JP3271483B2 - 圧接コネクタ - Google Patents
圧接コネクタInfo
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Description
し、特に、複数の圧接刃を同一方向に開口させて保持す
る圧接コネクタに関する。
状の金属板からなるターミナルにスリット状の圧接刃を
平行に形成し、平行に並べた二つの圧接電線と直交せし
めて圧接接続している。ここにおいて、それぞれの圧接
刃は同じ高さに形成され、複数組の電線を圧接接続する
場合には横一列に並設している。
ネクタにおいては、圧接接続する電線が横方向に一列に
並ぶため、全体として幅広とならざるを得なかった。
もので、よりコンパクトとすることが可能な圧接コネク
タの提供を目的とする。
め、請求項1にかかる発明は、高さの異なる複数の圧接
刃を圧接電線の軸方向に直線上に並べて階段状に配置し
たターミナルと、一面に開口を有するとともに圧接方向
を同開口方向に向けて上記ターミナルを収容する第一ケ
ースと、この第一ケースの開口を覆蓋可能であるととも
に、上記ターミナルにおける階段状に配置した複数の圧
接刃に対応して複数の圧接電線を収容するにあたり、各
電線間に棚板を介在せしめて重ね合わせつつ、それぞれ
の圧接刃に対面せしめて階段状に収容する第二ケースと
を具備する構成としてある。
に記載の圧接コネクタにおいて、上記棚板は、上記第二
ケースと別体として形成してある。
おいては、第二ケースにて棚板を介在させつつ複数の圧
接電線が階段状に重ね合わせて収容されており、当該第
二ケースは第一ケースと合体可能となっている。ターミ
ナルは階段状に高さを異ならせつつ圧接電線の軸方向に
直線上に重なり合わせた圧接刃を備えており、この第一
ケース内にに保持されている。第二ケースと第一ケース
とを合体せしめると、各圧接刃と圧接電線は互いの階段
面を対面せしめて押し付けられ、圧接接続する。ここに
おいて、各圧接電線は棚板を介して第二ケースに支持さ
れていることになるため、重なり合う他の圧接電線の弾
性によって支持が不安定とならず、それぞれの圧接刃が
押し付けられたときにはしっかりと支持されて圧接接続
される。
かる発明においては、棚板が第二ケースとは別体となっ
ているので、当該第二ケースに圧接電線を収容せしめた
後で棚板を装着し、さらにその上に圧接電線を収容せし
めることによって両電線間に当該棚板を介在せしめる。
接電線を重ね合わせて横幅方向を狭めつつ、棚板を介在
せしめた状態で重ね合わせて保持するため、階段状の圧
接刃を押しつけたときに正確に圧接接続せしめることが
可能な圧接コネクタを提供することができる。また、請
求項2にかかる発明によれば、棚板を脱着可能としたの
で、下段の電線から容易に収容せしめることができ、作
業性を向上させることができる。
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かる圧接コネクタを斜視図により示しており、図2に示
す第一ケースとしてのハウジング10は四つのターミナ
ル20を収容しており、図3に示す第二ケースとしての
カバー30と合体し、圧接電線40にて貫通されるケー
シング50を形成している。同図において、ターミナル
20は金属製の帯板材の両端に反対側の端部に向けてス
リット状の切り欠き21a,22aを形成して圧接刃2
1,22とするとともに、当該圧接刃21,22をその
長さを異ならせて同一方向に直角に屈曲せしめて形成し
てあり、ちょうど、高さの異なる圧接刃21,22が圧
接電線の軸方向に直線上に並べられて、階段状に配置さ
れた状態となっている。
返すことにより高さの異なる二つの圧接刃21,22を
形成しているが、高さの異なる複数の圧接刃が圧接電線
の軸方向に直線上に並べばよく、図4及び図5に示すよ
うにさらに多数の圧接刃を形成するなど、他の方法で同
様に重なり合うターミナル20を形成するようにしても
良い。ハウジング10は、平板状の基板11上に二つの
支持壁12,13を前後に隣接して立設せしめており、
各支持壁12,13には四つの切り欠き部12a,13
aを形成してある。各切り欠き部12a,13aはター
ミナル20における前後の圧接刃21,22を挟持して
支持すべく相対面する内側面にターミナル20の厚みに
対応した溝12a1,13a1を備えている。むろん、
高さの異なる圧接刃21,22に対応して両支持壁1
2,13も高さを異ならせてあり、ターミナル20を収
容したときに圧接刃21,22の上端と支持壁12,1
