JP3400647B2 - コンセント - Google Patents
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Description
両方に使用できるコンセントに関するものである。
んでそれぞれ丸ピン受け部と栓刃受け部とを設けたいわ
ゆるユニバーサルコンセントと称されるコンセントが知
られているが、従来のユニバーサルコンセントにあって
は端子板にはねじにより電線の心線を接続していたので
電線の心線の接続作業が面倒であった。
ら挿入された電線が挿入により機械的且つ電気的に接続
される速結端子を設けることが考えられる。この場合、
刃受け部と速結端子の端子板部とが別体で、分離してい
るため、図22に示すように丸ピン受け部2と栓刃受け
部3とを有する刃受け部4と、速結端子の端子板部7と
をかしめ鋲60により両者を結合する必要がある。
4と速結端子の端子板7とが別体で、分離しているた
め、かしめ鋲60により両者を結合するものにおいて
は、かしめによる材料費、加工費がかかり、コストアッ
プの原因になっていた。また、従来の速結端子の端子板
には、ボディの底に設けた挿入孔から電線の心線挿入時
に錠ばねが上方に浮き上がるのを防止するための浮き上
がり防止片を速結端子に設けていた。このため、ボディ
に端子板を上方開口から組み込む際、予め端子板内に錠
ばねを組み入れた状態で組み込まねばならず、端子板の
みをボディに先に組み込んだ後では浮き上がり防止片が
邪魔になって端子板内に錠ばねを入れることができない
という問題がある。
を挿入した際に、端子片が平坦面であるため接触が安定
しないという問題があった。本発明は上記の従来例の問
題点に鑑みて発明したものであって、充電部の構造を簡
略化し、従来のようなかしめ鋲による結合が必要でな
く、材料費、加工費を削減してコストダウンが図れ、ま
た、絶縁性に優れ、更に、ボディに刃受けばねブロック
を組み込んだ後であっても、錠ばねを端子板部内に組み
入れることができると共に該錠ばねの浮き上がりを防止
することができ、更に、刃受けばねブロックの強度を向
上させることができ、更に、栓刃が誤って抜けるのが防
止でき、更にまた、電線の心線の接触が安定し、また、
端子板部のがたつきを防止することができるコンセント
を提供することを課題とするものである。
決して本発明の課題を達成するため、本発明のコンセン
トは、ケース1内に、丸ピンを挿入して接触させるため
の丸ピン受け部2と栓刃を挿入して接触させるための栓
刃受け部3とよりなる刃受け部4と、外部から挿入され
た電線の心線5が挿入により機械的且つ電気的に接続さ
れる速結端子6とを内装し、該速結端子6を端子板部7
と端子板部7内に組み込まれる錠ばね8とで構成し、一
枚の金属板9の底片31の対向する側端縁から上方に突
出する一対の接触片32によって構成される丸ピン受け
部2と、上記底片31の一対の接触片32と離れた位置
から一対の接触片32とは直角に突出する栓刃受け用接
触片33とこれと対向する上記一対の接触片32の側端
部とで構成される栓刃受け部3と、上記底片31側端縁
から上方に突出する複数の端子片20a,20bにより
構成される端子板部7とを一枚の金属板9の屈曲により
形成して刃受けばねブロック10を構成し、ケース1を
埋め込み配線器具の規格化された1個モジュールの大き
さとして成ることを特徴とするものである。このような
構成とすることで、丸ピンを挿入して接触させるための
丸ピン受け部2と栓刃を挿入して接触させるための栓刃
受け部3とよりなる刃受け部4と、端子板部7とを一枚
の金属板9で形成できて、従来のようにかしめ鋲による
結合を必要としなくなったものである。
とで構成し、刃受け部4と速結端子6とよりなる充電部
をケース1内の絶縁仕切り壁13により仕切り、該絶縁
仕切り壁13をボディ11内部に突設したボディ側仕切
り部14とカバー12内部に突設したカバー側仕切り部
15とにより構成し、ボディ側仕切り部14の先端部と
