JP2001344452A - 荷物運送仲介システム - Google Patents

荷物運送仲介システム

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JP2001344452A
JP2001344452A JP2001102073A JP2001102073A JP2001344452A JP 2001344452 A JP2001344452 A JP 2001344452A JP 2001102073 A JP2001102073 A JP 2001102073A JP 2001102073 A JP2001102073 A JP 2001102073A JP 2001344452 A JP2001344452 A JP 2001344452A
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shipper
package
cost
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Tomio Ohori
富生 大堀
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NIPPON DIGICOM KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】求貨情報と求車情報とを所定条件下で引き当て
ることができ、さらにその引当率を高くすることができ
る荷物運送仲介システムを提供する。 【解決手段】荷物運送仲介システムは、インターネット
等のネットワーク1に接続されたサーバ2と、複数の荷
主端末3と、複数の運送者端末4とを有している。サー
バ2は、引当手段5と通知手段6とを備えた演算装置で
あるコントローラ7と、サーバ2の内部に設置されたハ
ードディスクである記憶手段8とを有している。記憶手
段8には、荷主端末3及び運送者端末4から入力される
各種のデータを記憶している。引当手段5は、荷主デー
タ9と運送者データ10とを所定条件下で引き当てるの
で、従来の求貨求車システムのように荷主又は運送者が
それぞれのデータを検索して自ら引当を行う必要がな
い。また、引当がないときは、引当を斡旋するメールを
荷主又は運送者に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、荷物の運送を希
望する複数の荷主と、荷物運送の請負を希望する運送者
とをネットワークを介して仲介するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、荷物の運送を希望する複数の荷主
と、荷物運送の請負を希望する運送者とをネットワーク
を介して仲介するシステムとしては、いわゆる求貨求車
システムがある。この求貨求車システムは、インターネ
ットのサイト上で荷主が求車情報を掲示し、運送業者が
求貨情報を掲示するものである。
【0003】荷主による求車情報とは、荷主の荷物をあ
る地点からある地点に運送するために、運送用の車両を
募集する情報である。この求車情報には、荷物を運送す
る始点と終点、運送希望日時、荷物の大きさや重さを示
す荷物情報、その他こわれもの等の荷物の性質に応じた
運送条件、さらに運送のための費用の希望価格等の情報
が含まれる。
【0004】一方、運送業者による求貨情報とは、運送
業者がある地点からある地点に移動する間に積載可能な
荷物を募集する情報である。この求貨情報には、荷物を
運送する始点と終点、運送可能日時、積載できる荷物の
大きさや重さを示す積載情報、その他運送車の装備等の
情報、さらに運送のための希望価格等の情報が含まれ
る。
【0005】このような求貨求車システムを利用する荷
主は、当該システムにおいて自己に条件の良い求貨情報
がないかを検索し、自己の荷物の運送にいちばん条件の
良い求貨情報を選び出し、当該求貨情報を発信した運送
業者と商談を進めることができる。一方、当該求貨求車
システムを利用する運送業者は、当該システムにおいて
自己に条件の良い求車情報がないかを検索し、自己の荷
物の運送にいちばん条件の良い求車情報を選び出し、当
該求車情報情報を発信した荷主と商談を進めることがで
きる。
【0006】このように、従来の求貨求車システムは、
荷主及び運送業者共に自己に条件の良い情報を発見でき
るものであるため、例えば、荷主であれば当該システム
において同じ区間を運送可能な車両の中からいちばん安
価な車両を見つけることができるため、運送費用を抑え
ることができる。一方、運送業者であれば、他の荷物の
運送によってある地方に行った場合、当該システムにお
いて復路で運送することができる荷物を見つけることが
できれば、往復で荷物を運ぶことができるため収益の向
上につながる。
【0007】しかしながら、従来の求貨求車システムに
おいては、条件の折り合いのつかない求貨情報及び求車
情報はそのまま放置された状態となる。このような状態
では、荷主は他の運送業者に直接運送を依頼しなければ
ならない。また、運送業者は復路において空車状態での
運行となってしまうという不都合があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、荷物運送仲
介システムの改良を目的とし、さらに詳しくは前記不都
合を解消するために、求貨情報と求車情報とを所定条件
