JP2003196479A - 求貨求車サーバ及びその制御方法、求貨求車システム、プログラム - Google Patents

求貨求車サーバ及びその制御方法、求貨求車システム、プログラム

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JP2003196479A JP2001401515A JP2001401515A JP2003196479A JP 2003196479 A JP2003196479 A JP 2003196479A JP 2001401515 A JP2001401515 A JP 2001401515A JP 2001401515 A JP2001401515 A JP 2001401515A JP 2003196479 A JP2003196479 A JP 2003196479A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性があり、かつ容易にかつ安全にシステ
ムを利用することができる求貨求車サーバ及びその制御
方法、プログラムを提供できる。 【解決手段】 求貨求車サーバ110は、荷主端末12
0からのアクセス要求に伴ってユーザ情報を受信する。
次に、ユーザ情報による荷主端末120の荷主の一次与
信の一次与信判定結果に基づいて、荷物情報の入力を受
け付ける荷物登録画面情報を生成して、荷主端末120
へ送信する。次に、荷物登録画面情報に基づいて入力さ
れた荷物情報を荷主端末120から受信する。次に、そ
の荷物情報を一時的に記憶媒体に保持する。次に、その
荷物情報による荷主端末120の荷主の二次与信の二次
与信判定結果に基づいて、荷物情報の登録の可否を確認
する登録確認画面情報を生成して、荷主端末120へ送
信する。次に、荷物登録画面情報に基づいて入力された
荷物情報の登録の可否を示す登録確認情報を荷主端末1
20から受信する。そして、登録確認情報に基づいて、
記憶媒体に保持されている荷物情報を登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷主が使用する荷
主端末及び車主が使用する車主端末とを通信回線を介し
て接続し、前記荷主と前記車主間の配送依頼を支援する
求貨求車サーバ及びその制御方法、求貨求車システム、
プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の求貨求車システムでは、荷主の荷
物情報の登録時点でその荷物の搬送を行う運送会社が決
まっている場合、荷物情報中にその運送会社も指定す
る。これにより、この荷物は、指定の運送会社にのみ公
開され、その後、運送会社(車主)が自身の搬送可能な
運送車の空車情報の登録を行ない、求貨求車システムを
運営する幹事会社がその荷物情報と空車情報とのマッチ
ング処理を行うことによって、荷主と車主間の契約が成
立する。
【0003】このような求貨求車システムには、第三者
の金融機関が審査する与信決済機能を付加させたシステ
ムは無く、幹事会社が自社で持つ与信枠にて運賃の決済
を行っているのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
求貨求車システムでは、以下のような課題があった。
【0005】(イ)幹事会社の独自の与信による運賃決
済 幹事会社が荷主から荷物を受注し受託運賃を決済する場
合、通常は今までの取引慣習を鑑み、独自の与信枠と信
頼関係に基づいて幹事会社の責任において決済を行って
いた。信用取引が成立している間は問題は無いが、荷主
からの支払いが滞ることで、幹事会社は自社の責任にお
いてキャッシュフローを調整し、傭車に対して運賃を支
払っていたのが現状である。また、荷主によって様々な
支払いサイトを求貨求車システム上で提供し、幹事会社
のキャッシュフロー調整能力によって吸収し決済を行っ
ていた。 (ロ)荷主(債務者)のリアルタイムな信用状況の把握 現状は、月単位などで荷主(債務者)の与信状況を確認
しており、たとえ与信枠を超えた決済が行われていよう
としても、リアルタイムで荷主の輸送依頼に与信枠オー
バーの事由から幹事会社が受託拒否を行うことが不可能
とされていた。
【0006】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたものであり、信頼性があり、かつ容易にかつ安全に
システムを利用することができる求貨求車サーバ及びそ
の制御方法、求貨求車システム、プログラムを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による求貨求車サーバは以下の構成を備え
る。即ち、荷主が使用する荷主端末及び車主が使用する
車主端末とを通信回線を介して接続し、前記荷主と前記
車主間の配送依頼を支援する求貨求車サーバであって、
前記荷主端末からのアクセス要求に伴ってユーザ情報を
受信する第1受信手段と、前記ユーザ情報による前記荷
主端末の荷主の一次与信の一次与信判定結果に基づい
て、荷物情報の入力を受け付ける荷物登録画面情報を生
成して、前記荷主端末へ送信する荷物登録画面情報送信
手段と、前記荷物登録画面情報に基づいて入力された荷
物情報を前記荷主端末から受信する荷物情報受信手段
と、前記荷物情報を一時的に記憶媒体に保持する保持手
段と、前記荷物情報による前記荷主端末の荷主の二次与
信の二次与信判定結果に基づいて、前記荷物情報の登録
の可否を確認する登録確認画面情報を生成して、前記荷
主端末へ送信する登録確認画面情報送信手段と、前記荷
物登録画面情報に基づいて入力された登録確認情報を前
記荷主端末から受信する登録確認情報受信手段と、前記
登録確認情報に基づいて、前記記憶媒体に保持されてい
る前記荷物情報を登録する登録手段とを備える。
【0008】また、好ましくは、前記荷主端末の荷主の
与信判定を実行する与信管理サーバを更に備え、前記与
信管理サーバは、前記求貨求車サーバで生成された一次
与信照会情報に基づいて、前記ユーザ情報による前記荷
主端末の荷主の一次与信を判定する一次与信判定手段
と、前記求貨求車サーバで生成された二次与信照会情報
に基づいて、前記荷物情報による前記荷主端末の荷主の
二次与信を判定する二次与信判定手段とを備える。
【0009】また、好ましくは、前記二次与信判定結果
が否である場合、前記記憶媒体に保持されている荷物情
報を削除する削除手段とを更に備える。
【0010】また、好ましくは、前記二次与信判定結果