カバー側仕切り部15の先端部の何れかを凸部16、い
ずれかを凹部17として凸部16を凹部17に嵌合する
ことも好ましい。このような構成とすることで、絶縁仕
切り壁13を構成するボディ側仕切り部14の先端部と
カバー側仕切り部15の先端部との接合部分における絶
縁性が向上するものである。
7に上方に開口した錠ばね嵌め込み部18を構成し、該
錠ばね嵌め込み部18に上方よりはめ込まれた錠ばね8
の上端部にケース1のカバー12に設けた浮き上がり防
止リブ19の下端部を近接対向することも好ましい。こ
のような構成とすることで、ボディ11に刃受けばねブ
ロック10を組み込んだ後であっても、錠ばね嵌め込み
部18の上方開口部分から錠ばね8を組み入れることが
できるものである。また、電線の心線5を挿入した際
に、錠ばね8が上方に浮き上がろうとするが、浮き上が
り防止リブ19により錠ばね8の浮き上がりを防止する
ことができるまた、端子板部7の端子片20と栓刃受け
部3の下部とを共通とすることも好ましい。このような
構成とすることで、強度を向上できることになる。
部21を設けることも好ましい。このような構成とする
ことで、栓刃を栓刃受け部3に差し込んだ際に、栓刃に
形成してある孔に抜け防止用突部21が係止して栓刃の
抜けが防止されることになる。また、端子板部7の端子
片20にローレット面22を設けることも好ましい。こ
のような構成とすることで、電線の心線5を端子片20
に沿って挿入した場合、ローレット面22により安定し
て心線5が接触することになる。
3を設け、該がたつき防止用リブ23を設け、該がたつ
き防止用リブ23をボディ11内に設けた位置決め突部
11aに押接してすることも好ましい。このような構成
とすることで、端子板部7のがたつき防止を図ることが
できる。
例に基づいて詳述する。図1、図2、図4に示すよう
に、ケース1はボディ11とカバー12とで構成してあ
り、ボディ11内はボディ側仕切り壁14により内部を
2つの収納部24に仕切ってあり、また、カバー12内
はカバー側仕切り壁15により内部を2つの収納部25
に仕切ってあり、ボディ11と、中枠62を組み込んだ
カバー12とを組み合わせた場合にボディ11の2つの
収納部24がそれぞれカバー12に組み込んだ2つの収
納部25とそれぞれ対向して、上下の収納部24、25
により1つの収納室が合計2組形成されるようになって
いる。
仕切り部14とカバー側仕切り部15とで上記2組形成
される収納室を絶縁的に仕切る絶縁仕切り壁13が形成
される。ここで、ボディ側仕切り部14の先端部とカバ
ー側仕切り部15の先端部の何れかが凸部16、いずれ
かが凹部17となっており、図2に示すように凸部16
と凹部17とを嵌合させてある。つまり、ボディ側仕切
り部14の先端部とカバー側仕切り部15の先端部とが
単に突き合わせてあるだけでは、絶縁性が悪いが、凸部
16と凹部17とをはめ合わせることで絶縁仕切り壁1
3を構成するボディ側仕切り部14の先端部とカバー側
仕切り部15の先端部との接合部分における絶縁性を向
上させることができるものである。
7に示すように支持リブ26が突設してある。また、ボ
ディ11の内面部には位置決め突部11aが設けてあ
る。更に、ボディ11の底面部には図5に示すように電
線挿入孔27とドライバーのような治具挿入孔28とが
設けてある。ボディ11の収納部24内の支持リブ26
よりも下方位置に解除釦収納部29が設けてあって、解
除釦30が横方向に摺動自在に入れてある。
1内には、丸ピンを挿入して接触させるための丸ピン受
け部2と栓刃を挿入して接触させるための栓刃受け部3
とよりなる刃受け部4と、外部から挿入された電線の心
線5が挿入により機械的且つ電気的に接続される速結端
子6と、速結端子6による電線の心線5の結合を解除す
るための解除釦30が内装される。ここで、該速結端子
6を端子板部7と端子板部7内に組み込まれる錠ばね8
とで構成されるものである。
部3と速結端子6の端子板部7とを一枚の金属板9を屈
