JP3263805B2 - 車両用スライドドア装置、およびスライドドアの窓部開放検出機構 - Google Patents

車両用スライドドア装置、およびスライドドアの窓部開放検出機構

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JP3263805B2
JP3263805B2 JP22084396A JP22084396A JP3263805B2 JP 3263805 B2 JP3263805 B2 JP 3263805B2 JP 22084396 A JP22084396 A JP 22084396A JP 22084396 A JP22084396 A JP 22084396A JP 3263805 B2 JP3263805 B2 JP 3263805B2
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window
slide door
stopper
window glass
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勝則 中川
宏 佐竹
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Toyota Motor Corp
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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本願発明は、ワンボックス車などの車両の
側面部に設けられた乗降口を開閉するための車両用スラ
イドドア装置、および車両用スライドドア装置に適用さ
れるスライドドアの窓部開放検出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、ワンボックス車などの車
両においては、乗降口を開閉するスライドドアに、ウイ
ンドガラスによって開閉される窓部を設けたものがあ
る。このようなタイプの車両用スライドドア装置では、
スライドドアの窓部を任意に開閉することができるので
車両搭乗者の快適性を高めることができる。ところが、
このような車両用スライドドア装置においては、車両を
駐車させたときに、スライドドアの窓部を閉め忘れたま
ま車両搭乗者が車両を降りてしまい、車両から離れてし
まう場合がある。このような窓部の閉め忘れは、駐車時
において車両内の物品が盗難される要因となり、好まし
くない。
【0003】そこで、このような難点を防止する手段と
しては、たとえば実開昭61−152682号公報や、
実開昭58−102313号公報に記載されている手段
を採用することが考えられる。すなわち、これらの公報
に記載されている手段は、スライドドアの窓部の開状態
が検出手段によって検出されると、車両本体部に設けら
れているストッパ手段に特定の動作を行わせることによ
り、スライドドアが全開状態になることを規制する手段
である。このような手段を採用すれば、スライドドアの
窓部が開いているときには、スライドドアを全開にする
ことができなくなってしまうために、車両搭乗者はスラ
イドドアを開けるときにこのスライドドアを全開状態に
できなければ、スライドドアの窓部が開いている旨に気
付くこととなり、窓部の閉め忘れを防止するのに役立
つ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の手段では、次のような不具合が生じていた。
【0005】すなわち、上記従来の手段では、スライド
ドアの窓部が開いているときにスライドドアの全開動作
を規制するためのストッパ手段を車両本体部に設けてい
る。これに対し、スライドドアの窓部が開いた状態を検
出するための検出手段は、車両の前後方向に移動可能な
スライドドアに取付けられている。したがって、従来に
おいては、検出手段と車両本体部に設けられているスト
ッパ手段とを接続ケーブルなどを用いて機械的に接続す
ることが困難となっており、その製造が難しいものとな
っていた。また、上記検出手段とストッパ手段とを電気
的に接続する場合であっても、やはりその接続はさほど
容易に行うことはできなかった。
【0006】さらに、ワンボックス車などの車両を製造
する場合には、車両本体とスライドドアとを別々の工程
で製造した後に、スライドドアを車両本体に取付けると
いう作業手順を踏むのが一般的である。したがって、上
記従来の手段では、このような車両の製造過程におい
て、スライドドアへの検出手段の取付け作業と、車両本
体へのストッパ手段の取付け作業とを全く異なった別々
の作業工程で行った後に、上記検出手段とストッパ手段
とを相互に接続する作業を行う必要があった。その結
果、従来では、車両の製造効率も悪くなっており、製造
コストが高価になるという不具合を生じていた。
【0007】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、車両用スライドドア装置の製造
作業が煩雑化するといった不具合を生じさせることな
く、窓部が開状態のときにスライドドアが全開すること
を適切に防止することができるようにすることをその課
題としている。
【0008】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0009】すなわち、本願発明の第1の側面によれ
ば、車両前後方向に移動可能なスライドドアに、ウイン
ドガラスによって開閉自在な窓部が設けられている車両
用スライドドア装置であって、上記窓部が開いた状態を
機械的に検出する検出手段と、この検出手段によって上
記窓部の開状態が検出されたときに上記スライドドアの
全開動作を規制するように車両に当接するストッパ手段
とを有し、かつ、上記ストッパ手段および検出手段は、
上記スライドドアに設けられているとともに、上記検出
