JP3269511B2 - ポリアリーレンスルフィドの製造方法 - Google Patents

ポリアリーレンスルフィドの製造方法

Info

Publication number
JP3269511B2
JP3269511B2 JP23926393A JP23926393A JP3269511B2 JP 3269511 B2 JP3269511 B2 JP 3269511B2 JP 23926393 A JP23926393 A JP 23926393A JP 23926393 A JP23926393 A JP 23926393A JP 3269511 B2 JP3269511 B2 JP 3269511B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymerization
acid
sulfide
zinc
polyarylene sulfide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP23926393A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0770320A (ja
Inventor
秀徳 山中
井上  敏
治 小味山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP23926393A priority Critical patent/JP3269511B2/ja
Publication of JPH0770320A publication Critical patent/JPH0770320A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3269511B2 publication Critical patent/JP3269511B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリアリーレンスルフィ
ド、特にポリフェニレンスルフィドの製造方法に関し、
加熱後においてさえ白度が高く、かつ溶媒粘度の大きい
ポリアリーレンスルフィドを提供することを目的とす
る。
【0002】
【従来の技術】アルカリ金属硫化物とジハロ芳香族化合
物を反応させて得られるポリアリーレンスルフィドは、
淡黄色である場合が多い。しかも、白度の高いポリアリ
ーレンスルフィドを得ても、溶融成形時に着色が起り易
い。従って、白度の高いポリアリーレンスルフィド成形
品を得るためには、特別の手段が必要である。
【0003】ポリハロ芳香族化合物などのハロ置換有機
化合物を重合後期に重合系に添加して、ポリマー鎖末端
を安定化する方法が知られている(特開昭62-97821号公
報)。しかし、溶融粘度が小さくなりがちであるという
欠点が判明している。酸化チタンなどの白色顔料をポリ
フェニレンスルフィド樹脂に混入して白色化し、かつ白
色顔料添加に起因する物性低下をエポキシ樹脂の添加に
より補償することが提案されている(特開昭60-8359 号
公報)。しかし、これはコスト高を招く。
【0004】一方、溶融粘度の大きいポリフェニレンス
ルフィドを作ることを目的として、亜鉛化合物の存在下
に重合を行うことが知られている(特開昭59-136328 号
公報)。亜鉛化合物は、溶融粘度向上の効果に加えて、
重合溶媒の熱分解を抑制するので溶媒の着色が少なく、
反応系の着色が抑えられ、ポリマーは白色に近い旨が記
載されている。亜鉛化合物の存在下に重合を行うため
に、当然ながら重合開始前に重合系に亜鉛化合物を添加
している。しかし、このようにすると、本発明者が見い
出したところでは、亜鉛化合物はむしろ重合反応に悪影
響して、生成ポリマーの溶融粘度を大きくするどころか
小さくし、かつポリマーの着色が見られた。 ポリ(ア
リーレンスルフィドスルホン)の溶融粘度安定性を改善
するために、該スルホン系重合体とを亜鉛源と接触さ
せ、あるいは重合モノマーと亜鉛源とを重合条件下で接
触させることが知られている(特開昭63-270736 号公
報)。比較例としてポリ(アリーレンスルフィドケト
ン)を亜鉛源と接触させた結果、改善がなかったと記載
されている。つまり、スルホン基を有することが重要で
ある。該公報には、ポリアリーレンスルフィドと亜鉛化
合物を接触させることは記載されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、加熱後にお
いてさえ白度が高く、かつ溶融粘度の大きいポリアリー
レンスルフィドを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、極性非プロト
ン溶媒中でアルカリ金属硫化物とジハロ芳香族化合物を