曲して一体に形成したものを用いた点に特徴がある。す
なわち、一枚の弾性を有する金属板9を図13に示すよ
うに打抜き、これを折り曲げて図9乃至図12に示すよ
うな刃受け部4と端子板部7とが一体になった刃受けば
ねブロック10を形成するのである。ここで、刃受け部
4は、底片31の対向する一対の側端縁から上方に向け
て一対の接触片32を上方に向けて突出させて該一対の
接触片32により丸ピンが差し込まれて接触状態で弾性
的に支持するための丸ピン受け部2を構成すると共に、
また、底片31の上記接触片32の側端間を結ぶ線より
も接触片32と離れた位置において上方に上記接触片3
2と直角に栓刃受け用接触片33を突設し、該栓刃受け
用接触片33とこれと対向する上記2つの接触片32の
側端部とで栓刃が差し込まれて接触状態で弾性的に支持
するための栓刃受け部3を構成している。
が上方ほど巾狭となるように傾斜し且つ上端間はピンが
挿入しやすいように上方ほど間隔が広がるように傾斜し
ている。また、栓刃受け用接触片33も上方ほど接触片
32側に近付くように傾斜しており、上端部は逆に上ほ
ど接触片32から遠ざかるように傾斜しており、また、
接触片32の栓刃受け用接触片33側の側端縁の上部は
上端ほど栓刃受け用接触片33から離れるように傾斜し
ている。このことで、栓刃が挿入しやすいようになって
いる。栓刃受け用接触片33の上方ほど接触片32側に
近付くように傾斜した部分の上部付近には栓刃受け部3
に抜け防止用突部21が設けてある、このしい。この栓
刃の抜け防止用突部21は、栓刃を栓刃受け部3に差し
込んだ際に、栓刃に形成してある孔に抜け防止用突部2
1が係止して栓刃の抜けが防止される役目をするもので
ある。
対向する端子片20を2組形成して構成してあり、具体
的には、上記底片31の栓刃受け用接触片33を突出し
た方の側端縁の両側から底片31から連出片34を突出
し、両連出片34からそれぞれ端子片20aを連出片3
4に対して直角に上方に向けて突出し、また、底片31
の栓刃受け用接触片33を突出した方の側端縁と対向す
る側端縁から立ち上がり片35を突設し、該立ち上がり
片35の両端部をそれぞれ端子片20bとすることで構
成してある。そして、上記栓刃受け用接触片33両側方
に隙間を介して位置する端子片20aと、立ち上がり片
35の両端部に位置する端子片20bとが図10のよう
に対向し、対向する端子片20aと端子片20bとの間
に上方に開口した錠ばね嵌め込み部18が形成されるも
のである。
子板部7の各一対の端子片25間に形成された錠ばね嵌
め込み部18にはそれぞれ錠ばね8がはめ込まれるもの
である。錠ばね8は略ム字状をしており、食い込み片3
6と、弾性接触片37とを有している。端子片20bの
端子片20a側の面にはローレット加工が施してあっ
て、ローレット面22が形成してある。またこの端子片
20bのローレット面22と反対側の面にはがたつき防
止用リブ23が設けてある。
0はボディ11に組み込む際、錠ばね8をあらかじめ組
入れておいてもよいが、刃受けばねブロック10の下部
をボディ11の収納部24内に上方より組み込んだ後
に、錠ばね8を刃受けばねブロック10の錠ばね嵌め込
み部18内に上方から組み込むようにしてもよい。この
ように刃受けばねブロック10の下部をボディ11の収
納部24内に組み込んだ後に、錠ばね8を組み込むこと
により、自動組み立てが容易にできて、組み立て性が向
上するものである。なお、刃受けばねブロック10をボ
ディ11に組み込む前にボディ11には上方から解除釦
30をボディ11内に形成した解除釦収納部29に収納
しておく。そして、刃受けばねブロック10の下部をボ
ディ11の収納部24内にはめ込んだ場合、底片31が
支持リブ26の上に載置され、また、底片31が解除釦
30のすぐ上方に位置して解除釦収納部29の天井の役
目をしている。そして、このように組み込むことで、解
除釦30は刃受け部4の下方に位置することになり、刃
受け部4の側方に解除釦30を配置する場合に比べて横