下で引き当てることができ、さらにその引当率を高くす
ることができる仲介システムを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の荷物運送仲介システムは、荷物の運送を希
望する複数の荷主と、荷物運送の請負を希望する運送者
とをネットワークを介して仲介するシステムであって、
以下の点を特徴とする。
【0010】まず、荷物の運送を希望する複数の荷主
と、荷物運送の請負を希望する運送者とをネットワーク
を介して仲介するシステムであって、前記ネットワーク
に接続されたサーバが設けられ、前記荷主はデータの入
力と表示を行うことができる荷主端末を有し、前記運送
者はデータの入力と表示を行うことができる運送者端末
を有している。
【0011】また、前記サーバは、前記荷主端末からネ
ットワークを介して送信される荷主データと、前記運送
者端末からネットワークを介して送信される運送者デー
タとを記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された前
記荷主データと前記運送者データとを対比して所定条件
下で引当可能なデータを選択する引当手段と、該引当手
段により引き当てられた荷主及び運送者に引当が行われ
た旨をネットワークを介して通知する通知手段とを備え
ている。また、前記荷主データは、少なくとも前記荷物
の運送日と、前記荷物の運送経路の始点及び終点を含む
荷物経路データと、該荷物の大きさ又は重さを含む荷物
データと、前記荷主が希望する費用である荷物費用デー
タとを有し、前記運送者データは、少なくとも前記荷物
の運送日と、前記荷物の運送経路の始点及び終点を含む
運送経路データと、運送可能な荷物を表示する運送可能
データと、前記運送者が希望する費用である運送費用デ
ータとを有している。
【0012】そして、前記引当手段は、少なくとも前記
荷主側の運送日と前記運送者側の運送日とが一致し、前
記荷物経路データと前記運送経路データとが所定範囲内
で一致し、前記荷物データと前記運送可能データとを比
較して前記荷物が運送可能であり、前記荷物費用データ
と前記運送費用データとが所定範囲内で一致していると
きに前記一の荷主データと前記一の運送者データとを引
き当てる。ここで、前記荷物経路データと前記運送経路
データとの一致における所定範囲とは、運送経路の始点
あるいは終点の半径何キロ以内という場合の範囲をい
い、あるいは運送経路の始点と終点の間において荷物の
引当が可能な場合の範囲をいう。また、前記荷物費用デ
ータと前記運送費用データとの一致における所定範囲と
は、希望する費用の上下何パーセント以内という場合の
範囲をいう。
【0013】本発明の荷物運送仲介システムにおいて
は、前記引当手段が前記記憶手段に記憶された前記荷主
データと前記運送者データとを対比し、所定条件下で引
当可能なデータを選択する。これにより、前記引当手段
が前記荷主データと前記運送者データとを引き当てるの
で、前記荷主及び前記運送者はそれぞれのデータを登録
するだけで引当が行われる。従って、従来の求貨求車シ
ステムのように前記荷主及び前記運送者がそれぞれのデ
ータを検索して自ら引当を行う必要がない。また、前記
荷主データと前記運送者データが完全に一致していなく
ても、前記運送者が前記荷物を運送可能な状態であれば
前記引当手段が他の条件を調整して引当を行うので、条
件が合わないために引当が行われないということがな
い。
【0014】また、本発明の荷物運送仲介システムにお
いては、前記運送可能データが運送者の使用する車両の
積載率を有し、前記引当手段が一の運送可能データの積
載率と複数の荷物データとを比較し、該運送者データに
対して積載可能な複数の前記荷主データを引き当てると
共に、該引き当てられた複数の荷主データの荷物経路デ
ータと前記運送者データの運送経路データとを比較して
前記運送者が前記荷物を運送する際の移動距離又は時間
が最短となるように前記複数の荷主データの順番を定
め、前記通知手段は前記運送者に前記順番を通知するこ
とが好ましい。
【0015】従来の求貨求車システムは、一の荷物と一
の車両とを関連づけるものであったため、当該荷物が前
記車両の積載能力に比べて小さいものである場合、運送
者の車両の積載率は低いものとなっていた。本発明の荷
物運送仲介システムにおいては、前記運送者の車両の積
載率を基に複数の荷主データを引き当てるため、前記運
送者の車両の積載率を向上させることができる。また、
前記引当手段は、前記運送者の運送距離又は時間が最短
となるように該運送者に前記荷主データの順番を決める
ため、前記運送者はこの順番に従って荷物を引き取り、
さらに順番にしたがって荷物を届けることにより、距離
又は時間が最短の経路で前記荷物の運送を行うことがで
きる。
【0016】また、本発明の荷物運送仲介システムにお
いては、前記荷物データが荷物の性質を示す荷物性質デ
ータを有し、前記運送可能データが運送する荷物の性質
を示す運送荷物データを有し、前記引当手段が、前記荷
物性質データと前記運送荷物データとを比較して前記運
送者が前記荷物を運送可能であるか否かを判定し、運送
可能である場合に前記荷主データと前記運送者データと
を引き当てることが好ましい。
【0017】これによれば、前記引当手段は荷物の性質
を考慮して引当を行うので、前記荷物の性質に合致した