が否である場合、前記荷主端末の荷主の与信枠に関する
与信枠通知情報を生成して、該荷主端末へ送信する与信
枠通知情報送信手段と、前記与信枠通知情報に対して前
記荷物情報の変更依頼を示す変更情報を受信した場合、
該荷物情報を修正するための登録修正画面情報を生成し
て、該荷主端末へ送信する登録修正画面情報送信手段と
を更に備える。
【0011】上記の目的を達成するための本発明による
求貨求車システムは以下の構成を備える。即ち、荷主が
使用する荷主端末及び車主が使用する車主端末と前記荷
主と前記車主間の配送依頼を支援する求貨求車サーバと
が通信回線を介して相互に接続されて構成される求貨求
車システムであって、前記荷主端末は、アクセス要求に
伴ってユーザ情報を入力するユーザ情報入力手段と、荷
物登録画面情報に基づいて、荷物情報を入力する荷物情
報入力手段と、登録確認画面情報に基づいて、前記荷物
情報の登録の可否を示す登録確認情報を入力する登録確
認情報入力手段とを備え、前記求貨求車サーバは、前記
ユーザ情報による前記荷主端末の荷主の一次与信の一次
与信判定結果に基づいて、前記荷物登録画面情報を生成
して、前記荷主端末へ送信する荷物登録画面情報送信手
段と、前記荷物情報を一時的に記憶媒体に保持する保持
手段と、前記荷物情報による前記荷主端末の荷主の二次
与信の二次与信判定結果に基づいて、前記登録確認画面
情報を生成して、前記荷主端末へ送信する登録確認画面
情報送信手段と、前記登録確認情報に基づいて、前記記
憶媒体に保持されている前記荷物情報を登録する登録手
段とを備える。
【0012】上記の目的を達成するための本発明による
求貨求車サーバの制御方法は以下の構成を備える。即
ち、荷主が使用する荷主端末及び車主が使用する車主端
末とを通信回線を介して接続し、前記荷主と前記車主間
の配送依頼を支援する求貨求車サーバの制御方法であっ
て、前記荷主端末からのアクセス要求に伴ってユーザ情
報を受信する第1受信工程と、前記ユーザ情報による前
記荷主端末の荷主の一次与信の一次与信判定結果に基づ
いて、荷物情報の入力を受け付ける荷物登録画面情報を
生成して、前記荷主端末へ送信する荷物登録画面情報送
信工程と、前記荷物登録画面情報に基づいて入力された
荷物情報を前記荷主端末から受信する荷物情報受信工程
と、前記荷物情報を一時的に記憶媒体に保持する保持工
程と、前記荷物情報による前記荷主端末の荷主の二次与
信の二次与信判定結果に基づいて、前記荷物情報の登録
の可否を確認する登録確認画面情報を生成して、前記荷
主端末へ送信する登録確認画面情報送信工程と、前記荷
物登録画面情報に基づいて入力された登録確認情報を前
記荷主端末から受信する登録確認情報受信工程と、前記
登録確認情報に基づいて、前記記憶媒体に保持されてい
る前記荷物情報を登録する登録工程とを備える。
【0013】上記の目的を達成するための本発明による
プログラムは以下の構成を備える。即ち、荷主が使用す
る荷主端末及び車主が使用する車主端末とを通信回線を
介して接続し、前記荷主と前記車主間の配送依頼を支援
する求貨求車サーバの制御をコンピュータに機能させる
ためのプログラムであって、前記荷主端末からのアクセ
ス要求に伴ってユーザ情報を受信する第1受信工程のプ
ログラムコードと、前記ユーザ情報による前記荷主端末
の荷主の一次与信の一次与信判定結果に基づいて、荷物
情報の入力を受け付ける荷物登録画面情報を生成して、
前記荷主端末へ送信する荷物登録画面情報送信工程のプ
ログラムコードと、前記荷物登録画面情報に基づいて入
力された荷物情報を前記荷主端末から受信する荷物情報
受信工程のプログラムコードと、前記荷物情報を一時的
に記憶媒体に保持する保持工程のプログラムコードと、
前記荷物情報による前記荷主端末の荷主の二次与信の二
次与信判定結果に基づいて、前記荷物情報の登録の可否
を確認する登録確認画面情報を生成して、前記荷主端末
へ送信する登録確認画面情報送信工程のプログラムコー
ドと、前記荷物登録画面情報に基づいて入力された登録
確認情報を前記荷主端末から受信する登録確認情報受信
工程のプログラムコードと、前記登録確認情報に基づい
て、前記記憶媒体に保持されている前記荷物情報を登録
する登録工程のプログラムコードとを備える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0015】本発明の求貨求車システムは、従来の求貨
求車システムの概念に以下の機能を追加している。
【0016】● 第三者金融機関の提供するe-Marketpl
ace向け与信決済機能 ● 第三者金融機関の提供するe-Marketplace向け代行
決済機能 ● 求貨求車サイトへのログイン時の自動与信認証 ● 荷主の荷物登録時のリアルタイム与信シミュレーシ
ョン ● 荷主の荷物登録時の残高不足による登録不可の際
の、残高報告及び取引再開時期の告知機能 <概要>現在までの求貨求車システムにおいては、原則
決済機能は幹事会社の持つ勘定系のシステムが司ってお
り、幹事会社のキャッシュフロー及び資金調整力に大き
く依存していたと言える。おのずと荷主から受託する運
賃と、車主に支払う運賃との支払サイトに時間、種類
(手形、小切手、現金等)にずれが生じる際は、幹事会
社はそれなりにリスクを受ける可能性が出てくる。
【0017】そういったリスクを分散、回避し、健全な
荷物と車の取引を行い、且つ契約に基づく幹事会社の健
全なキャッシュフロー体制を構築していくことで、契約
と金融の2つの流れが幹事会社の管理化におかれ、より
健全で取引高の高いマーケットを構成することが可能と
なる。具体的には次の2点が大きい発明となる。
【0018】 ログイン時認証 荷主会員が幹事会社に運送委託(発注)を行う際、求貨
求車システムが提供する求貨求車サイトにログインし荷
物を登録することとなる。その際、会員番号とパスワー
ドを入力し、ログインをすることになるが、ログインと
同時にその会員の番号とパスワードが自動的に与信決済
シミュレーション機能を有する与信管理サーバへと接続
し、リアルタイムなデータでログインを認証するか否か
を求貨求車サーバが判断する。ログイン時点にて、あら
かじめ金融機関が設定する荷主会員の与信枠が不足して
いる場合は、求貨求車サイトへのログインが拒否され
る。この機能により、求貨求車サイトにアクセスする会
員は全てリアルタイムで与信上信頼のおける会員のみと
いうことになり、その後の取引も当然ながら健全な取引
が行われることになる。
【0019】 荷物登録時認証 ログインが許可された荷主会員であっても残高次第で