方向の突出が少なくてコンパクト化できることになる。
1に組み込んだ場合、端子片20aがボディ側仕切り部
14の側面に当たり、また、端子片20bの側端部がボ
ディ11に設けた位置決め突部11aに押接して端子板
部7のがたつきを防止している。上記のようにして刃受
けばねブロック10をボディ11に組み込んだ後、刃受
けばねブロック10の錠ばね嵌め込み部18内に上方か
ら組み込んだ場合、各錠ばね8の弾性接触片37と食い
込み片36の下方に電線挿入孔27が位置するものであ
る。
れぞれ食い込み片押圧部38が設けてあって、この食い
込み片押圧部38が錠ばね8の食い込み片36に対向し
ている。また解除釦30の他端部には傾斜部39が設け
てあり、この傾斜部39が治具挿入孔28に対向してい
る。カバー12の上面部には図3、図8に示すように丸
ピンが挿入される丸ピン挿入部40と栓刃が挿入される
栓刃挿入部41とを設けてある。また、カバー側仕切り
部15により仕切られたカバー12の内部の各収納部2
5にはそれぞれ2つの浮き上がり防止リブ19が設けて
ある。また、カバー12の内面部の栓刃挿入部41の下
部両側方の位置にはそれぞれ栓刃挿入部41に栓刃を挿
入する際に栓刃のガイドをするための栓刃挿入ガイドリ
ブ80が設けてあり、また、丸ピン挿入部40の下部両
側方の位置には下方に向けてリブ部81が設けてあり、
このリブ部81は上記栓刃挿入ガイドリブ80と一体に
連続しているものである。
ようにして解除釦30、刃受けばねブロック10、錠ば
ね8を上方から組み込んで図4の状態とし、その後、ボ
ディ11にカバー12を嵌め合わせ、接合金具42によ
りボディ11とカバー12とを接合するものである。接
合金具42は逆U字状をしており、両脚片43がボディ
11とカバー12との各凹部44、45にはめ込まれ、
脚部43の下端部の係止部46がボディ11の凹部44
の下の開口縁部に係止されてボディ11とカバー12と
が接合されてケース1が組立られる。
せた状態で、丸ピン挿入部40が刃受け部4の丸ピン受
け部2に対向し、また、栓刃挿入部41が栓刃受け部3
に対向し、また、カバー12に設けた各浮き上がり防止
リブ19が各速結端子6の錠ばね8の上端部に近接対向
するものである。このように、カバー12に設けた各浮
き上がり防止リブ19が各速結端子6の錠ばね8の上端
部に近接対向させることで、図14に示すように、電線
挿入孔27から端子板部7に設けた端子片20aに沿っ
て端子片20aと錠ばね8間に電線の心線5を挿入する
際に、錠ばね嵌め込み部18が上方に開口しているので
(つまり、上方から錠ばね嵌め込み部18に錠ばね8を
組み込むことができるようにしたので)錠ばね8が上方
に浮き上がろうとするが、この上方への浮き上がりをカ
バー12に設けた浮き上がり防止リブ19により防止す
ることができるものである。
をボディ11に組合せた状態ではボディ側仕切り部14
の先端部とカバー側仕切り部15の先端部が凸部16と
凹部17の嵌合により嵌合してあるので、絶縁仕切り壁
13を構成するボディ側仕切り部14の先端部とカバー
側仕切り部15の先端部との接合部分における絶縁性を
向上させることができる。このため、刃受け部4と速結
端子6とよりなる充電部がボディ側仕切り部14とカバ
ー側仕切り部15とよりなる絶縁仕切り壁13により確
実に絶縁して仕切られることになる。
状態ではリブ部81に丸ピン受け部2の一対の接触片3
2の上端部の外側端部が図40のように支持されるよう
になっている。このことにより、丸ピン挿入時における
対向する接触片32の開き過ぎを防止するようになって
いて、長期間にわたって丸ピン受け部2の接触圧を保つ
ようになっている。
Kは、電線の心線5を電線挿入孔27から挿入すること
で、端子片20bに沿って端子片20bと錠ばね8間に
電線の心線5が挿入され、端子片20bに接触している
電線の心線5に弾性接触片37が弾接すると共に食い込
み片36の先端が心線5に食い込んで、心線5が速結端