運送者を引き当てることができる。従って、例えば荷物
が衣類である場合に、鮮魚を運送する運送者を引き当て
るというような不都合を生じさせることがない。
【0018】また、本発明の荷物運送仲介システムにお
いては、前記荷主が複数の所在地に在庫を有し、前記記
憶手段に前記複数の所在地における荷物の在庫データが
記憶され、前記荷主は前記荷物経路データにおいて前記
荷物の運送経路の始点を不特定とすることができ、前記
在庫データは、在庫品の価格と該在庫品に関する逓減係
数と在庫期間とから導かれる商品価値と、該在庫品の出
荷頻度とを有し、前記荷物経路データの前記荷物の運送
経路の始点が不特定であるときは、前記引当手段が前記
商品価値と前記出荷頻度と前記在庫品の運送コストとか
ら導かれる総合運送コストが最も低い在庫品を有する所
在地を前記荷物経路データの始点とすることが好まし
い。
【0019】在庫品は、在庫期間が進行しても原価は変
わらないものであるため、見掛け上はその商品価値は低
下しない。しかしながら、実際には在庫期間が進行する
と在庫品は劣化し、さらに在庫管理のために見えない費
用が発生しているため、商品価値は在庫期間の進行とと
もに低下している。本発明の荷物運送仲介システムにお
いては、在庫品を固定した商品価値としてみるのではな
く、前記逓減係数と在庫期間とから実際の商品価値を導
き出している。
【0020】また、前記引当手段は、前記商品価値と前
記出荷頻度と前記在庫品の運送コストとから総合運送コ
ストを導き出し、この総合運送コストが最も低い在庫品
を運送の対象とする。出荷頻度が高い場合はその在庫品
の所在地においても出庫される可能性が高いので、商品
価値の低減は少ない。一方、出荷頻度が低い場合はその
所在地に長期間保管される可能性が高いため、商品価値
の低減が大きい。従って、運送コストを考慮する場合に
はこのような出荷頻度を考慮してコスト計算を行う必要
がある。このように、本発明の荷物運送仲介システムに
おいては、従来のような見掛け上の運送コストではな
く、在庫品の商品価値を含めた総合的な運送コストを最
も低いものとできるため、実質的な運送コストの削減を
図ることができる。ここで、前記在庫品の価格と該在庫
品に関する逓減係数とは、少なくともその商品の経時劣
化の度合いと、商品の保管に必要な経費とを含む。ま
た、商品の保管に必要な経費とは、商品を倉庫に保管し
てある場合はその倉庫代や管理費をいう。また、前記逓
減係数には、その商品のモデルチェンジのサイクル等、
商品価値の経時変化に関する要因が含まれる。
【0021】また、本発明の荷物運送仲介システムにお
いては、前記引当手段が、前記在庫品の新規発注に要す
る新規発注コストと前記総合運送コストとを比較して、
前記新規発注コストが低いときは前記在庫品の新規発注
を行い、両者が同一又は前記総合運送コストが低いとき
は総合運送コストが最も低い在庫品を有する所在地を前
記荷物経路データの始点とすることが好ましい。ある所
在地における在庫品の前記総合運送コストが、他の所在
地における在庫品の総合運送コストよりも低い場合であ
っても、該在庫品を新規に発注したほうがコストが低く
なる場合がある。前記引当手段は、複数の所在地のみな
らず新規発注も考慮して総合的にコストが低くなるよう
にしているため、実質的な運送コストの削減を図ること
ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の荷物運送仲介シス
テムの実施形態の一例について、図1乃至図5を参照し
て説明する。図1は本実施形態の荷物運送仲介システム
の概要を示す説明図、図2及び図3は本実施形態におけ
るデータの流れを示す説明図、図4は本発明の他の実施
形態の概要を示す説明図、図5は他の実施形態における
データの流れを示す説明図である。
【0023】本実施形態の荷物運送仲介システムは、図
1(a)に示すように、インターネット等のネットワー
ク1に接続されたサーバ2と、同じくネットワーク1に
接続された複数の荷主端末3と、複数の運送者端末4と
を有している。本実施形態においては、荷主端末3は荷
主のオフィスの設置されたパソコンであり、運送者端末
4は運送者が持ち運ぶことのできるいわゆるPDAや携
帯電話等の携帯端末となっている。
【0024】サーバ2は、図1(a)に示すように、引
当手段5と通知手段6とを備えた演算装置であるコント
ローラ7と、サーバ2の内部に設置されたハードディス
クである記憶手段8とを有している。記憶手段8には、
荷主端末3及び運送者端末4から入力される各種のデー
タを記憶している。引当手段5は、図1(b)に示すよ
うに、荷主データ9又は運送者データ10の検索を行う
検索手段51と、検索手段51により検索された荷主デ
ータ9と運送者データ10とを比較する比較手段52
と、運送者データ10と引き当てられた荷主データ9か
ら当該運送者の車両の積載率を計算する積載率計算手段
53とを備えている。
【0025】次に、荷主端末3における入力について説
明する。荷主端末3においては、まず荷主に関する情報
を最初に入力し、予めサーバ2に登録しておく。荷主自
身の情報としては、荷主の氏名又は名称、住所、電話番
号等がある。次に、荷主が運送者に運送を希望する荷物
に関する情報、すなわち荷主データ9の入力を行う。こ
の荷主データ9は、荷物の運送経路の始点及び終点を含
む荷物経路データを有する。この荷物経路データは、荷