手段によって牽引または繰り出される接続ケーブルを介
して互いに接続されていることを特徴としている。
【0010】本願発明においては、スライドドアの窓部
が開いた状態を検出する検出手段と、スライドドアの全
開動作を規制するように車両に当接するストッパ手段と
のいずれもが、スライドドアに設けられており、かつ、
検出手段とストッパ手段とは、検出手段によって牽引お
よび繰り出しされる接続ケーブルによって機械的に接続
されている。したがって、従来とは異なり、検出手段と
ストッパ手段との接続が容易となる。また、本願発明で
は、スライドドアを製造する工程において、スライドド
アに検出手段とストッパ手段とをスライドドアに対して
簡単に組み込むことができ、従来とは異なり、スライド
ドアの製造工程は別工程でストッパ手段を車両本体に取
付けるといった面倒な作業を行う必要もない。したがっ
て、本願発明によれば、車両用スライドドア装置の全体
の構造を従来よりも格段に簡素なものにでき、またその
製造作業も容易化することができるので、車両用スライ
ドドア装置の製造コスト、ひいては車両の製造コストを
大幅に低減化することができるという格別な効果が得ら
れる。
【0011】むろん、本願発明においても、従来と同様
に、スライドドアの窓部が開いたままスライドドアを開
けるときには、ストッパ手段によってスライドドアが全
開になることが規制されるので、その後ユーザーがスラ
イドドアの窓部を開けたままスライドドアを閉めること
を回避するのに役立ち、車両の駐車中における盗難事件
を解消し、または抑制するのに、好都合となる。
【0012】本願発明の好ましい実施の形態では、上記
スライドドアには、このスライドドアを全開したときに
車両の一部分に当接する全開用ストッパが設けられてお
り、かつ上記ストッパ手段が上記車両に当接するときに
は上記全開ストッパが当接する箇所と同一または略同一
の箇所に当接する構成とすることができる。
【0013】このような構成によれば、スライドドアの
窓部が開いた状態でスライドドアを開けるときには、ス
トッパ手段が、スライドドアが全開するときに全開用ス
トッパが車両に当接する箇所と同一または略同一の箇所
に当接することとなる。したがって、車両には、上記全
開用ストッパを当接させるための部分とは別に、ストッ
パ手段を当接させるための強度の優れた部分を新たに追
加して設ける必要はなくなる。その結果、車両について
設計変更を行う必要性を無くすことができるという利点
が得られる。
【0014】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記ストッパ手段は、上記検出手段と接続ケーブルを介
して接続され、かつ上記検出手段によって上記接続ケー
ブルが牽引または繰り出されることにより一定動作を行
う第1動作体と、上記車両に当接させるための当接部を
有する第2動作体と、上記第1動作体が上記一定動作を
行ったときに上記第2動作体を上記車両との当接が回避
された位置から車両への当接が可能な位置へ移動させる
ように上記第2動作体を一定方向へ弾力付勢するバネ体
とを備えたストッパ機構である構成とすることができ
る。
【0015】このような構成によれば、検出手段がスラ
イドドアの窓部の開状態を検出し、接続ケーブルが上記
検出手段によって牽引され、または繰り出されると、第
1動作体が所定の動作を行う。すると、この第1動作体
の所定動作に伴って、第2動作体が、車両との当接が回
避された位置から車両への当接が可能な位置へ移動する
こととなり、この第2動作体が車両の所定位置に当接す
ることによってスライドドアが全開状態になることが阻
止される。一方、上記第2動作体は、バネ体によって弾
力付勢されることによって、車両との当接が回避された
位置から車両への当接が可能な位置へ移動するために、
上記第2動作体の当接部が本来当接すべき箇所とは異な
る箇所に接触するような事態を生じても、この第2動作
体を上記バネ体の弾発力に抗して上記第1動作体とは別
個に動作させることができる。したがって、第2動作体
と車両との不当な干渉を抑制し、上記第2動作体の当接
部が本来当接すべき箇所とは異なる箇所に引っ掛かりを
生じるといった不具合を無くすことができるという利点
が得られる。
【0016】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記検出手段は、上記ウインドガラスまたは上記ウイン
ドガラスに連動して移動する部材に当接することによっ
て上記窓部が開いた状態を検出するように構成されてお
り、かつこの検出手段は、上記スライドドア内に設けら
れているインパクトビームまたはロアフレームに取付け
られている構成とすることができる。
【0017】このような構成によれば、上記検出手段
は、スライドドアの窓部が開状態になったことを、ウイ
ンドガラスまたはウインドガラスに連動して移動する部
材と当接することによって機械的に検出するが、この検
出手段は、高剛性部材としてのインパクトビームまたは
ロアフレームに取付けられているために、ウインドガラ
スから検出手段に対して負荷入力が生じたり、あるいは
車両の振動が検出手段に伝達されるといった事態を生じ
ても、これによって検出手段の取付位置が直ちに位置ず
れするといった不具合はなく、窓部の開動作を精度良く
検出させることができる。
【0018】本願発明の第2の側面によれば、昇降自在
なウインドガラスによって開閉されるスライドドアの窓
部が開いたときに接続ケーブルの牽引または繰り出し動
作を行わせるためのスライドドアの窓部開放検出機構で
あって、上記窓部が開くように上記ウインドガラスが下
降してきたときに上記ウインドガラスの下端縁または上
記ウインドガラスと連動して下降する部材に当接する当
接部を有し、かつ上記ウインドガラスの昇降動作に伴っ
て上下動を行うように設けられた第1可動部材と、上記
第1可動部材が下降するときにその動作に伴って一定角