反応させてポリアリーレンスルフィドを製造する方法に
おいて、ジハロ芳香族化合物の転化率が30%の時点か
ら重合スラリーの後処理工程より前の任意の時点におい
てアルカリ金属硫化物1モル当り0.001〜0.1モ
ルの亜鉛化合物を重合系又は重合スラリーに加えること
を特徴とする方法により達成される。
【0007】ここで、亜鉛化合物を重合系に加えるの
は、ジハロ芳香族化合物の転化率が30%の時点以降でな
ければならないことが重要である。転化率が30%未満の
時点、たとえば重合の開始前に亜鉛化合物を添加する
と、重合反応が阻害されて、生成ポリマーの溶融粘度は
小さく、ピンク色乃至赤色に着色する。転化率が大きく
なった時点、好ましくは転化率が80%以上の時点、特
に重合終了に近い時点で亜鉛化合物を加える方が、大き
い効果が得られる。重合反応終了後のスラリーに亜鉛化
合物を加えてもよく、この場合には亜鉛化合物の添加が
容易であるが、効果はやや劣る。いずれにしても、亜鉛
化合物を添加してから、室温〜重合温度で少なくとも1
0分間、特に30〜60分間、系を維持することが好ま
しい。用いられる亜鉛化合物は、好ましくは重合系又は
スラリー系に可溶性のものであり、たとえば塩化亜鉛、
酢酸亜鉛、硫酸亜鉛、硫化亜鉛である。亜鉛化合物の量
は、アルカリ金属硫化物1モル当り0.001 〜0.1 モル、
好ましくは0.005 〜0.05モルである。これより少ない
と、発明の効果が十分奏せられない。他方、これより多
くても格別効果が増大せず、しかも重合系に加えた場合
には重合度が低下する恐れがある。
【0008】本発明で用いられるアルカリ金属硫化物
は、たとえば、硫化リチウム、硫化ナトリウム、硫化カ
リウム、硫化ルビジウム、硫化セシウム及びこれらの混
合物である。これらの水和物及び水溶液であっても良
い。又、これらにそれぞれ対応する水硫化物及び水和物
を、それぞれに対応する水酸化物で中和して用いること
ができる。安価な硫化ナトリウムが好ましい。
【0009】本発明で用いられるジハロ芳香族化合物
は、たとえば特公昭45-3368 号公報記載のものから選ぶ
ことができるが、好ましくはp‐ジクロロベンゼンであ
る。又、少量(20モル%以下)のジフェニルエーテル、
ジフェニルスルホン又はビフェニルのパラ、メタ又はオ
ルトジハロ物を1種類以上用いて共重合体を得ることが
できる。具体的には。m‐ジクロロベンゼン、o‐ジク
ロロベンゼン、p,p′‐ジクロロジフェニルエーテ
ル、m,p′‐ジクロロジフェニルエーテル、m,m′
‐ジクロロジフェニルエーテル、p,p′‐ジクロロジ
フェニルスルホン、m,p′‐ジクロロジフェニルスル
ホン、m,m′‐ジクロロジフェニルスルホン、p,
p′‐ジクロロビフェニル、m,p′‐ジクロロビフェ
ニル、m,m′‐ジクロロビフェニルである。溶融粘度
を更に大きくするために、1分子当り3個以上のハロゲ
ン置換基を有するポリハロ芳香族化合物、たとえば1,
2,4‐トリクロロベンゼン、1,3,5‐リクロロベ
ンゼンを少量(たとえばアルカリ金属硫化物に対して0.
005 〜1.5 モル%)用いることもできる。
【0010】本発明の重合体の製造に使用される極性非
プロトン性溶媒も公知であり、使用される反応温度と反
応圧力において実質的に液状でなければならない。この
ような極性溶媒の例は、1,3‐ジメチル‐2‐イミダ
ゾリジノン、ホルムアミド、N,N‐ジメチルホルムア
ミド、アセトアミド、ヘキサメチルホスホルアミド、テ
トラメチルウレア、N,N′‐エチレン‐2‐ピロリド
ン、N‐メチル‐2‐ピロリドン(NMP)、2‐ピロ
リドン、ε‐カプロラクタム、N‐メチル(又はエチ
ル)カプロラクタム、スルホラン、N,N′‐ジメチル
(又はジエチル)アセトアミド、ジフェニルスルホン
等、並びにそれらの混合物である。好ましい極性溶媒
は、その有効性及び商業的入手性により、アミド系溶
媒、特にNMPである。
【0011】重合反応操作自体は、公知のいずれの態様
であってもよい。たとえば、先ず不活性ガス雰囲気下
で、極性非プロトン溶媒中のアルカリ金属硫化物中の水
分量が所定の量となるよう、必要に応じて脱水又は水添
加することによって、反応系内の相対的水分量を、好ま
しくは、アルカリ金属硫化物1モル当り1.7モル未
満、特に0.8〜1.2モルとする。1.7モル以上で
は副反応の発生が著しくなり、系内水分量の増加と共に
反応生成物中のフェノール等の副生成物量が増大する。
また重合度も上がらない。0.8モル未満では、反応速
度が速すぎ、十分な高分子量の物を得ることができな
い。
【0012】次に、アルカリ金属硫化物に対してほぼ等
モル量、好ましくは0.9〜1.2モル比のジハロ芳香
族化合物を加え、加熱攪拌して反応を進行させる。この
加熱反応中に液相バルクの温度は、所定の一定温度に保