子6に電気的且つ機械的に接続されるものである。ここ
で、端子片20bの心線5と接触する面にローレット加
工を施してローレット面22を形成しておくことで、心
線5と端子片20bの接触を安定化させることができる
ものである。
挿入部40から丸ピンを挿入することで、丸ピンが丸ピ
ン受け部2に挿入されて一対の接触片32により丸ピン
が弾性的に保持されるものである。また、栓刃を挿入す
る場合には栓刃挿入部41から栓刃を挿入することで、
栓刃が栓刃受け部3に挿入されて栓刃受け用弾性片33
とこれに対向する一対の接触片32の側端部とで栓刃が
弾性的に保持されるものである。
孔28からドライバーのような治具を挿入して解除釦3
0の傾斜部39を押すことで、解除釦30は食い込み片
36側に移動し、このことにより食い込み片36による
電線の心線5への食い込みが解除されるので電線の心線
5を引き抜くことができることになる。ところで、上記
のような、丸ピン受け部2と栓刃受け部3とよりなる刃
受け部4と、速結端子5とを内装したケース1の大きさ
(つまりコンセントKの大きさ)は埋め込み配線器具の
規格化された1個モジュールの大きさとしてある。そし
て、この1個モジュールのコンセントKは規格化された
埋め込み配線器具を取付ける取付け枠47に取付けられ
るものである。図21には3個モジュールの取付け枠4
7が示してあり、この3個モジュールの取付け枠47に
上記1個モジュールのコンセントKを1つ取付ける例が
示してある。この3個モジュールの取付け枠47には1
個モジュールのコンセントKを2個又は3個取付けるこ
ともできる。コンセントKを取付けるには例えば接合金
具42に係合片48を設け、この係合片48を取付け枠
47に設けた係合孔(図示せず)を係合することで取付
けることができる。なお、上記取付け枠47は他のモジ
ュール化された埋め込み配線器具も取付けることがで
き、また、本発明のコンセントKとスイッチ等他の埋め
込み配線器具とを並べて取付けることもできる。図21
において49は配線ボックスであって取付け枠47は配
線ボックス49にねじにより取付けられ、また、取付け
枠47にはプレート50、表面プレート51が取付けら
れる。
形態につき図15乃至図20に基づいて説明する。この
図15乃至図20に示す実施形態においては、端子板部
7の端子片20と栓刃受け部3の下部とを共通として強
度アップを図ったものである。すなわち、本実施形態に
おいては、一枚の弾性を有する金属板9を図19に示す
ように打抜き、これを折り曲げて図15乃至図18に示
すような栓刃受け部3と端子板部7とが一体になった刃
受けばねブロック10を形成するのである。ここで、本
実施形態においては、底片31の一側縁から栓刃受け用
接触片33を突設し、この栓刃用接触片33の下部両側
から直接端子片20aを突設してある構成が、図9乃至
図14に示された刃受けばねブロック10の構成と異な
り、他の構成は図9乃至図14に示された刃受けばねブ
ロック10の構成と同じであるので説明は省略する。な
お、図20は図14に対応する図面であって、図14の
場合と同様にして浮き上がり防止リブ19により刃受け
ばねブロック10の浮き上がりを防止している。
3の下部両側から直接端子片20aを突設することで、
端子板部7の端子片20と栓刃受け部3の下部とを共通
化して強度アップを図ることができるものである。
は、上述のように、ケース内に、丸ピンを挿入して接触
させるための丸ピン受け部と栓刃を挿入して接触させる
ための栓刃受け部とよりなる刃受け部と、外部から挿入
された電線の心線が挿入により機械的且つ電気的に接続
される速結端子とを内装し、該速結端子を端子板部と端
子板部内に組み込まれる錠ばねとで構成し、一枚の金属
板の底片の対向する側端縁から上方に突出する一対の接
触片によって構成される丸ピン受け部と、上記底片の一
対の接触片と離れた位置から一対の接触片とは直角に突
出する栓刃受け用接触片とこれと対向する上記一対の接
触片の側端部とで構成される栓刃受け部と、上記底片側