度だけ回転し、かつこの回転時に上記接続ケーブルを一
定量だけ牽引しまたは繰り出すように上記接続ケーブル
が接続されている第2可動部材と、を備えていることを
特徴としている。
【0019】本願発明においては、ウインドガラスが下
降すると、このウインドガラスの下端縁またはこのウイ
ンドガラスと連動して下降する部材に当接する当接部を
有する第1可動部材が上記ウインドガラスと一緒に下降
動作する。すると、この第1可動部材の下降動作に伴っ
て第2可動部材が一定角度だけ回転する結果、この第2
可動体が所定の接続ケーブルを一定量だけ牽引し、また
は繰り出すこととなる。したがって、この接続ケーブル
の牽引動作または繰り出し動作によって、所望のストッ
パ手段を動作させることが可能である。上記第1可動部
材や第2可動部材は、ウインドガラスが昇降する位置に
設けることが可能である。したがって、窓部開放検出機
構をスライドドア内にスペース効率良く取付けることが
可能となる。これは、ウインドガラスを大きくし、スラ
イドドアに設けられる窓部の開口サイズを大きくする上
で、非常に有利となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0021】図1は、本願発明に係る車両用スライドド
ア装置の一例を示す分解要部斜視図である。図2は、ス
ライドドアの内部の概略構造を示す一部破断側面図であ
る。図3は、図1に示す車両用スライドドア装置の要部
平面図である。図4は、図3のX1−X1線断面図であ
る。図5は、図1に示す車両用スライドドア装置におい
てスライドドアの窓部が開いたままスライドドアを閉め
るときの状態を示す要部平面図である。なお、図1以降
の図面において、矢印Frは車両前方を示し、矢印Ou
は車幅方向外方を示している。
【0022】図1において、この車両用スライドドア装
置は、ワンボックス車5の車両側面部の乗降口50を開
閉するためのスライドドア1を具備して構成されてお
り、このスライドドア1の上部には、昇降自在なウイン
ドガラス2によって開閉される窓部19が設けられてい
る。上記スライドドア1内には、上記窓部19が一定量
だけ開状態となったときにその旨を検出する窓部開放検
出機構3が設けられているとともに、上記スライドドア
1の下部には、上記窓部開放検出機構3と接続ケーブル
Cを介して接続されたストッパ機構4が設けられてい
る。
【0023】上記スライドドア1は、ワンボックス車5
の車両前後方向へスライド移動可能なように上記ワンボ
ックス車5に取付けられるものであり、そのための手段
として、複数のガイドローラ10a〜10cを具備して
いる。具体的には、上記スライドドア1は、このスライ
ドドア1の前縁部1aの上部に取付けられたアッパガイ
ドローラ10a、上記前縁部1aの下部に取付けられた
2個一対のロアガイドローラ10b,10b,および上
記スライドドア1の後縁部1bの高さ方向略中央部に取
付けられた2個一対のセンタガイドローラ10c,10
cを具備している。これに対応し、ワンボックス車5の
車両本体側には、上記複数のガイドローラ10a〜10
cのそれぞれの移動ガイドを行うためのガイドレールと
して、乗降口50の上縁部に設けられたアッパガイドレ
ール51a、上記乗降口50の下縁部に設けられたロア
ガイドレール51b、および上記乗降口50よりも後方
に位置する車両側面部52に沿って設けられたセンタガ
イドレール51cを具備している。
【0024】図6は、上記ロアガイドローラ10b,1
0bを支持するブラケット部分の構造を示す要部平面図
である。同図に示すように、ロアガイドローラ10b,
10bは、可動ブラケット13に支持されているが、こ
の可動ブラケット13は、スライドドア1のインサイド
面15から車幅方向内方へ突出するように取付けられた
固定ブラケット11に対して軸12を介して水平方向に
回転可能に連結されている。また、上記可動ブラケット
13には、荷重ローラ10dも設けられている。図4に
示すように、この荷重ローラ10dは、スライドドア1
の重量を負担するためのものであり、車両本体の一部を
構成する適当なパネル材によって形成されている水平状
または略水平状のローラ支持面53上を転動可能であ
る。
【0025】図4に示すように、上記ロアガイドレール
51bは、下部開口状の溝形材によって構成されてお
り、車両本体の一部を構成する適当なパネル材54の下
面に取付けられている。ロアガイドローラ10b,10
bは、上記ロアガイドレール51b内に嵌入され、ロア
ガイドレール51bの長手方向に沿って転動するように
配されている。ただし、図3に示すように、上記ロアガ
イドレール51bは、一定領域Saにおいて車両前後方
向へ直線状に延びる直線レール部51Aと、この直線レ
ール部51Aの車両前方側の一端部に繋がるように一定
領域Sbにおいて滑らかに屈曲した屈曲レール部51B
とを有している。この屈曲レール部51Bは、スライド
ドア1のドア開方向となる車両後方になるほど車幅方向
外方へ膨らむように形成されている。したがって、図3
および図4の実線で示すスライドドア1のドア閉状態か
ら、このスライドドア1を車両後方に移動させてドアを
開けてゆくときには、ロアガイドローラ10b,10b
が屈曲レール部51Bに沿って車幅方向外方に移動する
こととなって、スライドドア1も車幅方向外方へ適当量
Lだけ移動し、スライドドア1と車両側面部52との干
渉が回避されるようになっている。
【0026】本実施形態に係る車両用スライドドア装置
においては、その図示説明は省略するが、図1において
説明したアッパガイドレール51aや、センタレール5
1cについても、上記ロアガイドレール51bと同様な
直線レール部や屈曲レール部を有している。したがっ
て、スライドドア1のいずれの部分においても、スライ
ドドア1をドア閉位置からドア開位置へ移動させるとき
にはこのスライドドア1が車幅方向外方へ移動するよう
に構成されている。
【0027】図3および図6に示すように、固定ブラケ