3の上端とが一致するようになっている。なお、支持壁
12と並んでその前方側には圧接電線を載置するための
載置台14が各切り欠き部12aに対応して設けられて
いる。
支持壁12,13に切り欠き部12a,13aを形成し
てターミナル20を収容するようにしているが、かかる
構成に限らず、どのような方法でターミナル20を収容
するようにしても良い。また、支持壁12,13などは
基板11上に立設して形成されているので、ハウジング
10としては筺体状とはなっていないが、少なくともタ
ーミナル20を収容したときに圧接電線を押圧せしめる
ことができるように圧接刃の開口方向に一致する面が開
口していればよい。カバー30はこのハウジング10の
上面と両側面と後面とを覆蓋可能な形状となっており、
後面壁31には上記支持壁13の切り欠き部13aに対
面して四つの電線導出溝31aを形成してある。また、
カバー30の内周天井面32には四本の圧接電線に対応
して円弧状に凹ませた四つの電線溝32aを形成してあ
る。一方、内周両側面33,33は前方側から上記内周
天井面32と平行に棚板支持溝33a,33aを形成し
てあり、当該カバー30の前方側から内周天井面32と
平行に板状の棚板34を装着可能となっている。内周天
井面32と棚板34との間には圧接電線40である幹線
電線41を収容可能であり、また、同棚板34における
同内周天井面32とは反対側の面には四本の支線電線4
2を保持可能な四対のリブ34aを形成してある。な
お、棚板34はカバー30をハウジング10に装着した
ときに低い側の圧接刃21に対面する位置に装着され、
当該位置に支線電線42の先端を保持する。従って、カ
バー30を貫通する幹線電線41上に当該カバー30を
貫通しない支線電線42の先端が重ね合わされることに
なり、さらに重ね合わせていくに従って先端位置が少し
ずつ後方にずれていき、ちょうど、階段状に配置された
ことになる。
ング10の上方から上面と両側面と後面とを覆蓋するよ
うになっているが、ハウジング10の側の形状に応じて
適宜変形可能であり、少なくともハウジング10に収容
されたターミナル20における圧接刃21の開口方向か
ら同ハウジング10の開口部分を覆蓋可能となっていれ
ばよい。また、幹線電線41を収容してから棚板支持溝
33a,33aに棚板34を装着し、さらに棚板34の
リブ34aにて支線電線42を保持することにより、幹
線電線41と支線電線42をと重ね合わせて支持するよ
うになっているが、あらかじめ棚板34を固定しておい
て幹線電線41を挿通せしめるようにすることもでき
る。ただし、このように棚板34を後付け可能としてお
くことにより、圧接電線40の装着作業が容易となる。
には合体方向に平行な凸条15と溝部35とを形成して
あり、合体時の直進運動をガイドする。また、本実施例
においては、一つの棚板34を使用しているが、一つの
ターミナル20に形成される圧接刃の数に応じて重ね合
わせて支持する圧接電線40の本数は変化し、これに応
じて棚板34の数を増加させればよい。例えば、図5に
示すようにターミナル20に四つの圧接刃が階段状に形
成されている場合には、圧接電線40においても幹線電
線41の他に三本の支線電線42が必要となり、これら
の三本の支線電線42ごとに棚板34を介在させること
になる。このときにも、ターミナル20に対応して支線
電線42の先端は階段状に並べられ、棚板34も棚板状
に並べられて各圧接刃に対面することになる。
を説明する。ハウジング10においては、支持壁12,
13に形成した四つの切り欠き12a,13a内にター
ミナル20を収容しておき、図6に示すように、カバー
30の側においては四本の幹線電線41を電線導出溝3
1aに合わせて収容した後、棚板支持溝33a,33a
の開口側から棚板34をスライドさせて装着させ、さら
に端部がこの棚板34上に位置するように支線電線42
を各リブ34aにて保持する。かかる状態から、図6に
示すように、ハウジング10の側を逆さにしてカバー3
0内に挿入する。上述したように、ハウジング10の側
では高さの異なる圧接刃21,22が階段状に保持さ
れ、カバー30の側でも幹線電線41に対して支線電線
42が階段状に保持されている。従って、互いの段部を
対面させて低い側の圧接刃21が棚板34上に載置され
ている支線電線42に押さえつけられ、高い側の圧接刃
22がカバー30の内周天井面32に載置されている幹
線電線41に押さえつけられることになり、図7に示す
ようにそれぞれが圧接接続する。