端縁から上方に突出する複数の端子片により構成される
端子板部とを一枚の金属板の屈曲により形成して刃受け
ばねブロックを構成してあるので、丸ピンと栓刃との両
方を差し込んでそれぞれ丸ピン受け部と栓刃受け部とを
設けたいわゆるユニバーサルコンセントと称されるコン
セントにおいて電線の接続が簡単に行えるのみならず、
丸ピンを挿入して接触させるための丸ピン受け部と栓刃
を挿入して接触させるための栓刃受け部とよりなる刃受
け部と、端子板部とを一枚の金属板で形成できて、従来
のようにかしめ鋲による結合を必要とせず、この結果、
材料費、加工費を削減してコストダウンが図れるもので
ある。また、ケースを埋め込み配線器具の規格化された
1個モジュールの大きさとしてあるので、規格化された
埋め込み配線器具の取付け枠に取付けることができるも
のである。
記請求項1記載の発明の効果に加えて、ケースをボディ
とカバーとで構成し、刃受け部と速結端子とよりなる充
電部をケース内の絶縁仕切り壁により仕切り、該絶縁仕
切り壁をボディ内部に突設したボディ側仕切り部とカバ
ー内部に突設したカバー側仕切り部とにより構成し、ボ
ディ側仕切り部の先端部とカバー側仕切り部の先端部の
何れかを凸部、いずれかを凹部として凸部を凹部に嵌合
してあるので、絶縁仕切り壁を構成するボディ側仕切り
部の先端部とカバー側仕切り部の先端部との接合部分に
おける絶縁性が凹凸嵌合により向上するものである。
記請求項1記載の発明の効果に加えて、刃受けばねブロ
ックの端子板部に上方に開口した錠ばね嵌め込み部を構
成してあるので、ボディに刃受けばねブロックを組み込
んだ後であっても、刃受けばねブロックに設けた錠ばね
嵌め込み部の上開口から錠ばねをはめ込んで組み込むこ
とができて、自動組み立てが簡略化されるものであり、
また、このように錠ばね嵌め込み部に錠ばねを後からは
め込んで組み込むことができるように上方を開口したと
言えども、錠ばね嵌め込み部に上方よりはめ込まれた錠
ばねの上端部にケースのカバーに設けた浮き上がり防止
リブの下端部を近接対向するので、電線の心線を挿入し
た際に、錠ばねが上方に浮き上がろうとするのを防止す
ることができるものである。
記請求項1記載の発明の効果に加えて、端子板部の端子
片と栓刃受け部の下部とを共通としてあるので、刃受け
ばねブロックの強度アップが図れるものである。また、
請求項5記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発
明の効果に加えて、栓刃受け部に栓刃の抜け防止用突部
を設けてあるので、栓刃の抜けを防止することができ
る。
記請求項1記載の発明の効果に加えて、端子板部の端子
片にローレット面を設けてあるので、電線の心線を端子
片に沿って挿入した場合、ローレット面により安定して
心線が接触するものである。また、請求項7記載の発明
にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、
端子板部にがたつき防止用リブを設け、該がたつき防止
用リブをボディ内に設けた位置決め突部に押接してある
ので、端子板部のがたつきを防止することができるもの
である。
る。
いない状態における断面図である。
いない状態における平面図である。
いない状態における下面図である。
金属板を打ち抜いた状態の平面図である。
した状態の説明図である。
斜視図である。
金属板を打ち抜いた状の態平面図である。
した状態の説明図である。
である。
しめ鋲により連結したものの正面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 ケース内に、丸ピンを挿入して接触させ
るための丸ピン受け部と栓刃を挿入して接触させるため
の栓刃受け部とよりなる刃受け部と、外部から挿入され
た電線の心線が挿入により機械的且つ電気的に接続され
る速結端子とを内装し、該速結端子を端子板部と端子板
部内に組み込まれる錠ばねとで構成し、一枚の金属板の