物を発送する積込日時、荷物の運送径路の始点を示す積
込場所、荷物が到達する荷卸日時、荷物の運送経路の終
点を示す荷卸場所を有する。その他、積込会社名、その
積込会社の電話番号、及び積込会社の担当者や、荷卸会
社名、その荷卸会社の電話番号、及び荷卸会社の担当者
を含んでいる。
【0026】また、荷主データ9は、その他に荷物その
ものの内容を示す荷物データと、荷物費用データとを有
する。荷物データとしては、その荷物の大きさや重さ、
その荷物を運送する際に必要な車両の条件(例えば、幌
あるいはウイング等)、その荷物の性質を示す品名(生
鮮食料品、衣料品等)、その荷物の荷姿(ケース、パレ
ット等)、及び荷物を運ぶ際に必要な条件(手積み、ク
レーン等)がある。また、必要な車の台数を入力し、荷
物の運送に支払う金額である荷物費用データを入力す
る。さらに、荷主が荷物を運送する条件として重視する
条件の重視データを選択する。この重視データによっ
て、例えば運送可能な条件を重視するか、あるいは運送
費用を重視するか等を選ぶことができる。
【0027】尚、これらの項目の入力の一部は、プルダ
ウンメニューによる選択式になっており、入力工数の軽
減が図られている。以上のように荷主端末3により入力
された情報は、荷主端末3からネットワーク1を介して
サーバ2に送信され、サーバ2内の記憶手段8に記憶さ
れる。
【0028】次に、運送者端末4における入力について
説明する。運送者端末4においては、まず運送者自身の
情報を最初に入力し、予めサーバ2に登録しておく。運
送者自身の情報としては、運送者の氏名又は名称、住
所、電話番号等がある。次に、運送者が運送を希望する
荷物に関する情報、すなわち運送者データ10の入力を
行う。この運送者データ10は、荷物の運送経路の始点
及び終点を含む運送経路データを有する。この運送経路
データは、荷物を積み込むことができる積込日時、荷物
の運送経路の始点を示す積込場所、希望する荷卸日時、
希望する荷卸場所である。
【0029】また、運送者データ10は、その他に運送
者が運送可能な荷物の情報である運送可能データと、運
送費用データとを有する。運送可能データとしては、運
送者が運送に使用する車両の車種、最大積載量、荷台内
寸法の他、運送者の有する装備品や各種免許の有無等が
ある。また、荷物を運送する車両のプレートナンバーや
運転手の氏名、運転手の携帯電話番号等を含んでいる。
尚、これらの項目は、運送者が自己の車両のプレートナ
ンバーを入力することにより他の車両の情報等を記憶手
段8から引きだすことができ、入力工数の低減が図られ
ている。以上のように運送者端末4により入力された情
報は、運送者端末4からネットワーク1を介してサーバ
2に送信され、サーバ2内の記憶手段8に記憶される。
【0030】次に、サーバ2における引当機能について
説明する。サーバ2による引当には、荷主データ9が新
たに登録された場合に運送者データ10を引き当てる場
合と、運送者データ10が新たに登録された場合に荷主
データ9を引き当てる場合がある。
【0031】まず、荷主データ9が新たに登録されたと
きに運送者データ10を引き当てる場合について図2を
参照して説明する。図2に示すように、予め複数の運送
者から複数の運送者データ10が送信されている状態
で、荷主端末3により荷主データ9が新たにサーバ2に
登録された場合は、引当手段5の検索手段51が記憶手
段8に記憶された複数の運送者データ10の中から登録
された荷主データ9に引き当てるべき運送者データ10
があるかを検索する(S1)。
【0032】具体的には、検索手段51は、荷主データ
9の荷物経路データにより示された積込場所及び荷卸場
所が含まれるような運送経路データを有する運送者デー
タ10の有無を検索する。そして、この検索により該当
する運送者データ10が発見された場合は(S2で
Y)、検索手段51が検索により絞り込まれた運送者デ
ータ10の中から、さらに荷主データ9の荷物性質デー
タに合致する運送可能データを有する運送者データ10
を検索する。そして、検索手段51は、さらに荷主デー
タ9の荷物費用データと所定範囲内で一致する運送者デ
ータ10があるか検索を行う。この所定範囲は、予め荷
主及び運送者がどの範囲までなら妥協できるか予め記憶
手段8に登録されている範囲である。例えば、荷物費用
データ又は運送費用データの上下20%以内であれば引
当を行うというように範囲が定められている。
【0033】検索手段51による検索が終了した時点
で、一の荷主データ9に対して複数の運送者データ10
が存在する場合は、比較手段52によって一の荷主デー
タ9に一の運送者データ10を引き当てる。比較手段5
2においては、検索手段51により検索された運送者デ
ータ10の中で、荷主が重視する重視データが荷主の意
向に合致しているものを選択する。例えば、運送車両が
幌のタイプとウイングのタイプがあり、幌のタイプの方
が運送費用は安い場合であっても、荷物が精密機械であ
るため荷主が運送車両は幌ではなくボックスあるいはウ
イングタイプであることを重視している場合は、幌タイ
プではなくウイングタイプが引き当てられる。このよう
にして、引当手段5により荷主データ9と運送者データ
10とが引き当てられる(S3)。尚、この時点でも複
数の運送者データ10が存在する場合は、比較手段52
は運送者データ10の登録日時が早いものから順に引当
を行う。