たれ、あるいは所定の温度プロフィールに従ってコント
ロールされる。一定温度とする場合、230〜275℃
の温度で0.1〜20時間反応を行うことが好ましい。
より好ましくは、240〜265℃の温度で1〜6時間
である。より高い分子量のポリアリーレンスルフィドを
得るには、2段階以上の反応温度プロフィールを用いる
ことが好ましい。第1段階は195〜240℃の温度で
行うことが好ましい。温度が低いと反応速度が小さす
ぎ、実用的ではない。240℃より高いと反応速度が速
すぎて、十分に高分子量なポリアリーレンスルフィドが
得られないのみならず、副反応速度が著しく増大する。
第1段階の終了は、重合反応系内ジハロ芳香族化合物残
存率が1モル%〜40モル%、且つ分子量が3,000
〜20,000の範囲内の時点で行うことが好ましい。
より好ましくは、重合反応系内ジハロ芳香族化合物残存
率が2モル%〜15モル%、且つ分子量が5,000〜
15,000の範囲である。残存率が40モル%を越え
ると、第2段階の反応で解重合など副反応が生じやす
く、一方、1モル%未満では、最終的に高分子量ポリア
リーレンスルフィドを得難い。その後昇温して、最終段
階の反応は、反応温度240〜270℃の範囲で、1時
間〜10時間行うことが好ましい。温度が低いと十分に
高分子量化したポリアリーレンスルフィドを得ることが
できず、又270℃より高い温度では解重合等の副反応
が生じやすくなり、安定的に高分子量物を得難くなる。
【0013】重合反応中に亜鉛化合物を加える実施態様
においては、ジハロ芳香族化合物の転化率の時間経過を
予備実験で知っておくことにより、所望の転化率の時点
で亜鉛化合物を添加できる。好ましくは亜鉛化合物は少
量の水又は水/極性非プロトン溶媒混合物中の溶液の形
で重合系に加えられる。その後、好ましくは更に220
〜270℃で5分間〜2時間加熱攪拌を継続して重合を
行う。
【0014】このようにして得たポリアリーレンスルフ
ィドを常法により分離、精製した後、好ましくは酸溶液
中で処理する。酸は、有機酸、無機酸のいずれでもよ
い。有機酸としては、ギ酸、酢酸、シュウ酸、フタル酸
等が挙げられる。無機酸としては、塩酸、リン酸、硫
酸、亜硫酸、硝酸、ホウ酸、炭酸が挙げられる。これら
の酸性塩も使用できる。特に好ましくは、酢酸が使用さ
れる。溶媒としては、水、又は水と少量の水混和性有機
溶媒から成るものを用いることができる。酸溶液のpH
は、ポリマー中の−SNa及び−COONaの相当割合
を−SH及び−COOHへと転化するのに十分な程に低
くなければならず、しかしポリマーの劣化を起す程に低
くてはならない。通常、酸溶液中の酸の濃度は0.01
〜5重量%である。処理終了時のpHが3〜5であるこ
とが好ましい。酸溶液による処理の温度は、100℃以
下、好ましくは常温以上であり、特に好ましくは40〜
80℃である。100℃を越えると、上述した欠点が生
じる。処理時間は、たとえば5分間乃至2時間で十分で
あり、好ましくは10分間乃至1時間である。
【0015】酸溶液中での処理の後、ポリマーを溶液か
ら分離し、好ましくはポリマーを水洗して酸を除去す
る。
【0016】重合反応終了後で後処理工程より前の時点
において亜鉛化合物でポリアリーレンスルフィドを処理
する態様においては、重合終了後に得られるポリマース
ラリーに亜鉛化合物(又はその溶液)を加え、30〜2
70℃で10分間〜1時間攪拌することが好ましい。そ
の後、上記と同様にポリアリーレンスルフィドを常法に
より分離、精製し、好ましくは更に酸処理する。
【0017】
【実施例】実施例において、重量平均分子量は1‐クロ
ロナフタレンを移動相としてゲルパーミエーションクロ
マトグラフィーで210℃において測定した保持時間を
標準ポリスチレン分子量換算し、更にユニバーサルキャ
リブレーション法で補正したものである。装置はセンシ
ュー科学製SSC‐7000を用いた。
【0018】溶融粘度V6は、島津フローテスターCF
T‐500Cを用いて、320℃、荷重20Kgf/c
2 、L/D=10で6分間保持した後に測定した粘度
(ポイズ)である。
【0019】得たポリマーの白度(ホットプレスL値)
は、次にようにして測定した。ポリマーを320℃で
1.5分間予熱した後、320℃で1.5分間、続けて
130℃で1.5分間、30Kg/cmで加圧成形
して円盤状プレートを作成した。このプレートのL値を
色彩色差計(東京電色株式会社製Color Ace )で測定し
た。二次溶融成形後のL値は次のようにして測定した。
得たポリマーを、溶融押出して(320℃、滞在時間3
0分)、ペレットを作った。このペレットを用いて、上
記と同様にして加熱成形により円盤状プレートを作り、
同様に色彩色差計で白度を測定した。
【0020】