は、荷物の登録時の希望運賃に満たず、決済時になって
からトラブルを起こす可能性も出てくる。そういった仕
組みでは、リアルタイムでの与信決済機能とは言えな
い。そこで、本発明では、荷主が荷物を登録する際にも
与信決済シミュレーション機能が働き、荷主が登録する
希望運賃と、その会員の現時点での与信残高の差を求貨
求車サーバが判断し、荷物登録の可否を判断し画面で告
知する。その際、残高不足の金額と取引再開時期の案内
を同画面にて会員に案内を行う。
【0020】次に、上述した本発明を実現する実施形態
の求貨求車システムの構成について、図1を用いて説明
する。
【0021】図1は本実施形態の求貨求車システムの構
成を示す図である。
【0022】本実施形態の求貨求車システムは、荷主の
荷主端末120、車主の車主端末130、求貨求車シス
テムを実現する幹事会社が運営管理する求貨求車サーバ
110、金融期間が運営管理する与信管理サーバ100
間を通信回線170を介して相互に接続して求貨求車シ
ステムを構築する。特に、この求貨求車システムでは、
第三者金融機関が提供する与信決済機能を実現する与信
管理サーバ100を構成することで、荷主、車主といっ
たサプライヤー及びバイヤーを広く集めてマーケットを
活性化させ、かつ代行与信決済による信用取引の実現か
ら、信頼のおけるマーケットを形成することができる。
【0023】幹事会社は、WEBサーバ機能を含む求貨
求車サーバ110を有し、通信回線170を介して、荷
主端末120、車主端末130から送信されてくる各種
情報を登録し、管理する。また、求貨求車サーバ110
には、各種情報を管理するためのテーブルとして、空車
テーブル115、荷物テーブル116、会員テーブル1
17、契約テーブル118を有している。これらの各テ
ーブルの構成の詳細については、後述する。
【0024】尚、求貨求車サーバ110は、幹事会社の
管理下でなくても良く、例えば、ISP、ASP等の他
のベンダーの管理下であっても良い。
【0025】金融機関は、WEBサーバ機能を含む与信
管理サーバ100を有し、通信回線170を介して、求
貨求車サーバ110から送信されてくる荷主の会員情報
に基づいて、その荷主の与信決済を行う。また、与信管
理サーバ100には、各種情報を管理するためのテーブ
ルとして、与信テーブル105及び取引明細管理テーブ
ル106を有している。これらの各テーブルの構成の詳
細については、後述する。
【0026】尚、図1の各テーブルは別々に構成されて
いるが、1つの記憶媒体上の異なる記憶領域にそれぞれ
のテーブルが構成されていても、もちろん構わない。
【0027】荷主は、通信回線170を介して求貨求車
サーバ110に接続する荷主端末120を有し、少なく
ともWEBブラウザ機能を有する。荷主端末120で
は、配送依頼対象の荷物の荷物情報を入力して求貨求車
サーバ110へ送信し、その荷物情報に対応する空車情
報がある場合には、その荷主と車主間での契約成立に関
する情報を受信する。
【0028】車主は、通信回線170を介して求貨求車
サーバ110に接続する車主端末130を有し、少なく
ともWEBブラウザ機能を有する。この車主端末130
は、運送可能な運送車の空車情報を入力して求貨求車サ
ーバ110へ送信し、その空車情報に対応する荷物情報
がある場合には、その車主と荷主間での契約成立に関す
る情報を受信する。
【0029】170は通信回線であり、典型的にはイン
ターネットであるが、LAN/WANや電話回線、専用
デジタル回線、ATM(非同期転送モード)やフレーム
リレー回線でも良い。そして、この通信回線170によ
って、荷主端末120、車主端末130、求貨求車サー
バ110、与信管理サーバ100が相互に接続される。
【0030】次に、上述の求貨求車サーバ110に構築
されている各テーブルについて説明する。
【0031】求貨求車サーバ110のハードディスク2
8(図2)には、車主の空車情報を管理する空車テーブ
ル115、荷主の荷物情報を管理する荷物テーブル11
6、本求貨求車サーバ110を利用する会員(荷主/車
主)の会員情報を管理する会員テーブル117、荷主と
車主間の契約の契約情報を管理する契約テーブル118
がそれぞれ構築されている。
【0032】空車テーブル115は、空車情報として、
例えば、空車会員番号、空車番号、契約番号、空車地、
希望行き先、空車日、戻り日、車種(幌付き/パネル、
保冷/保温設備有無、パワーゲート有無)、積載量、登
録金額、積地、降地を有する。
【0033】荷物テーブル116は、荷物情報として、
例えば、荷物会員番号、荷物番号、契約番号、商品名、
積地、降地、積日、降日、重量、積込条件、荷降条件、
指定車種、登録金額を有する。
【0034】会員テーブル117は、会員情報として、
例えば、会社名、住所、連絡先、会員番号(番号)、パ
スワードを有する。
【0035】会員属性とは、求貨求車システムの会員、
つまり、荷主会員、車主会員、その両方の会員を示すフ
ラグが存在する。
【0036】契約テーブル118は、契約情報として、
例えば、配送契約が成立した荷主の荷物会員番号と車主
の空車会員番号、その配送契約を示す固有の契約番号を
有する。
【0037】求貨求車サーバ110は、荷物テーブル1
16及び空車テーブル115それぞれに登録されている
荷物情報及び空車情報とのマッチング処理を実行し、マ
ッチングする荷物情報及び空車情報があると、この荷物
情報の荷主及び空車情報の車主間での配送契約を成立さ
せる。そして、この配送契約に関する契約情報を作成
し、この契約情報、荷物情報、空車情報の3つの情報を
対応づけて契約テーブル118に記憶する。
【0038】次に、上述の与信管理サーバ100に構築
されている各テーブルについて説明する。
【0039】与信管理サーバ100のハードディスク2
8には、荷主の与信状況を管理する与信テーブル10
5、各荷主の取引明細を管理する取引明細管理テーブル
106が構築されている。
【0040】与信テーブル105は、与信情報として、
例えば、荷主の会員番号、荷主の与信枠(与信限度
額)、一次与信フラグ及び二次与信フラグを有する。
【0041】この一次与信フラグ及び二次与信フラグは
それぞれ、後述する一次与信及び二次与信それぞれの可
否を示すフラグであり、可である場合には「ON」が、
否である場合には「OFF」がそれぞれ設定される。
【0042】取引明細管理テーブル106は、取引明細
情報として、荷主の会員番号、荷主の取引口座の残高金
額、入出金額、入出金日、入出金予定金額、入出金予定