で内周天井面に支持されているので圧接刃22を押さえ
つけたときに問題なく圧接接続されるが、支線電線42
においては圧接刃21を押さえつけたときに棚板34が
ないとすると重ね合わせた幹線電線41に押しつけられ
ることなる。幹線電線41を下地に保持されているとす
ると支線電線42に圧接刃21を押しつけたとしても幹
線電線41が撓んで押圧力を吸収してしまい、きちんと
圧接接続できない場合が考えられる。しかるに、重ね合
わせる圧接電線40間に棚板34を介在させることによ
り、図7に示すようにきちんと圧接接続させることがで
きる。なお、図4及び図5に示す四つの圧接刃を階段状
に形成したターミナル20の場合、四本の圧接電線40
のそれぞれに対して各圧接刃が図8に示すようにして圧
接接続する。
さの異なる二つ圧接刃21,22を圧接電線40の軸方
向に直線上に並べて階段状に配置してあり、当該ターミ
ナル20は圧接方向を上方に向けて第一ケースとなるハ
ウジング10に保持されている。一方、このハウジング
10を覆蓋する第二ケースとしてのカバー30において
は、このターミナル20における階段状に配置した圧接
刃21,22に対応して幹線電線41と支線電線42を
収容するにあたり、各電線41,42間に棚板34を介
在せしめて重ね合わせつつ、それぞれの圧接刃21,2
2に対面せしめて階段状に収容しており、当該カバー3
0とハウジング10とを対面させて合体させると、階段
状の圧接刃21,22が対面する階段状の支線電線42
と幹線電線41に押しつけられてそれぞれに圧接接続す
る。このとき、重ね合わされた電線に圧接刃が押しつけ
られることになるが、棚板34上に載置されているので
きちんと圧接接続することができる。
視図である。
図である。
ある。
る。
分断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 高さの異なる複数の圧接刃を圧接電線の
軸方向に直線上に並べて階段状に配置したターミナル
と、 一面に開口を有するとともに圧接方向を同開口方向に向
けて上記ターミナルを収容する第一ケースと、 この第一ケースの開口を覆蓋可能であるとともに、上記
ターミナルにおける階段状に配置した複数の圧接刃に対
応して複数の圧接電線を収容するにあたり、各電線間に
棚板を介在せしめて重ね合わせつつ、それぞれの圧接刃
に対面せしめて階段状に収容する第二ケースとを具備す
ることを特徴とする圧接コネクタ。 - 【請求項2】 上記請求項1に記載の圧接コネクタにお
いて、上記棚板は、上記第二ケースと別体として形成さ
れていることを特徴とする圧接コネクタ。
Priority Applications (1)
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JP21518195A JP3271483B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 圧接コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP21518195A JP3271483B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 圧接コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0945384A JPH0945384A (ja) | 1997-02-14 |
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Family
ID=16668016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21518195A Expired - Fee Related JP3271483B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 圧接コネクタ |
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-
1995
- 1995-07-31 JP JP21518195A patent/JP3271483B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0945384A (ja) | 1997-02-14 |
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