】
【実施例】図1は、本発明に係る端子接続部の放熱構造
の一実施例を示す分解斜視図、図2は、その組立状態を
示す図1のA−A相当断面図である。図で、2は、電気
接続箱1における合成樹脂製の上ケース、3は、同じく
下ケース、4は、該下ケース3内に配設される複数枚の
回路基板を示し、該回路基板4上には弾性部材5を介在
させてタブ状のブスバー端子6に中継端子7を接続させ
る。
の一実施例を示す分解斜視図、図2は、その組立状態を
示す図1のA−A相当断面図である。図で、2は、電気
接続箱1における合成樹脂製の上ケース、3は、同じく
下ケース、4は、該下ケース3内に配設される複数枚の
回路基板を示し、該回路基板4上には弾性部材5を介在
させてタブ状のブスバー端子6に中継端子7を接続させ
る。
【0008】該弾性部材5はシリコンラバー等により平
板状に形成され、各所にブスバー端子6に対する挿通孔
8を有して、回路基板4上に敷設される。また該中継端
子7は、図2にも如く、筒状部9の内側に逆U字状のば
ね片10と一対の凸状接触部111 ,112 とを対向し
て設けたものであり、一方の接触部111 にブスバー端
子6、他方の接触部112 にヒューズ12の端子13を
それぞれ接続可能である。
板状に形成され、各所にブスバー端子6に対する挿通孔
8を有して、回路基板4上に敷設される。また該中継端
子7は、図2にも如く、筒状部9の内側に逆U字状のば
ね片10と一対の凸状接触部111 ,112 とを対向し
て設けたものであり、一方の接触部111 にブスバー端
子6、他方の接触部112 にヒューズ12の端子13を
それぞれ接続可能である。
【0009】該中継端子7は、上ケース2に設けたキャ
ビティ14内に収容され、上下ケース2,3の接合によ
って下端7aを弾性部材5内に埋没させ、上端7bを弾
性部材5の付勢力でキャビティ14の上部内壁15に当
接させる。従って、端子接続部(7)で発生した熱は、
中継端子7の上端7bから矢印イの如く直接上ケース2
に伝わって放熱される。
ビティ14内に収容され、上下ケース2,3の接合によ
って下端7aを弾性部材5内に埋没させ、上端7bを弾
性部材5の付勢力でキャビティ14の上部内壁15に当
接させる。従って、端子接続部(7)で発生した熱は、
中継端子7の上端7bから矢印イの如く直接上ケース2
に伝わって放熱される。
【0010】なお、弾性部材5を熱伝導性のシリコンラ
バー(商品名サーコン)で形成すれば、中継端子7の下
端7aからも弾性部材5を通じて矢印ロの如く放熱が行
われる。また上記弾性部材5は中継端子7の保持や防音
あるいは防水等にも有効である。
バー(商品名サーコン)で形成すれば、中継端子7の下
端7aからも弾性部材5を通じて矢印ロの如く放熱が行
われる。また上記弾性部材5は中継端子7の保持や防音
あるいは防水等にも有効である。
【0011】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、中継端
子をケースに接触させることによって端子接続部の熱を
直接ケースに逃がすことができるから、端子接続部の温
度を正常に保つことができ、ヒューズ等の部品の性能を
維持することができる。
子をケースに接触させることによって端子接続部の熱を
直接ケースに逃がすことができるから、端子接続部の温
度を正常に保つことができ、ヒューズ等の部品の性能を
維持することができる。
【図1】本発明に係る端子接続部の放熱構造の一実施例
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図2】同じく組立状態を示す図1のA−A相当断面図
である。
である。
【図3】従来例を示す縦断面図である。
2 上ケース 4 回路基板 5 弾性部材 6 ブスバー端子 7 中継端子 13 ヒューズ端子 14 キャビティ 15 上部内壁
Claims (1)
- 【請求項1】 回路基板に立設した端子に、ケースのキ
ャビティ内に収容される中継端子を介して相手側端子を
接続する構造において、該回路基板と該中継端子との間
に弾性部材を挟着させ、該弾性部材の付勢により該中継
端子を該ケースのキャビティ内壁に当接させてなること
を特徴とする端子接続部の放熱構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13038292A JP3211903B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 端子接続部の放熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13038292A JP3211903B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 端子接続部の放熱構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05328570A true JPH05328570A (ja) | 1993-12-10 |
JP3211903B2 JP3211903B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=15033001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13038292A Expired - Fee Related JP3211903B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 端子接続部の放熱構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3211903B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11121106A (ja) * | 1997-10-03 | 1999-04-30 | Thomas & Betts Corp <T&B> | コネクタ |
GB2412253A (en) * | 2004-03-18 | 2005-09-21 | Smk Kk | Mounting socket for electronic device |
JP2020155308A (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | 住友電装株式会社 | ジョイントコネクタ |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP13038292A patent/JP3211903B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11121106A (ja) * | 1997-10-03 | 1999-04-30 | Thomas & Betts Corp <T&B> | コネクタ |
GB2412253A (en) * | 2004-03-18 | 2005-09-21 | Smk Kk | Mounting socket for electronic device |
US7097466B2 (en) | 2004-03-18 | 2006-08-29 | Smk Corporation | Electronic part-mounting socket |
GB2412253B (en) * | 2004-03-18 | 2007-07-25 | Smk Kk | Electronic part-mounting socket |
JP2020155308A (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | 住友電装株式会社 | ジョイントコネクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3211903B2 (ja) | 2001-09-25 |
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Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010605 |
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