日を有する。
【0043】次に、本実施形態の求貨求車システムを構
成する各種端末、サーバのハードウェア構成について、
図2を用いて説明する。
【0044】図2は本実施形態の求貨求車システムを構
成する各種端末、サーバそれぞれのハードウェア構成を
示す図である。
【0045】図2において、CPU21、RAM22、
ROM23、LANアダプタ24、ビデオアダプタ2
5、入力部(キーボード)26、入力部(マウス)2
7、ハードディスク28、CD−ROMドライブ29は
それぞれシステムバス20を介して互いに接続されてい
る。システムバス20は、例えば、PCIバス、AGP
バス、メモリバス等を意味する。また、図2では、各バ
ス間の接続用チップやキーボードインタフェースや、い
わゆるSCSIやATAPIのような入出力用インタフ
ェースは省略されている。
【0046】CPU21は四則演算や比較演算等の各種
の演算や、ハードウェアやソフトウェアの制御を行う。
RAM22には、ハードディスク28やCD−ROMド
ライブ29に装着されたCD−ROMやCD−R等の記
憶媒体から読み出されたオペレーションシステムのプロ
グラムやアプリケーションプログラム(後述する各端末
やサーバで実行されるフローチャートを実行する各プロ
グラム)等が記憶され、これらはCPU21の制御の元
に実行される。
【0047】ROM23は、オペレーションシステムと
協働してハードディスク等への入出力を司るいわゆるB
IOS等が記憶される。LANアダプタ24は、CPU
21によって制御されるオペレーションシステムの通信
プログラムと協働してネットワークを介した外部との通
信を行う。ビデオアダプタ25は、ディスプレイ装置
(不図示)に出力する画像信号を生成し、入力部(キー
ボード)26や入力部(マウス)27は端末への指示を
入力するために用いられる。
【0048】ハードディスク28は、オペレーションシ
ステムや上述のアプリケーションプログラムを記憶して
おり、端末の起動時に、または必要に応じてRAM22
にロードされる。
【0049】CD−ROMドライブ29は、CD−RO
MやCD−RやCD−R/W等の記憶媒体を装着してア
プリケーションプログラムをハードディスク28にイン
ストールするのに用いる。
【0050】尚、CD−ROMドライブ29の代わりに
CD−RドライブやCD−R/WドライブやMOドライ
ブ等を用いても良いのは言うまでもない。
【0051】次に、本実施形態の求貨求車システムで実
行される処理について説明する。
【0052】図3及び図4は本実施形態の求貨求車シス
テムで実行される処理を示すフローチャートである。
【0053】尚、本実施形態の求貨求車システムは、求
貨求車サーバ110によって実現される求貨求車システ
ムWEBサイトに対し、荷主及び車主、幹事会社の各オ
ペレータが自身の端末を用いてそのサイトにアクセス
し、WEBブラウザを介して各種処理を行う。
【0054】まず、ステップS401で、荷主は、荷主
端末120を用いて、求貨求車サーバ110へのアクセ
ス要求を行い、求貨求車システムログイン画面(図6)
を表示する。ステップS402で、その求貨求車システ
ムログイン画面を用いて、会員番号及びパスワードから
なるユーザ情報を入力する。この入力されたユーザ情報
は求貨求車サーバ110へ送信される。
【0055】尚、図6の求貨求車システムログイン画面
7000は、例えば、会員番号及びパスワードを入力す
る各種入力領域701及び702を有している。703
は接続ボタンであり、入力領域701及び702の内容
を確定する場合に押下する。接続ボタン703が押下さ
れると、入力領域701及び702の内容がユーザ情報
として求貨求車サーバ110へ送信される一方、ステッ
プS421で、求貨求車サーバ110は、荷主端末12
0からユーザ情報を受信する。ステップS422で、会
員テーブル117を参照して、受信したユーザ情報中の
会員番号に対応する会員(荷主)を特定する。そして、
その特定した会員の与信を照会するための一次与信照会
情報を生成して、与信管理サーバ100へ送信する。
【0056】尚、この一次与信照会情報は、ユーザ情報
中の会員番号から構成される。
【0057】一方、ステップS441で、与信管理サー
バ100は、求貨求車サーバ110から一次与信照会情
報を受信する。次に、ステップS442で、一次与信照
会情報に基づいて、与信テーブル105及び取引明細管
理テーブル106を参照して、照会対象の会員の一次与
信判定を行う。
【0058】この一次与信判定は、受信した一次与信照
会情報中の会員番号に対応する与信情報を与信テーブル
105から取得し、また、取引明細管理テーブル106
から取引明細情報を取得する。次に、与信情報中の与信
枠と取引明細情報中の荷主の取引口座の残高金額との差
が所定値以上であるかを判定する。そして、差が所定値
未満である場合には一次与信フラグを「ON」、差が所
定値以上である場合には一次与信フラグを「OFF」に
設定する。
【0059】尚、この所定値は、与信管理サーバ100
の管理者によって適宜設定可能であり、荷主の取引実績
や入出金予定金額等の情報に基づいて、荷主毎に個別の
所定値を設定することも可能である。また、与信枠に関
係なく、単に荷主の取引口座の残高金額に基づいて、与
信フラグを設定するようにしても良い。
【0060】そして、ステップS443で、一次与信判
定結果(一次与信フラグ)を求貨求車サーバ110へ送
信する。
【0061】一方、ステップS424で、求貨求車サー
バ110は、与信管理サーバ100から一次与信判定結
果を受信する。ステップS425で、一次与信判定結果
に基づいて、一次与信の可否を判定する。一次与信が否
である(一次与信フラグがOFFである)場合(ステッ
プS425でNO)、ステップS426に進み、一次与
信不可通知を生成して、荷主端末120へ送信する。そ
の後、ステップS403で、荷主端末120は、一次与
信不可通知を受信する。
【0062】尚、この一次与信不可通知は、例えば、図
6の求貨求車システムログイン画面7000上に対し、
例えば、図7に示すように、一次与信が不可である旨を
示す内容を領域704で表示することで実現する。
【0063】一方、一次与信が可である(一次与信フラ
グがONである)場合(ステップS425でYES)、
ステップS427に進み、求貨求車サーバ110は、荷
物登録画面情報を生成する。ステップS428で、生成
した荷物登録画面情報を荷主端末120へ送信する。