【0034】このように引当手段5により荷主データ9
と運送者データ10との引当が行われたときは、コント
ローラ7は通知手段6によってネットワーク1を介して
荷主及び運送者に対して引当が行われた旨の引当通知1
1を送信する。本実施形態では、この通知は電子メール
を用いて行っている。また、引当手段5の積載率計算手
段53は、引当が行われた運送者データ10における荷
台の寸法及び荷物データから当該運送者の積載率を計算
し、当該運送者がさらに荷物を積載できるのであれば以
後の引当の対象とし、積載率が略100%になり、さら
に荷物を積載することができなくなれば以後の引当の対
象としない。
【0035】一方、検索手段51により荷主データ9に
対して条件の合致する運送者データ10が検索されない
場合は(S2でN)、引当手段5は通知手段6を介して
予めサーバ2に登録されている運送者の所有する運送者
端末4に運送斡旋依頼データ12を電子メールにより送
信する。この運送斡旋依頼データ12とは、荷主データ
9の荷物データや荷物費用データを提示して、当該荷物
を運送する希望はないかを問い合わせ、運送者に荷物の
運送を促すものである。このように、引当手段5が運送
斡旋依頼データ12を送信することにより、運送者にと
っては新規な仕事の依頼となるため、運送者側から運送
者データ10が新たに登録される可能性が高くなる。こ
れにより、荷主データ9に引き当てる運送者データ10
の需要を喚起することができるので、本実施形態の荷物
運送仲介システムにおいて両者の引当率が向上する。
【0036】また、引当手段5が運送斡旋依頼データ1
2を送信しても当該荷主データ9に合致する運送者デー
タ10が登録されない場合、前記荷主データ9の荷物費
用データが当該荷物の運送に対する適正な対価となって
いない場合が多い。従って、引当手段5は、このような
場合には荷主データ9の荷物費用データの費用を引き上
げるよう通知手段6を介して荷主端末3に荷物費用引き
上げ通知13を送信する。この荷物費用引き上げ通知1
3によって荷主が荷物費用データの費用を引き上げた場
合は、検索手段51はこの引き上げられた荷主データ9
に合致する運送者データ10がないかを検索し、合致す
る運送者データ10が検索された場合には、比較手段5
2により当該荷主データ9に対して運送者データ10の
引当を行う。また、合致する運送者データ10が検索さ
れない場合は、再度運送斡旋依頼データ12を各運送者
端末4に送信する。この場合、前回に比べて荷主データ
9の荷物費用データが引き上げられているので、さらに
この荷主データ9に合致する運送者データ10が新たに
登録される可能性が高くなる。このように、荷主データ
9が登録された際に引き当てるべき運送者データ10が
ない場合、引当手段5は運送斡旋依頼データ12の送信
や、荷主に対する荷物費用データの引き上げを促すこと
を行うので、引当率を向上させることができる。
【0037】次に、運送者データ10が新たに登録され
たときに荷主データ9を引き当てる場合について図3を
参照して説明する。図3に示すように、予め複数の荷主
から複数の荷主データ9が送信されている状態で、運送
者端末4により運送者データ10が新たにサーバ2に登
録された場合は、上述の荷主データ9への引当と同様
に、コントローラ7内の引当手段5において、検索手段
51が記憶手段8に記憶された複数の荷主データ9を対
比して引き当てるべき荷主データ9があるかを検索する
(S11)。この場合、積載率計算手段53は、運送者
データ10の運送可能データから当該運送者の使用する
車両の積載率を計算し、この積載率が略100%になる
まで引当手段5が荷主データ9の引当を行う。
【0038】また、上述の荷主データ9への引当と同様
に、検索手段51の検索により該当する荷主データ9が
発見された場合は(S12でY)、比較手段52により
運送者データ10と荷主データ9との引当が行われる
(S13)。このとき、コントローラ7は通知手段6に
よってネットワーク1を介して荷主及び運送者に対して
引当が行われた旨の引当通知11を送信する。ここで、
一の運送者データ10に対して複数の荷主データ9が引
き当てられた場合、通知手段6は運送者に対して荷物が
引き当てられた旨の電子メールと共に複数の荷主の積込
場所、荷卸場所及びこれらの複数の荷主を訪問する際の
順番を含む地図データ14を送信する。この順番は引当
手段5によって荷主データ9を基に運送者が最も効率良
く荷主を訪問できるような順番としている。これによ
り、運送者は、携帯端末である運送者端末4において複
数の荷主の積込場所及び荷卸場所を容易に確認すること
ができると共に、効率良く荷物を運送することができ
る。
【0039】一方、検索手段51の検索によって運送者
データ10に対して条件の合致する運送者データ10が
検索されない場合は(S12でN)、引当手段5は通知
手段6を介して予めサーバ2に登録されている荷主の所
有する荷主端末3に荷物斡旋依頼データ15を電子メー
ルにより送信する。この荷物斡旋依頼データ15が運送
の必要がある荷物を所有する荷主端末3に送信される
と、当該荷主から荷主データ9が新たに登録される可能
性が高い。また、上述の荷主データ9への引当と同様
に、荷物斡旋依頼データ15を送信しても荷主から新た
な荷主データ9の登録がない場合は、運送者端末4に対
して運送費用データの費用を引き下げるよう通知手段6