ット11には全開用ストッパ14が車両後方へ突出する
ように設けられている。この全開用ストッパ14は、図
3の仮想線に示すように、スライドドア1が車両後方へ
移動して全開状態となったときに、車両本体部の所定の
壁面部55に当接させるためのものである。この全開用
ストッパ14はスライドドア1を全開したときの衝撃力
を吸収緩和するゴムなどの弾性部材によって構成されて
いる。また、上記壁面部55は、適当な肉厚のパネル材
によって車幅方向に一定幅を有するように形成されてい
る。また、上記壁面部55は、全開用ストッパ14との
繰り返し衝突に耐え得る強度に構成されている。
【0028】図7は、上記ストッパ機構4の分解斜視図
である。図8ないし図10は、上記ストッパ機構4の動
作状態を示す要部断面平面図である。
【0029】ストッパ機構4は、図6に示すように、上
記可動ブラケット13や全開用ストッパ14を支持する
固定ブラケット11に設けられている。このストッパ機
構4は、図7に示すように、第1動作体40、第2動作
体41、支持ピン42、第1バネ体43、第2バネ体4
4、およびその他の後述の部品を具備して構成されてい
る。
【0030】上記第1動作体40は、接続ケーブルCと
接続される部材であり、固定ブラケット11の孔部11
aに挿通する支持ピン42が貫通孔40bに挿通するこ
とによって、上記支持ピン42を中心として水平方向に
回転可能に支持される。ただし、上記第1バネ体43の
一端部43aが第1動作体40の切欠部40aに係止さ
れ、かつ他端部43bが固定ブラケット11の切欠部1
1bに係止されることにより、上記第1動作体40は、
図8の矢印N1方向へ回転するように上記第1バネ体4
3によって常時弾発付勢されている。
【0031】上記接続ケーブルCは、可撓性を有する筒
状のアウタケーブルC2内にインナワイヤC1を挿通し
たものであり、インナワイヤC1の一端部は、上記第1
動作体40に設けられた止着部40cに対してピン45
を利用して止着される。上記接続ケーブルCは、図6に
示すように、スライドドア1のインサイドパネル1Aに
設けられた孔部18を通過してスライドドア1の内部か
らスライドドア1の外部へ引き出されることによって、
上記第1動作体40との連結が図られている。上記接続
ケーブルCの他端部は、後述するようにスライドドア1
内に設けられている窓部開放検出機構3に連結されてい
る。
【0032】図9に示すように、上記第1動作体40
は、上記接続ケーブルCが窓部開放検出機構3によって
矢印N3方向へ牽引されると、上記第1バネ体43の弾
発力に抗して矢印N2方向に回転するようになってい
る。また、この回転動作時には、第1動作体40に設け
られている下向屈曲状のストッパ片40dが、固定ブラ
ケット11の下面に取付けられたストッパ用クッション
材46に当接し、上記第1動作体40が上記矢印N2方
向へそれ以上回転することが阻止されるように構成され
ている。
【0033】上記第2動作体41は、本願発明にいう当
接部の一例としてのローラ41Aが軸47を介して一端
部に取付けられたものである。図7に示すように、この
第2動作体41は、第1動作体40の下面側に重ねられ
た上で、支持ピン42が貫通孔41aに挿通することに
よって、上記支持ピン42を中心として水平方向に回転
可能に支持される。ただし、第2バネ体44の一端部4
4aがこの第2動作体41の一側縁部に係止され、かつ
他端部44bが上記第1動作体40の一側縁部に係止さ
れることにより、この第2動作体41は、上記第1動作
体40と重なる方向へ回転するように上記第2バネ体4
4によって常時弾発付勢されている。
【0034】したがって、上記第2動作体41は、図8
および図9に示すように、第1動作体40がいずれの回
転角度にあるときであっても、原則的には、上記第1動
作体40と重なるように上記第1動作体40と一緒に回
転する。すなわち、図9に示すように、第2動作体41
が矢印N2方向へ回転すると、ローラ41Aが車幅方向
内方(矢印N4方向)へ変移することとなる。このロー
ラ41Aは、全開用ストッパ14よりも車両後方寄りの
位置に設けられており、このローラ41Aが車幅方向内
方へ変移した場合には、図5の仮想線で示すように、ス
ライドドア1を開けたときに車両本体部の壁面部55に
当接するようになっている。すなわち、上記ローラ41
Aは、全開用ストッパ14が当接する箇所と同一または
略同一の箇所に当接するようになっている。
【0035】また、上記第2動作体41は、図9に示す
ように矢印N2方向に回転した状態において、図10に
示すように第2動作体41のローラ41Aに押圧力Fが
作用したときには、第2動作体41のみが第2バネ体4
4の弾発力に抗して矢印N1方向へ単独で回転可能とな
っている。なお、上記第2動作体41が上記矢印N2方
向には回転しておらず、図8に示す姿勢にあるときに
は、図3の仮想線に示すように、スライドドア1を開け
た場合であっても、上記ローラ41Aは上記壁面部55
には当接しないように設定されている。
【0036】図11は、上記窓部開放検出機構3を示す
要部正面図である。図12は、図11の右側面断面図で
ある。図13は、上記窓部開放検出機構3の動作状態を
示す要部正面図である。
【0037】図11に示すように、窓部開放検出機構3
は、2本のインパクトビーム17,17の一方に取付け
られている。すなわち、図2に示すように、スライドド
ア1の内部には、スライドドア1の強度を高める手段と
して、硬質金属製パイプからなる2本のインパクトビー
ム17,17が水平状に固定して取付けられており、そ
のうち一方のインパクトビーム17を利用して上記窓部
開放検出機構3の確実な取付けが図られている。図12
に示すように、ウインドガラス2を昇降させるための駆
動アーム16を有するウインドレギュレータ(図示略)
は、スライドドア1内のインサイド寄りに設けられてい