【0064】ステップS404で、荷主端末120は、
求貨求車サーバ110から荷物登録画面情報を受信し
て、その荷物登録画面情報に基づく荷物登録画面(図
8)を表示する。そして、この荷物登録画面を用いて、
配送依頼対象の荷物の荷物情報を入力する。この入力さ
れた荷物情報は求貨求車サーバ110へ送信され、一
旦、求貨求車サーバ110のRAM22に記憶される。
【0065】尚、図8の荷物登録画面は、例えば、商品
名、物量、希望運賃、積日、降日を入力する各種入力領
域8001〜8005を有している。また、8006は
登録ボタンであり、各種入力領域の内容を確定する場合
に押下する。そして、登録ボタン8006が押下される
と、各種入力領域の内容が荷物情報として求貨求車サー
バ110へ送信される。また、8007は削除ボタンで
あり、各種入力領域の内容を取り消す場合に押下する。
【0066】ステップS429で、求貨求車サーバ11
0は、荷主端末120から荷物情報を受信し、一旦RA
M22に記憶する。ステップS431で、会員テーブル
117を参照して、受信した荷物情報中の会員番号に対
応する会員(荷主)を特定する。そして、その特定した
会員の与信を照会するための二次与信照会情報を生成し
て、与信管理サーバ100へ送信する。
【0067】尚、この二次与信照会情報は、既に受信し
たユーザ情報中の会員番号及び荷物情報中の希望運賃か
ら構成される。
【0068】一方、ステップS444で、与信管理サー
バ100は、求貨求車サーバ110から二次与信照会情
報を受信する。次に、ステップS445で、二次与信照
会情報に基づいて、与信テーブル105及び取引明細管
理テーブル106を参照して、照会対象の会員の二次与
信判定を行う。
【0069】この二次与信判定は、単純に行う場合に
は、二次与信照会情報中の会員番号に対応する取引明細
情報を取引明細管理テーブル106から取得して、その
取引明細情報中の荷主の取引口座の残高金額と、二次与
信照会情報中の希望運賃を比較する。比較の結果、希望
運賃が残高金額未満である場合には二次与信フラグを
「ON」、希望運賃が残高金額以上である場合には二次
与信フラグを「OFF」に設定する。
【0070】より厳密に行う場合には、更に、受信した
二次与信照会情報中の会員番号に対応する与信情報を与
信テーブル105から取得し、その与信情報中の与信枠
と、取引明細情報中の荷主の取引口座の残高金額と、二
次与信照会情報中の希望運賃を比較する。比較の結果、
希望運賃が与信枠以上である場合には二次与信フラグを
「OFF」、希望運賃が与信枠未満かつ残高金額以上で
ある場合あるいは希望運賃が残高金額未満である場合に
は二次与信フラグを「ON」に設定する。
【0071】尚、上述の一次与信判定及び二次与信判定
の方法は、一例であって、用途や目的等に応じて与信情
報及び取引明細情報に基づく与信判定を行うことができ
る。例えば、荷主の取引口座への入金予定金額がわかっ
ていて、その入金によって与信が可となるような場合に
は、与信フラグを「ON」に設定するような構成であっ
ても良い。
【0072】ステップS446で、与信管理サーバ10
0は、二次与信判定結果を求貨求車サーバ110へ送信
する。
【0073】一方、ステップS432で、求貨求車サー
バ110は、与信管理サーバ100から二次与信判定結
果を受信する。図4のステップS533で、二次与信判
定結果に基づいて、二次与信の可否を判定する。二次与
信が否である(二次与信フラグがOFFである)場合
(ステップS533でNO)、ステップS534に進
み、RAMに記憶した荷物情報を削除し、更に、二次与
信不可通知を生成して、荷主端末120へ送信する。そ
の後、ステップS506で、荷主端末120は、二次与
信不可通知を受信する。
【0074】一方、二次与信が可である(二次与信フラ
グがONである)場合(ステップS533でYES)、
ステップS535に進む。次に、ステップS535で、
求貨求車サーバ110は、登録確認画面情報を生成す
る。ステップS536で、生成した登録確認画面情報を
荷主端末120へ送信する。
【0075】ステップS507で、荷主端末120は、
求貨求車サーバ110から登録確認画面情報を受信し
て、その登録確認画面情報に基づく登録確認画面を表示
する。そして、その登録確認画面を用いて、配送依頼対
象の荷物の荷物情報の登録の可否を示す登録確認情報を
入力する。この入力された登録確認情報は求貨求車サー
バ110へ送信される。
【0076】ステップS537で、求貨求車サーバ11
0は、荷主端末120から登録確認情報を受信する。次
に、ステップS538で、受信した登録確認情報に基づ
いて、RAM22に記憶された荷物情報の登録の可否を
判定する。登録が否である場合(ステップS538でN
O)、ステップS427に戻る。一方、登録が可である
場合(ステップS538でYES)、ステップS539
に進み、RAM22に記憶された荷物情報を正式な荷物
情報として荷物テーブル116に登録する。
【0077】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、荷主端末120を利用する荷主の与信の可否をログ
イン時及び荷物情報登録時にと2段階で判定し、その判
定結果に基づいて荷物情報を求貨求車サーバ110の荷
物テーブル116に正式に登録する。これにより、信頼
のおける荷主からの荷物情報だけを登録することがで
き、より信頼性が向上した求貨求車システムを実現する
ことができる。
【0078】つまり、現行の求貨求車システムと、第三
者金融機関が提供する与信決済機能が連携することで、
幹事会社が荷主から輸配送依頼を受注する際、タイミン
グ良く与信情報を取得することで、より確実性の高い、
信用取引が成立することになる。また、信頼のおける第
三者金融機関が与信を設定することで、幹事会社の債権
上のリスク負担を軽減させることになり、さらには第三
者金融機関が幹事会社に代わって代行決済を行うこと
で、幹事会社のキャッシュフローが安定し、運賃支払い
先である、運送会社の経営安定化にも繋がる。
【0079】また、現行の求貨求車システム上では、バ
ッチでの与信情報のため、リアルタイムでの与信情報が
マーケットプレイスでの決済には反映されず、結果とし
てリスク波動の吸収を幹事会社の責任において行ってい
た。これに対し、本発明の求貨求車システムでは、リア
ルタイムで与信枠を超えている荷主は求貨求車システム
WEBサイトへログインを試みる段階ですでに、同サイ
トへの受け付けが拒否され、荷物の登録さえ不可能な状