を介して運送費用引き下げ通知16を送信する。これら
の引当手段5の一連の作動により、新たに登録された運
送者データ10への荷主データ9の引当率が向上する。
【0040】尚、上記実施形態においては、運送斡旋依
頼データ12又は荷物斡旋依頼データ15を送信しても
引き当てるデータが登録されない場合に、荷主又は運送
者に費用に関する通知を送信しているが、これに限ら
ず、予め費用の上限又は下限についてのデータを登録し
ておき、検索手段51によってその上限又は下限まで徐
々に費用を変更しながら検索するようにしてもよい。こ
のようにしておくと、電子メール等では荷主あるいは運
送者に連絡がつかない場合であっても、荷主データ9と
運送者データ10との引当を行うことができる。
【0041】また、上記実施形態においては、引当手段
5により自動引当を行っているが、これに限らず、荷主
が自己の荷物を運送するのに都合のよい運送者データ1
0を検索し、自らその運送者データ10を引き当てるこ
ともできる。また複数の運送者データ10を検索して絞
り込みをかけておき、引当手段5によって自動引当を行
わせてもよい。同様に、運送者が自己の運送経路からみ
て都合のよい荷主データ9を検索し、自らその荷主デー
タ9を引き当てることもでき、複数の絞り込みで引当手
段5により自動引当を行わせることもできる。
【0042】次に、本発明の荷物運送仲介システムにお
ける他の実施形態について図4及び図5を参照して説明
する。本実施形態では、図4(a)に示すように、荷主
が複数の営業所3a〜cを持っておりそれぞれネットワ
ークで接続され、商品の発注先21ともネットワーク1
で接続されている。また、各営業所3a〜cにおいて商
品の販売が行われるとともに、商品の在庫も所有してい
る。また、本実施形態では、荷主は荷主端末3及び各営
業所3a〜cにおいて在庫データ22の入力を行う。ま
た、コントローラ7は図4に示すように商品価値演算手
段23を備えている。また、引当手段5は図4(b)に
示すように総合的なコスト計算を行うコスト計算手段5
4を備えている。尚、その他の構成は上記実施形態と同
様であるので、同一の符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0043】在庫データ22は、商品(在庫品)の原価
とその商品の逓減係数と在庫期間とから商品価値演算手
段23により導かれる商品価値と、商品の出荷頻度と、
商品価値の低下によってたとえその商品を販売したとし
ても損益となる目安である下限値と、その商品が出荷さ
れる頻度を示す出荷頻度とを有している。逓減係数は、
少なくともその商品の経時劣化の度合いと、商品の保管
に必要な経費とを含む。この経時劣化の度合いは、例え
ば長期保存がきかない食料品であれば経時劣化の度合い
が高く、倉庫に保管したままであっても劣化しない樹脂
製品等であれば経時劣化の度合いが低い。商品の保管に
必要な経費とは、例えば商品を倉庫に保管してある場合
はその倉庫代や管理費をいう。その他には、その商品の
モデルチェンジのサイクル等がある。本実施形態におい
ては、在庫データ22は記憶手段8に記憶されており、
記憶手段8にはさらにその商品を発注先21から新規に
発注する際の費用である新規発注データ24が記憶され
ている。この新規発注データ24には、商品の価格と発
注先21に商品を発注して納品先に納品されるまでの運
送費が含まれる。
【0044】次に、サーバ2における引当機能について
図5を参照して説明する。本実施形態において、例えば
荷主が営業所3aに商品(荷物)を納入する場合は、荷
主が荷主端末3において荷主データ9を入力する際に、
運送経路データの積込場所及び積込日時を自動選択(不
特定)とする。荷主データ9においてこのような入力が
された場合は、引当手段5は、荷主の在庫データ22及
び新規発注データ24から運送費を含めた総合運送コス
トが最低となる商品を選択し、営業所3aに納入するよ
うにする。具体的には、引当手段5は検索手段51によ
り記憶手段8に記憶されている在庫データ22に発注す
る商品が存在するか否かを検索する(S21)。発注す
る商品が検索された場合は(S22でY)、コスト計算
手段54がその商品の商品価値と下限値と出荷頻度とを
チェックし、総合コスト計算を行う(S23)。
【0045】この総合コスト計算においては、以下のよ
うにコスト計算がなされる。在庫期間が長くなり、経時
劣化等によって商品価値が低下しており下限値を下回っ
ている場合、このような商品を在庫として持っていると
時間の経過とともに損失が増大していく。従って、コス
ト計算手段54はこのような商品は運送費から価値の低
下分を差し引いてコストを計算する。具体的には、ある
営業所の商品の商品価値がX円の原価割れを起こしてい
る場合、その商品の数量を乗じると現時点における損失
が計算される。一方他の営業所の同じ商品の商品価値が
原価割れを起こしていない状況であった場合は、原価割
れを起こしている商品の営業所から荷卸地までの運送費
が、原価割れを起こしていない商品の営業所から荷卸地
までの運送費よりも高い場合であっても、原価割れによ
る損失を考慮すると当該原価割れした商品を荷卸地まで
運送したほうが総合的に有利な場合、引当手段5は原価
割れを起こしている商品を保管している営業所を荷物経
路データの始点とする。
【0046】一方、その商品の出荷頻度が高い場合は、
