JP3274625B2 - 物品最適配送システム - Google Patents

物品最適配送システム

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JP3274625B2
JP3274625B2 JP12654797A JP12654797A JP3274625B2 JP 3274625 B2 JP3274625 B2 JP 3274625B2 JP 12654797 A JP12654797 A JP 12654797A JP 12654797 A JP12654797 A JP 12654797A JP 3274625 B2 JP3274625 B2 JP 3274625B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に顧客の納期で
ある物品出荷時点において、最も安価な配送手段の組み
合わせを選択する物品最適配送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の物品最適配送システムと
して、例えば特開平5−197735号公報に記載され
た集中在庫管理装置がある。この場合、リアルタイムで
全社在庫を正確に管理し、顧客の注文に直ちに全社在庫
を検索し、顧客に最も近く、かつ在庫がある地方在庫拠
点に配送を指示して、日時指定の要望に応える。また、
常時全社在庫をチェックして、在庫が切れかかっている
製品に対しては、直ちに生産や納入を指示することで、
品切れを未然に防止するようになっている。
【0003】図17は、係る一例を示すブロック図であ
る。集中在庫管理装置101は、複数の地方在庫管理装
置102および1つの中央在庫管理装置103よりなっ
ており、伝送回線107によって接続されている。
【0004】それぞれの地方在庫管理装置102は、地
方在庫データベース104を有し、これを入出庫情報に
よって更新するデータベース更新部105を有し、さら
にその地方在庫データベース104が更新されると、そ
の更新内容を中央在庫管理装置103に伝送する入出庫
情報送信部106を備えている。
【0005】中央在庫管理装置103は、全社在庫デー
タベース108を有し、地方在庫管理装置102から伝
送されてくる地方在庫データベース104の更新内容を
受信する入出庫情報受信部109を有し、その更新内容
を全社在庫データベース108に反映するデータベース
更新部110を備えている。
【0006】また、出荷指示装置111が備わってお
り、この装置は、オーダエントリ部113と、全社在庫
検索部114と、そして出荷指示部115よりなってい
る。さらに、生産指示装置112が備わっていて、この
装置は全社在庫検索部106と生産指示部107を有し
ている。
【0007】以上の構成により、地方在庫管理装置10
2において、入出庫情報が入力されると、地方在庫デー
タベース104に格納されている地方在庫情報をデータ
ベース更新部105によって更新する。
【0008】地方在庫情報が更新されると、この更新内
容を取り込んで入出庫情報送信部106から中央在庫管
理装置103に伝送する。
【0009】中央在庫管理装置103では、更新内容を
入出庫情報受信部109で取り込み、データベース更新
部110によって全社在庫データベース108に格納さ
れている全社在庫情報を更新する。出荷指示装置111
のオーダエントリ部113で注文情報を受入れ、全社在
庫検索部114で全社在庫データベース108を検索
し、在庫がある場合は出荷指示部115から地方在庫拠
点に対して出荷指示を行う。在庫がない場合は、全社在
庫データベース108に必要数を登録し、生産指示装置
112の全社在庫検索部106に在庫がない場合に、生
産指示部107に生産地点への生産指示を行う。このよ
うにして、在庫が切れかかっている製品の生産や納入を
指示することができる。
【0010】また、他の従来例として、特開平5−10
1082号公報に記載されてた受注データによる複数在
庫場所引当装置がある。
【0011】この場合、ある特定の在庫場所に引当が集
中して欠品が生じ、多量の在庫数を確保しなげればなら
ないという問題点の解決を目標としている。すなわち、
受注データの納期と商品の輸送日数を考慮し、複数の在
庫場所に保有の商品の在庫引当てを自動的に行うもので
ある。