態となる。また、本実施形態のようなe-Marketplaceと
いう信頼条件に裏付けされる取引においては、信用力の
低下した荷主は与信が正常に復帰できるまでは、求貨求
車システムを利用できないこととするのが、外部から求
貨求車システムを見た際に、非常に信頼のおける求貨求
車システムであることを認知させることができる。
【0080】尚、上記実施形態では、二次与信が否であ
る場合には、荷物情報の登録を拒否する構成としている
が、荷主端末102を利用する荷主の与信状況は、日々
変化するものである。特に、荷主の取引口座への小額の
入金によって与信が可となるような場合には、その旨を
荷主へ伝えて、荷物情報の内容の修正を行う機会を与え
たり、荷主への入金を促すようなことが可能である。
【0081】以下、本実施形態の応用例について、図5
を用いて説明する。
【0082】図5は本実施形態の求貨求車システムで実
行される処理の応用例を示すフローチャートである。
【0083】尚、図5のフローチャートは、図3のステ
ップS432以降で実行される処理を示すものである。
【0084】ステップS432で、求貨求車サーバ11
0は、与信管理サーバ100から二次与信判定結果を受
信する。ステップS633で、二次与信判定結果に基づ
いて、二次与信の可否を判定する。二次与信が可である
(二次与信フラグがONである)場合(ステップS63
3でYES)、図4のステップS536に進み、上述の
処理を実行する。一方、二次与信が否である(二次与信
フラグがOFFである)場合、ステップS634に進
み、荷主の与信枠に関する与信枠通知情報を生成して、
荷主端末120へ送信する。
【0085】その後、ステップS606で、荷主端末1
20は、与信枠通知を受信して、与信枠を表示する。
【0086】尚、この与信枠通知情報は、例えば、図8
の荷物登録画面8000に対し、例えば、図9に示すよ
うに、与信枠の内容を領域8006で表示することで実
現する。荷主は、この領域8006の内容に応じて、登
録内容を変更するか、あるいは登録対象の荷物情報を削
除するかの判断を行うことになる。登録対象の荷物情報
の変更を依頼する場合には、変更ボタン8009を押下
する。また、登録対象の荷物情報の削除を依頼する場合
には、削除ボタン8007を押下する。
【0087】この変更ボタン8009/削除ボタン80
07の押下によって、ステップS607で、荷主端末1
20は変更情報/削除情報を生成し、求貨求車サーバ1
10へ送信する。
【0088】一方、ステップS635で、求貨求車サー
バ110は、変更情報/削除情報のどちらを受信したか
を判定する。削除情報を受信した場合(ステップS63
5でYES)、ステップS636に進み、RAM22に
記憶された荷物情報を削除して、処理を終了する。
【0089】一方、変更情報を受信した場合(ステップ
S635でNO)、ステップS637に進む。ステップ
S637で、RAM22に記憶された荷物情報の内容を
荷物登録画面情報に反映した登録修正画面情報を生成す
る。ステップS638で、登録修正画面情報を荷主端末
120へ送信する。
【0090】ステップS608で、荷主端末120は、
求貨求車サーバ110から登録修正画面情報を受信し
て、その登録修正画面情報に基づく登録修正画面を表示
する。そして、この登録修正画面を用いて、配送依頼対
象の荷物の荷物情報を修正した登録修正情報を入力す
る。この入力された登録修正情報は求貨求車サーバ11
0へ送信され、一旦、求貨求車サーバ110のRAM2
2に記憶される。
【0091】一方、ステップS639で、求貨求車サー
バ110は、荷主端末120から登録修正情報を受信す
る。その後、図4のステップS429に進み、登録修正
情報を荷物情報としてRAM22に記憶する。
【0092】尚、上記実施形態では、与信管理サーバ1
00で、荷主の与信の可否を判定する構成としたが、与
信管理サーバ100より荷主の取引口座の残高や入金予
定金額を求貨求車サーバ110が受信して、求貨求車サ
ーバ110上で荷主の与信の可否を判定する構成であっ
ても良い。
【0093】また、本発明は、前述した実施形態の機能
を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図
3乃至図5に示すフローチャートに対応したプログラ
ム)を、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給
し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給さ
れたプログラムコードを読み出して実行することによっ
ても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機
能を有していれば、形態は、プログラムである必要はな
い。
【0094】従って、本発明の機能処理をコンピュータ
で実現するために、該コンピュータにインストールされ
るプログラムコード自体も本発明を実現するものであ
る。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するた
めのコンピュータプログラム自体も含まれる。
【0095】その場合、プログラムの機能を有していれ
ば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行され
るプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プ
ログラムの形態を問わない。
【0096】プログラムを供給するための記録媒体とし
ては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハー
ドディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD
−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発
性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,
DVD−R)などがある。
【0097】その他、プログラムの供給方法としては、
クライアントコンピュータのブラウザを用いてインター
ネットのホームページに接続し、該ホームページから本
発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮
され自動インストール機能を含むファイルをハードディ