その営業所からいずれは出荷(販売)されるということ
である。そのような商品を運送費をかけて他の営業所に
運送すると、すぐに出荷した営業所にその商品を補充す
る必要が生じるおそれがある。このような場合は、出荷
元から商品を補充する際に運送費が必要となってしま
う。従って、このような場合は、コスト計算手段54に
おいて出荷する営業所からの運送費と、商品の補充の際
に必要な運送費等を考慮してコストの計算を行う。逆
に、出荷頻度が低い場合は、今後も長期間の在庫となる
ことが予想されるので、コスト計算手段54は運送費か
ら予想在庫期間による商品価値の低下分を差し引いてコ
ストの計算を行う。具体的には、出荷頻度が高い営業所
の場合には、その営業所から商品を運送する運送費に、
その営業所に新規に商品を納入した場合の費用を加え
る。一方、出荷頻度が低い営業所の場合には、その営業
所から商品を運送する運送費のみとなる。
【0047】また、コスト計算手段54は、自己の各営
業所における商品価値や出荷頻度等を考慮してコストの
計算を行い、さらに新規発注データ24によってその商
品の発注先21からの新規発注の際のコストと対比す
る。ここで、コスト計算手段54は、例えば営業所3b
に保管されている商品がコスト的に有利と判断したとき
は(S24でY)、引当手段5により営業所3bの所在
地等のデータを荷主データ9とする。そして、上記実施
形態と同様に、引当手段5は、この荷主データ9に合致
する運送者データ10を引き当て、引当がおこなわれた
ときは(S25)、通知手段6によって荷主である営業
所3bと引き当てられた運送者端末4に引当通知11が
送信される。逆に、自己の営業所からの出庫に比べてそ
の商品を新規発注したほうがコスト的に低くなる場合は
(S24でN)、その商品の発注先21から新規に商品
を発注するため、発注先21に商品請求通知25を送信
する。
【0048】このように、本実施形態においては、単な
る目先の運送コストや自己の営業所の在庫のみならず、
在庫商品の商品価値や出荷頻度あるいは商品の新規導入
を含めて考慮し、総合的にコストを計算するため、実質
的に有効なコスト管理を行うことが可能となる。
【0049】尚、上記実施形態においては、引当手段5
によって荷主データ9と運送者データ10との引当が行
われた際に電子メールによって荷主及び運送者に通知し
ているが、これに限らずファクシミリや電話による音声
案内等によって通知してもよい。また、上記実施形態に
おいては、荷主端末3をパソコンとし、運送者端末4を
携帯端末としているが、これに限らず荷主端末3を携帯
端末としてもよく、運送者端末4をパソコン(ラップト
ップ型)としてもよい。
【0050】また、本発明の荷物運送仲介システムを海
外への荷物の発送や海外からの荷物の受け取りに利用す
る場合、海外との取引となるため、荷主端末3及び運送
者端末4には外国語に対応した入力手段を備えることが
好ましい。この場合、日本語と外国語のどちらの入力手
段を利用しても引当が行われるようにしておく。また、
引当通知11等の通知もその外国語に翻訳して送信する
ようにしておく。これにより、荷主及び運送者は、言語
を気にすることなく自国の言語で海外との取引を行うこ
とができる。また、引当手段5には為替・通貨計算を行
う機能を付加し、決算方法についても時価相場や為替先
物、為替予約、あるいは為替相殺等が自由に行えるよう
にしておくことで、荷主及び運送者の決算方式に適応し
た決済を行うことができる。
【0051】さらに、海外との荷物のやり取りを行う場
合には税関を通過することが必要となるが、通関業者等
は本発明の荷物運送仲介システムにおける運送者端末4
を用いることにより、荷物に対して税関区域内の業務を
引き当てることができる。このとき、荷主端末3及び運
送者端末4に通関業務に関する入力領域を設け、引当手
段5には税関業務に必要な関税や消費税、付加価値税等
の計算手段を付加する。また、通知手段6には、輸出入
書類の発行機能や金融機関オンラインシステムへの出入
金情報の通信機能等を付加することにより、荷主や運送
者に過度の負担を負わせることなく通関業務を処理させ
ることができる。
【0052】また、荷主端末3や運送者端末4あるいは
荷主又は運送者の事業所に設置されているパソコン等に
会計ソフトがインストールされているときは、通知手段
6により当該会計ソフトへ荷主データ9あるいは運送者
データ10の所定のデータを送信してもよい。このよう
に、本発明の荷物運送仲介システムを会計ソフトと連動
させることにより、荷主あるいは運送者の経理事務の工
数を低減させることができる。
【0053】また、荷主データ9及び運送者データ10
に、荷主及び運送者の信用情報である与信データを含ま
せてもよい。この場合、与信データによる与信がない
か、あるいは新規に登録を行って与信データがないとき
は、費用の支払いを事前に行わせてから荷物の運送を行
うようにしてもよい。また、与信機構や金融機関等にに
データリンクを行い、与信データがなければ荷主や運送
者が登録しないシステムにした場合は、登録されている
者はすべて与信データ保持者となるため、システム全体
の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の荷物運送仲介システムの概要を示
す説明図。
【図2】荷主データに運送者データを引当る場合におけ
るデータの流れを示す説明図。