るが、上記インパクトビーム17,17はこれとは反対
に、スライドドア1内のアウトサイド寄りに設けられて
おり、窓部開放検出機構3は、ウインドレギュレータが
設けられていないスライドドア1内のアウトサイド寄り
の空間スペースを利用して効率良く設けられている。ま
た、上記窓部開放検出機構3は、ウインドガラス2が上
昇したときにこのウインドガラス2よりも下方に位置す
るように配されている。
【0038】上記窓部開放検出機構3は、インパクトビ
ーム17に固定して取付けられたブラケット30、この
ブラケット30の下部に軸35を介して取付けられた第
1可動部材31、第2可動部材32、上記軸35に外嵌
された第3バネ体33、および第4バネ体34を具備し
て構成されている。
【0039】上記第1可動部材31は、ウインドガラス
2の下端縁2aと当接可能な水平方向に突出した当接部
31aを先端部に有するアーム状に形成されており、軸
35を中心として上下方向に回転可能である。この第1
可動部材31は、第3バネ体33によって常時矢印N5
方向に弾発付勢されている。したがって、図13に示す
ように、ウインドガラス2が下降し、このウインドガラ
ス2の下端縁2aが上記当接部31aに当接すると、上
記第1可動部材31は、第3バネ体33の弾発力に抗し
て上記ウインドガラス2によって押し下げられ、矢印N
6方向に下降回転する。
【0040】上記第2可動部材32には、一端部が上記
ストッパ機構4に連結された接続ケーブルCの他端部が
連結されている。この第2可動部材32は、上記第1可
動部材31と同様に軸35を中心として回転可能である
が、この第2可動部材32と上記第1可動部材31と
は、第4バネ体34によって相互に連結されている。し
たがって、第1可動部材31が軸35を中心として矢印
N6方向に回転すると、第2可動部材32もそれに連れ
て同方向に回転し、接続ケーブルCのインナワイヤC1
が牽引される。ただし、図9において説明したとおり、
接続ケーブルCのインナワイヤC1が一定量だけ牽引さ
れたときには、ストッパ機構4の第1動作体40がスト
ッパ用クッション材46に当接することによって、それ
以上インナワイヤC1が牽引されることが阻止される。
このため、図13の実線で示すように、第2可動部材3
2が一定角度θだけ回転すると、もはやそれ以上は矢印
N6方向には回転しないこととなって、第1可動部材3
1が第4バネ体34の弾発力に抗して単独で矢印N6方
向へ下降回転可能となる。
【0041】次に、上記構成の車両用スライドドア装置
の使用例、ならびに作用について説明する。
【0042】まず、ウインドガラス2が上昇してスライ
ドドア1の窓部19が閉まっているときには、図11に
示すように、窓部開放検出機構3の第1可動部材31は
ウインドガラス2によって下方へ押し下げられていな
い。したがって、上記第1可動部材31に連動する第2
可動部材32は、非回転状態にあり、接続ケーブルCは
牽引されていない。また、このように接続ケーブルCが
窓部開放検出機構3によって牽引されていないときに
は、図3に示すように、ストッパ機構4のローラ41A
はスライドドア1のインサイド面15に接近した位置に
ある。このため、スライドドア1をドア閉位置から車両
後方へ移動させても、上記ローラ41Aが車両本体部の
壁面部55に当接することはない。この場合には、全開
用ストッパ14が上記壁面部55に当接するまでスライ
ドドア1を車両後方へ移動させることができ、スライド
ドア1を適切に全開することができる。
【0043】一方、スライドドア1が閉じている状態に
おいて、ウインドガラス2が下降し、スライドドア1の
窓部19が比較的大きく開いたときには、図13に示す
ように、窓部開放検出機構3の第1可動部材31がウイ
ンドガラス2によって下方へ押し下げられる。そして、
これに伴って、第2可動部材32が一定角度θだけ回転
し、接続ケーブルCのインナワイヤC1を牽引すること
となる。すると、ストッパ機構4は、図8で示した状態
から図9に示した状態に変化し、ローラ41Aが車幅方
向内方(矢印N4方向)へ変移する。このようにローラ
41Aが変移すると、このローラ41Aが図5の実線で
示すように、ロアガイドレール51b、またはその近傍
に位置する車両本体のパネル材などに接触する場合があ
る。
【0044】ところが、上記ローラ41Aは、図10に
おいて説明したとおり、矢印N4方向とは逆方向の押圧
力Fを受けたときにはその押圧力の方向へ弾力的に変移
可能であるために、上記ローラ41Aはロアガイドレー
ル51b、または車両本体のパネル材などに適当な圧力
で接触しながら転動することとなる。したがって、ドア
閉状態のスライドドア1を車両後方へ移動させるとき
に、上記ローラ41Aがロアガイドレール51bの屈曲
レール部51Bに引っ掛かってしまうといった不具合を
発生させることがない。
【0045】また、上記スライドドア1をなおも車両後
方へ移動させてゆくと、上記ローラ41Aが車両本体部
の壁面部55に当接する。この場合、上記ローラ41A
を支持する第2動作体41は、上記壁面部55に対して
略直角の角度方向から当接する。したがって、スライド
ドア1をそれ以上車両後方へ移動させることが阻止さ
れ、スライドドア1を全開にすることができなくなる。
その結果、このスライドドア1を開けたユーザーは、ス
ライドドア1を全開にできないことによって、窓部19
が開いていることに気付き、窓部19の閉め忘れを防止
することが可能となる。また、上記壁面部55は、本来
的には、全開用ストッパ14を当接させるための部位で
あるから、上記ローラ41Aとの当接にも充分に耐え得
ることとなり、ローラ41Aを当接させるための専用の
部分を車両本体部に新たに設けるような必要がなくな
る。
【0046】図14は、本願発明に係る車両用スライド
ドア装置の他の例を示す一部破断側面図である(なお、
図14以降の各図においては、上記実施形態と同一部位
は同一符号で示し、その詳細な説明は省略する)。