スク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供
給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログ
ラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファ
イルを異なるホームページからダウンロードすることに
よっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理を
コンピュータで実現するためのプログラムファイルを複
数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバ
も、本発明に含まれるものである。
【0098】また、本発明のプログラムを暗号化してC
D−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所
定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを
介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロ
ードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化され
たプログラムを実行してコンピュータにインストールさ
せて実現することも可能である。
【0099】また、コンピュータが、読み出したプログ
ラムを実行することによって、前述した実施形態の機能
が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コン
ピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一
部または全部を行ない、その処理によっても前述した実
施形態の機能が実現され得る。
【0100】さらに、記録媒体から読み出されたプログ
ラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコ
ンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモ
リに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、
その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU
などが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理
によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
信頼性があり、かつ容易にかつ安全にシステムを利用す
ることができる求貨求車サーバ及びその制御方法、求貨
求車システム、プログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の求貨求車システムの構成を示す図
である。
【図2】本実施形態の求貨求車システムを構成する各種
端末、サーバそれぞれのハードウェア構成を示す図であ
る。
【図3】本実施形態の求貨求車システムで実行される処
理を示すフローチャートである。
【図4】本実施形態の求貨求車システムで実行される処
理を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態の求貨求車システムで実行される処
理の応用例を示すフローチャートである。
【図6】本実施形態の求貨求車システムの操作画面の一
例を示す図である。
【図7】本実施形態の求貨求車システムの操作画面の一
例を示す図である。
【図8】本実施形態の求貨求車システムの操作画面の一
例を示す図である。
【図9】本実施形態の求貨求車システムの操作画面の一
例を示す図である。
【符号の説明】
100 与信管理サーバ 105 与信テーブル 106 取引明細管理テーブル 110 求貨求車サーバ 115 空車テーブル 116 荷物テーブル 117 会員テーブル 118 契約テーブル 120 荷主端末 130 車主端末 170 通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G08G 1/13 G08G 1/13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷主が使用する荷主端末及び車主が使用
    する車主端末とを通信回線を介して接続し、前記荷主と
    前記車主間の配送依頼を支援する求貨求車サーバであっ
    て、 前記荷主端末からのアクセス要求に伴ってユーザ情報を
    受信する第1受信手段と、 前記ユーザ情報による前記荷主端末の荷主の一次与信の
    一次与信判定結果に基づいて、荷物情報の入力を受け付
    ける荷物登録画面情報を生成して、前記荷主端末へ送信
    する荷物登録画面情報送信手段と、 前記荷物登録画面情報に基づいて入力された荷物情報を
    前記荷主端末から受信する荷物情報受信手段と、 前記荷物情報を一時的に記憶媒体に保持する保持手段
    と、 前記荷物情報による前記荷主端末の荷主の二次与信の二
    次与信判定結果に基づいて、前記荷物情報の登録の可否
    を確認する登録確認画面情報を生成して、前記荷主端末
    へ送信する登録確認画面情報送信手段と、 前記荷物登録画面情報に基づいて入力された登録確認情
    報を前記荷主端末から受信する登録確認情報受信手段
    と、 前記登録確認情報に基づいて、前記記憶媒体に保持され
    ている前記荷物情報を登録する登録手段とを備えること
    を特徴とする求貨求車サーバ。
  2. 【請求項2】 前記荷主端末の荷主の与信判定を実行す
    る与信管理サーバを更に備え、 前記与信管理サーバは、前記求貨求車サーバで生成され
    た一次与信照会情報に基づいて、前記ユーザ情報による
    前記荷主端末の荷主の一次与信を判定する一次与信判定
    手段と、 前記求貨求車サーバで生成された二次与信照会情報に基
    づいて、前記荷物情報による前記荷主端末の荷主の二次
    与信を判定する二次与信判定手段とを備えることを特徴
    とする請求項1に記載の求貨求車サーバ。
  3. 【請求項3】 前記二次与信判定結果が否である場合、
    前記記憶媒体に保持されている荷物情報を削除する削除