【図3】運送者データに荷主データを引当る場合におけ
るデータの流れを示す説明図。
【図4】本発明の他の実施形態の概要を示す説明図。
【図5】他の実施形態におけるデータの流れを示す説明
図。
【符号の説明】 1…ネットワーク、2…サーバ、3…荷主端末、4…運
送者端末、5…引当手段、6…通知手段、8…記憶手
段、9…荷主データ、10…運送者データ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷物の運送を希望する複数の荷主と、荷物
    運送の請負を希望する運送者とをネットワークを介して
    仲介するシステムであって、前記ネットワークに接続さ
    れたサーバが設けられ、前記荷主はデータの入力と表示
    を行うことができる荷主端末を有し、前記運送者はデー
    タの入力と表示を行うことができる運送者端末を有し、 前記サーバは、前記荷主端末からネットワークを介して
    送信される荷主データと、前記運送者端末からネットワ
    ークを介して送信される運送者データとを記憶する記憶
    手段と、該記憶手段に記憶された前記荷主データと前記
    運送者データとを対比して所定条件下で引当可能なデー
    タを選択する引当手段と、該引当手段により引き当てら
    れた荷主及び運送者に引当が行われた旨をネットワーク
    を介して通知する通知手段とを備え、 前記荷主データは、少なくとも前記荷物の運送日と、前
    記荷物の運送経路の始点及び終点を含む荷物経路データ
    と、該荷物の大きさ又は重さを含む荷物データと、前記
    荷主が希望する費用である荷物費用データとを有し、 前記運送者データは、少なくとも前記荷物の運送日と、
    前記荷物の運送経路の始点及び終点を含む運送経路デー
    タと、運送可能な荷物を表示する運送可能データと、前
    記運送者が希望する費用である運送費用データとを有
    し、 前記引当手段は、少なくとも前記荷主側の運送日と前記
    運送者側の運送日とが一致し、前記荷物経路データと前
    記運送経路データとが所定範囲内で一致し、前記荷物デ
    ータと前記運送可能データとを比較して前記荷物が運送
    可能であり、前記荷物費用データと前記運送費用データ
    とが所定範囲内で一致しているときに前記一の荷主デー
    タと前記一の運送者データとを引き当てることを特徴と
    する荷物運送仲介システム。
  2. 【請求項2】前記運送可能データは運送者の使用する車
    両の積載率を有し、前記引当手段は一の運送可能データ
    の積載率と複数の荷物データとを比較し、該運送者デー
    タに対して積載可能な複数の前記荷主データを引き当て
    ると共に、該引き当てられた複数の荷主データの荷物経
    路データと前記運送者データの運送経路データとを比較
    して前記運送者が前記荷物を運送する際の移動距離又は
    時間が最短となるように前記複数の荷主データの順番を
    定め、前記通知手段は前記運送者に前記順番を通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の荷物運送仲介システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記荷物データは荷物の性質を示す荷物性
    質データを有し、前記運送可能データは運送する荷物の
    性質を示す運送荷物データを有し、 前記引当手段は、前記荷物性質データと前記運送荷物デ
    ータとを比較して前記運送者が前記荷物を運送可能であ
    るか否かを判定し、運送可能である場合に前記荷主デー
    タと前記運送者データとを引き当てることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の荷物運送仲介システム。
  4. 【請求項4】前記荷主が複数の所在地に在庫を有し、前
    記記憶手段に前記複数の所在地における荷物の在庫デー
    タが記憶され、前記荷主は前記荷物経路データにおいて
    前記荷物の運送経路の始点を不特定とすることができ、 前記在庫データは、在庫品の価格と該在庫品に関する逓
    減係数と在庫期間とから導かれる商品価値と、該在庫品
    の出荷頻度とを有し、 前記引当手段は前記荷物経路データの前記荷物の運送経
    路の始点が不特定であるときは、前記商品価値と前記出
    荷頻度と前記在庫品の運送コストとから導かれる総合運
    送コストが最も低い在庫品を有する所在地を前記荷物経
    路データの始点とすることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか1項に記載の荷物運送仲介システム。
  5. 【請求項5】前記引当手段は、前記在庫品の新規発注に
    要する新規発注コストと前記総合運送コストとを比較し
    て、前記新規発注コストが低いときは前記在庫品の新規
    発注を行い、両者が同一又は前記総合運送コストが低い
    ときは総合運送コストが最も低い在庫品を有する所在地
    を前記荷物経路データの始点とすることを特徴とする請
    求項4に記載の荷物運送仲介システム。
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