【0012】図18は、係る一例を示すブロック図であ
る。以下の各手段より構成されている。すなわち、在庫
引当指示を行う入力手段201、受注情報を管理する受
注ファイル206、在庫場所から引取場所までの商品の
輸送日数と引当順位を管理する引当情報ファイル20
8、在庫場所の稼働日を管理するカレンダファイル20
9、商品の在庫引当を行う場所を決定する在庫引当決定
手段203を有する。また、商品の在庫を在庫場所別に
管理する在庫ファイル207、在庫引当を行う在庫引当
手段204、そして引当できなかった場合の引当結果を
出力する出力手段210も備わっている。
【0013】以上の構成により、受注ファイル206か
ら受注情報を読込み、引当情報ファイル208から在庫
場所から引取場所までの商品輸送日数を読込む。それか
ら在庫場所からの商品出庫日の算出を行い、商品出庫日
が現在の日付より後ならば在庫の引当を行い、受注ファ
イル208の更新を行う。また、商品出庫日が現在の日
付より前ならば、未引当リストを出力し、受注ファイル
206の更新を行う。
【0014】さらに、他の従来例として、特開平3−1
79557号公報に記載された配送管理方式がある。
【0015】この場合、配送業務に要する人手と時間を
削減し、配送業務の効率アップを目標としてものであ
る。
【0016】図19は、係る一例を示すブロック図であ
る。以下の各手段より構成されている。すなわち、計算
機301、車両の識別情報を計算機301に入力する車
両情報入力手段302、物品の積載および無積載時の車
両を計量して計量値を計算機301に入力する計量手段
303、車両の停車すべき積載ロを指示する指示手段3
08、収容器内の物品の名称、数量および配送先を含む
物品情報が予め格納された記憶部305、そこから読み
出して計算機301に入力する物品情報入力手段30
4、計算機301によって制御されて収容器を格納場所
から指示手段308によって指示された積載ロヘ搬送す
る搬送手段306である。
【0017】以上の構成により、車両情報入力手段30
2によって車両の識別情報を計算機301へ入力し、計
量手段303によって物品の積載および無積載時の車両
を計量して計算値を計算機301に入力する。計算機3
01によって制御された車両の停車すべき積載口を指示
手段308により指示し、収容器内の物品の名称、数量
および配送先を含む物品情報が予め格納された記憶部3
05から物品情報を読み出す。この読み出された物品情
報をして物品情報入力手段304により計算機301へ
入力する。搬送手段306で計算機301によって制御
された収容器を格納場所から積載口へ搬送する。計算機
301は、車両情報入力手段302、計量手段303お
よび物品情報入力手段304からの情報に基づいて運送
料金を計算する。そして、物品の出荷管理を行い、格納
場所から物品を積載口へ搬送して車両に積載し、搬送料
金を計算して出荷する一連の配送業務を計算機で自動的
に管理する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
図17〜図19に示す3つの従来例においては、解決す
べき次の問題を残している。
【0019】すなわち、在庫管理および受注引当を管理
するまでのシステムに止まっており、顧客に対して商品
を配送する場合の詳細な管理まで行われていない。
【0020】その理由として、全社在庫データベースを
検索して在庫を有する場合、地方在庫拠点に出荷指示を
行うのみで、その後の配送手段を決定する処理が行われ
ていないことによる。また、在庫無しの場合、他の在庫
から引当てるべく処理を行っていない。そのため、生産
地点へ生産指示を出すのみであり、顧客からの要求にタ
イムリに処理できない。
【0021】したがって、本発明の目的は、顧客からの
商品の受注に対し、出荷時点で自社便、宅配便およびチ
ャータ便などいずれかの配送手段から最も安価な配送手
段の組み合わせを選択する物品最適配送システムを提供
することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の物品最適配送シ
ステムは、顧客が要求する商品の情報として顧客名、商
品名、個数および納期が入力される第1の入力装置と、
出荷指示が入力される第2の入力装置と、前記顧客へ納
入する前記商品を最廉価で配送可能な最適配送手段とし