    手段とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の
    求貨求車サーバ。
  4. 【請求項4】 前記二次与信判定結果が否である場合、
    前記荷主端末の荷主の与信枠に関する与信枠通知情報を
    生成して、該荷主端末へ送信する与信枠通知情報送信手
    段と、 前記与信枠通知情報に対して前記荷物情報の変更依頼を
    示す変更情報を受信した場合、該荷物情報を修正するた
    めの登録修正画面情報を生成して、該荷主端末へ送信す
    る登録修正画面情報送信手段とを更に備えることを特徴
    とする請求項1に記載の求貨求車サーバ。
  5. 【請求項5】 荷主が使用する荷主端末及び車主が使用
    する車主端末と前記荷主と前記車主間の配送依頼を支援
    する求貨求車サーバとが通信回線を介して相互に接続さ
    れて構成される求貨求車システムであって、 前記荷主端末は、 アクセス要求に伴ってユーザ情報を入力するユーザ情報
    入力手段と、 荷物登録画面情報に基づいて、荷物情報を入力する荷物
    情報入力手段と、 登録確認画面情報に基づいて、前記荷物情報の登録の可
    否を示す登録確認情報を入力する登録確認情報入力手段
    とを備え、 前記求貨求車サーバは、 前記ユーザ情報による前記荷主端末の荷主の一次与信の
    一次与信判定結果に基づいて、前記荷物登録画面情報を
    生成して、前記荷主端末へ送信する荷物登録画面情報送
    信手段と、 前記荷物情報を一時的に記憶媒体に保持する保持手段
    と、 前記荷物情報による前記荷主端末の荷主の二次与信の二
    次与信判定結果に基づいて、前記登録確認画面情報を生
    成して、前記荷主端末へ送信する登録確認画面情報送信
    手段と、 前記登録確認情報に基づいて、前記記憶媒体に保持され
    ている前記荷物情報を登録する登録手段とを備えること
    を特徴とする求貨求車システム。
  6. 【請求項6】 荷主が使用する荷主端末及び車主が使用
    する車主端末とを通信回線を介して接続し、前記荷主と
    前記車主間の配送依頼を支援する求貨求車サーバの制御
    方法であって、 前記荷主端末からのアクセス要求に伴ってユーザ情報を
    受信する第1受信工程と、 前記ユーザ情報による前記荷主端末の荷主の一次与信の
    一次与信判定結果に基づいて、荷物情報の入力を受け付
    ける荷物登録画面情報を生成して、前記荷主端末へ送信
    する荷物登録画面情報送信工程と、 前記荷物登録画面情報に基づいて入力された荷物情報を
    前記荷主端末から受信する荷物情報受信工程と、 前記荷物情報を一時的に記憶媒体に保持する保持工程
    と、 前記荷物情報による前記荷主端末の荷主の二次与信の二
    次与信判定結果に基づいて、前記荷物情報の登録の可否
    を確認する登録確認画面情報を生成して、前記荷主端末
    へ送信する登録確認画面情報送信工程と、 前記荷物登録画面情報に基づいて入力された登録確認情
    報を前記荷主端末から受信する登録確認情報受信工程
    と、 前記登録確認情報に基づいて、前記記憶媒体に保持され
    ている前記荷物情報を登録する登録工程とを備えること
    を特徴とする求貨求車サーバの制御方法。
  7. 【請求項7】 前記荷主端末の荷主の与信判定を実行す
    る与信管理サーバを更に備え、 前記与信管理サーバは、前記求貨求車サーバで生成され
    た一次与信照会情報に基づいて、前記ユーザ情報による
    前記荷主端末の荷主の一次与信を判定する一次与信判定
    工程と、 前記求貨求車サーバで生成された二次与信照会情報に基
    づいて、前記荷物情報による前記荷主端末の荷主の二次
    与信を判定する二次与信判定工程とを備えることを特徴
    とする請求項6に記載の求貨求車サーバの制御方法。
  8. 【請求項8】 前記二次与信判定結果が否である場合、
    前記記憶媒体に保持されている荷物情報を削除する削除
    工程とを更に備えることを特徴とする請求項6に記載の
    求貨求車サーバの制御方法。
  9. 【請求項9】 前記二次与信判定結果が否である場合、
    前記荷主端末の荷主の与信枠に関する与信枠通知情報を
    生成して、該荷主端末へ送信する与信枠通知情報送信工
    程と、 前記与信枠通知情報に対して前記荷物情報の変更依頼を
    示す変更情報を受信した場合、該荷物情報を修正するた
    めの登録修正画面情報を生成して、該荷主端末へ送信す
    る登録修正画面情報送信工程とを更に備えることを特徴
    とする請求項6に記載の求貨求車サーバの制御方法。
  10. 【請求項10】 荷主が使用する荷主端末及び車主が使
    用する車主端末とを通信回線を介して接続し、前記荷主
    と前記車主間の配送依頼を支援する求貨求車サーバの制
    御をコンピュータに機能させるためのプログラムであっ
    て、 前記荷主端末からのアクセス要求に伴ってユーザ情報を
    受信する第1受信工程のプログラムコードと、 前記ユーザ情報による前記荷主端末の荷主の一次与信の
    一次与信判定結果に基づいて、前記荷主端末から荷物情
    報の入力を受け付ける荷物登録画面情報を生成して、前
    記荷主端末へ送信する荷物登録画面情報送信工程のプロ
    グラムコードと、 前記荷物登録画面情報に基づいて入力された荷物情報を
    前記荷主端末から受信する荷物情報受信工程のプログラ
    ムコードと、 前記荷物情報を一時的に記憶媒体に保持する保持工程の
    プログラムコードと、 前記荷物情報による前記荷主端末の荷主の二次与信の二
    次与信判定結果に基づいて、前記荷物情報の登録の可否
    を確認する登録確認画面情報を生成して、前記荷主端末
    へ送信する登録確認画面情報送信工程のプログラムコー
    ドと、 前記荷物登録画面情報に基づいて入力された前記荷物情
    報の登録の可否を示す登録確認情報を前記荷主端末から
    受信する登録確認情報受信工程のプログラムコードと、 前記登録確認情報に基づいて、前記記憶媒体に保持され
    ている前記荷物情報を登録する登録工程のプログラムコ
    ードとを備えることを特徴とするプログラム。
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