【実施例1】150リットルオートクレーブに、フレー
ク状硫化ソーダ(60.8重量%Na2 S)12.85
7kgと、N‐メチル‐2‐ピロリドン(以下NMPと
略記する)30.0kgを仕込んだ。窒素気流下で攪拌
しながら204℃まで昇温して、水2.956kgを留
出させた。その後オートクレーブを密閉して180℃ま
で冷却し、パラジクロロベンゼン(以下p‐DCB)と
略記する)14.674kgとNMP10.0kgを仕
込んだ。液温150℃で窒素ガスで1kg/cm2 Gに
加圧して昇温を開始した。液温210℃で7時間、続い
て液温250℃で3時間攪拌した。次に降温し、240
℃になった時点で、塩化亜鉛136gを水540gとN
MP540gに溶解した溶液を重合系中に添加し、その
まま240℃で1時間攪拌を継続した。
【0021】得られたスラリーに対して常法により濾過
及び温水洗を繰り返し、樹脂生成物を得た。生成物スラ
リー(水を約50重量%含む)を2つに分け、一方には
酸処理を行った。すなわち、酢酸75g及び水30kg
を加え、50℃で30分間攪拌した。処理後のpHは、
3.5であった。樹脂を濾別し、水30gを加えて30
分間攪拌後濾過する操作を5回繰り返した。残り半分の
スラリーは、酸処理せずに、温水洗を5回繰り返した。
【0022】各々の洗浄後のポリマーを120℃で4.
5時間乾燥して、白色粉末状の製品を得た。酸処理を施
したポリフェニレンスルフィド製品は、重量平均分子量
38,000、ホットプレスL値70.0、二次溶融成
形物のL値69.8、溶融粘度(V6) 1180を示
した。酸処理を実施しなかったものは、重量平均分子量
38,500、ホットプレスL値60.5、二次溶融成
形物のL値58.0、溶融粘度(V6) 1250を示
した。
【0023】
【比較例1】塩化亜鉛を添加しなかった事以外、実施例
1を繰り返した。結果を表1に示す。実施例1に比べて
白度が著しく劣る。
【0024】
【比較例2】塩化亜鉛の添加時間を重合開始時とした以
外は実施例1を繰り返した。結果を表1に示す。溶融粘
度V6が著しく小さく、塩化亜鉛の添加によって重合が
阻害されたことを示している。また、得られたポリマー
はピンク色に着色しており、これを濾別後に温水洗、酸
処理又加圧水洗しても脱色されなかった。
【0025】
【実施例2〜4】塩化亜鉛の添加量及び添加時期を変え
た以外、実施例1と同様に行った。塩化亜鉛の添加時期
は、実施例2、3及び5では実施例1と同じである。実
施例4では、それは210℃で7時間の反応後であり、
続いて250℃で3時間攪拌して、重合を終了した。結
果を表1に示す。
【0026】
【実施例5】塩化亜鉛に代えて酢酸亜鉛を用いた以外、
実施例1を繰り返した。結果を表1に示す。
【0027】
【比較例3〜4】塩化亜鉛のかわりに、前記の特開昭62
-97821号公報に従って1‐クロロブタンを用いた以外
は、実施例1を繰り返した。結果を表1に示す。得られ
たポリマーの溶融粘度V6が著しく低い。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】本発明により、加熱後においてさえ白度
が高く、かつ溶融粘度が大きいポリアリーレンスルフィ
ドが得られる。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 極性非プロトン溶媒中でアルカリ金属硫
    化物とジハロ芳香族化合物を反応させてポリアリーレン
    スルフィドを製造する方法において、ジハロ芳香族化合
    物の転化率が30%の時点から重合スラリーの後処理工
    より前の任意の時点においてアルカリ金属硫化物1モ
    ル当り0.001〜0.1モルの亜鉛化合物を重合系又
    重合スラリーに加えることを特徴とする方法。
JP23926393A 1993-09-01 1993-09-01 ポリアリーレンスルフィドの製造方法 Expired - Lifetime JP3269511B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23926393A JP3269511B2 (ja) 1993-09-01 1993-09-01 ポリアリーレンスルフィドの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23926393A JP3269511B2 (ja) 1993-09-01 1993-09-01 ポリアリーレンスルフィドの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0770320A JPH0770320A (ja) 1995-03-14
JP3269511B2 true JP3269511B2 (ja) 2002-03-25