【0047】図14に示す車両用スライドドア装置で
は、窓部開放検出機構3をスライドドア1の内部に設け
られたロアフレーム17Aに取付けている。ロアフレー
ム17Aは、ウインドレギュレータ6によって昇降され
るウインドガラス2の昇降ガイドを行うためのものであ
り、たとえば断面コ字状の溝型材などによって構成され
た剛性の高い部材である。したがって、上記ロアフレー
ム17Aに窓部開放検出機構3を取付けた場合において
も、インパクトビーム17に窓部開放検出機構3を取付
けた場合と同様に、窓部開放検出機構3の取付けを確実
なものにでき、窓部19の開状態を的確に検出すること
ができる。また、窓部開放検出機構3をウインドレギュ
レータ6から離間した位置に設けることもでき、窓部開
放検出機構3がウインドレギュレータ6の動作の支障に
なることも適切に回避することができる。
【0048】図15は、窓部開放検出機構3Aの他の例
を示す概略側面図である。図16および図17は、その
動作状態を示す概略側面図である。
【0049】図15に示すように、この窓部開放検出機
構3Aは、第1可動体31Aと、接続ケーブルCのイン
ナワイヤC1が一端に連結された第2可動体32Aとを
具備して構成されている。上記第1可動体31Aは、軸
35Aを中心として上下方向に回転可能であり、図示し
ないバネによって矢印N7方向へ回転するように常時弾
発付勢されている。上記第1可動体31Aの上部にはウ
インドガラス2の下端縁2aと当接可能なローラ31b
が取付けられている。したがって、上記第1可動体31
Aは、図16および図17に示すようにウインドガラス
2が下降してローラ31bに当接すると、上記バネの弾
発力に抗して上記ウインドガラス2によって下方へ押圧
されることとなり、矢印N8方向へ大きく下降回転す
る。
【0050】上記第2可動体32Aは、軸36を中心と
して回転可能に支持されており、接続ケーブルCをスト
ッパ機構4側へ繰り出す方向に回転するように図示しな
いバネによって常時弾発付勢されている。第2可動体3
2Aを支持する軸36と上記第1可動体31Aを支持す
る軸35Aとは、スライドドア内のインパクトビームや
ロアフレームなどの高剛性部材に取付けたブラケット
(図示略)などに取付けておけばよい。上記第2可動体
32Aの他端には、第1可動体31Aに形成された側面
視円弧状のガイド部37に当接するローラ38が取付け
られている。
【0051】上記構成の窓部開放検出機構3Aでは、図
15に示す状態からウインドガラス2が下降し、第1可
動体31Aが矢印N8方向に下降回転すると、ガイド部
37の端部に第2可動体32Aのローラ38が係合して
いることに原因し、図16に示すように、第2可動体3
2Aが上記第1可動体31Aと連動して同一方向に回転
する。したがって、ウインドガラス2が一定寸法以上下
降し、窓部19が適当量だけ開くと、その時点で上記第
2可動体32Aによって接続ケーブルCを牽引させるこ
とができ、ストッパ機構4に所定の動作を行わせること
ができる。
【0052】また、このようにして接続ケーブルCを一
定量だけ牽引すると、ストッパ機構4の抵抗力によって
もはやこの接続ケーブルCをそれ以上牽引することが不
可能となり、この接続ケーブルCの張力によって第2可
動体32Aのそれ以上の回転動作が阻止される。その一
方、第1可動体31Aは、ウインドガラス2によって下
方へ押圧される。その結果、ローラ38とガイド部37
の端部との係合状態が強制的に解除されることとなっ
て、図17に示すように、第1可動体31Aについては
ウインドガラス2の下降に伴って下方へ大きく回転する
こととなる。この際、ローラ38は第1可動体31Aの
ガイド部37に相対的に転動させることにより、第2可
動体32Aを一定の回転角度の姿勢のまま維持させてお
くことができる。
【0053】このように、上記構成の窓部開放検出機構
3Aであっても、ウインドガラス2の下降動作に基づい
て窓部19が開いたことを的確に検出させることがで
き、所定のストッパ機構4を適切に作動させることがで
きる。また、上記窓部開放検出機構3Aは、先の実施形
態で説明した窓部開放検出機構3と同様に、昇降動作を
行うウインドガラス2の昇降位置と対面する位置へ配置
させておくことができる。したがって、窓部開放検出機
構3Aを設けたことに原因して、ウインドガラス2のサ
イズの大型化に大きな制約を受けるといった不具合を生
じさせず、ウインドガラス2や窓部19のサイズを大き
くすることができる。
【0054】図18(a)は、窓部開放検出機構3Bの
他の例を示す要部斜視図であり、同図(b)は、同図
(a)のX2−X2線断面図であり。同図(c)は、同
図(a)のX3−X3線要部断面図である。図19
(a)は、上記窓部開放検出機構3Bの動作状態を示す
要部正面図であり、同図(b)は、その要部側面断面図
である。
【0055】図18(a)に示すように、この窓部開放
検出機構3Bは、ガイド体70に対して上下方向に摺動
可能な第1可動体31Bと、この第1可動体31Bの下
方に配されたレバー状の第2可動体32Bとを具備して
いる。上記ガイド体70の上縁部には、屈曲部76が設
けられている。また、同図(c)に示すように、上記第
1可動体31Bの上面部には、バネ73によって矢印N
11方向へ弾発付勢された当接板31cも設けられてい
る。この当接板31cには、ウインドガラス2の下縁部
を支持するガラスブラケット2Aの側面に設けられた断
面略L字状の係合部材77に係合させるためのフック部
74が設けられており、この当接板31cの先端部が上
記ガイド体70の屈曲部76に当接しているときには上
記フック部74が係合部材77と係合しない位置に配置
されるように設定されている。
【0056】上記構成の窓部開放検出機構3Bでは、図
18(a)に示す状態からウインドガラス2が下降する
と、ガラスブラケット2Aが当接板31cの上面に当接
して第1可動体31Bを下方へ押し下げてゆく。その結