て決定された配送業者の情報を出力する出力装置と、顧
客情報データベース、物量情報データベース、在庫情報
データベース、配送要求情報データベース、倉庫情報デ
ータベース、業者宅配料金情報データベース、自社便配
送情報データベース、自社便積載情報データベースおよ
びチャーター便料金情報データベースの各種情報データ
ベースを記憶して格納している外部記憶装置と、前記顧
客情報データベースと前記物量情報データベースと在庫
情報データベースとからの情報と、前記第1の入力装置
から入力された顧客要求商品情報とを取得し、顧客の情
報とぶつ力の情報を前記配送要求情報データベースへ出
力する受注内容切分手段と、前記第2の入力装置から入
力された出荷指示の情報と、前記配送要求情報データベ
ースと前記倉庫情報データベースとからの情報とを取得
し、配送要求された前記商品の在庫状況から倉庫を決定
し、前記出力装置へ出力する最適配送選択手段と、前記
業者宅配料金情報データベースと前記自社便配送情報デ
ータベースと前記自社便積載情報データベースと前記チ
ャーター便料金情報データベースとから配送料金を計算
し、前記倉庫に登録されている配送業者のうちから最廉
価な配送業者を選択し、算出した前記配送料金のデータ
信号を含む最適配送指示信号を前記出力装置に向けて出
力する配送料金計算手段とを有する中央処理装置とを備
えることを特徴とする。
【0023】この場合、前記中央処理装置は、受注内容
切分手段と、最適配送手段と、そして配送料金計算手段
とを備えてなっている。
【0024】受注内容切分手段は、前記第1の入力装置
からの前記顧客要求商品情報と、前記外部記憶装置から
の前記顧客情報、前記物量情報、前記在庫情報および前
記配送要求情報の各データベース格納の各情報とに基づ
いて、前記配送要求情報データベースに対して前記顧客
と前記商品に関する情報を出力する。
【0025】最適配送選択手段は、前記第2の入力装置
からの出荷指示情報と、前記外部記憶装置からの前記配
送要求情報および前記倉庫情報の各データベース格納の
各情報とに基づいて、発注した前記商品の数量と納期か
ら在庫のある前記倉庫を決定し、その決定に基づく指示
信号を前記出力装置に向けて出力する。
【0026】また、配送料金計算手段は、上記の最適配
送選択手段によって決定された前記倉庫から、前記商品
の出荷時点で宅配便、自社便およびチャータ便のうちか
ら最廉価な配送手段の組み合わせを決定する。
【0027】すなわち、出荷指示があった場合、最適配
送選択手段では、顧客が発注した商品の数量と納期から
倉庫の在庫情報を読取り、在庫がある倉庫を決定する。
【0028】配送料金計算手段においては、この決定さ
れた倉庫に登録してある配送業者である自社便、宅配業
者、そしてチャーター便などの各配送料金情報により顧
客へ配送する商品の配送料金を計算し、最廉価な配送業
者の組み合わせを選択する。
【0029】したがって、出荷指示によって、配送要求
情報データベース、在庫情報データベース、そして倉庫
情報データベースを参照し、配送要求のある商品の在庫
状況を検索して在庫のある倉庫を決定する。この決定さ
れた倉庫に登録してある配送業者である業者宅配料金情
報データベース、自社便積載情報データベース、チャー
タ便料金情報データベースに登録の配送料金情報から顧
客へ納入する商品の配送料金を計算することにより、最
廉価な配送料金の配送業者を決定することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明による物品最適配送
システムの実施の形態について図面を参照して詳細に説
明する。
【0031】図1は、本実施形態のシステム構成を示す
ブロック図である。システムは、顧客が要求する商品の
情報として、顧客名、商品名、個数および納期を入力す
る第1の入力装置1、出荷指示をする第2の入力装置
2、そして各顧客へ納入する商品の最適配送手段である
配送業者を出力する出力装置3を有している。
【0032】また、中央処理装置4を有し、ここには受
注内容切分手段A,最適配送選択手段Bおよび配送料金
計算手段Cが備わっている。
【0033】受注内容切分手段Aにおいては、第1の入
力装置1からの情報と、後述する外部記憶装置5の顧客
情報データベース51、物量情報データベース52およ
び在庫情報データベース53に格納されている各情報に
基づいて、配送要求情報データベース54に対して顧客
