JP3265542B2 - 障害対応練習機能付きatm - Google Patents
障害対応練習機能付きatmInfo
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Description
するATM(=自動取引装置)の取り扱い者の障害対応
能力を練習を通して訓練する、障害対応練習機能付きA
TMに関する。
員,警備担当者やメーカ保守員等のATM取り扱い者に
対して、実地にATMを使用して相当な時間をかけてオ
ペレーション訓練を行っていた。
法では、戸の開け閉め,カセットの脱着,ユニットの開
封,紙幣/硬貨の装填/回収,明細票/ジャーナルの装
填回収や取り込み媒体の回収等の通常の運用は、実地に
ATMを使用して練習することができるが、ジャム紙幣
除去/復旧,ジャム硬貨除去/復旧,ジャムカード除去
/復旧,ジャム通帳除去/復旧,ジャムレシート除去/
復旧,ジャムジャーナル除去/復旧やユニット異常の復
旧等の障害時の運用は、障害を想定しての練習か、取り
扱い説明書を読むことのみで、実際に障害が起きた状態
での練習をすることはできなかった。つまり、実際に障
害が起きたとき、始めて障害復旧処理を行う事になるた
め、復旧に非常に手間取る、或いは復旧できず、このた
め運用効率を著しく低下させるという事態になってい
た。
担当者、メーカ保守員が実際の障害復旧処理を事前に体
験することができる構成を得て、障害時の対応能力を飛
躍的に向上させて、的確な障害復旧処理を短時間に行う
ことで、顧客に対するサービスの向上及び装置の稼動効
率の向上を実現することを目的とする。
め、本発明は、実地にATMを使用して障害復旧処理の
練習を行えるようにする。すなわち、本発明は、ユーテ
ィリティプログラムとして、ATM運用練習プログラム
を持ち、該ATM運用練習プログラムによってATM内
の各種ユニットを制御し、各種障害を疑似的に発生させ
ることを特徴とする。
用練習プログラムに、問題のあるユニットと事象が一つ
のみのユニット単位別の各種障害と、問題のあるユニッ
トと事象が複合的である取引単位別の各種障害を設定
し、扱い者による指定により、当該設定に基づいて障害
を発生させることを特徴とする。さらに、前記ATM運
用練習プログラムに、扱い者のスキルや学習進度に応じ
た難易度別に各種障害を設定し、扱い者による難易度の
指定により、当該難易度に応じた障害を発生させること
を特徴とする。
が、障害の発生から復旧までの時間や手順を記録して、
復旧時にそれを採点し、表示もしくは印字出力すること
を特徴とする。
する。図1は本発明の一実施の形態のATMのシステム
構成を示すブロック図である。図において、1は紙幣入
出金部(以下CCAD)、2は硬貨入出金部(以下CO
IN)、3はカードリーダライタ/明細票部(以下CR
P)、4は通帳記帳部(以下PBPR)、5はジャーナ
ルプリンタ部(以下JPR)、6はメイン制御部(以下
MCU)、7は顧客操作盤、8は係員操作盤である。
ムを使って疑似障害を起こし対応する。 ATMに鍵を差し込み、ユーティリティ画面からA
TM運用練習プログラムを起動する。 扱い者は、障害難易を、例えば初級者1からベテラ
ン6の6段階から選択し係員操作盤8より指定する。
ベルのランク付けと各機器の状況の例(係員操作まで)
を示した説明図であり、図2は初心者に相当するレベル
1、図3は初級者に相当するレベル2,3、図4は中級
者に相当するレベル4、図5はATM担当係員に相当す
るレベル5、図6はATM専門係員に相当するレベル6
における各機器の状況例を示している。このように、本
実施例のATM運用練習プログラムは、扱い者のスキル
や学習進度に応じた難易度別に各種障害を設定してあ
る。ここで、レベル1〜4は、問題のあるユニットと事
象が一つのみの、ユニット単位別の障害であり、レベル
5,6は、問題のあるユニットと事象が複合的な、取引
単位別の障害である。
操作盤8に取引を示し、練習者は該当取引を行う。例え
ば「カードを使い、5万円の支払いをして下さい」等を
表示する。 ATMは障害難易に応じた障害状態を起こし、障害
対応待ちとする。例えば、紙幣の走行中に走行を中断し
走行路上(難度に応じた位置)に紙幣を保留する。
を開始する。この場合では、まず取り扱い中止にし、キ
ーを差し扉を開ける。次にCCAD1のユニットを引き
出し、該当する走行路を開き、ジャム紙幣を取り除く。
走行路を閉め、CCAD1のユニットを納め、扉を閉め
キーを抜き、リセットキーを押下する。障害が解除され
たら、取り扱い中にする。復旧処理の間、装置は障害の
発生から復旧までの時間や手順を記録する。
時間や手順を採点し、採点結果とともに、復旧に要した
時間や正しい手順との相違点等を表示あるいは印字出力
し、最初の状態に戻る。図7〜図11は本実施の形態に
おける障害レベルのランク付けと各機器の状況に応じた
採点基準の例(係員操作まで)を示した説明図であり、
図7は初心者に相当するレベル1、図8は初級者に相当
するレベル2,3、図9は中級者に相当するレベル4、
図10はATM担当係員に相当するレベル5、図11は
ATM専門係員に相当するレベル6における採点基準の
例を示している。
係員操作ナビケータとして復旧手順を表示している。な
お、本ATMは、運用一連を含む取引単位の障害復旧の
練習や、ユニット単位の障害復旧の練習を、それぞれ指
定して行うことも可能である。図12は本実施の形態に
おいて、練習用にATMが起こした障害状態の一例を示
す概略側面図であり、これは、紙幣の走行中に走行を中
断した為、紙幣カセット9から繰り出された紙幣10が
紙幣受取口11に向かう走行路12上に残留し、障害と
なっている状態である。
ているか見えていないか,ユニットをどこまで開封する
かその手順数,手で取り除けるかピンセットが必要か,