果、図19(a)に示すように、第1可動体31Bの下
方に配置されている第2可動体32Bが軸75を中心と
して矢印N12方向へ回転し、接続ケーブルCを一定量
だけ牽引する。また、このようにして第1可動体31B
や当接板31cが下降すると、図19(b)に示すよう
に、当接板31cの先端部と屈曲部76との当接状態が
解除されることとなって、当接板31cがバネ73の弾
発力によって矢印N11方向へ前進し、ガラスブラケッ
ト2Aの係合部材77に対して当接板31cのフック部
74が係合することとなる。したがって、下降したウイ
ンドガラス2がその後上昇するときには、このウインド
ガラス2の上昇動作に伴って当接板31cや第1可動体
31Bも上昇することとなり、窓部開放検出機構3Bの
各所を図18(a)に示す元の状態に適切に復帰させる
ことが可能となる。
【0057】上述した窓部開放検出機構3,3A,3B
のように、窓部開放検出機構をウインドガラス2の昇降
動作に伴って昇降する第1可動体と、この第1可動体の
下降動作に伴って一定角度だけ回転する第2可動体とを
備えた構造にすれば、ウインドガラス2の昇降位置また
はウインドガラス2と対面する位置に窓部開放検出機構
を配置させることができ、スライドドア内に窓部開放検
出機構を設ける場合にスペース効率面で都合の良いもの
にすることができる。ただし、本願発明に係る車両用ス
ライドドア装置では、必ずしも上記のような構成の窓部
開放検出機構を用いて窓部の開状態を検出させる必要は
ない。たとえば次に説明する窓部開放検出機構3Cを用
いても構わない。
【0058】すなわち、図20(a)は、窓部開放検出
機構3Cの他の例を示す説明図である。同図(b)は、
その動作状態を示す説明図である。この窓部開放検出機
構3Cは、ウインドガラス2の昇降ガイドを行うための
ロアフレーム17Aに取付けたブラケット30Bにレバ
ー39を取付けた構造である。上記レバー39は、一端
部39aがウインドガラス2の一側面に当接可能な位置
に配置されているとともに、他端部39bには接続ケー
ブルCが接続されたものである。また、上記レバー39
は、軸36aを中心として回転可能であるが、バネ39
cによって上記一端部39aがウインドガラス2に接近
する方向(矢印N9方向)へ回転するように常時弾発付
勢されている。
【0059】上記構成の窓部開放検出機構3Cにおいて
は、同図(a)に示すように、ウインドガラス2が上昇
し、スライドドアの窓部が閉じているときには、レバー
39の一端部39aがウインドガラス2の下方へ位置
し、接続ケーブルCを牽引していない状態にある。これ
に対し、同図(b)に示すように、ウインドガラス2が
下降して、スライドドアの窓部が開いたときには、レバ
ー39の一端部39aが下降してきたウインドガラス2
によって下方へ押動されることとなり、レバー39がバ
ネ39cの弾発力に抗して矢印N10方向に回転する。
その結果、上記レバー39によって接続ケーブルCが一
定量L1だけ牽引されることとなり、所定のストッパ機
構を動作させることができる。上記レバー39の一端部
39aは、その後ウインドガラス2の一側面部に当接し
た状態を維持するために、ウインドガラス2の下降動作
が上記レバー39の存在によって妨げられることはな
い。この窓部開放検出機構3Cは、ウインドガラス2が
昇降する位置の側方、すなわちスライドドア1の端縁部
寄りの位置に設ける必要があるが、窓部開放検出機構3
C全体の構成はかなりコンパクトなものにすることが可
能であり、その製造コストを廉価にできるという利点が
得られる。
【0060】上述した各実施形態では、ウインドガラス
2の下降動作を窓部開放検出機構によって機械的に検出
させることによって、接続ケーブルを牽引させるように
したが、本願発明はやはりこれに限定されない。本願発
明では、窓部開放検出機構によって窓部の開状態が検出
されたときに接続ケーブルの繰り出し動作がなされるこ
とによって、ストッパ手段が本来の機能を発揮する状態
に動作するように構成してもよいことは勿論のこと、窓
部が開状態になったことを光学的あるいは電気的な手段
によって検出させるようにしても構わない。また、スト
ッパ手段についても、接続ケーブルの牽引動作や繰り出
し動作に基づいて動作する機構のものに限定されない。
本願発明では、たとえば光学的あるいは電気的な検出手
段によって窓の開状態を検出させる場合には、この検出
手段とストッパ手段とを接続ケーブルCを用いて機械的
に接続する必要はなく、たとえばストッパ手段として
は、ソレノイドやモータ駆動によって動作する構造のも
のにして、これらストッパ手段と検出手段とを電気的に
配線接続させるといった構造を採用してもよい。
【0061】その他、本願発明に係る車両用スライドド
ア装置の各部の具体的な構成は、上述した実施形態に限
定されず、種々に設計変更自在である。また同様に、本
願発明に係るスライドドアの窓部開放検出機構の具体的
な構成についても種々に設計変更自在である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る車両用スライドドア装置の一例
を示す分解要部斜視図。
【図2】スライドドアの内部の概略構造を示す一部破断
側面図。
【図3】図1に示す車両用スライドドア装置の要部平面
図。
【図4】図3のX1−X1線断面図。
【図5】図1に示す車両用スライドドア装置においてス
ライドドアの窓部が開いたままスライドドアを閉めると
きの状態を示す要部平面図。
【図6】ロアガイドローラを支持するブラケット部分の
構造を示す要部平面図。
【図7】ストッパ機構の分解斜視図。
【図8】ストッパ機構の動作状態を示す要部断面平面
図。
【図9】ストッパ機構の動作状態を示す要部断面平面
図。
【図10】ストッパ機構の動作状態を示す要部断面平面
図。
【図11】窓部開放検出機構の一例を示す要部正面図。
【図12】図11の右側面断面図。