の情報と物量の情報を出力するようになっている。
【0034】最適配送選択手段Bにおいては、第2の入
力装置2からの出荷指示の情報と、外部記憶装置5の配
送要求情報データベース54および倉庫情報データベー
ス55に格納されている各情報に基づいて在庫の倉庫を
決定し、出力装置3に向けてその情報を送出するように
なっている。
【0035】また、中央処理装置4を備え、これは配送
料金計算手段Cの機能を有するものとして、上記最適配
送選択手段Bによって決定された倉庫情報と、顧客に納
入する商品名の数量、体積および重量によって外部記憶
装置5の業者宅配料金情報データベース58、自社便配
送情報データベース57、自社便積載情報データベース
58およびチャーター便料金情報データベース59から
配送料金を計算し、最も安価な配送業者を選択する。
【0036】外部記憶装置5には、以下の各データベー
スが格納されている。
【0037】・顧客名51−1および顧客住所(配送先
地域)51−2が登録されている顧客情報データベース
51。
【0038】・商品名52−1、商品の体積52−2お
よび商品の重量52−3が登録されている物量情報デー
タベース52。
【0039】・商品名53−1、倉庫名53−2と商品
の在庫数量53−3と商品の受注予約数を登録する予約
数53−4とからなる在庫情報データベース53。
【0040】・顧客からの受注、上記顧客データベース
51および物量情報データベース52により生成される
顧客名54−1、顧客住所(配送先地域)54−2、商
品名54−3、配送数量54−4、納期54−5、体積
54−6および重量54−7を含む配送要求情報データ
ベース54。
【0041】・倉庫名55−1および倉庫住所(配送元
地域)55−2が登録されている倉庫情報データベース
55。
【0042】・宅配業者が配送する上での倉庫住所(配
送元地域)58−1、顧客住所(配送先地域)56−
2、宅配業者の業者名56−3、そして倉庫と顧客間で
の商品配送の料金である宅配料金56−4が登録されて
いる業者宅配料金情報データベース56。
【0043】・自社便で配送する上での倉庫名57−
1、その倉庫が配送可能な車両の車番57−2およびそ
の車両が配送可能な配達住所(配送先地域)57−3が
登録されている自社便配送情報データベース57。
【0044】・上記自社便配送情報データベース57に
登録されている倉庫名57−1、車番57−2の車両情
報である倉庫名58−1、車番58−2とその車両が積
載可能な体積58−3、重量58−4および費用(料
金)58−5が登録されている自社便積載情報データベ
ース58。
【0045】・チャーター便で配送する上での倉庫住所
(配送元地域)59−1、顧客への配送先である配達
(配送先地域)59−2、チャーター便の業者名59
−3、チャーター便の積載可能な体積59−4、重量5
9−5およびチャーター便の料金59−6が登録されて
いるチャーター便料金情報データベース59。
【0046】そこで、受注内容切分手段Aおいては、第
1入力装置1により与えられた受注情報に基づいて、顧
客情報データベース51と物量情報データベース52と
在庫情報データベース53をそれぞれ読み込み、配送要
求情報データベース54に顧客の情報と物量の情報を書
き込むようになっている。
【0047】それから、在庫がある場合、在庫情報デー
タベース53の予約数53−4に受注数を登録する。在
庫が無い場合は商品を生産業者に手配する。
【0048】一方、最適配送選舵手段Bにおいては、第
2入力装置2により与えられた出荷指示に基づいて配送
要求情報データベース54を読み込み、納期54−4と
出荷日(現在の日付)とを比較して、納期内であれば在
庫情報データベース53の在庫数量53−3と予約数5
3−4と配送数量54−4を比較する。
【0049】また、予約数53−4より配送数量54−
4が多い場合、最も納期が遅い配送要求情報データベー
ス54の顧客の情報を除いて、再び在庫情報データベー
ス53の在庫数量53−3と予約数53−4と配送数の
比較を行い、配送要求情報データベース54の顧客情報
と在庫がある倉庫名53−2とを決定する。納期遅れの
場合は、配送要求情報データベース54から納期遅れの
顧客情報を抽出し、在庫情報データベース53を読み込
み、在庫のある倉庫名を決定する。