Family

ID=17042167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23926393A Expired - Lifetime JP3269511B2 (ja) 1993-09-01 1993-09-01 ポリアリーレンスルフィドの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3269511B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5789533A (en) * 1995-06-29 1998-08-04 Tonen Chemical Corporation Polyarylene sulfide, a process for the preparation thereof and a composition comprising the same
US6600009B2 (en) 1996-10-31 2003-07-29 Dainippon Ink And Chemicals, Incorporated Process for the preparation of polyarylene sulfide

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0770320A (ja) 1995-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3637543B2 (ja) ポリアリ−レンスルフィドポリマ−の製造方法
EP0287009A1 (en) Process for preparing poly(arylene sulfide ketone) with water addition
JP3617048B2 (ja) ポリアリーレンスルフィド及びその製造法
JP2000511960A (ja) 硫黄含有ポリマーを調製する方法
JPH03195734A (ja) 粒状の高分子量ポリアリーレンスルフィドの製造方法
JP3603366B2 (ja) 芳香族スルフィド重合体の製造方法
JP2001172387A (ja) ポリアリーレンスルフィドの製造方法
JP2604673B2 (ja) ポリアリーレンスルフィドの製造法
JPH10245434A (ja) ポリアリーレンスルフィドの製造法
JPH05271414A (ja) 高分子量ポリアリーレンスルフィドの製造方法
KR960015453B1 (ko) 폴리아릴렌설피드의 제조방법
JP3269511B2 (ja) ポリアリーレンスルフィドの製造方法
JPH107797A (ja) 芳香族硫黄含有ポリマーを調製する方法
JPS59219332A (ja) ポリフェニレンスルフィドの製造方法
JP3797446B2 (ja) ポリアリーレンスルフィドの製造法
JP3034550B2 (ja) 高分子量ポリアリーレンスルフィドの製造法
JP3023924B2 (ja) カルボキシル基含有アリーレンスルフィド系共重合体の製造方法
JPH05320343A (ja) ポリアリーレンスルフィドの製造法
JPH0826149B2 (ja) ポリアリ−レンスルフィドの製造方法
JP3680457B2 (ja) ポリアリーレンスルフィドの製造法
JPH0649208A (ja) 高分子量ポリアリーレンスルフィドの製法
JPH0741560A (ja) アミノ基含有アリーレンスルフィド系共重合体の製造方法
JPH07102065A (ja) 高分子量ポリアリーレンスルフィドの製造法
JPH0525275A (ja) ポリアリ−レンスルフイドの製造方法
JP2002003603A (ja) ポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100118

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100118

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120118

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120118

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118

Year of fee payment: 11

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140118

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term