【図13】図11に示す窓部開放検出機構の動作状態を
示す要部正面図。
【図14】本願発明に係る車両用スライドドア装置の他
の例を示す一部破断側面図。
【図15】窓部開放検出機構の他の例を示す概略側面
図。
【図16】図15に示す窓部開放検出機構の動作状態を
示す概略側面図。
【図17】図15に示す窓部開放検出機構の動作状態を
示す概略側面図。
【図18】(a)は、窓部開放検出機構3Bの他の例を
示す要部斜視図、(b)は、同図(a)のX2−X2線
断面図、(c)は、同図(a)のX3−X3線要部断面
図。
【図19】(a)は、図18に示す窓部開放検出機構の
動作状態を示す要部正面図、(b)は、その要部側面断
面図である。
【図20】(a)は、窓部開放検出機構の他の例を示す
説明図、(b)は、その動作状態を示す説明図。
【符号の説明】
1 スライドドア 2 ウインドガラス 3,3A〜3C 窓部開放検出機構(検出手段) 4 ストッパ機構(ストッパ手段) 14 全開用ストッパ 17 インパクトビーム 17A ロアフレーム 19 窓部 31,31A,31B 第1可動体 31a 当接部(第1可動体の) 31b ローラ(第1可動体の当接部) 31c 当接板(第1可動体の当接部) 32,32A,32B 第2可動体 40 第1動作体 41 第2動作体 41A ローラ(第2動作体の当接部) 44 第2バネ体(バネ体) C 接続ケーブル
フロントページの続き (72)発明者 小橋 賢司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−152682(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 5/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両前後方向に移動可能なスライドドア
    に、ウインドガラスによって開閉自在な窓部が設けられ
    ている車両用スライドドア装置であって、 上記窓部が開いた状態を機械的に検出する検出手段と、
    この検出手段によって上記窓部の開状態が検出されたと
    きに上記スライドドアの全開動作を規制するように車両
    に当接するストッパ手段とを有し、かつ、 上記ストッパ手段および検出手段は、上記スライドドア
    に設けられているとともに、上記検出手段によって牽引
    または繰り出される接続ケーブルを介して互いに接続さ
    れていることを特徴とする、車両用スライドドア装置。
  2. 【請求項2】 車両前後方向に移動可能なスライドドア
    に、ウインドガラスによって開閉自在な窓部が設けられ
    ている車両用スライドドア装置であって、 上記窓部が開いた状態を検出する検出手段と、この検出
    手段によって上記窓部の開状態が検出されたときに上記
    スライドドアの全開動作を規制するように車両に当接す
    るストッパ手段とを有しているとともに、 上記ストッパ手段および検出手段は、上記スライドドア
    に設けられており、かつ、 上記スライドドアには、この
    スライドドアを全開したときに車両の一部分に当接する
    全開用ストッパが設けられており、かつ上記ストッパ手
    段が上記車両に当接するときには上記全開ストッパが当
    接する箇所と同一または略同一の箇所に当接するように
    構成されていることを特徴とする、車両用スライドドア
    装置。
  3. 【請求項3】 上記ストッパ手段は、上記検出手段と接
    続ケーブルを介して接続され、かつ上記検出手段によっ
    て上記接続ケーブルが牽引または繰り出されることによ
    り一定動作を行う第1動作体と、上記車両に当接させる
    ための当接部を有する第2動作体と、上記第1動作体が
    上記一定動作を行ったときに上記第2動作体を上記車両
    との当接が回避された位置から車両への当接が可能な位
    置へ移動させるように上記第2動作体を一定方向へ弾力
    付勢するバネ体とを備えたストッパ機構である、請求項
    1または2に記載の車両用スライドドア装置。
  4. 【請求項4】 上記検出手段は、上記ウインドガラスま
    たは上記ウインドガラスに連動して移動する部材に当接
    することによって上記窓部が開いた状態を検出するよう
    に構成されており、かつこの検出手段は、上記スライド
    ドア内に設けられているインパクトビームまたはロアフ
    レームに取付けられている、請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の車両用スライドドア装置。
  5. 【請求項5】 昇降自在なウインドガラスによって開閉
    されるスライドドアの窓部が開いたときに接続ケーブル
    の牽引または繰り出し動作を行わせるためのスライドド
    アの窓部開放検出機構であって、 上記窓部が開くように上記ウインドガラスが下降してき
    たときに上記ウインドガラスの下端縁または上記ウイン
    ドガラスと連動して下降する部材に当接する当接部を有
    し、かつ上記ウインドガラスの昇降動作に伴って上下動
    を行うように設けられた第1可動部材と、 上記第1可動部材が下降するときにその動作に伴って一
    定角度だけ回転し、かつこの回転時に上記接続ケーブル
    を一定量だけ牽引しまたは繰り出すように上記接続ケー
    ブルが接続されている第2可動部材と、 を備えていることを特徴とする、スライドドアの窓部開
    放検出機構。
JP22084396A 1996-08-22 1996-08-22 車両用スライドドア装置、およびスライドドアの窓部開放検出機構 Expired - Lifetime JP3263805B2 (ja)

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