【0050】さらに、配送料金計算手段Cおいては、前
記最適配送選択手段Bで決定された配送要求情報デ−タ
ベース54の顧客の情報と在庫情報データベース53の
倉庫名53−2とに基づき、自社便による配送料金の計
算と宅配便による配送料金の計算とチャーター便による
配送料金の計算を行う。その結果を比較し最も安価な配
送業者を決定する。
【0051】次に、図11、図12および図13の各動
作フロー図を参照して、物品の流れの形態について説明
する。
【0052】まず、図11に示すように、受注内容切分
手段Aが動作する。例えば、第1の入力装置1から与え
られた顧客の受注情報に基づいて、顧客情報データベー
ス51と物量情報データベース52を読込み、配送要求
情報データベース54に顧客の情報と物量の情報を書込
む(ステップA1,A2,A3,A4)。
【0053】次いで、受注の商品名と数量に基づいて、
在庫情報データベース53を調べる(ステップA5,A
8)。在庫がある場合、在庫情報データベース53に予
約数53−4を書込む((ステップA7)。在庫がない
場合は、商品名と数量を生産業者に手配する(ステップ
A8)。
【0054】次に、図12に示すように、最適配送選択
手段Bが動作する。例えば、第2入力装置2から与えら
れた出荷指示により配送要求情報データベース54を読
込み(ステップB1,B2)、納期54−4と出荷日
(現在の日付)を比較する(ステップB3)。納期内
(納期≧現在の日付)ならば、配送要求情報データベー
ス54から納期内の情報を抽出する(ステップB4)。
【0055】続いて、在庫情報データベース53を読込
み(ステップB5)、在庫数量53−3と配送数量54
−4を比較する。在庫がない場合、配送要求情報データ
ベース54のうちで最も納期が遅い情報を除き、在庫数
量53−3と配送数量54−4を比較して在庫がある倉
庫名53−2を抽出する(ステップB6,B7,B
8)。抽出された倉庫名をキーに倉庫情報データベース
55を読込む(ステップB9)。その際、納期遅れ(納
期<現在の日付)ならば、配送要求情報データベース5
4から納期遅れの情報を抽出し(ステップB10)、そ
の情報から在庫情報データベース53を読込み在庫のあ
る倉庫名53−2を抽出する(ステップB11,B1
2)。抽出された倉庫名をキーに倉庫情報データベース
55を読み込む(ステップB13)。配送要求情報デー
タベース54から抽出された情報に対し、配送料金計算
手段Cで決定された最も安価な配送業者を出力装置3に
出力する(ステップB14)。
【0056】次に、図13〜図16に示すように、配送
料金計算手段Cが動作する。先の図12(最適配送選択
手段B)により決定された配送要求情報データベース5
4から抽出された情報と、決定された倉庫名53−2と
倉庫情報データベース55から、自社便配送情報データ
ベース57を読み込む。それによって、顧客住所(配送
先地域)54−2と配達住所(配送先地域)57−2が
同一の自社便の車両を抽出し、車番57−2をキーに自
社便積載情報データベース58を読み込む(ステップC
1,C2,C4)。
【0057】配送要求情報データベース54から抽出さ
れた商品の情報によって、車番58−2に積載可能か否
かをチェックする(ステップC4,C5)。積載可能な
らば、費用計算を行う(ステップC9)。積載不可の場
合は、積載不可の商品名54−3を抽出し、業者宅配料
金情報データベース56を読み込み、配送数量54−4
と宅配料金56−4によって配送料金を計算する(ステ
ップC18,C19,C29)。積載不可の商品名54
−3の情報を、配送要求情報データベース54から抽出
された商品の情報から削除し(ステップC6,C8)、
自社便による費用計算と宅配業者による配送料金を合計
する(ステップC9)。
【0058】また、配送要求情報データベース54から
抽出された情報と、決定された倉庫名53−2と倉庫情
報データベース55から、チャーター便配送情報データ
ベース57を読み込む。それによって、顧客住所(配送
先地域)54−2と配達住所(配送先地域)59−2が
同一で倉庫住所(配送元地域)55−2と倉庫住所(牢
送元地域)59−1が同一のチャーター便を抽出する
(ステップC10,C11)。
【0059】続いて、配送要求情報データベース54か
ら抽出された商品の情報によって、チャーター便に積載
可能か否かをチェックする(ステップC12,C1