ノブを回す必要があるか無いか,1枚か複数枚数か,機
械に食い込んでいるかそのままか,破れているか破れて
いないか等)や、現金管理業務手順(障害状況に応じて
取り除いた現金をどう扱うのか,銀行のお金として扱う
のか顧客のお金として扱うのか,補充・回収カセットに
戻すのか補充・回収リジェクトに入れるのか,取り忘れ
カセットに入れるのか入出金リジェクトに入れるのか,
出納票を起票するのかどうか等)等の組み合わせによっ
て、難易度レベルを設定する。
正しい手順数との差分、正しい手順との相違点等によっ
て決定する。
ば、ユーティリティプログラムとして、ATM運用練習
プログラムを持ち、該ATM運用練習プログラムによっ
てATM内の各種ユニットを制御し、各種障害を疑似的
に発生させるので、実地にATMを使用して障害復旧処
理の練習を行うことができる。
守員が実際の障害復旧処理を事前に体験することが可能
となり、障害時の対応能力を飛躍的に向上させて、的確
な障害復旧処理を短時間に行うことで、顧客に対するサ
ービスの向上及び装置の稼動効率の向上を実現するとい
う効果がある。さらに、的確な教育が可能となり、オペ
レーション訓練にかかる時間、コストを削減するという
効果を奏する。
営業店係員のパート化やアウトソーシング化を促進する
という効果を奏する。また、前記ATM運用練習プログ
ラムに、問題のあるユニットと事象が一つのみのユニッ
ト単位別の各種障害と、問題のあるユニットと事象が複
合的である取引単位別の各種障害を設定してあり、扱い
者による指定により、当該設定に基づいて障害を発生さ
せれば、所望のユニットと事象の問題を再現でき、所望
の障害の復旧練習を容易に実現できるという効果があ
る。
扱い者のスキルや学習進度に応じた難易度別に各種障害
を設定し、扱い者による難易度の指定により、当該難易
度に応じた障害を発生させれば、所望の難易度の障害を
再現することができ、これにより各人のレベルに応じた
復旧練習を容易に実現できるという効果がある。さら
に、前記ATM運用練習プログラムが、障害の発生から
復旧までの時間や手順を記録して、復旧時にそれを採点
し、表示もしくは印字出力すると、扱い者は一復旧練習
に対する客観的な技術判定を自動的に容易に入手でき、
これにより学習の効率や効果を高めるという効果が期待
できる。
を示すブロック図である。
明図である。
す説明図である。
明図である。
明図である。
明図である。
図である。
説明図である。
図である。
明図である。
明図である。
した障害状態の一例を示す概略側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ユーティリティプログラムとして、AT
M運用練習プログラムを持ち、 該ATM運用練習プログラムによってATM内の各種ユ
ニットを制御し、各種障害を擬似的に発生させ、扱い者
に自己学習的に障害復旧処理の練習をさせることを可能
にしたことを特徴とする障害対応練習機能付きATM。 - 【請求項2】 請求項1の障害対応練習機能付きATM
において、 前記ATM運用練習プログラムは、問題のあるユニット
と事象が一つのみのユニット単位別の各種障害と、問題
のあるユニットと事象が複合的である取引単位別の各種
障害を設定してあり、 扱い者による指定により、当該設定に基づいて障害を発
生させることを特徴とする障害対応練習機能付きAT
M。 - 【請求項3】 請求項1の障害対応練習機能付きATM
において、 前記ATM運用練習プログラムは、扱い者のスキルや学
習進度に応じた難易度別に各種障害を設定してあり、 扱い者による指定により、当該難易度に応じた障害を発
生させることを特徴とする障害対応練習機能付きAT
M。 - 【請求項4】 請求項1の障害対応練習機能付きATM
において、 前記ATM運用練習プログラムは、障害の発生から復旧
までの時間や手順を記録して、復旧時にそれを採点し、
表示もしくは印字出力し、客観的な技術判定を取得させ
ることを特徴とする障害対応練習機能付きATM。
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JP34551097A JP3265542B2 (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 障害対応練習機能付きatm |
Applications Claiming Priority (1)
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JP34551097A JP3265542B2 (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 障害対応練習機能付きatm |
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Family Applications (1)
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JP34551097A Expired - Fee Related JP3265542B2 (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 障害対応練習機能付きatm |
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1997
- 1997-12-15 JP JP34551097A patent/JP3265542B2/ja not_active Expired - Fee Related
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