底片の対向する側端縁から上方に突出する一対の接触片
によって構成される丸ピン受け部と、上記底片の一対の
接触片と離れた位置から一対の接触片とは直角に突出す
る栓刃受け用接触片とこれと対向する上記一対の接触片
の側端部とで構成される栓刃受け部と、上記底片の側端
縁から上方に突出する複数の端子片により構成される端
子板部とを一枚の金属板の屈曲により形成して刃受けば
ねブロックを構成し、ケースを埋め込み配線器具の規格
化された1個モジュールの大きさとして成ることを特徴
とするコンセント。 - 【請求項2】 ケースをボディとカバーとで構成し、刃
受け部と速結端子とよりなる充電部をケース内の絶縁仕
切り壁により仕切り、該絶縁仕切り壁をボディ内部に突
設したボディ側仕切り部とカバー内部に突設したカバー
側仕切り部とにより構成し、ボディ側仕切り部の先端部
とカバー側仕切り部の先端部の何れかを凸部、いずれか
を凹部として凸部を凹部に嵌合して成ることを特徴とす
る請求項1記載のコンセント。 - 【請求項3】 刃受けばねブロックの端子板部に上方に
開口した錠ばね嵌め込み部を構成し、該錠ばね嵌め込み
部に上方よりはめ込まれた錠ばねの上端部にケースのカ
バーに設けた浮き上がり防止リブの下端部を近接対向し
て成ることを特徴とする請求項1記載のコンセント。 - 【請求項4】 端子板部の端子片と栓刃受け部の下部と
を共通として成ることを特徴とする請求項1記載のコン
セント。 - 【請求項5】 栓刃受け部に栓刃の抜け防止用突部を設
けて成ることを特徴とする請求項1記載のコンセント。 - 【請求項6】 端子板部の端子片にローレット面を設け
て成ることを特徴とする請求項1記載のコンセント。 - 【請求項7】 端子板部にがたつき防止用リブを設け、
該がたつき防止用リブをボディ内に設けた位置決め突部
に押接して成ることを特徴とする請求項1記載のコンセ
ント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16497796A JP3400647B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | コンセント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP16497796A JP3400647B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | コンセント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1012306A JPH1012306A (ja) | 1998-01-16 |
JP3400647B2 true JP3400647B2 (ja) | 2003-04-28 |
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Family Applications (1)
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JP16497796A Expired - Fee Related JP3400647B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | コンセント |
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JP (1) | JP3400647B2 (ja) |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP16497796A patent/JP3400647B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1012306A (ja) | 1998-01-16 |
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