3)。積載可能ならば、費用計算を行う(ステップC1
7)。積載不可の場合は、積載不可の商品名54−3を
抽出し、業者宅配料金情報データベース56を読み込
み、配送数量54−4と宅配料金56−4から配送料金
を計算する(ステップC18,C19,C20)。それ
から、積載不可の商品名54−3の情報を配送要求情報
データベース54から抽出された商品の情報から削除し
(ステップC14,C18)、チャーター便による費用
計算と宅配業者による配送料金を合計する(ステップC
17)。
【0060】また、配送要求情報データベース54から
抽出された情報と、決定された倉庫名53−2と倉庫情
報データベース55から、業者宅配料金情報データベー
ス56を読込み顧客住所(配送先地域)54−2と倉庫
住所(配送先地域)55−2をキーに宅配料金が最少の
業者を選択する(ステップC21,C22)。配送数量
54−4と宅配料金56−4から配送料金を計算する
(ステップC23)。上記自社便により費用計算された
配送料金(ステップC9)と、前記チャーター便により
費用計算された配送料金(ステップC17)と、上記宅
配業者により費用計算された配送料金(ステップC2
3)との比較を行う。この比較によって、費用が最少の
配送業者を選択する(ステップC24,C25)。
【0061】続いて、配送要求のあった顧客名、顧客住
所、商品名、配送数量、納期、体積、重量、倉庫名と、
選次された配送業者と費用を最適配送選択手段Bに返す
(ステップC26)。その後、配送要求情報データベー
ス54から配送決定された情報を削除し(ステップC2
7)、在庫情報データベース53から配送決定された商
品の情報と予約数を削除する(ステップC28)。
【0062】以上のように、本実施の形態は、最適配送
選択手段Bによって決定された在庫のある倉庫と、顧客
に納入する商品と、あらかじめ登録してある各配送業者
の配送料金データベースから各々の配送料金を計算し、
結果を地紋することにより最も安価な配送業者を選択す
ることができる。その結果、配送料金の削減を行うこと
ができ、経費削減を実現して、商品価格に反映させるこ
とができる。
【0063】
【発明の効果】本発明による物品最適配送システムは、
予め登録されている配送手段の料金情報と常時変動する
倉庫の在庫情報に基づいて、顧客へ発送する商品の配送
業者の各配送料金を計算して比較を行うことことによ
り、最も安価な配送業者を選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による物品最適配送装置の実施の形態の
システム構成を示すブロック図である。
【図2】図1の外部記憶装置の顧客情報データベースを
示す構成図である。
【図3】外部記憶装置の物量情報データベースを示す構
成図である。
【図4】外部記憶装置の在庫情報データベースを示す礁
挿図である。
【図5】外部記憶装置の配送要求情報データベースを示
す構成図である。
【図6】外部記憶装置の倉庫情報データベースを示す構
成図である。
【図7】外部記憶装置の業者宅配情報データベースを示
す構成図である。
【図8】外部記憶装置の自社便配送情報データベースを
示す構成図である。
【図9】外部記憶装置の自社便積載情報データベースを
示す構成図であるo
【図10】外部記憶装置のチャーター便情報データベー
スを示す構成図である。
【図11】本実施の形態の受注内容切分手段の動作の一
例を示すフローチャートである。
【図12】本実施の形態の最適配送選択手段の動作の一
例を示すフローチャートである。
【図13】本発実施の形態の配送料金計算手段の動作の
一例を示すフローチャートである。
【図14】図13に続く配送料金計算手段の動作を示す
フローチャートである。
【図15】図14に続く配送料金計算手段の動作を示す
フローチャートである。
【図16】図15に続く配送料金計算手段の動作を示す
フローチャートである。
【図17】従来例の集中在庫管理装置の一例を示すブロ
ック図である。
【図18】従来例の受注データによる複数在庫場所引当
装置の一例を示すブロック図である。
【図19】従来例の配送管理方式の一例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 第1の入力装置 2 第2の入力装置 3 出力装置 4 中央処理装置 5 外部記憶装置 51 顧客情報データベース 52 物量情報データベース 53 在庫情報データベース 54 配送要求情報データベース 55 倉庫情報データベース 56 業者宅配料金情報データベース 57 自社便配送情報データベース 58 自社便積載情報データベース 59 チャーター便料金情報データベース 101 集中在庫管理装置 102 地方在庫管理装置 103 中央在庫管理装置 104 地方在庫データベース 105 データベース更新部 106 入出庫情報送信部 107 伝送回路 108 全社在庫データベース 109 入出庫情報受信部 110 データベース更新部 111 出荷指示装置 112 生産指示装置 113 オーダエントリ部 114 全社在庫検索部 115 出荷指示部 116 全社在庫検索部 117 生産指示部 201 入力手段 202 制御部 203 在庫引当場所決定手段 204 在庫引当手段 205 ファイル部 206 受注ファイル 207 在庫ファイル 208 引当情報ファイル 209 カレンダーファイル 210 出力手段 301 計算機. 302 車両情報入力手段 303 計量手段 304 物品情報入力手段 305 記憶部 306 搬送手段 308 指示手段 A1〜A8 受注内容切分手段の動作ステップ B1〜B15 最適配送選択手段の動作ステップ C1〜C28 配送料金計算手段の動作ステップ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客が要求する商品の情報として顧客名
    と商品名と個数と納期とが入力される第1の入力装置
    と、出荷指示が入力される第2の入力装置と、前記顧客
    へ納入する前記商品を最廉価で配送可能な最適配送手段
    として決定された配送業者の情報を出力する出力装置
    と、受注内容切分手段と最適配送選択手段と配送料金計
    算手段とを有する中央処理装置と、外部記憶装置とを有
    し、 前記外部記憶装置は、顧客名と商品の配送先とを対応さ
    せて格納する顧客情報データベースと、商品名と該商品
    の物量とを対応させて格納する物量情報データベース
    と、商品名と倉庫名と該倉庫における在庫数量と予約数
    とを対応させて格納する在庫情報データベースと、前記
    受注切分手段によりデータを登録される配送要求情報デ
    ータベースと、倉庫名と該倉庫の所在地とを対応させて
    格納する倉庫情報データベースと、配送区間毎に業者名
    と配送料金とを対応させて格納する業者宅配料金情報デ
    ータベースと、配送区間と自社の配送手段名とを対応さ
    せて格納する自社便配送情報データベースと、前記自社
    の配送手段名と該配送手段による配送料金とが対応させ
    て格納されている自社便積載情報データベースと、配送
    区間毎に業者名と商品の物量毎の料金とを対応させて格
    納するチャーター便料金情報データベースとを格納し、 前記受注内容切分手段は、前記第1の入力装置から入力
    された前記顧客が要求する商品の情報を取得すると、前
    記顧客情報データベースと前記物量情報データベースと
    を参照するとともに、前記顧客が要求する商品の情報と
    該商品の配送先と該商品の物量とを対応させて前記配送
    要求情報データベースに登録し、 最適配送選択手段は、前記第2の入力装置から入力され
    た出荷指示の情報と、前記配送要求情報データベースと
    前記在庫情報データベースと前記倉庫情報データベース
    とを参照し、顧客の要求する納期と数量で商品を供給可
    能な倉庫を抽出し、抽出された倉庫名を前記出力装置へ
    出力し、 前記配送料金計算手段は、前記業者宅配料金情報データ
    ベースと前記自社便配送情報データベースと前記自社便
    積載情報データベースと前記チャーター便料金情報デー
    タベースとを参照し、商品を前記最適配送選択手段にて
    選択された倉庫から配送先までの配送料金が最廉価な配
    送業者を選択し、選択された配送業者による配送料金の
    データ信号を含む最適配送指示信号を前記出力装置に向
    けて出力することを特徴とする物品最適配送システム。
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